JP2010209237A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. オレフィン系合成樹脂成分、粉体状の石膏成分及び繊維状セルロース成分とが混在して構成されている樹脂素材。
2. オレフィン系合成樹脂成分の混入比率が２０〜６０％、
   粉体状の石膏成分の混入比率が３２〜７６％及び
   繊維状セルロース成分の混入比率が２〜１６％
   である事を特徴とする請求項１に記載の樹脂素材。
3. ステアリン酸ナトリウムが更に含まれている事を特徴とする請求項１又は２に記載の樹脂素材。
4. オレフィン系合成樹脂成形物と石膏ボードとを攪拌機能を有する混合装置内に順次に供給し、当該混合装置内で攪拌操作を行いつつ、当該オレフィン系合成樹脂を粉砕溶融すると共に、当該石膏ボードを粉砕して粉体状の石膏成分と繊維状のセルロース成分とに分離しながら、上記３成分を混合処理する事を特徴とする石膏成分及びセルロース成分を含む樹脂素材の製造方法。
5. 当該オレフィン系合成樹脂を攪拌粉砕する際に、摩擦による発熱により溶融された当該溶融オレフィン系合成樹脂の溶融温度を、当該石膏ボードがもともと含水している水を蒸発させることにより、セルロース成分の灰化温度以下に抑制しながら、攪拌混合処理する事を特徴とする請求項４に記載の樹脂素材の製造方法。
6. 当該混合処理が終了した後、当該混合成分を急冷する事を特徴とする請求項４又は５に記載の樹脂素材の製造方法。
7. オレフィン系合成樹脂と石膏ボードとを攪拌機能を有する混合装置内に供給すると共に、ステアリン酸ナトリウムを添加する事を特徴とする請求項４乃至６の何れかに記載の樹脂素材の製造方法。
8. 当該オレフィン系合成樹脂と当該石膏ボードとの混合割合は、オレフィン系合成樹脂が３０乃至４５重量％、石膏ボードが、５５乃至７０重量％である事を特徴とする請求項４乃至７の何れかに記載の樹脂素材の製造方法。