JP2010208288A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジが着脱可能な画像形成装置において、カートリッジ検出に係り、コントローラと接続する信号線を簡素化するとともに、カートリッジ検出に係るノイズの影響を低減する。
【解決手段】画像形成装置1は、コントローラ11とカートリッジ基板K5とを接続するシリアルバス(SCL、SDA)を有し、カートリッジ基板K5は、カートリッジ基板K5へのカートリッジの着脱に応じた電圧値を出力するセンサと、シリアルバスを介してコントローラ11と接続するとともに、センサが出力する電圧値を所定の閾値をもとに2値化した2値化データを、シリアル通信方式でコントローラ11へ通知するセンサリーダK51とを備える。コントローラ11は、センサリーダK51から通知された2値化データに基づいて、カートリッジ基板K5におけるカートリッジの着脱の有無を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、プリンタやコピー機などの画像形成装置は、インクカートリッジ、トナーカートリッジ、両面を行うための両面ユニットなどのオプション装置(以下、単に「カートリッジ」と呼ぶ。)を、本体に着脱可能に備えるものがある。カートリッジには管理情報などを記憶する不揮発性メモリが備えられており、画像形成装置は、センサでカートリッジの装着を検出し、この検出に応じて自装置の制御を司るコントローラが不揮発性メモリから管理情報を読み出して使用している。この画像形成装置のカートリッジ検出に関する有用な従来技術としては、特許文献1〜10が知られている。
特許文献1、2には、コントローラと、カートリッジに搭載されたEEPROMとの間のデータ送受信を行う制御ICとRAMの構成が開示されている。特許文献3には、管理情報を記憶するROMを搭載するカートリッジの構成と、カートリッジの着脱の有無を検出する検出センサが搭載され、検出センサが出力する検出信号が画像形成装置のCPUに直接入力する構成が開示されている。特許文献4、6には、カートリッジの情報管理の目的で、ROMをカートリッジに搭載する構成が開示されている。特許文献5には、ドアの開閉とカートリッジの有無の検出をそれぞれ別信号でCPUに直接入力する構成が開示されている。特許文献7には、カートリッジ検出の目的で分圧電圧を検出し、カートリッジの有無を検出する構成が開示されている。特許文献8〜10には、検出センサの信号検出の目的で、センサ信号をパラレル入力し、シリアルデータに変換してコントローラに出力するデバイスを内蔵する構成が開示されている。
しかしながら、上記従来技術では、カートリッジが着脱する位置からコントローラまでの信号線の数が着脱可能なカートリッジ数だけ必要となるため、着脱可能なカートリッジ数が増えるに従って信号線の数も増加していた。特に、カートリッジ検出に係る分圧電圧をコントローラに通知し、その分圧電圧に応じてコントローラがカートリッジの有無を検出する場合は、信号線の数の増加や、カートリッジの装着部とコントローラとの位置が離れることでノイズや誤差変動の影響を受けやすくなり、誤検出を招く虞があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カートリッジが着脱可能な画像形成装置において、カートリッジ検出に係り、コントローラと接続する信号線を簡素化するとともに、カートリッジ検出に係るノイズの影響を低減する技術を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像形成装置本体の制御を司るコントローラと、書き換え可能な不揮発性メモリを有するカートリッジが着脱可能な着脱部と、前記コントローラと前記着脱部とを接続するとともに、前記コントローラが前記着脱部に装着されたカートリッジの不揮発性メモリに対するデータの読み出し又は書き込みをシリアル通信方式で行うためのシリアルバスと、を有し、前記着脱部は、当該着脱部へのカートリッジの着脱に応じた電圧値を出力するセンサと、前記シリアルバスを介して前記コントローラと接続するとともに、前記センサが出力する電圧値を所定の閾値をもとに2値化した2値化データを、シリアル通信方式で前記コントローラへ通知するセンサリーダとを備え、前記コントローラは、前記センサリーダから通知された2値化データに基づいて、前記着脱部におけるカートリッジの着脱の有無を検出することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置本体の制御を司るコントローラと、近接無線通信によるデータの読み出し又は書き込み可能なICタグを有するカートリッジが着脱可能な着脱部と、前記コントローラが、前記着脱部に装着されたカートリッジのICタグに対して近接無線通信でデータの読み出し又は書き込みを行う通信部と、前記コントローラと前記着脱部とを接続するシリアルバスと、を有し、前記着脱部は、当該着脱部へのカートリッジの着脱に応じた電圧値を出力するセンサと、前記コントローラとシリアルバスを介して接続するとともに、前記センサが出力する電圧値を所定の閾値をもとに2値化した2値化データを、シリアル通信方式で前記コントローラへ通知するセンサリーダとを備え、前記コントローラは、前記センサリーダから通知された2値化データに基づいて、前記着脱部におけるカートリッジの着脱の有無を検出することを特徴とする。
本発明によればカートリッジが着脱可能な画像形成装置において、カートリッジ検出に係り、コントローラと接続する信号線を簡素化するとともに、カートリッジ検出に係るノイズの影響を低減する、という効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図3は、従来の画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図4は、従来の画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図5は、従来の画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図6は、シリアル通信方式を用いたランダムアドレス読み出しを示す図である。 図7は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。 図8は、シリアル通信方式を用いた従来のランダムアドレス読み出しを示す図である。 図9は、シリアル通信方式を用いたカレントアドレス読み出しを示す図である。 図10は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。 図11は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。 図12は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。 図13は、EEPROMの構成を示すブロック図である。 図14は、センサリーダの構成を示すブロック図である。 図15は、センサリーダの構成を示すブロック図である。 図16は、センサリーダの構成を示すブロック図である。 図17は、センサリーダの構成を示すブロック図である。 図18は、変形例に係るシリアル通信方式を用いたランダムアドレス書き込みを示す図である。 図19は、変形例に係るシリアル通信方式を用いたランダムアドレス書き込みを示す図である。 図20は、検出論理の概要を説明する図である。 図21は、検出論理の概要を説明する図である。 図22は、検出論理の概要を説明する図である。 図23は、検出論理の概要を説明する図である。 図24は、検出論理の概要を説明する図である。 図25は、検出論理の概要を説明する図である。 図26は、検出論理の概要を説明する図である。 図27は、変形例に係るセンサリーダの構成を示すブロック図である。 図28は、変形例に係る2値化回路の処理を示すブロック図である。 図29は、変形例に係る2値化回路の処理を示すブロック図である。 図30は、変形例に係るセンサリーダの構成を示すブロック図である。 図31は、第2の実施形態に係る画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図32は、従来の画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。 図33は、第3の実施形態に係る画像形成装置の電気的な接続構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置1は、筐体10において、コントローラ11、カートリッジ格納部12を備える。
コントローラ11は、CPU(Central Processing Unit)やマイクロコントローラ等のIC(Integrated Circuit)であり、画像形成装置1本体の制御を司る。カートリッジ格納部12は、インクカートリッジなどであるカートリッジK0〜K4を格納する。
具体的には、カートリッジ格納部12において、カートリッジK0〜K4はカートリッジ基板K5に装着される。カートリッジ基板K5は、信号線13によりコントローラ11と電気的に接続されており、カートリッジK0〜K4とコントローラ11間の信号伝送を中継すると同時に、カートリッジK0〜K4上のデバイスやセンサと直接コンタクトする基板である。カートリッジ格納部12の一面(図中の手前の面)には、ヒンジ(図示しない)などにより開閉可能であって、カートリッジ格納部12に格納されたカートリッジを覆うためのカバー部材であるカートリッジカバーK6が設けられている。
図2は、画像形成装置1の電気的な接続構成を示す図である。図2に示すように、画像形成装置1において、カートリッジK0〜K4はカートリッジ基板K5と接続され、カートリッジ基板K5とコントローラ11とはシリアルバス(SCL:シリアルクロック信号、SDA:シリアルデータ信号)である信号線13により接続されている。
カートリッジK0〜K4の各々は、管理情報などのデータを記憶するためのEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)と、着脱の有無に係る信号電圧を出力するセンサとを備えている。EEPROMは、書き換え可能な不揮発性メモリであり、シリアルバスによるデータの読み出し/書き込みが可能である。
具体的には、カートリッジK0は、シリアルバスに接続するEEPROM K01と、着脱の有無を示す信号電圧CH0を出力するセンサK02とを備える。同様に、カートリッジK1はEEPROM K11と信号電圧CH1を出力するセンサK12とを備え、カートリッジK2はEEPROM K21と信号電圧CH2を出力するセンサK22とを備え、カートリッジK3はEEPROM K31と信号電圧CH3を出力するセンサK32とを備え、カートリッジK4はEEPROM K41と信号電圧CH4を出力するセンサK42とを備える。
カートリッジ基板K5は、カートリッジK0〜K4から出力された信号電圧CH1〜CH4に基づいた、カートリッジK0〜K4の着脱に応じた2値化データを、シリアルバスを介してコントローラ11へ通知するセンサリーダK51を備える。具体的には、センサリーダK51は、カートリッジK0〜K4から出力された信号電圧CH1〜CH4が所定の閾値に達しているか否かを判定することでカートリッジK0〜K4の着脱の有無を示す2値化データを生成し、この生成した2値化データをシリアルバスを介してコントローラ11へ出力する。
コントローラ11は、シリアルバスと接続するIC111と、画像形成装置1の動作を中央制御するCPU113を備える。IC111は、シリアルバスを介してセンサリーダK51から入力する信号に基づいて、カートリッジK0〜K4の着脱の有無を検出する。また、IC111は、シリアルバスを介して接続するEEPROM K01〜K41からのデータ読み出し/書き込みを行うEEPROMリーダライタ112を備える。CPU113は、IC111の制御を行うとともに、インクジェット方式で用紙に画像を形成するための記録ヘッド(図示しない)などを備えた画像形成部14を制御する。
上述したように、画像形成装置1は、カートリッジK0〜K4が着脱するカートリッジ基板K5とコントローラ11とを接続する信号線13がシリアルバスであり、このシリアルバスを介してカートリッジK0〜K4のEEPROM K01〜K41とコントローラ11とが接続される構成である。また、カートリッジ基板K5におけるカートリッジK0〜K4の着脱の有無は、センサリーダK51により2値化された後にシリアルバスを介してコントローラ11へ通知される構成である。
ここで、従来の画像形成装置における電気的な接続構成と、本実施形態に係る電気的な接続構成とを比較して説明する。図3〜5は、従来の画像形成装置における電気的な接続構成を示す図である。図3に示すように、従来の画像形成装置では、各カートリッジの着脱の有無を検出するためのセンサの出力は、カートリッジ基板を介して直接コントローラのセンサリーダに入力する構成となっている。このため、カートリッジ基板とコントローラとの間の信号線には、シリアルバスの他に、各センサの信号電圧を伝送する線も必要となる。
また、図4、5に示す構成では、カートリッジ基板又はコントローラに設けられたEEPROMリーダライタにより、カートリッジ基板に着脱する各カートリッジの検出を行っている。具体的には、EEPROMリーダライタにより、各カートリッジに備えられたEEPROMに対する多値に亘る読み出し/書き出し処理をシリアルバスを介して順次行い、その読み出し/書き出し処理が可能なカートリッジを検出している。このため、図4、5に示す構成では、カートリッジ検出のために、全てのカートリッジに対してシリアルバスを介した通信を行う必要がある。
これに対して、画像形成装置1は、カートリッジの数にかかわらず、カートリッジ基板K5とコントローラ11とはシリアルバスのみで接続されることとなり、カートリッジ基板K5とコントローラ11とを接続する信号線を簡素化できる。また、カートリッジ基板K5におけるカートリッジK0〜K4の着脱の有無は、センサからの信号電圧が直接コントローラ11へ出力されて検出されるのではなく、センサリーダK51により2値化された後に信号線13を介してコントローラ11へ通知される。したがって、センサリーダK51とコントローラ11との間におけるノイズや誤差変動の影響を低減したカートリッジ検出を行うことができる。また、画像形成装置1では、全てのカートリッジに対してシリアルバスを介した通信をコントローラ11が行う必要がなく、カートリッジ検出に要する時間を短縮することができる。
次に、カートリッジK0〜K4の着脱の有無がセンサリーダK51からコントローラ11へ通知される際の、センサリーダK51とコントローラ11との間でシリアルバスを介して行われる通信(シリアル通信)について詳細に説明する。図6は、シリアル通信方式を用いたランダムアドレス読み出しを示す図である。
図6に示すように、画像形成装置1では、シリアル通信方式を用いたランダムアドレス読み出しによりセンサリーダK51からコントローラ11へ通知が行われる。なお、シリアル通信の基本手順は、I2C(Inter-Integrated Circuit)通信方式であってよい。具体的には、STARTコマンド、デバイスアドレス、デバイス内アドレス、リードデータ、WRITEコマンド、READコマンド、ACKコマンド、NOACKコマンド、STOPコマンドがシリアルデータ(SDA)信号として、シリアルクロック(SCL)信号に同期して通知される。
なお、STARTコマンドは、直後にデバイスアドレスが来ることを通知するコマンドである。デバイスアドレスは、共通のシリアルバスに並列接続されるデバイスのうち、特定のデバイスを指定するためのアドレスであり、例えば7bitで表現される。デバイス内アドレスは、共通のシリアルバスに並列接続されるデバイスのうち、特定のデバイスを指定した後に、そのデバイスの内部アドレスを指定するためのアドレスであり、例えば8bitで表現される。リードデータは、指定されたアドレスから読み出されたデータである。WRITEコマンドは、デバイスアドレスで指定したデバイスをWRITE動作させるためのコマンドである。READコマンドは、デバイスアドレスで指定したデバイスをREAD動作させるためのコマンドである。ACKコマンドは、アドレスやデータを送信する送信デバイスに対して、受信デバイスが、正常にアドレスやデータを受信したことを示す応答コマンドである。NOACKコマンドは、データの送受信に対して、直前のデータ送受信で送受信が完了したことを示す応答コマンドである。STOPコマンドは、デバイスアドレスで指定したデバイスへの読み出し/書き込み処理が完了したことを示す停止コマンドである。このSTOPコマンドの通知により、共通のシリアルバスに並列接続されているデバイスのデバイス特定が解除され、再度のデバイス特定が可能となる。
センサリーダK51には、センサK02〜K42の信号電圧CH0〜CH4に応じて、例えばカートリッジが有る場合に「1:ON」、カートリッジが無い場合に「0:OFF」とした2値化データがレジスタに格納されている。コントローラ11は、上述したコマンドによるランダムアドレス読み出しを1回行うことで、指定したアドレスのデータを8bit分(CH0〜CH7)読み出すことができ、8個分のカートリッジ検出を行うことができる。
図7は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。図7に示すように、画像形成装置1では、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しによりセンサリーダK51からコントローラ11へ通知が行われてもよい。シーケンシャル読み出しとは、ワードアドレス順に連続してデータを読み出す読み出し方式である。図7の例では、レジスタに格納されたデータを8bit分(CH0〜CH7)読み出した後、ACKコマンドを使うことでアドレスが1アドレス分(8bit分)インクリメントされて、次のアドレス(CH8〜CH15)の読み出しが行われる。
図8は、シリアル通信方式を用いた従来のランダムアドレス読み出しを示す図である。図4、5に例示した構成における、EEPROMリーダライタと、各カートリッジに備えられたEEPROMとのシリアル通信では、1つのカートリッジに対して図8に例示したランダムアドレス読み出しが行われることとなる。したがって、図6に例示した本実施形態では1回のランダムアドレス読み出しで済むところ、図8の従来例ではカートリッジ基板K5に着脱可能なカートリッジの個数分の読み出し時間(図2に例示した構成では5倍)が必要となる。
また、図7に例示したシーケンシャルアドレス読み出しを行う場合は、図6に例示したランダムアドレス読み出しと比較すると、1回の読み出し時間は25パーセント程度増加するが、検出可能なカートリッジ数は2倍となる。したがって、本実施形態では、カートリッジ数、センサ数が増加するほどに高速化のメリットが生じることとなる。
図9は、シリアル通信方式を用いたカレントアドレス読み出しを示す図である。図9に示すように、画像形成装置1では、シリアル通信方式を用いたカレントアドレス読み出しによりセンサリーダK51からコントローラ11へ通知が行われてもよい。カレントアドレス読み出しとは、内部のアドレスを指定することなく、読み出し/書き込み動作でインクリメントされるアドレスカウンタに応じたカレントアドレスのデータを読み出す読み出し方式である。なお、最終アドレスまでアクセスした場合、カレントアドレスはロールオーバ(ループ)して開始アドレスに戻る。
したがって、カレントアドレス読み出しでは、センサリーダK51の内部アドレスを指定する必要がないため、より高速な読み出しが可能となる。特に、センサが8つまでである場合は、1アドレス(8bit)分の読み出しが行われればよく、アドレスを特定しなくても常に読み出されるアドレスとリードデータ値が同一となる、カレントアドレス読み出しが好適である。
図10は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。図10に示すように、画像形成装置1では、シーケンシャルアドレス読み出しにおいて、リードデータ内にカウンタ値を含めてもよい。具体的には、CH0〜CH6のアドレス読み出しについては「0」を、CH7〜CH13のアドレス読み出しについては「1」を含め、読み出し処理の度に「0」→「1」→「0」…とループして交互に読み出しが行われる。コントローラ11では、このカウンタ値を参照することで、どのアドレスのリードデータであるかを確認することができる。
図11、12は、シリアル通信方式を用いたシーケンシャルアドレス読み出しを示す図である。図11に示すように、リードデータ内に含めるカウンタ値は「00」、「01」、「10」、「11」の4つの値であり、読み出し処理の度に「00」→「01」→「10」→「11」→「00」…とカウントされてもよい。この場合は、コントローラ11において、4アドレス分のリードデータを確認できる。また、図12に示すように、カウンタ値が「00」、「01」、「10」の3つの値であり、読み出し処理の度に「00」→「01」→「10」→「00」…とカウントされてもよい。この場合は、コントローラ11において、3アドレス分のリードデータを確認できる。
センサリーダK51とコントローラ11との間でシリアルバスを介して行われる通信(シリアル通信)は、図6〜12のいずれのシリアル通信方式であってよい。着脱可能なカートリッジ数などに応じたシリアル通信方式を選択してよく、読み出し時間が短くなるシリアル通信方式を選択してよい。例えばカートリッジ数が8個以下である場合は図9に例示したシリアル通信方式を選択することで、読み出し時間を最短とすることができる。
次に、カートリッジK0〜K4に備えられたEEPROM K01〜K41の構成について説明する。図13は、EEPROM K01〜K41の構成を示すブロック図である。図13に示すように、EEPROM K01〜K41は、シリアル通信制御ブロックK100、レジスタK101、K102を備える。
シリアル通信制御ブロックK100は、シリアルバスを介し、前述したシリアル通信方式でデータ通信を行うとともに、その通信データに応じたレジスタK101の読み出し/書き込み処理を行う。レジスタK101は、管理情報などのメモリデータを格納する。レジスタK102はデバイスコードを格納する。デバイスコードは、シリアルバス上に複数のデバイスが存在することを想定し、特定のデバイスのみにシリアル通信が可能となるよう、各デバイスに割り当てられたコードデータである。デバイスコードは、シリアルバス上で通信が競合することなきよう、ユニークなコードが割り当てられる。
次に、センサリーダK51の構成について説明する。図14は、センサリーダK51の構成を示すブロック図である。図14に示すように、センサリーダK51は、2値化回路K511、レジスタK512、シリアル通信制御ブロックK513、レジスタK514を備える。
2値化回路K511は、センサK02〜K42から入力する信号電圧(CH0〜CH7)を、所定の閾値に基づいて2値化する。第1レジスタとしてのレジスタK512は、2値化回路K511が2値化したセンサデータ(CH0〜CH7の2値化データ、8bit分)を格納する。シリアル通信制御ブロックK513は、シリアルバスを介し、前述したシリアル通信方式でデータ通信を行うとともに、その通信データに応じたレジスタK512の読み出し処理を行う。レジスタK514は、デバイスコードを格納する。上述したセンサリーダK51の構成は、特に図6、7に例示したシリアル通信方式での読み出し処理に適したものである。
図15は、センサリーダK51aの構成を示すブロック図である。図16に示すように、センサリーダK51aでは、信号電圧(CH0〜CH7)を2値化する2値化回路K511a1と、信号電圧(CH8〜CH15)を2値化する2値化回路K511a2とを備え、別々の回路パスで各センサからの信号電圧を2値化している。また、センサリーダK51aは、2値化回路K511a1が2値化したセンサデータを格納するレジスタK512a1と、2値化回路K511a2が2値化したセンサデータを格納するレジスタK512a2とを備える。シリアル通信制御ブロックK513は、2値化回路K511a1、512a2の2アドレス分の読み出し処理を行う。上述したセンサリーダK51aの構成は、特に図6、7、9に例示したシリアル通信方式での読み出し処理に適したものである。
図16は、センサリーダK51bの構成を示すブロック図である。図16に示すように、センサリーダK51bは、信号電圧(CH0〜CH6)を2値化する2値化回路K511b1と、信号電圧(CH7〜CH13)を2値化する2値化回路K511b2とを備える。また、センサリーダK51bは、2値化回路K511b1が2値化したセンサデータをカウンタ値「0」とともに格納するレジスタK512b1と、2値化回路K511b2が2値化したセンサデータをカウンタ値「1」とともに格納するレジスタK512b2とを備える。シリアル通信制御ブロックK513は、2値化回路K511b1、511b2の2アドレス分のシーケンシャルアドレス読み出し処理を行う。上述したセンサリーダK51bの構成は、特に図10に例示したシリアル通信方式での読み出し処理に適したものである。
図17は、センサリーダK51cの構成を示すブロック図である。図17に示すように、センサリーダK51cは、信号電圧(CH0〜CH5)を2値化する2値化回路K511c1、信号電圧(CH6〜CH11)を2値化する2値化回路K511c2、信号電圧(CH12〜CH17)を2値化する2値化回路K511c3及び信号電圧(CH18〜CH23)を2値化する2値化回路K511c4を備える。
また、センサリーダK51cは、2値化回路K511c1が2値化したセンサデータをカウンタ値「00」とともに格納するレジスタK512c1、2値化回路K511c2が2値化したセンサデータをカウンタ値「01」とともに格納するレジスタK512c2、2値化回路K511c3が2値化したセンサデータをカウンタ値「10」とともに格納するレジスタK512c3及び2値化回路K511c4が2値化したセンサデータをカウンタ値「11」とともに格納するレジスタK512c4を備える。シリアル通信制御ブロックK513は、2値化回路K511c1〜K511c4の4アドレス分のシーケンシャルアドレス読み出し処理を行う。上述したセンサリーダK51cの構成は、特に図11、12に例示したシリアル通信方式での読み出し処理に適したものである。
センサリーダの構成は、図14〜17を参照して説明したいずれであってもよい。また、センサリーダでは、シリアル通信制御ブロックがコントローラ11からのコマンドに応じたモードでのアドレス読み出しを行ってもよい。すなわち、センサリーダは、コントローラ11の制御の下、ランダムアドレス読み出しを行うモード、カレントアドレス読み出しを行うモード、シーケンシャルアドレス読み出しを行うモードのいずれかのモードへの切り替えが可能であってよい。
[変形例]
次に、上述した画像形成装置1の変形例として、コントローラ11の制御の下、各カートリッジのセンサから出力される信号電圧の2値化に係る閾値を設定可能な例について説明する。具体的には、センサリーダには2値化に係る閾値の上限値と下限値を格納するレジスタが設けられており、コントローラ11は、そのレジスタに格納された上限値と下限値の書き換えを、シリアル通信方式を用いたランダムアドレス書き込みで行う。また、2値化回路がセンサからの信号電圧を2値化する際にはコントローラ11が書き込んだレジスタの設定値を参照する。
図18、19は、変形例に係るシリアル通信方式を用いたランダムアドレス書き込みを示す図である。図18に示すように、コントローラ11は、デバイス内アドレスに上記レジスタのアドレスを通知するとともに、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX(8bit))と下限値(検出Lv MIN(8bit))をライトデータとして通知することで、閾値の設定を行う。この場合は、8bitの256階調にて閾値の設定を行うことができる。このため、例えばセンサが0〜3.33Vの範囲で信号電圧を出力する場合は、3.33÷255から、1階調が約0.013程度となる。
また、図19に示すように、コントローラ11は、デバイス内アドレスに上記レジスタのアドレスを通知するとともに、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX(4bit))と下限値(検出Lv MIN(4bit))をライトデータとして通知してもよい。この場合は、4bitの16階調にて閾値の設定を行うことができる。このため、例えばセンサが0〜3.33Vの範囲で信号電圧を出力する場合は、3.33÷15から、1階調が約0.222程度となる。
図20〜26は、閾値に応じた検出論理の概要を示す図である。具体的には、図20は閾値の設定が無い場合、図21〜図23は閾値が8bit、図24〜図26は閾値が4bitで設定される場合であり、図21、24は上限値(検出Lv MAX)>下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合、図22、25は上限値(検出Lv MAX)<下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合、図23、26は上限値(検出Lv MAX)=下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合を示す。
図20に示すように、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX)と下限値(検出Lv MIN)とが設定されていない場合は、例えばセンサが信号電圧を出力する範囲(Vcc)の半分(50%)を閾値として2値化してよい。
また、図21、24に示すように、閾値が上限値(検出Lv MAX)>下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合は、その上限値と下限値で設定された間の信号電圧が2値化の際の検出領域となる。また、図22、25に示すように、閾値が上限値(検出Lv MAX)<下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合は、上限値からGND(接地電位)の間と、下限値から上限電位(Vcc)の間の信号電圧が2値化の際の検出領域となる。また、図23、26に示すように、閾値が上限値(検出Lv MAX)=下限値(検出Lv MIN)の関係で設定される場合は、設定された値から上限電位(Vcc)の間の信号電圧が2値化の際の検出領域となる。
図27は、変形例に係るセンサリーダK51dの構成を示すブロック図である。図27に示すように、センサリーダK51dは、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX)と下限値(検出Lv MIN)を格納するための、第2レジスタとしてのレジスタK515を更に備える。このレジスタK515の設定値は、シリアル通信制御ブロックK513によるシリアル通信で書き換えられるとともに、2値化回路K511が2値化を行う際に参照される。
図28、29は、2値化回路K511が2値化を行う際の処理を示すブロック図である。図28に示すように、2値化回路K511は、センサからの信号電圧を受け付けてA/D(Analog-To-Digital)変換することで(S1)、デジタルのセンサ信号電圧(8bit)を取得する(S2)。次いで、2値化回路K511は、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX、8bit)と下限値(検出Lv MIN、8bit)をレジスタK515から読み出して2値化演算を行い(S3)、1センサあたり1bitのセンサデータを出力する。
また、図29に示すように、閾値が4bitで設定される場合は、デジタルのセンサ信号電圧(4bit)を取得した後(S2a)、2値化に係る閾値の上限値(検出Lv MAX、4bit)と下限値(検出Lv MIN、4bit)をレジスタK515から読み出して2値化演算を行い(S3a)、1センサあたり1bitのセンサデータを出力する。
図30は、変形例に係るセンサリーダK51eの構成を示すブロック図である。図30に示すように、センサリーダK51eは、レジスタK515への書き込みを行うための専用のデバイスコードを格納するレジスタK516を備える。すなわち、センサリーダK51eは、レジスタK512の読み出しを行う際のデバイスコードと、レジスタK515への書き込みを行うデバイスコードとを別々に用意している。したがって、センサリーダK51eは、レジスタK512からのデータ読み出しと、レジスタK515へのデータ書き込みとを、デバイスコードの指定によって使い分けることが可能となり、例えば図9に例示した読み出しに容易に対応できる。
[第2の実施形態]
図31は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置1aの電気的な接続構成を示す図である。図31に示すように、第2の実施形態では、第1の実施形態のカートリッジ検出と同様、カートリッジカバーK6の開閉検出に応じた信号電圧を所定の閾値でセンサリーダK51が2値化し、その2値化データをシリアルバスを介してコントローラ11へ通知する。コントローラ11では、2値化データに基づいて、カートリッジカバーK6の開閉を検出している。
具体的には、カートリッジカバーK6のヒンジなどに取り付けられた開閉を検出するためのセンサK61からの信号電圧(CH5)を、カートリッジのセンサからの信号電圧(CH0〜CH4)と同様にセンサリーダK51が2値化して、シリアル通信によりコントローラ11へ通知する。なお、画像形成装置1の動作仕様として、カートリッジカバーK6の開閉が行われてから1秒以内に0.1秒かかる次の処理(例えば、カートリッジを所定位置へ待避する処理やカートリッジの管理情報を読み出す処理等)を実施する場合、コントローラ11は、センサリーダK51のレジスタに格納されたセンサデータの読み出し処理を0.9秒未満のサイクルで定期的に実行する。
図32は、従来の画像形成装置における電気的な接続構成を示す図である。図31と図32とを比較して明らかなとおり、第2の実施形態では、カートリッジK0〜K4の着脱に係るセンサの信号電圧の他に、カートリッジカバーK6の開閉に係るセンサの信号電圧も2値化し、シリアルバスを介してコントローラ11へ通知する構成である。したがって、第2の実施形態では、センサごとに、信号電圧をコントローラ11へ伝送するための信号線を必要としない。
[第3の実施形態]
図33は、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置1bの電気的な接続構成を示す図である。図33に示すように、第3の実施形態では、各カートリッジがRFID(Radio Frequency IDentification)用のICタグを備えている。RFID用のICタグは、近接無線通信により、データの読み出し又は書き込みが可能である。画像形成装置1bでは、各カートリッジが備えるRFID用のICタグに格納された管理情報を、カートリッジ基板に設けられたアンテナで受信してコントローラ11bに通知する構成である。
具体的には、カートリッジK0b〜K4bは、それぞれRFID用ICタグK01b〜K41bを備える。また、カートリッジ基板K5bは、RFID用ICタグK01b〜K41bと非接触で無線通信(近接無線通信)を行うためのRFIDアンテナK520〜K524を備え、各RFIDアンテナの出力は信号線13bを介してコントローラ11bのRFIDリーダライタ114に通知される。したがって、コントローラ11bは、カートリッジK0b〜K4bの管理情報を非接触で読み出すことが可能となる。
第3の実施形態において、カートリッジK0b〜K4bの検出は、第1の実施形態と同様にコントローラ11bが行う。具体的には、各センサからの信号電圧をセンサリーダK51が2値化したデータを、シリアルバスを介してコントローラ11bが読み出して行う。RFID用のICタグと非接触で行う通信は、EEPROMの場合と比較して、通信速度が遅くなる。したがって、各カートリッジに備えられたRFID用のICタグとの通信によりカートリッジ検出を行う場合と比較して、高速なカートリッジ検出を行うことができる。
なお、上述した実施形態は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
また、上述した実施形態ではカートリッジとしてインクカートリッジを例示したが、ここでいうカートリッジとは、画像形成装置1の本体に着脱可能な要素を意味するものであり、特にインクカートリッジに限定するものではない。例えば、トナーカートリッジ、両面を行うための両面ユニットなどのオプション装置などもカートリッジに含まれる。
また、上述した実施形態ではインクジェット方式で用紙に画像を形成する画像形成部14を備える構成を例示したが、他の方式で用紙に画像形成を行う構成であってもよい。例えば、電子写真方式で用紙に画像形成を行う画像形成装置であってもよい。
1、1a、1b 画像形成装置
10 筐体
11、11b コントローラ
111、111b IC
112 EEPROMリーダライタ
113 CPU
114 RFIDリーダライタ
12 カートリッジ格納部
13、13b 信号線
14 画像形成部
K0〜K4 カートリッジ
K02、K12、K22、K32、K42、K61 センサ
K5、K5b カートリッジ基板
K51、K51a、K51b、K51c、K51d、K51e センサリーダ
K511、K511a1、K511a2、K511b1、K511b2、K511c1、K511c2、K511c3、K511c4 2値化回路
K512、K512a1、K512a2、K512b1、K512b2、K512c1、K512c2、K512c3、K512c4、K514、K515、K516 レジスタ
K513 シリアル通信制御ブロック
K520〜K524 RFIDアンテナ
K6 カートリッジカバー
特許第3963787号 特開2001−187456号公報 特開2007−114354号公報 特開2002−62768号公報 特開平9−106126号公報 特開2002−40904号公報 特開2007−50519号公報 特開2004−130526号公報 特開2004−130525号公報 特開2004−133512号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置本体の制御を司るコントローラと、
    書き換え可能な不揮発性メモリを有するカートリッジが着脱可能な着脱部と、
    前記コントローラと前記着脱部とを接続するとともに、前記コントローラが前記着脱部に装着されたカートリッジの不揮発性メモリに対するデータの読み出し又は書き込みをシリアル通信方式で行うためのシリアルバスと、
    を有し、
    前記着脱部は、当該着脱部へのカートリッジの着脱に応じた電圧値を出力するセンサと、前記シリアルバスを介して前記コントローラと接続するとともに、前記センサが出力する電圧値を所定の閾値をもとに2値化した2値化データを、シリアル通信方式で前記コントローラへ通知するセンサリーダとを備え、
    前記コントローラは、前記センサリーダから通知された2値化データに基づいて、前記着脱部におけるカートリッジの着脱の有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記着脱部は、複数の前記カートリッジが着脱可能であって、前記センサは、前記着脱可能な個々のカートリッジに対応して複数備えられ、
    前記センサリーダは、複数の前記センサごとの前記2値化データを格納する第1レジスタを更に備えるとともに、当該第1レジスタに格納された2値化データをシリアル通信方式で前記コントローラへ通知し、
    前記コントローラは、前記第1レジスタに格納された2値化データに基づいて、前記着脱部におけるカートリッジの着脱の有無を、個々に検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記センサリーダは、前記コントローラからのシリアル通信方式での読み出しに応じて、前記第1レジスタに格納された2値化データを、前記コントローラに通知することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記コントローラからのシリアル通信方式での読み出しが、ランダムアドレス読み出しであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記コントローラからのシリアル通信方式での読み出しが、カレントアドレス読み出しであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記コントローラからのシリアル通信方式での読み出しが、シーケンシャルアドレス読み出しであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記センサリーダは、前記閾値を格納する第2レジスタを更に備えるとともに、前記コントローラからのシリアル通信方式での書き込みに応じて、前記閾値を書き換えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記着脱部が、当該着脱部に装着されたカートリッジを覆うための、開閉自在のカバー部材を更に備え、
    前記センサは、前記カバー部材の開閉に応じた電圧値を出力するとともに、
    前記コントローラは、前記センサリーダから通知された2値化データに基づいて、前記カバー部材の開閉も更に検出することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置本体の制御を司るコントローラと、
    近接無線通信によるデータの読み出し又は書き込み可能なICタグを有するカートリッジが着脱可能な着脱部と、
    前記コントローラが、前記着脱部に装着されたカートリッジのICタグに対して近接無線通信でデータの読み出し又は書き込みを行う通信部と、
    前記コントローラと前記着脱部とを接続するシリアルバスと、
    を有し、
    前記着脱部は、当該着脱部へのカートリッジの着脱に応じた電圧値を出力するセンサと、前記コントローラとシリアルバスを介して接続するとともに、前記センサが出力する電圧値を所定の閾値をもとに2値化した2値化データを、シリアル通信方式で前記コントローラへ通知するセンサリーダとを備え、
    前記コントローラは、前記センサリーダから通知された2値化データに基づいて、前記着脱部におけるカートリッジの着脱の有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
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