JP2010231986A - 電磁継電器 - Google Patents

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Katsuji Miyazaki
克二 宮崎
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Abstract

【課題】ヒンジバネに変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる電磁継電器を提供する。
【解決手段】電磁継電器10は、鉄心本体23に対して接極子17を近接離反するヒンジバネ16を備えている。ヒンジバネは、板状のヒンジバネ本体31と、ヒンジバネ本体の長手方向両端部からそれぞれ厚み方向に延びる板状の第1挿入片32および第2挿入片33とを有する。第1挿入片および第2挿入片は、ボディ11に形成された第1挿入孔35および第2挿入孔36に挿入されたときに、ヒンジバネ本体に対する挿入時相対角度θ1が、無負荷状態においてヒンジバネ本体に対する無負荷時相対角度θ2と異なる角度に保持される。
【選択図】図12

Description

本発明は、接極子がヒンジバネにより鉄心本体に対して近接離反可能に支持され、接極子に接点機構が連結された電磁継電器に関する。
電磁継電器は、コイルが巻回された鉄心と、鉄心を支持する樹脂製のボディと、鉄心の軸方向一端部に連結され、鉄心と並行に配置されるL字状のヨークと、ヨークにヒンジバネを介して接続され、鉄心の他端部に対して近接離反する接極子と、接極子に連結部材を介して連結された接点機構とを備える。
鉄心に巻かれたコイルに電流が流れると接極子が鉄心の軸方向に沿って鉄心の他端部に吸着される。接極子が鉄心の他端部に吸着されると、連動する連結部材により接点機構が動作して導通が得られる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−306294号公報
特許文献1は、ヒンジバネを接極子にカシメ固定しているため、カシメ工程が必要であるとともに、カシメ工程に伴ってヒンジバネに変形が生じる可能性がある。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的はヒンジバネに変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる電磁継電器を提供することにある。
本発明は、鉄心本体および鉄心継鉄が略L字状に連結された鉄心と、前記鉄心を支持するボディと、前記鉄心本体を覆うとともに導電コイルが巻回されるボビンと、前記鉄心継鉄に連結され、ヒンジバネにより前記鉄心本体に対して近接離反する接極子と、前記接極子に連結部材を介して連結された接点機構とを備える電磁継電器であって、ヒンジバネが、板状のヒンジバネ本体と、前記本体の長手方向両端部からそれぞれ厚み方向に延びる板状の第1挿入片および第2挿入片とを有し、前記第1挿入片および前記第2挿入片がそれぞれ前記ボディに形成された第1挿入孔および第2挿入孔に挿入されたときに、前記第1挿入片および前記第2挿入片のうちの少なくとも一方の前記ヒンジバネ本体に対する挿入時相対角度が、無負荷状態において前記ヒンジバネ本体に対する無負荷時相対角度とは異なる角度に保持される。
本発明では、ヒンジバネに板状の第1挿入片および第2挿入片とを有し、第1挿入片および第2挿入片のうちの少なくとも一方の挿入時相対角度を、無負荷状態においてヒンジバネ本体に対する無負荷時相対角度と異なる角度に保持した。
よって、第1挿入孔および第2挿入孔に挿入した第1挿入片および第2挿入片が、それぞれの挿入孔から抜けにくくなり、ヒンジバネをボディに固定することができる。
これにより、ヒンジバネをボディに固定するために、従来必要とされていたカシメ加工不要にできるので、ヒンジバネに変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる。
本発明に係る電磁継電器(第1実施形態)を示す斜視図 第1実施形態の電磁継電器を示す側面図 第1実施形態の電磁継電器を示す正面図 第1実施形態の電磁継電器を下方から見た状態を示す斜視図 図4の電磁継電器から被覆部材を分解した状態を示す分解斜視図 図4の電磁継電器からボディを除去した状態を示す分解斜視図 第1実施形態の電磁継電器のボディおよびボビンを示す斜視図 図4の電磁継電器からボディを除去した状態を示す側面図 第1実施形態のボディおよび被覆部材を示す分解斜視図 第1実施形態の調整部材に接触子を近接離反させる状態を説明する側面図 第1実施形態のヒンジバネを示す斜視図 第1実施形態のヒンジバネをボディに取り付ける例を説明する断面図 第1実施形態のバネ部材を示す斜視図 図13のバネ部材を連結部材に接触/非接触状態に保つ例を示す側面図 第2実施形態のヒンジバネをボディに取り付ける例を説明する断面図 第3実施形態のヒンジバネをボディに取り付ける例を説明する断面図 第4実施形態のヒンジバネをボディに取り付ける例を説明する断面図 第4実施形態のバネ部材を連結部材に接触/非接触状態に保つ例を示す側面図
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る電磁継電器10について説明する。
図1〜図8に示すように、電磁継電器10は、電磁継電器10の基部となるボディ11と、ボディ11に支持された略L字状の鉄心12(図6、図8参照)と、鉄心12に設けられた調整部材13と、鉄心12を覆うとともに導電コイル15が巻回されるボビン14(図7参照)と、ボディ11に設けられたヒンジバネ16と、ヒンジバネ16に支えられた接極子17と、接極子17に連結部材18を介して連結された接点機構19と、連結部材18と鉄心12との間に設けられた磁性体のバネ部材21(図8、図13参照)とを備えている。
図6、図8に示すように、鉄心12は、直線状に延出された鉄心本体23と、鉄心本体23の一端部(鉄心の端部)23aに設けられた(張り出された)鉄心継鉄24とを有する。
この鉄心12は、鉄心本体23および鉄心継鉄24で略L字状に形成されている。
図5、図9に示すように、ボディ11は、絶縁材で略矩形体に形成され、一端部11aに略コ字状の凹部26が設けられている。
凹部26は、鉄心本体23の一端部23aを収容可能で、かつ、鉄心本体23の長手方向に沿って貫通するように形成されている。
この凹部26には、図5に示すように、鉄心継鉄24の端部24aに対向させて、接触子17の一端部17aが収納されている。
ボディ11の一端部11aにヒンジバネ16が取り付けられることで、接触子17の一端部17aが凹部26に保持されている。
このように、鉄心本体23の一端部23aを凹部26に収容することで鉄心12をボディ11側に下げることができ、電磁継電器10の小型化が図れる。
加えて、鉄心本体23の一端部23aを凹部26に収容することでヒンジバネ16をボディ11に近付けることができ(図6参照)、電磁継電器10の小型化をさらに図ることができる。
さらに、図4、図5に示すように、ボディ11は、ボディ11における鉄心本体23とは反対側(下面11b)に被覆部材28を備えている。
被覆部材28は、ボディ11よりも高強度の材質で形成され、凹部26を覆うとともにボディ11の下面11b全域を覆う部材である。
被覆部材28でボディ11の下面11b全域を覆うことで、ボディ11の強度を向上させることができる。
加えて、被覆部材28をボディ11よりも高強度にすることで、ボディ11の補強強度をさらに高めることができる。
被覆部材28は、図9に示すように、ボディ11側の面28aのうち凹部26に対向する部位に窪み部29が設けられている(形成されている)。
被覆部材28に窪み部29を設けることで、図5に示すように、凹部26に配置された接触子17(具体的には、一端部17a)との干渉を回避できる。
図7、図8に示すように、調整部材13は、鉄心本体23の他端部23bに嵌合孔30が嵌合されることで、鉄心本体23の他端部(鉄心本体23の端部)23bに設けられている。
この調整部材13は、鉄心本体23の長手方向に対して交差する方向に延びるとともに、鉄心本体23の長手方向に対して略平行な接触面13aが設けられることで略L字状に形成されている。
接触面13aは、ボディ11側に折り曲げるように形成されている。よって、接触面13aを鉄心本体23の他端部23bから上方に突出させる必要がない。
すなわち、接触面13aを鉄心本体23の他端部23bの下側に設けることができるので、電磁継電器10が大型化する虞がない。
図8に示すように、接触面13aは、鉄心本体23の他端部23bから接極子17の他端部17bに向けて距離Lだけ張り出した位置に配置されている。
そして、図10(A),(B)に示すように、接触面13aに対して接触子17の他端部17bを近接離反させるようにした。
これにより、鉄心本体23の軸線上に接極子17の他端部17bを配置する必要がなく、設計自由度が得られ、小型化を図ることができる。
図7に示すように、ボビン14は、ボディ11に設けられ、鉄心12(具体的には、鉄心本体23)を収納するとともに、外部に導電コイル15(図1参照)が巻回されている。
ボビン14は、ボディ11と同様に、絶縁材で形成されている。
図1に示すように、ヒンジバネ16は、ボディ11に設けられ、弾性変形可能な板バネである。
図6、図11に示すように、ヒンジバネ16は、板状のヒンジバネ本体31と、ヒンジバネ本体31の長手方向両端部31a,31bからそれぞれ厚み方向に延びる板状の第1挿入片32および第2挿入片33と、ヒンジバネ本体31の下辺中央からボディ11(鉄心継鉄24の端部24a)に向けて傾斜状に折り曲げられた支持片34(図8も参照)とを有している。
図12(A),(B)に示すように、第1挿入片32および第2挿入片33は、それぞれヒンジバネ本体31に対して略直交するように折り曲げられている。
すなわち、第1挿入片32および第2挿入片33は、後述する第1挿入孔35および第2挿入孔36にそれぞれ挿入されていない状態の無負荷状態において無負荷時相対角度θ1に保持されている。
無負荷時相対角度θ1は、ヒンジバネ本体31に対する角度であり、第1実施形態では略90°に設定されている。
第1挿入片32は、ボディ11に形成された第1挿入孔35に挿入可能に形成されている。また、第2挿入片33は、ボディ11に形成された第2挿入孔36に挿入可能に形成されている。
第1挿入孔35および第2挿入孔36は、それぞれの間隔が開口部から底部に向けて漸次小さくなるように傾斜角θ2で傾斜状に形成されている。
よって、第1挿入孔35および第2挿入孔36に、第1挿入片32および第2挿入片33がそれぞれ挿入された状態において、第1挿入片32および第2挿入片33の挿入時相対角度がθ2に保持される。
ここで、挿入時相対角度θ2は、無負荷時相対角度θ1とは異なる角度に設定されている。
このように、挿入時相対角度θ2を無負荷時相対角度θ1と異なる角度に保持することで、第1挿入孔35および第2挿入孔36に挿入した第1挿入片32および第2挿入片33が、それぞれの挿入孔35,36から抜けにくくなり、ヒンジバネ16をボディ11に固定することができる。
これにより、ヒンジバネ16をボディ11に固定するために、従来必要とされていたカシメ加工不要にできるので、ヒンジバネ16に変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる。
図5、図8に示すように、ヒンジバネ16の支持片34は、ヒンジバネ16をボディ11に固定した状態において、接極子17の一端部17aを押圧した状態に支持する折曲片である。
図8に示すように、接極子17は、一端部17aがヒンジバネ16に支えられる(押圧される)ことで鉄心継鉄24に連結され、他端部17bがヒンジバネ16により調整部材13の接触面13a(鉄心本体23)に対して近接離反可能な部材である。
すなわち、接極子17は、非通電状態においてヒンジバネ16の付勢力で接触面13aに対して離反状態に保持され、通電状態においてヒンジバネ16の付勢力に抗して接触面13aに対して近接状態に保持される。
接極子17の他端部17aが連結部材18を介して接点機構19に連結されている。
図8に示すように、バネ部材21は、調整部材13(鉄心本体23の他端部23b)と連結部材18との間に設けられた弾性変形可能な磁性体である。
図8、図13に示すように、バネ部材21は、調整部材13に固定された第1部材41と、第1部材41に連結されて連結部材18に接触する第2部材42とを有する。
第1部材41は、調整部材13に、例えば溶接で固定されている。
第2部材42は、初期形状において、第1部材41の端部41aから連結部材18に向けて上り勾配になるように折り曲げられている。
図14(A)に示すように、第2部材42は、通常(非通電時)に第2部材42の先端部42aが連結部材18に接触する。
一方、図14(B)に示すように、通電時に調整部材13に吸着されて先端部42aが連結部材18から離れる。
通常(非通電時)に第2部材42の先端部42aを連結部材18に接触することで、先端部42aおよび連結部材18間に摩擦を発生させることができる。
これにより、連結部材18が慣性で意図しない移動をすることを摩擦で規制し、振動、衝撃等による誤動作が生じないようにできる。
一方、通電時に第2部材42を調整部材13に吸着させて、第2部材42の先端部42aを連結部材18から離すようにした。
このように、通電時は、第2部材42の先端部42aを連結部材18から離して連結部材18の動作を阻害しないようにできる。
電磁継電器10によれば、図2に示すように、導電コイル15を非通電状態にすることで、接極子17がヒンジバネ16の付勢力で鉄心継鉄24に対して非接触状態に保持される。
これにより、接点機構19は、連結部材18を介して可動端子51が固定端子52に対して離反状態に保持される。
また、導電コイル15を通電状態にすることで、接極子17がヒンジバネ16の付勢力に抗して鉄心継鉄24に対して近接状態に保持される。
これにより、接点機構19は、連結部材18を介して可動端子51が固定端子52に対して接触状態に保持される。
可動端子51が固定端子52に対して接触状態に保持されることで、可動端子51および固定端子52が電気的に導通され、これらを通じて信号が出力される。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る第1挿入孔61および第2挿入孔62について説明する。
図15(A),(B)に示すように、第2実施形態の第1挿入孔61および第2挿入孔62は、それぞれの間隔が開口部から底部に向けて漸次大きくなるように傾斜角θ3で傾斜状に形成されている。
すなわち、挿入時相対角度θ3は、無負荷時相対角度θ1とは異なる角度に設定されている。
このように、挿入時相対角度θ3を無負荷時相対角度θ1と異なる角度に保持することで、第1挿入孔61および第2挿入孔62に挿入した第1挿入片32および第2挿入片33が、それぞれの挿入孔61,62から抜けにくくなり、ヒンジバネ16をボディ11に固定することができる。
これにより、ヒンジバネ16をボディ11に固定するために、従来必要とされていたカシメ加工不要にできるので、ヒンジバネ16に変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる。
すなわち、第2実施形態の第1挿入孔61および第2挿入孔62によれば、第1実施形態の第1挿入孔35および第2挿入孔36と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るヒンジバネ70について説明する。
図16(A),(B)に示すように、第3実施形態のヒンジバネ70は、第1挿入片71および第2挿入片72を、それぞれヒンジバネ本体31に対して無負荷時相対角度θ4の傾斜状に折り曲げられている。
さらに、第1挿入孔74および第2挿入孔75は、それぞれヒンジバネ本体31に対して略直交する角度θ5で互いに平行に形成されている。
すなわち、挿入時相対角度θ5は、無負荷時相対角度θ4とは異なる角度に設定されている。
このように、挿入時相対角度θ5を無負荷時相対角度θ4と異なる角度に保持することで、第1挿入孔74および第2挿入孔75に挿入した第1挿入片71および第2挿入片72が、それぞれの挿入孔74,75から抜けにくくなり、ヒンジバネ70をボディ11に固定することができる。
これにより、ヒンジバネ70をボディ11に固定するために、従来必要とされていたカシメ加工不要にできるので、ヒンジバネ70に変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる。
すなわち、第3実施形態のヒンジバネ70、第1挿入孔74および第2挿入孔75によれば、第1実施形態のヒンジバネ16、第1挿入孔35および第2挿入孔36と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る第1挿入孔35および第2挿入孔80について説明する。
図17(A),(B)に示すように、第4実施形態の第1挿入孔35および第2挿入孔80は、第1挿入孔35が第1実施形態と同様に傾斜角θ2で傾斜状に形成され、第2挿入孔80がヒンジバネ本体31に対して略直交する角度θ5で形成されている。
このように、第1挿入孔35を第1実施形態と同様に傾斜角θ2で傾斜状に形成することで、第1挿入孔35および第2挿入孔80に挿入した第1挿入片32および第2挿入片33が、それぞれの挿入孔35,80から抜けにくくなり、ヒンジバネ16をボディ11に固定することができる。
これにより、ヒンジバネ16をボディ11に固定するために、従来必要とされていたカシメ加工不要にできるので、ヒンジバネ16に変形が生じる虞がないとともに、組立工程を簡略化できる。
すなわち、第4実施形態の第1挿入孔35および第2挿入孔80によれば、第1実施形態の第1挿入孔35および第2挿入孔36と同様の効果が得られる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係るバネ部材90について説明する。
図18(A),(B)に示すように、第5実施形態のバネ部材90は、第2部材92が、初期形状において、第1部材41の端部から連結部材18に向けて上向きに湾曲状に形成されたもので、その他の形状は第1実施形態のバネ部材21と同様である。
この第2部材92は、通常(非通電時)に第2部材92の上部92aが連結部材18に接触し、通電時に調整部材13に吸着されて上部92aが連結部材18から離れる。
第5実施形態のバネ部材90によれば、通常(非通電時)に第2部材92の上部92aを連結部材18に接触することで、上部92aおよび連結部材18間に摩擦を発生させることができる。
これにより、連結部材18が慣性で意図しない移動をすることを摩擦で規制し、振動、衝撃等による誤動作が生じないようにできる。
一方、通電時に第2部材92を調整部材13に吸着させて、第2部材92の上部92aを連結部材18から離すようにした。
このように、通電時は、第2部材92の上部92aを連結部材18から離して連結部材18の動作を阻害しないようにできる。
すなわち、第5実施形態のバネ部材90によれば、第1実施形態のバネ部材21と同様の効果が得られる。
なお、本発明に係る電磁継電器10は、前述した第1実施形態〜第5実施形態に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、第1実施形態〜第5実施形態で示したボディ11、鉄心12、ボビン14、導電コイル15、ヒンジバネ16,70、接極子17、連結部材18、接点機構19、鉄心本体23、鉄心継鉄24、ヒンジバネ本体31、第1挿入片32,71、第2挿入片33,72、第1挿入孔35,61,74および第2挿入孔36,62,75,80などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10 電磁継電器
11 ボディ
12 鉄心
14 ボビン
15 導電コイル
16,70 ヒンジバネ
17 接極子
18 連結部材
19 接点機構
23 鉄心本体
24 鉄心継鉄
31 ヒンジバネ本体
31a,31b ヒンジバネ本体の長手方向両端部
32,71 第1挿入片
33,72 第2挿入片
35,61,74 第1挿入孔
36,62,75,80 第2挿入孔
θ1 無負荷時相対角度
θ2,θ3 挿入時相対角度

Claims (1)

  1. 鉄心本体および鉄心継鉄が略L字状に連結された鉄心と、
    前記鉄心を支持するボディと、
    前記鉄心本体を覆うとともに導電コイルが巻回されるボビンと、
    前記鉄心継鉄に連結され、ヒンジバネにより前記鉄心本体に対して近接離反する接極子と、
    前記接極子に連結部材を介して連結された接点機構とを備える電磁継電器であって、
    ヒンジバネが、板状のヒンジバネ本体と、前記本体の長手方向両端部からそれぞれ厚み方向に延びる板状の第1挿入片および第2挿入片とを有し、
    前記第1挿入片および前記第2挿入片がそれぞれ前記ボディに形成された第1挿入孔および第2挿入孔に挿入されたときに、
    前記第1挿入片および前記第2挿入片のうちの少なくとも一方の前記ヒンジバネ本体に対する挿入時相対角度が、
    無負荷状態において前記ヒンジバネ本体に対する無負荷時相対角度とは異なる角度に保持される電磁継電器。
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