JP2010227378A - ライン取手 - Google Patents

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JP2010227378A JP2009079659A JP2009079659A JP2010227378A JP 2010227378 A JP2010227378 A JP 2010227378A JP 2009079659 A JP2009079659 A JP 2009079659A JP 2009079659 A JP2009079659 A JP 2009079659A JP 2010227378 A JP2010227378 A JP 2010227378A
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秀之 高久
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Abstract

【課題】ライン取手本体のコストダウンを図ることができるライン取手を提供すること。
【解決手段】扉板16の端部の長手方向に向かって設けられるライン取手本体18と、ライン取手本体18の長手方向側の両端部に取り付けられ、ライン取手本体18の長手方向側の両端部を被覆するサイドキャップ19と、から構成されるライン取手17であって、サイドキャップ19は、サイドキャップ19と扉板16とを接合する接合部19dを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、扉板の端部の長手方向に向かって設けられるライン取手本体と、ライン取手本体の長手方向側の端部に取り付けられ、ライン取手本体の長手方向側の端部を被覆するサイドキャップと、から構成されるライン取手に関する。
従来、把手(ライン取手)としては、アルミ押出形材を切断して構成されており、把手本体を扉(扉板)の上端面から立設された垂直面部と、この垂直面部の正面側下縁部で扉の上端面に当接して垂直面部を支持する脚部と、垂直面部の背面側下縁部で扉の背面部に当接する固定板部と、を備えており、扉に固定板部を木ネジによって固定することにより、把手の扉に対しての取り付けがなされている。このような把手は、端部キャップ(サイドキャップ)をアルミ押出形材の切断を切断したときの切断面に対して覆うように取り付けることによって、切断面に対してバリ取りと研磨仕上げを行うことなく、把手のコスト低減を図っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−29408号公報(第4頁、第7図)
しかしながら、特許文献1にあっては、把手(ライン取手本体)はアルミ押出形材を切断して製作しているため、所定箇所で扉(扉板)に対して木ネジを螺着させる固定板部(接合部)が把手の略全長に亘って形成されてしまい、使用していない固定板部の箇所のアルミ材のコストが無駄になっているという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、ライン取手本体のコストダウンを図ることができるライン取手を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のライン取手は、
扉板の端部の長手方向に向かって設けられるライン取手本体と、該ライン取手本体の長手方向側の両端部に取り付けられ、該ライン取手本体の長手方向側の両端部を被覆するサイドキャップと、から構成されるライン取手であって、
前記サイドキャップは、該サイドキャップと前記扉板とを接合する接合部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、ライン取手本体は長手方向の両端部に取り付けたサイドキャップのみを介して扉板に取り付けられるので、ライン取手本体に扉板との接合部を備える必要が無く、ライン取手本体をシンプルに構成することができ、その製造コストを抑えることができる。
本発明のライン取手は、
前記サイドキャップは前記ライン取手本体に嵌合する嵌合部を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、扉板の開閉を行う際にライン取手本体とサイドキャップとが、嵌合状態で互いを保持し合うので、ライン取手本体が扉板の端部から離脱してしまうことを防止することができる。
本発明のライン取手は、
前記ライン取手本体は長手方向に溝部を設け、前記嵌合部は、該溝部に挿嵌する突片であることを特徴としている。
この特徴によれば、突片が溝部内に挿嵌されることでよりサイドキャップがライン取手本体を強固に保持できる。
また、突片を所定長さに形成することによって、ライン取手の長手方向略中央部分に荷重が加わった際にサイドキャップに生じる撓み等を抑制することができる。
本発明のライン取手は、
前記接合部は、前記扉板の背面に配置されることを特徴としている。
この特徴によれば、接合部が引出の正面視から扉板によって隠蔽されるので、引出の外観を損なうことなく、扉板へライン取手を取り付けることができる。
実施例における引出が収納されているシステムキッチンを示す斜視図である。 引出を示す斜視図である。 ライン取手本体を示す側面図である。 (a)は、サイドキャップの平面図であり、(b)は、サイドキャップの側面図であり、(c)は、サイドキャップの背面図であり、(d)は、図4(c)におけるサイドキャップのA−A断面図である。 ライン取手本体とサイドキャップと前板との組立斜視図である。
本発明に係るライン取手を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係るライン取手につき、図1から図5を参照して説明する。尚、本実施例では、図3における紙面左方をライン取手の正面側とし、図4(a)における紙面下方及び図4(b)における紙面左方をサイドキャップの正面側として説明する。図1の符号1は、家庭内のキッチン等に設けられるシステムキッチンである。このシステムキッチン1には、上部右側に使用者が食器等を洗うのに使用するシンク部2と、上部中央にシステムキッチン1上での作業スペース3と、上部左側に調理を行うためのコンロ部4と、が設けられている。
また、システムキッチン1の下部は食器や食材等を収納しておくための収納部5が設けられている。具体的には、シンク部2の下部には引出6,7、作業スペース3の下部には引出8,9,10、コンロ部4の下部には引出11,12がそれぞれ上下に連設されている。以下、この収納部5に設けられた引出6について説明する。
図2に示すように、引出6は、底板13と、この底板13の左右両端に取り付けられる一対の側板14と、これら底板13と側板14との後端に取り付けられる後板15と、これら底板13と側板14との前端に取り付けられる、後述するライン取手17が取り付けられる扉板としての前板16と、を備え、引出10は上面が開口した略四角箱状に形成されている。
また、前板16の上端部には、前板16の左右方向略全長に亘って本発明のライン取手17が取り付けられており、このライン取手17を使用者が掴むことによって、引出10は収納部5内とキッチンキャビネット1の正面側とを前後動可能となっている。
このライン取手17は、図2及び図3に示すように、アルミ材等の押し出し成形によって製造された、前板16の長手方向を向くライン取手本体18と、このライン取手本体18の左右側端面に取り付けられ、ライン取手本体18の左右側端面を被覆する、硬質樹脂材等で製造されたサイドキャップ19と、から構成されている。
具体的には、ライン取手本体18は、下端部が前板16の上端面に当接する基部18aと、基部18aの後部側から上方に延設された立設部18bと、を備えている。この基部18aの前端部から立設部18bの前端上部までは、湾曲面に形成されている。
また、立設部18bの前端上部からは、正面側に向けて長手方向に延びる水平片18cが形設されており、更に、水平片18cの前端部からは下方に向けて下垂片18dが延設されている。そして、ライン取手本体18上部におけるこれら立設部18bと水平片18cと下垂片18dとによって囲まれる空間は、使用者がライン取手17を掴む際に指を配置する指入空間18eとして構成されている。
更に、立設部18bの後部には、背面側に向けて開口する溝部18fが形成されている。この溝部18fは、立設部18bの正面側から背面側に向けて前後幅寸法が縮寸している側面視台形状に形成されている。
次に、ライン取手本体18の左右側端面を被覆するサイドキャップ19について説明する。尚、サイドキャップ19は左右対称に構成されているため、本実施例ではライン取手本体18の右側端面を被覆するサイドキャップ19についてのみ説明し、ライン取手本体18の左側端面を被覆するサイドキャップ19については説明を省略する。
図3及び図4(a)〜図4(d)に示すように、サイドキャップ19は、側面視形状がライン取手本体18の側面視形状と略同一の被覆部19aを備えている。この被覆部19aの左側面上部からは、側面視略方形状の挿嵌片19bが左方向に向かって延設されている。この挿嵌片19bは、ライン取手本体18の指入空間18e内に挿嵌可能な寸法に形成されている。
また、被覆部19aの左側面後部からは、本発明における嵌合部としての突片19cが左方向に向かって、挿嵌片19bよりも左方向に長寸に延設されている。更に、図3及び図4(d)に示すように、この突片19cは側断面視で溝部18fの補形をなす台形状に形成されており、左側方から溝部18fに対して挿嵌可能となっている。
そして、突片19cの背面からは、下方に向かって本発明における接合部としての螺着片19dが下方に向けて延設されている。この螺着片19dの下部には、前後方向に貫通する螺子穴19eが穿設されている。
ライン取手17の前板16の上端部への取り付けについて説明する。尚、前述のサイドキャップ19と同様に、ライン取手17は左右対称に構成されているため、本実施例ではライン取手17の右側端面での前板16の上端部への取り付けについてのみ説明し、ライン取手の左側端面での前板16の上端面への取り付けについては説明を省略する。
まず、図5に示すように、サイドキャップ19をライン取手本体18の右側端面(ライン取手本体18裏面視のため、図5紙面では左側)に接近させ、突片19cを溝部18fに挿入させる。このとき、突片19cが溝部18fに挿入されたことでサイドキャップ19の上下位置の位置決めがなされるようになっており、更に突片19cを溝部18f内に挿入させながら挿嵌片19bの指入空間18eへの挿入がなされる。
つまり、突片19cを溝部18f内に挿入させることにより、サイドキャップ19は挿嵌片19bが指入空間18eに、突片19cが溝部18fにそれぞれ挿嵌され、サイドキャップ19がライン取手本体18に対して前後方向に離脱不能に保持される。そして、更に突片19cを溝部18fに挿入させることで被覆部19aの左側面がライン取手本体18の右側面に当接し、ライン取手本体18の右側面の被覆がなされる。
次に、前述のようにライン取手本体18にサイドキャップ19を取り付けることで構成されたライン取手17を、図3に示すように、基部18aから前板16の上端面上に載置する。このとき、螺着片19dは前板16の背面側に配置されており、特に螺着片19dの正面下部は前板16の背面と当接している。
この状態で図5に示すように、螺着片19dの背面側から螺子穴19eを介して前板16に木螺子20を螺着することによって、ライン取手17の前板16の上部への取り付けがなされるようになっている。
同様の手法により、左側のサイドキャップ19もライン取手本体18に取り付けることで、ライン取手17の前板16への取り付けが完了する。
また更に、前述したサイドキャップ19は硬質樹脂材に被覆部19aと挿嵌片19bと突片19cと螺着19dと螺子穴19eを含めて一度に成形された射出成形品を使用している。そのため、従来は、アルミ押出形材を切断して把手本体とし、把手本体の固定板部のコーナーを切断し、固定板部に螺子穴を穿孔し、端部キャップを把手本体の側端部に挿入固定した後に扉板上部裏面に把手本体を螺子穴から木螺子で固着することでライン把手付き前板を製作していたが、本発明のライン取手17では、螺子穴19eが予めサイドキャップ19に形成されているので、アルミ押出材であるライン取手本体18に螺子穴19eを形成する必要が無く、アルミ押出形材を切断してライン取手本体18とし、ライン取手本体18にサイドキャップ19を挿嵌して、サイドキャップ19の螺子穴19eから木螺子20で前板16上部裏面に螺着することで取り付けが完了する。このため、前板16の製作工数を短縮できるようになっており、頗る工業的価値が高い。
以上、本実施例におけるライン取手にあっては、前板16の端部の長手方向に向かって設けられるライン取手本体18と、ライン取手本体18の長手方向側の両端部に取り付けられ、ライン取手本体18の長手方向側の両端部を被覆するサイドキャップ19と、から構成されるライン取手17であって、サイドキャップ19は、サイドキャップ19と前板16とを接合する螺着片19dを備えることで、ライン取手本体18は両端部に取り付けたサイドキャップ19のみを介して前板16に取り付けられるので、ライン取手本体18に前板16との接合部を備える必要が無く、ライン取手本体18をシンプルに構成することができ、その製造コストを抑えることができる。
また、サイドキャップ19はライン取手本体18に嵌合する突片19cを備えるので、前板16の開閉を行う際にライン取手本体18とサイドキャップ19とが、嵌合状態で互いを保持し合うので、ライン取手本体18が前板16の端部から離脱してしまうことを防止することができる。
また、ライン取手本体18は長手方向に溝部18fを設け、嵌合部は、溝部18fに挿嵌する突片19cであるので、突片19cが溝部18f内に挿嵌されることでよりサイドキャップ19がライン取手本体18を強固に保持できる。また、突片19cを所定長さに形成することによって、ライン取手17の長手方向略中央部分に荷重が加わった際にサイドキャップ19に生じる撓み等を抑制することができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、ライン取手17を引出6の前板16上端部に設けたが、ライン取手17は開き戸や引戸の左右側端部、吊戸の下端部等に取り付けられるようにしてもよい。
また、前記実施例では、突片19cの背面から螺着片19dを延設させ、螺着片19dと前板16とを螺着することでライン取手17の前板16の上端部への取り付けを行ったが、突片19cの左右幅寸法をより長寸とすることで突片19cの背面から複数の螺着片19dを延設させ、これら螺着片19dと前板16とを螺着することでライン取手17の前板16への取り付けをより強固なものとしてもよい。
また、前記実施例では、サイドキャップ19のライン取手本体18への嵌合を挿嵌片19dと突片19cとの指入空間18eと溝部18fとへの嵌合で説明したが、これら形状に限らず、例えばサイドキャップ19の前後幅寸法及び上下寸法をライン取手本体の前後幅寸法及び上下寸法よりも小さく形成するとともに、ライン取手本体18の側端面にサイドキャップ19の側面視形状と同形の中空部を形成することで、挿嵌片19dと突片19cとが指入空間18eと溝部18fとに嵌合する際にサイドキャップ19が中空部内に収納されるようにしてもよい。この場合、ライン取手17の外部にサイドキャップ19が露出しないので、ライン取手17の美観の向上が図られる。
16 前板(扉板)
17 ライン取手
18 ライン取手本体
18a 基部
18b 立設部
18c 水平片
18d 下垂片
18e 指入空間
18f 溝部
19 サイドキャップ
19a 被覆部
19b 挿嵌片
19c 突片(嵌合部)
19d 螺着片(接合部)
19e 螺子穴

Claims (4)

  1. 扉板の端部の長手方向に向かって設けられるライン取手本体と、該ライン取手本体の長手方向側の両端部に取り付けられ、該ライン取手本体の長手方向側の両端部を被覆するサイドキャップと、から構成されるライン取手であって、
    前記サイドキャップは、該サイドキャップと前記扉板とを接合する接合部を備えることを特徴とするライン取手。
  2. 前記サイドキャップは前記ライン取手本体に嵌合する嵌合部を備えることを特徴とする請求項1に記載のライン取手。
  3. 前記ライン取手本体は長手方向に溝部を設け、前記嵌合部は、該溝部に挿嵌する突片であることを特徴とする請求項2に記載のライン取手。
  4. 前記接合部は、前記扉板の背面に配置されることを特徴とする請求項1ないし3に記載のライン取手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013039173A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Panasonic Corp 収納家具

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