JP2010207279A - 眼内レンズ度数決定方法及び眼内レンズ度数決定装置 - Google Patents

眼内レンズ度数決定方法及び眼内レンズ度数決定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 各IOL式で使用されるレンズ定数のIOLモデル毎のカスタマイズ化を可能にし、IOL度数算出の精度向上を図る。
【解決手段】 IOL挿後眼の屈折度数データ、眼軸長、IOL度数を含む術後データの入力ステップと、術後データをIOLモデルと対応付けてデータベースに保存するステップと、多数の術後データに基づきIOLモデル毎で且つIOL式毎に適用されるレンズ定数をカスタマイズするステップであり、術後データをデータベースから呼び出し、各IOL式に適用されるレンズ定数を患者眼毎に逆算して求めた後、眼軸長とレンズ定数との関数式を求めるステップと、新たな患者眼のIOL度数の決定に際して、眼軸長を入力し、IOL式及びIOLモデルを選択すると共に、カスマイズされたIOLモデルが選択されたときには関数式に基づき眼軸長に応じたレンズ定数を求め、IOL式によりIOL度数を求めるステップと、を備える。
【選択図】 図8

Description

本発明は、白内障手術によって眼内に挿入される眼内レンズの度数を決定する眼内レンズ度数決定方法及び眼内レンズ度数決定装置に関する。
白内障手術では、水晶体を取り除いた後に、人工のレンズである眼内レンズ(以下、IOL)が挿入される。IOLの度数(パワー)は、患者眼の眼軸長や角膜形状等の患者固有の眼特性データを基礎とし、論理によって作成されたIOL計算式に従って求められる。代表的なIOL計算式は、SRK式、SRKII式、SRK/T式、BINKHORST式、HOFFER−Q式、HOLLADY式等が周知である(例えば、特許文献1参照)。各IOL計算式では、予め定められたレンズ定数(A定数、ACD定数、SF(surgeon factor))が使用される。このレンズ定数は、通常、IOLのメーカによってIOLのモデル(型番)毎に設計的に定められている。
特表2007−505716号公報
IOL計算式は主に論理式で作成されており、また、レンズ定数はIOLのモデル毎にメーカによって定められた一定値が使用されていた。しかし、一定値のレンズ定数により計算されたIOL度数では、目標の屈折度数に対して術後の屈折度数がずれていることも少なくなかった。これは、IOL計算式が論理式であるために、IOL計算式によって求められるIOL度数が眼軸長の値によっては誤差を含み易くなる問題と、IOL度数の計算に最も影響する眼軸長の値に、眼軸長測定装置を扱う測定者又は医療施設の癖が含まれる問題による。このため、各医療施設又は各術者においては、経験を基にレンズ定数に補正を加える等の処置を行い、IOL度数の算出結果の誤差の低減を図っている。しかし、IOLのモデル毎にレンズ定数は異なるため、レンズ定数の修正は一義的に定まらず、複雑になる。また、レンズ定数の補正は術者の経験に依存するところが大きく、経験の少ない術者では適切に対応できない。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、各IOL計算式で使用されるレンズ定数について、IOLモデル毎にカスタマイズ化を可能にし、IOL度数の算出の精度向上を図ることができる眼内レンズ度数決定方法及び眼内レンズ度数決定装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 眼内に挿入される眼内レンズ(以下、IOL)の度数を求める複数のIOL計算式の中から所望のIOL計算式を選択し、眼軸長データを含む眼特性データを入力し、選択されたIOL計算式とIOLメーカにより提供されるIOLモデルとに基づいてレンズ定数を定め、前記IOL計算式にて患者眼に処方するIOLの度数を求める眼内レンズ度数決定方法において、IOLが挿入された術後の患者眼の屈折度数データ、患者眼の眼軸長データ及び患者眼に挿入されたIOL度数を含む術後データを入力する術後データ入力ステップと、入力された術後データを患者眼に挿入されているIOLモデルと対応付けてデータベースに保存する術後データ保存ステップと、前記データベースに保存された多数の術後データに基づいてIOLモデル毎で且つIOL計算式毎に適用されるレンズ定数をカスタマイズするレンズ定数カスタマイズステップであって、レンズ定数をカスタマイズするモデルのIOLが適用された患者眼の術後データを前記データベースから呼び出し、患者眼の術後データに基づいて各IOL計算式に適用されるレンズ定数を患者眼毎に逆算して求めた後、逆算されたレンズ定数に基づいて眼軸長とレンズ定数との関数式を求めるレンズ定数カスタマイズステップと、新たな患者眼のIOL度数の決定に際して、眼軸長を含む眼特性データを入力し、IOL計算式及びIOLモデルを選択すると共に、前記レンズ定数カスマイズステップが適用されたIOLモデルが選択されたときには前記関数式に基づいて眼軸長に応じたレンズ定数を求め、求めたレンズ定数を選択されたIOL計算式に代入してIOLの度数を求めるIOL度数決定ステップと、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の眼内レンズ度数決定方法において、多数の患者眼の術後データに基づいてIOL計算式毎に逆算して求めたレンズ定数と眼軸長との関係の分布図をディスプレイに表示する表示ステップであって、選択されたIOL計算式の分布図をディスプレイに切換え表示する表示ステップを備えることを特徴とする。
(3) 眼内に挿入される眼内レンズ(以下、IOL)の度数を求める複数のIOL計算式の中から所望のIOL計算式を選択するIOL計算式選択手段と、眼軸長データを含む眼特性データを入力する患者眼データ入力手段と、IOLメーカにより提供されるIOLモデルを選択するIOLモデル選択手段とを備え、選択されたIOL計算式とIOLモデルとに基づいてレンズ定数を定め、前記IOL計算式にて患者眼に処方するIOLの度数を求める眼内レンズ度数決定装置において、IOLが挿入された術後の患者眼の屈折度数データ、患者眼の眼軸長データ及び患者眼に挿入されたIOL度数を含む術後データを入力する画面を持つ術後データ入力手段と、入力された術後データを患者眼に挿入されているIOLモデルと対応付けてデータベースに保存する術後データ保存手段と、前記データベースに保存された多数の術後データに基づいてIOLモデル毎で且つIOL計算式毎に適用されるレンズ定数をカスタマイズするレンズ定数カスタマイズ手段であって、レンズ定数をカスタマイズするモデルのIOLが適用された患者眼の術後データを前記データベースから呼び出す信号を入力する呼び出し信号入力手段と、呼び出した患者眼の術後データに基づいて各IOL計算式に適用されるレンズ定数を患者眼毎に逆算して求めた後、逆算されたレンズ定数に基づいて眼軸長とレンズ定数との関数式を求める演算手段と、を有するレンズ定数カスタマイズ手段と、新たな患者眼のIOL度数の決定に際して、前記レンズ定数カスマイズ手段によりカスタマイズが適用されたIOLモデルが前記IOLモデル選択手段により選択されたときには、前記演算手段により演算された前記関数式と入力された患者眼データの眼軸長とに基づいて、眼軸長に応じたレンズ定数を求め、求めたレンズ定数を選択されたIOL計算式に代入してIOLの度数を求めるIOL度数決定手段と、を備えることを特徴とする。
(4) (3)の眼内レンズ度数決定装置において、多数の患者眼の術後データに基づいてIOL計算式毎に逆算して求めたレンズ定数と眼軸長との関係の分布図をディスプレイに表示する表示手段であって、前記IOL計算式選択手段の選択信号に基づき、選択されたIOL計算式の分布図をディスプレイに切換え表示する表示手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、各IOL計算式で使用されるレンズ定数について、IOLモデル毎のカスタマイズ化が可能になり、IOL度数の算出の精度向上を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の眼内レンズ度数決定装置である眼科装置の概略構成図である。眼科装置1は、演算・制御ユニット10と、ディスプレイ21と、キーボード及びマウス等からなる入力デバイス22と、患者眼データを記憶するデータベース23と、を備える。これらは、市販のパーソナルコンピュータを使用できる。ディスプレイ21には、患者眼の眼特性データ、IOL計算式等を選択又入力する所定の画面が表示される。ディスプレイ21の画面の表示は、演算・制御ユニット10により制御される。ディスプレイ21及び入力デバイス22により、入力ユニット20が構成される。
また、演算・制御ユニット10には、眼軸長測定装置2及び角膜形状測定装置3が接続可能にされている。眼軸長測定装置2は、例えば、超音波プローブを持ち、超音波プローブから患者眼に超音波を送信し、超音波プローブによって受信した眼球からの反射エコーに基づいて眼軸長を得る超音波式の測定装置により構成される。この装置では、眼軸長の他、水晶体厚、前房深度、等の眼組織の寸法が得られる。角膜形状測定装置3は、多数の円環状のプラチドリングを角膜に投影し、投影されたプラチドリング像を解析して広い範囲の角膜曲率を得る。
演算・制御ユニット10が持つメモリ11には、IOLの度数(屈折力)を算出する複数の所定のIOL計算式が記憶されている。また、入力ユニット20により入力された眼軸長データ、角膜曲率データ等の患者眼の眼特性データと、患者眼の目標屈折度数と、IOLのモデル毎に定められているレンズ定数(使用されるIOL計算式に応じたA定数、ACD、SFなどがある)とに基づき、選択されたIOL計算式により患者眼に挿入されるIOLの度数(パワー)を演算するIOL度数決定プログラムが、メモリ11に記憶されている。
IOL度数決定に関するプログラムを説明する(図9のフローチャート参照)。IOLデータ管理のプログラムが実行されると、始めに図2のようなメニュー画面50が表示される。画面50において、「IOL度数計算」の項目51が選択されると、図3に示されるように、IOL度数決定のデータ入力画面100がディスプレイ21に表示される。
データ入力画面100において、術者が入力デバイス22を操作することにより、眼軸長欄101に眼軸長測定装置2により得られた眼軸長データが入力される。眼軸長測定装置2と演算・制御ユニット10とが通信可能に接続されているときには、選択欄102により眼軸長測定器の種類が選択され、「import」ボタン103が押されることにより、眼軸長データが転送され、眼軸長欄101に眼軸長データが入力される。
また、IOL計算式の表示欄110の横にあるラジオボタン111がクリックされると、図4に示されるように、予めメモリ11に記憶されているIOL計算式のリスト画面112が表示欄110の下にポップアップで表示される。IOL計算式としては、周知のSRK式、SRKII式、SRK/T式、BINKHORST式、HOFFER−Q式、HOLLADY式が選択可能にされている。選択されたIOL計算式は、表示欄110に表示される。術者名欄114には、術者の名前が入力される。患者眼の角膜形状(K値)の入力欄116には、入力デバイス22が操作されることによって角膜曲率が角膜屈折力に換算された値で入力される。なお、患者データ欄120には、予め選択又は入力された患者のID番号、患者名、年齢、手術眼の右及び左の区別、等が表示される。
データ入力画面100にて必要なデータの入力が完了した後、NEXTキー118が押されると、図5に示されるように、目標屈折度の入力とIOL度数の計算結果の画面130がディスプレイ21に表示される。
図5において、入力欄132には、入力デバイス22により目標屈折度数が入力できる。表示欄133には、画面100で入力された情報が表示される。また、メーカ名の入力欄134の横のラジオボタン134aが押されると、データベース23に登録されているIOLのメーカ名がポップアップにてリスト形式にて表示され(図示を略す)、所望のメーカが選択可能にされる。選択されたメーカ名は入力欄134に表示される。入力欄134にメーカ名が入力された後、モデル名欄横のラジオボタン135aが押されると、さらに、選択されたメーカから提供されているIOLのモデル名(型番)がポップアップにてリスト形式で表示され(図示を略す)、IOLのモデルが選択可能にされる。IOLのモデルもメーカに関連してデータベース23に予め登録されている。選択されたIOLのモデル名が入力欄135に入力される。なお、入力デバイス22により、入力欄135にモデル名を直接入力することも可能にされている。
IOLのモデルが入力されると、IOLのモデル毎に定められているレンズ定数が決定され、決定されたレンズ定数の値が表示欄136a,136b,136cに表示される。表示欄136aのレンズ定数には、前述のIOL計算式の中で、SRK式、SRKII式及びSRK/T式で使用される「A定数」の値が表示される。表示欄136bのレンズ定数には、HOLLADY式で使用される「SF」(サージャンファクター)の値が表示される。表示欄136cのレンズ定数には、BINKHORST式及びHOFFER−Q式で使用される「ACD定数」(前房深度)の値が表示される。これらのレンズ定数は、IOLのモデル毎にIOLのメーカにより定められている値がデータベース23から呼び出されるか、又は後述するレンズ定数のカスタマイズが適用された後の関数式に従って演算された値が表示される。
入力欄135にIOLのモデルが入力されると、演算・制御ユニット10により、図2の画面100にて選択されたIOL計算式及び入力されたデータに従ってIOLの度数が演算される。演算されたIOLの度数は、表示欄140に表示される。また、表示欄141には、術後に予測される屈折度数が表示される。図5の例では、IOL計算式としてSRK/T式が使用され、目標屈折度数が0.00Dに設定されている。
例として、SRK/T式を以下に示す。
Figure 2010207279
入力欄135で設定されたIOLのモデルは、0.50Dのステップで用意されている。この場合、目標屈折度数に近似するIOL度数は17.50Dとして計算され、表示欄140には網掛けの欄140aとして表記されている。欄140aの横の表示欄141aには、IOL度数が17.50Dの場合に、術後に予測される屈折度数の計算結果が表示される。なお、表示欄140には網掛け欄140aを中央値として、0.50Dステップで増減したIOL度数が表示され、各IOL度数の横の表示欄141には、術後に予測される屈折度数の計算結果が表示される。術者は、この結果により、手術に適用するIOL度数を決定する。表示欄140に表示されているIOL度数が入力デバイス22により選択されると、選択されたIOL度数が編掛け欄140aに変えられる。保存ボタン145が押されると、画面100及び画面130で入力されたデータ及びIOLの計算結果が、患者のID番号に対応付けられてデータベース23に保存(記憶)される。
次に、IOL挿入手術後の術後データの入力を説明する。図2のメニュー画面50において、「術後データ入力」の項目52が押されると、患者リストの一覧(図示を略す)が表示され、患者リストの一覧から患者名とその右眼/左眼の区別が選択されると、図6に示されるように、手術結果の入力画面150が表示される。
入力画面150において、患者データ欄120にて患者のID番号、手術眼の左右が指定されると、IOL度数の決定に使用されたIOL計算式及び患者眼の特性データ(角膜屈折率、角膜屈折力、眼軸長)がデータベース23から呼び出され、表示欄151に表示される。また、手術に適用されたIOLデータ(図5の画面にて保存されたデータ)がデータベース23から呼び出され、表示欄153に表示される。表示欄153には、IOLのメーカ名の表示欄154a、モデル名の表示欄154b及びIOL度数の表示欄154cがあり、各欄には入力デバイス22によってもデータが入力可能にされている。また、レンズ定数欄155には、IOL計算式に適用されるレンズ定数の「A定数」、「SF」及び「ACD」の各値が表示欄156a,156b及び156cに表示される。各値は、IOLのメーカ及びモデルが決定されることにより、データベース23から呼び出されて設定される。
図6において、術後屈折度数の欄160には、球面度数、乱視度数及び乱視軸角度がそれぞれ入力欄161a,161b及び161cに入力可能にされる。医師は、IOL挿入手術後に眼屈折力測定装置等により測定された患者眼の屈折度数データを、入力デバイス22により入力欄161a,161b及び161cに入力する。術後の屈折度数データが入力された後、保存スイッチ170が押されと、入力された患者眼のデータ及びIOLデータがデータベース23に保存(記憶)される。
以上の図3〜図6の画面により、患者眼の特性データ、患者眼に適用したIOLデータ及び手術後の屈折度数データが多数の患者について入力され、データベース23に保存される。このように、多数の患者眼についてのデータが入手されたら、IOLのモデル毎にIOLのレンズ定数をカスタマイズするプログラムが適用可能にされる。
図2のメニュー画面50において、「カスタマイズ」の項目53が選択されると、図7に示されるように、カスタマイズを適用するIOLモデルの選択画面200が表示される。図7の画面200において、メーカ名の入力欄201のラジオボタン201aが押されると、データベース23に登録されているIOLのメーカ名がポップアップにてリスト形式にて表示され(図示を略す)、所望のメーカが選択可能にされる。選択されたメーカ名は入力欄201に表示される。入力欄201にメーカ名が入力された後、モデル名欄203のラジオボタン203aが押されると、さらに、データベース23に登録されているIOLのモデル名がポップアップにてリスト形式で表示され、IOLのモデルが選択可能にされる。選択されたモデル名は入力欄203に表示される。モデル名が入力されると、選択されたモデルのIOLが適用された患者リストがデータベース23から呼び出され、表示欄205に表示される。表示欄205には、患者データの他、IOL度数、手術結果の屈折度数等のデータが表示される。表示欄205の患者リストの一つが選択されると、さらに、表示欄205の下の表示欄210に患者眼の特性データ、IOLを処方したときに使用したIOL計算式、IOLのレンズ定数等の詳細データが表示される。
術者は、表示欄205及び210のデータを確認し、カスタマイズの対象とするかを判断する。カスタマイズの対象とするか否かは、表示欄205の患者リスト毎に表示されるチェック欄206にチェックを入れる(チェックを外す)ことにより選択できる。なお、患者リストは、右横のスクロールキー207a,207bをマウス等で操作することにより、上下にスクロールされる。そして、カスタマイズ実行ボタン220が押されると、演算・制御ユニット10により、チェックボックス206により選択された患者リストのIOL度数、術後の屈折度数等に基づき、メモリ11に記憶されている所定のIOL計算式(この例では、SRK式、SRKII式、SRK/T式、BINKHORST式、HOFFER−Q式、HOLLADY式)毎に、且つ患者データ毎にレンズ定数が逆算される。
レンズ定数の逆算をSRK/T式を例にして説明する。SRK/T式においては、前述の数1式に示された「IOL」の値に実際に使用された度数が代入され、屈折力の度数である「DR」に術後の屈折度数が代入され、「A定数」である「A」の値以外のパラメータにはIOLの度数の演算に使用された値が代入される。そして、数1式の「A」について解くことにより、「A定数」が逆算される。なお、測定された術後の屈折度数に乱視度数Cが含まれる場合、屈折度数の「DR」の値には、球面度数Sに乱視度数Cの半分の値を加えた等価球面度数が代入される。この「A定数」の逆算の演算が、チェックボックス206により選択された患者データ毎に実施され、演算された逆算の「A定数」(以下、「逆算A定数」と記す)がデータベース23に記憶される。
図8は、あるIOLモデルについて逆算されたレンズ定数の演算結果が示される画面例である。画面230において、表示欄234には、カスタマイズが実行されたIOLのメーカ名及びモデル名が表示される。入力欄235の横のボタン235aがクリックされると、図4に示されたIOL計算式のリスト画面112が表示欄234の下にポップアップで表示され、カスタマイズが適用されるIOL計算式が選択可能にされる。選択されたIOL計算式は、入力欄235に表示される。図8の例は、SRK/T式が選択されている。選択されたIOL式で逆算されたレンズ定数の演算結果は、眼軸長に対するレンズ定数(図8では、SRK/T式での「A定数」)の分布図232として表示される。また、表示欄236には、カスタマズの実行に使用されたデータ数と、入力欄で選択されたIOL式で逆算されたレンズ定数(「逆算A定数」)の平均値、最大値、最小値及び標準偏差が表示される。そして、SRK/T式では眼軸長とA定数(「逆算A定数」)との関係が、例えば、関数式であるA=f(AL)として演算・制御ユニット10により求められ、レンズ定数がカスタマイズされる。ALは眼軸長の値である。求められた関数式のA=f(AL)を示すグラフ238が分布図232上に表示される。関数式A=f(AL)は、例えば、分布図232の各プロットの値から、最小ニ乗法を用いた近似曲線の関数、直線回帰の関数、等で求められる。この逆算されたレンズ定数の関数式に基づき、IOLモデル毎の新たなレンズ定数の値が算出される。レンズ定数の関数式は、メモリ11(又はデータベース23)に記憶される。
以上はSRK/T式を例にした説明であるが、レンズ定数として「A定数」が使用されるIOL計算式にはSRK式及びSRKII式があり、これらのIOL計算式においても、選択されたIOLモデルに関して、患者データ毎に逆算されたA定数が求められる。そして、多数の逆算されたA定数に基づいて眼軸長とA定数との関数式A=f(AL)が求められることにより、SRK式及びSRKII式でのレンズ定数のカスタマイズが可能にされる。
また、IOL計算式の他の例として、HOLLADY式、HOFFER−Q式を以下に示す。
Figure 2010207279
Figure 2010207279
数2式のHOLLADY式においては、「IOL」の値に実際に使用された度数が代入され、屈折力の度数である「DR」に術後の屈折度数が代入され、レンズ定数である「SF」(サージャンファクター)について解くことにより、「SF」が逆算される。前述と同様に、「SF」の逆算の演算がチェックボックス206により選択された患者データ毎に実施され、逆算の「SF」がデータベース23に記憶される。そして、HOLLADY式では、眼軸長と「SF」との関数式であるSF=f(AL)が演算・制御ユニット10により求められ、HOLLADY式に適用されるレンズ定数がカスタマイズされる。
また、数3式のHOFFER−Q式においては、「IOL」の値に実際に使用された度数が代入され、屈折力の度数である「Rx」に術後の屈折度数が代入され、レンズ定数として示された予測前房深度の「C」について解くことにより、「C」が逆算される。この演算は、選択された患者データ毎に実施され、逆算のレンズ定数である「C」(=「ACD」)がデータベース23に記憶される。そして、HOFFER−Q式では、眼軸長と「ACD」との関数式であるC=f(AL)が演算・制御ユニット10により求められ、HOFFER−Q式に適用されるレンズ定数のカスタマイズが可能にされる。
図8において、ボタン235aのクリックにより表示されるIOL計算式のリスト(図4参照)から所望のIOL計算式が選択されると、分布図232及び表示欄236の値は、選択されたIOL計算式で計算されたレンズ定数の値に切換えられる。また、同時にグラフ238も、選択されたIOL計算式で計算された関数式のグラフに切換えられる。これらの表示により、眼軸長に対するレンズ定数の変化がIOL計算式毎に容易に理解できるようになる。
次に、以上のようにIOLモデル毎で且つIOL計算式毎に求められたレンズ定数のカスタマイズ用の関数式に基づき、新たな患者眼に対してIOL度数を決定する場合を説明する。図2のメニュー画面50から「IOL度数計算」の項目51が選択されると、図3のIOL度数決定のデータ入力画面100がディスプレイ21に表示される。術者は、新たな患者眼の眼軸長データを眼軸長欄101に入力し、表示欄110にて所望するIOL計算式を選択し、入力欄116に患者眼の角膜形状の値を入力する。続いて、NEXTキー118が押されと、図5の画面130に切換えられる。術者が、入力欄132に目標屈折度数を入力(選択)し、入力欄134にメーカ名を入力(選択)し、さらに入力欄135に所望のIOLモデルを入力(選択)する。このとき、レンズ定数がカスタマイズされたIOLモデルが入力(選択)されると、演算・制御ユニット10により、選択されたIOLモデルと選択されたIOL計算式に基づき眼軸長とレンズ定数の関数式(SRK/T式では、A=f(AL))が呼び出される。次に、呼び出された関数式と眼軸長欄101に入力された眼軸長データに基づいてレンズ定数が演算される。演算されたレンズ定数は、表示欄136a,136b,136cに表示される。なお、レンズ定数がカスタマイズされている場合には、表示欄136a,136b,136cに表示されるレンズ定数の値に「*」印等のマークが併記され、カスタマイズされたレンズ定数か否か識別可能にされると、術者の理解を助けることができる。
関数式と眼軸長データに基づいてレンズ定数が演算されると、選択されたIOL計算式に従ってIOL度数が演算される。そして、IOLモデル毎に用意されている度数のステップの情報と目標屈折度数とに基づき、目標度数に近似するIOL度数が表示欄140の網掛け欄140aに表示される。この演算に使用されるレンズ定数は、メーカによってIOLモデル毎に設計的に定められた値ではなく、医療施設毎又は術者毎に過去に得られた多数の患者の統計結果から眼軸長に応じて変えられた値である。このため、医療施設毎又は術者毎の癖又は方針が反映されたIOL度数が算出される。したがって、患者眼に応じて適切なIOLを処方することができる。
また、図3の表示欄110で選択されたIOL計算式が変えられると、その選択されたIOL計算式に応じたレンズ定数の関数式がメモリ11から呼び出され、眼軸長欄101に入力された眼軸長データに基づいてレンズ定数が演算される。同時に、演算されたレンズ定数が使用されたIOL計算式に従ってIOL度数が算出される。
なお、各IOL計算式に従って求められるIOL度数は、IOL計算式によって多少異なっている。このため、IOL計算式毎に求められるIOL度数が比較可能に一覧でディスプレイ21に表示されると、何れのIOL計算式を選択すべきかの判断を可能にすることができる。
眼内レンズ度数決定装置の概略構成図である。 IOLデータ管理のプログラム実行時のメニュー画面である。 IOL度数決定のデータ入力画面の例である。 IOL計算式のリスト画面である。 目標屈折度の入力とIOL度数の計算結果の画面例である。 手術結果の入力画面例である。 カスタマイズを適用するIOLモデルの選択画面例である。 あるIOLモデルについて逆算されたレンズ定数の演算結果の画面例である。 IOL度数決定に関するプログラムのフローチャート図である。
10 演算・制御ユニット
11 メモリ
21 ディスプレイ
22 入力デバイス
23 データベース
101 眼軸長欄
110 表示欄
111 リスト画面
132 入力欄
135 入力欄

Claims (4)

  1. 眼内に挿入される眼内レンズ(以下、IOL)の度数を求める複数のIOL計算式の中から所望のIOL計算式を選択し、眼軸長データを含む眼特性データを入力し、選択されたIOL計算式とIOLメーカにより提供されるIOLモデルとに基づいてレンズ定数を定め、前記IOL計算式にて患者眼に処方するIOLの度数を求める眼内レンズ度数決定方法において、
    IOLが挿入された術後の患者眼の屈折度数データ、患者眼の眼軸長データ及び患者眼に挿入されたIOL度数を含む術後データを入力する術後データ入力ステップと、
    入力された術後データを患者眼に挿入されているIOLモデルと対応付けてデータベースに保存する術後データ保存ステップと、
    前記データベースに保存された多数の術後データに基づいてIOLモデル毎で且つIOL計算式毎に適用されるレンズ定数をカスタマイズするレンズ定数カスタマイズステップであって、レンズ定数をカスタマイズするモデルのIOLが適用された患者眼の術後データを前記データベースから呼び出し、患者眼の術後データに基づいて各IOL計算式に適用されるレンズ定数を患者眼毎に逆算して求めた後、逆算されたレンズ定数に基づいて眼軸長とレンズ定数との関数式を求めるレンズ定数カスタマイズステップと、
    新たな患者眼のIOL度数の決定に際して、眼軸長を含む眼特性データを入力し、IOL計算式及びIOLモデルを選択すると共に、前記レンズ定数カスマイズステップが適用されたIOLモデルが選択されたときには前記関数式に基づいて眼軸長に応じたレンズ定数を求め、求めたレンズ定数を選択されたIOL計算式に代入してIOLの度数を求めるIOL度数決定ステップと、
    を備えることを特徴とする眼内レンズ度数決定方法。
  2. 請求項1の眼内レンズ度数決定方法において、多数の患者眼の術後データに基づいてIOL計算式毎に逆算して求めたレンズ定数と眼軸長との関係の分布図をディスプレイに表示する表示ステップであって、選択されたIOL計算式の分布図をディスプレイに切換え表示する表示ステップを備えることを特徴とする眼内レンズ度数決定方法。
  3. 眼内に挿入される眼内レンズ(以下、IOL)の度数を求める複数のIOL計算式の中から所望のIOL計算式を選択するIOL計算式選択手段と、眼軸長データを含む眼特性データを入力する患者眼データ入力手段と、IOLメーカにより提供されるIOLモデルを選択するIOLモデル選択手段とを備え、選択されたIOL計算式とIOLモデルとに基づいてレンズ定数を定め、前記IOL計算式にて患者眼に処方するIOLの度数を求める眼内レンズ度数決定装置において、
    IOLが挿入された術後の患者眼の屈折度数データ、患者眼の眼軸長データ及び患者眼に挿入されたIOL度数を含む術後データを入力する画面を持つ術後データ入力手段と、
    入力された術後データを患者眼に挿入されているIOLモデルと対応付けてデータベースに保存する術後データ保存手段と、
    前記データベースに保存された多数の術後データに基づいてIOLモデル毎で且つIOL計算式毎に適用されるレンズ定数をカスタマイズするレンズ定数カスタマイズ手段であって、レンズ定数をカスタマイズするモデルのIOLが適用された患者眼の術後データを前記データベースから呼び出す信号を入力する呼び出し信号入力手段と、呼び出した患者眼の術後データに基づいて各IOL計算式に適用されるレンズ定数を患者眼毎に逆算して求めた後、逆算されたレンズ定数に基づいて眼軸長とレンズ定数との関数式を求める演算手段と、を有するレンズ定数カスタマイズ手段と、
    新たな患者眼のIOL度数の決定に際して、前記レンズ定数カスマイズ手段によりカスタマイズが適用されたIOLモデルが前記IOLモデル選択手段により選択されたときには、前記演算手段により演算された前記関数式と入力された患者眼データの眼軸長とに基づいて、眼軸長に応じたレンズ定数を求め、求めたレンズ定数を選択されたIOL計算式に代入してIOLの度数を求めるIOL度数決定手段と、
    を備えることを特徴とする眼内レンズ度数決定装置。
  4. 請求項3の眼内レンズ度数決定装置において、多数の患者眼の術後データに基づいてIOL計算式毎に逆算して求めたレンズ定数と眼軸長との関係の分布図をディスプレイに表示する表示手段であって、前記IOL計算式選択手段の選択信号に基づき、選択されたIOL計算式の分布図をディスプレイに切換え表示する表示手段を備えることを特徴とする眼内レンズ度数決定装置。
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