JP2010214049A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減したり、経血、尿等をカムフラージュする一方で、吸収された体液を視認できるようにして体調管理を体液の色で行っている者の便宜を図り、更には吸収された体液の逆戻りを防止し得るようにした吸収性物品を提供する。
【解決手段】透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在された吸収性物品において、前記吸収体4は、下層吸収体4Aと上層吸収体4Bとの2層構造とされるとともに、前記上層吸収体4Bは下層吸収体4Aよりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されており、前記下層吸収体4Aと上層吸収体4Bとの間であって、前記下層吸収体4Aの上面に該下層吸収体4Aのほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート5が配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減した、ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッドなどの吸収性物品に関する。
従来より、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート、失禁パッドなどの吸収性物品Nとしては、例えば図6に示されるように、ポリエチレンシートまたはポリエチレンラミネート不織布などからなる裏面シート50と、不織布または透孔性プラスチックシートなどからなる透液性表面シート51との間に綿状パルプなどからなる吸収体52を介在させたものが知られている。
近年、上記吸収性物品Nにおいても、機能性の追求のみならず、デザインをあしらうことによって、生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減したり、経血等をカムフラージュしたりする工夫がなされるようになってきた。例えば、下記特許文献1では、透液性のトップシートと不透液性のバックシートとの間に吸収体を設けたナプキン本体と、前記ナプキン本体をバックシートが外側となる状態に畳んで包装した包装シートとを具備する包装生理用ナプキンにおいて、前記バックシートに絵柄を設けたことを特徴とする包装生理用ナプキンが提案されている。また、下記特許文献2では、ウィング付きナプキンのウィング周辺の部分、及び裏面全体部分を着色又は模様付けを行い、下着にナプキンを装着した際、外部からナプキンの装着が認識しにくいようにした生理用ナプキンが提案されている。更に、下記特許文献3では、単一材料層により形成された身体に接触する層と、衣類に接触する層と、前記身体に接触する層と前記衣類に接触する層との間に配置された、コア縁部を有する吸収性コアとを含み、前記コア縁部が、前記コア縁部内のコア領域を画定し、前記身体に接触する層が、前記コア領域内における衣類に面する表面上に印刷されたグラフィックを有し、前記身体に接触する層が、前記身体に接触する層の前記衣類に面する表面上に印刷された前記グラフィックが前記身体に接触する層を通して見えるような光透過率を有する吸収性物品が提案されている。
特開2003−199786号公報 登録実用新案公報第3021237号公報 特許第4195066号公報
上記特許文献1〜3に係る吸収性物品は、いずれも裏面側のシートに対して、デザインをあしらい、これをバックシートの外面側や表面シート、サイド不織布を透して見えるようにしたものであり、これによって、経血等をカムフラージュしたり、ナプキンを装着していることを認識しずらくしたり、生理期間中の憂鬱な気分を軽減させたりするなどの効果を奏することができるようになっている。
しかしながら、経血や尿等の体液は実際には吸収体に吸収されるものであり、装着者は交換時に吸収された体液を直に見ることになるため、たとえ吸収体の周囲に絵柄のデザインがあしらわれていても、前述した効果はかなり弱いものとなっている。
また、装着者によっては、体調管理のために経血、尿やおりものなどの色を見ることを習慣にしている者もおり、これらの体液を直に見えるようにすることも必要とされる場合がある。
そこで本発明の主たる課題は、吸収体の上面に着色や絵柄等のデザインを施し、生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減したり、経血、尿等をカムフラージュする一方で、吸収された体液を視認できるようにして体調管理を体液の色で行っている者の便宜を図り、更には吸収された体液の逆戻りを防止し得るようにした吸収性物品を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
前記吸収体は、下層吸収体と上層吸収体との2層構造とされるとともに、前記上層吸収体は下層吸収体よりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されており、
前記下層吸収体と上層吸収体との間であって、前記下層吸収体の上面に該下層吸収体のほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシートが配設されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の本発明では、前記下層吸収体と上層吸収体との間であって、前記下層吸収体の上面に該下層吸収体のほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシートを配設している。従って、多孔プラスチックシートを透過して下層吸収体に吸収された体液は、多孔プラスチックに施された着色及び/又はデザインによって隠蔽されるため、生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減することができる。また、上層吸収体に吸収された体液については、直に見ることができるため、体液の色等で体調を管理することができる。更に、前記多孔プラスチックによって、下層吸収体に吸収された体液の逆戻りを防止することができる。
請求項2に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
前記吸収体は、下層吸収体と上層吸収体との2層構造とされるとともに、前記上層吸収体は下層吸収体よりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されており、
前記下層吸収体と上層吸収体との間であって、前記下層吸収体の上面に該下層吸収体のほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された親水性不織布と多孔プラスチックシートとが積層状態で配設されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の本発明は、請求項1に係る発明の「着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート」に代えて、「着色及び/又はデザインが施された親水性不織布と多孔プラスチックシート」を配置したものである。この場合は、前記親水性不織布を上面側とすれば、多孔プラスチックシート単独よりも表面上の肌触り感が良好となる。また、フィルム特有の硬さを軽減することが可能となる。
請求項3に係る本発明として、前記着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート或いは前記着色及び/又はデザインが施された親水性不織布及び多孔プラスチックシートにおいて、前記上層吸収体の下面領域内に1又は複数の開口が形成されている請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の本発明は、請求項1に係る「前記着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート、或いは請求項2に係る「前記着色及び/又はデザインが施された親水性不織布及び多孔プラスチックシート」において、前記上層吸収体の下面領域内に1又は複数の開口を形成するようにしたものである。この開口によって、上層吸収体から下層吸収体への体液の移行が迅速に行われるようになる。
請求項4に係る本発明として、前記多孔プラスチックシートは、消臭剤及び/又は芳香剤が配合されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明は、多孔プラスチックシートに消臭剤及び/又は芳香剤を配合することにより、体液の臭い等を押さえるようにしたものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、吸収体の上面に着色や絵柄等のデザインを施し吸収された体液をカムフラージュすることによって、生理期間中や軽失禁時の憂鬱な気分を軽減したり、経血、尿等をカムフラージュする一方で、吸収された体液を視認できるようにして体調管理を体液の色で行っている者の便宜を図ることができる。更には、吸収された体液の逆戻りを防止することも可能となる。
本発明に係る吸収性物品1の一部破斜視図である。 図1のII−II線矢視図である。 多孔プラスチックシート5への開口形成例を示す平面図(A)(B)である。 層構成の変形例を示す模式断面図である。 第2形態例に係る吸収性物品1’の模式断面図である。 従来の生理用ナプキンNの展開図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
吸収性物品1は、主にはパンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッドなどの用途に供されるもので、例えば図1に示されるように、不透液性裏面シート2と、透液性表面シート3(以下、単に表面シートともいう。)との間に、下層吸収体4A及び上層吸収体4Bからなる2層構造の吸収体4が介在されるとともに、前記下層吸収体4Aと上層吸収体4Bとの間であって、前記下層吸収体4Aの上面に該下層吸収体4Aのほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート5を配設した構造となっている。前記吸収体4の周囲においては、前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3とがホットメルト接着剤等の接着手段またはヒートシールによって接合されている。前記下層吸収体4A及び上層吸収体4Bはそれぞれクレープ紙に覆われていてもよい。
以下、更に前記吸収性物品1について詳述する。
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他にポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布や、さらには防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが好適に用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。
前記表面シート3としては、無孔または有孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが用いられるが、本生理用ナプキン1に好適に使用される表面シートは、吸収体4A、4B間に多孔プラスチックシート5が配設される関係上、表層はエアスルー、スパンボンド等の不織布を用い、肌触り感をやわらげるようにするのが望ましい。
前記不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができる。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維も好適に用いることもできる。加工法については、エアスルー法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、エアスルー法、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。また、エンボス加工が施しやすい点では合成繊維からなる不織布が好適に使用される。
前記下層吸収体4A及び上層吸収体4Bは、たとえばフラッフ状パルプと吸水性ポリマーとにより構成されている。前記吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に、例えば粒状粉として混入されている。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。前記吸収体4A、4Bとしては、フラップパルプ以外に、パルプシートを用いることもできる。このパルプシートは、高吸水性樹脂を混入したパルプ繊維を予めシート状に加工したものであり、厚み1〜3mm、配合はパルプ繊維10〜200g/m、高吸水性樹脂0〜100g/mのものが好適に使用される。
前記高吸水性樹脂としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性樹脂は製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸水力と吸水速度の調整が可能である。なお、高吸水性樹脂含有率が50%を超える場合にはパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、シート強度が低下し破れや割れ等が発生し易くなる。
前記上層吸収体4Bは、下層吸収体4Aよりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されている。すなわち、平面視で前記下層吸収体4Aは吸収体の外形を成す平面形状とされ、前記上層吸収体4Bは体液排出部に対応する部位に中高部を形成する態様で配置されている。仮に、本吸収性物品1において、前記上層吸収体4Bが、体調管理のために体液を視認するためのみである場合は、薄くかつ小面積のシート状吸収体を用いてもよい。これら下層吸収体4A及び上層吸収体4Bは白色の一般的なものが使用される。
前記下層吸収体4Aと上層吸収体4Bとの間であって、前記下層吸収体4Aの上面に該下層吸収体4Aのほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート5が配設されている。前記デザインとしては、文字、図形、記号等任意のものを採用することができ、好ましくは有彩色又は有彩色の組合せとされる。
前記多孔性プラスチックシート5の素材としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好適に使用されるが、ポリエステルや、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、EVAなども使用することができる。この多孔プラスチックシート5の開孔5a、5a…の径は、0.05〜3.0mm、好ましくは0.1〜2.0mm、より好ましくは0.5〜1.5mmとし、その開孔数は100〜500個/cm、好ましくは200〜400個/cm程度とするのが望ましい。前記開孔5aを形成するには、合成樹脂シートを軟化温度付近に軟化させて、多数の開孔を有する支持体の上面に位置させた状態で、支持体の下方から吸引したり、支持体の上面から空気圧を加圧したりする方法や、合成樹脂シート素材に多数のスリットを刻印した後にシート素材を延伸して開孔させる方法などがあるが、適宜の方法によって形成することができる。
また、前記多孔プラスチックシート5の場合には、開孔径にもよるが、その疎水性から開孔部から下層吸収体4Aに移行しづらい現象が見られる場合があるため、多孔プラスチックシート5の裏面側に界面活性剤を1.20g/m以上の目付けで塗布し、体液が開孔5aから下層吸収体4Aに移行し易いようにするのが望ましい。
前記多孔プラスチックシート5においては、上層吸収体4Bから下層吸収体4Aへの体液に移動を促進するために、図3に示されるように、前記上層吸収体4Bの下面領域内に1又は複数の開口が形成するのが望ましい。図3(A)に示される例は、鎖線で示される上層吸収体4Bの配設領域線7内に1つの大きな開口5bを形成した例であり、図3(B)に示される例は、上層吸収体4Bの配設領域線7内に複数の、図示例では4つの開口5c、5c…を形成した例である。
前記上層吸収体4B内には、すばやく下層吸収体4A側に体液を移動させるために、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエステル、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、EVA樹脂などの化学繊維を含有させるようにしてもよい。化学繊維の含有量は、上層吸収体4Bの全重量に対して10〜70重量%配合とするのがよい。また、図4に示されるように、上層吸収体4Bと表面シート3との間に不織布(所謂、セカンドシート)8を配設してもよい。このセカンドシート8は、親水性不織布とし、表面シート3よりも繊度、目付けを高くした不織布とし、密度差によって表面シート3上の体液を素早く吸い込むようにするのが望ましい。
〔第2形態例〕
次いで、図5に基づいて第2形態例に係る吸収性物品1’について詳述する。
上記第1形態例では、下層吸収体4Aの上面にデザインをあしらうために、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート5を配設したが、本第2形態例では、図5に示されるように、着色及び/又はデザインが施された親水性不織布9と多孔プラスチックシート(デザイン無し)10とを積層状態で配設したものである。図示例では、上層側に親水性不織布9を配置し、下層側に多孔プラスチックシート(デザイン無し:素地)10を配置したが逆であってもよい。しかし、表面シート3での肌触り感を向上させるには、上層側に親水性不織布9を配置した方が望ましい。前記親水性不織布9としては、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を使用した不織布か、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維による不織布を親水化処理したものを使用する。
その他の変形例等については、上記第1形態例と同様であるので説明は省略する。
〔他の形態例〕
(1)上記第1、第2形態例において、体液の臭いを軽減するために、前記多孔プラスチックシート5,10に消臭剤及び/又は芳香剤を配合(内添又は外添)するようにしてもよい。この場合、ラベンダーの模様を付けたならば、香りもラベンダーとしたり、葉っぱの模様としたならば緑茶消臭成分を配合するなど、シートの模様に連動させた香りを付けるようにしてもよい。
1…吸収性物品、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4A…下層吸収体、4B…上層吸収体、5…多孔プラスチックシート(デザイン有り)、8…セカンドシート、9…親水性不織布(デザイン有り)、10…多孔プラスチックシート(デザイン無し)

Claims (4)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
    前記吸収体は、下層吸収体と上層吸収体との2層構造とされるとともに、前記上層吸収体は下層吸収体よりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されており、
    前記下層吸収体と上層吸収体との間であって、前記下層吸収体の上面に該下層吸収体のほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシートが配設されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
    前記吸収体は、下層吸収体と上層吸収体との2層構造とされるとともに、前記上層吸収体は下層吸収体よりも面積が小さく、かつ体液排出部に対応する部位に配設されており、
    前記下層吸収体と上層吸収体との間であって、前記下層吸収体の上面に該下層吸収体のほぼ全面を覆うように、着色及び/又はデザインが施された親水性不織布と多孔プラスチックシートとが積層状態で配設されていることを特徴とする吸収性物品。
  3. 前記着色及び/又はデザインが施された多孔プラスチックシート或いは前記着色及び/又はデザインが施された親水性不織布及び多孔プラスチックシートにおいて、前記上層吸収体の下面領域内に1又は複数の開口が形成されている請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記多孔プラスチックシートは、消臭剤及び/又は芳香剤が配合されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
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