JP2010224734A - 情報提供サーバ及び情報表示システムならびに情報提供プログラム - Google Patents

情報提供サーバ及び情報表示システムならびに情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取引者が他の取引者の取引傾向を知る。
【解決手段】取引を行う顧客に関連する関連情報の表示を行う端末110,120,130と、この端末と通信可能に接続されている情報提供サーバとを備える情報表示システムであって、情報提供サーバは、顧客の情報を複数の項目に分類したセグメント情報が記憶されているデータベースDBと、識別情報とセグメント情報とで、前記顧客に類似する他の顧客を抽出する顧客抽出手段と、顧客抽出手段により抽出された抽出顧客に関連する関連情報を端末に送信する送信手段とを備え、項目は、前記顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報を含む。そして、端末が関連情報を表示して、顧客に類似する類似顧客に関連する情報を表示して、顧客のライフステージで有用な情報を知ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、取引に関連する関連情報の表示を端末に行わせる情報提供サーバ及び情報表示システムならびに情報提供プログラムに関する。
近年、銀行においても保険会社、証券会社と提携して保険商品の販売、投資関連商品の販売が行われるようになっており、保険会社、証券会社から各種商品情報が銀行に提供されている。これに伴い、銀行ATM(Automatic Teller Machine)、インターネットバンキング、モバイルバンキングにおいても、これらの金融商品の売買ができるようになり、商品情報が端末上に表示されることが望まれる。
また、特許文献1には、通信ネットワークを利用した、委託者と受託者との間の仲介取引に関する技術、特に、委託者に関する委託者情報、商品情報や販売店情報がデータベースに格納され、これらの情報が検索されてウェブサイトで表示される技術が開示されている。
また、インターネットを利用した電子商取引では、関連商品の同時購入を促すべく、他の利用者の購買履歴を基に、「他の方は、このような商品を同時に購入されています。」との表示を行っている。また、商品毎に他の利用者の「商品に対するコメント」を掲載して、購入者の購入判断に情報を提供している。
特開2003−122946号公報(段落0127,0128,0129)
関連商品を表示する技術は、商品の購入意識を持った利用者には、関連販売として商品の売買につながる可能性があるが、全く購買意識を持っていない利用者は、購入行動を起こさず、潜在意識にあっても購買には結びつかない。また、情報は一方的に表示されて項目を選択する余地もない。
また、特許文献1の技術においても、特定の委託者に関連する情報が表示されるため、委託者の傾向を受託者(取引顧客)が判断することができず、他の受託者(取引顧客)の受託傾向(関連情報)を判断することもできない。
そこで、本発明は、取引顧客に類似する他の顧客に関連する関連情報を知ることができる情報提供サーバ及び情報表示システムならびに情報提供プログラムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、取引を行う取引顧客に関連する関連情報の表示を行う端末(110,120,130)と、この端末と通信可能に接続されている情報提供サーバ(105)とを備える情報表示システム(200,210)であって、前記情報提供サーバは、前記端末から前記取引顧客を識別する識別情報を受信する受信手段(10)と、複数の顧客の情報を複数の項目に分類したセグメント情報が記憶されているデータベース(45)と、前記複数の顧客の情報を用いて検索する検索手段と、前記検索手段により検索された情報を前記端末に送信する送信手段(20)とを備えることを特徴とする。
このとき、前記検索手段は、前記受信手段を用いて受信した識別情報と前記データベースとから前記セグメント情報が類似する他の顧客を抽出する顧客抽出手段(35)であり、前記項目は、前記複数の顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報(45c)を含み、前記送信手段は、前記顧客抽出手段により抽出された抽出顧客に関連する関連情報を前記端末に送信することが好ましい。
また、前記分類手段は、取引履歴をセグメント毎に分類するセグメント分類手段(30)とし、前記送信手段は、前記セグメント分類手段が分類した分類結果を統計的に示すセグメント分類情報を前記端末に送信することもできる。なお、括弧内の数字は例示である。
また、前記顧客抽出手段は、前記ライフステージの期間差に重みを乗じた値と、前記項目毎に他の重みを乗じた乗算値との和である類似度が所定値以上の前記他の顧客を抽出することができる。また、前記関連情報は、前記抽出顧客に関連する関連商品の情報とすることができる。また、前記項目は、各々の前記ライフステージに実行される単数又は複数のイベントの識別情報であることができる。
本発明によれば、取引顧客に類似する他の顧客に関連する関連情報を知ることができる。また、セグメント情報の項目に複数の顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報が含まれているので、取引顧客と同一世代の取引傾向を知ることができる。
本発明の概要を示す類似行動表示システムの概念図である。 本発明の第1実施形態である情報表示システムが表示する情報画面の表示例である。 本発明の第1実施形態である情報表示システムの構成図である。 サーバ記憶部の構成図である。 ライフステージデータ、ライフイベントデータ、及び顧客状態データの例である。 ATM端末、及び情報提供サーバが実行するフローチャートである。 顧客最適情報の検索処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態のサーバ記憶部の構成図である。 投資画面及びセグメント選択画面の一例である。 セグメント表示画面の一例である。 ATM端末にセグメントデータを表示するためのフローチャートである。
(実施形態の概要)
まず、後記する実施形態について、その概要を説明する。
本発明の一実施形態である情報表示システム210(図3)は、顧客情報を、人生設計を複数の分割したライフステージと、結婚/出産/住宅購入/退職などライフイベントにおける位置に分類して、端末を利用する利用顧客に類似する他の利用者に関連する商品等の関連情報を端末に表示するものである。
まず、図1に示すように(1)顧客である利用者は端末(ATM端末、PC(Personal Computer)端末、携帯端末)を利用して金融取引(例えば、銀行取引)を行う。(2)そして、CRM(Customer Relationship Management)システムは、チャネル(窓口、ATMチャネル、インターネットバンキング、モバイルバンキング等)から顧客の識別番号等の個人情報を収集し、貯蓄状況・投資収益等の統計的情報を記憶する。(3a)CRMシステムは、収集した個人情報(例えば、資産情報)にライフステージと、ライフイベントとを識別する識別符号(ID)を付与して、利用者に類似する顧客を抽出し、抽出された顧客の情報(関連情報)を端末に表示する。(4a)これにより、利用者は自分と類似する類似顧客の傾向を知ることができる。例えば、利用者は、関連情報が記載された表示画面を見ることにより、例えば「周りの同世代は住宅購入しているのか・・・」と認識し、将来の計画を立てることができる。
図2は、端末で表示される表示画面の例であり、金融取引の処理中に表示される画面である。
図2の表示画面例は、「お取引処理中」の表示画像55cと、「顧客への情報表示」の表示画像55dとの合成画像を備えて構成され、「顧客への情報表示」の表示画像55dは、「お客様に最寄りのATM情報」の表示画面と、「お知らせ」の表示画面とを備えて構成されている。
この「お知らせ」の表示画面では、「住宅ご購入の予定がございますか?現在、お得なローンがございます。」という表示がなされるようになっている。
また、「お客様に最寄りのATM情報」の表示画面では、類似顧客として例えば、家族の最寄りのATMの情報が表示され、取引者が職場にいるときは、職場内、あるいは職場の近傍のATMだけではなく、家族の職場あるいは学校の近傍のATMの情報が表示される。
一方、図3,8に記載の情報表示システム200では、顧客が利用する端末に金融取引に関連する情報を、同一セグメント(例えば、10歳単位の世代、性別、圏・県・商業地/住所地など住所を基にした地域、結婚/出産/住宅購入/退職などライフプランにおける位置、趣味趣向によるライフスタイル)に分類して、類似する利用者の行動を統計的に表示するように構成されている。
そのために、図1において、(3b)CRMシステムは、収集した個人情報(例えば、資産情報)をセグメント毎に統計的に分類して、分類された統計的情報を端末に表示するようになっている。(4b)これにより、利用者は自分と同セグメントの資産情報が要約されて提供され、資産情報の傾向を知ることができる。例えば、利用者は、統計的情報が記載されたセグメント表示画面を見ることにより「周りの同世代は結構貯蓄しているな・・・」と認識する。
図3に記載の類似行動表示システム(情報表示システム)200は、顧客の資産状況のほか、同一セグメントの顧客が、どのような取引を行っているか、あるいはどのような資産運用(ファンド等)を行っているか、だけではなく、それらをどのようなチャネルから利用しているか、といった情報を提供することができる。
つまり、端末を利用している顧客と同一セグメントに属する他の顧客の取引履歴から、類似する取引と、この取引で利用されたチャネルと利用頻度とを抽出し、利用頻度情報も顧客に提供する。その際、当該取引について(窓口やコールセンタよりも)ATMやインターネットバンキングの利用頻度が少ない場合、そちらの利用を顧客に勧めることによって、利用が進んでいないチャネルの利用を促進することができる。あるいは、利用可能なチャネルを顧客に提示することにより、どのようなチャネルで該当する取引を行えるのか、顧客に知っていただくこともできる。顧客は自分が利用しやすいチャネルを選択できるので、利便性が向上する。
ここで、類似する取引とは、例えば、支払い取引、振込み取引、金融商品の購入取引のような取引種別によって括られる取引である。また、金融商品の購入取引であれば、購入する商品(例えば、国債、不動産などを対象とする各種ファンド毎の種別)の種別によって細分化するものであってもよい。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態である、情報表示システムについて図面を用いて説明する。
図3の情報表示システム210は、銀行内に配設され、情報提供サーバ105と、ATM端末110と、PC端末120と、携帯端末130と、証券会社、保険会社に配設されている保険・証券管理サーバ140と、がWAN等のネットワーク150を介して通信可能に接続されている。これにより、情報表示システム210は、デリバリチャネル(ATMチャネル、インターネットバンキング、モバイルバンキングなど)を利用して、銀行取引を行い、証券会社、保険会社が取り扱う商品の売買を行うと共に、保険・証券の取引に有用な情報を各端末に表示する機能を備えている。
情報提供サーバ105は、サーバ制御部102とサーバ記憶部108とサーバ通信部106とを備え、銀行取引を実行する銀行管理サーバとしての機能と、ATM端末110、PC端末120,あるいは携帯端末130に情報を表示させる機能とを備えている。サーバ制御部102は、CPU、ROM、RAM等のコンピュータにより構成されており、サーバ記憶部108に記憶されているプログラムを実行する。なお、プログラムの機能については図4を参照して後記する。サーバ通信部106は、ネットワーク150を介してATM端末110、PC端末120、携帯端末130又は保険・証券管理サーバ140と通信を行うものである。また、括弧内の数字200,104は、後記する。
ATM端末110は、現金入出金部111と、カード情報読取部112と、印字・記帳部113と、端末通信部119と、入力部115と、表示部116と、端末制御部117と、記憶部118とを備え、記憶部118には、表示画面118aが格納されている。
現金入出金部111は、入出金用カセットから硬貨や紙幣の現金を払い出し、あるいは、この入出金用カセットに入金する機能、及び金額を計数する機能を備える。カード情報読取部112は、銀行カードやクレジットカードの取引カードの磁気ストライプに記憶されている情報や、これらの取引カードに内蔵されているICチップに記憶されている情報を読み取り、端末制御部117に読み取りデータを引き渡す機能を有する。印字・記帳部113は、発行伝票に印字し、出金額、入金額、振込額などの取引内容を明細票などに印字し、預金通帳に取引内容を記帳するものである。
表示部116は、液晶パネル(LCD:Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)により構成され、端末制御部117が生成した画面を表示する。入力部115は、液晶パネルのタッチパネル機能、又は、表示部116の周辺に配置されたテンキー(図示せず)により入力操作を行い、端末制御部117に入力データを引き渡す。
端末制御部117は、CPU、ROM、RAM等によるコンピュータと、記憶部118に記憶され、RAMに展開されたプログラムとを用いて各部を制御するものである。記憶部118は、HDD(Hard Disk Drive)等により構成され、プログラムが記憶され、本実施形態においては、特に、情報提供サーバ105から受信した保険・証券に関連する情報を表示部116に表示する表示画面が記憶される。端末通信部119は、ネットワーク150を介して情報提供サーバ105と通信を行うものである。
PC端末120は、通信部122と、HDD126と、CPU、RAM、ROMによる制御部124を備え、HDD126にはOSとブラウザとが格納され、これらのプログラムがRAMに展開されて実行される。なお、ROMには、イニシャルプログラムローダが記憶されている。
保険・証券管理サーバ140は、保険会社、あるいは証券会社に設置されており、銀行管理サーバとしての機能を備える情報提供サーバ105との間で金融取引を行うと共に、保険商品等に関連する情報を情報提供サーバ105に供給する。
次に、図4を参照して、情報提供サーバ105のサーバ記憶部108について詳細に説明する。
サーバ記憶部108は、受信手段10と送信手段20とにサーバ通信部106を機能させるプログラムと、顧客抽出手段35と表示画面生成手段55とにサーバ制御部102を機能させるように実行するプログラムが記憶され、データベース45が割り付けられている。
受信手段10及び送信手段20は、サーバ通信部106(図3)を用いてATM端末等(ATM端末110、PC端末120、及び携帯端末130)との間で送受信を行う。また、受信手段10は、認証部10aを備え、ATM端末等との受信時に、受信した識別情報とデータベース45に記憶されている顧客情報45aを参照して認証を行う。
データベース45は、顧客情報45aと、取引履歴45bと、ライフステージデータ45cと、ライフイベントデータ45dと、顧客状態データ45eとが記憶されている。顧客情報45aは、ID等の識別情報、氏名、生年月日(年齢)、住所、預金口座、等により構成されている。取引履歴45bは、受信手段10が識別情報を受信する毎に、振込み、振替え、預入れ、引出し、記帳、口座開設、外貨預金、投資信託等の取引、及びデリバリチャネルの区別を更新し、各顧客の利用状況が蓄積される。
ライフステージデータ45cと、ライフイベントデータ45dと、顧客状態データ45eとが本実施形態の特徴構成であり、顧客の類似性を顧客の年収・職業など現在の状況だけの情報では導けない将来を見据えて見出すために、図5のデータ構造を採用している。
ライフステージデータ45cは、顧客の生涯にわたる転機をステージという"期"で捉えた定義表であり、ステージIDという識別子を用いて、ステージ名称やステージ特性等との関係がデータ化されている。ライフイベントデータ45dは、就職、結婚、退職などの人生における各種イベントを識別するイベントID(ビットのフラグ)と、前述のステージIDとを関連付けた定義表である。
顧客状態データ45eは、ステージの状態を示すステージIDと今までに起こったイベントを示すイベントIDとが項目として含まれ、顧客を管理するデータ形式となっている。
顧客状態データ45eのイベントデータは、各イベントの有無が、16進数の各ビットのフラグで表現され、ライフイベントデータ45dで定義された各イベントの論理和の形式になっている。
例えば、図5の顧客ID=12345678は、ステージID“3”から成熟期前半のライフステージに属していることが判り、イベントID=0xD=0x(2+2+0+1)から“第一子の誕生(0x8)、結婚(0x4)、就職(0x1)"の3つのフラグが立っている。
顧客状態データ45eは、現状のイベントIDだけではなく、1代前(現状のIDに変わる前のIDと変わった日時)のイベントIDが格納されている。この1代前等の履歴情報を分析することにより、イベントの遷移が、どのような順番で行われ、どのような時間間隔があるかを知ることができる。さらに、顧客状態データ45eには、ライフステージ/イベントだけではなく、一ヶ月間などの計測単位内で最も利用頻度の高いチャネルと利用回数、証券/保険/投信の金融商品の購入状態も項目として存在する。
顧客抽出手段35は、類似度算出手段35aと、関連情報抽出手段35bとを備え、類似度算出手段35aが、ライフステージデータ45cと、ライフイベントデータ45dと、顧客状態データ45eの他の項目とを用いて、顧客の類似性を見出す。
類似性は、対象となる顧客のステージIDとイベントIDと他の項目を基に他の顧客の類似度を計算し、得点の高いものを見つければよい。類似度は、以下のように計算する。
類似度=(対象顧客とのステージIDの相違値)×(ステージの重み)
+Σ(対象顧客とのイベントIDのフラグの相違値)×(イベントの重み)
+・・・・・

ここで、各重みは、画一的なものではなく、各重みの配分が、分析者によって設定される。例えば、重みは−1から1までが0.1単位でレベル化されており、“0”を設定すれば、その項目は評価対象とはならない。また、ステージIDは時系列的にライフステージが識別されているので、ステージIDの相違値はライフステージの期間差に相当すると考えてよい。
また、類似度を見出すテーマとして"住宅購入"とした場合、購入のタイミングをステージの状態より第二子誕生のイベント(居住スペースが狭くなる)を重視する為、ステージの重みは下げて、第二子誕生のイベントの重みを高くする。また、“住宅購入”に関係のない“チャネル”“金融商品”の項目の重みをゼロに設定する。
関連情報抽出手段35bは、類似度算出手段35aが類似性の高い類似顧客を抽出した後で、顧客に対して今まで以上に金融機関のチャネル利便性を高める為に、類似顧客に共通する関連情報を抽出する。例えば、関連情報抽出手段35bは、顧客状態データ45eの“金融商品”の項目を参照して、設定値以上の割合の類似顧客に共通する関連商品(金融商品)を抽出する。この関連商品の情報をATM端末110に表示することにより、取引顧客が、同一世代の取引傾向を知ることができる。また、関連情報抽出手段35bは、類似顧客としての家族が通常使用するチャネルの情報として、家族の職場や学校等の近傍のATM端末110を抽出する。
CRM機能38は、後記する第2実施形態のように、収集した個人情報(例えば、資産情報)をセグメント毎に統計的に分類して、その取引で利用されたチャネルと利用頻度とを抽出し、利用頻度による有益情報を提供する。
図6及び図7は、本実施形態のATM端末110、及び情報提供サーバ105での引き落とし処理の流れを示すフローチャートである。金融機関を利用する各顧客は、ATM端末110、インターネットバンキングなど自宅から利用するPC端末120、PDAや携帯電話などの携帯端末130で、日々金融取引を行う。(以降、これら各種端末を総称してチャネルという)。顧客がA支店のATM端末110にて現金の引き出しを行うと、図6(a)のATM端末110のフローが起動する。取引画面で「引き落とし」が選択されたときに、ATM端末110は、カード情報読取部112(図3)が銀行カード(取引カード)を読み取り、顧客IDを取得する(S10)。そして、ATM端末110は、顧客IDと引き落とし金額の情報とを情報提供サーバ105に送信し、引落処理を情報提供サーバ105に依頼する(S12)。
S12の依頼により、情報提供サーバ105は、図6(b)のフローを起動する。
引き出し処理中に、情報提供サーバ105は、取引履歴45b(図4)を参照して顧客の一年分の引き落とし記録を抽出する(S20)。そして、情報提供サーバ105は、抽出された記録の中から引き落とし記録があるか否かを判定する(S22)。引き落とし記録が無ければ(S22でNo)、処理はS34に進み、表示画面生成手段55が引き出し処理中を示す「お取引処理中」(引き落とし処理中)の表示画面55c(図2)を生成し、ATM端末110に情報画面55aを送信し(S36)、処理を終了する。
一方、引き落とし記録があると判定されれば(S22でYes)、処理は、S24に進み、取引の規則性がチェックされる(S24)。すなわち、情報提供サーバ105は、取引履歴45b(図4)を参照して、取引日時情報から毎月定期的に、取引支店情報から同じ支店で引き落としをしていることを見出す。そして、取引に規則性があれば(Yes)、処理はS30に進み、顧客に最適な情報を検索する。
図7のフローチャートを参照して、S30の検索処理を具体的に説明する。
情報提供サーバ105は、顧客情報45a(図4)を用いて最寄りのATMとして自宅、又は勤め先の最寄りのATM端末を検索する(S40)。そして、情報提供サーバ105は、S110で検索されたATM端末の稼働履歴より、空き時間帯を抽出する(S42)。そして、情報提供サーバ105は、顧客抽出手段35が、ライフステージとライフイベントと他の項目の情報とから類似顧客を抽出する(S44)。そして、情報提供サーバ105は、類似顧客の行動を基に、関連情報抽出手段35bを用いて、関連情報として関連商品のデータを用意する(S46)。ここで、関連商品とは、図2の例では「住宅ローン」のことであり、保険商品でもよい。さらに、前記したように、この類似顧客は取引者の家族として、家族の職場あるいは学校の近傍のATM端末を関連情報として抽出する。そして、情報提供サーバ105は、元のルーチンに戻る。
図6(b)において、情報提供サーバ105は、サーバ通信部106が、該当する関連情報の表示画面を生成し(S32)、さらに、「お取引処理中」の表示画面55c(図2)を生成する(S34)。そして、情報提供サーバ105は、関連情報の表示画面55dと「お取引処理中」の表示画面55cとが合成された情報画面55aをATM110に送信し(S36)、処理を終了する。
これにより、ATM端末110は、関連情報の表示画面と引落処理中」の表示画面とが合成された情報画面55aを表示部116(図3)に表示する(図6(a)のS14)。これにより、顧客は、家族が利用できるより利便性(場所、時間)の高いチャネルを知ることになる。そして、ATM端末110は、引き落とし後処理を実行し(S16)、このルーチンを終了する。
以上のように、第1実施形態によれば、金融機関の利用顧客は、家族を含めた利便性の高いチャネルを利用できる。また、利用チャネルの表示の仕方として、抽出された各取引で、最初に利用されたチャネルを利用頻度の算出対象とするようにしてもよい。これにより、顧客は所望の取引を行う際に、最初にアクセスすべきチャネルを知ることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態の情報提供サーバ105は、端末を利用する利用者と類似度が高い類似顧客を抽出し、抽出された類似顧客に関連する関連商品を端末に表示させたが、図3に示される第2実施形態の情報提供サーバ100は、識別情報及び顧客情報を用いて、取引履歴をセグメント毎に分類する分類結果を統計的に示すセグメント分類情報を端末に表示させるようにしている。
第2実施形態の情報表示システム200は、情報提供サーバ100と、ATM端末110と、PC端末120と、携帯端末130と、保険・証券管理サーバ140とを備え、これらはネットワーク150を介して接続されている。また、情報提供サーバ100は、サーバ制御部102と、サーバ記憶部104と、サーバ通信部106とを備えている。なお、情報提供サーバ100のサーバ記憶部104以外の構成は、第1実施形態で説明したので説明を省略する。
図8は、サーバ記憶部104の構成図である。
サーバ記憶部104は、受信手段10と、送信手段20と、セグメント分類手段30と、データベース40と、表示画面生成手段50と、情報提供承諾手段60とを備え、データベース40は、顧客情報40a(45a)と、取引履歴40b(45b)と、セグメントデータ40cとを備えている。ここで、受信手段10と、送信手段20と、顧客情報45aとは、第1実施形態で説明したので説明を省略する。
取引履歴40bは、顧客ID、取引日時、取引内容、取引チャネル種別、取引における顧客の反応などの行動履歴を始めとする動的な情報と、顧客の性別、年齢、住所、ライフプランとその位置、ライフスタイル、顧客に関する資産状況、顧客と関係する他の顧客、顧客の趣味・趣向など現状を示す顧客情報により構成される。また、取引履歴40bは、株売買、保険商品の購入・保険料の振込みの情報を含み、保険・証券管理サーバ140にアクセスする毎に更新される。セグメントデータ40cは、セグメント毎に、取引履歴40bを分類したものであり、適宜選択されて、ATM端末等に表示される。
セグメント分類手段30は、統計処理部30aを備え、受信した識別情報と、顧客情報40aとを用いて取引履歴40bを統計的に分類する。具体的には、識別情報により、セグメントを複数特定し、特定された同一セグメント毎に取引履歴40bの分類を更新し、セグメントデータ40cを生成する。
なお、世代、性別、地域の顧客情報は、銀行単独で収集されるが、ライフプランにおける位置は、例えば、保険会社に設置されている保険・証券管理サーバ140からの情報により収集される。
情報提供承諾手段60は、顧客情報40aをセグメントデータとして他の顧客に提供してもよいか否かの承諾を求めるための機能を生成する。具体的には、承諾画面を生成し、承諾結果を顧客情報40aに記憶する。そして、情報提供承諾手段60は、セグメント分類手段30がセグメントデータ40cを生成するときに、承諾結果を参照して、取引履歴40bを統計的に分類するか否かを決定する。これにより、顧客の同意の下に他の顧客にセグメントデータ40c等の統計情報が提供される。
表示画面生成手段50は、PC端末120、携帯端末130に送信し、ブラウザを介して表示される表示画面を生成するものであり、少なくともセグメント分類画面50aとセグメントボタン表示画面50bとメイン画面50cとを生成する。セグメント分類画面50aは、セグメント毎に分類された統計データであるセグメントデータ40cを表示する画面であり、例えば、図9(a)の投資画面300のセグメント表示領域314に図10のセグメント表示画面を嵌め込んだ画面である。このセグメント表示画面は、利用者の住所地であるA市と全国平均とを比較して利用者が指定したセグメントに属する顧客の資産状況(貯蓄現在高、通貨性預貯金、定期性預貯金、生命保険等、有価証券、金融機関外、年間収入、貯蓄年収比)が表示されている。
すなわち、資産の構成状況や投資に対するスタンスなどが統計的に表示され、他人と自分はどの程度違うのか知りたいという要望に応えることができる。なお、生命保険等、有価証券の情報については、保険会社、証券会社の情報提供サービスを活用して収集している。
この投資画面300は、振込み、振替え、預入れ、引出し、記帳、口座開設、投資取引、保険取引の何れかを選択する取引選択画面で、投資取引を選択したときに表示される画面であり、「国内債券」ボタン302、「海外債券」ボタン304、「国内株式」ボタン306、「海外株式」ボタン308、「その他」ボタン310により、投資取引を選択することができるようになっている。また、投資画面300は、「戻る」ボタン312により取引選択画面に戻ることができ、「セグメント」ボタン316により、セグメントの選択ができるようになっている。
セグメントボタン表示画面50bは、セグメントデータ40cとして分類された複数のセグメントの中から特定のセグメントを利用者に選択させる画面であり、例えば、図9(b)に示されるようなセグメント選択画面350である。すなわち、セグメント選択画面350は、「セグメント」ボタン316(図9(a))の押下により表示され、「世代」ボタン352、「男」ボタン354、「女」ボタン356、「地域」ボタン358、「結婚」ボタン360、「出産」ボタン362、「住宅購入」ボタン364、「退職」ボタン366が備えられ、各セグメントが選択できるようになっている。なお、「世代」ボタン352、「地域」ボタン358を押下すると、より詳細にセグメントを選択する画面が表示され、「戻る」ボタン368を押下すると投資画面300(図9(a))が表示されるようになっている。
メイン画面50cは、例えば、銀行取引を行うときに取引を選択する取引選択画面、又は保険取引や証券取引を行っているときの取引画面である。また、メイン画面50cは、保険取引や証券取引を行っているときの取引画面にセグメント分類画面50a又はセグメントボタン表示画面50bが合成されて、PC端末120にブラウザを介して表示される。なお、これらの画面50a,50b,50cは、ATM端末110でもセグメントデータ40cを用いて生成される。
次に図11のフローチャートを参照して、情報提供サーバ100が取引履歴40bをセグメント毎に分類して分類されたセグメントデータ40cをATM端末110に表示させる方法を説明する。
ATM端末110は、振込み、振替え、預入れ、引出し等の銀行取引、あるいは保険・証券取引を利用者に選択させる取引選択画面を表示部116に表示させる(S2)。これにより、利用者が選択ボタンを押下し、何れかの取引を選択する。ATM端末110は、保険・証券取引が選択されたか否かを判定する(S4)。保険・証券取引が選択されなければ(S4でNo)、通常の銀行取引(振込み、預入れ、引出し等)の処理が実行される(S6)。
一方、保険・証券取引が選択されれば(S4でYes)、ATM端末110は、個人認証を行う(S8)。個人認証では、取引カードの挿入、及びパスワード入力、あるいは生体認証の行為が求められる。そして、ATM端末110は、情報提供サーバ100に取引カードに記録されている識別情報(ID)、パスワード等の認証情報を送信する。
これにより、情報提供サーバ100は、受信手段10により識別情報を含む認証情報を受信する(S30)。そして、情報提供サーバ100は、認証部10aが識別情報を顧客情報40aと比較して個人認証を行う。そして、情報提供サーバ100は、送信手段20により、認証結果をATM端末110に返信する。なお、このときに、チャネル識別子をATMチャネルに設定して、データベース40の取引履歴40bを更新する。
情報提供サーバ100は、識別情報及び顧客情報40aに基づき複数のセグメント(世代、性別、地域)を抽出する(S32)。そして、情報提供サーバ100は、セグメント分類手段30により、抽出したセグメント毎に取引履歴40bを分類し、各セグメントの統計的な分類結果をセグメントデータ40cとしてデータベース40に記憶する(S34)。このセグメントデータ40cは、例えば、セグメントとして「地域」の詳細セグメントである「A市」を選択したとき、図2の表の項目と数値が具体例として上げられる。そして、情報提供サーバ100は、セグメントデータ40cの情報をATM端末110に送信し(S36)、金融取引を実行する(S38)。
一方、ATM端末110は、個人認証(S8)の後に、端末通信部119により、情報提供サーバ100からセグメントデータ40cを受信して、表示部116により、セグメントデータ40cを表示する(S10)。これにより、利用者が保険・証券取引を処理しているときに、利用者のセグメントにおける各種の統計データ(例えば、顧客と類似条件の資産構成や投資スタンス)が表示部116に表示される。これにより、自分と同じような他者の動向が分かり、保険会社、証券会社の情報提供サービスを活用することができる。
さらに、ATM端末110は、表示部116により、セグメントボタン表示画面50bを表示し(S12)、保険・証券取引を実行する(S14)。このセグメントボタン表示画面50bは、例えば、セグメント選択画面350であり、各セグメントに対応する複数のボタンにより構成されている(図9(b))。
また、ATM端末110は、何れかのセグメントボタンが押下されたか否かを割込判定するようになっている(S16)。何れのセグメントボタンも押下されなければ(S16でNo)、この割込判定が繰り返される。一方、何れかのセグメントボタンが押下されれば、(S16でYes)、ATM端末110は、押下されたセグメントボタンを識別するセグメント選択情報を情報提供サーバ100に送信する(S18)。
情報提供サーバ100は、セグメント選択情報を割込受信すると(S40)、セグメント選択情報に対応したセグメントのセグメントデータ40cをATM端末110に送信する(S42)。そして、再び、金融取引の処理が実行される(S44)。
ATM端末110は、受信したセグメントデータ40cに基づいて、セグメントデータ40cの表示を更新し(S20)、保険・証券取引を続行する(S14)。
以上説明したように、情報表示システム200は、顧客の潜在意識に働きかけて、気付きを基に商品の販売を行うものである。情報表示システム200は、銀行以外の情報提供サービスを活用し、顧客と類似条件の資産構成や投資スタンス等の顧客が望む情報をATMチャネル等の利用時に表示し、金融商品の販売へ繋げるものである。また、情報表示システム200は、顧客の要望するセグメントに関して、他の顧客の統計的データを表示することで、顧客は、自分の貯蓄状況を同一セグメントの他人と比較して相対的に確認することができ、自身と他の顧客との相違点、資金運用・資産形成における意思決定の参考情報を得ることができる。
一方、サービス提供者は、顧客の貯蓄・投資行動を促進でき、顧客の反応を見ることで顧客が必要としている商品を推奨できる。これを進めていくと潜在的な要望を掴むことができ、顧客の囲い込みにつながる。
金融機関のマーケティング担当者が、業務計画上で、定期的(例えば、四半期)に売上強化対象となる顧客像(例、住宅取得)を想定し、情報提供サーバ100のサーバ記憶部104(図3)により、年齢、家族構成、賃貸料の振込、年収、職業などの情報をもとに、同一セグメントに属する他の顧客を抽出する。例えば、想定が住宅取得なので、家族構成が4名以上、ローン4000万円、年収700万円台というパラメータで、図5の顧客状態データから抽出する。ここまでは、一般的な顧客分析の手法を利用し、CRMを使って、適切なチャネルに広告等を表示するマーケティング実行手法である。
本発明は前記した各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記実施形態のフローチャート(図11)は、ATM端末110との間の処理を記載していたが、PC端末120に対しても同様の処理を実行することができる。
この場合、例えば、取引選択画面表示(S2)は、情報提供サーバ100内の表示画面生成手段50がメイン画面50cを生成して、このメイン画面50cがサーバ通信部106、ネットワーク150を介してPC端末120に伝送され、ブラウザを介して表示される。同様に、S4,S8,S10,S12,S14,S16,S18,S20の処理もブラウザを介して実行される。すなわち、表示画面生成手段50が各画面を生成し、この画面がブラウザを介して表示され、認証情報、セグメント選択情報がブラウザを介して、PC端末120と情報提供サーバ100との間を伝送する。このとき、セグメントデータ40cは、セグメント表示画面として伝送してもいいが、セグメントデータ40cの数値情報として伝送してもいい。
(2)前記実施形態のフローチャート(図11)は、ATM端末110が実行するプログラムがHDD等の記憶部118に記憶されていることを前提としていたが、プログラムを情報提供サーバ100が送信して更新できるようにすることができる。この場合には、情報提供サーバ100は、ATM端末110のコンピュータに情報提供サーバ100からセグメント分類情報であるセグメントデータ40cを受信させ、受信したセグメント分類情報を表示させるプログラムをATM端末110に送信することになる。
(3)前記実施形態は、顧客の要望するセグメントに関して、統計的に分類したセグメントデータ40cを表示するのみであったが、セグメントデータ40cの値に比べ投資スタンスが一般と比べて保守的な顧客には、次の一手を案内することもできる。例えば、案内のために営業店チャネルヘ誘導するような表示画面を端末に表示することができる。また、セグメントデータ40cの絞込みに関しては、柔軟性を持たせ、セグメントの選択時に、詳細な選択項目(例えば、10段階指定による優先度付け、30代及びシステムエンジニアの組み合わせのセグメント)を設けることもできる。
なお、セグメントデータは顧客の資産状況のほか、同一セグメントの顧客が、どのような取引を行っているか、あるいはどのような資産運用(ファンド等)を行っているか、またそれらをどのようなチャネルから利用しているか、といった情報を提供するようにしてもよい。
例えば、端末を利用している顧客と同一セグメントに属する他の顧客の取引履歴から、類似する取引を抽出し、さらにその取引で利用されたチャネルと利用頻度を抽出し、利用頻度情報も顧客に提供する。その際、当該取引について(窓口やコールセンタよりも)ATMやインターネットバンキングの利用頻度が少ない場合、そちらの利用を顧客に勧めることによって、利用が進んでいないチャネルの利用を促進することができる。あるいは、利用可能なチャネルを顧客に提示することにより、どのようなチャネルで該当する取引を行えるのか、顧客に知らしめることもできる。顧客は自分が利用しやすいチャネルを選択できるので、利便性が向上する。
なお、類似する取引とは、例えば、支払い取引、振込み取引、金融商品の購入取引のような取引種別によってくくられる取引である。また、金融商品の購入取引であれば、購入する商品(例えば、国債、不動産などを対象とする各種ファンド毎の種別)の種別によって細分化するものであってもよい。
また、利用チャネルの表示の仕方として、抽出された各取引で、最初に利用されたチャネルを利用頻度の算出対象とするようにしてもよい。これにより、顧客は所望の取引を行う際に、最初にアクセスすべきチャネルを知ることができる。
なお、表示画面は情報提供サーバ100内の表示画面生成手段50が生成するとしたが、端末側のアプリケーションが表示画面を有している場合は、サーバ側で画面を生成する必要は無い。この場合は、情報提供サーバ100はセグメントデータを端末に提供する情報提供サーバとして機能する。
10 受信手段
10a 認証部
20 送信手段
30 セグメント分類手段
30a 統計処理部
35 顧客抽出手段
35a 類似度算出手段
35b 関連情報抽出手段
40,45 データベース
40a 顧客情報
40b 取引履歴
40c セグメントデータ(セグメント分類情報)
45a 顧客情報
45b 取引履歴
45c ライフステージデータ
45d ライフイベントデータ
45e 顧客状態データ
50 表示画面生成手段
50a セグメント分類画面
50b セグメントボタン表示画面
50c メイン画面
55 表示画面生成手段
55a 情報画面
55b メイン画面
60 情報提供承諾手段
100,105 情報提供サーバ(銀行管理サーバ)
102 サーバ制御部
104,108 サーバ記憶部
106 サーバ通信部
110 ATM端末
111 現金入出金部
112 カード情報読取部
113 印字・記帳部
115 入力部
116 表示部
117 端末制御部
118 記憶部
118a 表示画面
119 端末通信部
120 PC端末
122 通信部
124 制御部
126 HDD
130 携帯端末
140 保険・証券管理サーバ
150 ネットワーク
200,210 情報表示システム
55a 情報画面
55c,55d 表示画面

Claims (6)

  1. 端末と通信可能に接続され、取引を行う取引顧客に関連する関連情報の表示を前記端末に行わせる情報提供サーバであって、
    前記端末から前記取引顧客を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    複数の顧客の情報を複数の項目に分類したセグメント情報が格納されているデータベースと、
    前記受信手段を用いて受信した識別情報と前記データベースとから前記セグメント情報が類似する他の顧客を抽出する顧客抽出手段と、
    前記顧客抽出手段により抽出された抽出顧客に関連する関連情報を前記端末に送信する送信手段とを備え、
    前記項目は、前記複数の顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報を含むことを特徴とする情報提供サーバ。
  2. 前記顧客抽出手段は、前記ライフステージの期間差に重みを乗じた値と、前記項目毎に他の重みを乗じた乗算値との和である類似度が所定値以上の前記他の顧客を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報提供サーバ。
  3. 前記関連情報は、前記抽出顧客に関連する関連商品の情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提供サーバ。
  4. 前記項目は、各々の前記ライフステージに実行される単数又は複数のイベントの識別情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の情報提供サーバ。
  5. 取引を行う取引顧客に関連する関連情報の表示を行う端末と、この端末と通信可能に接続されている情報提供サーバとを備える情報表示システムであって、
    前記情報提供サーバは、
    前記端末から前記取引顧客を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    複数の顧客の情報を複数の項目に分類したセグメント情報が記憶されているデータベースと、
    前記受信手段を用いて受信した識別情報と前記データベースとから前記セグメント情報が類似する他の顧客を抽出する顧客抽出手段と、
    前記顧客抽出手段により抽出された抽出顧客に関連する関連情報を前記端末に送信する送信手段とを備え、
    前記項目は、前記複数の顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報を含む
    ことを特徴とする情報表示システム。
  6. 端末と通信可能に接続され、取引を行う取引顧客に関連する関連情報の表示を前記端末に行わせる情報提供サーバのコンピュータに実行させる情報提供プログラムあって、
    前記コンピュータを
    前記端末から前記取引顧客を識別する識別情報を受信する受信手段と、
    複数の顧客の情報を複数の項目に分類したセグメント情報が記憶されているデータベースと、
    前記受信手段を用いて受信した識別情報と前記データベースとから前記セグメント情報が類似する他の顧客を抽出する顧客抽出手段と、
    前記顧客抽出手段により抽出された抽出顧客に関連する関連情報を前記端末に送信する送信手段とに機能させ、
    前記項目は、前記複数の顧客の人生設計を複数のステージに分割したライフステージの情報を含む
    ことを特徴とする情報提供プログラム。
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