JP2010209232A - 絶縁性高分子材料組成物 - Google Patents

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忠幸 和田
Akihiro Kurozumi
明大 黒住
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Abstract

【課題】絶縁構成に適用される絶縁性高分子材料組成物において十分な諸特性(絶縁性,機械的物性)を得ると共に、地球環境保全に貢献する。
【解決手段】少なくともエポキシ化植物油,硬化剤から成る絶縁材料を加熱硬化し三次元架橋して絶縁性高分子材料組成物を得る。前記硬化剤の原料には、植物由来ポリフェノールの誘導体であるバニリン化合物が含まれる。前記バニリン化合物は、例えばエポキシ樹脂に対し10wt%以上の割合で適用する。
【選択図】なし

Description

本発明は、絶縁性高分子材料組成物に関するものであって、例えば筐体内に遮断器や断路器等の開閉機器を備えた電圧機器(例えば、重電機器等の高電圧機器)だけでなく、種々の絶縁構成に適用できるものである。
絶縁性高分子成分に対し硬化剤等の各種成分を適宜混合して得た絶縁材料であって、その絶縁材料を加熱硬化(三次元架橋)して得られる絶縁性高分子材料組成物(以下、絶縁性組成物と称する)、例えば該絶縁材料を注型して成る絶縁性組成物により構成された製品(モールド注型品等;以下、絶縁性製品と称する)は、従来から種々の絶縁構成に適用されてきた。
絶縁性高分子成分としてはエポキシ樹脂を用いた絶縁性製品が一般的に知られており、特に化石原料(石油等)由来のエポキシ樹脂(以下、化石由来エポキシ樹脂と称する)を適用したものは、絶縁性組成物としての諸特性(例えば、絶縁性(絶縁破壊電界特性等),機械的物性(曲げ強度等))に優れたものがある。
近年、単に絶縁性組成物の諸特性を高めるだけでなく、地球環境保全等の要望に対応したものが求められ始めている。例えば、処分対象である絶縁性製品(例えば、寿命,故障等によって処分される製品)の多くは単に埋立て処理する方法により処分されていたが、その埋立て処理に係る最終処分場が年々減少していく傾向を懸念して、旧・厚生省により最終処分場の残余年数に関して平成20年頃と試算され、旧・経済企画庁により前記の試算に基づいて平成20年頃に廃棄物処理費用が高騰し経済成長率が押し下げられると予測されていたことから、地球環境保全(省エネルギー化,CO2排出抑制による温暖化防止等)や再利用(リサイクル)を考慮した絶縁性製品の開発が進められてきた。
しかし、その再利用方法は未だ確立されておらず殆ど行われてこなかった。例外的に、品質が比較的均一な部材(絶縁性製品に用いられているPEケーブル被覆部材)については回収しサーマルエネルギーとして利用されていたが、このサーマルエネルギーは燃焼処理工程を要するため、地球環境を害する恐れがある。また、焼却処理においても、種々の有害物質やCO2を大量に排出するため、前記同様に地球環境を害する恐れがある。
また、絶縁性高分子成分として生分解性樹脂(例えば、ポリ乳酸系樹脂)を適用する試みがあったが(例えば、特許文献1)、該生分解性樹脂は熱可塑性のものであり、比較的溶融(例えば、100℃程度の温度で溶融)し易い物質であるため、目的とする絶縁性製品が高温雰囲気下に曝される場合(例えば、使用中に100℃程度に温度上昇し得る高電圧機器)には不向きとされていた。
近年においては、絶縁性高分子成分としてエポキシ化植物油を適用する試みが行われ始めている(例えば、特許文献2)。エポキシ化植物油の一例として挙げられるエポキシ化亜麻仁油は、エポキシ化大豆油と同様に塩化ビニルの安定剤として適用されてきたものである。このエポキシ化植物油自体は、有害性が殆ど無くカーボンニュートラルであり、焼却処理しても有害物質(例えば、環境ホルモン等)や二酸化炭素等が殆ど排出されず、環境保全に貢献できるものと言える。しかしながら、化石由来エポキシ樹脂と比較して反応性が乏しいため硬化時間が長く、さらにTgが低いうえに機械的物性も十分ではないと見做され、実際の絶縁性製品には適用されていなかった。また、絶縁性高分子成分以外の成分に非化石原料由来物質を適用する試みもあるが、例えば硬化剤としてアルデヒド類を併用する必要がある(例えば、特許文献3)。
なお、化石由来エポキシ樹脂を絶縁性高分子成分として用いた場合には、それ以外の各成分(硬化剤等)において少しでも非化石原料由来物質を適用する試みはあったが、絶縁性組成物全体での適用割合としては僅かであり、大半は化石原料由来物質に依存した成分によって占められているものであった(例えば、特許文献4,5)。
特開2002−358829号公報(例えば、[0007]〜[0012]) 特開2007−35337号公報(例えば、[0015]) 特開2002−53699号公報(例えば、[0007]〜[0011]) 特開平6−128360号公報(例えば、[0013],[0014]) 特開平7−10966号公報(例えば、[0029]〜[0031])。
本願発明者は、前記のような技術進歩等に伴って、絶縁性組成物では以下に示す第1,第2課題があることに着目した。
すなわち、第1課題としては、エポキシ樹脂を絶縁性高分子成分とした絶縁材料から成る絶縁性組成物において、十分な諸特性を得ると共に、地球環境保全に貢献することが困難であることが挙げられる。したがって、絶縁材料の各成分において、従来では見出せなかった全く新しい組み合わせによって、絶縁性組成物を創作することが求められる。
また、第2課題として、硬化剤の配合割合を適度にし、硬化不良が起こらないようにすることが挙げられる。
本発明は、前記の課題を解決すべく創作された技術的思想であって、請求項1〜4記載の発明は、絶縁材料の各成分において従来では見出せなかった全く新しい組み合わせであり、加熱硬化して目的とする絶縁性組成物が得られ、絶縁構成としての諸特性が十分であると共に、環境保全に貢献でき、第1課題を解決している。請求項4記載の発明は、硬化不良が起こらないように硬化剤の配合割合を設定することができ、第2課題を解決している。
より具体的に、請求項1記載の発明は、少なくともエポキシ樹脂,硬化剤から成る絶縁材料を加熱硬化し三次元架橋して得られ、絶縁構成に用いられる組成物であって、前記エポキシ樹脂はエポキシ化植物油から成り、前記硬化剤は植物由来ポリフェノール類の誘導体のバニリン化合物を1種類以上含有して成ることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載発明において、前記バニリン化合物として、バニリン,エチルバニリン,イソバニリン,o−バニリン,o−エチルバニリン,ホモバニリン,o−ホモバニリン,ホモイソバニリンのうち何れか1種類以上を含有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載発明において、前記エポキシ樹脂は、エポキシ化亜麻仁油植物油(例えば、エポキシ化亜麻仁油)から成ることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3記載発明において、前記バニリン化合物は、エポキシ化植物油に対し10wt%〜150wt%の割合で含有することを特徴とする。
以上、請求項1〜4記載の発明によれば、絶縁性組成物において十分良好な諸特性(絶縁性,機械的物性等)を得ることが可能となるだけでなく、地球環境保全に貢献することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における絶縁性高分子材料組成物を詳細に説明する。
本実施の形態は、絶縁性高分子成分等から成る絶縁材料を加熱硬化し三次元架橋して得られる絶縁性組成物であって、例えば電圧機器(筐体内に遮断器や断路器等の開閉機器を備えた電圧機器等)だけでなく種々の絶縁構成に適用できるものである。絶縁材料においては、単に絶縁性高分子成分としてエポキシ化植物油を適用するのではなく、硬化剤として、植物由来ポリフェノールの誘導体であるバニリン化合物を適用する。このようにエポキシ化植物油を絶縁性高分子成分とし非化石原料由来物質であるバニリン化合物から成る硬化剤を適用した絶縁材料は全く新しいものであり、当該絶縁材料を加熱硬化により三次元架橋することにより絶縁性組成物が得られ、絶縁性製品において要求される各種特性(耐熱性,絶縁性,機械的物性等)の多くを十分満たし、さらに地球環境保全にも貢献することができる。
[エポキシ化植物油]
エポキシ化植物油としては、バニリン化合物により加熱硬化し三次元架橋するものであれば適宜適用できる。例えばエポキシ化植物油の一例として挙げられるエポキシ化亜麻仁油の場合は、リノレン酸,リノール酸,オレイン酸などのグリセリドから成る亜麻仁油をエポキシ化したものが挙げられ、化石由来エポキシ樹脂と比較して地球環境保全に貢献できるものと言える。
[硬化剤]
硬化剤の原料として用いられる植物由来ポリフェノール類においては、分子内に複数のフェノール性ヒドロキシ基(ベンゼン環,ナフタレン環等の芳香環に結合されたヒドロキシ基)を有するものとして知られているものであり、植物の光合成時に合成される物質である。この植物由来ポリフェノール類の具体例としては、バニリン,没食子酸,タンニン,フラボノール,カテキン,ケルセチン,アントシアニン等が挙げられる。
植物由来ポリフェノール類の誘導体のうちバニリン化合物に着目すると、バニリン,エチルバニリン,イソバニリン,o−バニリン,o−エチルバニリン,ホモバニリン,o−ホモバニリン,ホモイソバニリンなどが挙げられ、市販品としても種々の製品・グレードのものが存在する。また、バニリン自体はリグニンの前躯体であるため、種々の植物から抽出分離して得ることができる。例えば、ケヤキ,ブナ等の広葉樹、杉,カラマツ等の針葉樹、イネ,竹等の草本類から抽出分離できることが知られている。さらに、亜硫酸パルプ廃液中のリグニンスルホン酸の酸化分解処理や、米麹から集中分離されたフェルラ酸の微生物変換処理によって得ることができる。硬化剤は、前記の各バニリン化合物のうち何れか一つから成るものでも良く、複数種類から成るものでも良い。
硬化剤は、当該硬化剤中に含まれる有効成分(本実施形態では、架橋作用に寄与するバニリン化合物)の量によって配合量が異なるが、硬化不良が起こらない範囲で目的とする絶縁性組成物に応じて適宜用いることが好ましい。例えば、後述の実施例のように単にバニリン化合物から成る硬化剤の場合には、その硬化剤自体の配合量を適宜設定(後述の実施例ではエポキシ化亜麻仁油に対し10wt%〜150wt%配合)すれば良いが、バニリン化合物以外の成分(例えば、各種添加剤等)が含まれている場合には、硬化剤中のバニリン化合物の含有量を考慮して設定することが好ましい。
[その他の成分]
例えば作業性(例えば、作業時間の短縮等),成形性,Tg特性,機械的物性,電気的物性等の更なる改善を図る目的で、種々の添加剤を適宜用いることができ、硬化促進剤(硬化剤の硬化の起点;例えば、有機過酸化物,アミン類(三級アミン,芳香族アミン等),イミダゾール類),充填剤(例えば、シリカ,アルミナ等の無機充填剤),反応抑制剤,反応助剤(反応(Tg特性)を制御する目的;パーオキサイド等)等を適宜併用することが可能である。
[製法]
絶縁材料は、以上示した各種成分を適宜配合し、例えばミル処理や撹拌処理等により混合して得ることができる。そして、前記の絶縁材料を所定形状の金型に注型し加熱硬化することにより、目的とする絶縁性組成物が成形される。なお、前記のミル処理,撹拌処理等の条件は、絶縁材料の各種成分の配合量,種類等に応じて適宜設定されるものである。また、成形条件においては、適宜設定することができるものであり、例えば真空注型,加圧注型,トランスファ注型,射出成形等の種々の成形方法を適用することができる。
なお、本実施形態の絶縁材料の各成分の配合割合は、目的とする絶縁性製品に応じて適宜設定すれば良いが、例えば充填剤等を配合する場合には分散性や成形性を損なわないように設定することが好ましい。また、エポキシ樹脂とフェノール樹脂とを反応させる場合の配合割合は、エポキシ当量と水酸基当量とから化学量論的に求められることが一般的に知られている。一方、本実施形態のようにエポキシ化亜麻仁油を適用した場合は、エポキシ基が分子鎖中に存在し反応性が乏しいため、その配合割合は必ずしも化学量論的に定められるとは言えないが、絶縁材料の各成分に応じて適宜設定され得る。
絶縁性組成物における架橋は、本質的に硬化剤(硬化剤中に含まれる有効成分)によるものであって、硬化条件や前記の硬化促進剤,反応抑制剤,反応助剤等の有無によって架橋構造が影響を受けることはない。
例えば、硬化条件(温度,時間等)は、目的とする絶縁性組成物の物性を得るために適宜設定(例えば、硬化促進剤の種類や配合量等に応じて適宜設定)される、すなわち最適解はそれぞれ異なるものであり、該硬化条件が異なっても該物性自体に大きな差が生じることはない。
また、反応促進剤,反応抑制剤は、反応性を高めたり安全(抑制)にして作業性や生産性等を改善する目的で適宜適用されるものであり、該反応促進剤,反応抑制剤の種類や配合割合が異なっても該物性自体に大きな差が生じることはない。さらに、反応助剤は、前記の反応促進剤,反応抑制剤と同様に反応性を調整(例えば、パーオキサイドの場合は、Tg特性の調整)するために適宜適用(例えば、硬化条件や硬化促進剤等の種類,配合量に応じて適宜適用)されるものであり、該反応助剤の種類や配合量が異なっても該物性自体に大きな差が生じることはない。
<実施例>
次に、本実施形態における絶縁性組成物の実施例を説明する。
まず、エポキシ化亜麻仁油(ADEKA社製のアデカサイザーO−180A)に対し、バニリン化合物(和光純薬工業社製のバニリン特級試薬)から成る硬化剤を種々の割合で配合(エポキシ化亜麻仁油に対するバニリン化合物の配合割合が10wt%〜150wt%となるように配合)し、硬化促進剤として2−エチル−4−メチルイミダゾール(四国化成工業社製のキュアゾール2E4MZ)1phrを配合して、種々の絶縁材料を作製した。
そして、前記の各種絶縁材料をそれぞれ所定形状に加熱硬化(温度170℃,16時間)することにより種々の絶縁性組成物を得、それぞれのTg特性(℃),体積抵抗率(Ω/cm)を測定し、その結果を表1に示した。なお、前記Tg特性は、前記絶縁性組成物を円柱状(4mmφ×15mm)に切り出して試料片を作製し、TMA法に基づいて線膨張率の変曲点から測定した。また、体積抵抗率は、JIS K 6911に準拠して、前記絶縁性組成物に対して1000Vの直流電圧を印加することにより測定した。
Figure 2010209232
表1に示す結果において、それぞれ加熱硬化して目的とする絶縁性組成物を得ることができ、例えば高電圧機器の絶縁構成として適用しても十分なTg特性(常温以上),体積抵抗率が得られることを確認できた。一般的に硬化剤が少ない場合は、その硬化剤による架橋作用が小さくなるため硬化不良が生じ易くなる傾向があるが、硬化剤の配合量がエポキシ化亜麻仁油に対して10wt%以上であれば硬化不良が起きなかったことを読み取れる。
以上示した結果から、絶縁性高分子成分としてエポキシ化植物油を適用すると共に、植物由来ポリフェノール類の誘導体であるバニリン化合物を含有して成る硬化剤を適用することにより、絶縁性組成物として良好な諸特性(絶縁性,機械的物性等)を得ると共に、硬化剤の配合量に応じて地球環境保全に貢献できることが判った。また、硬化剤の配合割合を適度(例えば、エポキシ樹脂に対し10wt%〜150wt%の割合でバニリン化合物を含有して成る硬化剤を適用)にすることにより、硬化不良が起こらないようにできることが判った。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、絶縁材料の混合条件や硬化条件等は、目的とする絶縁性組成物を得るために、エポキシ化植物油(エポキシ化亜麻仁油等),バニリン化合物や各種成分(硬化剤等)の種類や配合量に応じて適宜設定されるものであり、本実施例で示した内容に限定されるものではない。
また、前記のエポキシ化植物油,硬化剤の他に、目的とする絶縁性組成物の特性を損なわない程度の範囲で種々の添加剤(例えば、実施例以外の成分)を適宜配合した場合においても、本実施例に示したものと同様の作用効果が得られることは明らかである。

Claims (4)

  1. 少なくともエポキシ樹脂,硬化剤から成る絶縁材料を加熱硬化し三次元架橋して得られ、絶縁構成に用いられる組成物であって、
    前記エポキシ樹脂はエポキシ化植物油から成り、
    前記硬化剤は植物由来ポリフェノール類の誘導体のバニリン化合物を1種類以上含有して成ることを特徴とする絶縁性高分子材料組成物。
  2. 前記バニリン化合物として、バニリン,エチルバニリン,イソバニリン,o−バニリン,o−エチルバニリン,ホモバニリン,o−ホモバニリン,ホモイソバニリンのうち何れか1種類以上を含有することを特徴とする請求項1記載の絶縁性高分子材料組成物。
  3. 前記エポキシ化植物油は、エポキシ化亜麻仁油から成ることを特徴とする請求項1または2記載の絶縁性高分子材料組成物。
  4. 前記バニリン化合物は、エポキシ樹脂に対し10wt%〜150wt%の割合で含有することを特徴とする請求項1〜3のうち何れかに記載の絶縁性高分子材料組成物。
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JP2012135776A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Kao Corp 鋳型用組成物の製造方法

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