JP2010206613A - データ配信方法とデータ配信システムと通信装置とプログラム - Google Patents

データ配信方法とデータ配信システムと通信装置とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線アドホックネットワーク環境におけるブロードキャストのデータ配送において、転送ノード数を削減しながらデータの転送カバー範囲を拡大できるデータ配信方法とシステム及び通信装置とプログラムを提供すること。
【解決手段】データのブロードキャスト転送をするノードは、転送用タイマーが切れると、転送データ生成部108により転送ノードがパケット受信時の情報を転送データに付加して、送信処理部109でブロードキャスト転送する。既に同一データを受信し、かつ、転送タイマーがまだ切れていないノードが前回と異なる送信元ノードから転送されてきたデータを受信した場合、この受信ノードは受信済み同一データに関する自ノードの受信状態情報と転送データを送信したノードの受信状態情報を元にして、転送範囲拡大判定部103によりデータ転送が有効と判定した場合のみデータ転送処理を続行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ配信方法とデータ配信システムと通信装置とプログラムに関し、特に、無線アドホックネットワーク環境におけるマルチホップ通信を利用したブロードキャスト等によるデータ転送に好適なデータ配信方法とデータ配信システムと通信装置とプログラムに関する。
無線アドホックネットワークにおいて、ブロードキャストは例えばルーティングプロトコルで使用されるような制御パケットや管理パケットなどを特定のエリア内に配置された全てのノードに対して配送するのに有効な技術である。さらに、直接配送できないノードに対してはマルチホップ通信を組み合わせることは、効果的な配信方法として応用されている。
ブロードキャスト技術として、従来より、フラッディング(Flooding)技術が知られている。図7にその動作例を示す(なお、図7は、関連技術のフラッディングの動作説明のため、本発明者により作成されたものである)。
図7を参照すると、フラッディング技術は、送信元ノード300がブロードキャストしたパケットを受信した各ノード(301、302、303及び304)は、ブロードキャストで転送を行う。さらに、該パケットを受信した各ノードは、ブロードキャストによる再転送を行うが、その際、一度転送したものと同一データのパケットを受信した場合には、当該受信パケットを破棄するとともに、同一データの再転送を中止する。この処理を繰り返すことにより、エリア内の全ノードにパケットを配送する。全ノードは必ず1回ブロードキャストで転送を実行することになる。
フラッディング技術を改良したシステムとして例えば特許文献1(特開2003−283560号公報(特許第3894432号公報(第9−14頁))の記載が参照される。特許文献1に記載された発明おいては、ブロードキャストによるパケットを受信した各ノードは、送信元ノードからの距離情報をパラメータとして、送信元ノードから遠くにあるノードから先にタイマーが切れるように、転送用タイマーを設定する。そして、転送用タイマーが切れる前に、別ノードから同一データのパケットを受信した場合には、データの転送処理を中止することで、全体の転送回数の削減を可能としている。
特開2003−283560号公報
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
上記特許文献1に記載された発明においては、転送処理を中止したノードからしか配送ルートが存在しない位置にノードが配置されている場合、当該ノードに対しては、いつまでもパケットの転送が行われないことになる。これは、本発明者の分析により知見された問題点である。以下、図8を参照して説明する。なお、図8は、特許文献1に記載された発明の動作を説明するため、本発明者により作成されたものである。
図8において、最初の送信元ノード400が送信したブロードキャスト・パケットを受信した受信ノード401と404と405のうち、受信ノード401が送信元ノード400から見て一番遠くに位置しているため、ノード401は、ノード404及び405よりも、先に転送処理を開始するように転送用タイマーを設定する。
そして、ノード404と405は、自分が転送処理を開始する前に、ノード401からの転送パケットを受信すると、ともに転送処理を中止してしまう。その後、同様にして、ノード406は、ノード402又は403からの転送パケットを受信することにより、自らの転送処理を中止する。
このように、ノードの配置状況によっては、ブロードキャスト送信時に、データが転送されないノードが生じる場合がある。これは、以下の理由による。
すなわち、自ノードから1ホップで到達可能なノードの数が少数に限定された状態でノードが配置されている場合、他ノードからブロードキャスト送信されたデータの転送処理において、自ノードから1ホップで到達可能なノードの全てが転送処理の実行待ち状態中に、同一データの転送パケットを受信することで転送処理を中止してしまい、自ノードへの転送が行われない場合が発生し得るためである。
したがって、本発明の目的は、無線アドホックネットワーク環境におけるブロードキャストのデータ配送において、転送ノード数を削減しながら、データの転送カバー範囲を拡大できるデータ配信方法とデータ配信システムと通信装置とプログラムを提供することにある。
本発明の1つの側面によれば、無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間のデータ配信方法であって、
パケットを受信したノードは、前記パケット受信時、前記ノード内に、前記受信したパケットのデータと同一データが未転送データとして存在する場合、少なくとも、前記受信したパケットに関する受信状態情報と、前記未転送データに関する受信状態情報とに基づき、前記未転送データ及び前記パケットの送信ノードの送信可能範囲と、前記パケットを受信したノードの送信可能範囲との差分領域を求め、前記パケットを受信したノードにおけるデータ転送の必要の有無を判断するデータ配信方法が提供される。
本発明の他の側面によれば、無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有する複数のノードを備えたデータ配信システムにおいて、パケットを受信したノードは、前記パケット受信時、前記受信したパケットのデータと同一データが未転送データとして存在する場合、少なくとも、前記受信したパケットに関する受信状態情報と、前記未転送データに関する受信状態情報とに基づき、前記未転送データ及び前記パケットの送信ノードの送信可能範囲と、前記パケットを受信したノードの送信可能範囲との差分領域を求め、前記パケットを受信したノードにおけるデータ転送の必要の有無を判断するデータ配信システムが提供される。
本発明のさらに他の側面によれば、無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有する通信装置間の通信を行う通信装置において、パケット受信時の受信状態情報を受信データと対応付けて管理する転送用データ管理手段と、パケット受信時の受信状態情報を利用して、各通信装置の送信可能範囲の差分領域を求めて、転送処理の必要性を判断する転送範囲拡大判定手段と、データ転送実行開始までの時間を管理する転送用タイマー管理手段と、を備えた通信装置が提供される。
本発明のさらに別の側面によれば、無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間の通信を行うノードとして機能する通信装置であって、ブロードキャスト・パケットを受信した時、前記パケットの受信状態より受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得する受信処理部と、前記受信したパケットのデータと同一データが未転送データとして未転送データ管理部に存在するか否かをチェックするデータ検索部と、前記データ検索部よる検索の結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、前記受信したパケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに保存する前記未転送データ管理部と、同一データが未転送データとして存在する場合には、前記未転送データ管理部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得する転送判定用パラメータ取得部と、取得された前記未転送データに関する受信距離情報と、前記受信パケットの受信距離情報と、に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、転送範囲拡大判定部と、を備えた通信装置が提供される。本発明において、前記転送範囲拡大判定部は、前記未転送データに関する受信距離情報と、前記受信パケットの転送データに付加された受信距離情報と、前記受信パケットの受信距離情報と、に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断するようにしてもよい。
本発明によれば、無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間の通信を行うノードを構成するコンピュータに、
ブロードキャスト・パケットを受信した時、前記パケットの受信状態より受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得する受信処理と、
受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして記憶部に存在するか否かをチェックするデータ検索処理と、
前記データ検索処理よる検索の結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに前記記憶部に保存する未転送データ管理処理と、
同一データが未転送データとして存在する場合に、
前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得する転送判定用パラメータ取得処理と、
取得された前記未転送データに関する受信距離情報と、
前記受信パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
前記受信パケットの受信距離情報と、
に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する転送範囲拡大判定処理と、を実行させるプログラムが提供される。本発明において、前記転送範囲拡大判定処理は、前記未転送データに関する受信距離情報と、前記受信パケットの転送データに付加された受信距離情報と、前記受信パケットの受信距離情報と、に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断するようにしてもよい。
本発明によれば、無線アドホックネットワーク環境におけるブロードキャストのデータ配送において、転送ノード数を削減しながらデータの転送カバー範囲を拡大できるデータ配信方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の通信ノードの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態において転送範囲拡大の要否判定に使用するパラメータの関係を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態におけるブロードキャスト・パケット受信処理の動作の一例を示す流れ図である。 本発明の第1の実施形態におけるブロードキャスト・パケット送信処理の動作の一例を示す流れ図である。 本発明の第2の実施形態におけるブロードキャスト・パケット受信処理の動作の一例を示す流れ図である。 本発明の第1の実施例におけるブロードキャストの転送動作を模式的に示す図である。 フラッディング技術によるブロードキャストの転送動作を模式的に示す図である。 特許文献1の方法によるブロードキャストの転送動作を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態について説明する。本発明においては、複数の通信ノードを有し、各ノードは、他ノードから送信されたパケットを受信する受信処理部(図1の101)と、受信パケットと同一データ受信有無の状況を検索するデータ検索部(図1の102)と、未転送データと同一データを持つパケット受信時に転送処理実行の要否を判定する転送範囲拡大判定部(図1の103)と、パケット受信時に受信状態情報を用いて転送処理の実行開始までの待ち時間を設定する転送タイマー設定部(図1に104)と、転送範囲拡大判定部(103)の転送処理実行の要否判定に使用するパラメータをデータの受信状態情報から取得する転送判定用パラメータ取得部(図1の105)と、未転送データと対応する受信状態情報のデータを保存及び管理する未転送データ管理部(図1の106)と、未転送データの転送処理実行までのタイマーを管理するタイマー処理部(図1の107)と、データ転送時にデータ受信状態情報を付加する転送データ生成部(図1の108)と、データをブロードキャスト転送する送信処理部(図1の109)とを有する。
本発明においては、ブロードキャスト・パケットを受信した一のノード(例えば図2の140)は、該パケットの受信状態より、受信状態情報(例えば該パケットの送信元ノード(例えば図2の130)との受信距離情報)を取得し、さらに、前記一のノード(140)は、受信したパケットのデータと同一データが未転送データとして記憶部(未転送データ管理部)に存在するか否かをチェックする。前記一のノード(140)は、同一データが未転送データとして存在しない場合には、受信した前記パケットのデータを未転送データとして受信状態情報とともに、記憶部(未転送データ管理部)に保存する。前記一のノード(140)は、同一データが未転送データとして存在する場合には、記憶部(未転送データ管理部)から、前記未転送データに関する受信状態情報のパラメータ(受信距離情報)を取得する。一のノード(例えば図2の140)は、前記未転送データに関する受信距離情報(図2のd2)と、受信した前記パケットに関する受信距離情報(図2のd3)と、受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報(図2のd1)とに基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する。あるいは、前記未転送データに関する受信距離情報(図2のd2)と受信した前記パケットに関する受信距離情報(d3)と、に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する。
本発明において、各ノードは、ブロードキャスト・パケット受信時に、同一データを受信済みであるか否かを確認し、初めての受信であれば、パケット受信時の電波強度等の受信状態情報から求めた受信距離をパラメータとして送信ノードから遠くに位置するノードから先に転送を開始するように転送用タイマーを設定し、受信したデータと、受信パケットに付加されている送信元ノードにおける受信状態情報と、を保存した後に、転送用タイマーを動作させる。一方、受信パケットと同一データが受信済みであれば(未転送データとして記憶保持されている場合)、受信済みのデータの送信元ノードにおける受信状態情報と、今回受信したノードでの受信状態情報と、を利用して、受信ノードの配信範囲内で、且つ、先に送信したノードの配信範囲と今回転送したノードの配信範囲のどちらにも含まれない領域の大きさが、転送処理中止による影響を受けると判断される場合には、転送処理を続行させることで、単純に同一データのパケット受信により転送処理を中止する場合に比べて転送可能なノードのカバー範囲拡大を実現することが可能となる。
このように、本発明においては、ブロードキャスト・パケットのデータ配信において、ブロードキャスト・パケット受信時の受信ノードにおける、受信状態情報(ブロードキャスト・パケットの送信元の通信ノード、ブロードキャスト・パケット受信時の電波強度又はブロードキャスト・パケット送信元の通信ノードとの受信距離等)を、転送パケットデータに付加して、ブロードキャスト転送を行い、受信ノード側では、ブロードキャスト転送されたパケットに付加されたこれらの受信状態情報と、以前に受信した同一データの受信状態情報から得られたパラメータと、を基にして、該当するデータの送信、及び、転送してきた各通信ノードの送信範囲と受信ノードの送信範囲との差分領域を判定する。本発明によれば、パケットを転送してきたノードの送信範囲とパケットを受信したノードの送信範囲の差分領域と、転送ノードによるパケット受信状態情報とを基に、転送処理の中止を判定することで、転送ノード数をある程度抑えつつ、特許文献1の方法に比べて転送可能なノードのカバー範囲を拡大できる。
本発明によれば、パケットを転送するノードは、転送先ノード側で転送処理中止の判定のために使用するパケット受信状態情報を、転送パケットに付加して転送するようにしたことで、パケット受信ノードが、パケットを転送するノードによるパケット受信状態情報を取得するための余分な通信トラフィックを不要としている。以下、具体的な実施形態に即して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の第1の実施形態の通信ノード(通信装置)の構成を示す図である。本発明の第1の実施形態に係るシステムは、複数の通信ノードで構成され、各通信ノードの基本構成は同一とされる。各通信ノードは、図1に通信ノード100として示すように、受信処理部101と、データ検索部102と、転送範囲拡大判定部103と、転送タイマー設定部104と、転送判定用パラメータ取得部105と、未転送データ管理部106と、タイマー処理部107と、転送データ生成部108と、送信処理部109と、を備えている。
受信処理部101は、通信ノード100が、他の通信ノードとの間で無線による通信を行い、通信ノード100との通信範囲内に位置する他の通信ノードが送信したブロードキャスト・パケットの受信を行う。
データ検索部102は、通信ノード100が受信処理部101で受信したブロードキャスト・パケットを受け取り、他の通信ノードから、既に同一データを受信しているか否かを、未転送データ管理部106内を検索する。
データ検索部102は、未転送データ管理部106内を検索した結果、
他の通信ノードから同一データを受信済みでない場合には、未転送データ管理部106に、
受信したブロードキャスト・パケットと、
ブロードキャスト・パケットの送信元の通信ノードと、ブロードキャスト・パケット受信時の電波強度(又は電波強度から求めた、ブロードキャスト・パケット送信元の通信ノードからの受信距離)等を含む受信状態情報と、
を引き渡して、受信データの保存を依頼すると共に、転送タイマー設定部104に対して、転送用タイマー(不図示)の設定を依頼する。
一方、データ検索部102は、未転送データ管理部106内を検索した結果、他の通信ノードから同一データを受信済みである場合、
受信したブロードキャスト・パケットと、
ブロードキャスト・パケットの送信元の通信ノードと、ブロードキャスト・パケット受信時の電波強度(又は電波強度から求めたブロードキャスト・パケットの送信元の通信ノードからの受信距離)等の受信状態情報と、
を転送範囲拡大判定部103へ引き渡し、転送範囲拡大のための、データ転送処理の続行が必要か否かの判断処理を依頼する。
転送範囲拡大判定部103は、受信済みデータと同一データを受信したことの通知を、データ検索部102より受けると、以前の同一データ受信時に関する受信状態情報取得を転送判定用パラメータ取得部105に依頼する。
転送範囲拡大判定部103は、
・データ検索部102より取得した今回のデータ受信に関する受信状態情報と、
・転送判定用パラメータ取得部105経由で取得した、以前の同一データ受信に関する受信状態情報と、
を基に、転送範囲拡大のための転送処理の続行が必要か否かの判断処理を行う。
転送範囲拡大判定部103は、転送処理の続行の必要の有無を判断した結果、データ転送処理の続行が不要と判断されれば、転送タイマー設定部104を通じて転送用タイマーの停止処理を行う。
転送タイマー設定部104は、データ転送の実行開始までの遅延時間を管理する転送用タイマーの設定を行う。転送タイマー設定部104は、データ検索部102より初めて受信したブロードキャスト・パケットに関しては、受信時の電波強度より求めた、ブロードキャスト・パケット送信元の通信ノードからの受信距離をパラメータとして、該送信元の通信ノードから見て遠くにある通信ノードから先に、タイマーが切れるように(タイムアウトとなるように)、転送用タイマーの設定を行う。
既に同一データ受信済みであり、転送範囲拡大判定部103により、転送処理の続行不要との判断通知を受けた場合、転送タイマー設定部104は、未転送データ管理部106内で管理中の、該当する未送信データの転送用タイマーを停止させる。なお、未送信データが複数ある場合、それぞれに関連付けて複数の転送用タイマーが設けられる。
転送判定用パラメータ取得部105は、転送範囲拡大判定部103からの依頼を受け、未転送データ管理部106から、受信データと同一データに関する受信状態情報(ブロードキャスト・パケット送信元の通信ノードと、受信時の電波強度又はブロードキャスト・パケット送信元の通信ノードとの受信距離)を取得し、転送範囲拡大判定部103へ、当該受信状態情報を通知する。
未転送データ管理部106は、未転送データと、該当パケット受信時の受信状態情報(送信元、受信時の電波強度又は送信元ノードとの受信距離)と、転送用タイマーとを対応付けて管理を行う。また未転送データ管理部106は、データ検索部102に対して依頼を受けたデータと同一データが保存されているかの結果応答を行い、転送判定パラメータ取得部105に対しては該当するデータの受信状態情報を通知する。
未転送データ管理部106内で管理中の転送用タイマーは、タイマー処理部107により更新され、転送用タイマーが切れた場合(タイムアウト発生時)には、転送データ生成部108に対しては、転送データの生成に必要な情報を通知し、転送処理の実行開始の指示を行う。
タイマー処理部107は、一定周期でタイマーを管理し、未転送データ管理部106で管理中の未転送データに対応する転送用タイマーの更新処理を行う。タイマー処理部107は、転送用タイマーが切れた場合(タイムアウト発生時)には、未転送データ管理部106に対して、その旨通知を行う。例えば、転送タイマー設定部104で所定のカウント値が設定された転送用タイマーに対して、タイマー処理部107は一定周期で、転送用タイマーのカウント値をデクリメントし、転送用タイマーのカウント値が0となった時点で、未転送データ管理部106に対して転送用タイマーが切れた旨を通知する。
転送データ生成部108は、未転送データ部106からの転送処理の実行開始を通知されると、未転送データ管理部106から引き渡された未転送データに、受信状態情報を付加して、転送用データを生成し、送信処理部109に引き渡して、転送処理を依頼する。
送信処理部109は、転送用タイマーが切れて、転送処理の実行時において、転送データ生成部108から引き渡された転送用パケットをブロードキャスト転送する。
なお、図1の通信ノード100(通信装置)における受信処理部101と、データ検索部102と、転送範囲拡大判定部103と、転送タイマー設定部104と、転送判定用パラメータ取得部105と、未転送データ管理部106と、タイマー処理部107と、転送データ生成部108と、送信処理部109の少なくとも1つのユニット(部)又は全てのユニット(部)の処理は、通信ノード100(通信装置)を構成するコンピュータ(CPU、プロセッサ)上で動作するプログラム制御によって実現するようにしてもよいことは勿論である。
図2は、本実施形態において、送受信における通信ノードの位置と転送範囲拡大判定処理で使用するパラメータの関係を示す図である。
図2において、通信ノード120、130、140の構成は、それぞれ図1に示した通信ノード100と同一である。以下の説明では、図2において、ブロードキャスト・パケットの送信元ノードを通信ノード120とし、通信ノード130と140は双方とも通信ノード120から1ホップでの送信可能範囲内に位置しており、通信ノード120からの直線距離は通信ノード130の方が通信ノード140に比べて遠くに位置している。
図3は、本実施形態において、通信ノード100のブロードキャスト・パケット受信時の動作を示す流れ図である。図1、図2及び図3を参照して、図2の通信ノード140におけるブロードキャスト・パケット受信時の動作を説明する。
通信ノード140は、受信処理部101により、他の通信ノード(通信ノード120又は130)より送信されたブロードキャスト・パケットを受信する(ステップS1001)。
通信ノード140は、ブロードキャスト・パケットの受信時の電波強度等により、受信距離dを取得する(ステップS1002)。ここで、受信距離dは、通信ノード120から送信されたブロードキャスト・パケット受信時においてはd2を、通信ノード130から転送されたブロードキャスト・パケット受信時においてはd3を示す。
通信ノード140は、データ検索部102により、未転送データ管理部106内を検索し、受信パケットと同一データが未転送データとして存在するかを調べる(ステップS1003)。通信ノード140において、通信ノード120からのパケット受信時は、ステップS1003のNo分岐、通信ノード130からのパケット受信時はステップS1003のYes分岐である。
通信ノード140において、ステップS1003の判定で、通信ノード120からの最初の受信時のように、未転送データ中に同一データが存在しない場合(ステップS1003のNo分岐)、データ検索部102は、未転送データ管理部106に、受信したブロードキャスト・パケットのデータと、受信状態情報(送信元、受信時の電波強度又は送信元ノードとの受信距離)を保存するよう依頼を行い(ステップS1007)、続いて、データ検索部120は、転送タイマー設定部104に、転送用タイマーの設定依頼を行う(ステップS1008)。
転送用タイマーは、パケットの受信距離dをパラメータとして、送信元ノードより遠くにあるノードから先にタイマーが切れるように、タイムアウト時間の設定を行う。
一方、ステップS1003において、通信ノード120からのブロードキャスト・パケットを受信した後に、通信ノード130からの転送によるブロードキャスト・パケット受信時のように、未転送データ中に同一データが存在する場合(ステップS1003のYes分岐)、通信ノード140では、転送判定用パラメータ取得部105により、未転送データ管理部106より該当する未転送データに関する受信状態情報(送信元が120、受信距離がd2)を取得し、通信ノード130から受信したパケットに付加された受信状態情報(送信元が通信ノード120、受信距離d1)とステップS1002で取得した受信距離d3とをパラメータとして、角度θを取得する(ステップS1004)。
なお、角度θ(通信ノード120と130のなす辺(距離d1)と、通信ノード120と140のなす辺(距離d2)との間の角度)は、通信ノード120、130、140がなす三角形(3辺の長さd1、d2、d3)に関する余弦定理に従って次の式(1)により取得できる。
Figure 2010206613
通信ノード140は、ステップS1004で取得した角度θと受信距離d2を元に、転送範囲拡大判定部103により、通信ノード140でのデータ転送処理の続行が必要か否かの判定を行う(ステップS1005)。
判定基準の例として、角度θが45度以上で、且つ、受信距離d2が通信ノードの送信可能距離の50%以上であれば、データ転送処理の続行が必要であると定める。ただし、これらの判断基準値は、予め各通信ノードに設定するものであるが、値そのものはあくまで一例であり、他の値を設定しても構わない。なお、送信可能距離は、各通信ノードで同一(共通)とする。
通信ノード140において、ステップS1005で、転送範囲拡大判定部103により、通信ノード140での転送処理の続行が不要と判断された場合(ステップS1005のNo)、転送タイマー設定部104に、転送用タイマー停止の処理を依頼して、転送処理を中止させる(ステップS1006)。
一方、通信ノード140において、転送範囲拡大判定部103により、転送処理の続行が必要と判断された場合(ステップS1005のYes)、転送用タイマーはそのまま動作させてタイマーが切れた後に転送処理を実行させる。
図4は、通信ノード100のブロードキャスト・パケット送信時(データ転送時)の動作を示す流れ図である。図1、図2、及び図4を参照し、通信ノード140におけるブロードキャスト・パケット送信時(データ転送処理時)の動作を説明する。なお、図2の通信ノード130においても転送処理は同様である。
通信ノード140に、未転送であり、転送用タイマーが動作中のデータ(未転送データ)が存在するかを確認し(ステップS2001)、該当データが存在しない場合(ステップS2001のNo分岐)、その後の処理は実行しない(転送処理は終了する)。
一方、該当データが存在する場合には(ステップS2001のYes分岐)、通信ノード140に、転送用タイマーの期間が満了したか否かを確認する(ステップS2002)。
通信ノード140において、転送用タイマーがまだ切れていない場合(ステップS2002のNo分岐)、タイマー処理部107により、タイマー処理の更新を行い(ステップS2005)、ステップS2001に処理を戻す。
通信ノード140において、ステップS2002で、転送用タイマーが切れた場合(ステップS2002のYes分岐)、未転送データ管理部106より、転送データ生成部108に通知が行われ、未転送データに受信状態情報を付加して(ステップS2003)、転送用データを生成する。
通信ノード140において、ステップS2003により生成された転送用データは、通信処理部109に引き渡され、ブロードキャストによる転送処理を実行する(ステップS2004)。
本実施形態においては、ブロードキャスト・パケットのデータ配送において、パケット受信時の受信ノードにおける受信状態情報(送信元、受信時の電波強度又は送信元ノードとの受信距離等)を、転送データに付加して、ブロードキャスト転送を行い、受信ノード側では、転送パケットに付加されたこれらの受信状態情報と、前に受信した同一データの受信状態情報から得られたパラメータとを基にして、該当するデータの送信、及び転送してきた各ノードの送信範囲と受信ノードの送信範囲との差分領域を判定しているため、パケット受信状態情報取得のための余分な通信トラフィックを必要とせずに、ブロードキャスト転送を実行する通信ノードの数をある程度抑えつつ、転送可能なノードのカバー範囲を拡大可能となる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明の第2の実施形態においては、ブロードキャスト・パケット受信時における転送範囲拡大のためのデータ転送処理実行の要否判定に使用するパラメータ、及び判定方法が、第1の実施形態と相違している。通信ノードの構成は、図1に示した前記第1の実施形態と同じである。
また、ブロードキャスト・パケット送信時(データ転送時)の動作は、図4を参照して説明した第1の実施形態における動作と同じである。
図5は、本実施形態において、図2の通信ノード140におけるブロードキャスト・パケット受信時の動作を説明する流れ図である。図5において、図3と同一処理のステップは、同一の参照符号(ステップ番号)が付されている。すなわち、ステップS1003における受信したブロードキャスト・パケットを受信済みパケットから検索するまでの処理、及び、その受信パケットが初めて受信したパケットであった場合の処理(ステップS1003のNo分岐以降)は、前記第1の実施形態における動作と同一である。図5に示すようにステップS1014、S1015が、図3のステップS1004、S1005に置き換えられている。
ステップS1003で、通信ノード120からの受信後に通信ノード130からの転送での受信時のように、未転送データ中に同一データが存在する場合(ステップS1003のYes分岐)、転送判定用パラメータ取得部105により未転送データ管理部106より該当する未転送データに関する受信状態情報(送信元が通信120、受信距離がd2)を取得し、ステップS1002で取得した受信距離d3をパラメータとして取得する(ステップS1014)。
ステップS1014で取得した受信距離d2とd3を基に、転送範囲拡大判定部103により、通信ノード140での転送処理の続行が必要か否かの判定を行う(ステップS1015)。
判断基準の例として、受信距離d2とd3の両方が通信ノードの送信可能距離の50%以上であれば転送処理の続行が必要であると定める。ただし、これらの判断基準値は、予め各通信ノードに設定するものであるが、値そのものはあくまで一例であり、他の値を設定してもよいことは勿論である。
ステップS1015において、通信ノード140での転送処理の続行が不要と判断された場合(ステップS1015のNo)、転送タイマー設定部104に転送用タイマー停止の処理を依頼して、転送処理を中止させる(ステップS1006)。
一方、転送処理の続行が必要と判断された場合(ステップS1015のYes)、転送用タイマーはそのまま動作させてタイマーが切れた後に転送処理を実行させる。
<一具体例>
次に、図6を参照して、本発明を適用した具体的な実施例を説明する。図6において、各通信ノード200、201、202、203、204、205、206、207は、図1乃至図4を参照して説明した前記第1の実施形態の通信ノードによって構成されている。図6に示すように、各通信ノード200、201、202、203、204、205、206、207が同じ無線方式で通信を行っている。この領域での無線通信の伝搬特性は均一であり、各通信ノードの送信可能な最大距離は同一であるとする。
また、各通信ノードの位置関係は、図6に示すとおりであり、
通信ノード200の1ホップでの通信可能な領域が210、
通信ノード201の1ホップでの通信可能な領域が211、
通信ノード202の1ホップでの通信可能な領域が212
であるものとする。
つまり、通信ノード201、202、203は、通信ノード200から直接通信(1ホップでの通信)が可能である。通信ノード200、202、204、205は、通信ノード201から直接通信(1ホップでの通信)が可能である。通信ノード200、201、206、207は、通信ノード202から直接通信(1ホップでの通信)が可能である。
通信ノード200が、マルチホップ通信を利用して、ブロードキャスト・パケットを送信する場合の転送動作について説明する。
通信ノード200から送信されたブロードキャスト・パケットを、通信ノード201と202と203がそれぞれ受信する。
通信ノード201、202、203は、パケット受信時の電波強度に基づき、送信元(通信ノード200)からの距離を算出し、データを未転送データ管理部106に保存すると共に、転送用タイマーの設定を行う。
図6を参照すると、通信ノード201は、通信ノード202に比べて、通信ノード200から遠くに位置しているので(d1>d2)、通信ノード201の転送用タイマーは、通信ノード202の転送用タイマーよりも先に切れる(タイムアウトする)ように設定される。
次に、通信ノード201は、通信ノード202より先にブロードキャストによる転送処理を実行する。ここで、通信ノード201が転送するパケットには、送信元が通信ノード200であり、パケットの受信距離がd1であるという受信状態情報が、転送データ生成部108(図1参照)により付加される。
通信ノード201から転送されたパケットは、通信ノード202と204と205がそれぞれ受信する。
通信ノード202は、通信ノード201からの転送パケットを受信すると、通信ノード201からの受信距離d3を同様に受信時の電波強度より求める。
次に、通信ノード202は、図1に示したデータ検索部102により未転送データ管理部106に保存されている未転送データを検索し、通信ノード200から受信したデータと同一データであると判定する。
通信ノード202は、
未転送データ管理部106に保存されている受信距離d2と、
通信ノード201からの転送パケットに付加された、通信ノード200と201間の受信距離d1(通信ノード201でのパケット受信時の該パケットの送信元モード200との受信距離d1)と、
通信ノード201からの転送パケット受信時に取得した受信距離d3と、
を基に、通信ノード200と201がなす辺と、通信ノード200と202の辺の角度θを、式(1)により算出する。
通信ノード202において、角度θと受信距離d2を基にして、予め設定されている判断基準、例えば、
角度θが45度以上であり、且つ、
受信距離d2が通信ノードの送信可能距離の50%以上である、
という基準を満たすか否かを、転送範囲拡大判定部103により判定する。
図6における各ノードの位置関係の場合、この判断基準を満たすものであり、通信ノード202は、データ転送処理を続行する。すなわち、通信ノード202は、転送用タイマー(受信パケットのデータと同一データの未転送データに対応する転送用タイマー)を中止しない。
このため、通信ノード202では、転送用タイマーが切れることにより、データ転送処理を実行し、通信ノード206と207に対してのブロードキャスト転送が行われ、効率的に転送可能なノードのカバー範囲を拡大することが可能になる。
本発明によれば、無線アドホックネットワーク環境におけるルーティングプロトコルの制御パケットの配信といった用途に適用できる。また、特定エリア内における地域情報の広告配信といった用途にも適用できる。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
100,120,130,140,200〜207,300〜304,400〜406 通信ノード
101 受信処理部
102 データ検索部
103 転送範囲拡大判定部
104 転送タイマー設定部
105 転送判定用パラメータ取得部
106 未転送データ管理部
107 タイマー処理部
108 転送データ生成部
109 送信処理部
210〜212,410〜413 1ホップでの通信可能範囲

Claims (35)

  1. 無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間のデータ配信方法であって、
    パケットを受信したノードは、受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして存在する場合、前記パケット受信時の受信状態情報と、前記未転送データに関する受信状態情報とに基づき、前記未転送データと前記パケットの送信ノードの送信可能範囲と、前記パケットを受信したノードの送信可能範囲との差分領域を求め、前記パケットを受信したノードにおけるデータ転送の必要の有無を判断する、ことを特徴とするデータ配信方法。
  2. 前記パケットを転送するノードは、前記パケット受信時の受信状態情報を転送データに付加したデータを作成しパケット化し転送先のノードに転送する、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ配信方法。
  3. 前記パケット受信時の受信状態情報が、前記パケットの送信元のノードと前記パケットを受信したノードとの間の距離を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ配信方法。
  4. 前記パケットを受信したノードは、データ転送の必要の有無を判断にあたり、
    前記パケットに関する受信状態情報と、
    前記パケットの転送データに付加された受信状態情報と、
    前記未転送データに関する受信状態情報と、
    を利用する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ配信方法。
  5. ネットワークを構成する複数のノードのうちブロードキャスト・パケットを受信した一のノードは、
    前記パケット受信時の前記受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得し、
    前記一のノードは、さらに、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックし、
    同一データが未転送データとして存在しない場合には、
    受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに、前記記憶部に保存し、
    同一データが未転送データとして存在する場合には、
    前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得し、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットに関する受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項1記載のデータ配信方法。
  6. 前記一のノードは、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットに関する受信距離情報と、
    が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項5記載のデータ配信方法。
  7. ネットワークを構成する複数のノードのうちブロードキャスト・パケットを受信した一のノードは、
    前記パケット受信時の前記受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得し、
    前記一のノードは、さらに、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックし、
    同一データが未転送データとして存在しない場合には、
    受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに前記記憶部に保存し、
    同一データが未転送データとして存在する場合には、
    前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得し、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項1記載のデータ配信方法。
  8. 前記一のノードは、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    から、
    前記未転送データを前記一のノードに送信した第1の送信ノードと、前記一のノードとがなす辺と、
    前記第1の送信ノードと、前記一のノードが受信した前記パケットを前記一のノードに送信した第2の送信ノードとがなす辺
    との間の角度を導出し、
    前記角度が予め定められた角度以上であり、且つ、
    前記第1の送信ノードと前記一のノードとの間の受信距離が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合に、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項7記載のデータ配信方法。
  9. 前記一のノードにおいて、受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックした結果、
    同一データが未転送データとして存在しない場合には、前記未転送データと受信距離情報を前記記憶部に保存するとともに、データ転送実行までの遅延時間を管理する転送用タイマーをスタートさせる、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデータ配信方法。
  10. 前記転送用タイマーは、送信元ノードから遠くにあるノードから先にタイムアウトとなるように設定される、請求項9記載のデータ配信方法。
  11. 前記一のノードは、転送処理において、
    前記未転送データが存在し、且つ、前記転送用タイマーが動作中の場合、
    前記転送用タイマーのタイムアウトを契機として、前記未転送データに受信状態情報を付加して転送データを作成し、パケットで転送し、
    転送処理を行わない場合、前記転送用タイマーを停止させる、請求項9又は10記載のデータ配信方法。
  12. 無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有する複数のノードを備えたデータ配信システムにおいて、
    パケットを受信したノードは、前記パケット受信時、
    前記ノード内に、受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして存在する場合、
    少なくとも、受信した前記パケットに関する受信状態情報と、前記未転送データに関する受信状態情報とに基づき、前記未転送データ及び前記パケットの送信ノードの送信可能範囲と、前記パケットを受信したノードの送信可能範囲との差分領域を求め、前記パケットを受信したノードにおけるデータ転送の必要の有無を判断する、ことを特徴とするデータ配信システム。
  13. 前記パケットを転送するノードは、前記パケットを受信した時の前記パケットの受信状態情報を転送データに付加しパケット化して転送先のノードに転送する、ことを特徴とする請求項12に記載のデータ配信システム。
  14. 前記パケット受信時の受信状態情報が、前記パケットの送信元のノードと前記パケットを受信したノードとの間の距離を含む、ことを特徴とする請求項12又は13に記載のデータ配信システム。
  15. 前記パケットを受信したノードは、データ転送の必要の有無を判断にあたり、
    受信した前記パケットに関する受信状態情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信状態情報と、
    前記未転送データに関する受信状態情報と、
    を利用する、ことを特徴とする請求項12乃至14のいずれか1項に記載のデータ配信システム。
  16. ネットワークを構成する複数のノードのうちブロードキャスト・パケットを受信した一のノードは、
    前記パケット受信時の前記受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得し、
    前記一のノードは、さらに、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックし、
    同一データが未転送データとして存在しない場合には、
    受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに、前記記憶部に保存し、
    同一データが未転送データとして存在する場合には、
    前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得し、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットに関する受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項12記載のデータ配信システム。
  17. 前記一のノードは、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットに関する受信距離情報と、
    が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項16記載のデータ配信システム。
  18. ネットワークを構成する複数のノードのうちブロードキャスト・パケットを受信した一のノードは、
    前記パケット受信時の前記受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得し、
    前記一のノードは、さらに、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックし、
    同一データが未転送データとして存在しない場合には、
    受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに、前記記憶部に保存し、
    同一データが未転送データとして存在する場合には、
    前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得し、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項12記載のデータ配信システム。
  19. 前記一のノードは、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、
    前記未転送データを前記一のノードに送信した第1の送信ノードと前記一のノードとがなす辺と、
    前記第1の送信ノードと、前記一のノードが受信した前記パケットを前記一のノードに送信した第2の送信ノードとがなす辺と、
    の間の角度を導出し、
    前記角度が予め定められた角度以上であり、且つ、
    前記第1の送信ノードと前記一のノードとの間の距離が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項18記載のデータ配信システム。
  20. 前記一のノードにおいて、受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記一のノードの記憶部に存在するか否かをチェックした結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、前記未転送データと受信距離情報を前記記憶部に保存するとともに、
    データ転送実行までの遅延時間を管理する転送用タイマーをスタートさせる、請求項12乃至19のいずれか1項に記載のデータ配信システム。
  21. 前記転送用タイマーは、送信元ノードから遠くにあるノードから先にタイムアウトとなるように設定される、請求項20記載のデータ配信システム。
  22. 前記一のノードは、転送処理において、
    前記未転送データが存在し、且つ、転送用タイマーが動作中の場合、
    前記転送用タイマーのタイムアウトを契機として、前記未転送データに受信状態情報を付加して転送データを作成しパケットで転送し、
    転送処理を行わない場合、前記転送用タイマーを停止させる、請求項20又は21記載のデータ配信システム。
  23. 無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間の通信を行う通信装置であって、
    パケット受信時の受信状態情報を受信データと対応付けて管理する転送用データ管理手段と、
    パケット受信時の受信状態情報を利用して、各ノードの送信可能範囲の差分領域を求めて、転送処理の必要性を判断する転送範囲拡大判定手段と、
    データ転送実行開始までの時間を管理する転送用タイマー管理手段と、
    を備える、ことを特徴とする通信装置。
  24. 転送データに受信時状態情報を付加する転送データ生成手段を備える、ことを特徴とする請求項23に記載の通信装置。
  25. 無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間の通信を行うノードを構成する通信装置であって、
    パケットを受信した時、前記パケットの受信状態より受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得する受信処理部と、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして未転送データ管理部に存在するか否かをチェックするデータ検索部と、
    前記データ検索部よる検索の結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに保存する前記未転送データ管理部と、
    同一データが未転送データとして存在する場合には、前記未転送データ管理部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得する転送判定用パラメータ取得部と、
    取得された前記未転送データに関する受信距離情報と、受信した前記パケットの受信距離情報と、に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、転送範囲拡大判定部と、
    を備えた通信装置。
  26. 前記転送範囲拡大判定部は、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットに関する受信距離情報と、
    が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項25記載の通信装置。
  27. 前記転送範囲拡大判定部は、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項25記載の通信装置。
  28. 前記転送範囲拡大判定部は、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、
    前記未転送データを前記通信装置に送信した第1の送信ノードと前記通信装置とがなす辺と、
    前記第1の送信ノードと、前記通信装置が受信した前記パケットを前記通信装置に送信した第2の送信ノードとがなす辺と、
    の間の角度を導出し、
    前記角度が予め定められた角度以上であり、且つ、前記第1の送信ノードと前記通信装置との間の距離が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合に、データ転送処理は必要と判断する、請求項27記載の通信装置。
  29. 受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして前記記憶部に存在するか否かをチェックした結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、データ転送実行までの遅延時間を管理する転送用タイマーをスタートさせる転送用タイマー設定部を備えた、請求項25乃至28のいずれか1項に記載の通信装置。
  30. 前記転送用タイマー設定部は、送信元ノードから遠くにあるノードから先にタイムアウトとなるように前記転送用タイマーを設定する、請求項29記載の通信装置。
  31. 転送データ生成部と、
    前記転送データをパケットで送信する送信処理部と、
    を備え、
    転送処理を続行する場合、前記未転送データが存在し、且つ、前記転送用タイマーが動作中であるとき、前記転送用タイマーのタイムアウトを契機として、
    前記転送データ生成部は、前記未転送データに、前記未転送データに関する受信状態情報を付加して転送データを作成し、
    転送処理を行わない場合、前記転送用タイマー設定部は、前記転送用タイマーを停止させる、請求項29又は30記載の通信装置。
  32. 無線アドホックネットワーク上におけるマルチホップ通信機能を有するノード間の通信を行うノードを構成するコンピュータに、
    パケットを受信した時、前記パケットの受信状態より、前記パケットに関する受信状態情報として前記パケットの送信元ノードとの受信距離情報を取得する受信処理と、
    受信した前記パケットのデータと同一データが未転送データとして記憶部に存在するか否かをチェックするデータ検索処理と、
    前記データ検索処理よる検索の結果、同一データが未転送データとして存在しない場合には、
    受信した前記パケットのデータを未転送データとして前記受信距離情報とともに前記記憶部に保存する未転送データ管理処理と、
    同一データが未転送データとして存在する場合に、
    前記記憶部から、前記未転送データに関する受信距離情報を取得する転送判定用パラメータ取得処理と、
    取得された前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、転送範囲拡大判定処理と、
    を実行させるプログラム。
  33. 前記転送範囲拡大判定処理は、前記未転送データに関する受信距離情報と、受信した前記パケットに関する受信距離情報が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項32記載のプログラム。
  34. 前記転送範囲拡大判定処理は、
    取得された前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、他ノードへのデータ転送処理続行の必要の有無を判断する、請求項32記載のプログラム。
  35. 前記転送範囲拡大判定処理は、
    前記未転送データに関する受信距離情報と、
    受信した前記パケットの転送データに付加された受信距離情報と、
    受信した前記パケットの受信距離情報と、
    に基づき、
    前記未転送データを前記通信装置に送信した第1の送信ノードと前記通信装置とがなす辺と、
    前記第1の送信ノードと、前記通信装置が受信した前記パケットを前記通信装置に送信した第2の送信ノードとがなす辺と、
    の間の角度を導出し、
    前記角度が予め定められた角度以上であり、且つ、前記第1の送信ノードと前記通信装置との間の距離が、ノードの送信可能距離の予め定められた所定割合以上の場合に、データ転送処理続行は必要と判断する、請求項34記載のプログラム。
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