JP2010219648A - 什器及び平板部材 - Google Patents

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Kazuhiro Otoko
一宏 大床
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Abstract

【課題】什器を構成する構成部材又は平板部材自体をアンテナとして機能させることが可能な什器及び平板部材を提供する。
【解決手段】誘電体材料からなる平板状の心材と、前記心材の対向する一対の平板面のうち、一方の面上に貼着され、放射電極となる導電性の電極パターンが形成された第1のシート層と、前記一対の平板面の他方の面上に貼着され、接地電極となる導電性の電極パターンが形成された第2のシート層とを備える平板部材を、商品陳列用什器の構成部材として用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗等で使用される什器及び平板部材に関する。
従来、店舗では各商品に無線タグ(RFIDタグ、ICタグ等ともいう)を付加することで、無線タグが保持する情報に基づいて商品を管理することが行われている。この無線タグでは、リーダ装置からの電波によって起電力が発生し、内蔵するIC回路が動作することで、予め保持したデータをリーダ装置に送信するよう構成されている。そのため、電波照射のためのアンテナは、無線タグに電波を照射することが可能な位置に設けられる。
アンテナの設置場所、設置方法については種々の形態が提案されおり、例えば、特許文献1には、出入り口近傍の床面にシート状のアンテナを載置する技術が開示されている。また、商品はシェルフ等の商品陳列用の什器に陳列されることが一般的であるため、棚板等に無線タグ読み取りのためのアンテナを配置することが行われている。
ところで、棚板等にアンテナを配置する場合、該アンテナの体積に応じた分だけ商品の配置スペースが減少することになる。そのため、特許文献1に開示されたようなシート状アンテナを棚板上に配置する方策が考えられるが、形状が固定的であるため、配置可能な位置が制限され利便性に欠けるという問題がある。また、特許文献1では段差を低減するため平坦なコイル状のアンテナを用いる必要があり、立体的な構造を有するアンテナを用いることが困難であるという問題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、什器を構成する構成部材又は平板部材自体をアンテナとして機能させることが可能な什器及び平板部材を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、商品を陳列するための什器であって、前記什器を構成する構成部材のうち、誘電体材料からなる平板部材が所定の電波出力を行うアンテナとして形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、誘電体材料からなる平板状の心材と、前記心材の対向する一対の平板面のうち、一方の面上に貼着され、放射電極となる電極パターンが形成された第1のシート層と、前記一対の平板面の他方の面上に貼着され、接地電極となる電極パターンが形成された第2のシート層と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、什器を構成する構成部材又は平板部材自体をアンテナとして機能させることが可能な什器及び平板部材を提供することができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る商品陳列用什器100の全体構造を概略的に示した図である。 図2は、図1に示した棚板30の構造を説明するための図である。 図3は、図2に示したアンテナパターン322と、GNDパターン332との関係を模式的に示した図である。 図4は、商品陳列用什器100に商品Gを陳列した一例を示す図である。 図5は、放射電極パターン3221の他の形態を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る什器及び平板部材の最良な実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の一形態に係る商品陳列用什器100の全体構造を概略的に示した図である。同図に示したように、商品陳列用什器100は、下部に配置された支持盤10と、この支持盤10上の中央に立設された背板20と、背板20の前後に上下三段に配置された商品載置用の平板である棚板30とを有する構成となっている。
商品陳列用什器100は、店舗等に配置されることを前提とした商品陳列用の什器であって、棚板30に商品を載置(陳列)することが可能となっている。棚板30に載置される商品には無線タグ(図示せず)がそれぞれ付加されているものとし、各無線タグには他の無線タグと識別するためのタグIDの他、不正持ち出しを検出するためのフラグ情報等が予め記憶されているものとする。
なお、図1に示した接続線Lは同軸ケーブル等であって、その一端が棚板30に設けられた後述する導線パターン3222と接続され、他端が図示しない無線タグのリーダ装置と接続されている。
以下、店舗内(商品陳列用什器100)に設けられた、商品に付加された無線タグと交信を行うためのアンテナ部について説明する。
図2は、図1に示した棚板30の構造を説明するための図である。図2に示すように、棚板30は、心材31と、この心材31の上面、即ち商品が載置される側の面(以下、載置面という)に貼着された放射シート32と、この載置面に対向する心材31の下面に貼付されたGNDシート33とから構成されている。
心材31は、主にプラスチックや木材(MDF材等の合成木材を含む)、ガラス等の誘電体部材により形成されており、図示しない係止部材により背板20に係止されている。なお、心材31を木枠組だけで構成し、内部を中空にしたフラッシュ構造としてもよい。
放射シート32は、絶縁性のフィルム321と、導電性の金属(箔)により形成されたアンテナパターン322とを有して構成されている。
フィルム321は、ポリカーボネイトやポリプロピレン等の絶縁性に優れた材料により形成されている。アンテナパターン322は、フィルム321の一方の面(以下、アンテナ面という)上に、銅やアルミニウム等の導電性に優れた材料からなる金属箔が所定のパターンで蒸着されることで形成されている。このアンテナパターン322は、方形状からなる複数の放射電極パターン3221と、各放射電極パターン3221を接続する導線パターン3222とにより構成される。
ここで、放射電極パターン3221は、後述するパッチアンテナにおける放射電極として機能し、導線パターン3222を介して供給される電力に応じて、無線タグと交信するための電波(電界)を放射する。導線パターン3222は、図1に示した接続線Lと接続されており、図示しないリーダ装置と放射電極パターン3221とを接続する導線として機能する。
放射シート32は、上述したアンテナ面に形成された接着層(図示せず)により、心材31の載置面上に貼着されることで、心材31と一体化される。なお、放射シート32のアンテナ面に再接着性の接着層を形成することで、所望の場所に放射シート32を貼着したり、剥離したりすることが可能となる。
GNDシート33は、絶縁性のフィルム331と、導電性の金属(箔)により形成されるGNDパターン332とを有して構成されている。
フィルム331は、フィルム321と同様の絶縁性の材料からなり、このフィルム331の一方の面(以下、GND面という)上に、導電性の金属箔が蒸着されることでGNDパターン332が形成されている。
GNDパターン332は、アンテナパターン322と同様の金属箔から構成され、図示しない接続部材により商品陳列用什器100に接続されることで、後述するパッチアンテナにおけるグラウンド(接地)電極として機能する。なお、図2の例では、フィルム331の全面にGNDパターン332を形成した例を示したが、これに限らず、心材31を介して対向配置される放射電極パターン3221の素子面積を包含する大きさで形成されていれば、特に問わないものとする。
GNDシート33は、上述したGND面に形成された接着層(図示せず)により、心材31の載置面と対向する面上に貼着されることで、心材31と一体化される。なお、GNDシート33のGND面に再接着性の接着層を形成することで、所望の場所にGNDシート33を貼着したり、剥離したりすることが可能となる。
図3は、上述した放射電極パターン3221と、GNDパターン332との関係を模式的に示した図である。同図に示したように、放射電極パターン3221とGNDパターン332とは、心材31を介して対向配置され、全体としてパッチアンテナを構成している。即ち、誘電性材料からなる心材31が基板として働き、棚板30自体がパッチアンテナとして機能する。
ここで、パッチアンテナの放射指向性は、図3の符号Dで示したアンテナパターン322の面方向となる。そのため、上述したように、商品が載置される載置面側に放射シート32を貼着することで、各棚板30に載置される商品Gに付加された無線タグ(図示せず)と交信することが可能となる(図4参照)。ここで、図4は、商品陳列用什器100に商品Gを陳列した一例を示した図である。
なお、本実施形態では、放射電極パターン3221を方形としたパッチアンテナ、即ち直線偏波パッチアンテナの例を示したが、これに限らないものとする。例えば、放射電極パターン3221にノッチ(切り込み)等の摂動要素を入れることで、円偏波パッチアンテナとする形態としてもよい。また、放射電極パターン3221の形状も方形に限らず、円形等任意の形状を用いることとしてもよい。
以上、本実施形態によれば、商品陳列用什器100の棚板30を、誘電性材料からなる心材31の対向面上に、アンテナパターン322とGNDパターン332とをそれぞれ貼着した構造とすることで、棚板30自体をパッチアンテナとして機能させることができる。
なお、上記実施形態では、棚板30の上面に放射シート32を貼着した例について説明したが、商品陳列用什器100の構造や、物品の配置の仕方に応じて、放射シート32を貼着する位置を変更してもよい。例えば、棚板30の最上面に物品を載置しないのであれば、棚板30の下面側に放射シート32を貼着する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、商品陳列用什器100を構成する構成部材として、棚板30に放射シート32及びGNDシート33を貼着した形態について説明したが、これに限らず、他の構成部材に放射シート32及びGNDシート33を貼着する形態としてもよい。
例えば、平板状の背板20に放射シート32及びGNDシート33を貼着してもよく、棚板30が係止される一対の面のうち、一方の面側に放射シート32を貼着し、他方の面側にGNDシート33を貼着することで、棚板30の載置面と直交する方向にパッチアンテナの放射指向性を設定することが可能となる。
また、上記実施形態では、棚板30をパッチアンテナとして機能させる形態を説明したが、これに限らず、他の種類のアンテナを実現することとしてもよい。例えば、放射電極パターン3221の形状を、図5に示したように、棚板30の長手方向に沿設した直線状とすることで、ダイポールアンテナを形成する形態としてもよい。ここで、図5は、放射電極パターン3221の他の形態を示した図である。なお、ダイポールアンテナとする場合、GNDシート33は不要となるため、放射シート32と心材31を介して対向する面には、何も貼着しない形態としてもよいし、同形状のダイポールアンテナを有した放射シート32を貼着する形態としてもよい。
また、上記実施形態では、GNDパターン332をフィルム331とともに貼着する形態としたが、心材31の一方の面がアルミニウム等の導電体部材で覆われている場合には、この導電体部材をGNDパターン332として用いることとしてもよい。
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲での種々の変更、置換、追加等が可能である。
以上のように、本発明にかかる什器及び平板部材は、店舗等で利用される什器及び平板部材に有用であり、特に、無線タグが付加された商品の陳列に係る什器及び平板部材に適している。
100 商品陳列用什器
10 支持盤
20 背板
30 棚板
31 心材
32 放射シート
321 フィルム
322 アンテナパターン
3221 放射電極パターン
3222 導線パターン
33 GNDシート
331 フィルム
332 GNDパターン
特開2002−26625号公報

Claims (4)

  1. 商品を陳列するための什器であって、
    前記什器を構成する構成部材のうち、誘電体材料からなる平板部材が所定の電波出力を行うアンテナとして形成されていることを特徴とする什器。
  2. 前記平板部材の対向する一対の平板面のうち、一方の面上に放射電極となる電極パターンが形成された第1のシートが貼着され、他方の面上に接地電極となる電極パターンが形成された第2のシートが貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の什器。
  3. 前記平板部材は、前記商品が陳列される棚板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の什器。
  4. 誘電体材料からなる平板状の心材と、
    前記心材の対向する一対の平板面のうち、一方の面上に貼着され、放射電極となる電極パターンが形成された第1のシート層と、
    前記一対の平板面の他方の面上に貼着され、接地電極となる電極パターンが形成された第2のシート層と、
    を備えることを特徴とする平板部材。
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