JP2010229749A - トンネル用函体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】並設された複数本のトンネルを連結して大断面の地下構造物を構築する場合において、軸方向に連設されることでトンネルを形成するトンネル用函体10であって、地下構造物の構造部の一部を構成する残置部11と、地下構造物の構造部に係らない部分を構成する撤去部12と、残置部11と撤去部12とを連結する連結部13とを備え、残置部11および撤去部12がコンクリート部材により構成されており、連結部13が鋼製部材により構成されている。
【選択図】図2
Description
この地下構造物は、その横断面の全てを包含する複数本のトンネルを縦横に並べて構築し、その後、各トンネルの不要な覆工を撤去して大きな空間を形成することにより築造される。
また、連結部において撤去部を取り外すことで、撤去部をそのまま転用することが可能となるため、経済的にも環境的にも優れている。
本発明のトンネル用函体10は、図1に示すように、並設された複数本(本実施形態では6本)のトンネルT,T,…を連結して大断面の地下構造物1を構築する場合において、軸方向に連設されることでトンネルTを形成するものである。
なお、鋼繊維の形状寸法はこれに限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。また、本実施形態では、鋼繊維を使用するものとしたが、鋼繊維の代わりに他の公知の金属繊維を使用することも可能である。
また、有機繊維は、その断面積が78×10−6mm2〜0.78mm2、つまり、断面形状を円とみなした場合の直径が10μm〜1mmとなる断面寸法に形成されている。
また、本実施形態では、有機繊維として、断面形状が長方形のものを使用するものとしたが、有機繊維の断面形状は限定されるものではなく、例えば正方形であってもよい。
連結部13は、取付板14,14とスキンプレート16とを組み合わせることにより、断面コ字状に形成されている。
取付板14には、残置部11または撤去部12に突設されたボルトBを挿通可能なボルト孔が形成されている。なお、ボルト孔の配置や形状は適宜設定すればよい。また、ボルト孔は残置部11または撤去部12と連結部13との固定方法に応じて形成すればよく、省略してもよい。
地下構造物1を築造するには、まず、図4(a)に示すように、地下構造物1の断面内の下部中央に一本目のトンネルT1を構築したうえで、この一本目のトンネルT1の横隣りに二本目のトンネルT2および三本目のトンネルT3を構築する。
各トンネルTは、掘削機Kを介して削孔した地山に、随時トンネル用函体10を配置することにより行う。なお、掘削機Kの構成は限定されるものではない。
なお、撤去部12は、覆工コンクリートLを打設する前に撤去してもよいし、撤去部12を部分的に撤去しつつ、覆工コンクリートLの打設を行ってもよい。
10 トンネル用函体
11 残置部
12 撤去部
13 連結部
T トンネル
Claims (2)
- 並設された複数本のトンネルを連結して大断面の地下構造物を構築する場合において、軸方向に連設されることで前記トンネルを形成するトンネル用函体であって、
前記地下構造物の構造部の一部を構成する残置部と、
前記地下構造物の構造部に係らない部分を構成する撤去部と、
前記残置部と前記撤去部とを連結する連結部と、を備え、
前記残置部および前記撤去部がコンクリート部材からなり、前記連結部が鋼製部材からなることを特徴とするトンネル用函体。 - 前記コンクリート部材が、繊維を全体の体積に対して5%未満混入して得られる繊維補強コンクリートであって、
前記繊維が、金属繊維と有機繊維とを含むことを特徴とするトンネル用函体。
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JP2009079836A JP2010229749A (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | トンネル用函体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105673036A (zh) * | 2016-01-25 | 2016-06-15 | 济南轨道交通集团有限公司 | 盾构上下穿越时盾构节点预制隧道及施工方法 |
CN106337689A (zh) * | 2016-09-07 | 2017-01-18 | 中铁工程装备集团有限公司 | 用于地下工程的可循环利用的组合式结构 |
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JP2007063947A (ja) * | 2005-09-02 | 2007-03-15 | Taisei Corp | 推進管のトンネル曲線部における接合構造およびトンネル施工方法 |
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- 2009-03-27 JP JP2009079836A patent/JP2010229749A/ja active Pending
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