JP2010231651A - データ貼付プログラムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファイル作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となること。
【解決手段】所定のアプリケーションによって表示されたファイル内において利用者によって指定された指定データと、指定データのイメージ画像とを、OSの保存機能と連携して、ファイルを表示したアプリケーションの情報に対応付けて記憶する。そして、利用者の貼付要求に応じて、指定データのイメージ画像を表示する。そして、利用者によって指定されたイメージ画像に対応する複数の指定データを、OSの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する。
【選択図】 図1−2

Description

この発明は、データ貼付プログラムおよび情報処理装置に関する。
従来より、情報処理装置を用いたファイルの作成において、クリップボードが高頻度で用いられている。クリップボードは、文字列や画像などのデータを一時的に保存し、保存したデータを利用者が所望する領域に貼付する。
クリップボードは、情報処理装置のハードウェアを制御する基本ソフトであるOS(Operating system)が有する機能の一つである。具体的には、クリップボードは、例えば、利用者が指定したデータに対してショートカットキー「コピー(Ctrl+C)」操作を実行することにより、指定されたデータを保存する。そして、クリップボードは、利用者が所望する領域においてショートカットキー「貼り付け(Ctrl+V)」操作を実行することにより、保存していたデータを指定された領域に貼付する。
ここで、クリップボードは、保存可能なデータ数が一つであることから、複数のデータをファイルに貼付する場合、利用者は、一つのデータごとに、保存作業と貼付作業を繰り返して実行する必要があった。
そこで近年、複数のデータをクリップボードに保存して、保存した複数のデータのなかから利用者によって選択されたデータを貼付する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、保存した複数のデータのイメージ画像を利用者に対して表示する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−223053号公報 特開平7−146863号公報
ところで、上記した従来の技術は、ファイル作成時における利用者の作業性が悪いという課題があった。すなわち、上記した従来の技術においては、クリップボードに保存した複数のデータを貼付する場合、一つのデータごとに貼付作業を繰り返して実行する必要があり、ファイル作成時における利用者の作業性が悪い。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、ファイル作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となるデータ貼付プログラムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このプログラムは、オペレーティングシステムのプログラムを実行するコンピュータに、以下の手順を実行させる。すなわち、指定データ格納手順により、前記コンピュータ上で実行されるアプリケーションプログラムによって利用者によって指定された指定データを、前記オペレーティングシステムの保存機能と連携して、指定の度に所定の記憶部に格納する。そして、貼付処理手順により、前記所定の記憶部が記憶する複数の指定データを、オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付することを前記コンピュータに実行させることを要件とする。
開示のプログラムは、ファイル作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となる。
図1−1は、実施例1における情報処理装置の概要を説明するための図である。 図1−2は、実施例1における情報処理装置の特徴を説明するための図である。 図2は、実施例1における情報処理装置の構成を説明するためのブロック図である。 図3は、保存モードの選択方法を説明するための図である。 図4は、指定データの例を説明するため図である。 図5は、指定データ格納処理部の保存モードに基づく処理を説明するための図である。 図6は、関係管理テーブル記憶部を説明するための図である。 図7は、表示制御部を説明するための図である。 図8は、貼付処理部を説明するための図である。 図9は、実施例1における情報処理装置によるデータ保存処理の手順を説明するための図である。 図10は、実施例1における情報処理装置によるデータ貼付処理の手順を説明するための図である。 図11は、実施例1におけるデータ貼付プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示するデータ貼付プログラムおよび情報処理装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本願の開示するデータ貼付プログラムを実行する情報処理装置を実施例として説明する。
[実施例1における情報処理装置の概要および特徴]
まず最初に、図1−1および図1−2を用いて、実施例1における情報処理装置の概要および特徴を説明する。図1−1は、実施例1における情報処理装置の概要を説明するための図であり、図1−2は、実施例1における情報処理装置の特徴を説明するための図である。
実施例1における情報処理装置は、OS(Operating system)が有する機能により、所定のアプリケーションによって表示されたファイル内において利用者によって指定されたデータの保存および貼付を行うことを概要とする。具体的には、実施例1における情報処理装置のOSは、利用者によって指定されたデータ(以下、指定データと記す)を記憶部に一時的に保存する保存機能と、記憶部が記憶する指定データを利用者が指定したファイルに貼付する貼付機能とを有する。
例えば、実施例1における情報処理装置は、図1−1の(A)に示すように、利用者がファイル内の文字列または画像などのデータに対して「コピー(Ctrl+C)」操作を実行した場合、コピー操作が実行されたデータを指定データとして記憶部に格納する。
そして、実施例1における情報処理装置は、図1−1の(B)に示すように、利用者が指定した指定ファイルにおいて「貼り付け(Ctrl+V)」操作を実行した場合、記憶部によって保存された指定データを、「貼り付け」操作が実行された指定ファイルに貼付する。
なお、図1−1に示すモニタは、利用者がファイルの作成を行う際に、作成用画面を表示する表示装置である。また、図1−1に示す入力部は、利用者がキー入力を行う入力装置である。例えば、利用者は、入力部において「Ctrl」および「C」を同時に押下することにより、実施例1における情報処理装置に「コピー」を実行させる。また、利用者は、入力部において「Ctrl」および「V」を同時に押下することにより、実施例1における情報処理装置に「貼り付け」を実行させる。
ここで、実施例1における情報処理装置は、OSの保存機能および貼付機能を機能拡張することで、ファイル作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となることに主たる特徴がある。この主たる特徴について簡単に説明すると、まず、実施例1における情報処理装置は、所定のアプリケーションによって表示されたファイル内において利用者によって指定された指定データを、OSの保存機能と連携して、データが指定される度に記憶部に格納する。具体的には、実施例1における情報処理装置は、利用者が複数のデータに対して「コピー」操作を繰り返して実行した場合、「コピー」操作が実行された複数の指定データを記憶部に格納する。
また、実施例1における情報処理装置は、指定データを記憶部に格納すると同時に、指定データに対応付けて、指定データが利用者によって指定された時点で表示されていた状態を写した表示データを記憶部に格納する。具体的には、実施例1における情報処理装置は、利用者によって指定された指定データを記憶部に格納する際に、利用者によって指定された時点でモニタに表示されていた指定データのイメージ画像を、指定データに対応付けて記憶部に格納する。
さらに、実施例1における情報処理装置は、記憶部に格納した指定データおよび表示データを管理するために、指定データを表示していたアプリケーションの情報に指定データおよび表示データを対応付けた関係管理テーブルを記憶部に格納する。
例えば、実施例1における情報処理装置は、利用者が「アプリケーションA」のデータ「D1」、「D2」および「D3」それぞれに対して繰り返して「コピー」操作を実行した場合、それぞれの指定データおよび表示データを記憶部に格納する。すなわち、実施例1における情報処理装置は、図1−2の(A)に示すように、「アプリケーション:アプリケーションA、指定データ:D1、表示データ:I1」とする関係管理テーブルを記憶部に格納する。
また、実施例1における情報処理装置は、図1−2の(A)に示すように、「アプリケーション:アプリケーションA」に対応する「指定データ:D2、表示データ:I2」および「指定データ:D3、表示データ:I3」も関係管理テーブルに格納する。
なお、実施例1における情報処理装置は、利用者が複数である場合、利用者それぞれの関係管理テーブルを記憶部に格納してもよい。すなわち、実施例1における情報処理装置は、利用者ごとに指定データおよび表示データを記憶部に格納してもよい。
ここで、実施例1における情報処理装置は、利用者から貼付要求を受け付けた場合、記憶部が記憶する関係管理テーブルに基づいて、アプリケーションの情報に対応付けられている表示データをモニタに表示する。具体的には、まず、実施例1における情報処理装置は、利用者が「貼り付け」操作を実行した場合、関係管理テーブルのアプリケーションの情報を表示する。例えば、実施例1における情報処理装置は、図1−2の(B)に示すように、「アプリケーションA」および「アプリケーションB」などをモニタに表示する。
そして、実施例1における情報処理装置は、表示したアプリケーションのなかから利用者が選択したアプリケーションにおける表示データをモニタに表示する。例えば、実施例1における情報処理装置は、図1−2(B)に示すように、利用者が「アプリケーションA」を選択した場合、「アプリケーションA」に対応付けて記憶している表示データ「I1」、「I2」および「I3」をモニタ表示する。
そして、実施例1における情報処理装置は、利用者が貼付する指定データをアプリケーション単位で指定した場合、アプリケーションに対応付けて記憶しているすべての指定データを、OSの貼付機能と連携して、利用者が指定した指定ファイルに一括で貼付する。
例えば、実施例1における情報処理装置は、利用者が「アプリケーションA」を指定した場合、図1−2の(C)に示すように、「アプリケーションA」における指定データ「D1」、「D2」および「D3」を、利用者が指定した指定ファイルに一括で貼付する。
あるいは、実施例1における情報処理装置は、利用者が貼付する指定データを表示された表示データ単位で指定した場合、指定された表示データに対応するすべての指定データを、利用者が指定するファイルに一括で貼付する。
例えば、実施例1における情報処理装置は、利用者が図1−2の(B)に示す表示データ「I1」および「I3」を指定した場合、図1−2の(D)に示すように、「I1」および「I3」に対応する指定データ「D1」および「D3」を利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。
なお、上記では、アプリケーション単位で指定データを貼付する際に、利用者が1つのアプリケーションを指定する場合について説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、利用者が複数のアプリケーションを指定する場合であってもよい。
また、上記では、表示データ単位で指定データを貼付する際に、利用者が同一アプリケーションの表示データを指定する場合について説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、表示データ単位で指定データを貼付する際に、利用者が複数のアプリケーションにまたがって表示データを指定する場合であってもよい。
また、上記では、アプリケーションの情報に対応付けられて指定データおよび表示データそのものが関係管理テーブルに格納される場合について説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、アプリケーションの情報に対応付けられて指定データのIDおよび表示データのIDが関係管理テーブルに格納され、指定データおよび表示データそれぞれが別の記憶部に格納される場合であってもよい。この場合、情報処理装置は、利用者が指定したアプリケーションの情報に対応付けられている表示データIDに基づいて、該当する表示データを別の記憶部から読み出して表示する。また、情報処理装置は、利用者が指定した表示データIDと対応付けられている指定データIDに基づいて、該当する指定データを別の記憶部から読み出して貼付処理を実行する。なお、指定データのIDおよび表示データのIDを記憶する関係管理テーブルを用いる場合については、後に詳述する。
このようなことから、実施例1における情報処理装置は、利用者が所望する複数の指定データを一括で貼付することができ、上記した主たる特徴の通り、ファイル作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となる。
なお、上記した例では、利用者が実行するデータの保存操作として「コピー(Ctrl+C)」を用いた場合について説明をしたが、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、保存操作として「切り取り(Ctrl+X)」が用いられる場合であってもよい。
[実施例1における情報処理装置の構成]
次に、図2〜8を用いて、実施例1における情報処理装置の構成を説明する。図2は、実施例1における情報処理装置の構成を説明するためのブロック図であり、図3は、保存モードの選択方法を説明するための図であり、図4は、指定データの例を説明するため図である。また、図5は、指定データ格納処理部の保存モードに基づく処理を説明するための図であり、図6は、関係管理テーブル記憶部を説明するための図であり、図7は、表示制御部を説明するための図である。また、図8は、貼付処理部を説明するための図である。
図2に示すように、実施例1における情報処理装置10は、入出力制御I/F部20と、記憶部30と、制御部40と、入力部50と、モニタ60とを有する。
入出力制御I/F部20は、記憶部30、制御部40、入力部50、モニタ60との間で送受信されるデータを中継するインターフェースである。
入力部50は、キーボードやマウスなどを有し、利用者から各種情報を受け付ける。具体的には、入力部50は、利用者がファイルを作成する際の各種指示を受け付け、特に本実施例に密接に関係するものとして、利用者のキーボード操作により、データの保存指示および貼付指示を受け付ける。
モニタ60は、利用者によって参照される各種画面を表示する。具体的には、モニタ60は、利用者がファイルを作成する際のファイル作成用画面や、後述する指定データおよび表示データを表示する。
記憶部30は、制御部40による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶し、特に本実施例に密接に関連するものとしては、図2に示すように、指定データ記憶部31と、表示データ記憶部32と、関係管理テーブル記憶部33とを有する。なお、指定データ記憶部31、表示データ記憶部32および関係管理テーブル記憶部33については、後に詳述する。
制御部40は、制御プログラムであるOS、各種処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。ここで、制御部40は、特に本実施例に密接に関連するものとしては、指定データ格納処理部41と、表示制御部42と、貼付処理部43とを有する。なお、指定データ格納処理部41、表示制御部42および貼付処理部43は、OSと連携して以下に説明する処理を実行する。
指定データ格納処理部41は、所定のアプリケーションによってモニタ60に表示されたファイル作成用画面において利用者によって保存操作が実行された指定データを指定データ記憶部31に格納する。なお、指定データ格納処理部41は、指定データの保存操作において、利用者によって指定された保存モードに従って指定データを指定データ記憶部31に格納する。
ここで、保存モードについて説明する。本実施例においては、指定データを保存する際の保存モードとして、「追加モード」、「置き換えモード」および「保護モード」の3つのいずれかが指定される。「追加モード」は、指定データ記憶部31によって既に記憶されている指定データを削除せずに、新たな指定データを追加して格納する保存モードである。また、「置き換えモード」は、指定データ記憶部31によって既に記憶されている指定データに上書きして、新たな指定データを格納する保存モードである。さらに、「保護モード」は、格納する指定データを、格納後、削除せずに保存し続ける保存モードである。
ここで、保存モードは、情報処理装置10の初期設定、あるいは、利用者によって直接入力されるショートカットキーによって指定される。例えば、指定データ格納処理部41は、図3に示すように、利用者が「ショートカットキー:Ctrl+Shift+C」を押下した場合、指定データを「追加モード」で指定データ記憶部31に格納する。また、指定データ格納処理部41は、図3に示すように、利用者が「ショートカットキー:Ctrl+C」を押下した場合、指定データを「置き換えモード」で指定データ記憶部31に格納する。さらに、指定データ格納処理部41は、図3に示すように、利用者が「ショートカットキー:Ctrl+C」を2回以上押下した場合、指定データを「保護モード」で指定データ記憶部31に格納する。
例えば、図4に示す「アプリケーションB」によって表示されている文書ファイルにおいて、4つの文字列が利用者により「追加モード」の指定データとして指定されたとする。なお、4つの文字列は、『「ドライバ1、インストール結果、設定結果」、「ドライバ2、インストール結果、設定結果」、「ドライバ3、インストール結果、設定結果」、「ドライバ4、インストール結果、設定結果」』であるとする。
指定データ記憶部41は、4つの「追加モード」の指定データを指定データ記憶部31に順次格納する際、図5の(A)に示すように、指定データ間をセパレータにより区切ることにより、4つの指定データを指定データ記憶部31に格納する。
また、指定データ格納処理部41は、上述した4つの指定データを順次「置き換えモード」にて指定データ記憶部31に格納する際、各指定データを順次上書きして新たな指定データを格納する。すなわち、上述した4つの指定データが順次格納された後の指定データ記憶部31には、図5の(B)に示すように、指定データ「ドライバ4、インストール結果、設定結果」のみが記憶されている状態となる。
なお、指定データ格納処理部41は、「追加モード」の指定データや「置き換えモード」の指定データを記憶する指定データ記憶部31に新たに「保護モード」の指定データを格納する場合、セパレータを挿入したうえで新たな指定データを格納する。
また、指定データ格納処理部41は、指定データのイメージ画像である表示データを生成して、生成した表示データを指定データに対応付けて表示データ記憶部32に格納する。
例えば、指定データ格納処理部41は、図5の(C)に示すように、上述した4つの指定データそれぞれを「追加モード」にて指定データ記憶部31に順次格納する。その際、指定データ格納処理部41は、各指定データの表示データ「I11」〜「I14」を順次生成し、図5の(C)に示すように、生成した「I11」〜「I14」をセパレータで区切り、指定データそれぞれに対応付けて表示データ記憶部32に格納する。
また、指定データ格納処理部41は、「置き換えモード」にて複数の指定データを指定データ記憶部31に格納した場合、各指定データの表示データを順次生成し、生成した表示データを順次上書きして表示データ記憶部32に格納する。例えば、上述した4つの指定データそれぞれが「置き換えモード」にて指定データ記憶部31に順次格納された後の表示データ記憶部32には、図5の(D)に示すように、指定データ「ドライバ4、インストール結果、設定結果」の表示データ「I14」のみが記憶されている状態となる。
さらに、指定データ格納処理部41は、指定データおよび表示データを管理するために、指定データおよび表示データをアプリケーションの情報に対応付けた関係管理テーブルを関係管理テーブル記憶部33に格納する。具体的には、指定データ格納処理部41は、指定データを表示していたアプリケーションの情報に、指定データIDと、表示データIDと、利用者によって設定されたデータの保存モードである保護モードの情報とを対応付けた関係管理テーブルを関係管理テーブル記憶部33に格納する。なお、指定データIDおよび表示データIDとは、それぞれ指定データおよび表示データを一意に特定するための識別子である。
例えば、指定データ格納処理部41は、図6に示すように、関係管理テーブル「アプリケーション:アプリケーションB、指定データID:D11、表示データID:I−11、保護モード:無」を関係管理テーブル記憶部33に格納する。また、指定データ格納処理部41は、図6に示すように、「アプリケーション:アプリケーションB」に対応する「指定データID:D12、表示データID:I−12、保護モード:無」、「指定データID:D13、表示データID:I−13、保護モード:無」および「指定データID:D14、表示データID:I−14、保護モード:無」を関係管理テーブル記憶部33に格納する。
なお、「D11」、「D12」「D13」および「D14」は、それぞれ、図5の(C)の指定データ記憶部31に格納した指定データ「ドライバ1、インストール結果、設定結果」、「ドライバ2、インストール結果、設定結果」、「ドライバ3、インストール結果、設定結果」および「ドライバ4、インストール結果、設定結果」の指定データIDである。また、「I−11」、「I−1」、「I−13」および「I−14」は、それぞれ、図5の(C)の表示データ記憶部32に格納した表示データ「I11」、「I12」、「I13」および「I14」の表示データIDである。
なお、「追加モード」により格納できる指定データ数は、情報処理装置10の管理者によって設定される。例えば、アプリケーションごとに最大10個の指定データを格納可能として設定されてもよい。すなわち、指定データ格納処理部41は、指定データ記憶部31に同一のアプリケーションの指定データが10個格納されていた場合、古い指定データを削除して、同一アプリケーションの新たな指定データを格納する。
また、指定データ格納処理部41は、「保護モード:無」の指定データを優先的に削除する。例えば、「アプリケーションB」の指定データが10個格納された状態で、新たな「アプリケーションB」の指定データを「追加モード」で格納する際に、最初に格納した「指定データID:D11」の指定データが仮に「保護モード:有」であったとする。上記の場合、指定データ格納処理部41は、指定データ「指定データID:D12、表示データID:I−12、保護モード:無」を優先的に削除する。
なお、指定データ格納処理部41は、指定データおよび表示データそれぞれの指定データIDおよび表示データIDを生成して、生成した指定データIDおよび表示データIDをアプリケーションの情報に対応付けて格納する。
表示制御部42は、利用者から貼付要求を受け付けた場合、関係管理テーブル記憶部33によって記憶されている関係管理テーブルに基づいて、表示データを利用者に対して表示するように制御する。具体的には、まず、表示制御部42は、利用者が「貼り付け」操作を実行した場合、関係管理テーブルのアプリケーションの情報を表示させる。例えば、表示制御部42は、図7に示すように、「アプリケーションA」および「アプリケーションB」などをモニタに表示させる。
そして、表示制御部42は、表示させたアプリケーションのなかから利用者が選択したアプリケーションに対応付けられている表示データをモニタに表示させる。例えば、表示制御部42は、アプリケーションの一覧表示から利用者が「アプリケーションB」を選択した場合、関係管理テーブルに基づいて、「アプリケーションB」に対応付けられている表示データID「I−11」、「I−12」、「I−13」および「I−14」それぞれに対応する表示データをモニタに表示させる。すなわち、表示制御部42は、図7に示すように、「I11」、「I12」、「13」および「I14」をモニタに表示させる。
貼付処理部43は、利用者が貼付する指定データをアプリケーション単位で指定した場合、アプリケーションに対応付けて記憶しているすべての指定データを、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。例えば、貼付処理部43は、利用者が「アプリケーションB」を指定した場合、「アプリケーションB」に対応付けられている指定データID「D11」、「D12」、「13」および「D14」に対応する指定データを、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。
すなわち、貼付処理部43は、「ドライバ1、インストール結果、設定結果」、「ドライバ2、インストール結果、設定結果」、「ドライバ3、インストール結果、設定結果」および「ドライバ4、インストール結果、設定結果」を、図8の(A)に示すように、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。
あるいは、貼付処理部43は、利用者が貼付する指定データを表示された表示データ単位で指定した場合、指定された表示データに対応する指定データを、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。
例えば、貼付処理部43は、利用者が図7に示す表示データ「I11」および「I14」を指定した場合、関係管理テーブルに基づいて、表示データID「I−11」および「I−14」に対応する指定データID「D11」および「D14」の指定データを利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。すなわち、貼付処理部43は、「ドライバ1、インストール結果、設定結果」および「ドライバ4、インストール結果、設定結果」を、図8の(B)に示すように、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付する。
なお、利用者によって指定された指定データが画像データであった場合、貼付処理部43は、図8の(C)に示すように、画像データを重ねて貼付してもよい。
[実施例1における情報処理装置による処理の手順]
次に、図9および図10を用いて、実施例1における情報処理装置による処理を説明する。図9は、実施例1における情報処理装置によるデータ保存処理の手順を説明するための図であり、図10は、実施例1における情報処理装置によるデータ貼付処理の手順を説明するための図である。
[実施例1における情報処理装置によるデータ保存処理の手順]
図9に示すように、実施例1における情報処理装置10は、利用者によって指定データの保存処理が実行されると(ステップS101肯定)、指定データ格納処理部41は、利用者によって保存処理が実行された指定データが「保護モード」であるか否かの判定を行う(ステップS102)。ここで、利用者によって保存処理が実行された指定データが「保護モード」であった場合(ステップS102肯定)、指定データ格納処理部41は、判定を行った指定データを「保護モード:有」に設定する(ステップS103)。
一方、利用者によって保存処理が実行された指定データが「保護モード」ではなかった場合(ステップS102否定)、指定データ格納処理部41は、判定を行った指定データを「保護モード:無」に設定する(ステップS104)。そして、指定データ格納処理部41は、「保護モード:無」に設定した指定データが「追加モード」であるか否かの判定を行う(ステップS105)。
ここで、「保護モード:無」と設定した指定データが「置き換えモード」であり、「追加モード」ではなかった場合(ステップS105否定)、指定データ格納処理部41は、判定を行った指定データを、既に格納している「保護モード」以外の指定データに上書きして格納する(ステップS106)。
そして、指定データ格納処理部41は、「置き換えモード」の表示データを、「保護モード:有」の表示データ以外の表示データに上書きして表示データ記憶部32に格納する(ステップS111)。
一方、「保護モード:無」に設定した指定データが「追加モード」であった場合(ステップS105肯定)、およびステップS103の処理が終わった場合、指定データ格納処理部41は、指定データ記憶部31に格納されているデータ数が上限数に達しているか否かの判定を行う(ステップS107)。具体的には、指定データ格納処理部41は、現時点で指定データ記憶部31に格納している指定データ数が、情報処理装置10の管理者によって設定された上限数に達しているか否かの判定を行う。
例えば、アプリケーションごとに格納できる指定データの上限数が「10個」であった場合、指定データ格納処理部41は、現時点で指定データ記憶部31によって記憶されている指定データが「10個」であるか否かの判定を行う。
ここで、指定データ記憶部31に同一のアプリケーションの指定データが上限数に達していた場合(ステップS107肯定)、指定データ格納処理部41は、現時点で指定データ記憶部31に格納されている「保護モード」以外の古い指定データを削除する(ステップS108)。
そして、ステップS108の処理が終わった場合、および、格納されているデータ数が上限値に達していなかった場合(ステップS107否定)、指定データ格納処理部41は、指定データを追加して指定データ記憶部31に格納する(ステップS109)。すなわち、指定データ格納処理部41は、「追加モード」または「保護モード」の指定データをセパレータで区切ったうえで、指定データ記憶部31に格納する。
そして、指定データ格納処理部41は、指定データのイメージ画像である表示データを生成して、生成した表示データを指定データに対応付けて表示データ記憶部32に追加して格納する(ステップS110)。
すなわち、指定データ格納処理部41は、「追加モード」および「保護モード」の指定データから生成した表示データをセパレータで区切ったうえで、表示データ記憶部32に格納する。
続いて、ステップS111またはステップS110の処理の後、指定データ格納処理部41は、指定データおよび表示データを管理するために、指定データおよび表示データをアプリケーションの情報に対応付けた関係管理テーブルを関係管理テーブル記憶部33に格納して(ステップS112)、処理を終了する。具体的には、指定データ格納処理部41は、指定データを表示していたアプリケーションの情報に、指定データおよび表示データそれぞれを一意に特定するための識別子と、「保護モード」の情報とを対応付けた関係管理テーブルを関係管理テーブル記憶部33に格納する。
[実施例1における情報処理装置によるデータ貼付処理の手順]
図10に示すように、実施例1における情報処理装置は、利用者によって貼付処理が実行されると(ステップS201肯定)、表示制御部42は、関係管理テーブルのアプリケーション一覧を表示するように制御する(ステップS202)。例えば、表示制御部42は、利用者によって「貼り付け(Ctrl+V)」操作が実行されると、図6に示す関係管理テーブルに基づいて、「アプリケーションA」および「アプリケーションB」などをモニタに表示させる(図7参照)。
そして、表示制御部42は、表示させたアプリケーションのなかから利用者によってアプリケーションが選択された場合(ステップS203肯定)、選択されたアプリケーションに対応付けられている表示データを利用者に対して表示させる(ステップS204)。例えば、表示制御部42は、利用者が「アプリケーションB」を選択した場合、「アプリケーションB」に対応付けられている表示データ「I11」、「I12」、「I13」および「I14」をモニタに表示させる(図7参照)。
そして、利用者が貼付する指定データをアプリケーション単位で指定した場合(ステップS205肯定)、貼付処理部43は、指定されたアプリケーションの指定データを、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付して(ステップS206)、処理を終了する。
一方、利用者が貼付する指定データをアプリケーション単位で指定しなかった場合(ステップS205否定)、貼付処理部43は、貼付する指定データが表示データ単位で指定されるか否かの判定を行う(ステップS207)。
ここで、貼付する指定データが表示データ単位で指定されなかった場合(ステップS207否定)、実施例1における情報処理装置10は、ステップS203に戻って、アプリケーションが選択されたか否かの判定を行う。
一方、利用者が表示データを表示データ単位で指定した場合(ステップS207肯定)、貼付処理部43は、指定された表示データに対応するすべての指定データを、利用者が指定する指定ファイルに一括で貼付して(ステップS208)、処理を終了する。
上記したように、実施例1によれば、指定データ格納処理部41は、所定のアプリケーションによって表示されたファイル内において利用者によって指定された指定データを、オペレーティングシステムの保存機能と連携して、指定の度に指定データ記憶部31に格納する。そして、貼付処理部43は、指定データ記憶部31が記憶する複数の指定データを、オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する。従って、利用者が所望する複数の指定データを一度に貼付することができ、ファイルの作成時における利用者の作業性を向上させることが可能となる。
また、実施例1によれば、指定データ格納処理部41は、指定データを表示したアプリケーションの情報に対応付けて、指定データを指定データ記憶部31に格納する。そして、貼付処理部43は、利用者によって所定のアプリケーションが指定された場合に、指定データ記憶部31にて指定されたアプリケーションに対応付けて記憶されている複数の指定データを、一括で貼付する。従って、所望する指定データの探索および貼付を容易にすることができ、ファイル作成時における利用者の作業性をより向上させることが可能となる。
また、実施例1によれば、貼付処理部43は、指定データ記憶部31が記憶する複数の指定データの中から利用者によって複数の指定データが選択された場合に、選択された複数の指定データを、一括で貼付する。従って、複数の指定データのなかから利用者が所望するデータのみを貼付することができ、ファイル作成時における利用者の作業性をより向上させることが可能となる。
また、実施例1によれば、指定データ格納処理部41は、指定データに対応付けて、指定データが利用者によって指定された時点で表示されていた状態を写した表示データを表示データ記憶部32にさらに格納する。そして、表示制御部42は、利用者によって指定された指定データの表示データをモニタ60に表示するように制御する。従って、利用者が指定データの内容を確認することができ、ファイル作成時における利用者の作業性をさらに向上させることが可能となる。
さて、これまで実施例1について説明したが、上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、種々の異なる実施例を(1)〜(3)に区分けして説明する。
(1)保存操作および貼付操作
上記した実施例1では、キー入力による保存操作および貼付操作について説明した。しかし、本実施例はこれに限定されるものではなく、例えば、利用者がモニタに表示されたプルダウンメニューから所望する処理を選択することによって、保存操作または貼付操作が実行される場合であってもよい。
(2)システム構成等
また、上記の実施例において説明した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に更新することができる。例えば、実施例1における「追加モード」による指定データの格納数は管理者が任意に設定することが可能である。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示された構成要素と同一であることを要しない。すなわち、各処理部および各記憶部の分散・統合の具体的形態(例えば、図2の形態)は図示のものとは限られない。例えば、指定データ記憶部31および表示データ記憶部32が統合されている場合であってもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(3)データ貼付プログラム
ところで、上記の実施例1では、ハードウェアロジックによって各種の処理を実現する場合を説明したが、本実施例はこれに限定されるものではなく、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行するようにしてもよい。そこで、以下では、図11を用いて上記の実施例1に示した情報処理装置10と同様の機能を有するデータ貼付プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、実施例1におけるデータ貼付プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
図11に示すように、情報処理装置としてのコンピュータ1000は、キーボード1020、モニタ60、RAM1040、HDD1050、CPU1060およびROM1070を有する。そして、キーボード1020、モニタ60、RAM1040、HDD1050、CPU1060およびROM1070は、バス1010などで接続される。
ROM1070には、上記の実施例1に示した情報処理装置10と同様の機能を発揮するデータ貼付プログラム、つまり、図11に示すように、指定データ格納処理プログラム1071、表示制御プログラム1072、貼付処理プログラム1073が予め記憶されている。なお、これらのプログラム1071〜1073については、図2に示した情報処理装置10の各構成要素と同様、適宜統合または分散してもよい。
そして、CPU1060が、これらのプログラム1071〜1073をROM1070から読み出して実行することで、図11に示すように、各プログラム1071〜1073は、指定データ格納処理プロセス1061、表示制御プロセス1062、貼付処理プロセス1063として機能するようになる。なお、各プロセス1061〜1063は、図2に示した、指定データ格納処理部41、表示制御部42、貼付処理部43にそれぞれ対応する。
また、HDD1050には、図11に示すように、指定データ記憶データ1051、表示データ記憶データ1052、関係管理テーブル記憶データ1053が設けられる。この指定データ記憶データ1051、表示データ記憶データ1052、関係管理テーブル記憶データ1053は、それぞれ図2に用いた指定データ記憶部31、表示データ記憶部32、関係管理テーブル記憶部33に対応する。そしてCPU1060は、指定データ記憶データ1041、表示データ記憶データ1042、関係管理テーブル記憶データ1043を指定データ記憶データ1051、表示データ記憶データ1052、関係管理テーブル記憶データ1053に対して登録し、これら指定データ記憶データ1041、表示データ記憶データ1042、関係管理テーブル記憶データ1043を読み出してRAM1040に格納する。そして、CPU1060は、RAM1040に格納された指定データ記憶データ1041、表示データ記憶データ1042、関係管理テーブル記憶データ1043に基づいてデータ貼付処理を実行する。
なお、上記した各プログラム1071〜1073については、必ずしも最初からROM1070に記憶させておく必要は無く、例えばコンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータ1000の内外に備えられるHDDなどの「固定用物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
以上の本実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)オペレーティングシステムのプログラムを実行するコンピュータに、
前記コンピュータ上で実行されるアプリケーションプログラムによって利用者によって指定された指定データを、前記オペレーティングシステムの保存機能と連携して、指定の度に所定の記憶部に格納する指定データ格納手順と、
前記所定の記憶部が記憶する複数の指定データを、前記オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する貼付処理手順と、
を実行させることを特徴とするデータ貼付プログラム。
(付記2)前記指定データ格納手順は、前記ファイルを表示したアプリケーションに対応付けて、当該指定データを前記所定の記憶部に格納し、
前記貼付処理手順は、前記利用者によって所定のアプリケーションが指定された場合に、前記所定の記憶部にて当該指定されたアプリケーションに対応付けて記憶されている複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする付記1に記載のデータ貼付プログラム。
(付記3)前記貼付処理手順は、前記所定の記憶部が記憶する前記複数の指定データの中から前記利用者によって複数の指定データが選択された場合に、当該利用者によって選択された複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする付記1に記載のデータ貼付プログラム。
(付記4)前記指定データ格納手順は、前記指定データに対応付けて、当該指定データが利用者によって指定された時点で表示されていた状態を写した表示データを前記所定の記憶部にさらに格納し、
前記利用者によって指定された指定データの前記表示データを所定の表示部に表示するように制御する表示制御手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする付記1に記載のデータ貼付プログラム。
(付記5)オペレーティングシステムと、
利用者によって指定された指定データを記憶する指定データ記憶部と、
前記指定データが利用者によって指定される度に、前記オペレーティングシステムの保存機能と連携して、当該指定データを前記指定データ記憶部に格納する指定データ格納処理部と、
前記指定データ記憶部が記憶する複数の指定データを、前記オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する貼付処理部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記6)前記指定データ格納処理部は、前記ファイルを表示したアプリケーションに対応付けて、当該指定データを前記所定の記憶部に格納し、
前記貼付処理部は、前記利用者によって所定のアプリケーションが指定された場合に、前記所定の記憶部にて当該指定されたアプリケーションに対応付けて記憶されている複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記7)前記貼付処理部は、前記所定の記憶部が記憶する前記複数の指定データの中から前記利用者によって複数の指定データが選択された場合に、当該利用者によって選択された複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
(付記8)前記指定データ格納処理部は、前記指定データに対応付けて、当該指定データが利用者によって指定された時点で表示されていた状態を写した表示データを前記所定の記憶部にさらに格納し、
前記利用者によって指定された指定データの前記表示データを所定の表示部に表示するように制御する表示制御部をさらに有することを特徴とする付記5に記載の情報処理装置。
10 情報処理装置
20 入出力制御I/F部
30 記憶部
31 指定データ記憶部
32 表示データ記憶部
33 関係管理テーブル記憶部
40 制御部
41 指定データ格納処理部
42 表示制御部
43 貼付処理部
50 入力部
60 モニタ

Claims (5)

  1. オペレーティングシステムのプログラムを実行するコンピュータに、
    前記コンピュータ上で実行されるアプリケーションプログラムによって利用者によって指定された指定データを、前記オペレーティングシステムの保存機能と連携して、指定の度に所定の記憶部に格納する指定データ格納手順と、
    前記所定の記憶部が記憶する複数の指定データを、前記オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する貼付処理手順と、
    を実行させることを特徴とするデータ貼付プログラム。
  2. 前記指定データ格納手順は、前記ファイルを表示したアプリケーションに対応付けて、当該指定データを前記所定の記憶部に格納し、
    前記貼付処理手順は、前記利用者によって所定のアプリケーションが指定された場合に、前記所定の記憶部にて当該指定されたアプリケーションに対応付けて記憶されている複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする請求項1に記載のデータ貼付プログラム。
  3. 前記貼付処理手順は、前記所定の記憶部が記憶する前記複数の指定データの中から前記利用者によって複数の指定データが選択された場合に、当該利用者によって選択された複数の指定データを、一括で貼付することを特徴とする請求項1に記載のデータ貼付プログラム。
  4. 前記指定データ格納手順は、前記指定データに対応付けて、当該指定データが利用者によって指定された時点で表示されていた状態を写した表示データを前記所定の記憶部にさらに格納し、
    前記利用者によって指定された指定データの前記表示データを所定の表示部に表示するように制御する表示制御手順をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載のデータ貼付プログラム。
  5. オペレーティングシステムと、
    利用者によって指定された指定データを記憶する指定データ記憶部と、
    前記指定データが利用者によって指定される度に、前記オペレーティングシステムの保存機能と連携して、当該指定データを前記指定データ記憶部に格納する指定データ格納処理部と、
    前記指定データ記憶部が記憶する複数の指定データを、前記オペレーティングシステムの貼付機能と連携して、利用者が指定したファイルに一括で貼付する貼付処理部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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