JP2010223084A - 電磁駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁駆動装置の応答性を簡単な電気回路の追加により向上させ、例えば燃料噴射弁1先端の噴射孔12の開閉の応答性を高める。
【解決手段】燃料噴射弁1上部の電磁弁2の電磁コイル32の励磁によって、アーマチャ30を復帰用バネ力に抗して吸引するものにおいて、電磁コイル32と対向する位置に誘導コイル56を設け、電磁コイル32の励磁時に磁束の一部が誘導コイル56と鎖交するようにして、誘導コイル56の誘起起電力によりコンデンサ60を充電する。この充電電流で誘導コイル56がアーマチャ30に誘起する磁極と反発する磁極を発生して、アーマチャ30を電磁コイル32方向に駆動するのを助勢する。また、電磁コイル32の消勢時に、コンデンサ60の放電電流で誘導コイル56が復帰用バネ力を助勢する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁コイルの吸引力によりアーマチャを駆動する電磁駆動装置に関するものである。特に、ディーゼルエンジン内に燃料を噴射する燃料噴射弁内の燃料噴射制御用の電磁弁に使用して有益である。
近年、地球温暖化が深刻化する中、CO2排出量の少ないディーゼルエンジンが着目されている。一方、ディーゼルエンジンは、PM(粒子状物質)、NOx等の有害物質の排出量が多く、それら排出量の規制は年々厳しくなっている。
対策として、ディーゼルエンジンでは、高圧燃料噴射による燃料の微粒化、噴射特性の高精度化、多段噴射化、排気再循環技術(EGR)、及び尿素触媒還元システムの開発が進んでいる。
ディーゼルエンジンの燃料効率向上のための噴射特性の高精度化は検討されているが、燃料噴射時の背圧に対する噴射特性の依存性が大きく、噴射特性の高精度化は、未だ達成できていない。
これまでのディーゼルエンジンの燃料噴射弁において、特許文献1等に示される構造が公知である。この特許文献1等に開示された燃料噴射弁は、電磁弁の電磁力に関連して、燃料噴射弁の先端の噴射孔を開弁し、電磁弁の通電を終了した後、バネ力により上記噴射孔の閉弁を行っている。
具体的には、電磁弁のアーマチャのバネ力による下降により、圧力制御室と燃料の排出通路との連通を遮断して、圧力制御室内の燃料圧を高くし、一方、アーマチャの電磁コイルによる吸引により、アーマチャを上昇させて、圧力制御室と燃料の排出通路とを連通させて、圧力制御室内の燃料圧を低くしている。
また、上記圧力制御室内の圧力で、コマンドピストンならびにニードルを上下させ、燃料噴射弁先端の噴射孔の開閉を行っている。この噴射孔の開閉の応答性は、電磁弁のアーマチャの応答性に依存している。
特開2002−147310号公報
噴射特性の高精度化の実現には、上記特許文献1等に示される構造において、アーマチャの応答性を高め、これによって燃料噴射弁先端の噴射孔の開閉の応答性を高める必要がある。このためには、電磁弁を駆動する駆動電流を大きくすることと、スプリング荷重を大きくすることが効果的だが、駆動電流を大きくするには制約があり、アーマチャの応答性は、これ以上向上させることが困難であるという問題がある。従って、上記電磁弁のような電磁駆動装置の応答性を向上させる新たな工夫が求められている。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、電磁駆動装置の応答性を簡単な電気回路の追加により向上させることにある。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、電磁コイル(32)の励磁によってアーマチャ(30)をバネ部材(31)のバネ力に抗して吸引し、電磁コイル(32)の非励磁によってバネ力でアーマチャ(30)を元の位置に復帰させる電磁駆動装置において、アーマチャ(30)を挟んで電磁コイル(32)と対向する位置に誘導コイル(56)を設け、電磁コイル(32)の励磁時に電磁コイル(32)からの磁束がアーマチャ(30)を通るようにアーマチャ(30)を磁路内に配置すると共に、磁束の一部が誘導コイル(56)と鎖交するように誘導コイル(56)を磁路内に配置し、誘導コイル(56)の誘起起電力による充電電流で充電されるコンデンサ(60)を設け、充電電流で誘導コイル(56)がアーマチャ(30)に誘起する磁極と反発する磁極を発生してアーマチャ(30)を電磁コイル(32)方向に駆動することを特徴としている。
この発明によれば、電磁コイル(32)が励磁されアーマチャ(30)に磁束が流れて該アーマチャ(30)を電磁コイル(32)側に吸引するときに、誘導コイル(56)に電流が流れてコンデンサ(60)を充電する。この充電電流によって誘導コイル(56)に発生する磁極がアーマチャ(30)に誘起する磁極と反発してアーマチャ(30)を電磁コイル(32)方向に駆動するから、アーマチャ(30)の吸引速度が向上する。
請求項2に記載の発明では、電磁コイル(32)の非励磁によってバネ部材(31)のバネ力でアーマチャ(30)が元の位置に復帰するときに、誘導コイル(56)に放電するコンデンサ(60)の電流によって、誘導コイル(56)に発生する磁極がアーマチャ(30)に誘起する磁極と吸引し合って、アーマチャ(30)を誘導コイル(56)方向に駆動することを特徴としている。
この発明によれば、誘導コイル(56)に放電するコンデンサ(60)の電流によって、誘導コイル(56)に発生する磁極が、アーマチャ(30)に誘起する磁極と吸引し合って、アーマチャ(30)を誘導コイル(56)方向に駆動するから、アーマチャ(30)のバネ力による復帰速度も向上する。
請求項3に記載の発明では、誘導コイル(56)とコンデンサ(60)の間に充電または放電の時定数を調整する調整用抵抗(100)が設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、調整用抵抗(100)の抵抗値を調整することで、コンデンサ(60)の充電または放電の時定数を調整できるから、アーマチャ(30)の吸引及び復帰の速度に合致したコンデンサ(60)の充電または放電の時定数を選定出来る。
請求項4に記載の発明では、電磁駆動装置は、燃料噴射弁(1)内に設けられた燃料噴射制御用の電磁弁(2)からなり、電磁コイル(32)、バネ部材(31)、誘導コイル(56)及びコンデンサ(60)は、燃料噴射弁(1)の電磁弁(2)内に収納され、アーマチャ(30)は、電磁コイル(32)に吸引されたときに、燃料を噴射するように燃料噴射弁(1)における弁体を開弁し、かつ、電磁コイル(32)が消勢してアーマチャ(30)がバネ部材(31)のバネ力により移動するときに、燃料噴射弁(1)における弁体を閉弁することを特徴としている。
この発明によれば、電磁コイル(32)の励磁により誘導コイル(56)に誘導された磁界により、燃料噴射弁(1)の開弁を加速できる。かつ、この電磁コイル(32)の励磁により、誘導コイル(56)を介して、コンデンサ(60)に電力を蓄積する。一方、電磁コイル(32)の消勢時には、コンデンサ(60)に蓄積された電力により誘導コイル(56)に磁界を発生させ、燃料噴射弁(1)の閉弁を加速させることが出来る。これにより燃料噴射弁(1)の開弁及び閉弁の応答性を向上することが出来る。
請求項5に記載の発明では、電磁弁(2)は、該電磁弁(2)を包むハウジング(63、33及び4)と、該ハウジング(63、33及び4)内に電気信号を供給するターミナル(50)と、該ターミナル(50)から電磁コイル(32)に給電する給電配線部(51)と、電磁コイル(32)と、該電磁コイル(32)の外周に設けられた外周側コア(52a)と、電磁コイル(32)の内周側に設けられた内周側コア(52b)と、給電配線部(51)が貫通するハウジング(63、33及び4)内の上部ハウジング(63)と、電磁コイル(32)に対向するアーマチャ(30)と、上部ハウジング(63)に一端が保持され、他端がアーマチャ(30)に連結されたバネ部材(31)と、該バネ部材(31)によってアーマチャ(30)が押し付けられ、中央にアーマチャ(30)の摺動部(30a)が貫通しているバルブボデー(55)と、該バルブボデー(55)内に設けられ、電磁コイル(32)の磁束と鎖交する誘導コイル(56)と、バルブボデー(55)内に設けられ、誘導コイル(56)に並列に接続されたコンデンサ(60)から成ることを特徴としている。
この発明によれば、燃料噴射弁(1)のハウジング(63、33及び4)内に電磁弁(2)の各部品をコンパクトに収納することが出来る。
請求項6に記載の発明では、コンデンサ(60)は誘導コイル(56)の反アーマチャ(30)側に設けられた誘導側コア(57)内の空間(58)内に収納されていることを特徴としている。
この発明によれば、電磁コイル(32)と誘導コイル(56)間の配線の距離を小さくすることが出来る。
請求項7に記載の発明では、コンデンサ(60)と誘導コイル(56)との間の誘導側コア(57)内に、コンデンサ(60)と誘導コイル(56)との間の配線が設けられた磁気抵抗の大きいギャップ(57c)、及び該ギャップに対向した突起部(57a及び57b)が存在し、該突起部(57a及び57b)からギャップに磁束を流し、突起部(57a及び57b)によって誘導コイル(56)の磁束が流れ易くされていることを特徴としている。
この発明によれば、突起部(57a及び57b)によって磁気抵抗の大きいギャップ(57c)を小さく出来るから、コンデンサ(60)によって誘導コイル(56)の磁束の流れを阻害しないようにすることが出来る。
なお、特許請求の範囲および上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の電磁駆動装置の一実施形態と成る燃料噴射弁の縦断面図である。 上記実施形態における燃料噴射弁の電磁弁部分の拡大断面図である。 上記実施形態における電磁弁内の電磁コイルの磁束の流れを説明する模式構成図である。 上記実施形態における電磁弁開弁時に電磁コイルが通電されたときの作動を説明する説明図である。 上記実施形態における電磁弁開弁時における誘導コイルの作用を説明する説明図である。 上記実施形態における電磁コイルの駆動パルス電圧がオフしたときの状態を説明する説明図である 上記実施形態における電磁弁閉弁時における誘導コイルの作用を説明する説明図である。 上記実施形態における電磁弁の閉弁が完了したときの状態を説明する説明図である。 上記実施形態における誘導コイルとコンデンサの接続状態を示す電気接続図である。
(一実施形態)
以下、本発明の電磁駆動装置を燃料噴射弁内の電磁弁に応用した実施形態について説明する。この燃料噴射弁は、ディーゼル機関用燃料噴射システムとしてのコモンレール式燃料噴射装置に適用して、具体化したものである。
図1は、上記燃料噴射弁1の縦断面図、図2は図1の電磁弁2部分の拡大断面図である。図1に示すように、燃料噴射弁1は、ノズル部3と、電磁弁2のハウジングを成すノズルホルダ4と、コマンドピストン5と、圧力制御室6を含んで構成されている。
なお、ノズル部3は、下部リテーニングナット7によりノズルホルダ4の下部に結合されている。この燃料噴射弁1は、図示しないコモンレールから供給される高圧燃料をエンジンの燃焼室に噴射するものである。
ノズル部3は、ノズルボデー8と、ニードル9とを含んで構成されている。ニードル9は、上記ノズルボデー8の内部に軸方向に往復摺動可能に組み付けられている。
ノズルボデー8は、有底の略中空円筒状体であって、内部に案内孔10、弁座11、及び噴射孔12が形成されている。
弁座11は、円錐台面を有し、この弁座11にニードル9の当接部が当接および離間可能に配置されている。燃料溜り室13は、ノズルボデー8の案内孔10を形成する内壁中途部に存在し、環状の凹部から成る。この燃料溜り室13には、高圧燃料が供給される燃料供給孔14が接続されている。
ニードル9は、中実円柱状形状で、大径円柱部9a及び小径円柱部9bを含んで構成されている。大径円柱部9aは、外形が略同一径で形成され、所定の隙間を介して案内孔10に遊嵌されている。そのため、大径円柱部9aは、軸方向に往復移動することが可能である。小径円柱部9bと案内孔10の内壁との隙間が燃料通路になる。
大径円柱部9aと小径円柱部9bのテーパ状の連結部は、受圧部を構成する。受圧部は、燃料溜り室内13に存在する。この燃料溜り室13に導かれた高圧燃料によって、上記当接部が、弁座11から離座する方向、つまりニードル9を開弁させる方向に押圧される。
ノズルホルダ4には、コマンドピストン5を挿入するシリンダ15、コモンレールから供給された高圧燃料をノズル部3の燃料供給孔14側へ導く第1燃料通路16とオリフィスプレート17側へ導く第2燃料通路18、及び高圧燃料を低圧側へ排出する排出通路19等が形成されている。
シリンダ15と挿通部20の間の空間21は、排出通路19に連通する排出口22に連通している。また、上記空間21は、ニードル9の背圧空間を形成しており、リターン燃料つまり燃料タンク側の燃料に接続されている。
コマンドピストン5は、ノズルホルダ4のシリンダ15に摺動自在に挿入され、同じくシリンダ15に挿入された規制部材22を介してニードル9に連接されている。
規制部材22は、コマンドピストン5とニードル9(詳しくは、ニードル9の上端の大径円柱部9aのピン)との間に介在している。そして規制部材22の周囲に配設されたスプリング25に付勢されてニードル9を閉弁方向(図1の下方)へ押圧している。規制部材22は略円筒状に形成されており、下端部に形成された図示されない有底孔には、上記大径円柱部9aのピンが挿入されている。
規制部材22は、コマンドピストン5とニードル9と協働して移動可能である。燃料噴射弁1の作動状態において、圧力制御室6内に所定の圧力の駆動力が発生し、その駆動力によりコマンドピストン5を介してニードル9をノズルボデー8先端に押し付ける。
オリフィスプレート17は、シリンダ15の上端が開口するノズルホルダ4の端面上に配置され、シリンダ15と連通する圧力制御室6が形成されている。このオリフィスプレート17には、圧力制御室6の上流側と下流側とにそれぞれオリフィス(入口側オリフィスと出口側オリフィス)が設けられ、出口側オリフィスの方が入口側オリフィスより流路径(内径)が大きく設定されている。なお、圧力制御室6の上端部が出口側オリフィスに相当する。
入口側オリフィスは、オリフィスプレート17に形成され、圧力制御室6と第2燃料通路18の間に設けられている。この入口側オリフィスのオリフィス開口が圧力制御室6の内周面(テーパ面)に開口している。出口側オリフィスは、上述のように圧力制御室6の上方に形成され、電磁弁2を介して排出通路19と連通可能に設けられている。圧力制御室6には、ノズルホルダ4に設けられた第2燃料通路18が連通しており、この第2燃料通路18を介して高圧燃料が供給される。電磁弁2は、上記出口側オリフィスと排出通路19との間を断続する。
電磁弁2には上記出口側オリフィスと排出通路19との間を断続する部材となるアーマチャ30と、このアーマチャ30を閉弁方向(図2の下方)へ付勢するバネ部材となるスプリング31、及びアーマチャ30を開弁方向へ駆動する電磁コイル32等を内蔵する。そして、電磁弁2は、ノズルホルダ4の上部に、オリフィスプレート17を介して組付けられ、電磁弁2のハウジングを成す上部リテーニングナット33により結合されている。
アーマチャ30は、摺動部30aを有し、電磁コイル32が通電されると、スプリング31の付勢力に抗して図1の上方へ吸引されて、上記オリフィスプレート17内の出口側オリフィスを開く。また、電磁コイル32への通電が停止すると、スプリング31の付勢力により押し戻されて上記出口側オリフィスを閉じる。
なお、ここで、圧力制御室6と電磁弁2は、コマンドピストン5を駆動する圧力発生源であって、コマンドピストン5を介してニードル9の当接部を弁座11に着座させる。
次に、上記構成を有する燃料噴射弁1の作動を説明する。図示されないコモンレールから燃料噴射弁1に供給される高圧燃料は、図1の第1燃料通路16を介してノズル部3の燃料供給孔14側に導かれる。また、上記燃料噴射弁1に供給される高圧燃料は、第2燃料通路18を介して圧力制御室6に導かれる。
このとき、電磁弁2が閉弁状態(図2のアーマチャ30が出口側オリフィスを閉じている状態)であると、圧力制御室6に導入された高圧燃料の圧力がコマンドピストン5及びニードル9に作用し、スプリング25を軸方向に縮小させて、ニードル9を閉弁方向へ付勢する。
一方、ノズル部3の燃料供給孔14に導入された高圧燃料は、燃料溜り室13に導入され、ニードル9の受圧面に作用してニードル9を開弁方向へ付勢している。なお、電磁弁2が閉弁状態では、ニードル9を閉弁方向に付勢する力が開弁方向に付勢する力を上回っているため、ニードル9がリフトすることはなく、ニードル9は、弁座11に着座している。従って噴射孔12を閉じているので、燃料は噴射されない。
電磁弁2の電磁コイル32が通電されて開弁する(アーマチャ30が出口側オリフィスを開く)と、出口側オリフィスがノズルホルダ4に設けられた排出通路19と連通するため、圧力制御室6の燃料が出口側オリフィスを通って排出通路19より排出される。なお、電磁弁2が開弁しても、高圧燃料は引き続き入口側オリフィスを通って圧力制御室6に補給され続けるが、入口側オリフィスより出口側オリフィスの方が、流路径が大きいので、コマンドピストン5に作用する圧力制御室6の燃料圧力は低下する。
その結果、圧力制御室6の燃料圧力と、ニードル9を開弁方向へ押し上げる力と、ニードル9を閉弁方向に押し下げるスプリング25の力とのバランスが崩れ、ニードル9を開弁方向に付勢する力が閉弁方向に付勢する力を上回った時点でニードル9が弁座11から離座する。そして、ニードル9がリフトして噴射孔12を開くことにより燃料が噴射される。なお、リフト量は、当接部が弁座11から離間した隙間量に相当する。
その後、電磁弁2内の電磁コイル32への通電停止により、アーマチャ30が下降して、出口側オリフィスを閉じると、再び圧力制御室6の燃料圧力が上昇し、ニードル9を閉弁方向に付勢する力が開弁方向に付勢する力を上回った時点で、ニードル9が押し下げられて着座し、噴射孔12を閉じることにより、噴射が終了する。
図2は図1に示した電磁弁2部分の拡大図である。以下、これについて説明する。電磁弁2には上記出口側オリフィスと排出通路19(図1)との間を断続する部材となるアーマチャ30と、このアーマチャ30を閉弁方向(図2の下方)へ付勢するスプリング31、及びアーマチャ30を開弁方向へ駆動する電磁コイル32等を内蔵する。そして、電磁弁2は、ノズルホルダ4の上部に、オリフィスプレート17を介して組付けられ、上部リテーニングナット33によりノズルホルダ4に結合されている。
アーマチャ30は、電磁コイル32が通電されると、スプリング31の付勢力に抗して図2上方へ吸引されて、上記オリフィスプレート17内の出口側オリフィスを開く。また、電磁コイル32への通電が停止すると、スプリング31の付勢力により押し戻されて上記出口側オリフィスを閉じる。
電磁コイル32はエポキシ樹脂のスプールにコイルが巻回されたものであり、ターミナル50から、カバー64及び電磁弁2のハウジングを成す上部ハウジング63内を貫通する給電配線部を成す内部配線51を介して、電磁弁駆動用の駆動パルスが印加される。ステータ52は、電磁コイル32から発生した磁束の通路を成す略円柱状に形成され、外周側コア52aと内周側コア52bから構成されている。
ステータ52の中央には縦穴53が設けられ、この縦穴53内部に筒状のストッパ53aを介してスプリング31が収納されている。このスプリング31は、縦穴の上部と断面T字状のアーマチャ30の上部との間に設けられ、アーマチャ30を下方に付勢している。
このため、電磁コイル32に駆動パルスが印加されていない消勢時には、図2のように、アーマチャ30は、バルブボデー55内の誘導コイル56側の誘導側コア57側に当接している。誘導コイル56の下部のリング状の空間58内には、コンデンサ60が配設され、このコンデンサ60は、誘導コイル56に接続されている。また、空間58の出入口は、エポキシ樹脂の充填剤61及び62で密封されている。なお、上記誘導コイル56は、アーマチャ30を挟んで電磁コイル32と対向する位置に設けられている。
また、誘導側コア57内に磁気抵抗の大きいギャップ57cに対向する突起部57a及び57bが設けられ、この突起部57aと突起部57bの間に、コンデンサ60と誘導コイル56との間の配線が設けられている。また、対向する突起部57a及び57bによって、磁気抵抗の大きなギャップ57cの幅が極力小さくされることで、誘導コイル56の磁束が流れ易くされている。
以下、電磁弁2の作動について説明する。なお、詳細は後述するが、作動の概要は、以下のとおりである。電磁弁2の開弁時は、電磁コイル32に駆動パルス電圧が印加されて通電されることにより、電磁コイル32内に発生した磁界の影響を受けて、アーマチャ30は、電磁コイル32の端面70へと上昇し始める。次に、誘導コイル56の誘起起電力による磁界の影響を受けて、アーマチャ30の上昇速度は加速される。
この誘起起電力によって、コンデンサ60に充電電流が流れており、該コンデンサ60に電力が蓄積されている。
電磁弁2の閉弁時は、駆動パルス電圧がオフし、電磁コイル32の電流が少なくなり、電磁コイル32内の磁界が少なくなったときである。この時、アーマチャ30は、スプリング31のバネ力により、バルブボデー55側に下降する。同時に、電磁コイル32の磁束の減少により誘導コイル56には、逆向きの誘起起電力が生じる。
この誘起起電力によって、コンデンサ60の放電電流が流れる。この放電電流によって、磁界が発生し、この磁界の影響を受けて、アーマチャ30の下降速度が加速される。
以下、更に詳しく、図3乃至図8を用いて説明する。図3は、電磁弁2内の電磁コイル32における磁束の流れを説明する模式構成図である。図3において、電磁弁2の開弁時は、電磁コイル32に駆動パルス電圧が印加されて通電される。この駆動パルス電圧には、種々の波形が採用できるが、ここでは説明の便宜上、矩形パルスであるとして、以下に説明する。
駆動パルス電圧が印加されると、電磁コイル32には、インダクタンスの影響を受けて徐々に大きくなる電流が流れる。これにより電磁コイル32内に発生した磁束部分80の影響を受けて、アーマチャ30が上昇し始める。同時に、電磁コイル32の磁束部分81と鎖交する誘導コイル56には、磁束部分81の増加につれて、この磁束部分81を打ち消そうとする誘起起電力が生じる。
この誘起起電力によって、コンデンサ60に充電電流が流れ、該コンデンサ60に電力が蓄積されるとともに、誘導コイル56も磁束部分81を打ち消そうとする磁束が流れて、誘導コイル56に磁極が発生し、アーマチャ30の上昇をアシスト(助勢)する。
電磁弁2の閉弁時は、駆動パルス電圧がオフし、電磁コイル32の電流が徐々に減少し、電磁コイル32からの磁束部分80が減少していく。この結果、ついにはアーマチャ30は、スプリング31のバネ力により、下降を開始する。
同時に、電磁コイル32の磁束部分81も減少していく。この減少の過程で、磁束部分81の減少を阻止する方向の逆向きの誘起起電力が誘導コイル56に発生し、コンデンサ60が放電し、誘導コイル56の磁極が反転する。そのために、アーマチャ30の下降がアシストされる。
以下、更に、図4乃至図8を用いて説明する。図4は、電磁弁2の開弁時に電磁コイル32が通電されたときの作動を説明する説明図である。この図4において、電磁弁2の開弁時は、電磁コイル32に駆動パルス電圧が印加されて通電される。
これにより、電磁コイル32内に磁界が発生する。この磁界の影響を受けてアーマチャ30の上にS極が発生し、下にN極が誘起する。これにより、電磁コイル32の磁極のN極とアーマチャ30の分極された磁極(アーマチャ30に誘起された磁極)であるS極とが、吸引力91のように吸引し合って、アーマチャ30が上昇し始め、電磁弁2が開弁を開始する。なお、このときに誘導コイル56にも電流が流れて磁極が発生しているが、図4では図示を省略している。
図5は、電磁弁2が開弁を開始したときにおける誘導コイル56の作用を説明する説明図である。図5において、電磁弁2が開弁を開始したときに、電磁コイル32の磁束部分81(図3)と鎖交している誘導コイル56には、磁束部分81の増加につれて、この磁束部分81を打ち消そうとする磁界が発生する。
この発生した磁界の磁極であるN極とアーマチャ30の分極した磁極であるN極とが反発し、電磁弁開弁アシスト力93が発生する。このように、誘導コイル56の磁界の影響を受けて、アーマチャ30の上昇速度は加速される。
次に、図6は、電磁コイル32の駆動パルス電圧がオフし、駆動電流が減少する直前の状態を説明する説明図である。この図6において、電磁コイル32の駆動パルス電圧がオフし、この図6以後から、駆動電流が減少し始めて、アーマチャ30の磁気分極が減少していく。これによって、スプリング31のバネ力96の方が、電磁コイル32におけるアーマチャ30の吸引力より強くなる。このため、アーマチャ30が下降を開始し、電磁弁2の閉弁が開始される。なお、図6において、電磁コイル32とアーマチャ30の磁極は省略して図示している。
図7は、電磁弁2の閉弁が開始されたときの誘導コイル56の作用を説明する説明図である。電磁弁2の閉弁が開始されたとき、誘導コイル56内には、電磁コイル32の磁束部分81(図3)の減少を阻止する方向の逆向きの誘起起電力が発生する。
それにより、コンデンサ60内に蓄積されていた電力で、放電電流が誘導コイル56に流れ、誘導コイル56に磁界が発生する。そして、図7のように、この発生した磁界で、アーマチャ30に磁気分極が生じ、N極とS極が吸引し合って、電磁弁閉弁アシスト力97が、図7の下方向に発生する。
次に、図8は、放電の進行によりコンデンサ60内からの放電電流が実質的にゼロとなったときの状態を説明する説明図である。このように、コンデンサ60の放電電流が実質的にゼロとなると、上記電磁弁閉弁アシスト力97(図7)が消滅する。これにより、図8のように電磁弁閉弁動作が完了する。以下、再び、駆動パルスが電磁コイル32に印加されると、上述の図4からの作動を繰り返す。
図9は、誘導コイル56とコンデンサ60の接続状態を示している。100は、時定数調整用の調整用抵抗であり、コンデンサ60と同じく、図2のバルブボデー55の誘導コイル56の下部のリング状の空間58内に配設されている。これにより、コンデンサ60の充放電の時定数を調整できるから、アーマチャ30の吸引及び復帰の速度に合致したコンデンサの充放電の時定数を選定出来る。
(その他の実施形態)
本発明は上述した一実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の一実施形態では、図9のように調整用抵抗100として調整後は固定された抵抗を用いたが、この抵抗100を電子回路で可変抵抗回路として構成し、図示しないエンジンECU(電子的演算装置)からのエンジン回転数を表す信号に基づいて、可変抵抗回路の抵抗値が、エンジン回転数が大きくなるにつれて、抵抗値が小さくなるように変化させ、充放電の時定数がエンジン回転数に合わせて変更されるようにしても良い。
また、コンデンサ60の充放電のタイミングを制御するスイッチ手段が、コンデンサ60と電磁コイル56の間において、調整用抵抗100と直列に設けられても良い。そして、アーマチャ30の動きに連動して、上記スイッチ手段がオンオフを繰り返すようにして、充電開始または放電開始のタイミングが制御されるようにしても良い。
また、図2において、突起部57a及び57bは、相対抗する一対の突起部で構成したが、片方のみの突起部で構成しても良い。
また、本発明は、燃料をエンジン内に噴射する燃料噴射弁のみでなく、さまざまな電磁アクチュエータに利用することが出来る。
1 燃料噴射弁
2 電磁弁
17 オリフィスプレート
30 アーマチャ
31 スプリング
32 電磁コイル
55 バルブボデー
56 誘導コイル
57a及び57b 突起部
58リング状の空間
60 コンデンサ
100 調整用抵抗

Claims (7)

  1. 電磁コイル(32)の励磁によってアーマチャ(30)をバネ部材(31)のバネ力に抗して吸引し、前記電磁コイル(32)の非励磁によってバネ力で前記アーマチャ(30)を元の位置に復帰させる電磁駆動装置において、
    前記アーマチャ(30)を挟んで前記電磁コイル(32)と対向する位置に誘導コイル(56)を設け、
    前記電磁コイル(32)の励磁時に前記電磁コイル(32)からの磁束が前記アーマチャ(30)を通るように前記アーマチャ(30)を磁路内に配置すると共に、前記磁束の一部が前記誘導コイル(56)と鎖交するように前記誘導コイル(56)を前記磁路内に配置し、前記誘導コイル(56)の誘起起電力による充電電流で充電されるコンデンサ(60)を設け、前記充電電流で前記誘導コイル(56)が前記アーマチャ(30)に誘起する磁極と反発する磁極を発生して前記アーマチャ(30)を前記電磁コイル(32)方向に駆動することを特徴とする電磁駆動装置。
  2. 前記電磁コイル(32)の非励磁によって前記バネ部材(31)のバネ力で前記アーマチャ(30)が元の位置に復帰するときに、前記誘導コイル(56)に放電する前記コンデンサ(60)の電流によって、前記誘導コイル(56)に発生する磁極が前記アーマチャ(30)に誘起する磁極と吸引し合って、前記アーマチャ(30)を前記誘導コイル(56)方向に駆動することを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動装置。
  3. 前記誘導コイル(56)と前記コンデンサ(60)の間に充電または放電の時定数を調整する調整用抵抗(100)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁駆動装置。
  4. 前記電磁駆動装置は、燃料噴射弁(1)内に設けられた燃料噴射制御用の電磁弁(2)からなり、前記電磁コイル(32)、前記バネ部材(31)、前記誘導コイル(56)及び前記コンデンサ(60)は、前記燃料噴射弁(1)の電磁弁(2)内に収納され、前記アーマチャ(30)は、前記電磁コイル(32)に吸引されたときに、燃料を噴射するように前記燃料噴射弁(1)における弁体を開弁し、かつ、前記電磁コイル(32)が消勢して前記アーマチャ(30)が前記バネ部材(31)のバネ力により移動するときに、前記燃料噴射弁(1)における弁体を閉弁することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電磁駆動装置。
  5. 前記電磁弁(2)は、
    該電磁弁(2)を包むハウジング(63、33及び4)と、
    該ハウジング(63、33及び4)内に電気信号を供給するターミナル(50)と、
    該ターミナル(50)から前記電磁コイル(32)に給電する給電配線部(51)と、
    前記電磁コイル(32)と、
    該電磁コイル(32)の外周に設けられた外周側コア(52a)と、
    前記電磁コイル(32)の内周側に設けられた内周側コア(52b)と、
    前記給電配線部(51)が貫通する前記ハウジング(63、33及び4)内の上部ハウジング(63)と、
    前記電磁コイル(32)に対向する前記アーマチャ(30)と、
    前記上部ハウジング(63)に一端が保持され、他端が前記アーマチャ(30)に連結された前記バネ部材(31)と、
    該バネ部材(31)によって前記アーマチャ(30)が押し付けられ、中央に前記アーマチャ(30)の摺動部(30a)が貫通しているバルブボデー(55)と、
    該バルブボデー(55)内に設けられ、前記電磁コイル(32)の磁束と鎖交する誘導コイル(56)と、
    前記バルブボデー(55)内に設けられ、前記誘導コイル(56)に並列に接続された前記コンデンサ(60)から成ることを特徴とする請求項4記載の電磁駆動装置。
  6. 前記コンデンサ(60)は前記誘導コイル(56)の反アーマチャ(30)側に設けられた誘導側コア(57)内の空間(58)内に収納されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電磁駆動装置。
  7. 前記コンデンサ(60)と前記誘導コイル(56)との間の前記誘導側コア(57)内に、前記コンデンサ(60)と前記誘導コイル(56)との間の配線が設けられた磁気抵抗の大きいギャップ(57c)、及び該ギャップに対向した突起部(57a及び57b)が存在し、該突起部(57a及び57b)から前記ギャップに磁束を流し、前記突起部(57a及び57b)によって前記誘導コイル(56)の磁束が流れ易くされていることを特徴とする請求項6に記載の電磁駆動装置。
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