JP2010232750A - 携帯電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】組立作業性を損なうことなく、筐体の薄型化や、デザイン性の向上を図ることができる携帯電子機器を提供する。
【解決手段】
第1ケースと第2ケースとが、互いの内側面同士を対向させた状態で合わせられる筐体と、筐体長手方向に延伸し、第1端部側にて前記第回路基板上の第1コネクタに接続される第2コネクタを有するフレキシブル基板とを備え、フレキシブル基板は、前記第1端部側は前記第2ケースに固定されず、第2端部側が前記第2ケースに固定されており、第1端部と第2端部間には、最短距離を通らないよう屈曲された迂回部を有するよう構成されていることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、携帯電話機などの携帯電子機器に関する。
携帯電子機器としての携帯電話機において、イルミネーションのために、筐体に光放射窓を設け、筐体の内部に配置されるLED(発光部)から発光された光を、光放射窓から放射させる構成が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2008−59873号公報
しかし、携帯電話機においては、筐体の更なる薄型化や、デザイン性の向上が要求されている。このため、LEDなどのような筐体内部に配される電子部品への給電構造にも制約が多くなっており、特にその組み立てが容易ではなくなっている。
一例として、折り畳み型携帯電話における表示部側筐体を示す。
図7は、表示部側筐体3の内部構造について、フロントケース30aからリアケース30bを分離させた状態を示す分解斜視図である。図8は、フロントケース30aからLEDモジュール6を分離させた状態を示す分解斜視図である。
図7および図8に示すように、表示部側筐体3は、フロントケース30aとリアケース30bとは、互いの内面が向き合うように配置された状態で組み合わされて構成され、LEDモジュール6と、導光部材7と、メイン液晶モジュール34と、回路基板90と、を備える。また、メイン液晶モジュール34やLEDモジュール6等に対して制御、給電などは回路基板90により行なわれるため、回路基板90およびLEDモジュール6の双方には、コネクタ62(62a、62b)が配置される。
図8に示すように、LEDモジュール6は、表示部側筐体3の内部に配置されるモジュールであり、FPC(フレキシブルプリント基板)61と、コネクタ62bと、LED63と、を備える。
FPC61は、LED63を点灯させる電力などを回路基板から伝搬するための基板である。FPC61は、配線部61aと、実装部61bとを備える。そして、実装部61bは、コネクタ62bとLED63との間を最短距離で結ぶよう構成されている。
コネクタ62bは、配線部61aの端部に設けられる。コネクタ62は、フロントケース30aに設けられたコネクタ62aを介して、回路基板に電気的に接続され、回路基板から供給される電力などをFPC61に供給する。
また、LED63,63は、リアケース30bに設けられた2個の導光部材7および光放射窓30cを介して、筐体の外側に向けて放射するように発光することができる。
このような表示部側筐体3は、コネクタ62aと62bとの接続が必要であるため、その組み立てにおいて制約が生じてしまう。すなわち、フロントケース30aとリアケース30bとの組み合わせ前にコネクタの接続を行なわなければならないため、LEDモジュール6をフロントケース30aに予め配置しておかなければならない、といったレイアウト上の制約となってしまう。このため、例えばLED63と光放射窓30cとは、フロントケース30aとリアケース30bとの組み合わせ時に初めて隣接することとなるため、互いの位置関係の緻密な精度は確保しづらくなってしまう、などのような不都合も生じる。
このように、LED以外でも筐体内部に配される電子部品に対して給電を行うフレキシブルプリント基板を、筐体内部に設ける場合、その組み立てを考慮してレイアウトに制約が生じてしまう。また、このような不都合は、携帯電話機以外の携帯電子機器の場合でも同様に生じ得る。
従って、本発明は、組立作業性を損なうことなく、筐体の薄型化や、デザイン性の向上を図ることができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、第1ケースと第2ケースとが、互いの内側面同士を対向させた状態で重ね合わせられて構成される筐体と、前記第1ケース側に固定された状態で前記筐体内に配され、当該筐体における長手方向の一端側に第1コネクタが実装される回路基板と、前記筐体の長手方向に延伸し、第1端部側にて前記第1コネクタに接続される第2コネクタを有し、前記第1端部とは反対の第2端部側にて所定の電子部品に給電を行うフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板は、前記第1端部側は前記第2ケースに固定されず、前記第2端部側が前記第2ケースに固定されており、前記第1端部と第2端部間には、最短距離を通らないよう屈曲された迂回部を有することを特徴とする。
また、前記第1コネクタは、前記筐体の短手方向において、中央よりも一方側に寄せて前記回路基板上に配されていることが好ましい。
さらに、前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、前記第1ケースと前記第2ケースとの重ね合わせ方向と一致する方向への押圧により嵌合されて結合されることが好ましい。
本発明によれば、組立作業性を損なうことなく、筐体の薄型化や、デザイン性の向上を図ることができる携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。 本発明の一実施形態の携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。 表示部側筐体3におけるリアケース30bを示す分解斜視図である。 フロントケース30aからLEDモジュール8を分離させた状態を示す分解斜視図である。 フロントケース30aとリアケース30bとの組み合わせ状態を示す分解斜視図である。 表示部側筐体3の完成状態を示す斜視図である。 本発明を適用しない場合の表示部側筐体3におけるリアケース30bを示す分解斜視図である。 本発明を適用しない場合の、フロントケース30aからLEDモジュール6を分離させた状態を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の携帯電子機器の一実施形態である携帯電話機1の基本構造について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態の携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態の携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の携帯電話機1は、折り畳み型の携帯電話機1であって、略直方体形状の操作部側筐体2と、略直方体形状の表示部側筐体3と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを連結する連結部4と、を備える。
操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して開閉可能(折り畳み可能)に連結される。つまり、連結部4は、表示部側筐体3と操作部側筐体2とを開閉軸を中心に開閉可能に連結する。携帯電話機1は、連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とが相対的に回転(回動)されることにより、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに開いた状態(開状態、図1参照)や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態、図2参照)に変形される。
本実施形態の各構成部材の説明においては、携帯電話機1を図2に示す折り畳まれた状態とした場合に、連結部4からその反対側に向かう方向を「長手方向D1」又は「第1方向D1」といい、長手方向D1及び厚み方向D3と直交する方向を「幅方向D2」又は「第2方向D2」という。
まず、操作部側筐体2について説明する。操作部側筐体2は、外郭を形成するフロントケース21(第1ケース)及びリアケース22(第2ケース)を備える。フロントケース21は、操作部側筐体2の前面2a側を構成する。操作部側筐体2の前面2aは、携帯電話機1が折り畳まれた状態で表示部側筐体3と向かい合う面である。リアケース22は、操作部側筐体2における前面2aと反対側の面である背面2b側を構成する。
フロントケース21は、操作部としての操作キー群11が前面2aに露出するように構成される。操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するためのテンキー等の入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー15と、を有する。
操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や、起動されているアプリケーションの種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。携帯電話機1において、操作キー群11を構成する各キーがユーザにより押圧されることで、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
操作部側筐体2の前面2aには、携帯電話機1のユーザが通話時に発した音声が入力される音声入力部12が配置される。音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向D1における連結部4とは反対側の端部(下端部)の近傍に配置される。
操作部側筐体2の側面には、例えば、外部機器(例えば、ホスト装置)とデータの送受信を行うためのインターフェースや、ヘッドホン/マイク端子、着脱可能な外部メモリのインターフェースや、バッテリを充電するための充電端子などが設けられる。
次に、表示部側筐体3について説明する。図1及び図2に示すように、表示部側筐体3は、外郭を形成するフロントケース(第2のケース)30a、カバー部材33及びリアケース(第1のケース)30bを備える。フロントケース30a及びカバー部材33は、表示部側筐体3の前面3a側を構成する。表示部側筐体3の前面3aは、携帯電話機1が折り畳まれた状態で操作部側筐体2と向かい合う面である。リアケース30bは、表示部側筐体3における前面3aと反対側の面である背面3b側を構成する。
表示部側筐体3の内部には、各種情報を表示させるディスプレイモジュールとしてのメイン液晶モジュール34が配置されている。メイン液晶モジュール34の一方の面には、表示部としてのメイン表示部34aが設けられる。メイン表示部34aは、折り畳まれた状態における表示部側筐体3の内側に配置される。メイン表示部34aは、全部又は一部が透明なカバー部材33を介して、表示部側筐体3の前面3a側から視認可能となっている。
また、フロントケース30aには、通話の相手側における音声を出力する音声出力部31が配置される。音声出力部31は、表示部側筐体3の長手方向D1における連結部4とは反対の端部側に配置される。
メイン液晶モジュール34は、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライトとを有する。
続けて、図3から図5を参照しながら、表示部側筐体3の内部構造について更に説明する。図3は、表示部側筐体3について、フロントケース30aからリアケース30bを分離させた状態を示す分解斜視図である。図4は、フロントケース30aからLEDモジュール8を分離させた状態を示す分解斜視図である。
図3から図5に示すように、表示部側筐体3は、リアケース30bと、LEDモジュール8と、導光部材7と、フロントケース30aと、メイン液晶モジュール34と、カバー部材33と、を備える。表示部側筐体3においては、リアケース30b、LEDモジュール8、フロントケース30a、メイン液晶モジュール34及びカバー部材33が、この順で積層的に配置される。なお、詳述しないが、表示部側筐体3の内部には、メイン液晶モジュール34やLEDモジュール8等に対して制御、給電などを行う回路基板が配置される。
そして、フロントケース30aとリアケース30bとは、互いの内面が向き合うように配置された状態で組み合わされて構成される。詳細には、フロントケース30aは、表示部側筐体3の前面3aにおける、カバー部材33が配置された領域以外の領域を構成する。リアケース30bは、表示部側筐体3の背面3bを構成する。
リアケース30bにおける2個の導光部材7,7に対応する位置には、2個の光放射部としての光放射窓30c、30cが設けられる。光放射窓30cは、表示部側筐体3の背面3b側における幅方向D2の外側に離間して配置される。光放射窓30cは、リアケース30bに厚み方向D3に貫通する貫通孔から形成される。光放射窓30cを介して、表示部側筐体3の外部にリアケース30b側から光を放射することができる。
図3、図4に示すように、LEDモジュール8は、表示部側筐体3の内部に配置されるモジュールであり、FPC(フレキシブルプリント基板)81と、コネクタ82aと、LED83と、IrDA(赤外線)通信部84を備える。
FPC81は、LED83を点灯させる電力、IrDA通信部84への通信信号などを回路基板90から伝搬するための可撓性を有する基板である。FPC81は、配線部81aと、実装部81bとを備え、配線部81aの途中には、後述する迂回部81cが形成される。
コネクタ82aは、配線部81aの端部に設けられる。コネクタ82aは、フロントケース30aに固定される回路基板90に実装されるコネクタ82bを介して、回路基板90に電気的に接続され、回路基板から供給される電力などをFPC81に供給する。
LED83,83は、実装部81bにおけるフロントケース30a側の面に、第2方向D2に離間して2個実装されている。LED83は、側面発光タイプのLEDからなり、第2方向D2の外側に向けて放射するように発光することができる。
IrDA通信部84は、実装部81bにおけるフロントケース30a側とは反対側の面に実装されている。IrDA通信部84は、FPC81により供給された信号を、赤外線により他の携帯端末装置に送信するとともに、他の携帯端末装置から受信した赤外線信号から取得した受信信号FPC81を介して操作部側筐体2内のCPU(図示略)へ伝達することで、データ通信を行う。すなわち、実装部81bには、LED83やIrDA通信部84といった電子部品が実装されている。
図5に示すように、フロントケース30aは、金属製の板金部材51と、板金部材51の一部を覆う樹脂部材52とが、インサート成形により一体的に成形されて構成される。
樹脂部材52は、主として、フロントケース30aの外周部を枠状に形成する。
板金部材51は、主として、フロントケース30aにおける枠状の樹脂部材52の内側の部分を形成する。フロントケース30aにおけるリアケース30bと対向する面及びカバー部材33と対向する面の大部分は、板金部材51から形成される。板金部材51は、フロントケース30aとリアケース30bとが組み合わされた状態の表示部側筐体3の内部において、樹脂部材52から露出している。また、長手方向D1におけるヒンジ側、メイン液晶モジュール34脇には回路基板90が固定されている。
次に、図3から図5を参照しながら、FPC81の構成について詳述する。
配線部81aは、基本的に表示部側筐体3の長手方向D1に延伸された形状を有している。そして、配線部81aの途中には、コネクタ82(82a、82b)と実装部81bとの間で最短距離を通らないよう屈曲された迂回部分が形成されている。具体的には、配線部81aの途中において、コネクタ82aから長手方向D1に延伸した後に短手方向D2に曲げられ、さらに長手方向D1に延伸し、再度短手方向D2に曲げられた上で長手方向へ延伸して実装部82bへと至るという形状を有している。すなわち、配線部81aは、略コ字状に湾曲された迂回部81cを有する。
このようなFPC81は、実装部81bのリアケース30b側の面に、両面テープ85が貼着され、この両面テープ85にてリアケース30aに固定される。つまり、長手方向D1における電子部品が実装される側の端部はリアケース30bに対して固定端とされ、コネクタ82a側端部は自由端とされている。
また、FPC81をリアケース30bに固定した状態における、コネクタ82aの位置的特長を、図3を用いて説明する。
図3における実線Y1は、リアケース30bの短手方向D2の中心を通る中心線である。この図に示されるように、FPC81をリアケース30bに固定した状態において、コネクタ82aは中心線Y1よりも短手方向D2の一方側(紙面左手前側)に寄せられて配されている。すなわち、短手方向D2において、中心よりも片側に寄せられている。
そして図5において、実線Y2は、フロントケース30aの短手方向D2の中心を通る中心線である。コネクタ82aが接続されるコネクタ82bは、図5において示されるように中心線Y2よりも短手方向D2の一方側(紙面右奥側)に寄せられて配されている。
次に、図3から図6を参照しながら、表示部側筐体3の組立工程について説明を行う。
図3、図4にて示したようにリアケース30bに対して両面テープ85でLEDモジュール8の実装部81bを固定した後、図5のように、回路基板90が固定されたフロントケース30aに対して内側面を互いに軸線Xを中心に約90度の状態で保持する。なお、軸線Xとは、短手方向D2における両ケースの端部この状態で、作業者は、FPC81の自由端となっているコネクタ82aの実装部分をリアケース30bから引き出す。
ここでFPC81は、迂回部81cを有するため、コネクタ82aが引き出されても、迂回部81cが引き出し方向に延伸されることで、実装部81bの固定が解除されることなく引き出し許諾可能となる。次に、コネクタ82aとコネクタ82bとを厚さ方向D3にて重ね合わせ、作業者が指の腹などで厚さ方向に押圧して、コネクタ同士を嵌合させる。この外、必要な作業を行なった後に、軸線Xを中心に円弧状矢印の示す方向でリアケース30bをフロントケース30aに対して倒してゆき、互いの内側面同士を対向させる。その後、加圧して互いのケースを嵌合させ、必要に応じてネジ等で羅合させることにより図6に示されるように表示部側筐体3が完成される。
このようにして、表示部側筐体3が完成される。なお、操作部側筐体2の構成については省略したが、これがヒンジ4にて接続されることとなる。
以上説明したように、本願発明の一例である実施形態によれば、第1ケースと第2ケースとを組み合わせて筐体を構成されるような携帯電子機器においても、FPC81の電子部品が実装される側の端部が第2ケースに固定され、コネクタ側を第1ケース側のコネクタに繋ぐような構成をとる必要があったとしても、第2ケース最短距離を通らないよう屈曲された迂回部分を有することにより、FPC81のコネクタ側をより多く引き出せるようになるため、不都合なくコネクタの嵌合を行うことが出来る。すなわち、コネクタの接続が必要なために、FPC81を第1ケース側に固定しなければならない、という不都合を解消することが出来るため、組み立ての自由度が大きく向上する。また、予め第2ケース側へFPC81の電子部品実装部を固定しておくことが出来るため、第2ケースに対する電子部品の固定精度を向上させることが出来る。
さらに、コネクタ82a、82bは、筐体の短手方向において、中央よりも一方側に寄せて配されているため、コネクタを寄せた側の筐体端部を中心軸にして90度で互いのケースを保持してコネクタを接続する場合には、互いのコネクタ間の距離を最短とすることが出来るため、FPC81のコネクタ部分の引き出し量を最小とすることが出来る。これにより、迂回部81cの迂回量を最小にすることが出来るため、FPC81を無駄に大型化させずに済むため、小型化軽量化に対する悪影響を極力低減することができる。
また、コネクタを寄せた側の筐体端部を中心軸にして90度で保持することにより、作業者の手を配するスペースを容易に確保でき、しかもフロントケース30a上に手を置いた状態で、リアケース30bを作業者の手の横に配することになるため、作業者の手の上を開放した状態出来る。したがって、コネクタ82a、82bが、フロント、リアケース双方の重ね合わせ方向と一致する方向(すなわち厚さ方向D3)への押圧により嵌合されるコネクタである場合には、特に確実かつすばやいコネクタ接続作業を行うことが出来る。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態においては、本発明の構成を表示部側筐体3に適用しているが、これに制限されず、操作部側筐体2に適用することもできる。また、電子部品は、LED83やIrDA通信部84に制限されない。
さらに、本発明の携帯電子機器は、前記実施形態のような折り畳み式ではなく、操作部側筐体と表示部側筐体とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式の携帯電子機器であってもよい。また、本発明の携帯電子機器は、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)の携帯電子機器であってもよい。
本発明は、携帯電話機以外の携帯電子機器に適用することができる。携帯電話機以外の携帯電子機器としては、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、デジタルカメラ、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、操作部を備えるELディスプレイ又は液晶ディスプレイが挙げられる。
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体(筐体)
7 導光部材
8 LEDモジュール
81 FPC
81a
81b
81c
82a、b コネクタ
83 LED(発光部)
84 IrDA(赤外線)通信部
90 回路基板

Claims (3)

  1. 第1ケースと第2ケースとが、互いの内側面同士を対向させた状態で重ね合わせられて構成される筐体と、
    前記第1ケース側に固定された状態で前記筐体内に配され、当該筐体における長手方向の一端側に第1コネクタが実装される回路基板と、
    前記筐体の長手方向に延伸し、第1端部側にて前記第1コネクタに接続される第2コネクタを有し、前記第1端部とは反対の第2端部側にて所定の電子部品に給電を行うフレキシブル基板と、を備え、
    前記フレキシブル基板は、
    前記第1端部側は前記第2ケースに固定されず、前記第2端部側が前記第2ケースに固定されており、前記第1端部と第2端部間には、最短距離を通らないよう屈曲された迂回部を有する
    ことを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記第1コネクタは、前記筐体の短手方向において、中央よりも一方側に寄せて前記回路基板上に配されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、前記第1ケースと前記第2ケースとの重ね合わせ方向と一致する方向への押圧により嵌合されて結合される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
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