JP2006068866A - ドレスギヤ - Google Patents

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Akira Takenoshita
明 竹ノ下
Kenji Kawamoto
憲二 河本
Nobuaki Nishimura
順昭 西村
Joichi Murata
丈一 村田
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Abstract

【課題】
歯車ホーニング加工において、ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工すると、ドレスギヤ歯面形状がきれいにワーク歯面に転写されず精度低下するという課題があった。ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工しても、精度良く加工できる工具及び加工方法を提供する。
【解決手段】
例えばドレスギヤを共用する為に、また他の理由で、ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工する場合に、本発明により提供される求めるワーク歯面に対して必要なドレスギヤ歯面を持つ形状のドレスギヤを使用すれば精度の低下がなく精度良く加工できる。
【選択図】図3

Description

本発明は歯車の焼入れ後の歯面仕上げ加工として砥石歯車を用いたギヤホーニング加工で使用され砥石歯車が一定数のワークを加工するごとにダイヤモンド砥粒等の硬質砥粒で被膜(電着)された歯車形ドレッサ(以後ドレスギヤと称する)で機上ドレッシングされるときに使用されるドレスギヤに関する。砥石歯車は、内歯の砥石と外歯の砥石が使用される。
歯車加工業界において砥石歯車を用いたギヤホーニング加工は、スイスのフェスラーという歯車工作機械メーカーが、1970年代後半に始めた加工方法であることが知られている。加工コストや生産効率の観点から当然の事としてドレスギヤの共用化が行われた。すなわち単一のドレスギヤに対して、該単一ドレスギヤの歯数と異なる歯数違いの種々のワークを、該単一ドレスギヤを使用して加工することが可能であり、当時のフェスラーのギヤホーニング加工機の取扱説明書にも、「ユニバーサル ホーニング加工」として記述されている。
また、ドレスギヤの形状としては、例えば、特許文献1に示されるようにドレスギヤ歯とワーク歯とのモジュール及び圧力角を同一値とし、ドレスギヤ歯数とワーク歯数を異ならせたものが提案されている。
特開平7−32214号公報
ギヤホーニング加工の方法は、図1のように、まずドレスギヤ30と砥石歯車1を噛み合わせて機上ドレスさせる事によりドレスギヤ30の歯面を砥石歯車1に転写する。次にワーク2と砥石歯車1を噛み合わせて加工する事により砥石歯車1の歯面をワーク2に転写する2段階の手順を持つ加工方法である。従って、ドレスギヤ歯面形状がきれいにワーク歯面に転写される加工方法である。しかしながら、例えばドレスギヤを共用する為に、また他の理由で、ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工すると、ドレスギヤ歯面形状がきれいにワーク歯面に転写されず精度低下するという課題があった。
上記特許文献1に示されるものもドレスギヤを共用することを前提に、ドレスギヤ歯とワーク歯とのモジュール及び圧力角を同一値とする規制条件があり、加工の応用性に融通が効かない怖れがあると共に、潜在的に上記の精度低下の課題を内在するものである。
上述の課題は、ドレスギヤの歯数とワークの歯数が異なる為にドレスギヤ歯面とワーク歯面の幾何学的な歯面形状が異なる事に起因する。本発明では、求めるワーク歯面形状に対して必要なドレスギヤ歯面形状を提供することにより上述の課題を解決した。
請求項1に記載の発明は、ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークの歯面形状を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークの圧力角を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークのクラウニング量を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴としている。
本発明を実施することにより、ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工しても、精度良く加工できる。
前述のように、ギヤホーニング加工はドレスギヤの歯面を砥石歯車に転写し、次に砥石歯車の歯面をワークに転写する2段階の手順を持つ加工方法である。そして例えばドレスギヤを共用する為に、また他の理由で、ワークの歯数とドレスギヤの歯数を変えて加工すると、ドレスギヤ歯面形状がきれいにワーク歯面に転写されず精度低下するという課題があった。それはドレスギヤの歯数とワークの歯数が異なる為にドレスギヤ歯面とワーク歯面の幾何学的な歯面形状が異なる事に起因する。したがって、求めるワーク歯面に対して必要なドレスギヤ歯面を提供すればよい。求めるワーク歯面に対して必要なドレスギヤ歯面を決定する一方法としては、転写のシミュレーションを行うことによりドレスギヤの歯面を決定できる。他の方法の一例として、加工した歯面データから、ドレスギヤの歯面を修正する方法などがある。その歯面は、本発明の請求項に示す圧力角、クラウニング量を修正を施した歯面及び圧力角、クラウニング量、その他の修正を複合した修正を施した歯面となる。
図3は請求項2の一実施例を模式的に示す。ドレスギヤの圧力角を修正した一例である。
比較のために、図3では無修正歯面が破線で図示され、修正歯面が実線で図示されている。修正された歯面は図示のように圧力角を大きくしており、所望の歯面形状に変えることができる。
図5は請求項3の一実施例を模式的に示す。ドレスギヤのクラウニング量を修正した一例である。修正された歯面は図示のように中央部が膨出した平面視樽状の歯筋に形成されており、所望の歯面形状に変えることができる。無修正の歯面は図4のように直線状の歯筋になっている。本実施例では、歯筋方向のクラウニングの例を示したが、歯形方向のクラウニング量の修正も可能である。
(実験例 その1) 歯筋クラウニング量の例として、モジュール2.66、圧力角20.0度、ネジレ角31度、ワークは、歯数15、歯筋クラウニング量 2~3マイクロメートル に対し、ドレスギヤは、歯数29、歯筋クラウニング量 5~6マイクロメートル。
(実験例 その2) 圧力角及び歯筋クラウニング量の例として、モジュール1.0、ワークは、歯数9、圧力角20.0 度、歯筋クラウニング量 −2マイクロメートル (凹) に対し、ドレスギヤは、歯数71、圧力角20.2 度、歯筋クラウニング量 4〜7マイクロメートル。
実験例その1では歯筋クラウニング量が約3マイクロメートル変化した。実験例その2では圧力角が約0.2度、歯筋クラウニング量が約7マイクロメートル変化した。この変化量を修正する事により、すなわち、ドレスギヤの歯面形状、圧力角、クラウニング量を、この変化量に応じて変えるよう修正する事により、精度良く加工できる。また、実験をしないでシミュレーションにより変化量を求める事もできる。予めシミュレーションにより変化量を求め、ドレスギヤの歯面形状、圧力角、クラウニング量などをその変化量に応じて修正する事により、ワーク加工で求める必要な歯面を得る事ができる。従って本発明により提供される求めるワーク歯面に対して必要なドレスギヤ歯面を持つ形状のドレスギヤを使用すれば精度の低下がなく精度良く加工できる。
ドレス時及びホーニング加工時の砥石歯車とドレスギヤ及び砥石歯車とワークとの噛合状態を示す正面図である。 図1のA−A線での断面図である。 本発明によるドレスギヤの歯面形状の一例を表す模式図である。 無修正歯面形状を表す模式図である。 本発明によるドレスギヤの歯面形状の一例を表す模式図である。
符号の説明
1 砥石歯車
2 被加工歯車
30 ドレスギヤ
r 軸交差角







Claims (3)

  1. ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークの歯面形状を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴とするドレスギヤ。
  2. ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークの圧力角を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴とするドレスギヤ。
  3. ギヤホーニング加工に使用するドレスギヤにおいて、前記ドレスギヤとワークのクラウニング量を変え、かつドレスギヤ歯数とワーク歯数を変えたことを特徴とするドレスギヤ。






























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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010109833A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 三菱マテリアル株式会社 ドレッサー
JP2014188666A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Daihatsu Motor Co Ltd 歯車のホーニング加工方法
US9079292B2 (en) 2009-10-09 2015-07-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Method of making barrel-shaped worm-like tool
JP2017006989A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 清和鉄工株式会社 ギヤの加工方法

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