JP2010217883A - マスキング音生成装置、マスキングシステム、マスキング音生成方法、およびプログラム - Google Patents

マスキング音生成装置、マスキングシステム、マスキング音生成方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract


【課題】室内から採取された声から喧騒感や不自然さを感じさせないようなマスキング音を生成する。
【手段】ターゲット音信号x(t)の各帯域ごとの包絡線を示す包絡線信号x”(t)をフレームF(i=1,2…)に区切り、フレームF(i=1,2…)を当該フレームF内の信号x”(t)の振幅が閾値Th1以下であるかまたは閾値Th2以上であるフレームFs(m=1,2…)と信号x”(t)の振幅が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下であるフレームFr(l=1,2…)とに分ける。そして、包絡線信号x”(t)のフレームF(i=1,2…)のうちフレームFr(l=1,2…)の配列順だけを変更した包絡線信号y(t)に雑音信号C(t)を乗算し、その乗算結果に基づいて生成したマスキング音信号M(t)を部屋92に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスキング音を生成して音の漏れ聞こえを防ぐ技術に関する。
マスキング効果は、周波数成分の特徴が近い2種類の音信号を同じ空間内に伝搬させると看者がその音信号に気づき難くなる現象である。このマスキング効果を利用して話声の漏れ聞こえを防ぐ技術がある。この技術では、室内の声の音信号をターゲット音信号として採取し、そのターゲット音信号を声であることを認識できないような周波数特性を有するマスキング音信号へと加工して室外に放射する。この場合、室外では、ターゲット音信号とターゲット音信号に近い周波数成分をもったマスキング音信号が放射されるため、マスキング効果により、ターゲット音信号の聞き取りが困難になる。このようなマスキング効果を利用した漏れ聞こえ防止に関する文献として、特許文献1がある。同文献に開示されたマスキングシステムは、隣接する一方の部屋のマイクにより採取したターゲット音信号を一音節分の信号の纏まりごとに区切り、区切った各区間を並べ替えるスクランブル処理を施し、スクランブル処理を施した音信号をマスキング音信号として他方の部屋のスピーカから放射する。
特開2008−233671号公報
しかしながら、この種のマスキングシステムでは、ターゲット音信号とマスキング音信号の2種類の音信号が同時に放音されるため、ターゲット音信号の周波数成分とマスキング音信号の周波数成分の関係によっては、室内の看者に喧騒感や不自然さを感じさせることがあった。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、室内から採取された声から喧騒感や不自然さを感じさせないようなマスキング音を生成することを目的とする。
本発明は、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、分割した周波数帯域の各々に属する帯域信号を生成する帯域分割手段と、前記帯域分割手段が生成した複数の帯域信号の各々の包絡線を示す複数の包絡線信号を生成する包絡線信号生成手段と、前記包絡線信号生成手段が生成した複数の包絡線信号の各々に対し、第1の閾値以上および前記第1の閾値より大きい第2の閾値以下である範囲内の包絡線信号をランダム化する信号変換処理を施し、この信号変換処理を経た複数の包絡線信号を出力する信号変換手段と、前記信号変換手段が出力した複数の包絡線信号の各々に前記複数の周波数帯域に各々属する信号を各々乗算し、それらの乗算結果を帯域別のマスキング音信号として各々出力する乗算手段と、前記乗算手段が出力した複数の帯域別のマスキング音信号を加算したマスキング音信号を出力する加算手段とを具備することを特徴とするマスキング音生成装置を提供する。
ここで、包絡線信号生成手段が生成する複数の包絡線信号は、オーディオ信号が表す音声の了解性に関与する。この発明において、信号変換手段は、「包絡線信号をランダム化する」ことにより、複数の包絡線信号の波形が持っていた秩序を部分的に崩壊し、マスキング音信号の了解性を低下させる。本発明によると、喧騒感や不自然さを感じさせないようなマスキング音を生成することができる。
この発明の一実施形態であるマスキング音生成装置の構成を示す図である。 図1に示すマスキング音生成装置の信号変換部が実行する処理の内容を示す図である。 図1に示すマスキング音生成装置のレベル調整部が実行する処理の内容を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるマスキング音生成装置10とマイクロホン93およびスピーカ94とを含むマスキングシステムの構成を示すブロック図である。このシステムにおけるマスキング音生成装置10は、壁90により仕切られた2つの部屋91,92のうち一方の部屋91で収音した音の音信号(「ターゲット音信号x(t)」という)からその音を聞こえ難くする別の音の音信号(「マスキング音信号M(t)」という)を生成して他方の部屋92へ出力する装置である。
このマスキング音生成装置10のA/D変換部11には、部屋91に固定されたマイクロホン93が収音した音のアナログ波形信号が入力される。A/D変換部11は、そのアナログ波形信号をデジタル信号に変換し、ターゲット音信号x(t)のサンプル列としてバッファ15に書き込む。収音制御部16は、マスキング音の生成のトリガが与えられると、その時から所定時間T(時間Tは、たとえば2秒間とする)の間にバッファ15に書き込まれたターゲット音信号x(t)のサンプル列を読み出して制御部12へ出力する。制御部12は、A/D変換部11から入力されるターゲット音信号x(t)に信号処理を施すことにより時間T分のマスキング音信号M(t)を生成し、生成したマスキング音信号M(t)のサンプル列をバッファ17に書き込む。この制御部12による信号処理の詳細は、後述する。発音制御部18は、バッファ17にマスキング音信号M(t)のサンプル列が書き込まれると、そのサンプル列をバッファ17から読み出してD/A変換部14へ出力する処理を繰り返す。D/A変換部14は、制御部12から出力されるマスキング音信号M(t)のサンプル列をアナログ波形信号に変換して部屋92に固定されたスピーカ94へ出力する。
マスキング音生成装置10の制御部12は、CPU20、RAM21、ROM22を有する。CPU20は、RAM21をワークエリアとして利用しつつROM22に記憶された制御プログラム23を実行する。制御プログラム23は、帯域分割部31、エネルギー算出部32、半波整流部33−j(j=1〜25)、LPF(Low Pass Filter)34−j(j=1〜25)、信号変換部35−j(j=1〜25)、雑音信号生成部36、乗算部37−j(j=1〜25)、加算部38、帯域分割部39、レベル調整部40−j(j=1〜25)、加算部41の各機能をCPU20に実現させるプログラムである。
帯域分割部31は、A/D変換部11から与えられるターゲット音信号x(t)を1/4オクターブ刻みの25の周波数帯域に分割し、分割した帯域に属する帯域信号x(t)(j=1〜25)をエネルギー算出部32および半波整流部33−j(j=1〜25)に出力する。
エネルギー算出部32は、帯域分割部31の出力信号x(t)(j=1〜25)から音のエネルギーを算出する手段である。より具体的は、このエネルギー算出部32は、帯域信号x(t)(j=1〜25)の振幅の2乗を音のエネルギーとし、音のエネルギーを示す信号ES(t)のサンプル列をRAM21の記憶領域AR−ES(j=1〜25)に書き込む。この記憶領域AR−ES(j=1〜25)における信号ES(t)(j=1〜25)のサンプル列は、レベル調整部40−j(j=1〜25)による信号レベルの調整に利用される。詳しくは、後述する。
半波整流部33−j(j=1〜25)における各半波整流部33−jは、帯域分割部31の出力信号x(t)を半波整流した信号x’(t)をLPF34−jに出力する。LPF34−j(j=1〜25)は、半波整流部33−j(j=1〜25)から出力される複数の帯域分の信号x’(t)の各々の包絡線を示す複数の帯域分の包絡線信号x”(t)を各々生成する包絡線信号生成手段としての役割を果たす。より具体的には、LPF34−j(j=1〜25)における各LPF34−jは、出力信号x’(t)からカットオフ周波数fc(たとえば、fc=500Hzとする)以上の成分を除去した信号を包絡線信号x”(t)として出力する。
信号変換部35−j(j=1〜25)における各信号変換部35−jは、LPF34−jから出力される時間T分の包絡線信号x”(t)のサンプル列のうち、閾値Th1およびTh2の範囲内のサンプル列をランダム化する信号変換処理を実行する。より具体的には、各信号変換部35−jは、LPF34−jから出力される時間T分の包絡線信号x”(t)のサンプル列をある区間ごとのフレームに区切り、区切った各フレームのうち当該フレーム内の振幅の代表値が閾値Th1以上閾値Th2(Th1<Th2)以下のフレームの所定時間T内での配列順を変更し、配列順を変更した包絡線信号y(t)を出力する。後に詳述するように、閾値Th1およびTh2は、設定部50によって設定される。
以下、図2の波形図(横軸:時間(s)、縦軸:振幅(dB))に示すような振幅の起伏を有する包絡線信号x”(t)がLPF34−jから出力された場合を例にとり、信号変換部35−jが行う処理について具体的に説明する。まず、信号変換部35−jは、包絡線信号x”(t)のサンプル列をフレームF(i=1,2…:ここでは、簡便のため、フレーム数を15とする)に区切り、各フレームF内の信号x”(t)の振幅の平均値をそれらのフレームF内の信号x”(t)の振幅の代表値とする。次に、信号変換部35−jは、フレームF(i=1〜15)のうち信号x”(t)の振幅が閾値Th1以下であるかまたは閾値Th2以上であるフレームF、F、F、F、F10、F11、F13、F14を、配列順の変更を要しないフレームFs、Fs、Fs、Fs、Fs、Fs、Fs、Fsとし、信号x”(t)の振幅が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下であるフレームF、F、F、F、F、F12、F15を、配列順の変更を要するフレームFr、Fr、Fr、Fr、Fr、Fr、Frとする。そして、信号変換部35−jは、この2つのグループに分けたフレームFr(l=1〜7)、Fs(m=1〜8)のうちフレームFs(m=1〜8)の配列順を維持したままフレームFr(l=1〜7)の配列順だけをランダムに変更し、フレームFr(l=1〜7)の配列順を変更した信号を包絡線信号y(t)として出力する。ここで、信号変換部35−j(j=1〜25)による包絡線信号x”(t)(j=1〜25)のフレームFr(l=1,2…)の配列順の変更は、包絡線信号y(t)(j=1〜25)の各々の間の相関が高くならないように、たとえば、個別のシード値(種:Seed)から発生した擬似乱数を各々用いて行う。
図1において、雑音信号生成部36は、白色雑音のヒルベルトキャリア信号を生成し、生成したヒルベルトキャリア信号を帯域分割部31における分割の帯域と同じ帯域である25の帯域に分割し、分割した帯域に属する信号を雑音信号C(t)(j=1〜25)として乗算部37−j(j=1〜25)に各々出力する。乗算部37−j(j=1〜25)における各乗算部37−jは、雑音信号生成部36から出力される雑音信号C(t)の各々を信号変換部35−jの同じ帯域の出力信号y(t)に乗算し、その乗算結果を帯域別のマスキング音信号z(t)として出力する。
加算部38は、乗算部37−j(j=1〜25)から出力される帯域別のマスキング音信号z(t)(j=1〜25)を加算し、その加算結果であるマスキング音信号z(t)を出力する。帯域分割部39は、加算部38から出力されるマスキング音信号z(t)を帯域分割部31が分割した25の帯域と同じ25の周波数帯域に再び分割し、分割した帯域に属する信号を帯域別のマスキング音信号z’(t)(j=1〜25)として出力する。
レベル調整部40−j(j=1〜25)における各レベル調整部40−jは、エネルギー算出部32によって算出された音のエネルギーに応じてマスキング音信号x(t)の振幅のレベルを調整して出力する手段である。レベル調整部40−j(j=1〜25)が行う処理の詳細について、図3を参照して説明する。
レベル調整部40−j(j=1〜25)における各レベル調整部40−jは、帯域分割部39から出力されるマスキング音信号z’(t)のサンプルをRAM21の記憶領域AR−z’に書き込んでいき、時間T分のマスキング音信号z’(t)のサンプルの記憶領域AR−z’への書き込みを終えると、そのサンプル列が示すマスキング音信号z’(t)の振幅の2乗を音のエネルギーとし、その音のエネルギーを示す信号ER(t)のサンプル列をRAM21の記憶領域AR−ERに書き込む。次に、レベル調整部40−jは、記憶領域AR−ERに書き込んだ信号ER(t)のサンプル列が示す時間T分のエネルギーの平均ERAVEと、エネルギー算出部32によって記憶領域AR−ESに書き込まれた信号ES(t)のサンプル列が示す時間T分のエネルギーの平均ESAVEを各々求め、ERAVEをESAVEで除算した値をゲインgとする。そして、レベル調整部40−jは、記憶領域AR−z’に書き込んだサンプル列を順に読み出し、読み出したサンプルが示すマスキング音信号z’(t)にゲインgを乗じた信号をマスキング音信号M(t)として出力する。
図1において、加算部41は、レベル調整部40−j(j=1〜25)の出力信号M(t)(j=1〜25)を加算し、その加算結果をマスキング音信号M(t)として出力する。加算部41が出力したマスキング音信号M(t)のサンプル列はバッファ17に書き込まれる。そして、発音制御部18は、時間T分のマスキング音信号M(t)のサンプル列がバッファ17に書き込まれると、そのサンプル列をバッファ17から読み出してD/A変換部14へ出力する処理を繰り返す。
設定部50は、閾値Th1と閾値Th2の値を指定する操作を受け付け、その操作に従って信号変換部35−j(j=1〜25)における閾値Th1と閾値Th2を設定する。ここで、設定部50によって信号変換部35−j(j=1〜25)に設定される閾値Th1と閾値Th2の差が大きくなると、信号変換部35−jにおける配列順の変更の対象となるフレームFr(l=1,2…)の数が増え、閾値Th1と閾値Th2の差が小さくなると、信号変換部35−jにおける配列順の変更の対象となるフレームFr(l=1,2…)の数が減る。
以上が、マスキング音生成装置10の構成である。以上の構成によれば、マスキング音生成装置10は、部屋91から収音したターゲット音信号x(t)の各帯域ごとの包絡線を示す包絡線信号x”(t)(j=1〜25)をフレームF(i=1,2…)に区切り、フレームF(i=1,2…)を当該フレームF内の信号x”(t)の振幅が閾値Th1以下であるかまたは閾値Th2以上であるフレームFs(m=1,2…)と信号x”(t)の振幅が閾値Th1以上かつ閾値Th2以下であるフレームFr(l=1,2…)とに分ける。そして、複数帯域分の包絡線信号x”(t)(j=1〜25)の各々のフレームF(i=1,2…)のうちフレームFr(l=1,2…)の配列順だけをランダムに変更した包絡線信号y(t)(j=1〜25)に雑音信号C(t)(j=1〜25)を乗算し、その乗算結果に基づいて生成したマスキング音信号M(t)を部屋92に出力する。よって、設定部50の操作を通じて閾値Th1および閾値Th2の設定を最適化することにより、喧騒感や不自然さを感じさせないようなマスキング音を生成することができる。
また、マスキング音生成装置10のエネルギー算出部32は、帯域分割部31の出力信号x(t)(j=1〜25)から音のエネルギーを示す信号ES(t)(j=1〜25)を生成する。そして、レベル調整部40−j(j=1〜25)は、信号の配列順の変更を経て帯域分割部39から出力されるマスキング音信号z’(t)(j=1〜25)から音のエネルギーを示す信号ES(t)(j=1〜25)を生成し、その信号ES(t)(j=1〜25)が示す平均エネルギーESAVE(j=1〜25)で信号ER(t)(j=1〜25)が示す平均エネルギーERAVE(j=1〜25)を除算した値をゲインg(j=1〜25)とし、そのゲインg(j=1〜25)をマスキング音信号z’(t)(j=1〜25)に乗じた信号をマスキング音信号M(t)(j=1〜25)として出力する。よって、帯域分割部31の出力信号x(t)(j=1〜25)に近いスペクトル構造を有するマスキング音信号M(t)(j=1〜25)をその出力信号x(t)(j=1〜25)から生成することができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態があり得る。例えば、以下の通りである。
(1)上記実施形態では、乗算部37−j(j=1〜25)から出力された帯域別のマスキング音信号z(t)(j=1〜25)を加算部38により加算し、その加算部38の出力信号z(t)を帯域分割部39により分割し、帯域分割部39の出力信号z’(t)(j=1〜25)のレベルをレベル調整部40−j(j=1〜25)により各々調整した上で加算部41により再び加算し、この加算結果をマスキング音信号M(t)として部屋92に出力した。しかし、信号変換部35−j(j=1〜25)の出力信号z(t)(j=1〜25)をそのままレベル調整部40−j(j=1〜25)に入力し、レベル調整部40−j(j=1〜25)によってレベルを調整した信号を加算し、この加算結果をマスキング音信号M(t)として部屋92に出力してもよい。
(2)上記実施形態では、帯域分割部31,39は、各々の入力信号を1/4オクターブ刻みの25の帯域に分割した。しかし、入力信号を1/4オクターブよりも狭い帯域に分割してもよいし、広い帯域に分割してもよい。また、分割する帯域の個数は25より多くてもよいし少なくてもよい。
(3)上記実施形態では、乗算部37−j(j=1〜25)は、包絡線信号x”(t)のサンプル列をフレームF(i=1,2…)に区切り、各フレームF内の信号x”(t)の振幅の平均値をそれらのフレームF内の信号x”(t)の代表値とした。しかし、各フレームF内の信号x”(t)の振幅の最小値や最大値をそれらのフレームF内の信号x”(t)の代表値としてもよい。
(4)上記実施形態では、信号変換部35−j(j=1〜25)は、包絡線信号x”(t)(j=1〜25)の配列順の変更を各信号変換部35−jごとの個別のシード値(種:Seed)から発生した擬似乱数を用いて行った。しかし、信号変換部35−j(j=1〜25)は共通の擬似乱数を用いて配列順の変更を行ってもよい。この態様によると、配列順の変更に要する演算量が削減され、ターゲット音信号x(t)からマスキング音信号M(t)を生成するまでに要する時間を短くすることができる。
(5)上記実施形態において、信号変換部35−j(j=1〜25)は、閾値Th1〜Th2の範囲内に属する包絡線信号x”(t)(j=1〜25)について、配列順の変更を行うことにより、ランダム化を行った。しかし、ランダム化の態様は、これに限定されるものではない。例えば包絡線信号x”(t)(j=1〜25)の各々について、閾値Th1〜Th2の範囲内の包絡線信号に雑音を重畳することにより包絡線信号のランダム化を行ってもよい。ここで、雑音の重畳は、閾値Th1〜Th2の範囲内の包絡線信号に雑音を加算することにより行ってもよいし、閾値Th1〜Th2の範囲内の包絡線信号を雑音により変調することにより行ってもよい。上記実施形態において、信号変換部35−j(j=1〜25)の各々は、LPF34−jから時間T分の包絡線信号x”(t)のサンプル列が出力されないと、配列順の変更を開始することができない。しかし、この態様において、信号変換部35−j(j=1〜25)の各々は、LPF34−jから包絡線信号x”(t)のサンプル列の出力が開始されたときに、包絡線信号x”(t)のサンプル列に対する雑音の重畳を開始することができる。従って、この態様によれば、マスキング音生成のリアルタイム性を高めることができる。
(6)上記実施形態では、包絡線信号を生成する複数の周波数帯域に共通の閾値Th1およびTh2を設定するようにしたが、複数の周波数帯域の各々について個別的に閾値Th1およびTh2を設定する構成としてもよい。あるいは複数の周波数帯域の各々に個別的に閾値Th1およびTh2のグループを予め記憶装置に記憶させ、この記憶装置から閾値Th1およびTh2のグループを読み出して、各信号変換部35−j(j=1〜25)に与える構成としてもよい。あるいは男性、女性といったターゲット音信号の属性毎に最適化された閾値Th1およびTh2のグループを記憶装置に複数グループ記憶させ、ターゲット音信号の属性に対して閾値Th1およびTh2のグループを記憶装置から読み出して、各信号変換部35−j(j=1〜25)に与える構成としてもよい。
(7)上記実施形態におけるマスキングシステムでは、マスキング対象であるターゲット音をマスキング音信号の素材として使用したが、マスキング音信号の素材はターゲット音と異なる音であってもよい。例えば、予め収音された各種の人物の声のオーディオ信号を例えばHD(ハードディスク)あるいは着脱自在な記憶媒体であるICメモリ等の記憶媒体に記憶させておき、読出手段がこの記憶媒体からオーディオ信号を読み出して、マスキング音信号の素材として上記実施形態におけるマスキング音生成装置10に供給する構成としてもよい。
(8)上記実施形態では、マスキングを行うときに、マスキング音生成装置10がマスキング音信号を生成した。しかし、マスキング音信号の生成態様は、このようなリアルタイムな態様に限定されるものではない。例えば、上記実施形態におけるマスキング音生成装置10が生成したマスキング音信号を例えばHD(ハードディスク)あるいは着脱自在な記憶媒体であるICメモリ等の記憶媒体に記憶させておき、マスキングを行う必要があるときに、読出手段がこの記憶媒体からマスキング音信号を読み出して、スピーカから放音する構成としてもよい。
10…マスキング音生成装置、11…A/D変換部、12…制御部、14…D/A変換部、15,17…バッファ、16…収音制御部、18…放音制御部、20…CPU,21…RAM、22…ROM、23…制御プログラム、31,39…帯域分割部、32…エネルギー算出部、33…半波整流部、34…LPF、35…信号変換部、36…雑音信号生成部、37…乗算部、38,41…加算部、40…レベル調整部、90…壁、91,92…部屋、93…マイクロホン、94…スピーカ。

Claims (10)

  1. オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、分割した周波数帯域の各々に属する帯域信号を生成する帯域分割手段と、
    前記帯域分割手段が生成した複数の帯域信号の各々の包絡線を示す複数の包絡線信号を生成する包絡線信号生成手段と、
    前記包絡線信号生成手段が生成した複数の包絡線信号の各々に対し、第1の閾値以上および前記第1の閾値より大きい第2の閾値以下である範囲内の包絡線信号をランダム化する信号変換処理を施し、この信号変換処理を経た複数の包絡線信号を出力する信号変換手段と、
    前記信号変換手段が出力した複数の包絡線信号の各々に前記複数の周波数帯域に各々属する信号を各々乗算し、それらの乗算結果を帯域別のマスキング音信号として各々出力する乗算手段と、
    前記乗算手段が出力した複数の帯域別のマスキング音信号を加算したマスキング音信号を出力する加算手段と
    を具備することを特徴とするマスキング音生成装置。
  2. 前記信号変換手段は、前記包絡線信号生成手段が生成した複数の包絡線信号の各々を複数の区間に区切り、区切った各区間のうち当該区間内の振幅が前記第1の閾値以上および前記第2の閾値以下である区間の配列順を変更することにより前記信号変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のマスキング音生成装置。
  3. 前記信号変換手段は、前記包絡線信号生成手段が生成した複数の包絡線信号の各々について、前記第1の閾値以上および前記第2の閾値以下である範囲内の包絡線信号に雑音を重畳することにより前記信号変換処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のマスキング音生成装置。
  4. 前記複数の周波数帯域について共通の前記第1の閾値および前記第2の閾値を設定する共通閾値設定手段を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のマスキング音生成装置。
  5. 前記複数の周波数帯域の各々について個別的に前記第1の閾値および前記第2の閾値を設定する個別閾値設定手段を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載のマスキング音生成装置。
  6. 前記帯域分割手段が生成した複数の帯域信号の各々が示す帯域別の平均エネルギーに応じて前記加算手段から出力されるマスキング音信号における複数の帯域別のマスキング音信号の各々の振幅を調整する調整手段と
    をさらに具備することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載のマスキング音生成装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載のマスキング音生成装置と、
    音を収音し、収音した音を示すオーディオ信号を前記マスキング音生成装置の帯域分割手段に入力するマイクロホンと、
    前記マスキング音生成装置の加算手段が出力したマスキング音信号を音として出力するスピーカと
    を具備することを特徴とするマスキングシステム。
  8. 請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載のマスキング音生成装置と、
    オーディオ信号を記憶した記憶媒体と、
    前記記憶媒体から前記オーディオ信号を読み出して前記マスキング音生成装置の帯域分割手段に入力する読出手段と、
    前記マスキング音生成装置の加算手段が出力したマスキング音信号を音として出力するスピーカと
    を具備することを特徴とするマスキングシステム。
  9. オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、分割した周波数帯域の各々に属する帯域信号を生成する帯域分割過程と、
    前記帯域分割過程で生成した複数の帯域信号の各々の包絡線を示す複数の包絡線信号を生成する包絡線信号生成過程と、
    前記包絡線信号生成過程で生成した複数の包絡線信号の各々に対し、第1の閾値以上および前記第1の閾値より大きい第2の閾値以下である範囲内の包絡線信号をランダム化する信号変換処理を施し、この信号変換処理を経た複数の包絡線信号を出力する信号変換過程と、
    前記信号変換過程で出力した複数の包絡線信号の各々に前記複数の周波数帯域に各々属する信号を各々乗算し、それらの乗算結果を帯域別のマスキング音信号として各々出力する乗算過程と、
    前記乗算過程で出力した複数の帯域別のマスキング音信号を加算したマスキング音信号を出力する加算過程と
    を有することを特徴とするマスキング音生成方法。
  10. コンピュータに、
    オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、分割した周波数帯域の各々に属する帯域信号を生成する帯域分割手段と、
    前記帯域分割手段が生成した複数の帯域信号の各々の包絡線を示す複数の包絡線信号を生成する包絡線信号生成手段と、
    前記包絡線信号生成手段が生成した複数の包絡線信号の各々に対し、第1の閾値以上および前記第1の閾値より大きい第2の閾値以下である範囲内の包絡線信号をランダム化する信号変換処理を施し、この信号変換処理を経た複数の包絡線信号を出力する信号変換手段と、
    前記信号変換手段が出力した複数の包絡線信号の各々に前記複数の周波数帯域に各々属する信号を各々乗算し、それらの乗算結果を帯域別のマスキング音信号として各々出力する乗算手段と、
    前記乗算手段が出力した複数の帯域別のマスキング音信号を加算したマスキング音信号を出力する加算手段と
    を実現させるプログラム。
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