JP2010209387A - 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法 - Google Patents

電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010209387A
JP2010209387A JP2009055645A JP2009055645A JP2010209387A JP 2010209387 A JP2010209387 A JP 2010209387A JP 2009055645 A JP2009055645 A JP 2009055645A JP 2009055645 A JP2009055645 A JP 2009055645A JP 2010209387 A JP2010209387 A JP 2010209387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cathode plate
suspension
measuring
distance
distance sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009055645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5147762B2 (ja
Inventor
Tomoya Nochida
智也 後田
Takahisa Hitomi
高久 人見
Hidekatsu Nagai
秀功 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pan Pacific Copper Co Ltd
Original Assignee
Pan Pacific Copper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pan Pacific Copper Co Ltd filed Critical Pan Pacific Copper Co Ltd
Priority to JP2009055645A priority Critical patent/JP5147762B2/ja
Publication of JP2010209387A publication Critical patent/JP2010209387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5147762B2 publication Critical patent/JP5147762B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

【課題】陰極板の懸垂性の測定時間を短縮することを課題とする。
【解決手段】陰極板2の懸垂性測定装置1は、電解精錬用の陰極板2を吊す懸吊部3と、懸吊部3に吊されて振れた状態の陰極板2までの距離を非接触で計測する第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lと、第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lにより計測された陰極板2までの距離に基づいて、静止状態の陰極板2の仮想位置を推定し、陰極板2の懸垂性を算出する制御装置6と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置に関する。
銅の電解精錬を行う際、硫酸銅の溶液を溜めた電解槽に、陽極及び陰極の電極板を装入して通電することにより、陰極板に純銅を電着させる。このような陰極板の懸垂性が十分でないと、電着が良好に行えず、表面状態が悪化することが考えられる。特に、パーマネントカソード方式の電解精錬では、カソード板の経年劣化、及び機械損傷により平坦度や垂直性が悪化し、これに伴いアノードとカソードの面間距離が小さくなる箇所で電着不良やショートが発生し、製品品質の低下、生産性の低下をもたらす要因となる。このため、懸垂性が悪化したカソード板の抜き出しや、垂直性の修正といった定期的なメンテナンスが必要である。このように陰極板の懸垂性の測定は重要な作業であるが、従来、この作業は人手により行われており、電解装置内における全ての陰極板の懸垂性を測定するのに多大な労力がかかっていた。そこで、このような陰極板の懸垂性の測定を自動化した装置が、例えば、特許文献1や特許文献2に提案されている。
特許文献1の薄板の測定装置は、測定部に吊り下げられた薄板に対し、一定距離を隔ててその垂直面に沿って上下左右移動する非接触式距離計と、吊り下げられた薄板の振れを止める振れ止め装置とが備えられている。この測定装置は、逐次、連続的に複数枚の薄板の平坦度、懸垂性を測定する。
特許文献2の平坦度測定装置は、自由懸吊した極板の表裏両面にそれぞれ平行に相対する平面と極板との離間距離を非接触で計測するセンサを複数備え、このセンサをそれぞれ、水平方向、垂直方向に移動させることにより、極板の変形及び反りの状態を解析する。
特開平8−134681号公報 特開平7−190744号公報
ところで、特許文献1の測定装置は、振れ止め装置により、薄板の振れを止めた後、非接触式距離計が移動して薄板の平坦度を測定するため、一枚の薄板の測定に時間を要する。また、特許文献2の測定装置は、極板を所定位置まで引き上げた後、測定条件が整ってからセンサによる測定を開始する。したがって、測定開始までに時間を要している。さらに、特許文献2の測定装置は、測定する極板を指定するか、測定時間を設定するか選択するため、一部の極板の変形及び反りを測定するものと考えられる。したがって、測定されない極板に異常がみられた場合、これらを検出することができないおそれがある。
そこで、本発明は、陰極板の懸垂性の測定時間を短縮することを課題とする。
かかる課題を解決する本発明の陰極板の懸垂性測定装置は、電解用の陰極板を吊す懸吊手段と、当該懸吊手段に吊されて振れた状態の前記陰極板までの距離を非接触で計測する計測手段と、当該計測手段により計測された前記陰極板までの距離に基づいて、静止状態の前記陰極板の仮想位置を推定し、前記陰極板の懸垂性を算出する演算手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の陰極板の懸垂性測定装置は、振れた状態で陰極板の懸垂性を算出することができる。すなわち、懸吊手段により吊されて、静止状態となる以前に計測を開始し、陰極板の懸垂性を算出することができる。したがって、懸垂性の測定時間を短縮することができる。このように、陰極板一枚あたりの測定時間を短縮できるため、電解装置内の全陰極板の懸垂性を算出し、不良の陰極板を検出し、除去することができる。
陰極板の懸垂性測定装置における前記演算手段は、前記計測手段により計測された前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出することができる。
計測手段により計測された、振れた状態の陰極板までの距離の最大値と最小値との中間位置は、実際の静止状態の陰極板の位置に近似する値である。したがって、このような中間値から静止状態の陰極板の仮想位置を推定し、陰極板の懸垂性を算出することができる。
また、陰極板の懸垂性測定装置における前記計測手段は、鉛直方向に並列させて配置した複数の距離計とすることができる。
このような陰極板の懸垂性測定装置は、鉛直方向の最も上側に配置した距離計により取得された陰極板までの距離を基準とする。陰極板の懸垂性測定装置は、この距離計の下側に配置された距離計により取得された陰極板までの距離と、基準とした最も上側に配置した距離計により取得された陰極板までの距離との差分に基づいて、懸垂性を算出することができる。
また、陰極板の懸垂性測定装置における前記計測手段は、鉛直方向に並列させて配置した複数の距離計からなる計測器群を、水平方向に並列させて配置することができる。
水平方向の数箇所において、上記の差分に基づいて、懸垂性を算出することができる。平板状の陰極板の数箇所において、懸垂性を算出することにより、その懸垂性の精度を向上できる。
これら複数の距離計を備えた陰極板の懸垂性測定装置における前記演算手段は、前記複数の距離計のそれぞれによって計測された前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出することができる。
各距離計により取得された距離の最大値と最小値とから求められる中間位置は、実際の静止状態の陰極板における測定位置に近似する値である。複数の距離計から求められた中間位置から仮想の静止状態の陰極板を推定し、懸垂性を算出することができる。
本発明の電解装置は、電解精錬により陰極板に電着した金属を剥ぎ取る剥取装置と、電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板の懸垂性を測定する上記のいずれかの陰極板の懸垂性測定装置と、を備えたことを特徴とする。
陰極板は、剥取装置において金属を剥ぎ取るために電解槽から取り出され、金属を剥ぎ取った後、電解槽へ戻される。金属を剥ぎ取った後、電解槽へ戻される前に、陰極板の懸垂性を測定することができる。上記の陰極板の懸垂性測定装置は、剥ぎ取り作業の時間よりも短い時間で懸垂性の測定を行うことができるため、他の陰極板に電着した金属の剥ぎ取り作業中に、懸垂性の測定を完了することができる。したがって、電解装置内の全陰極板の懸垂性を測定することができる。
また、本発明の陰極板の懸垂性測定方法は、電解精錬により表面に電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板を懸吊する工程と、懸吊した前記陰極板が振れている間に、非接触で前記陰極板までの距離の最大値と最小値とを計測する工程と、計測した前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する工程と、を備えたことを特徴とする。
このような方法により、振れた状態で陰極板の懸垂性を算出することができる。したがって、懸垂性の測定時間を短縮することができる。陰極板一枚あたりの測定時間を短縮できるため、電解装置内の全陰極板の懸垂性を算出し、不良の陰極板を検出し、除去することができる。
また、本発明の電解装置の操業方法は、電解用の陰極板を電解槽から取り出す工程と、前記陰極板から電着した金属を剥ぎ取る工程と、前記電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板を懸吊する工程と、懸吊した前記陰極板が振れている間に、非接触で前記陰極板までの距離の最大値と最小値とを計測する工程と、計測した前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する工程と、前記陰極板の懸垂性の不良を判定し、不良と判定された陰極板を除去する工程と、前記陰極板の懸垂性判定で不良でない前記陰極板を電解槽へ戻す工程と、を備えたことを特徴とする。
このような方法により、電解槽から取り出して電着した金属を剥ぎ取った後、電解槽に戻される前に陰極板の懸垂性を算出し、懸垂性不良の陰極板を取り除くことができる。特に、本方法では、陰極板一枚あたりの測定時間が短いため、電解装置内の全陰極板の懸垂性を算出し、不良の陰極板を検出することができる。これにより、陰極の垂直性や懸垂性の悪化を抑制するとともに、陽極と陰極との接触を回避し、安定した電解精錬を行うことができる。
本発明の陰極板の懸垂性測定装置は、振幅した状態で陰極板の懸垂性を算出することができる。したがって、懸垂性の測定時間を短縮することができ、電解装置内の全陰極板の懸垂性を算出し、不良の陰極板を検出し、除去することができる。
実施例における陰極板の懸垂性測定装置の概略構成を示した説明図である。 図1の懸吊部を拡大して示した説明図であって、(a)は陰極板を引き上げる前、及び降ろした後の懸吊部の状態を示し、(b)は陰極板を引き上げた状態を示している。 陰極板の懸垂性測定装置を組み込んだ電解装置の概略構成を示した説明図である。 振れた状態の陰極板と距離センサとの関係の概略を示した説明図であって、(a)は陰極板が最も距離センサから離れた状態を示し、(b)は陰極板が最も距離センサに近づいた状態を示している。 (a)は、吊した陰極板を異なる振れ幅で振らした際の懸垂性値を示した説明図であって、(b)は、同実験におけるサンプル1の第5距離センサ乃至第8距離センサの測定値から算出した懸垂性値を示した説明図である。 図5(b)の値をグラフにして示した説明図である。 電解装置に測定装置を組み込んで、陰極板の懸垂性を測定した結果(オンライン測定)と、電解装置から取り出して、吊した状態の陰極板の懸垂性を作業員が測定した結果(オフライン測定)とを比較した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に説明する。
本発明の実施例について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施例の陰極板の懸垂性測定装置(以下、単に「測定装置」と称する。)1の概略構成を示した説明図である。図1(a)は測定装置1の側面図を示し、図1(b)は測定装置1の正面図を示している。
測定装置1は、電解精錬で用いられる陰極板2の懸垂性を算出する装置である。陰極板2はパーマネントカソード方式の一種であるISA法に用いられるカソード板であり、ビーム21に、振り子状に振動可能に吊り下げられている。陰極板2は吊り下げられた状態での鉛直方向長さが1183mm、水平方向長さが1225mm、厚さが3mmのステンレス板である。
測定装置1は、懸吊部3、搬送用コンベア4、第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lを備えている。懸吊部3は、測定装置1の上部に配置されており、陰極板2のビーム21を支えて、陰極板2を吊すことができる。搬送用コンベア4は、陰極板2の下部を挟み、陰極板2の平面に沿った方向へ陰極板2を搬送する装置である。
図2は、懸吊部3を拡大して示した説明図である。懸吊部3は、ガイド31、ビーム21を上方へ引き上げるプレート32、プレート32を支点33回りに回動させる駆動装置34を備えている。図2(a)は陰極板2を引き上げる前、及び降ろした後の懸吊部3の状態を示した説明図であって、図2(b)は陰極板2を引き上げた状態を示した説明図である。
第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lは、非接触で被測定物までの距離を計測する計測器である。第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lは同様の性能を有し、計測範囲150mm±40mm、分解能1mvあたり4μm、データを1msごとに記録することができる。
これらの第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lのそれぞれは、懸吊部3に吊り下げられた陰極板2の片側の面に対向するように配置されている。第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lは、図1(b)に示すように、鉛直方向に並べて配置した4機の距離センサからなる計測器群を水平方向に3列並べた配置となっている。ここでは、陰極板に向かって左側に、上から、第1距離センサ5a、第2距離センサ5b、第3距離センサ5c、第4距離センサ5dが配置されている。また、陰極板に向かって中央に、上から、第5距離センサ5e、第6距離センサ5f、第7距離センサ5g、第8距離センサ5hが配置されている。また、陰極板に向かって右側に、上から、第9距離センサ5i、第10距離センサ5j、第11距離センサ5k、第12距離センサ5lが配置されている。
第1距離センサ5aの水平方向位置x1と、第2距離センサ5bの水平方向位置x2との差分Δx12は6mm以内となるように配置されている。また、第1距離センサ5aの水平方向位置x1と、第3距離センサ5cの水平方向位置x3との差分Δx13も6mm以内となるように配置されている。また、第1距離センサ5aの水平方向位置x1と、第4距離センサ5dの水平方向位置x4との差分Δx14も6mm以内となるように配置されている。
さらに、第1距離センサ5aと第2距離センサ5bとの鉛直方向距離Δy12、第2距離センサ5bと第3距離センサ5cとの鉛直方向距離Δy23、第3距離センサ5cと第4距離センサ5dとの鉛直方向距離Δy34のそれぞれはおよそ250mmとなっている。
また、第1距離センサ5aと第5距離センサ5eとの水平方向距離Δx15、第5距離センサ5eと第9距離センサ5iとの水平方向距離Δx59のそれぞれは、およそ380mmとなっている。
また、第5距離センサ5e、第6距離センサ5f、第7距離センサ5g、第8距離センサ5hの位置関係、及び第9距離センサ5i、第10距離センサ5j、第11距離センサ5k、第12距離センサ5lの位置関係は、第1距離センサ5a、第2距離センサ5b、第3距離センサ5c、第4距離センサ5dの位置関係と同様である。
これら第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lは、制御装置6と電気的に接続されている。制御装置6は本発明における演算手段を備えている。制御装置6は、第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lから取得される各距離センサから陰極板2までの距離に基づいて、陰極板2の懸垂性を算出し、不良判定を行う。また、この制御装置6は操作パネルへ計測データを表示する。
以上の測定装置1は、パーマネントカソード方式による電解精錬を行う装置に組み込まれて用いられる。図3は陰極板2の懸垂性測定装置1を組み込んだ電解装置10の概略構成を示した説明図である。電解装置10には、測定装置1、電解槽11、第1コンベア12、洗浄室13、剥取装置14、第2コンベア15、リジェクトコンベア16が備えられている。
電解槽11には、硫酸銅溶液が溜められており、上方から吊り下げられた陰極板2と銅を主成分としたアノード板111が溶液中に装入されている。陰極板2、アノード板111を配線し、電流を加えることにより、陰極板2に溶液中の銅が析出する。
電解槽11内で陰極板2に付着した銅がある程度の厚さとなると、陰極板2は電解槽11から取り出され、第1コンベア12により洗浄室13へ搬送される。第1コンベア12は陰極板2のビーム21の両端側を支持し搬送する。
陰極板2は、第1コンベア12に搬送された状態で洗浄室13内を通過する。この際、陰極板2が洗浄される。
洗浄室13を通過した陰極板2は、第1コンベア12から搬送用コンベア4へ載せ替えられて剥取装置14へ搬送される。剥取装置1では、陰極板2と電着した銅との間に隙間を作るフレキシング処理、作った隙間へチゼル141を挿入し、クリップ142で銅を掴み、陰極板2から引き剥がすチゼリング処理、引き剥がした銅を陰極板2の底部を基点として横倒しするダウンエンダ処理を行い、銅を陰極板2から剥ぎ取る。陰極板2から剥ぎ取った銅は、プレス処理、秤量処理の工程へ送られる。
一方、銅が剥ぎ取られた陰極板2は、搬送用コンベア4により、懸垂性の測定装置1の測定位置へ搬送される。測定装置1では、後述する処理により懸垂性の測定が行われる。
測定装置1により懸垂性の測定を終えた陰極板2は、懸垂性の規定値を超えるか否かを判断される。規定値以内の懸垂性と判断された陰極板2は、第2コンベア15により電解槽11へ戻され、再度、電解精錬に用いられる。一方、懸垂性の規定値を超えると判断された陰極板2はリジェクトコンベア16により、電解装置10から除去される。これら第2コンベア15、及びリジェクトコンベア16は陰極板2のビーム21の両端側を支持し搬送する。
次に測定装置1の動作について詳細に説明する。陰極板2は、搬送用コンベア4から測定装置1の計測位置へ搬送される。計測位置で停止した陰極板2は、駆動装置24により回動したプレート32がビーム21を持ち上げることにより上方へ引き上げられる。引き上げられた陰極板2は、搬送用コンベア4から離れ、プレート32に支えられて吊された状態となる。ここで、陰極板2が測定位置で停止してから陰極板2を引き上げるまでの所要時間は0.6秒間である。
吊された陰極板2は、ビーム21を中心として振り子状に振れる。測定装置1は、この振れが安定した振れとなるまでの1.0秒間、待機する。その後、測定装置1は、第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lにより、振れた状態の陰極板2までの距離を、1.8秒間測定する。この測定時間の1.8秒は陰極板2の振れのおよその周期である。1周期分の測定を行うことにより、距離センサから最も遠い位置と最も近い位置、すなわち、陰極板2と各距離センサとの距離の最大値と最小値とを取得する。
第1距離センサ5a乃至第12距離センサ5lが距離の測定を終えると、測定装置1は、陰極板2を搬送用コンベア4へ降ろす。陰極板2を降ろすのに要する所要時間は0.6秒間である。したがって、一枚の陰極板2の計測を行うまでの所要時間は4.0秒である。
次に、制御装置1による懸垂性の算出方法について説明する。図4は、振れた状態の陰極板2と各距離センサとの関係の概略を示した説明図である。図4(a)は陰極板2が最も距離センサから離れた状態を示し、図4(b)は陰極板2が最も距離センサに近づいた状態を示している。図4(a)、(b)中のいずれも破線は静止状態の陰極板2の位置を示している。図4に示すように、振れた状態の陰極板2はビーム21を中心とする振り子運動を行う。制御装置6は、各距離センサにより計測された陰極板2までの距離の最大値Mと最小値mとに基づいて、陰極板2の懸垂性を算出する。
上述の通り、制御装置6は、各距離センサから陰極板2までの距離の最大値M、及び最小値mを取得する。ここでは、第1距離センサ5a乃至第4距離センサ5dから得られたデータに関しての処理について説明する。
制御装置6は、各距離センサについて、計測された最大値Mと最小値mとから次式(1)により、振れ幅fを算出する。
f = M − m (1)
次に、制御装置6は、仮想停止位置pを次式(2)により算出する。
p = m + (f/2) (2)
制御装置6は、第1距離センサ5aの仮想停止位置をp1、第2距離センサ5bの仮想停止位置をp2、第3距離センサ5cの仮想停止位置をp3、第4距離センサ5dの仮想停止位置をp4とした場合、4つの鉛直方向に並んだ距離センサの中で上側に配置した第1距離センサ5aの仮想停止位置p1を基準に、(p2−p1)、(p3−p1)、(p4−p1)の値を懸垂性値とする。理想的な懸垂性を有する陰極板の場合、(p2−p1)、(p3−p1)、(p4−p1)は0となる。
同様に、第5距離センサ5e乃至第8距離センサ5hから得られたデータに関しての処理は、最も上側に配置した第5距離センサ5eの仮想停止位置との差を懸垂性値として定める。また、第9距離センサ5i乃至第12距離センサ5lから得られたデータに関しての処理も同様に、最も上側に配置した第9距離センサ5iの仮想停止位置との差を懸垂性値として定める。
次に、実験値を参照して、測定装置1の懸垂性の測定精度について説明する。実験では、吊した陰極板2を人為的に振らし、このとき第5距離センサ5e乃至第8距離センサ5hが測定する値から懸垂性値を測定した。振れ幅は、±1mm、±7mm、±15mmとして測定を行った。図5(a)は、吊した陰極板2を異なる振れ幅で振らした際の懸垂性値を示した説明図である。ここでの懸垂性値は、第8距離センサ5hの測定値から算出した値であり、サンプル1とサンプル2の二通りの実験値を示している。図5(b)は、同実験におけるサンプル1の第5距離センサ5e乃至第8距離センサ5hの測定値から算出した懸垂性値を示した説明図である。また、図6は、図5(b)の値をグラフにして示した説明図である。図5の実験値、図6のグラフが示すように、陰極板の振れ幅が異なっても、0.1mm以内の誤差で懸垂性値を算出することができた。このように、陰極板が振れている状態でも、陰極板の懸垂性値を精度よく算出することができる。したがって、振れ幅に関わらず、陰極板の仮想静止位置を特定することができる。
図7は、電解装置10に測定装置1を組み込んで、陰極板の懸垂性を測定した結果(オンライン測定)と、電解装置10から取り出して、吊した状態の陰極板の懸垂性を作業員が測定した結果(オフライン測定)とを比較した説明図である。図7のグラフ上の横軸はオンライン測定による懸垂性値を示し、縦軸はオフライン測定による懸垂性値を示している。グラフ中の点は各実験値を示し、グラフ中の直線は、各実験値から最小二乗法により算出した数式を示したものである。この数式は、オフライン測定値をY、オンライン測定値をXとした場合、
Y=0.99X (3)
で示され、Rは0.95で表される。したがって、この数式(3)は適合度が高く、信頼性が高いといえる。数式(3)における傾き0.99はほぼ1であり、オンライン測定値とオフライン測定値はほぼ等しいといえるので、本実施例における測定装置1の測定精度が高いことが示される。
このような実験結果より、距離センサが計測する陰極板2までの距離の最大値と最小値とから算出した中間位置は、振り子運動をする陰極板2の静止した際の位置に近似する。したがって、陰極板2までの距離の最大値と最小値とから算出した中間位置を仮想の静止位置と定め、懸垂性を判定することができる。本実施例では、振れている状態の陰極板2から、仮想停止状態の陰極板2の懸垂性を判断することができる。
このように、本実施例では、吊り下げた陰極板2の静止を待たずに懸垂性を測定する。本実施例の測定装置1による懸垂性の測定時間は僅か4.0秒である。吊した陰極板2の振れが止まり、陰極板2が静止するまでに30秒以上かかることから、振れている状態で陰極板2の懸垂性を計測する本実施例の計測装置1は、計測に要する時間を大幅に短縮する。さらに、本実施例の電解装置10において、剥取装置14により陰極板2に電着させた銅を剥ぎ取るまでの所要時間は7.2秒間である。このため、測定装置1は、銅の剥ぎ取りに要する時間内に陰極板2の懸垂性の測定を終えるため、電解装置10の運転の遅延とならない。したがって、銅の剥ぎ取りが行われた全ての陰極板2の懸垂性を測定することができる。これにより、不良の陰極板2を確実に検出することができる。
また、本実施例では、陰極板2の懸垂性値が7mm以上の場合、陰極板2が不良であると判定することとした。これは、電解槽11内のアノード111と陰極板2との面間距離は通常26mmであるが、懸垂性が7mmを超えた場合、面間距離が20mm未満となり、ショートが発生しやすくなるためでる。
このような不良カソード板が全体の2%程度存在し、不良板がアノード1ライフ18日間に1度ショートした場合、電流効率が0.2%低下するが、本実施例の電解装置10では、これを防止することができる。また、懸垂性が7mm以上の不良の陰極板を除去し、懸垂性が7mm未満の正常な陰極板を用いることにより、電流効率を0.2%増加し、450tほどの銅板の増産が期待でき、電力原単位0.2%の低下は、電力費を年間1,600千円ほど削減することができる。
次に、本発明の実施例2について説明する。本実施例の陰極板の懸垂性測定装置は、実施例1の懸垂性測定装置1と同様の構成をしている。本実施例では、振れている状態の陰極板2から仮想の静止位置を算出する方法が実施例1と相違する。本実施例では、最下部に配置した距離センサの取得する陰極板2までの距離の最大値と最小値の中間値の時点を算出し、その時点における各センサの取得した位置を陰極板2の仮想静止位置としている。なお、本実施例の冷却装置の構成は実施例1と同一であるため、同一の参照番号を用いて説明する。
以下、陰極板2の仮想静止位置の算出について詳細に説明する。陰極板2の仮想静止位置は制御装置6が行う。制御装置6は、各距離センサの測定値を1ms間隔で記録する。制御装置6は、最下部に配置された距離センサ(第4距離センサ5d、第8距離センサ5h、第12距離センサ5l)の最大値M、最小値mを取得する。
制御装置6は、各距離センサについて、計測された最大値Mと最小値mとから次式(4)により、振れ幅fを算出する。
f = M − m (4)
次に、制御装置6は、仮想停止位置pを次式(5)により算出する。
p = m + (f/2) (5)
次に、制御装置6は、1ms間隔で記録した最下部に配置された距離センサの測定値から、数式(5)において算出した値に最も近い値を選定し、この時刻における距離センサの計測した陰極板2の位置を仮想静止位置とする。また、最下部に配置された距離センサの上方に配置された距離センサの計測データ中から、同時刻の測定値を選定し、陰極板2の仮想静止位置とする。
このように仮想静止位置を特定することにより、本実施例においても、振れている状態の陰極板2の懸垂性を測定することができるため、測定に要する時間を短縮し、電解装置10における全陰極板について懸垂性を測定することができる。
このような実施例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、さらに本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能である。
1 懸垂性測定装置
2 陰極板
21 ビーム
3 懸吊部
4 搬送用コンベア
5a 第1距離センサ
5b 第2距離センサ
5c 第3距離センサ
5d 第4距離センサ
5e 第5距離センサ
5f 第6距離センサ
5g 第7距離センサ
5h 第8距離センサ
5i 第9距離センサ
5j 第10距離センサ
5k 第11距離センサ
5l 第12距離センサ
6 制御装置
10 電解装置
11 電解槽
12 第1コンベア
13 洗浄室
14 剥取装置
15 第2コンベア
16 リジェクトコンベア

Claims (8)

  1. 電解用の陰極板を吊す懸吊手段と、
    当該懸吊手段に吊されて振れた状態の前記陰極板までの距離を非接触で計測する計測手段と、
    当該計測手段により計測された前記陰極板までの距離に基づいて、静止状態の前記陰極板の仮想位置を推定し、前記陰極板の懸垂性を算出する演算手段と、
    を備えたことを特徴とする陰極板の懸垂性測定装置。
  2. 前記演算手段は、前記計測手段により計測された前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する請求項1記載の陰極板の懸垂性測定装置。
  3. 前記計測手段は、鉛直方向に並列させて配置した複数の距離計であることを特徴とする請求項1記載の陰極板の懸垂性測定装置。
  4. 前記計測手段は、鉛直方向に並列させて配置した複数の距離計からなる計測器群を、水平方向に並列させて配置したことを特徴とする請求項1記載の陰極板の懸垂性測定装置。
  5. 前記演算手段は、前記複数の距離計のそれぞれによって計測された前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する請求項3または4記載の陰極板の懸垂性測定装置。
  6. 電解精錬により陰極板に電着した金属を剥ぎ取る剥取装置と、
    電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板の懸垂性を測定する請求項1乃至5のいずれか一項記載の陰極板の懸垂性測定装置と、
    を備えたことを特徴とする電解装置。
  7. 電解精錬により表面に電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板を懸吊する工程と、
    懸吊した前記陰極板が振れている間に、非接触で前記陰極板までの距離の最大値と最小値とを計測する工程と、
    計測した前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する工程と、
    を備えたことを特徴とする陰極板の懸垂性測定方法。
  8. 電解用の陰極板を電解槽から取り出す工程と、
    前記陰極板から電着した金属を剥ぎ取る工程と、
    前記電着した金属を剥ぎ取った後の前記陰極板を懸吊する工程と、
    懸吊した前記陰極板が振れている間に、非接触で前記陰極板までの距離の最大値と最小値とを計測する工程と、
    計測した前記陰極板までの距離の最大値と最小値とに基づいて、前記陰極板の懸垂性を算出する工程と、
    前記陰極板の懸垂性の不良を判定し、不良と判定された陰極板を除去する工程と、
    前記陰極板の懸垂性判定で不良でない前記陰極板を電解槽へ戻す工程と、
    を備えたことを特徴とする電解装置の操業方法。
JP2009055645A 2009-03-09 2009-03-09 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法 Active JP5147762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055645A JP5147762B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009055645A JP5147762B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010209387A true JP2010209387A (ja) 2010-09-24
JP5147762B2 JP5147762B2 (ja) 2013-02-20

Family

ID=42969857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009055645A Active JP5147762B2 (ja) 2009-03-09 2009-03-09 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5147762B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103586220A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 中国环境科学研究院 一种电解锰阴极板脏板自动识别及分拣装置
CN103590069A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 中国环境科学研究院 一种电解锰阴极板变形板自动识别和分拣装置
CN104233382A (zh) * 2014-09-25 2014-12-24 中国环境科学研究院 一种电解锌后序工段阴极板脏板自动识别及分拣装置
CN105954288A (zh) * 2016-07-15 2016-09-21 重庆大学 电解锰阴极板剥离后空板检测与分拣系统及检测方法
JP2018128303A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 住友金属鉱山株式会社 アノード形状測定方法およびアノード搬送設備
JP2020152981A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 住友金属鉱山株式会社 パーマネントカソードの歪み評価方法および歪み評価装置
JP2021011605A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 住友金属鉱山株式会社 非鉄金属の電解精錬方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01319696A (ja) * 1988-06-21 1989-12-25 Mitsubishi Metal Corp 電解用種板の垂直性及び平面性測定装置並びに電解用種板の平面度自動制御装置
JPH07190744A (ja) * 1993-12-24 1995-07-28 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 電解用極板の平坦度測定装置
JP2000345378A (ja) * 1999-06-08 2000-12-12 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 銅電解カソードの形状健全性測定装置
JP2008231499A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Nikko Kinzoku Kk 不良電極板の選別装置及び不良電極板の選別方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01319696A (ja) * 1988-06-21 1989-12-25 Mitsubishi Metal Corp 電解用種板の垂直性及び平面性測定装置並びに電解用種板の平面度自動制御装置
JPH07190744A (ja) * 1993-12-24 1995-07-28 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 電解用極板の平坦度測定装置
JP2000345378A (ja) * 1999-06-08 2000-12-12 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 銅電解カソードの形状健全性測定装置
JP2008231499A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Nikko Kinzoku Kk 不良電極板の選別装置及び不良電極板の選別方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103586220A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 中国环境科学研究院 一种电解锰阴极板脏板自动识别及分拣装置
CN103590069A (zh) * 2013-11-22 2014-02-19 中国环境科学研究院 一种电解锰阴极板变形板自动识别和分拣装置
CN104233382A (zh) * 2014-09-25 2014-12-24 中国环境科学研究院 一种电解锌后序工段阴极板脏板自动识别及分拣装置
CN105954288A (zh) * 2016-07-15 2016-09-21 重庆大学 电解锰阴极板剥离后空板检测与分拣系统及检测方法
CN105954288B (zh) * 2016-07-15 2018-07-13 重庆大学 电解锰阴极板剥离后空板检测与分拣系统及检测方法
JP2018128303A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 住友金属鉱山株式会社 アノード形状測定方法およびアノード搬送設備
JP2020152981A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 住友金属鉱山株式会社 パーマネントカソードの歪み評価方法および歪み評価装置
JP7247691B2 (ja) 2019-03-22 2023-03-29 住友金属鉱山株式会社 パーマネントカソードの歪み評価方法および歪み評価装置
JP2021011605A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 住友金属鉱山株式会社 非鉄金属の電解精錬方法
JP7272147B2 (ja) 2019-07-05 2023-05-12 住友金属鉱山株式会社 非鉄金属の電解精錬方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5147762B2 (ja) 2013-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5147762B2 (ja) 電解精錬における陰極板の懸垂性の測定装置、電解装置、陰極板の懸垂性の測定方法、及び電解装置の操業方法
JP7093442B2 (ja) 半導体製造装置、半導体製造装置の故障予知方法、および半導体製造装置の故障予知プログラム
TW201323668A (zh) 表面處理裝置及工件保持治具
JP5403389B2 (ja) ガラス基板検査装置およびガラス基板検査方法
AU2007237223B2 (en) Apparatus and method for sorting defective cathode plates
JP2010059527A (ja) 電着塗装モニタリング装置とその方法および電着塗装物の製造方法
EP2031097B1 (en) Cathode stripping system
JP2008081826A (ja) 電極板搬送装置のフック
JP2020202387A (ja) 基板昇降異常検出装置、基板処理システム、基板昇降異常検出方法、プログラム、学習モデル及び学習モデルの生成方法
JP2561019B2 (ja) 電解用極板の平坦度測定装置
JP6788840B2 (ja) アノード形状測定方法およびアノード搬送設備
JP2017173012A (ja) 蓄電装置の測定方法および測定装置
JP2009115725A (ja) 検査装置
JP4884439B2 (ja) 不良陰極板の排除装置及び不良陰極板の排除方法
JP5137865B2 (ja) 電解精製用陽極板の垂直性検査装置及び垂直性検査方法
KR101816489B1 (ko) 휠너트 탈락 감지 도금 장치
RU2375502C2 (ru) Способ замены анода в электролизере по производству алюминия электролизом, включающий регулирование положения анода, и устройство для его осуществления
JP4712008B2 (ja) 電極板搬送装置のフック構造
JP5561224B2 (ja) パーマネントカソードの歪修正装置
US11542618B2 (en) Plating method, plating apparatus, and method for estimating limiting current density
JP2012062524A (ja) 陰極板のvグルーブ管理方法及びシステム
KR20190104788A (ko) 판형 유리 이송장치의 이상 진단방법
US1168280A (en) Method and apparatus for electroplating pipes and other articles of magnetic material.
JP5559637B2 (ja) アノードの垂直性矯正方法及び装置
JP7247691B2 (ja) パーマネントカソードの歪み評価方法および歪み評価装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5147762

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151207

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250