JP2010221326A - ドレッサー - Google Patents
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Abstract
【課題】製造や測定が確実で容易なドレッサーを提供する。
【解決手段】ワークとなる被加工歯車にギヤホーニング加工施すのに使用される内歯車型砥石をドレッシングするドレッシングギヤや、被加工歯車にハードフィニシュ加工を施すのに使用される外歯車型砥石をドレッシングするドレッシングツールのようなドレッサに関し、被加工歯車のモジュールmに対してm×N(ただし、Nは2以上の整数)のモジュールのドレッシング歯3を備える。
【選択図】図1
【解決手段】ワークとなる被加工歯車にギヤホーニング加工施すのに使用される内歯車型砥石をドレッシングするドレッシングギヤや、被加工歯車にハードフィニシュ加工を施すのに使用される外歯車型砥石をドレッシングするドレッシングツールのようなドレッサに関し、被加工歯車のモジュールmに対してm×N(ただし、Nは2以上の整数)のモジュールのドレッシング歯3を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワークとなる被加工歯車にギヤホーニング加工を施すのに使用される内歯車型砥石をドレッシングするドレッシングギヤや、被加工歯車にハードフィニッシュ加工を施すのに使用される外歯車型砥石をドレッシングするドレッシングツールのようなドレッサーに関するものである。
このようなドレッサーのうち、ドレッシングギヤとしては、例えば特許文献1に、歯車状の本体の歯面にダイヤモンド砥粒等が電着されてなり、ハードギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、ドレスギヤ歯とワーク歯とのモジュールおよび圧力角を同一値として、ドレスギヤ歯数をワーク歯数の1.5倍以上としたものが提案されている。このようなドレッシングギヤは、ワークとなる被加工歯車を研削加工する内歯車型研削砥石をドレッシングするのに用いられる。
この特許文献1にも記載されているように、被加工歯車とドレッシングギヤとで、歯数を初め、モジュール、圧力角、捩れ角や歯厚を同一とし、すなわちドレッシングギヤを被加工歯車と略同一諸元とすると、被加工歯車が小径であるとともに例えばモジュールが1.5mm以下と小さなものである場合には、ドレッシングギヤにおける歯溝幅も小さくなってしまう。
しかしながら、このようにドレッシングギヤの歯溝幅が小さくなると、例えば当該ドレッシングギヤを製造する際にその歯面を精度良く加工するのが困難となるおそれがある。また、こうして製造されたドレッシングギヤの精度を測定するときでも、測定具を歯溝に挿入することができずに正確な測定に支障を来したりするおそれもある。
本発明は、このような背景の下になされたもので、製造や測定が確実で容易なドレッシングギヤやドレッシングツールのようなドレッサーを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、ワークとなる被加工歯車を研削加工する歯車型研削砥石をドレッシングするドレッサーであって、上記被加工歯車のモジュールmに対してm×N(ただし、Nは2以上の整数)のモジュールのドレッシング歯を有することを特徴とする。
このようなドレッサーにおいては、例えばそのピッチ円の直径や外径等がワークとなる被加工歯車と略同じであっても、ドレッシング歯のモジュールが被加工歯車のモジュールmに対してN倍とされているため、歯数は被加工歯車の1/Nとなる。従って、ドレッサーをこうして被加工歯車と略同径としたときに、これら被加工歯車が小径であってドレッサーも同じく小径とされていても、歯溝幅は大きく確保することができる。
このため、そのようなドレッサーを製造する際にも、こうして大きな幅が確保された歯溝に工具を挿入して、その歯面を高精度に仕上げることができる。さらに、このようにして製造されたドレッサーの精度を測定する場合でも、この幅広とされた歯溝に確実に測定具を挿入して正確な測定を行うことが可能となる。
なお、本発明は、ワークのモジュールが1.25mm以下であるような場合において、そのドレッシング歯のモジュールが例えば2.5mm以下と小さい場合に有効である。すなわち、このような場合のドレッサーでは、製造や測定に十分な歯溝幅を確保することが困難となるからである。
以上説明したように、本発明によれば、ドレッサーを必要以上に大径とすることなく十分な大きさの歯溝幅を確保することができ、当該ドレッサーの製造や製造されたドレッサーの精度測定を容易とし、ドレッサー製造コストの削減を図るとともに、精度の高いドレッサーを提供することが可能となる。
図1は、本発明のドレッサーの一実施形態であるドレッシングギヤ1を示すものである。本実施形態のドレッシングギヤ1は、その本体2が鋼材等の金属材料により形成されて、外周部に複数のドレッシング歯3が周方向に歯溝4を介して等間隔に突出するように形成された軸線Oを中心とする歯車状をなし、これらのドレッシング歯3の少なくとも歯面に、ダイヤモンド砥粒やcBN砥粒等の超砥粒をNiめっき等のめっき層に分散して固着した砥粒層4が形成されて構成されている。なお、ドレッシング歯3は軸線Oに平行に延びる平歯車状であっても、螺旋状に延びるはすば歯車状であってもよい。
このようなドレッシングギヤ1は、図2に示すように、円環状の内歯車型研削砥石11と互いの軸線O,Pが所定の軸交差角をもつようにして、この内歯車型研削砥石11の内周部に形成された歯12とドレッシング歯3とが噛合させられ、これらの軸線O、P回りに互いに回転させられることにより、上記歯12の表面に形成された砥粒層13のドレッシング(目立て)を行う。
次いで、このように内歯車型研削砥石11にドレッシングが施された後は、ドレッシングギヤ1に代えて、図3に示すようなワークとなる被加工歯車21が、その軸線Qを内歯車型研削砥石11の軸線Pと上記所定の軸交差角をもつようにして、該被加工歯車21の歯22が内歯車型研削砥石11の歯12と噛合させられ、やはりそれぞれの軸線P、Q回りに互いに回転させられることにより、ドレッシングされた上記砥粒層13によってこの被加工歯車21の歯22の研削加工が行われて所定の精度に仕上げられる。
そして、この被加工歯車21に対して本実施形態のドレッシングギヤ1は、そのドレッシング歯3のモジュールが被加工歯車21のモジュールmのm×N(ただし、Nは2以上の整数)とされており、本実施形態ではN=2で、すなわち被加工歯車21のモジュールmの2倍のモジュールとされ、ドレッシングギヤ1の歯数は逆に被加工歯車21の歯数の1/N(1/2)とされている。さらに、こうして被加工歯車21のモジュールmのN倍とされたドレッシングギヤ1のモジュールは、本実施形態では2.5mm以下とされている。
ここで、表1は本実施形態のドレッシングギヤ1の諸元、表2は上記内歯車型研削砥石11の諸元、表3は被加工歯車21の諸元をそれぞれ示すものである。このうち、表1、3に示すように本実施形態のドレッシングギヤ1は被加工歯車21に対して、上述のようにモジュール(歯直角モジュール)が2倍で、歯数は1/2であり、圧力角(歯直角圧力角)は等しくされている。
また、これらドレッシングギヤ1と被加工歯車21の外径は略等しくて、内歯車型研削砥石11の内径より十分小さくされ、歯底径はドレッシングギヤ1が被加工歯車21よりも僅かに小さくされている。さらに、マタギ歯厚は、被加工歯車21のマタギ枚数9枚の歯22と、これよりも少ないドレッシングギヤ1のマタギ枚数5枚のドレッシング歯3とが等しくなっている。
従って、こうしてドレッシング歯3のモジュールがワークとなる被加工歯車21の歯22のモジュールmに対してm×Nとされた本実施形態のドレッシングギヤ1においては、例えば上述のように外径が被加工歯車21と略同じであっても、歯数は被加工歯車21の1/Nとなるため、図1に示すように隣接するドレッシング歯3同士の間の歯溝4の幅を、例えば被加工歯車21と同じモジュールとした場合に比べて大きく確保することができる。
このため、当該ドレッシングギヤ1を製造する際、例えば本体2のドレッシング歯3を所望の歯車形状に加工するときや、このドレッシング歯3の歯面に超砥粒を電着して砥粒層4を形成した後にツルーイング加工を施すときなどに、それぞれの加工用工具をこの幅が大きく確保された歯溝4に挿入して確実に加工を行うことができる。従って、例えば狭い歯溝に挿入可能な加工用工具を用意して製造を行ったりするのに比べ、かかるドレッシングギヤ1の製造が容易となって製造コストの削減を図ることができる。
また、このように歯溝4の幅が確保されることにより、加工対象以外のドレッシング歯3が加工用工具と干渉することがないので、ドレッシングギヤ1の精度自体の向上を図ることもできる。特に、本実施形態では、上述のようにドレッシングギヤ1の歯底径も被加工歯車21の歯底径より僅かに小さくされているので、このような加工用工具との干渉をさらに確実に防ぐことができる。
さらに、これらは、こうして製造されたドレッシングギヤ1の歯厚等の精度を測定する場合も同様であり、やはり狭い歯溝に挿入可能な測定具を用意したりするのに比べてコストを低減できるとともに、測定対象3以外のドレッシング歯3が測定具に干渉したりすることもないので、測定精度の向上を図ることができる。従って、高精度で、なおかつその精度が保証されたドレッシングギヤ1を低コストで提供することが可能となる。
なお、このような効果は、被加工歯車21のモジュールmのN倍とされたそのドレッシング歯3のモジュールが例えば2.5mm以下と小さい場合に、有効である。すなわち、このような場合に、ドレッシング歯3のモジュールを被加工歯車21と同じモジュールとすると(2.5/N)mm以下となるため、歯溝4の幅が極めて狭くなってドレッシングギヤ1の製造や測定に支障を生じるおそれがある。
また、上記構成のドレッシングギヤ1において、被加工歯車21のモジュールmに乗じる数Nは2以上の整数であればよいが、この数Nが大きくなりすぎると、ドレッシングギヤ1におけるドレッシング歯3自体の数が少なくなって、内歯車型研削砥石11を効率的にドレッシングすることができなくなるおそれが生じる。このため、上記数Nは、ドレッシングギヤ1自体の大きさや被加工歯車21の歯数等にもよるが、3程度までとされるのが望ましい。
なお、上記実施形態では、本発明を、ワークとなる被加工歯車にギヤホーニング加工を施すのに使用される内歯車型砥石をドレッシングするドレッシングギヤ1に適用した場合について説明したが、被加工歯車にハードフィニッシュ加工を施すのに使用される外歯車型研削砥石をドレッシングするドレッシング歯を有する歯車状のドレッシングツールに本発明を適用することも可能である。
1 ドレッシングギヤ(ドレッサー)
2 本体
3 ドレッシング歯
4 砥粒層
11 内歯車型研削砥石
12 内歯車型研削砥石11の歯
13 内歯車型研削砥石11の砥粒層
21 被加工歯車
22 被加工歯車21の歯
O ドレッシングギヤ1の軸線
P 内歯車型研削砥石11の軸線
Q 被加工歯車21の軸線
2 本体
3 ドレッシング歯
4 砥粒層
11 内歯車型研削砥石
12 内歯車型研削砥石11の歯
13 内歯車型研削砥石11の砥粒層
21 被加工歯車
22 被加工歯車21の歯
O ドレッシングギヤ1の軸線
P 内歯車型研削砥石11の軸線
Q 被加工歯車21の軸線
Claims (2)
- ワークとなる被加工歯車を研削加工する歯車型研削砥石をドレッシングするドレッサーであって、上記被研削歯車のモジュールmに対してm×N(ただし、Nは2以上の整数)のモジュールのドレッシング歯を有することを特徴とするドレッサー。
- 上記ドレッシング歯のモジュールが2.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のドレッサー。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP2009070462A JP2010221326A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | ドレッサー |
PCT/JP2010/001976 WO2010109833A1 (ja) | 2009-03-23 | 2010-03-19 | ドレッサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009070462A JP2010221326A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | ドレッサー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010221326A true JP2010221326A (ja) | 2010-10-07 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009070462A Withdrawn JP2010221326A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | ドレッサー |
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Country | Link |
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WO (1) | WO2010109833A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006068866A (ja) * | 2004-09-03 | 2006-03-16 | Seiwa Tekko Kk | ドレスギヤ |
US8277285B2 (en) * | 2006-05-24 | 2012-10-02 | The Gleason Works | Method of maintaining a constant grinding process |
-
2009
- 2009-03-23 JP JP2009070462A patent/JP2010221326A/ja not_active Withdrawn
-
2010
- 2010-03-19 WO PCT/JP2010/001976 patent/WO2010109833A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
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WO2010109833A1 (ja) | 2010-09-30 |
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