JP2010213982A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電断を利用して、払い出し枚数を変化させ、電断を遊技性に関連させて、その結果として新たな遊技性を発生させる。
【解決手段】貯留払い出し装置は、入賞時に決定された払い出し枚数を払い出すが、電断信号発生手段(130)からの特殊電断信号によってメダルの払い出し中に電断させたときには、すでに払い出していたメダルがあったとしても、電断復帰時に、入賞時に決定された払い出し枚数が維持されたままで払い出しが行われていない状態に復帰可能とし、入賞時に決定された払い出し枚数分を再度、払い出す動作を行うことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、電断を利用して、既に払い出しが行われていても、払い出しが行われていない遊技状態に復帰させることで、電断を遊技性に関連させることを可能にしたスロットマシンに関する。
従来、この種のスロットマシンとしては、停電時や、所定の静電気が発生する等の予め定めた所定の環境条件になったときに、強制的に電力供給を遮断する電源切断、いわゆる電断が発生する。その際、電断時に起動するバックアップ電源によって、電断前の遊技情報を記憶させた後に電断し、電断の復帰時には、記憶している電断前の遊技情報に基づいて、電断前の状態に復帰させた後に遊技を再開することができるように形成されているものが知られている(例えば、特許文献1。)。
特開2004−73611号公報
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、電断は、緊急事態等の所定の環境条件になったときに発生させるだけで、遊技性に関連することはなかった。このため、遊技に何の関連性もないため、電断自体に遊技者が興味を持つこともなく、面白みもないという問題点があった。
そこで、本発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電断を利用して、払い出し枚数を変化させ、電断を遊技性に関連させて、その結果として新たな遊技性を発生させようとするものである。
(第1の発明)
本発明に係るスロットマシン(10)は、複数の図柄(61)を周囲に配置した複数の回転リール(40)と、前記回転リール(40)の回転を開始させるためのスタートスイッチ(30)と、前記回転リール(40)のそれぞれに対応して、前記回転リール(40)の回転を停止させるためのストップスイッチ(50)とを備えている。
そして、本発明に係るスロットマシン(10)は、全体の作動を制御装置(20)により制御し、メダル投入の後の前記スタートスイッチ(30)の押下により、当選の抽選を行うと共に、前記回転リール(40)の回転を開始させ、前記ストップスイッチ(50)の押下によって回転している前記回転リール(40)の回転を停止させ、停止時の図柄(61)の組合せによって入賞の有無を判断する。
そして、所定の環境条件を満足することにより、電力供給が停止する電源切断(以下、「電断」とする。)をする際には、原則として、電断前の遊技情報を記憶させた後に電断し、電断の復帰時には、記憶している電断前の遊技情報に基づいて、電断前の状態に復帰させた後に遊技を再開するように形成すると共に、入賞時に前記メダルを払い出すための貯留払い出し装置(65)を設け、前記制御装置(20)に、電断をするための所定の環境条件を満足していない場合であっても、所定の場合に電断をするための特殊電断信号を発生可能な電断信号発生手段(130)を設けている。
そして、前記貯留払い出し装置(65)は、入賞時に決定された払い出し枚数を払い出すが、前記電断信号発生手段(130)からの前記特殊電断信号によって前記メダルの払い出し中に電断させたときには、すでに払い出していた前記メダルがあったとしても、電断復帰時に、入賞時に決定された前記払い出し枚数が維持されたままで払い出しが行われていない状態に復帰可能とし、入賞時に決定された前記払い出し枚数分を再度、払い出す動作を行うことを特徴とする。
(第2の発明)
第2の発明は、上記した第1の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記電断信号発生手段(130)からの前記特殊電断信号に基づく電断に関しては、電断後直ちに復帰することを特徴とする。
(第3の発明)
第3の発明は、上記した第1又は第2の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。すなわち、前記電断信号発生手段(130)からの前記特殊電断信号は、遊技者の操作の結果により発生の有無が決定されることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(第1の発明)
第1の発明によれば、電断を利用して、払い出し枚数を変化させ、電断を遊技性に関連させて、その結果として新たな遊技性を発生させることができる。
(第2の発明)
第2の発明によれば、上記した第1の発明の効果に加え、電断後直ちに復帰させることで、電断による遊技の分断や間延びを回避することができ、連続的な一体感のある遊技を行うことができる。
(第3の発明)
第3の発明によれば、上記した第1または第2の発明の効果に加え、遊技者の操作により払い出し枚数を直接、変えることができるという新たな遊技性を発生させることができる。
本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。 本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態であって、スロットマシンの遊技の動作を示すフローである。 本発明の第1の実施の形態であって、電断又は入賞時処理の動作を示すフローである。
(第1の実施の形態)
(スロットマシン10の概要)
図1に示すように、本実施の形態に係る遊技機としてのスロットマシンであって、正面に向かって開口する正面開口部を有する四角箱状の筐体11と、この筐体11の正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉14とを有する。前記前扉14は、正面開口部の上部を開閉自在に塞ぐ上扉3と、正面開口部の下部を開閉自在に塞ぐ下扉4とを備えている。
前記上扉3には、遊技者側に向かって臨む略四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この表示窓12の略中央には、三個の回転リール40の図柄61、いわゆる停止図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。
前記図柄表示窓13の奥には、3個の駆動モータによって図柄表示手段としての回転リール40を回転させるためのリールユニット60が配置されてある。前記回転リール40は、左端側に位置する左側回転リール43と、右端側に位置する右側回転リール45と、この左側回転リール43及び右側回転リール45の間に位置する中央回転リール44とからなる。そして、スロットマシン10の前面側には、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインA〜Eが形成されている。
前記前扉14には、遊技者に入賞等を音や光や映像で報知させる報知手段66が形成されてあり、この報知手段66は、上下左右のスピーカー67と、表示窓12の上部中央に配置された表示装置68と、表示窓12の周囲縁に配置された報知ランプ69とを備えている。なお、本実施の形態では、メダル払い出し期間中には残りのメダルの払い出し枚数を表示装置68に表示することができるように形成されている。
前記下扉4には、メダルのメダル投入口18から投入されたメダルを検知するための投入スイッチ15と、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるベットスイッチ16と、クレジットしたメダルを払い出すための精算スイッチ17と、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に回転リール40の回転を開始させるための変動表示開始手段としてのスタートスイッチ30と、操作により対応する回転リール40の回転を停止させるための変動表示停止手段としてのストップスイッチ50と、メダルを投入するためのメダル投入口18とを備えている。
前記下扉4の奥には、いわゆるホッパーユニットであって、メダルを貯留することができるとともに、メダルを払い出すことができる貯留払い出し装置65と、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ71を有すると共に各部品に電力を供給するための電源装置70とが配置されている。
そして、下扉4の下部には、入賞した場合に、貯留払い出し装置65からメダルが払い出される払い出し口32が形成され、この払い出し口32の下方には、払い出し口32から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状の払い出し皿33が形成されている。
本実施の形態に係るスロットマシン10は、原則として、ベットスイッチ16の操作又はメダル投入後のスタートスイッチ30の押下により、回転リール40の回転を開始すると共に、当選抽選を行い、各回転リール40のストップスイッチ50の押下タイミング及び当選抽選の結果に基づいて、回転リール40の回転を当選抽選の結果に沿うように停止させ、停止時の図柄の組み合わせによって、入賞の有無を判断し、入賞した場合には所定枚数のメダル払い出し等が行われるスロットマシンである。
そして、本実施の形態にスロットマシン10は、メダル投入口18の左側に、所定条件を満足しているときに、遊技者が操作することによって、電断が可能となる電断発生スイッチ160が設けてある。
具体的には、予め定めた特定役X(ここで、特定役Xは、15枚払い出し役)に入賞して、貯留払い出し装置65がメダルを払い出している最中、この電源スイッチ71が遊技者によって押下操作されると、当該遊技における電断発生スイッチ160による電断発生回数の合計が10回未満である場合に限って、後述する電断信号発生手段130から特殊特殊電断信号が出力され、所定の記憶処理等を経て、電断を発生させることができるものである。
なお、本明細書において、「前面」や「前」や「手前」とは、遊技者が、スロットマシン10の正面側の前にスロットマシン10の方に顔を向けているような場合のかかる遊技者から見た場合の奥から手前への方向を意味する。同様に「背面」や「後方向」や「奥方向」とは、遊技者が、スロットマシン10の正面側にスロットマシン10の方を向いているような場合のかかる遊技者から見たときの手前から奥への方向を意味する。同様に「左方向」や「右方向」等の左右方向も、かかるスロットマシン10の前面の方を向いて位置している者から見た場合の方向を意味する。
(電源装置70)
前記電源装置70は、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ71を有すると共に各部品に電力を供給するためのものである。
この電源装置70の内部回路には、特に図示していないが、停電等に対応可能な内部電池としてのバックアップ電源を有している。このバックアップ電源は、スロットマシン10の電源がON状態のとき、すなわち、この電源装置70がON状態のときに充電される。このバックアップ電源は、スロットマシン10の電源がOFF状態のとき、主制御装置21(メイン基板)のRAMの記憶内容を保持するための電力を供給するためにある。
前記電源装置70は、電断信号の発生に基づいて、電断を実行する。そして、後述する電断信号発生手段130からの特殊電断信号に基づく電断の場合、電断後、直ちに、電力を供給して復帰させる。この「直ちに」とは、遊技者によって電断が確認できないような短い時間から、遊技が電断により間延びしない程度の時間のうちから、予め定めた所定の時間を意味するものであって、かかる所定時間に予め設定されている。なお、停電等の通常の電断環境を満足して実施される電断の場合、すなわち、後述する通常時電断管理手段150からの通常電断信号の発生による通常の電断の場合には、上述したような、電断後、直ちに復帰する処理は行われず、電源スイッチ71の操作による電源投入で復帰するように形成されている。
(制御装置20)
図2に示すように、スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20が形成されている。前記制御装置20は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAMを備えている。そして、ROMに記憶されたデータやプログラムを、RAMが読み込むことで、動作可能に形成されている。
前記制御装置20の入力段には、上述した投入スイッチ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50及び電断発生スイッチ160が接続され、出力段には、上述した貯留払い出し装置65、リールユニット60及び報知手段66が接続されている。
前記制御装置20は、遊技を進行させて遊技状態を制御する主制御装置21と、この主制御装置21からの信号を受けて、遊技の演出を行うために演出状態を制御する副制御装置22とを備えている。
(主制御装置21)
前記主制御装置21は、スタートスイッチ30の遊技者による操作により、乱数抽選を行い、ストップスイッチ50の操作により、その抽選結果を反映させた回転リール40の回転及び停止を制御するためのものである。
前記主制御装置21は、遊技制御手段27と、当選抽選手段110と、遊技停止制御手段120と、通常時電断管理手段150と、電断信号発生手段130と、電断時情報記憶手段140と、払い出し制御手段170とを備えている。
なお、本スロットマシンにより行う遊技は、一般的(通常)に行われる通常遊技と、同一の遊技回数を基準として遊技期間で比較した場合に、この通常遊技よりも遊技者に大きな利益を付与可能な特別遊技とを備えている。この特別遊技は、通常遊技中に予め定めた所定の役に入賞することにより移行するとともに通常遊技よりも単位時間あたりの獲得可能なメダル数が多くなることが可能に形成されている。この特別遊技は、具体的には、所定枚数までのメダルの獲得が可能なBB遊技(ビッグボーナス遊技)や、通常遊技から移行可能であり、或いはBB遊技中に移行可能なRB遊技(レギュラーボーナス遊技)とを備えている。もちろん、この特別遊技は、上述したものに限定されず、他の遊技でもよいものであって、例えば、停止操作順番や当選図柄等の種々の報知をすることによって遊技者をアシストするAT遊技(アシストタイム遊技)や、当選役リプレイの抽選確率が通常遊技よりも高く設定されたRT遊技(リプレイタイム遊技)や、このAT遊技と、RT遊技とを組み合わせたART遊技(アシストリプレイタイム遊技)でもよい。
ここで、「役」とは、原則として図柄の組み合わせにより構成されるもので、予め定めた入賞態様を意味するものであって、例えば、左、中、右の回転リール40の停止図柄が、それぞれ7、7、7のように、通常、回転リールに表示される図柄を、3つ揃えた形が基本形となる。
役には、入賞によりメダルの払い出しを伴う小役(特定役X、スイカ役、ベル役、チェリー役)と、入賞によりBB遊技に移行するBB遊技移行役(ビッグボーナスゲーム移行役)と、入賞によりRB遊技に移行するRB遊技移行役と、メダルの払い出しは無いが、メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技(Replay)役とを備えている。
(遊技制御手段27)
前記遊技制御手段27は、遊技を行わせるためのものである。ここで、遊技制御手段27が行わせる遊技は、メダルの投入を条件として遊技が開始可能となり、当選抽選手段の抽選の結果、所定の役に当選し、且つ遊技状況が役に応じて予め定められた図柄表示の態様になること(役に対応する図柄が入賞有効ライン上に揃うこと)により入賞となり、或いは、かかる図柄表示の態様にならないこと(役に対応する図柄が入賞有効ライン上に揃わないこと)により外れとなって1回の遊技が終了するように設定されている。
そして、その抽選の結果がいずれかの当選となった場合(内部入賞とも言う。)、その当選に対応した当選フラグが成立する。ここで、「当選フラグ」とは、当選抽選手段110の抽選の結果が所定の役に当選の場合に、当選であることを記憶しておくためのメモリーである。そして、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄61の組み合わせが、予め定められた所定の入賞図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞するように形成されている。
なお、小役当選及び再遊技当選の当選フラグは、入賞しない場合に、次の遊技に持ち越されないが、BB遊技及びRB遊技の当選フラグは、入賞しない場合に、次の遊技に持ち越される。
(当選抽選手段110)
前記当選抽選手段110は、抽選用の乱数を所定の領域内(十進数で0〜65535)で発生させ、その乱数を、スタートスイッチ30の操作タイミングで取得し、予め定めた当選領域のデータテーブルを有する当選判定テーブルに基づいて、当選の有無や、種類を決定している。
具体的には、当選抽選手段110は、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて、抽選用の乱数を所定の領域内(十進数で0〜65535)で発生させる当選乱数発生手段111と、当選乱数発生手段111が発生する乱数を、所定の条件(具体的には、スタートスイッチ30の操作)で取得する当選乱数取得手段112と、当選乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域の当選判定テーブルを有する当選判定テーブル記憶手段113と、所定の取得乱数及び当選判定テーブルの当選領域を照合し、当該取得乱数が属する当選領域に対応する当選を決定する当選判定手段114とを備えている。
本実施の形態では、通常遊技と、BB遊技と、RB遊技とが設定されているが、取得した乱数の当選の有無及び種類を決定するために、乱数の範囲を予め定めた当選判定テーブルを、これらの各遊技のそれぞれにおいて設けてある。
(遊技停止制御手段120)
前記遊技停止制御手段120は、当選抽選手段110の抽選の結果に対応した停止制御を回転リール40に対して行うためのものである。この遊技停止制御手段120では、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、ストップスイッチ50の操作タイミングによる。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、190ms以内に回転リール40が停止するように設定されているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのまま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止位置の図柄の上の図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中(停止位置の図柄も含めて全部で5個の図柄)に、対応する入賞図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール40は入賞有効ライン上にその入賞図柄を引き込んで停止する。
なお、遊技停止制御手段120は、上述したような停止位置を停止操作タイミングと、当選抽選に対応する条件によって、1コマずつ判断して停止位置を決定する判断停止制御を使用しているが、当選抽選の結果に対応する停止位置を予め記録した停止テーブルを多数用意して、その中から抽選結果に対応する停止テーブルを選択して、選択した停止テーブルに基づいて停止させる、いわゆるテーブル停止制御を実施しても良い。
(通常時電断管理手段150)
前記通常時電断管理手段150は、予め定めた所定環境を満足していると判断した場合に、通常の電断信号である通常電断信号を発生させるものである。予め定めた所定環境を満足する場合とは、予め定めた異常事態が発生する場合も含まれるものであって、電源スイッチ71の電源遮断操作に加え、停電の発生や、異常電圧の発生や、異常電流の発生や、予め定めた所定値以上の静電気の発生や、予め定めた所定のエラー発生等である。この通常電断信号は、電源装置70へ出力される。
なお、電源スイッチ71の電源遮断操作による場合や、停電等の場合は、電源装置70でも判断可能なため、かかる場合には、この通常時電断管理手段150からの通常電断信号を、電源装置70へ出力しないように形成してもよい。
更に、上記項目のうちで予め定めた所定のエラー発生の場合の電断を行わずに、残りの電源スイッチ71の電源遮断操作、停電の発生や、異常電圧の発生や、異常電流の発生や、予め定めた所定値以上の静電気の発生の場合に電断を発生させるように設定すると、これらの場合は電源装置70だけで判断可能な項目のため、制御装置20に通常電断信号を発生させる通常時電断管理手段150を設けずに、通常電断信号を発生させず、電源装置70内部だけで判断して通常の電断を発生させるようにしてもよい。
(電断信号発生手段130)
前記電断信号発生手段130は、電断をするための所定の環境条件を満足していない場合であっても、所定の場合に電断をするための電断信号を発生するためのものである。具体的には、この電断信号発生手段130は、予め定めた特定役X(15枚払い出し役)に当選して、この特定役Xの入賞図柄を、入賞有効ライン上に停止させることができて、入賞させ、貯留払い出し装置65により、特定役Xの入賞時のメダルが払い出されている期間中であって、且つ当該遊技での電断発生が10回未満であるときに、遊技者が、電断発生スイッチ160を押下操作することによって、特殊な電断信号である特殊電断信号を発生する。すなわち、特定役Xのメダル払い出し期間中であれば、最大10回まで電断発生スイッチ160による電断を発生させ、払い出し枚数のリセットが可能となる。そして、この特殊電断信号は、電源装置70、電断時情報記憶手段140及び払い出し制御手段170へ出力される。
本実施の形態では、上記条件を満足すれば、すなわち、特定役Xの払い出し期間中であれば、10回までは、電断発生スイッチ160を押下して特殊電断信号を発生させることができるように形成されている。もちろん、最大回数は、10回に限定されるものではなく、10回未満、或いは、10回を超える数値に設定してもよい。更に、予め定めた所定回数を特定せずに、特定役Xの払い出し期間中であれば、何回でも、押下操作して特殊電断信号を発生することができるように電断発生スイッチ160による電断の最大回数制限を設けないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、電断を発生させるのを特定役Xの払い出し期間中に設定しているが、特に特定役Xに限定されることなく、他の小役や、BB遊技移行役や、RB遊技移行役や、リプレイ役等にしてもよい。
更に、上述した電断の回数制限の条件の代わりに、或いは、それに加えて、払い出し中の特定枚数のときだけ、電断発生スイッチ160による電断が可能となるような条件としてもよい。例えば、払い出し枚数が奇数枚(又は偶数枚)のときだけや、残りの払い出し枚数が奇数枚(又は遇数枚)のときだけや、残りの払い出し枚数が1枚のときだけ、電断発生スイッチ160による電断が可能となるようにしてもよい。この残りの払い出し枚数が1枚のときだけを条件とすると、電断発生スイッチ160による電断を発生させることができるタイミングは、15枚の払い出し期間中の最後の1枚が残っているときだけの僅かな時間だけとなり、そのタイミングを逃さないように電断発生スイッチ160を押下することは大変な緊張感を伴う遊技となる。
更に、電断発生スイッチ160による電断が可能となるような条件として、上述した電断の回数制限の条件の代わりに、或いは、それに加えて、貯留払い出し装置65に貯留しているメダルが所定量以上であること(具体的には、ホッパーエンプティエラーが発生したら電断発生スイッチ160による電断不可能)を、設定してもよい。
更に、電断発生スイッチ160による電断が可能となるような条件として、上述した電断の回数制限の条件の代わりに、或いは、それに加えて、電断発生スイッチ160の1回の押下操作毎に抽選を行って、その抽選に当選したときだけ、電断発生スイッチ160による電断が可能となるように設定してもよい。例えば、15枚払い出しまでに、20回程度の連打が可能になっていて、前記抽選の当選確率が20分の1とすると、遊技者が電断発生スイッチ160を連打して電断を獲得することが可能になるという新たな遊技性を発生させることができる。
更に、電断発生スイッチ160による電断が可能となるような条件として、上述した電断の回数制限の条件の代わりに、或いは、それに加えて、所定の獲得メダル枚数や、所定の時間や、所定の遊技期間中等の所定の条件を満足するまでに設定してもよい。また、それらの任意の組み合わせを条件として設定してもよい。
また、本実施の形態では、上述したような所定の条件を満足すれば、電断発生スイッチ160による電断を発生させてメダルを獲得することができるように形成しているが、上述した条件や、本明細書のなお書きに記載した条件を、組み合わせて、最終的に、電断発生スイッチ160による電断を発生させる条件としてもよい。
また、本実施の形態では、電断信号発生手段130により、特定役Xのメダル払い出し期間中であって、当該遊技における電断信号発生手段130による電断が10回未満であるときに、電断発生スイッチ160が押下されたことを条件として、特殊電断信号を出力するように形成しているが、特にこれに限定されるものではない。例えば、電断信号発生手段130は、電断発生スイッチ160が押下された場合には、常に、払い出し制御手段170へ出力するように形成し、後述する払い出し制御手段170によって、特定役Xのメダル払い出し期間中であって、当該遊技における電断信号発生手段130による電断が10回未満であるときに、特殊電断信号が入力されたか否かを判定して、電源スイッチ71による電断及び電断復帰を制御するように形成してもよい。
(電断時情報記憶手段140)
前記電断時情報記憶手段140は、電断の発生により、電断前の遊技情報を記憶するためのものである。この電断時情報記憶手段140には、主制御装置21(メイン基板)の電断前の遊技情報を記憶する主電断時情報記憶手段141と、副制御装置22(サブ基板)の電断前の演出等の情報を記憶する副電断時情報記憶手段142とを備えている。
前記主電断時情報記憶手段141及び副電断時情報記憶手段142からなる電断時情報記憶手段140は、電断の発生により、所定の数値まで電圧が低下することを条件として、現在の遊技情報や演出情報を、それぞれのRAMに保存する記憶処理を開始するように形成されている。この電断にともなう記憶処理は、電圧が低下しつつも完全には0(ゼロ)にはなっていないときに開始し、電圧が0(ゼロ)になるまでの電力を用いて、全ての記憶処理が完了するように形成されている。すなわち、この記憶処理は、電源装置70のバックアップ電源や、副制御装置22の2次電池(リチウム電池)からなるバックアップ電源の電力は用いずに行われる。そして、その後の記憶保持は、主制御装置21のRAMに関しては、電源装置70のバックアップ電源の電力を用いて記憶内容を保持し、副制御装置22のRAMに関しては、副制御装置22の2次電池からなるバックアップ電源の電力を用いて記憶内容を保持する。
前記電断時情報記憶手段140は、原則として、電断前の遊技情報をそのまま記憶する。ここで、電断前の遊技情報とは、主電断時情報記憶手段141の場合は、電断の際の遊技において、通常遊技であるか、BB遊技であるか等の情報や、BB遊技中の何ゲームであるかや、当選フラグの成立の有無や、種類や、入賞しているか否か等であり、副電断時情報記憶手段142の場合は、実行している演出の有無や、その演出経過等の情報である。すなわち、電断時情報記憶手段140は、電断前の遊技状態を、電断復帰後に、原則としてそのまま実施するための情報である。
そして、電断時情報記憶手段140による記憶処理が全て完了するのに充分な時間経過後、電源装置70は、電断を実行する。
前記電断時情報記憶手段140は、原則として、電断前の遊技情報を記憶するが、この電断信号発生手段130からの特殊電断信号によって特定役Xのメダルの払い出し中に電断させたときには、入賞時に払い出し枚数が15枚に決定され、そのうちの何枚かを既に払い出していたメダルがあったとしても、入賞時に決定された前記払い出し枚数(15枚)が維持されたままで、払い出しが行われていない状態の遊技情報を記憶する。そして、電断の復帰時には、特定役Xの15枚の払い出し枚数のうち、また、最初の1枚目から再度、払い出すことができるように、復帰させる。
なお、本実施の形態では、電断にともなって特定役Xの払い出し途中であっても払い出しが1枚も行われていない状態に復帰させるために、電断時情報記憶手段140により、特定役Xの入賞払い出しが何枚か既に行われていても、1枚も払い出しが行われていない状態であったものとして記憶させることにより実行しているが、特にこの方法に限定されるものではない。例えば、電断時情報記憶手段140には、入賞時の特定役Xの実際の払い出し枚数をそのまま記憶させて、電断復帰の際、特定役Xの払い出し枚数が1枚も行われていない遊技状態に切り替えて復帰させるようなプログラムに基づいて実行するようにしてもよい。
(払い出し制御手段170)
前記払い出し制御手段170は、貯留払い出し装置65、いわゆるホッパーユニットにおけるメダルの払い出しを制御するためのものである。この払い出し制御手段170は、電断時を除く通常の払い出しでは、メダルの払い出しがある当選役が入賞した場合、各当選役ごとに予め定められた所定の払出枚数を、貯留払い出し装置65を作動させて、払い出し口32から払い出し皿33へ払い出させる。その際、払い出し制御手段170は、貯留払い出し装置65によりメダルを1枚払い出すごとに、入賞した当選役に応じたメダルの払い出し枚数N枚から1枚ずつ減算しながら、残りの払い出し枚数が0枚になるまで払い出す。
払い出し制御手段170は、電断発生スイッチ160が操作されるまでは、通常のメダルの払い出しを1枚ずつ連続して行う。しかし、特定役Xのメダル払い出し期間中、当該遊技での電断発生スイッチ160による電断合計回数が10回未満の場合に、電断発生スイッチ160が操作されて電断信号発生手段130から特殊電断信号が出力される。そして、払い出し制御手段170は、この特殊電断信号を入力すると、電断発生スイッチ160が押下操作されるまでにすでにM枚払い出して、払い出し枚数N枚から減算した残りの払い出し枚数(N−M)枚が後述するステップ214で1枚以上ない、すなわち0枚に到達したと判断される前であれば、電断復帰に伴って残りの払い出し枚数を、当初に設定されている当該当選役Xの払い出し枚数N(ここでは、15枚)枚に再設定(リセット)する。そして、払い出し制御手段170は、N枚に再設定された残りの払い出し枚数を、また同様に、1枚ずつ貯留払い出し手段65により払い出すことで、残りの払い出し枚数を1枚ずつ減算する。そして、その払い出しの途中で、再び、電断発生スイッチ160が操作されて電断復帰がされた場合、また再び、残りの払い出し枚数を当初の払い出し枚数N枚に再設定する。
なお、電断信号発生手段130は、特殊電断信号を、1回の遊技において、最大で10回までしか発生しないため、再設定が10回を超えると、電断発生スイッチ160を押下しても、電断復帰及び払い出し枚数の再設定は行われない。
(副制御装置22(演出データ記憶手段25、演出制御手段26))
前記副制御装置22は、主として演出データに関するものであって、表示装置68や報知ランプ69やスピーカー67等の報知手段66を制御するためのものである。前記副制御装置22は、表示装置68等の報知手段66の演出データを予め工場出荷段階から記憶するROMを有する演出データ記憶手段25と、この演出データ記憶手段25からの各演出データを、RAMに読み込ませて、主制御装置21からの制御信号に基づいて、表示装置68等の報知手段66に出力し、各報知手段66を制御する演出制御手段26とを備えている。
そして、前記演出制御手段26は、電断が発生した場合、副制御装置22においても、主制御装置21と同様に、電断時の情報を記憶する電断時情報記憶手段140としての副電断時情報記憶手段142を備えている。この副電断時情報記憶手段142は、電断前の演出状態を記憶するものである。これにより、副制御装置22(サブ基板)においても、主制御装置21(メイン基板)と同様に、電断の際には、電断復帰処理(記憶処理、復元処理)ができるように形成されている。
なお、副制御装置22(サブ基板)にも、バックアップ用の電源としての2次電池(リチウム電池)が設けてあり、同様にスロットマシン10の電源がON状態のときに充電される。このバックアップ電源(2次電池)は、スロットマシン10の電源がOFF状態のとき、副制御装置22(サブ基板)のRAMの記憶内容を保持するための電力を供給するためにある。
本実施の形態では、副制御装置22の演出制御手段26は、制御装置20及び貯留払い出し装置65からの制御信号に基づいて、入賞した際のメダルの払い出し期間中、遊技者に向かって表示装置68に残りの払い出し枚数を数値で表示することができるように形成されている。具体的には、例えば、特定役Xに入賞すると、入賞時に決定された払い出し枚数である15枚の数値が、表示装置68に表示され、貯留払い出し装置65が1枚ずつ、払い出し口32から払い出し皿33へ払い出すごとに、表示装置68に表示される残りの払い出し枚数が、15枚から14枚となるように、1枚ずつ減算された数値が表示される。なお、表示される数値は、例えば15枚から1枚ずつ減算される数値(15枚、14枚、13枚・・・1枚)ではなく、逆に、既に払い出した枚数や、現在払い出している枚数を1枚から1枚ずつ加算される数値(1枚、2枚、3枚・・・15枚)を表示するようにしてもよい。これにより、遊技者は、メダルの払い出し期間中に、入賞時に決定された払い出し枚数15枚から、減算される残りの払い出し枚数をリアルタイムに認識することができる。そして、本実施の形態では、特定役Xの払い出し期間中に電断発生スイッチ160を押下すると、所定回数(10回)範囲内で電断に伴って、残りの払い出し枚数を、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚に戻すことができるが、かかる場合に、残りの払い出し枚数が3枚、2枚と少なくなってきた瞬間に、電断発生スイッチ160を押下することで一挙に元の払い出し枚数の15枚に戻すことができ、その確認を表示装置68に表示される残りの払い出し枚数の数値で確認することができて、自己の獲得できるメダル枚数が一挙に増える快感を堪能することができる。また、残りの払い出し枚数が表示装置68に表示されることで、電断発生スイッチ160の押すタイミングを間違えて、払い出し期間を終了させてしまって電断に伴うメダル獲得の継続に失敗することを回避することが可能となる。なお、表示装置68に残りの払い出し枚数を表示させるのは、電断発生スイッチ160の押下により払い出し枚数を変化させることができる特定役Xの払い出し期間だけに限定してもよい。また、合わせて、当該遊技における電断信号発生手段130による電断回数(或いは10回から差し引いた残りの電断回数)を表示するようにしてもよい。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の通常遊技の動作の概略について、図3に示したフローを用いて説明する。
先ず、ステップ111において、遊技者によりスタートスイッチ30が操作されてON状態となる。そして、次のステップ112に進む。
ステップ112において、当選抽選手段110により抽選処理が行われる。この抽選処理は、先ず、当選乱数発生手段111により発生された乱数の中から当選乱数取得手段112により乱数が取得されて内部に記憶される。そして、当選判定手段114により、取得された乱数と、当選判定テーブル記憶手段113に記憶されている当選判定テーブルの当選判定領域データとの比較が行われ、取得された乱数が、当選判定テーブル記憶手段113の当選判定テーブルのどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、その決定に基づいて所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定されるものである。そして、次のステップ113に進む。
ステップ113において、回転リール40の回転が開始する。そして、次のステップ114に進む。
ステップ114において、ストップスイッチ50が操作されて、ストップスイッチ50がON状態になる。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、遊技停止制御手段120により、操作されたストップスイッチ50に対応する回転リール40の回転停止処理が行われる。この遊技停止制御手段120は、抽選処理において設定された停止制御の蹴飛ばし設定及び引き込み設定に基づいて、ストップスイッチ50を操作した後、1図柄ずつ蹴飛ばし設定及び引き込み設定の条件判断を行いながら、最大で回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4個目まで判断して、停止制御を行う。なお、この判断停止制御の代わりに予め停止させる停止位置を定めた停止テーブルを選択して、その停止テーブルのデータに沿って停止させるテーブル停止制御で実施してもよい。そして、次のステップ116に進む。
ステップ116において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された場合、次のステップ117に進む。
ステップ117において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合、次のステップ118に進む。
ステップ118において、電断又は入賞時処理が行われる。そして、遊技が終了する。
前記ステップ116において、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われていないと判定された場合、ステップ114の前に戻る。
前記ステップ117において、入賞していないと判定された場合、ステップ118を飛び越して、遊技が終了する。
前記ステップ118の電断又は入賞時処理について、図4のフローを用いて説明する。
先ず、ステップ210において、特定役X(15枚払い出し役)に入賞したか否かが判定される。そして、特定役Xに入賞していると判定された場合、次のステップ211に進む。
ステップ211において、払い出し枚数を15枚に設定する。そして、次のステップ212に進む。
ステップ212において、貯留払い出し装置65により、払い出し口32から払い出し皿33へメダルが1枚、払い出される。そして、次のステップ213に進む。
ステップ213において、電断発生スイッチ160が遊技者により押下操作され、且つ、当該遊技における電断合計回数が10回未満の電断復帰であるか否かが判定される。すなわち、電断発生スイッチ160が押下操作されたこと、且つ、当該遊技での電断の発生回数が、連続して合計10回未満であることの両方の条件を満足しているか否かが判定される。かかる条件を満足していないと判定された場合、次のステップ214に進む。
ステップ214において、特定役Xの払い出し枚数15枚のうち、1枚ずつ払い出した結果、残りの払い出し枚数が1枚以上あるか否かが判定される。そして、特定役Xの残りの払い出し枚数が1枚以上ない、すなわち0枚であると判定された場合、当該メダル払い出し処理が終了する。
前記ステップ210において、特定役Xに入賞していないと判定された場合、次のステップ215に進む。
ステップ215において、特定役Xを除く入賞した役に対応した入賞時処理が行われる。具体的には、BB遊技移行役又はRB遊技移行役からなるボーナス役に入賞した場合は、メダル払い出しは行われずに遊技状態の移行処理が設定され、再遊技(リプレイ)に入賞した場合には、リプレイ処理(当該遊技で投入したメダル枚数と同じ枚数を自動的に次の遊技の投入枚数として投入する処理)が行われ、小役に入賞した場合は、小役の入賞図柄に相当する予め定めた特定の枚数のメダルの払い出し処理が行われる。なお、かかる払い出し処理期間中に遊技者が電断発生スイッチ160を押下操作しても電断は発生しない。そして、入賞時処理が終了する。
前記ステップ213において、電断発生スイッチ160が遊技者により押下操作され、且つ10回以内の電断復帰であると判定された場合、ステップ216に進む。
ステップ216において、電断及び電断に伴う復帰処理が実施される。なお、電断及び電断復帰処理は、具体的には、以下のように行われる。先ず、所定条件を満足する場合に、電断信号発生手段130から特殊電断信号が電源装置70及び電断時情報記憶手段140に出力されて、電断が行われる。そして、電断による電圧低下にともなって電断時情報記憶手段140により、原則として電断前の遊技情報及び演出情報が記憶されるが、特殊電断信号が発生している場合には、電断前に仮に何枚かの特定役Xの払い出しがあったとしても、払い出しが行われていない状態の遊技情報が記憶され、その後、電源装置70により、直ちに電力供給が開始されて復帰する。そして、ステップ211の前に戻る。なお、電断前の遊技情報をそのまま記憶し、払い出し制御手段170により、特殊電断信号が発生した電断の場合には、払い出し枚数のデータを15枚に上書きするように形成してもよい。
前記ステップ214において、特定役Xの残りの払い出し枚数が1枚以上あると判定された場合、ステップ212の前に戻る。
(作用)
本実施の形態では、特定役Xのメダル払い出し期間中に、当該遊技での電断発生スイッチ160による電断合計回数が10回未満である場合、遊技者が電断発生スイッチ160を押下操作すると、電断前に、特定役Xの入賞時に決定された払い出し枚数15枚のうち、既に何枚かを払い出していたとしても、電断復帰時に、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚はそのまま維持された状態で、且つ払い出しが1枚も行われていない状態の遊技状態に復帰する。そして、貯留払い出し装置65は、入賞時に決定された払い出し枚数分を再度、払い出す動作を行う。更に、復帰後、特定役Xのメダル払い出しが1枚目から開始されて、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚目までに到達するメダル払い出し期間中に、当該遊技での電断発生スイッチ160による電断合計回数が10回未満である場合、遊技者が再度、電断発生スイッチ160を押下操作することにより、電断復帰時に、再度、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚はそのまま維持された状態で、且つ払い出しが1枚も行われていない状態の遊技状態に復帰する。そして、貯留払い出し装置65は、入賞時に決定された払い出し枚数分を再度、払い出す。更に、この特定役Xのメダル払い出し期間中の電断発生スイッチ160の押下操作を、上述したように最大10回の限度内で何度も繰り返すことで、遊技者は、1回の払い出し枚数を超える枚数のメダルを獲得することが可能となる。このように、電断を利用して、払い出し枚数を変化させるという新たな遊技性を発生させるとともに、爆発的にメダルを獲得可能な強烈な遊技性のある遊技に変更することができる。したがって、電断という今まで遊技性に注目されていなかった現象と、遊技性とに関連性を持たせて、今までにない面白みのある遊技にすることができる。
また、遊技者は、電断を発生可能な最大限度回数(10回)の範囲内で、できるだけ多くのメダルを獲得するためには、1枚から15枚の払い出し枚数のうち、できるだけ15枚目の払い出し枚数に近い払い出し期間の最後に電断発生スイッチ160を押下操作しようとすることになる。しかし、入賞時に決定された払い出し枚数の最終枚数である15枚目が払い出されて払い出し期間が終了してしまうと、それ以降の電断発生スイッチ160の押下操作による電断の発生が不可能となるため、電断発生スイッチ160の押下タイミングを払い出しが終了しない払い出し期間中の範囲内で、できるだけ遅い時間に押下するという新たな遊技性も発生する。なお、15枚払い出しのときの電断による最大獲得メダル枚数は、14枚×9+15枚となって、合計141枚となる。すなわち、この最大獲得メダル枚数を得るために、払い出し期間が終了する直前で電断発生スイッチ160を押下し続けるという緊張感のある遊技となる。
そして、電断信号発生手段130からの特殊電断信号による電断後の復帰は、電断後、電断が確認できないような短い時間から間延びしないような程度の時間の範囲内で直ちに復帰させることで、電断による遊技の分断や間延びを回避させることができ、連続的な一体感のある遊技を行うことができる。
なお、電断後直ちに復帰させる時間を、上記範囲内において、電断が確認できないような短い時間に設定すると、ほとんどの遊技者は、電断が起こったことを理解できないようにすることができ、電断発生スイッチ160を押下した瞬間に、残りの払い出し枚数を、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚に変化させたように見せることができる。
また、電断後直ちに復帰させる時間を、上記範囲内において、電断が実行されたことを遊技者が理解することができて遊技が間延びしないような程度の短い時間に設定すると、電断発生スイッチ160を押下した瞬間に、電断によりスロットマシン10全体のランプや液晶の表示装置68が消灯して真っ暗になり、かつスピーカー67からの音も中止して無音になる。そして、直ちに、復帰するが、その際、残りの払い出し枚数が、入賞時に決定された払い出し枚数の15枚に戻る。このようにすると、遊技者に電断発生スイッチ160の押下操作に伴う強烈な演出効果を与えることができる。
なお、本実施の形態では、全ての遊技において、特定役Xの払い出し期間中であって、当該遊技での電断が10回の範囲内で、電断発生スイッチ160の操作により払い出し枚数を変化させることができるように形成したが特にこれに限定されることなく、所定の期間中だけ払い出し枚数を変化させることができるように形成してもよい。具体的には、例えば、通常遊技、BB遊技、RB遊技、リプレイの抽選確率が高いリプレイタイム遊技(RTゲーム)、遊技者の操作を報知によりアシストするAT遊技(アシストタイムゲーム)、AT遊技とRT遊技を組み合わせたART遊技(アシストリプレイタイムゲーム)、これらの遊技の終了から所定遊技回数の遊技期間中等の所定期間だけに限定してもよい。そして、これは、上述した電断発生スイッチ160による電断発生の条件(特定役Xの払い出し期間中であって、電断は合計10回まで)に加えて、それらの所定の遊技期間中に、その電断を発生させるように設定してもよく、また、上述した電断発生スイッチ160による電断発生の条件(特定役Xの払い出し期間中であって、電断合計10回まで)に変えて、当該遊技期間中には、電断を発生可能としてもよい。また、(1)払い出し期間中の対象は特定役Xであること(2)電願合計回数が所定限度回数まで可能であること(3)所定の遊技期間中であることの(1)(2)(3)のいずれか1であってもよく、いずれか2つの任意の組み合わせであってもよく、全てを条件としてもよい。
また、本実施の形態では、払い出し枚数を払い出し期間中に変化させることができるのは、特定役Xだけに限定しているが、特にこれに限定されるものではなく、複数の役や、全ての役や、全ての役のうちから抽選により決定される特定の役等に設定することもできる。そして、払い出し枚数を変化させることができる役を遊技者に報知しない場合には、電断発生スイッチ160を押下することで、払い出し枚数が変化した場合の意外性や、興奮感や、高揚感を与えることが可能となる。
また、本実施の形態では、払い出し枚数を変化させることが可能な特定役Xの払い出し速度は、他の役の払い出し速度と同一に設定されているが、電断発生スイッチ160の押下操作タイミングの難易度を変更するために、特定役Xの貯留払い出し装置65によるメダルの払い出し速度を、他の役の払い出し速度とは、異なるように形成してもよい。具体的には、例えば、特定役Xの払い出し速度を、他の役よりも遅くすることにより、電断発生スイッチ160の押下操作タイミングを容易なものにすることができる。また、更に確実にメダルを遊技者に獲得させるために、特定役Xの払い出し期間中、14枚目が払い出されると、貯留払い出し装置65による残り1枚の払い出しを一旦止め、いわゆるフリーズさせ、電断発生スイッチ160の押下操作を待つようにしてもよい。また、逆に、特定役Xの払い出し速度を、他の役よりも早くすることにより、電断発生スイッチ160の押下操作タイミングに高度な技量を要するようにして新たな遊技性を発生させることもできる。
また、本実施の形態では、特定役Xの払い出し期間中に、1個の電断発生スイッチ160の押下操作で、電断に伴って払い出し枚数を変化させることができたが、特にこれに限定することはなく、電断発生スイッチ160を複数設け、或いは、電断発生スイッチ160による操作態様を複数形成し、所定の操作手順で操作した場合に限って、払い出し枚数を変更させることができるように形成してもよい。更に、かかる場合、払い出し枚数を変更可能な所定の操作手順を、所定の契機や、所定の期間中だけ、遊技者に報知(ナビ)するように形成してもよい。
また、本実施の形態では、電断発生スイッチ160を、従来の操作スイッチとは別個独立に新たに設けているが、このように新たに電断発生スイッチ160を設けることなく、従来の操作スイッチとしてのベットスイッチ16、スタートスイッチ30、ストップスイッチ50及び精算スイッチ17のいずれか1つ、或いは、少なくとも2つ以上の任意の組み合わせのものを、電断発生スイッチ160として、使用してもよい。
10 スロットマシン 20 制御装置
30 スタートスイッチ 40 回転リール
50 ストップスイッチ 61 図柄
65 貯留払い出し装置 130 電断信号発生手段

Claims (3)

  1. 複数の図柄を周囲に配置した複数の回転リールと、
    前記回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記回転リールのそれぞれに対応して、前記回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチとを備え、
    全体の作動を制御装置により制御し、メダル投入の後の前記スタートスイッチの押下により、当選の抽選を行うと共に、前記回転リールの回転を開始させ、前記ストップスイッチの押下によって回転している前記回転リールの回転を停止させ、停止時の図柄の組合せによって入賞の有無を判断するスロットマシンであって、
    所定の環境条件を満足することにより、電力供給が停止する電源切断(以下、「電断」とする。)をする際には、原則として、電断前の遊技情報を記憶させた後に電断し、電断の復帰時には、記憶している電断前の遊技情報に基づいて、電断前の状態に復帰させた後に遊技を再開するように形成すると共に、
    入賞時に前記メダルを払い出すための貯留払い出し装置を設け、
    前記制御装置に、電断をするための所定の環境条件を満足していない場合であっても、所定の場合に電断をするための特殊電断信号を発生可能な電断信号発生手段を設け、
    前記貯留払い出し装置は、入賞時に決定された払い出し枚数を払い出すが、前記電断信号発生手段からの前記特殊電断信号によって前記メダルの払い出し中に電断させたときには、すでに払い出していた前記メダルがあったとしても、電断復帰時に、入賞時に決定された前記払い出し枚数が維持されたままで払い出しが行われていない状態に復帰可能とし、入賞時に決定された前記払い出し枚数分を再度、払い出す動作を行うことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記電断信号発生手段からの前記特殊電断信号に基づく電断に関しては、電断後直ちに復帰することを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記電断信号発生手段からの前記特殊電断信号は、遊技者の操作の結果により発生の有無が決定されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のスロットマシン。
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