JP2010218619A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Takakiyo Yasukawa
貴清 安川
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Abstract

【課題】複数の記録層を有する光ディスク媒体においては、記録のたびに各層の試し書きを行うと、記録開始までに要する時間が長くなってしまう。また、ライトワンス媒体においては、追記のたびに試し書きの領域の使用量が増え、追記回数が制約されてしまう。
【解決手段】記録時の試し書きを記録開始する層のみで行う。また、それ以外の層については、同様に当該層の記録開始時に試し書きを行うものとする。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体レーザを用いて、情報記録媒体上に情報を記録する光ディスク記録装置に関する。
背景技術として、例えば、特許文献1等がある。特許文献1には、試し書きの領域の使用方法についての技術が開示されている。
特開2004−199746号公報
光ディスクを用いた記録再生装置は、短波長レーザの実用化と記録再生技術の向上に伴い、記憶容量が増大してきている。一方、半導体プロセスの技術進歩に伴い、コンピュータの処理速度が向上し、データの記憶装置に対する容量増大への要望は高い。データストレージとして、こうした背景のもと、1枚の光ディスクに多くのデータが記録できるようになることで利便性が向上すると考えられる。
また、大容量化の手法としては、記録密度の向上、両面に記録再生層を合わせ持つ両面ディスク、記録層の多層化などが挙げられる。このうち、記録密度の向上については、ひとつの手法ではあるが、光ディスク記録再生装置自体の互換性が保たれない可能性が出てきてしまう。次に、両面ディスクに関しては、例えばコンピュータ用の記録媒体として使用する場合、ディスクを取り出し、裏返してもう一度もとの光ディスク記録再生装置に挿入するという使い方では、データアクセスに時間が掛かってしまう。そこで、従来の光ディスク記録再生装置と互換性を保ちつつ、利便性を向上させる方法として、光ディスクの情報層を多層化する手法が大容量化に向けた研究開発が活発になされている。
こうした多層ディスクに対する課題、特に一回のみの書き込み可能なライトワンス媒体においては、記録レーザパワーの調整など記録条件を決定するためにOPC(Optimum Power Control)領域などと呼ばれる試し書き領域を記録するたびに消費してしまうということが挙げられる。記録層数が増えるに従って、記録容量も必然的に増える。光ディスクの容量に対して、わずかなデータを頻繁に記録する場合は、試し書き領域の消費量が多く、そのたびに各記録層の試し書きを行っていては、試し書き領域を必要以上に消費し、また試し書きに要する時間が長くなってしまう。
例えば、特許文献1の技術では、多層光ディスク媒体においては、記録のたびに、各層で試し書きを行うため、記録開始までに要する時間が長くなってしまう。また、多層光ディスクのライトワンス媒体においては、少ないデータ容量を頻繁に追記する場合に、必要以上に試し書き領域の使用量が増えてしまい、試し書き領域がなくなり、記録条件の最適化が行えなくなる可能性が出てくる。
本発明は、前記課題を解決するものであり、試し書きを必要最低限とし、記録開始までの時間を短縮できる光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的は、例えば、特許請求の範囲に記載の発明により達成できる。
本発明の光ディスク記録再生装置は、試し書きを必要最低限とし、記録開始までの時間を短縮できる。
光ディスク記録再生装置のブロック図である。 多層光ディスクの構成図である。 従来の試し書きのフローチャートである。 実施例の試し書きのフローチャートである。 多層光ディスクの試し書きフローチャートの一例である。 実施例の試し書きフローチャートの一例である。
以下、本発明に従う光ディスク記録再生装置の好適な実施形態について説明する。以下の実施例の光ディスク記録再生装置は、記録開始までの時間短縮を、試し書き処理を分割することで実現するものである。
以下の実施例における光ディスク記録再生装置は、複数の記録層を有し、かつ各層は同じトラック溝幅周期を有する光ディスクに対して、記録再生を行う光ディスク記録再生装置であって、記録開始時には、最初に記録を行う当該層のみの記録条件が確定しているというものである。
また、複数の記録層を有し、かつ各層は同じトラック溝幅周期を有する光ディスクに対して、記録再生を行う光ディスク記録再生装置であって、新たな記録層に記録を開始するタイミングにおいて、当該記録層の記録条件を確定するというものである。
以下の実施例の光ディスク記録再生装置は、多層光ディスクの記録開始までの時間を短縮することができる。また、ライトワンス媒体においては、試し書き領域の使用量を節約できるため、追記回数の拡張が図られる。
以下、本発明に従う光ディスク記録再生装置の詳細を、実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の光ディスク記録再生装置の構成例を示す模式図である。光ディスク記録再生装置は、再生信号処理部101と記録信号処理部102で構成される。情報の書き込み及び読み出しが行われる光ディスク103はスピンドルモータ104に固定されており、アクセスする光ディスク媒体上の場所に応じて、回転制御回路105により所望の回転速度に調整される。
再生信号処理部101、及び記録信号処理部102の共通部分として、光ピックアップ106がある。光ピックアップは半導体レーザ(LD)107、集光用レンズ108及びビームスプリッタ109、光検出器110により構成される。
再生信号処理部101は光ピックアップ106、波形等化回路111、信号処理回路112によって構成される。
光ディスク103から読み出された信号は集光レンズ108、ビームスプリッタ109を介して光検出器110において、光から電気信号として出力される。この電気信号は、波形等化回路111に入力される。波形等化回路111においては、ACカップリング、信号振幅のレベル調整、そしてノイズ除去のため、所望の周波数帯域の信号を強調して、信号成分を効率的に取得する。その後、信号処理回路112において、信号レベルの平均値を基準(スライスレベル)として、二値化処理が行われ、PLL(Phase lock Loop)によって再生クロックに同期したタイミングの補正が行われる。
光ディスク記録再生装置はマイコン113により制御されるため、情報の読み出し、及び書き込みはホストからマイコンを経由して、各ブロックの制御が行われる。
記録信号処理部102は記録データ生成回路114、レーザ駆動回路115、光ピックアップ106により構成される。
記録データ生成回路114では、記録するためのデータ列を光ディスク記録再生装置の変調方式に応じて変調を行う。この変調結果として、装置が当該光ディスク媒体103に書き込むための記録パルス波形を生成する。レーザ駆動回路115では、それぞれの記録パルスに応じたレーザパワー制御を行い、半導体レーザ107を駆動する。
以上のように、記録再生の動作を行う。
次にディスクの構造の一例として、図2に4層ディスクの構造を示す。各層毎にそれぞれ内周側のインナーゾーン201、ディスク中央のデータ領域202、外周のアウターゾーン203に分けられる。それぞれ試し書きを行う領域としては、インナーゾーン201もしくはアウターゾーン203にレイアウトされる。
例えば、BD(Blu−Ray Disc)の場合、インターゾーンの試し書き領域は2048Cluster(ClusterはECCブロックの単位)あり、アウターゾーンの試し書き領域は512Cluster割り当てられている。
現在の大容量ディスクとして、2層50GBのディスクがある。図3は、この50GBのディスクに対する試し書きのフローチャートを示している。まずL0において、記録条件の検索、つまりOPC(Optimum Power Control)及びその他の記録パルスの最適化を行う。そして、その後にL1においても同様に記録条件の検索を行い、最適な記録条件を検索することが一般的に行われている。
これまでは層数が多くとも2層であり、容量も50GBまでに収まっていた。しかし、BDのシステムで更なる多層を考慮すると、例えば、一面あたりの容量を同じくして4層の100GBというディスクが想定される。記録するデータ量が単純に倍になるとして、データの追記を頻繁に行う場合、例えば、L0を第一層として、第四層のL3には、始めのうちの追記では、データが全く記録されなくとも、OPC含めた記録条件の決定のための試し書きが行われている可能性がある。
そこで、本実施例における試し書きのフローチャートを図4に示す。本実施例においては、まず始めに記録開始アドレスの監視を行う。(S1)これは、実際に記録する層の記録条件のみを確定させるためであり、それ以外の記録層については記録開始時には、記録条件の検索は行わない。
そして、最初に記録するアドレスがL0の場合はL0のみで記録条件の検索を行い(S2)、最初に記録するアドレスがL1の場合はL1のみで記録条件の検索を行う。(S3)以上により、試し書きを終了する。
本実施例の利点としては、以下のポイントが挙げられる。
・記録開始時に、記録する層のみで試し書きを行うため、試し書きの時間が二層ディスクの場合で、約半分に短縮可能。
・記録開始時に、記録する層のみで試し書きを行うため、記録中の温度上昇といった試し書き実行時との温度変化が少なく、記録特性の変動要因を低減可能。
・記録開始時に、記録する層のみで試し書きを行うため、不必要な他の層の試し書きは行わない。そのため、試し書き領域の消費量を低減でき、多数回の追記に対応可能。
ここで、本実施例においては、最初に記録する層と異なる記録層については、記録条件の検索を行わない。例えば、未記録ディスクの場合には、L0が最初に記録する層となり、L1の試し書きを行わない。しかし、シーケンシャルに記録を続けた場合、L0層の記録を終了し、次のL1の記録に移行する。
こうした記録層の移行の際には、次に記録する層の試し書きをこの時点で行う。こうすれば、記録開始時からの温度変化などにも対応が可能で、記録性能の改善が期待できる。
次に、現在のBDの容量から4層のディスクを想定すると、4層100GBのディスクとなる。図5に、このような100GBのディスクに対する従来の試し書きのフローチャートを示す。
従来の試し書きの方法としては、基本的にL0層から順番に記録条件の検索及び確定を繰り返す。4層ディスクの場合であれば、通常、まず始めにL0層にて記録条件の検索を行う(S1)。次にL1にて記録条件の検索を行い(S2)、同様にL2の記録条件の検索(S3)、L3の記録条件の検索(S4)を順番に行い、各層の記録条件を確定させていた。ただし、こちらは記録条件の検索方法の一例であり、L0からL3へ順番に記録条件の検索を行う必要はなく、順不同でも構わない。
同様に図6に本実施例の試し書きのフローチャートの一例を示す。本実施例においては、まず始めに記録開始アドレスの監視を行う。(S1)これは実際に記録を開始する層の記録条件のみを確定させるためであり、それ以外の記録層については記録開始時には、記録条件の検索は行わない。
そして、最初に記録するアドレスがL0の場合はL0のみで記録条件の検索を行う(S2)。その結果、記録開始の当該層となるL0層以外では、記録条件が確定されていない状態ではあるが、少なくとも最低限記録を行う当該層、この場合はL0のみが確定されていれば、記録動作を開始することができ、かつその他の記録層のOPC領域他、試し書きに使用する領域を必要以上に消費することがなくなる。
次に、最初に記録するアドレスがL1の場合(S3)はL1のみで記録条件の検索を行う(S4)。この場合も同じく、記録当該層のみの記録条件の検索に留めることにより、記録開始までの時間短縮、及びOPC領域等の試し書き領域の使用量の低減が図られる。
同様に、最初に記録するアドレスがL2の場合(S5)はL2のみで記録条件の検索を行い(S6)、また、最初に記録するアドレスがL3の場合はL3のみで記録条件の検索を行う。
以上の方法により、各層全てで試し書きを行うことなく、短時間で記録開始することが可能となる。また追記による試し書きの使用量を低減できるため、OPC領域の不足等による追記回数の緩和も可能となる。
101 再生信号処理部
102 記録信号処理部
103 光ディスク
105 光ピックアップ
108 集光レンズ
109 ビームスプリッタ
110 光検出器

Claims (3)

  1. 複数の記録層を有し、かつ各層は同じトラック溝幅周期を有する光ディスクに対して、記録再生を行う光ディスク記録再生装置であって、
    記録開始時には、最初に記録を行う当該層のみの記録条件が確定していることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 記録開始時に、最初に記録する層のみで記録条件の検索を行い、当該層以外の記録層については、記録条件の検索を行わないことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 複数の記録層を有し、かつ各層は同じトラック溝幅周期を有する光ディスクに対して、記録再生を行う光ディスク記録再生装置であって、
    新たな記録層に記録を開始するタイミングにおいて、当該記録層の記録条件を確定することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003257025A (ja) * 2002-02-28 2003-09-12 Tdk Corp 光記録媒体への情報記録方法、情報記録装置及び光記録媒体
JP2007035107A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Ricoh Co Ltd 光ディスク記録装置

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