JP2010212102A - 回転型電気部品 - Google Patents

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貴之 人見
Ryo Tazawa
良 田澤
Koji Oishi
康二 大石
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Abstract

【課題】部品点数の削減と組付性の改善を図ることができる回転型電気部品を提供すること。
【解決手段】固定軸2とその外周に回転可能に嵌合する回転軸3を備えた回転型電気部品1において、前記固定軸2の軸方向一端に形成されたフック2cを前記回転軸3の内周に形成された凸状のフック受け3aに係止させることによって固定軸2と回転軸3を軸方向に連結する。又、前記固定軸2の軸方向一端に軸方向スリットによって撓曲可能な脚部2bを周方向に複数形成し、各脚部2bの先端に前記フック2cを形成する。更に、コイルバネ(付勢手段)10によって径方向内方に付勢されたクリックボール(クリック部材)9を前記回転軸3の外周に形成された複数の凹部に選択的に係合させることによって回転軸3の回転にクリック感を付与するクリック機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定軸とその外周に回転可能に嵌合する回転軸を備えた回転型電気部品に関するものである。
回転型電気部品は、電子機器等の各種制御に使用されるが、その一例を図7に示す(例えば、特許文献1,2参照)。
即ち、図7は従来の回転型電気部品の側断面図であり、図示の回転型電気部品101は、樹脂にて円筒状に一体成形された固定軸102と、該固定軸102の外周に回転可能に嵌合された円筒状の回転軸103とを板金製の取付部材111によって軸方向に連結して構成されており、固定軸102の端面には基板105が固定されている。そして、固定軸102の鍔部102Aには接点金属基板112がインサート成形によって固定されており、この接点金属基板112には、回転軸103の鍔部103Aにインサート成形によって固定された接点金属ブラシ113が当接している。
而して、操作者が不図示のノブによって回転軸103を回転操作すると、該回転軸103に固定された接点金属ブラシ113が固定軸102に固定された接点金属基板112上を摺動するため、回転軸103の回転角度に応じた信号が基板105に実装された制御回路に出力されて電気機器等が制御される。尚、回転軸103の回転にはクリック板バネ114によってクリック感が付与される。
特開2006−012701号公報 特開2007−311644号公報
しかしながら、図7に示した従来の回転型電気部品101においては、固定軸102と回転軸103とを板金製の取付部材111によって軸方向に連結する構成が採用されているため、部品点数が増えるとともに、固定軸102と回転軸103との組み付けが容易でなく、多大な時間と工数を要するという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、部品点数の削減と組付性の改善を図ることができる回転型電気部品を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、固定軸とその外周に回転可能に嵌合する回転軸を備えた回転型電気部品において、前記固定軸の軸方向一端に形成されたフックを前記回転軸の内周に形成された凸状のフック受けに係止させることによって固定軸と回転軸を軸方向に連結したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記固定軸の軸方向一端に軸方向スリットによって撓曲可能な脚部を周方向に複数形成し、各脚部の先端に前記フックを形成したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、付勢手段によって径方向内方に付勢されたクリック部材を前記回転軸の外周に形成された複数の凹部に選択的に係合させることによって回転軸の回転にクリック感を付与するクリック機構を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、固定軸を回転軸の内部に挿入して押し込むだけで、該固定軸に形成されたフックが回転軸の内周に形成された凸状のフック受けに係止されて固定軸と回転軸が軸方向に連結されるため、従来要していた板金製の取付部材が不要となって部品点数の削減が図られるとともに、固定軸と回転軸との組み付けがワンタッチで容易になされて組付性が高められる。
請求項2記載の発明によれば、固定軸の軸方向一端に軸方向スリットによって撓曲可能な脚部を周方向に複数形成し、各脚部の先端にフックを形成したため、該フックが撓み易くなり、固定軸を回転軸の内部に挿入して押し込むと、フックがフック受けに係合して容易にフック受けを乗り越え、該フックがフック受けを通過すると脚部が弾性によって元の状態に復帰し、その先端に形成されたフックがフック受けに係止されるために固定軸と回転軸が軸方向に確実に連結される。
請求項3記載の発明によれば、クリック機構によって回転軸の回転にクリック感が付与されるため、操作者による回転軸の回転操作感が高められる。
本発明に係る回転型電気部品の側断面図である。 本発明に係る回転型電気部品の固定軸と回転軸の側面図である。 本発明に係る回転型電気部品の固定軸と回転軸の側断面図である。 本発明に係る回転型電気部品の回転軸の正面図(図2の矢視A方向の図)である。 本発明に係る回転型電気部品の固定軸の正面図(図2の矢視B方向の図)である。 (a),(b)は本発明に係る回転型電気部品の固定軸と回転軸との連結要領を示す図である。 従来の回転型電気部品の側断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る回転型電気部品の側断面図、図2は同回転型電気部品の固定軸と回転軸の側面図、図3は固定軸と回転軸の側断面図、図4は回転軸の正面図(図2の矢視A方向の図)、図5は固定軸の正面図(図2の矢視B方向の図)、図6(a),(b)は固定軸と回転軸との連結要領を示す図である。
図1に示す回転型電気部品1はロータリスイッチであって、絶縁性の高い樹脂にて円筒状に一体成形された固定軸2と、該固定軸2の外周に回転可能に嵌合された円筒状の樹脂製の回転軸3とを軸方向に連結し、これらの固定軸2と回転軸3を樹脂製の本体ケース4に収容して構成されている。
そして、固定軸2の軸方向一端に形成された鍔部2Aには複数(本実施の形態では2つ)の係合爪2aが一体に突設されており、固定軸2の鍔部2Aの端面には基板5が固定軸2の係合爪2aによる係合によって取り付けられており、この基板5にはディテクタスイッチ6が取り付けられている。又、回転軸3の端部外周には樹脂製のノブ7が嵌着されている。
ここで、上記固定軸2と回転軸3の構成の詳細を図2〜図5に基づいて説明する。
固定軸2の先端部(図1〜図3において左方を前方とする)外周には、周方向に離間して平行に形成された軸方向スリット8によって4つの撓曲可能な脚部2bが等角度ピッチ(90°ピッチ)で周方向に形成されており(図5参照)、各脚部2bの先端には突起状のフック2cがそれぞれ一体に形成されている。
他方、回転軸3の前端側内周には凸状のフック受け3aが全周に亘って一体に形成されており、該回転軸3の後端部外周に形成された鍔部3Aの外周には半円状の複数の凹部3bが形成されている。そして、回転軸3の鍔部3Aの前端面には4つの円弧状リブ3cが周方向に等角度ピッチ(90°ピッチ)で一体に突設されており(図4参照)、これらの円弧状リブ3cは、図1に示すように、前記本体ケース4に形成された円弧状凹部4aに嵌合しており、これによって回転軸3の引き抜き方向の保持が本体ケース4によってなされている。又、回転軸3の鍔部3Aの後端面には複数(19個)の突起3dが周方向に等角度ピッチで一体に突設されている。
更に、軸方向において回転軸3の鍔部3Aの外周位置には、クリックボール9が本体ケース4に径方向(図1の上下方向)に沿って摺動可能に保持されている。このクリックボール9は、これと本体ケース4間に縮装されたコイルバネ10によって径方向内方(図2の下方)に付勢され、回転軸3の鍔部3A外周に形成された凹部3bの1つに係合しており、凹部3bと共にクリック機構を構成している。
次に、固定軸2と回転軸3の軸方向の連結要領を図6(a),(b)に従って以下に説明する。
固定軸2と回転軸3を軸方向に連結するには、図6(a)に示すように、固定軸2をそのフック2cが設けられた側(先端側)を先にして回転軸3の内部に挿入して図示矢印方向に押し込む。すると、図6(b)に示すように、固定軸2の先端部に周方向に形成された4つのフック2cが回転軸3の内周に形成されたフック受け3aに係合してこれを乗り越えるが、前述のようにフック2cは固定軸2の先端部に軸方向スリット8によって形成された撓曲可能な脚部2bの先端に形成されているため、脚部2bと共に容易に撓み変形する。このようにフック2cが撓み易くなる結果、固定軸2を回転軸3の内部に挿入して押し込むと、フック2cがフック受け3aに係合して容易に該フック受け3aを乗り越え、該フック2cがフック受3aけを通過すると脚部2bが弾性によって元の状態に復帰するため、その先端に形成されたフック2cが図1に示すようにフック受け3aに係止され、これによって固定軸2と回転軸3が軸方向に確実に連結される。
以上のように構成された図1に示す回転型電気部品1において、操作者がノブ7を操作して回転軸3を回転させると、該回転軸3の鍔部3Aの後端面に突設された突起3dがディテクタスイッチ6に作用するため、その信号が基板5に実装された制御回路に出力されて不図示の電気機器等が制御される。この場合、ノブ7及び回転軸3の回転にはクリック機構によってクリック感が付与されるため、操作者による回転軸3の回転操作感が高められる。
而して、本発明に係る回転型電気部品1においては、固定軸2を回転軸3の内部に挿入して押し込むだけで、該固定軸2に形成されたフック2cが回転軸3の内周に形成された凸状のフック受け3aに係止されて固定軸2と回転軸3が軸方向に連結されるため、従来要していた板金製の取付部材が不要となって部品点数の削減が図られるとともに、固定軸2と回転軸3との組み付けがワンタッチで容易になされて組付性が高められる。
尚、以上は本発明をロータリスイッチに対して適用した形態について説明したが、本発明は、電子機器等の各種制御に使用される他の任意の回転型電気部品に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 回転型電気部品
2 固定軸
2A 固定軸の鍔部
2a 固定軸の係合爪
2b 固定軸の脚部
2c 固定軸のフック
3 回転軸
3A 回転軸の鍔部
3a 回転軸のフック受け
3b 回転軸の凹部
3c 回転軸の円弧状リブ
3d 回転軸の突起
4 本体ケース
4a 本体ケースの円弧状凹部
5 基板
6 ディテクタスイッチ
7 ノブ
8 軸方向スリット
9 クリックボール(クリック部材)
10 コイルバネ(付勢手段)

Claims (3)

  1. 固定軸とその外周に回転可能に嵌合する回転軸を備えた回転型電気部品において、
    前記固定軸の軸方向一端に形成されたフックを前記回転軸の内周に形成された凸状のフック受けに係止させることによって固定軸と回転軸を軸方向に連結したことを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記固定軸の軸方向一端に軸方向スリットによって撓曲可能な脚部を周方向に複数形成し、各脚部の先端に前記フックを形成したことを特徴とする請求項1記載の回転型電気部品。
  3. 付勢手段によって径方向内方に付勢されたクリック部材を前記回転軸の外周に形成された複数の凹部に選択的に係合させることによって回転軸の回転にクリック感を付与するクリック機構を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の回転型電気部品。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02129631U (ja) * 1989-04-03 1990-10-25
WO2005052510A1 (ja) * 2003-11-28 2005-06-09 Valeo Thermal Systems Japan Corporation 回転スイッチ機構
JP2008293952A (ja) * 2007-04-27 2008-12-04 Denso Corp ダイアル式操作装置

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