JP2010212996A - 情報処理装置および多重化処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多重化ストリームデータの再生開始時における遅延を低減することを実現する情報処理装置を提供する。
【解決手段】多重化処理部30は、基準クロック40から供給される基準クロックを参照しながら、映像エンコーダ10から供給される映像エレメンタリストリームと音声エンコーダから供給される音声エレメンタリストリームとを含む複数のデータを多重化したTSを生成・出力する。この多重化の開始時に、多重化処理部30は、出力レートを変更しない範囲で、かつ、当該TSを再生するデコーダのバッファをオーバーフローさせない範囲で、デコーダ側での再生開始時に発生する遅延を軽減させるべく一方のエレメンタリストリームの出力レートを増分する。
【選択図】図1
【解決手段】多重化処理部30は、基準クロック40から供給される基準クロックを参照しながら、映像エンコーダ10から供給される映像エレメンタリストリームと音声エンコーダから供給される音声エレメンタリストリームとを含む複数のデータを多重化したTSを生成・出力する。この多重化の開始時に、多重化処理部30は、出力レートを変更しない範囲で、かつ、当該TSを再生するデコーダのバッファをオーバーフローさせない範囲で、デコーダ側での再生開始時に発生する遅延を軽減させるべく一方のエレメンタリストリームの出力レートを増分する。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えばデジタル放送のストリームデータを変換するトランスコーダ等に適用して好適なパケット多重化処理技術に関する。
近年、インターネットや地上波を利用して、映像、音声、属性情報等が多重化されたストリームデータを送受信することが広く行われている。また、無線通信環境が整備されてきたことにより、この種のストリームデータを受信・再生する機能を搭載し、かつ、バッテリ駆動可能なパーソナルコンピュータ等を携行すれば、外出先や移動中においても、例えばデジタル放送を視聴すること等が可能となった。
このような状況に伴い、ストリームデータの送信を、再生側において極力遅延が発生しないように行うための仕組みが種々提案されている(例えば特許文献1等参照)。
ところで、上記特許文献1をはじめ、従来、再生側で再生開始時に必要なストリームデータ(特に、映像用のデータ)のバッファリングに起因する遅延についてはまったく考慮されていなかった。そのため、これまでに提案された種々の仕組みを適用しても、数秒間程度の遅延を再生開始時に発生させてしまう。
この発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、多重化ストリームデータの再生開始時における遅延を低減することを実現する情報処理装置および多重化処理方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、この発明の情報処理装置は、第1の符号化ストリームデータおよび第2の符号化ストリームデータを含む複数の符号化ストリームデータと、前記第1の符号化ストリームデータに対応する第1の符号化パラメータおよび第1のデコード時刻情報ならびに前記第2の符号化ストリームデータに対応する第2の符号化パラメータおよび第2のデコード時刻情報を含む前記複数の符号化ストリームデータそれぞれに対応する複数の符号化パラメータおよび複数のデコード時刻情報とを入力し、前記複数の符号化ストリームデータを多重化した多重化ストリームデータを生成して一定の出力レートで出力する多重化処理手段を具備し、前記多重化処理手段は、前記第1の符号化パラメータおよび前記第1のデコード時刻情報と前記多重化ストリームデータをデコードするデコーダが発生させる前記多重化ストリームデータを入力してからデコードが開始されるまでのデコーダ内遅延時間とから第1の多重化開始時刻を算出すると共に、前記第2の符号化パラメータおよび前記第2のデコード時刻情報と前記デコーダ内遅延時間とから第2の多重化開始時刻を算出する多重化開始時刻算出手段と、前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に前の多重化開始時刻が算出された符号化ストリームデータおよびそのデコード時刻をそれぞれ出力レート調整ストリームデータおよび出力レート調整開始時刻に設定すると共に、前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に後の多重化開始時刻と前記出力レート調整ストリームデータの先頭の符号化データのデコード時刻とのうちの時間的に前の時刻を出力レート調整終了時刻に設定し、前記出力レート調整開始時刻と前記出力レート調整終了時刻との差分区間における前記出力レート調整ストリームの出力データ量をその符号化パラメータから算出して、前記多重化ストリームの出力レートが変更されない範囲で、かつ、前記デコーダのバッファをオーバーフローさせない範囲で、前記出力レート調整ストリームの出力レートを増分する出力レート調整手段と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、多重化ストリームデータの再生開始時における遅延を低減することが実現される。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置の構成の一部を示す図である。この情報処理装置1は、例えば地上デジタル放送のTS(Transport Stream)を変換するトランスコーダとして動作する機能を有する。より具体的には、入力されたTSをデマルチプレクサ(多重化分離装置)により番組情報、映像データ、音声データ等に分離して、目的のデータに所定の変換処理を施し、再び符号化・多重化を行ってTSとして一定の出力レート(トランスポートレート)で出力する。そのために、本情報処理装置1は、図1に示すように、映像エンコーダ10、音声エンコーダ20、多重化処理部30および基準クロック40を備えている。本実施形態においては、ISO/IEC13818−1 MPEG−2 System規格およびARIB TR−B14の地上デジタルテレビジョン放送運用規定に準拠し、188バイト固定長のTSパケットから構成されるTSを出力するものと想定する。
映像エンコーダ10は、例えばITUBT656等の非圧縮映像データを入力し、これを圧縮して映像エレメンタリストリーム(映像ES)を生成する。当該映像エンコーダ10によって生成された映像ESは、多重化処理部30に向けて出力され、多重化処理部30の後述する映像バッファ32に蓄積される。一方、音声エンコーダ20は、例えば非圧縮のPCM(Pulse Code Modulation)データを入力し、これを圧縮して音声エレメンタリストリーム(音声ES)を生成する。当該音声エンコーダ20によって生成された音声ESは、多重化処理部30に向けて出力され、多重化処理部30の後述する音声バッファ33に蓄積される。また、この際、上記各エンコーダ10,20は、90KHzクロックのデコード時刻DTS(Decoding Time Stamp)および表示時刻PTS(Presentation Time Stamp)をピクチャ,オーディオフレーム単位で多重化処理部30に向けて出力する。
そして、多重化処理部30は、上記映像エンコーダ10から出力される映像ESと音声エンコーダ20から出力される音声ESとを含む複数のデータを多重化したTSを生成して出力する。図2は、本情報処理装置1が備える多重化処理部30の機能ブロック図である。以下、図2を参照しながら、この多重化処理部30の動作について説明する。なお、基準クロック40は、多重化処理部30が多重化処理を行う際の基準とする27MHzの基準クロックを発生させる時計モジュールである。この基準クロックは、多重化処理部30の後述する時刻情報パケット化部37が(本多重化処理部30から出力されるTSを再生する)デコーダとの時刻同期用に使用するPCR(Program Clock Reference)の生成の際にも参照される。
多重化処理部30は、映像エンコーダ10および音声エンコーダ20から符号化パラメータを受け取り、この受け取った符号化パラメータと入力された番組情報とから、(本多重化処理部30からの)TSの出力レートであるトランスポートレートを決定する。トランスポートレートは、映像・音声の符号化レートにTS,PESヘッダのオーバヘッド分を追加したTSレート(計算式は後述する)と、PSI/SI,PCRのTSレートとを合算したものである。
多重化処理部30は、映像・音声とは別途入力される番組情報も多重化してTS内に含める。入力される番組情報は、番組の名称、放送日時、放送内容等の番組に関連する情報や、チャンネル番号、変調方式、ガードインターバル等の送信するネットワークに関する情報等である。これらの情報は、番組情報生成部31において、それぞれEIT(Event Information Table)、NIT(Network Information Table)として符号化される。また、EIT,NITのほかに、番組情報生成部31では、TS内に含まれる番組一覧を示すPAT(Program Association Table)や、番組内の映像ES・音声ESのPIDを格納するPMT(Program Map Table)等を生成する。これらは、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)と称される。これらのPSI/SIは、番組情報パケット化部34において、ARIB TR−B14で規定される一定の周期でそれぞれTSパケットへとパケット化される。
また、映像パケット化部35および音声パケット化部36は、映像バッファ32・音声バッファ33に蓄積された映像ES・音声ESを、N個(N>=1)のAU(Access Unit)毎にPESパケット化し、デコード時刻DTSおよび表示時刻PTSをヘッダに付加する。AUは再生単位であり、映像であればピクチャ、音声であればオーディオフレームがこれに該当する。なお、DTSが付加されるのは、デコード時刻が表示時刻と異なる場合であり、具体的にはH.264等で使用されるBピクチャである。そして、映像パケット化部35および音声パケット化部36は、生成したPESパケットをTSパケットへとパケット化する。また、入力される映像の符号化方式がH.264である場合、映像パケット化部35は、映像ES中のHRDパラメータを除去する処理を併せて実行する。この処理は、後述するT−STDに関連する処理である。
時刻情報パケット化部37は、基準クロックを参照して、デコーダ内での遅延を加味してPCRを決定し、ヘッダにPCRを付加したTSパケットを生成する。このPCRを付加したTSパケットは、例えば100ms毎といった一定周期で生成される。
以上のように生成される各種TSパケットは、TSヘッダ中のPIDに基づきデコーダ側のデマルチプレクサによって識別される。
各パケット化部34,35,36,37によって生成された各種TSパケットは、多重化部38に供給され、出力するTSパケットが適宜に選択される。出力するTSパケットの選択は、(1)PSI/SI、PCRの送信周期を一定に保つこと、(2)映像・音声に関してはデコーダのモデルであるT−STD(Transport-System Target Decoder)で規定されるバッファリングモデルに準拠するよう出力レートを制御すること、を制限事項とする。なお、出力するTSパケットがない場合、多重化部38は、NULLパケットを出力する。
ここで、図3を参照して、T−STDについて説明する。
T−STDでは、映像や音声毎に複数のバッファが設けられており、バッファサイズ、バッファからの転送レートおよび禁止事項が規定されている。
Demux101に入力されたTSは、PIDによりBvid102またはTBaud106に振り分けられる。TBvid102に入力されたTSは、PESパケット化され、RXvidの出力レートでMB103に出力される。MB103では、PESヘッダが取り除かれて、ESとしてRbxの出力レートでEB104に入力される。そして、DTS,PTSで指定されたデコード時刻になると、EB104に入力されたAUは、即座にデコーダ(Dvid)105に出力されデコードされる。
一方、TBaud106に入力されたTSは、PESパケット化され、RXaudの出力レートでB107に出力される。そして、PTSで指定されたデコード時刻になると、B107に入力されたAUは、即座にデコーダ(Daud)108に出力されデコードされる。
この時、映像であれば、TBvid102,MB103を、音声であれば、Tbaud106をオーバーフローさせない最大入力TSレートを最大デコーダ入力レートと設定する。また、映像では、RXvid <= Rbxが成り立つので、映像・音声は、それぞれRXvid,RXaudが最大デコーダ入力レートである。この最大デコーダ入力レートをデコーダへの入力の上限とすることで、TBvid102,MB103,TBaud106のバッファ量管理を行う必要がなくなる。
さらに、各バッファ間転送レートを基に、TSパケット単位で計算した伝送遅延、つまり1TSパケットをDemux101に入力してからデコードされるまでの遅延の最小値をデコーダ内遅延とする。このデコーダ内遅延は、映像に関しては、
188×8/RXvid+188×8/Rbx … 式1
で算出でき、また、音声に関しては、
188×8/Rxaud … 式2
で算出できる。
188×8/RXvid+188×8/Rbx … 式1
で算出でき、また、音声に関しては、
188×8/Rxaud … 式2
で算出できる。
以上を踏まえて、図4乃至図6を参照して、本情報処理装置1が備える多重化処理部30による多重化開始時の処理内容について説明する。
図4は、多重化処理部30内の多重化部38の機能ブロック図である。
映像・音声パケットバッファ3811,3812にTSパケット化された先頭AUが入力された段階で、多重化開始時刻算出部382において多重化開始時刻を計算する。多重化開始時刻は、先頭AUの先頭TSパケットを出力開始する時刻であり、この時刻からエンコーダ10,20の符号化レートをもとに算出したTSレートで出力を開始すれば、T−STDを破綻させることなく再生することが可能な最遅時刻である。
図5は、多重化部38が実行する多重化処理の流れを示すフローチャートである。多重化開始時刻は、図5に示すフローチャート中のステップA1〜ステップA4において算出される。多重化開始時刻算出部382は、まず、データ伝送遅延を算出する(図5ステップA1)。データ伝送遅延は、TSパケット化されたAUの出力を完了するまでにかかる遅延であり、
(TSパケットサイズ×TSパケット数)/TSレート … 式3
の式3で求められる。
(TSパケットサイズ×TSパケット数)/TSレート … 式3
の式3で求められる。
上記式3のTSパケット数は、AUをTSパケット化した際に生成されたTSパケットの数である。また、TSレートは、ESをTS化した際の出力レートであり、1PESパケットに1オーディオフレーム・ピクチャを格納する場合は、
TSレート=ceil(符号化レート + PESオーバヘッド + TSオーバヘッド)
… 式4
ceil:切り上げ整数化
の式4で求められる。
TSレート=ceil(符号化レート + PESオーバヘッド + TSオーバヘッド)
… 式4
ceil:切り上げ整数化
の式4で求められる。
また式4中の、PESオーバヘッドは、
PESオーバヘッド=PESヘッダ長 × 最大フレームレート
… 式5
で、
TSオーバヘッドはTSヘッダ分のオーバヘッドとスタッフィングバイトを足した
TSオーバヘッド=ceil(平均PESサイズ / TSペイロード長) × TSヘッダ長 × 最大フレームレート + TSペイロード長 × 最大フレームレート … 式6
の式6で求められる。
PESオーバヘッド=PESヘッダ長 × 最大フレームレート
… 式5
で、
TSオーバヘッドはTSヘッダ分のオーバヘッドとスタッフィングバイトを足した
TSオーバヘッド=ceil(平均PESサイズ / TSペイロード長) × TSヘッダ長 × 最大フレームレート + TSペイロード長 × 最大フレームレート … 式6
の式6で求められる。
式6の平均PESサイズは、
平均PESサイズ = 符号化レート/最大フレームレート
+PESヘッダサイズ … 式7
の式7で求められる。
平均PESサイズ = 符号化レート/最大フレームレート
+PESヘッダサイズ … 式7
の式7で求められる。
次に、多重化開始時刻算出部382は、映像ESの多重化開始時刻を算出する(図5ステップA2)。映像の場合、多重化開始時刻は、デコード時刻からAUのデータ伝送遅延と初期遅延とデコーダ内遅延とを引いた時刻となる。初期遅延は、エンコーダが指定する符号化パラメータであり、この初期遅延分符号化レートでデコーダ内にバッファリングすればアンダーフローせずに再生できる。
これと並行して、多重化開始時刻算出部382は、音声ESの多重化開始時刻を算出する(図5ステップA3)。音声の場合は、デコード時刻からAUのデータ伝送遅延とデコーダ内遅延とを引いたものである。この多重化開始時刻のうちの最小値が、実際に多重化を開始して先頭TSパケットを出力する時刻となる。この多重化開始時刻とデコード時刻との差が実際にストリームが再生されるまでの遅延となる。
続いて、多重化開始時刻算出部382は、多重化開始時刻が最小であるストリームを出力レート調整ストリーム、その多重化開始時刻を出力レート調整開始時刻に設定する(図5ステップA4)。一般に、映像ESは、数秒の初期遅延を必要とするため、映像・音声のデコード時刻が揃っている場合では、音声ESよりも数秒早く多重化を開始する必要がある。そして、この多重化開始時刻の差分を、次のステップA5における多重化開始時刻調整処理によって縮めることにより、結果として、デコーダ上でTSの入力開始から再生までの遅延を軽減する。図6は、このステップA5における多重化開始時刻調整処理の詳細な流れを示すフローチャートである。
まず、遅延短縮区間算出部383が、遅延短縮化対象区間および当区間で送出されるTSデータ量を算出する(図6ステップB1)。出力レート調整開始時刻は、上記図5のステップA4で決定している。図7は、多重化開始時刻の調整を視覚的に示すための概念図であり、出力レート調整終了時刻は、出力レート調整ストリームのデコード時刻(図7のa3)と多重化開始時刻が2番目であるESの多重化開始時刻(図7のa2)とのうちの時刻が早い方であり、図7ではa2である。この短縮化対象区間(図7のa4)に上記計算式(式4)で求めたTSレートと短縮化区間とを乗算することにより算出できる。
次に、必要に応じて、PSI/SI出力データ量の調整処理を番組情報出力設定部384が実行する。より具体的には、番組情報出力設定部384は、デコーダ最大入力レートまで出力レート調整ストリームのTSレートを向上可能であるかを確認する(図6ステップB2)。これは、短縮化対象区間(図7のa4)に送出されるNULLパケット以外のTSデータ量をトランスポートレートから減算した値と比較することで確認できる。
デコーダ最大入力レートで出力できなかった場合(図6ステップB2のNO)、番組情報出力設定部384は、PSI/SIの出力周期を、例えばARIB TR−B14で規定されている周期調整枠の上限である30%まで延長する(図6ステップB3)。これにより、PSI/SIの出力TSレートが下がり、出力レート調整ストリームに割り当てられる帯域が増加する。
その後、番組情報出力設定部384は、再度、デコーダ最大入力レートまで出力レート調整ストリームのTSレートを向上可能であるかを確認する(図6ステップB4)。TSレートの向上が不可能な場合(ステップB4のNO)、番組情報出力設定部384は、さらに、優先度の低いPSI/SIの多重化開始時間を図7のa2以降に設定する(図6ステップB5)。優先度付けとしては、例えばデコードに必須であるPAT,PMTの優先度を高く設定する方法がある。これにより、短縮化対象区間での該当PSI/SIの出力TSレートを0bpsに設定することができる。このように調整されたPSI/SIの送信周期および多重化開始時刻は出力制御情報格納部387に記録され、出力パケット選択部388から、出力するパケットを選択する際に参照される。
続いて、出力レート調整部385が、一時的に増分した出力レート調整ストリームの出力TSレートを決定する(図6ステップB6)。PSI/SIの調整処理を行った場合、PSI/SIの出力TSレート減少分が出力レート調整ストリームの出力TSレートに加算される。個々で決定した出力TSレートおよび調整終了時刻である出力レート調整終了時刻は出力制御情報格納部387に記録され、出力パケット選択部388から、出力するパケットを選択する際に参照される。
更に、多重化開始時刻調整部386が、多重化開始時刻の再設定を実行する。より具体的には、まず、多重化開始時刻調整部386は、出力レート調整ストリームの出力TSレートを増分したことによる短縮時間を、下記の計算式8によって算出する(図6ステップB7)。
短縮した時間=短縮化区間−(出力TSデータ量/出力レート調整ストリームの
出力TSレート) … 式8
そして、多重化開始時刻調整部386は、最早ESの多重化開始時刻から上記短縮した時間を減算することにより、多重化開始時刻を再設定する(図6ステップB8)。
出力TSレート) … 式8
そして、多重化開始時刻調整部386は、最早ESの多重化開始時刻から上記短縮した時間を減算することにより、多重化開始時刻を再設定する(図6ステップB8)。
この図6に詳細な流れが示される、図5ステップA5における多重化開始時刻調整処理で再設定された多重化開始時刻は、基準クロック40に入力され、基準クロック40の初期時刻として利用されることになる(図5ステップA6)。
以上が、本情報処理装置1における多重化開始時の処理である。
また、本情報処理装置1では、この処理のほか、映像がH.264である際に映像パケット化部35においてES中のHRDパラメータを削除する処理も実施する。
上記RXvidはES中のHRDパラメータで指定される。ただし、ARIB TR−B14においてHRDパラメータの挿入は任意であり省略することができる。省略した場合は、H.264の符号化パラメータの1つであるLevelに基いて決まる。この規則を利用して、HRDパラメータの除去処理を実施することにより、最大デコーダ入力レートを向上することができる。
本情報処理装置1によれば、再生まで一定量のバッファリングが必要な映像メディアにおいて、より高いレートでバッファリングを行うことができるため、利用者にとって好ましくない再生までの遅延を軽減できる。また、この対策は、多重化処理のみで実現できるため、エンコーダ・デコーダに手を加える必要がなく適用範囲の広い技術である。
また、出力TSレートを向上する期間と、その上限値とを上記のように設定することにより、出力レートを上昇している間バッファ量管理を行う必要がなく処理が単純であるというメリットがある。さらに、出力レートの上昇後は各エンコーダの指定する符号化レートで多重化を行えばよく、特殊な処理を行う必要がないというメリットもある。
このように、本情報処理装置1によれば、多重化ストリームデータの再生開始時における遅延を低減することが実現される。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…情報処理装置、10…映像エンコーダ、20…音声エンコーダ、30…多重化処理部、31…番組情報生成部、32…映像バッファ、33…音声バッファ、34…番組情報パケット化部、35…映像パケット化部、36…音声パケット化部、37…時刻情報パケット化部、38…多重化部、40…基準クロック、381…バッファ部、382…多重化開始時刻算出部、383…遅延短縮区間算出部、384…番組情報出力設定部、385…出力レート調整部、386…多重化開始時刻調整部、387…出力制御情報格納部、388…出力パケット選択部、389…出力部、3811…映像パケットバッファ、3812…音声パケットバッファ、3813…時刻情報パケットバッファ、3814…番組情報パケットバッファ。
Claims (11)
- 第1の符号化ストリームデータおよび第2の符号化ストリームデータを含む複数の符号化ストリームデータと、前記第1の符号化ストリームデータに対応する第1の符号化パラメータおよび第1のデコード時刻情報ならびに前記第2の符号化ストリームデータに対応する第2の符号化パラメータおよび第2のデコード時刻情報を含む前記複数の符号化ストリームデータそれぞれに対応する複数の符号化パラメータおよび複数のデコード時刻情報とを入力し、前記複数の符号化ストリームデータを多重化した多重化ストリームデータを生成して一定の出力レートで出力する多重化処理手段を具備し、
前記多重化処理手段は、
前記第1の符号化パラメータおよび前記第1のデコード時刻情報と前記多重化ストリームデータをデコードするデコーダが発生させる前記多重化ストリームデータを入力してからデコードが開始されるまでのデコーダ内遅延時間とから第1の多重化開始時刻を算出すると共に、前記第2の符号化パラメータおよび前記第2のデコード時刻情報と前記デコーダ内遅延時間とから第2の多重化開始時刻を算出する多重化開始時刻算出手段と、
前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に前の多重化開始時刻が算出された符号化ストリームデータおよびそのデコード時刻をそれぞれ出力レート調整ストリームデータおよび出力レート調整開始時刻に設定すると共に、前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に後の多重化開始時刻と前記出力レート調整ストリームデータの先頭の符号化データのデコード時刻とのうちの時間的に前の時刻を出力レート調整終了時刻に設定し、前記出力レート調整開始時刻と前記出力レート調整終了時刻との差分区間における前記出力レート調整ストリームの出力データ量をその符号化パラメータから算出して、前記多重化ストリームの出力レートが変更されない範囲で、かつ、前記デコーダのバッファをオーバーフローさせない範囲で、前記出力レート調整ストリームの出力レートを増分する出力レート調整手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記多重化処理手段は、前記多重化ストリームデータをMPEG(Moving Picture Experts Group)−2 TS形式で出力することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記多重化処理手段は、前記デコーダ内遅延をT−STD(Transport-System Target Decoder)に1TSパケットを入力してからデコードが開始されるまでの遅延とし、前記デコーダの最大入力レートをT−STDにおけるトランスポートバッファからの出力レートをTSデータの転送レートに換算した際の最小値とすることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記多重化処理手段の前記出力レート調整手段は、前記出力レート調整ストリームデータの増分により前記多重化ストリームデータの出力レートが前記一定の出力レートを越える場合、PSI/SI(Program Specific Information/Service Information)の出力周期を調整することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
- 前記多重化処理手段の前記出力レート調整手段は、前記PSI/SIの出力周期を調整しても出力レートが越える場合に、優先度の低いPSI/SIの多重化開始時刻を調整することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
- 前記多重化処理手段は、PSI/SIのうち、PATおよびPMTの優先度を高く設定することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
- 前記複数の符号化ストリームデータの中には、動画像をH.264規格に準拠した符号化方式で符号化した符号化ストリームデータが含まれ、
前記多重化処理手段は、前記多重化ストリームデータとして多重化する前記動画像の符号化ストリームデータ中からHRDパラメータを削除する、
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。 - 動画像をH.264規格に準拠した符号化方式で符号化した符号化ストリームデータを含む複数の符号化ストリームデータを入力し、前記複数の符号化ストリームデータを多重化した多重化ストリームデータを生成して出力する多重化処理手段を具備し、
前記多重化処理手段は、前記多重化ストリームデータとして多重化する前記動画像の符号化ストリームデータ中からHRDパラメータを削除する手段を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 第1の符号化ストリームデータおよび第2の符号化ストリームデータを含む複数の符号化ストリームデータと、前記第1の符号化ストリームデータに対応する第1の符号化パラメータおよび第1のデコード時刻情報ならびに前記第2の符号化ストリームデータに対応する第2の符号化パラメータおよび第2のデコード時刻情報を含む前記複数の符号化ストリームデータそれぞれに対応する複数の符号化パラメータおよび複数のデコード時刻情報とを入力し、前記複数の符号化ストリームデータを多重化した多重化ストリームデータを生成して一定の出力レートで出力する機能を具備する情報処理装置における多重化処理方法であって、
前記第1の符号化パラメータおよび前記第1のデコード時刻情報と前記多重化ストリームデータをデコードするデコーダが発生させる前記多重化ストリームデータを入力してからデコードが開始されるまでのデコーダ内遅延時間とから第1の多重化開始時刻を算出すると共に、前記第2の符号化パラメータおよび前記第2のデコード時刻情報と前記デコーダ内遅延時間とから第2の多重化開始時刻を算出し、
前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に前の多重化開始時刻が算出された符号化ストリームデータおよびそのデコード時刻をそれぞれ出力レート調整ストリームデータおよび出力レート調整開始時刻に設定すると共に、前記第1の多重化開始時刻と前記第2の多重化開始時刻とのうちの時間的に後の多重化開始時刻と前記出力レート調整ストリームデータの先頭の符号化データのデコード時刻とのうちの時間的に前の時刻を出力レート調整終了時刻に設定し、前記出力レート調整開始時刻と前記出力レート調整終了時刻との差分区間における前記出力レート調整ストリームの出力データ量をその符号化パラメータから算出して、前記多重化ストリームの出力レートが変更されない範囲で、かつ、前記デコーダのバッファをオーバーフローさせない範囲で、前記出力レート調整ストリームの出力レートを増分する、
ことを特徴とする多重化処理方法。 - 前記多重化ストリームデータをMPEG−2 TS形式で出力し、前記出力レート調整ストリームデータの増分により前記多重化ストリームデータの出力レートが前記一定の出力レートを越える場合、PSI/SIの出力周期を調整することを特徴とする請求項9記載の多重化処理方法。
- 前記PSI/SIの出力周期を調整しても出力レートが越える場合に、優先度の低いPSI/SIの多重化開始時刻を調整することを特徴とする請求項10記載の多重化処理方法。
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