JP2010209954A - 締結具およびそれを用いて締結した自動機 - Google Patents

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Abstract

【課題】上被締結板と下被締結板との締結を常に確実なものとすることができる締結具を提供する。
【解決手段】 小ネジ12のネジ部12aを螺合させるネジ穴13とこれに並設された矩形のスリット14とが形成された下被締結板3aと、ネジ部12aを挿通させるネジ挿通穴15とこれに並設された矩形のスリット16とが形成された上被締結板2aとを締結する締結具18に、ネジ部12aを挿通させるネジ挿通穴19が形成された、下面20aが上被締結板2aの上面に合わさる固定部20と、2つのスリット14、16に挿通させる挿通部21と、挿通部21の側端面21aから突出し、締結時に下被締結板3aの下面を押圧する押圧面23が形成された締結突起22とを設け、ネジ穴13に螺合させた小ネジ12を締め付けたときに、固定部20の下面20aと締結突起22の押圧面23との間で、上被締結板2aと下被締結板3aとを挟持させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、分離構造を有する自動機の上部筐体と下部筐体とを締結する締結具およびそれを用いて締結した自動機に関する。
一般に、上部筐体と下部筐体とを結合して形成する分離構造の自動機においては、上部筐体と下部筐体との結合時に、静電気による電子部品の誤動作等を回避するために、これらの間を電気的に接続させることが行われている。
従来の締結具は、十字溝を形成した頭部と、頭部との対向面に傾斜面を形成した一対の接合爪と、頭部と接合爪を連結するための胴部とで構成され、締結対象の2枚の被締結板のそれぞれに、接合爪を挿通させる長穴を設けると共に、下部の被締結板の下面に小突起とストッパとを設け、締結具の一対の接合爪を長穴に挿通させた後に、ドライバで締結具を1/4回転させるときに、接合爪の傾斜面を利用して小突起を乗越えさせて接合爪をストッパに係止させ、2枚の被締結板を締結具の頭部と接合爪との間に挟持して締結している(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−40608号公報(段落0009−0012、第1図)
しかしながら、上述した従来の技術においては、2枚の被締結板に形成された長穴に胴部を挿通させた締結具の頭部と接合爪との間に、2枚の被締結板を挟持させて締結しているため、締結後に振動等の外力により長穴の長手方向に荷重が負荷された場合には、2枚の被締結板にずれが生ずるという問題がある。
また、締結後に外力により長穴の短手方向に荷重が負荷された場合には、せん断力で胴部が破断し、2枚の被締結板の締結が解除される場合があるという問題がある。
更に、締結後に外力により胴部の軸方向に荷重が負荷された場合には、引張力で胴部が破断し、2枚の被締結板の締結が解除される場合があるという問題がある。
更に、上部筐体や下部筐体の製造に用いる鋼板に、メッキや、防錆のための酸化膜等の表面処理が施されている場合には、表面処理の仕様が変更されると、同じ規格の鋼板を用いても、上部筐体と下部筐体との合せ面における抵抗値が高くなる場合があり、上部筐体で生じた静電気が逃げにくくなり、電子部品等の誤動作によって自動機の信頼性を低下させる場合があるという問題がある。
この場合に、鋼板を母材のまま使用したとしても、経年変化により合せ面に錆が発生した場合には、前記と同様の問題が生ずる。
本発明は、上記課題を解決するために、ネジ部材のネジ部を螺合させるネジ穴と前記ネジ穴に並設された矩形の締結具挿通穴とが形成された下被締結板と、前記ネジ部を挿通させるネジ挿通穴と前記ネジ挿通穴に並設された矩形の締結具挿通穴とが形成された上被締結板と、を締結する締結具であって、前記ネジ部を挿通させるネジ挿通穴が形成された、下面が前記上被締結板の上面に合わさる固定部と、前記2つの締結具挿通穴に挿通させる挿通部と、前記挿通部の側端面から突出し、締結時に前記下被締結板の下面を押圧する押圧面が形成された締結突起とを備え、前記ネジ穴に螺合させたネジ部材を締め付けたときに、前記固定部の下面と前記締結突起の押圧面との間で、前記上被締結板と前記下被締結板とを挟持することを特徴とする。
また、前記の締結具において、前記固定部の下面に、鋭利な角を前記固定部の下面から前記上被締結板の母材に達するまで突出させた爪部を設けると共に、前記締結突起の押圧面に、鋭利な角を前記押圧面から前記下被締結板の母材に達するまで突出させた爪部を設けたことを特徴とする。
これにより、本発明は、締結後に、上被締結板や下被締結板に外力が負荷されたとしても、その外力を締結具の挿通部で受けることができ、ネジ部材のネジ部の変形や破断を防止して、上被締結板と下被締結板との締結を常に確実なものとすることができるという効果が得られる。
また、締結時に、爪部の角の先端を上被締結板と下被締結板とのそれぞれの母材に食い込ませて、上被締結板と下被締結板との間の電気的な導通を確保することができ、静電気による誤動作等を防止して、分割構造の自動機における信頼性を向上させることができるという効果が得られる。
実施例1のチェックイン端末の外観を示す説明図 実施例1のチェックイン端末の分離状態を示す説明図 実施例1のチェックイン端末の下部筐体の上面を示す説明図 実施例1の締結具による締結状態の断面を示す説明図 実施例1の締結具の外観を示す説明図 実施例1の締結具による締結状態の側面を示す説明図 実施例2の締結具の外観を示す説明図 実施例2の締結具による締結状態の側面を示す説明図
以下に、図面を参照して本発明による自動機およびその締結具の実施例について説明する。
図1において、1は自動機としてのチェックイン端末であり、上部筐体2および下部筐体3からなる分離構造の端末装置である。
5はチェックイン端末1の上部筐体2の正面板に設けられた操作表示部であり、LCD等の表示画面とタッチパネル等の入力手段との組合わせで構成されており、表示画面に顧客に対するインフォーメーション画面や各種の入力画面、顧客の操作を誘導する誘導画面等を表示する機能、入力手段により顧客からの入力を受付ける機能等を備えている。
6は上部筐体2に設けられた情報入力部であり、上面に、カードに搭載されたICチップに記録されているカード情報を非接触で読取る非接触読取機能を有するカード読取部6aと、下面に設けられた搭乗券等に付されたバーコードを読取るバーコードリーダ6b等を備えている。
7は上部筐体2に設けられたパスポートリーダであり、スキャナおよびICチップの非接触読取機能を有しており、パスポートに記録された各種の情報を読取る機能を備えている。
8は上部筐体2に設けられた明細票発行部であり、プリンタ等を備えており、顧客の搭乗履歴等の各種の情報を印刷した明細票発行する機能を有している。
9はフリッカランプであり、顧客の操作を誘導する際に点滅させて、操作する部位を表示する機能を有している。
10はチェックイン端末1の下部筐体3の正面板に設けられた荷物タグ発行部であり、タグプリンタ等を備えており、航空機への搭乗時に預ける荷物に添付する荷物タグを印刷して発行する機能を有している。
このようなチェックイン端末1は、下部筐体3上に上部筐体2を結合して空港のチェックインカウンタ等に設置される。
なお、本実施例のチェックイン端末1は、上部筐体2のみをカウンタ上等に載置して独立に用いることが可能なように構成されている。
11は下部筐体3に設けられた挿入部であり、図2に示すように、下部筐体3の天板3a(下被締結板)の側方の両側に設けられた凹部であって、上部筐体2と下部筐体3との分離時に、手を挿し入れて上部筐体2の底板2a(上被締結板)を持上げる際等に使用する。
上記の下部筐体3の天板3aには、図3に示すように、ネジ部材としての小ネジ12のネジ部12aを螺合させるネジ穴13(図4参照)と、ネジ穴13に並設された締結具挿通穴としてのスリット14とを1組として複数組設けられている。
また、上部筐体2の底板2aには、ネジ穴13に対応する位置に、ネジ部12aを挿通させるネジ挿通穴15(図4参照)が形成され、スリット14に対応する位置にスリット14と同形状の締結具挿通穴としてのスリット16(図4参照)が形成されている。
なお、図4は、図6に示すA−A断面線に沿った断面を示したものである。
本実施例のネジ穴13は、図4に示すように、プレス加工で天板3aを下面側に突出させ、これを打抜いて形成された穴の内周面をネジ切りして、天板3aと一体に形成したものである。
本実施例の下部筐体3の天板3aには、図3に示すように、その4隅にネジ穴13が設けられ、それに並設されたスリット14は、ネジ穴13のそれぞれの中央側に配置されている。
図4において、18は締結具であり、合金鋼等の金属板を曲折して形成され、小ネジ12のネジ部12aを挿通させるネジ挿通穴19が設けられた固定部20と、その片側に固定部20から直角に曲折形成された、スリット14、16に挿通させる挿通部21とを有するL字状部材であって、挿通部21には、図5に示すように、その側端面21aから突出させた締結突起22が形成されており、その締結突起22の上面である押圧面23の先端には面取23aが形成されている。
また、固定部20の下面20aと締結突起22の押圧面23とは離間した状態で平行に形成され、その距離Lは、天板3aと底板2aとの圧縮弾性変形時の最大変形量の範囲内で、天板3aの厚さと底板2aの厚さとを合わせた厚さよりも短く形成される。
これにより、締結時に天板3aの下面を、締結突起22の押圧面23が押圧し、固定部20の下面20aと締結突起22の押圧面23との間に、天板3aおよび底板2aを挟持することが可能になる。
本実施例のスリット14、16は、それぞれ天板3a、底板2aに形成された矩形の穴であって、締結具18の挿通部21を挿通させて嵌合させたときに、挿通部21の周囲に形成される隙間S1(矩形の長辺および短辺との間にそれぞれ形成される隙間をいう。)が、底板2aおよび締結具18の固定部20のネジ挿通穴15、19に小ネジ12のネジ部12aを挿通させたときに、ネジ部12aの周囲に形成される隙間S2よりも小さくなるように形成されている。
上記の締結具18を用いて、上被締結板としての底板2aと、下被締結板としての天板3aとを締結する場合は、底板2aの下面と天板3aの上面とをスリット16、14の位置を合わせて重ね合わせ、その長辺に沿って、締結具18の挿通部21を締結突起22側からスリット16、14へ挿入し、締結突起22を面取23aに案内させて天板3aの下面側に突出させた後に、締結具18の固定部20の下面20aを底板2aの上面に合わせ、その後にスプリングワッシャ25、平ワッシャ26にネジ部12aを挿通させた小ネジ12のネジ部12aを先端側から、固定部20のネジ挿通穴19、底板2aのネジ挿通穴25に挿入してネジ穴13に螺合させ、小ネジ12をその頭部12bに設けられた十字溝に嵌合させたドライバで回転させて締め付け、図6に示すように、締結具18の固定部20の下面20aと、締結突起22の押圧面23との間に、底板2aおよび天板3aを挟持してこれらを締結する。
このようにして締結された底板2aまたは天板3aに面方向の外力が負荷され、底板2aと天板3aとの間にズレが発生した場合は、本実施例のスリット16、14に挿通させた締結具18の挿通部21の周囲の隙間S1は、底板2aおよび固定部20のネジ挿通穴15、19に小ネジ12のネジ部12aの周囲の隙間S2よりも小さく形成されているので、その外力によるせん断力を締結具18の挿通部21で受けることができ、底板2aに設けられたネジ挿通穴15がネジ部12aに当接することはなく、小ネジ12のネジ部12aの変形や、せん断力による破断を防止して、底板2aおよび天板3aの締結を常に確実なものとすることができると共に、隙間S1を小さくすることで、底板2aと天板3aとの合せ面内での位置決めを容易に行うことができる。
また、締結後に、小ネジ12の軸方向に、底板2aと天板3aとを離間させる外力が負荷された場合は、本実施例の締結具18の固定部20の下面20aと締結突起22の押圧面23との距離Lは、底板2aと天板3aとを合わせた厚さより短く形成されているので、外力による引張力を、締結具18の挿通部21で受けることができ、小ネジ12のネジ部12aの変形や、引張力による破断を防止して、底板2aおよび天板3aの締結を常に確実なものとすることができる。
更に、本実施例の締結具18を用いてチェックイン端末1の上部筐体2の底板2aと下部筐体3の天板3aとを締結すれば、上部筐体2または下部筐体3に外力が負荷されたとしても、上記のように小ネジ12が破断することはなく、上部筐体2と下部筐体3との結合状態を常に確実なものとすることができる。
以上説明したように、本実施例では、締結具に、小ネジのネジ部を挿通させるネジ挿通穴が形成された固定部と、上被締結板(底板2a)と下被締結板(天板3a)とに形成された2つのスリットに挿通させる挿通部と、挿通部の側端面に突出形成され、締結時に下被締結板の下面を押圧する押圧面が形成された締結突起とを設け、ネジ穴に螺合させた小ネジを締め付けて、固定部の下面と締結突起の押圧面との間で、上被締結板と下被締結板とを挟持するようにしたことによって、締結後に、上被締結板や下被締結板に外力が負荷されたとしても、その外力を締結具の挿通部で受けることができ、小ネジのネジ部の変形や破断を防止して、上被締結板と下被締結板との締結を常に確実なものとすることができる。
本実施例の説明においては、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例の締結具18の固定部20には、図7に示すように、その挿通部21の反対側の2隅を、下面20a側に斜めに曲折させて、鋭利な角を下面20aから突出させた爪部31が設けられている。
この爪部31の角部の先端の下面20aからの突出量は、底板2aの母材に達するように、底板2aに施された表面処理層の厚さより高くなるように設定されている。
また、締結突起22の押圧面23の挿通部21と反対側の端部には、鋭利な角を押圧面23から突出させた爪部32が設けられている。
この爪部32の角部の先端の押圧面23からの突出量は、天板3aの母材に達するように、天板3aに施された表面処理層の厚さより高くなるように設定される。
他の構成は、上記実施例1と同様である。
このような、爪部31、32が形成された締結具18を用いた、底板2aと天板3aとの締結は、上記実施例1と同様に行われ、締結具18の固定部20の下面20aと、締結突起22の押圧面23との間に、底板2aおよび天板3aを挟持してこれらを締結したときに、図8に示すように、爪部31および爪部32の鋭利な角の先端が、メッキ層や表面処理層を削ってそれぞれ底板2aの母材や天板3aの母材に食い込み、底板2aと天板3aとの間が締結具18を介して電気的に接続される。
以上説明したように、本実施例例では、上記実施例1と同様の効果に加えて、上被締結板(底板2a)側に配置された固定部の下面と、下被締結板(天板3a)側に配置された締結突起の押圧面とに、上被締結板と下被締結板との母材に達する鋭利な角を有する爪部を形成したことによって、締結時に、爪部の角の先端を上被締結板と下被締結板とのそれぞれの母材に食い込ませて、上被締結板と下被締結板との間の電気的な導通を確保することができ、静電気による誤動作等を防止して、分割構造のチェックイン端末における信頼性を向上させることができる。
なお、上記各実施例においては、締結具の挿通部および締結突起は、固定部の片側に設けるとして説明したが、固定部の挿通部の反対側にも形成して締結具を門型に形成するようにしてもよい。このようにすれば、重量のある上部筐体と下部筐体との締結に適用することが可能になる。
この場合に、固定部に爪部を設けるときは、押圧面に形成する爪部と同様の爪部を固定部の下面に設けるようにするとよい。
また、上記各実施例においては、下被締結板に設けるネジ穴はプレス加工等により下被締結板と一体に形成するとして説明したが、溶接ナットを下被締結板に接合してネジ穴を形成するようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、ネジ部材は小ネジであるとして説明したが、ボルトをネジ部材として用いるようにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、自動機はチェックイン端末であるとして説明したが、金融機関に設置される分離構造の現金自動預払機等の自動取引装置に適用しても、上記と同様の効果を得ることができる。要は分離構造の自動機であればどのような自動機であってもよい。
1 チェックイン端末
2 上部筐体
2a 底板
3 下部筐体
3a 天板
5 操作表示部
6 情報入力部
7 パスポートリーダ
8 明細票発行部
9 フリッカランプ
10 荷物タグ発行部
11 挿入部
12 小ネジ
12a ネジ部
12b 頭部
13 ネジ穴
14、16 スリット
15、19 ネジ挿通穴
18 締結具
20 固定部
20a 下面
21 挿通部
21a 側端面
22 締結突起
23 押圧面
23a 面取
25 スプリングワッシャ
26 平ワッシャ
31、32 爪部

Claims (5)

  1. ネジ部材のネジ部を螺合させるネジ穴と前記ネジ穴に並設された矩形の締結具挿通穴とが形成された下被締結板と、前記ネジ部を挿通させるネジ挿通穴と前記ネジ挿通穴に並設された矩形の締結具挿通穴とが形成された上被締結板と、を締結する締結具であって、
    前記ネジ部を挿通させるネジ挿通穴が形成された、下面が前記上被締結板の上面に合わさる固定部と、
    前記2つの締結具挿通穴に挿通させる挿通部と、
    前記挿通部の側端面から突出し、締結時に前記下被締結板の下面を押圧する押圧面が形成された締結突起とを備え、
    前記ネジ穴に螺合させたネジ部材を締め付けたときに、前記固定部の下面と前記締結突起の押圧面との間で、前記上被締結板と前記下被締結板とを挟持することを特徴とする締結具。
  2. 請求項1において、
    前記固定部の下面に、鋭利な角を前記固定部の下面から前記上被締結板の母材に達するまで突出させた爪部を設けると共に、
    前記締結突起の押圧面に、鋭利な角を前記押圧面から前記下被締結板の母材に達するまで突出させた爪部を設けたことを特徴とする締結具。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記固定部の下面と前記締結突起の押圧面とが、離間した状態で平行に形成されていることを特徴とする締結具。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
    前記2つの締結具挿通穴に挿通させた前記挿通部の周囲の隙間を、前記上被締結板に挿通させたネジ部の周囲の隙間より、小さく形成したことを特徴とする締結具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の締結具を用いて、
    前記上被締結板である上部筐体の底板と、前記下被締結板である下部筐体の天板とを締結したことを特徴とする自動機。
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