JP4005996B2 - 移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法 - Google Patents

移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法に関し、特に、移動アドホックネットワーク(MANET :Mobile Ad-hoc Network)環境でブロードキャストデータを伝送する際の、帯域幅の効率的な使用及び信頼性を向上させた移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法に関する。
一般的に、インターネットでの伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)は、大きく3種の構成要素、即ち、ホスト(コンピューター)と、ホストが連結されている物理的ネットワークと、物理的ネットワークを相互連結するルータ(Router)と、からなっている。このような構成要素による物理的ネットワークの構築を支援するために、広範囲な地域通信網(LAN)と広域通信網(WAN)のデータリンク技術が用いられる。
インターネットでのTCP/IPは、ピア・ツー・ピア(P2:Peer-to-Peer)コンピューターネットワークでデータが交換される方法を管轄するための規則を定義した一連のプロトコル集であり、その中でIPは、非接続型での最も実効的なデータ伝達サービスを提供するインターネットプロトコルである。
IPを使う移動ネットワーク形態の中で現在標準化されているものとして、移動性を支援するIP(Mobility Support IP : Mobile IP)があり、これはスィッチ網で使われる無線電話機の形態に類似しており、無線ホストがワンホップ(ONE−HOP)距離の有線ネットワークと連結された基地局からデータの伝送を受けて通信する方式である。
一方、移動アドホックネットワークは、多数のノードが必要なインフラストラクチャ(Infrastructure)を構成することが経済的に不利な或いは物理的に困難な環境で、インターネットのような大型通信網のサービスだけでなく各ノード間の通信の支援に重点を置いたネットワークである。ここで、移動アドホックネットワークを構成する各ノードは、制約事項無しに自由に移動できるが、資源(resouces)使用量と電力の使用が制限されるので、既存の有線網でのルーティングプロトコルをそのまま使うことができない。
現在、ルーティングプロトコルは、大きくリアクティブ方式とプロアクティブ方式で区分できる。リアクティブ方式によれば、各移動ノードは、データの伝送前にだけ制御メッセージを用いてデータが伝送される最短経路を探した後に、その最短経路を通じてデータを伝送する。
一方、プロアクティブ方式を使う移動ノードは、他の移動ノードへの経路と距離を常に探索するために、制御パケットを周期的に伝送しており、このため、データの伝送時には、既に知られた最短経路を通じて、即時データの伝送を始めることができる。
アドホックネットワークにおいては、無線メディア(wireless media)がノード間で共有され、アドホックネットワークを構成する全てのノードは、必要に応じていつでもデータを伝送することができる。
その結果、無線メディアでは、共有チャンネルに対する競合(contention)が発生する。すなわち、無線メディアでは、有線メディア(wire media)と比較すると通信資源(resource)が制限的であり、このような競合の結果として発生する衝突(collision)によりデータが遺失される、という大きな問題がある。
このような問題を解決するために、アドホックネットワーク上のノードは、データの伝送時に伝送ノード(Sender Node)と受信ノード(Receiver Node)の間のRTS(Request To Send)とCTS(Clear To Send)の制御メッセージ(control message)を利用して、競合による衝突問題を解決する。
しかしながら、この方法は、ユニキャストデータ(unicast data)に該当し、アドホックネットワーク環境では、ノードは、ネットワーク情報やルーティング経路の情報を提供する重要な制御データを、ブロードキャスト通信によって使用しているが、ブロードキャストデータ(broadcasting data)に対しては、衝突によるデータ遺失を解決する効果的な方策がない。
このような無線メディアでの競合による衝突を解決するために、フラディング(flooding) 方式や、リレイヤーノード(relayer node)を指定してブロードキャストデータを処理する方式などが研究されている。
このようなアドホックネットワークにおけるデータ伝送方式について、添付した図1乃至図4を参照して簡単に説明する。
図1は、一般的なアドホックネットワークにおいて、フラディング方式を用いたデータ伝送過程を示す図であり、図2は、図1に示すフラディング方式によるブロードキャストパケットの伝送方法についての動作フローチャートを概略的に示す図である。
図1に示すフラディング方式は、アドホックネットワークを構成する多数のノード(A,B,C,D,E,F,G)がある状況で、Bノードがブロードキャストデータを伝送すると、アドホックネットワーク内のすべてのノード(A,C,D,E,F,Gノード)が、隣接する各ノードにデータを伝送する方式である。
ここで、フラディング方式を通じてパケットを伝送する方法を、図2に示すフローチャートを参照して簡単に説明する。
まず、パケットが受信されると(S101)、受信されたパケットがブロードキャストパケットであるか否かを判断する(S102)。
もし、受信されたパケットがブロードキャストパケットではないユニキャストパケットである場合には、一つの隣接ノードにパケットを伝送し(S104)、反対に、受信されたパケットがブロードキャストパケットである場合には、受信されたブロードキャストパケットを、隣接する全てのノードに伝送する(S103)。
このようなフラディング方式を通じてパケットを伝送する方式は、ブロードキャストデータのフラディングを通じて衝突が発生しても同一のデータを重複受信/発信する可能性が高くなるため、データ伝送の信頼度を高めることができる長所があるが、短所としては、フラディング方式を使うことで同一データの重複受信/発信を通じて数多くの衝突が発生するとともに、帯域幅の浪費がひどくなる問題がある。
次に、リレイヤーを指定して伝送する方式について、図3及び図4を参照して簡単に説明する。
図3は、一般的なアドホックネットワークでリレイヤーを選定する方式を用いたデータ伝送過程を示す図であり、図4は、図3に示すリレイヤーを選定する方式を用いたブロードキャストパケット伝送方法についての動作フローチャートを概略的に示す図である。
図3に示すように、Bノードがブロードキャストデータを伝送するときには、AノードとCノードのみをリレイヤーノード(Relayer Node)として指定して、指定されたリレイヤーノード(Aノード及びCノード)だけがブロードキャストデータを他のノードにリレーできるようにする。
この方式では、リレイヤーノードではない他のノードは、受信ノードになる。
即ち、リレイヤーを選定する方式を通じたデータ伝送過程は、図4に示すように、まず、パケットが受信されると(S201)、受信されたパケットがブロードキャストパケットであるか否かを判断する(S202)。
その判断の結果、受信されたパケットがブロードキャストパケットではないユニキャストパケットである場合には、一つの隣接ノードに受信されたパケットを伝送し(S203)、受信されたパケットがブロードキャストパケットである場合には、パケットを受信した自機がリレイヤーノードであるか否かを判断する(S204)。
もし、自機がリレイヤーノードではない場合には、受信されたパケットをどんなノードにも伝送することができないものとし(S205)、反対に、自機がリレイヤーノードである場合には、受信されたブロードキャストパケットを、隣接する全てのノードへ伝送する処理を行う(S206)。
このような方式は、フラディング方式とは反対に、データの重複受信/発信を減らして帯域幅無駄使いを減らすことができる長所があるが、データ伝送の信頼性が落ちてネットワークトポロジーが随時に変わるアドホックネットワークでリレイヤーを選定するには困難がある。
結局、上述のように、MANET環境でブロードキャストデータを信頼性あるように伝送するためのフラディング方式は、帯域幅の浪費が大きい問題点があり、一方、リレイヤーノードを指定する方式は、帯域幅の無駄使いを減らすことができるが信頼性が落ちる問題点がある。
したがって、本発明は上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、移動アドホックネットワークでブロードキャストデータを送信する際に、帯域幅の効率的な使用と信頼性向上の観点でトレードオフ(trade-off)関係を持たせることにより、帯域幅を効果的に使用しながら信頼性も向上させることができる移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法の一つの側面によれば、伝送ノードから伝送されたブロードキャストパケットが受信されると、バッファー内の隣接テーブルに保存された一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー(NBC)と、前記伝送ノードから受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と、を用いて、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階と、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信した場合に、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と自機のバッファーサイズとを比較する段階と、前記受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過するカウント値であれば、伝送ノード側のバッファーをフラッシュするためのハローパケットを生成して伝送ノードへ伝送し、自機のバッファーをフラッシュした後に、受信されたブロードキャストパケットを用いてフラッシュされた自機のバッファーの隣接テーブルをアップデートする段階と、を含み、前記バッファー内の隣接テーブルは、ブロードキャストパケットを伝送した伝送ノードID情報と、ブロードキャストパケットの伝送ノードから一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー情報と、受信したブロードキャストパケットを保存するバッファーサイズ情報と、受信したブロードキャストパケットの中でエラー又は損失により受信することができなかったパケットリストについてのビットマップ情報と、を含み、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階で、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信していなかった場合に、受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)値が一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバーの次のカウント値(NBC+1)より大きいか否かを判断する段階と、a) 該判断の結果、伝送ノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きい値である場合には、自機の隣接テーブルに損失されたパケットリストをアップデートした後に、ハローパケットの伝送を通じて損失されたパケットの再伝送を受ける段階と、b) 伝送ノードから現在まで伝送したブロードキャストカウント値が現在まで受信したブロードキャストカウント値より大きくない場合には、自機は全てのパケットを受信したにもかかわらず、他のノードから損失されたパケットの再伝送要求によって該当パケットを受信したと判断して、受信されたブロードキャストパケットを廃棄する段階と、を含む
好ましくは、前記伝送ノードは、ブロードキャストパケットを生成して伝送するSenderノードを通じて伝送されるブロードキャストパケットを受信側ノードにリレーするRelayerノードである。
好ましくは、前記ブロードキャストパケットは、IPヘッダー(IP Header)フィールドと、ブロードキャストパケットを受信する受信側ノードの周辺に存在するRelayerノードのリスト情報を含むRelayerノードリスト情報フィールドと、該当ノードから伝送されるブロードキャストパケットについてのブロードキャスティングカウントナンバー情報フィールド及びブロードキャストデータフィールドと、を含む。
好ましくは、前記バッファーサイズを比較する段階で、前記受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過しないカウント値である場合には、受信されたブロードキャストパケット情報をバッファーの隣接テーブルに挿入する段階を含む。
好ましくは、前記伝送ノードからブロードキャストパケットを受信した場合に、一定時間の間隔で又は一定パケット量によって周期的にブロードキャストパケットの受信確認情報を含むハローパケットを生成して前記伝送ノードへ伝送する段階をさらに含む。
好ましくは、前記ハローパケットは、パケットタイプ情報フィールドと、ブロードキャストパケットの受信可否についての応答情報(NACK, ACK)フィールドと、予約(Reserved)フィールドを含むフラッグ情報フィールドと、自機と隣接した伝送ノードのID情報フィールドと、ブロードキャスティングカウントナンバー(BC)情報フィールドと、ブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の損失されたパケットのビットマップ情報フィールド(NACK MAP)と、Senderと隣接したノードのID情報及びブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の応答情報であるNACK Info情報を含む隣接ノード情報フィールド(Neighbor Info Field)と、ブロードキャストパケットを受信することができなかったノードに対応するID情報(SRC(Source Address))と、該当ノードから受信することができなかったブロードキャストパケットのID情報(Packet ID)を含むブロードキャスト再伝送情報フィールド(Retransmission Info Feild)と、を含む。
好ましくは、前記ハローパケットを生成して前記伝送ノードへ伝送する段階は、前記バッファー内の隣接テーブルに保存されたブロードキャストパケットを伝送した各ノードに関するブロードキャストデータのビットマップ情報を順次に検索して、各ノード別に損失されたパケットが存在するか否かを判断する段階と、該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合には、前記隣接テーブルのビットマップを用いて、損失されたパケットを要求するためのハローパケットを生成した後に、該当ブロードキャストパケットを伝送したノードへ該ハローパケットを伝送する段階と、を含む。
好ましくは、前記伝送されたハローパケットを受信した伝送ノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに存在しない新しいノードからのハローパケットが受信されたか否かを判断する段階と、該判断の結果、隣接テーブルに存在しているノードからのハローパケットを受信した場合には、受信されたハローパケットが、バッファーをフラッシュするためのトリガーハローパケット(Triggered Hello Packet)であるか否かを判断する段階と、受信されたパケットがトリガーハローパケットではない一定周期でブロードキャストパケット受信可否を知らせるハローパケットである場合に、受信されたハローパケットからビットマップ情報をチェックして、損失されたパケットが存在するか否かを判断する段階と、該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合には、損失されたパケットに相応するブロードキャストパケットをハローパケットを伝送したノードへ伝送した後に、自機の隣接テーブルをアップデートする段階と、を含む。
好ましくは、前記トリガーハローパケットであるかを判断する段階で、受信されたハローパケットがトリガーハローパケットである場合に、バッファーフラッシュのために全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信したか否かを判断する段階と、a) 該判断の結果、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信した場合にはバッファーをフラッシュし、b) 全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合には、タイマーを設定して設定された時間をカウンティングする段階と、前記カウンティングされた時間が設定された時間を超過するかどうかをチェックして、設定された時間が経過されると、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合でもバッファーをフラッシュする段階と、を含む。
また、本発明による少なくとも一つ以上のSenderノード、Senderノードから伝送されるブロードキャストパケットをReceiverノードにリレーするRelayerノードを含む移動アドホックネットワークシステムにおけるブロードキャストデータ処理方法の他の側面によれば、前記Senderノード又はRelayerノードから伝送されたブロードキャストパケットが受信されると、Receiverノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに保存された一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー(NBC)と前記Senderノード又はRelayerノードから受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)を用いて前記Senderノード又はRelayerノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階と、該判断の結果、前記Senderノード又はRelayerノードから伝送されたブロードキャストパケットを全部受信した場合に、Receiverノードは、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と自機のバッファーサイズを比較する段階と、該比較の結果、Receiverノードは、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過するカウント値であれば、Senderノード又はRelayerノード内のバッファーをフラッシュするためのハローパケットを生成してブロードキャストパケットを伝送したノードへ伝送し、自機のバッファーをフラッシュした後に、受信されたブロードキャストパケットを用いて、フラッシュされた自機のバッファーの隣接テーブルをアップデートする段階と、を含み、前記Receiverノードのバッファー内の隣接テーブルは、ブロードキャストパケットをリレーしたRelayerノードID情報と、ブロードキャストパケット伝送ノードから一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー情報と、受信したブロードキャストパケットを保存するバッファーサイズ情報と、受信したブロードキャストパケットの中でエラー又は損失によって受信することができなかったパケットリストについてのビットマップ情報と、を含み、前記Relayerノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階で、前記Relayerノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信することができなかった場合に、受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバーの次のカウントナンバー(NBC+1)より大きいか否かを判断する段階と、a) 該判断の結果、Relayerノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きい場合、自機の隣接テーブルに損失されたパケットリストをアップデートした後に、ハローパケットの伝送を通じて損失されたパケットの再伝送を受ける段階と、b) Relayerノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きくない場合には、自機は全てのパケットを受信したにもかかわらず、他のReceiverノードからの損失されたパケットの再伝送要求によって該当パケットを受信したと判断して、受信されたブロードキャストパケットを廃棄する段階と、を含む。
本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法は、移動アドホックネットワークでブロードキャストデータを送信する際に、帯域幅の効率的な使用と信頼性向上の観点でトレードオフ関係を持たせることにより、帯域幅を効率的に使用しながら信頼性を向上させる効果がある。
以下、本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法の実施形態は、図3及び図4に示すように、MANET環境でブロードキャストデータを伝送するノードを選定する方法として、リレイヤー方式を用いる。
まず、リレイヤーとして選定されたリレイヤーノードは、リレーするブロードキャストデータを、IPオプションヘッダーフィールド(IP Option Header Field)を使用することにより、カウントナンバー(count number)を増加させながら伝送する。
また、リレイヤーノードは、自機がリレーしたブロードキャストデータと共に、そのブロードキャストデータのカウントナンバーを維持管理する。
リレイヤーノードは、該リレイヤーノードから伝送されるブロードキャストデータを周期的に受信するための受信ノードとして指定されたノードから送られて来たハローブロードキャスティングパケット(hello broadcasting packet)に応答して、現在まで当該受信ノードに伝送したブロードキャストデータのブロードキャスティングカウントナンバー(broadcasting count number)情報を提供する。
受信ノードとして指定されたノードは、自機が受信した全てのリレイヤーノードのブロードキャスティングカウントナンバーを、データベース内に、図5に示すようなハフマンテーブル(Huffman table)形態で管理する。
即ち、図5に示すように、受信ノードによって管理されるハフマンテーブル(隣接テーブル)は、ブロードキャストデータをリレーしたリレイヤーノードのIDと、リレイヤーノードから最近まで受信したブロードキャスティングカウントナンバー(NBC : Latest Neighbor's Broadcasting Count Number)と、受信したブロードキャストデータを保存するバッファーのサイズ及び受信したブロードキャストデータの中でエラー又は損失により受信することができなかったパケットリスト(Missing Packet List:Bit Map)情報(すなわちビットマップ情報)と、を保存管理するためのテーブルである。
当該受信ノードは、リレイヤーノードから受信したハローパケット(hello packet)のブロードキャスティングカウントナンバーと、データベースに保存されている該当リレイヤーノードの最近ブロードキャスティングカウントナンバーと、を比較して、この情報を、遺失されたパケットに関してSACK(Selective Acknowledgement)方式を用いてリレイヤーノードに伝送するハロー応答(hello response)パケットとして提供することで、遺失されたパケットの再送信を受ける。結局、SACK方式を用いることで、パケット再送信要求パケットの使用量を減らして、帯域幅の無駄使いを抑えることが可能となる。
リレイヤーノードのブロードキャストパケット再送信用バッファーサイズを考慮して、受信ノードは、リレイヤーノードのバッファーサイズを超えるブロードキャスティングカウントナンバーを受信した場合には、トリガーハロー応答(triggered hello response)パケットを伝送することで、当該リレイヤーノードのブロードキャストパケット再送信バッファーをフラッシュ(flush)するとともに、ブロードキャスティングカウントナンバーを0の値で始める。
このようなメカニズムとすることで、ブロードキャスティングカウントナンバーが無限に増加するオーバーヘッドとハロー応答パケットのサイズを減らす効果が得られるとともに、リレイヤーノードのブロードキャストバッファーを効果的に管理することが可能となる。
かかる動作について、添付した図面を参照してより詳細に説明する。
図6は、本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法に適用されるプロトコル動作シーケンスを示す図である。
図6に示すように、ノードA(10)及びB(20)は各々ブロードキャストパケットを生成するsender A10及びsender B20と仮定し、ノードC(30)はノードA10及びB20(sender A,B)から受信したブロードキャストパケットをノードDにリレーするRelayer C30と仮定する。
また、ノードD(40)は、Relayer C30ノードを介してリレーされたブロードキャストパケットを受信するReceiver D40と仮定する。
ここで、Sender A10,B20が各々1個ずつブロードキャストパケット(Broadcast(A.1),Broadcast(B.1))を生成して、各々Relayer C30へ伝送すると(ステップS301,ステップS303)、このブロードキャストパケットをReceiver D40にリレーするRelayer C30は、自機からリレーされるブロードキャストパケット(Broadcast(A.1),Broadcast(B.1))にカウントナンバーに関する情報(Broadcast(C.1),Broadcast(C.2))を記録して、Receiver D40へ伝送する(ステップS302,ステップS304)。
このようにブロードキャストパケットをリレーする際に、Relayer C30は、周期的に各ノード10,20、及び40(すなわちSender A,B、及びReceiver D)にハローパケットを伝送する。即ち、図6のステップS401のように、MANET環境では各ノードに周期的にハローパケットが伝送される。ここでは、Relayer C30は、自機がブロードキャストしたパケットのカウントナンバーと、隣接するワンホップ(one-hop)ノードから伝送を受けた最近のブロードキャスティングカウントナンバー情報と、を含むハローパケット(Hello(C.2,A.1,B.1))を、各ノード、即ち、Sender A10,B20、及びReceiver D40へ伝送する。結局、Relayer C30は、自機のノード情報及び自機がリレーしたブロードキャストパケットのカウントナンバー情報を含む情報(Hello(C.2))と、ブロードキャスティング情報を自機に伝送したSenderノード情報と、Sender A10,B20で生成して自機に伝送したブロードキャストパケットのカウントナンバー情報(Hello(A.1, B.1))とを、予め設定された時間単位又は受信パケット数単位に従った一定周期で、各ノード10,20,40へと伝送する(ステップS401)。
そして、ステップS501で、Sender A10がブロードキャストパケットを生成してブロードキャスティングカウントナンバー情報(Broadcast(A.2))とともにRelayer C30へ伝送すると、Relayer C30は、Sender A10から受信したブロードキャストパケットをReceiver D40にリレーすることになり、この際にも上述したように、当該ブロードキャストパケットに、Relayer A10からリレーされたブロードキャスティングカウントナンバー情報を含めて、一緒に伝送する(ステップS502)。
一方で、図6のステップS503及びステップS504のように、Sender B20ノードから伝送されたブロードキャストパケットが、Relayer C30ノードによってReceiver D40ノードに伝送される過程で、衝突(collision)により損失された場合には、Relayer C30は、周期的なハローパケットを利用して、自機が周期的にリレーしたブロードキャスティングカウントナンバー情報と、Sender A10,B20から各々受信したブロードキャスティングカウントナンバー情報と、を含むハローパケット((Hello(C.5,A.2,B.3))を、各ノード10,20,40へ伝送する(ステップS601)。
そして、このハローパケットを受信したReceiver D40ノードは、図5に示すように、自機のデータベースに保存されたホフマンテーブル(隣接テーブル)を検索して、自機が受信することのできなかったブロードキャストパケットを確認した後に、受信することのできなかったブロードキャストパケットをRelayer C30ノードに要求するためのハローパケット(例えば、Hello_r(C.4,C.5))を伝送する(ステップS602)。即ち、図6のステップS602に示すように、Relayer C30ノードから伝送されたハローパケットに関して、Relayer C30ノードが最近までリレーしたブロードキャストパケットのカウントナンバー「5」という情報に基づいて、Receiver D40ノードは、自機が伝送を受けることができなかった4番と5番に関するブロードキャストパケットの再送信を、ハロー応答パケット(Hello_r(C.4,C.5))を用いて要請する。
したがって、このハロー応答パケットを受信したRelayer C30は、Receiver D40から要求された4番と5番についてのブロードキャストパケットを再伝送し、4番と5番についてのブロードキャストパケットを受信したReceiverD40ノードは、該当パケットを図5に示されたテーブルにアップデートして保存管理する。
図6における最後のステップS603及びステップS604は、Relayer C30ノードのブロードキャストパケットの再送信用バッファーのサイズが10だと仮定した場合に、ブロードキャスティングカウントナンバー10の送信を受けたReceiver D40ノードによってトリガーされたハローパケットを示す。ここで、Relayer C30ノードは、ワンホップ(one-hop)ノードからのトリガーハローパケットを成功裡に受信すれば、ブロードキャストパケット再送信バッファーをフラッシュする。
ここで、Sender A10,B20、又はRelayer C30から伝送されるブロードキャストパケットフォーマットと、Relayer C30又はReceiver D40から伝送されるハローパケットフォーマットについて、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本発明によるブロードキャストパケットについてのデータフォーマットを示す図で、図8は、本発明によるハローパケットについてのデータフォーマットを示す図である。
まず、図7に示されたブロードキャストパケットのフォーマットは、大きくIPヘッダー領域と、IPオプションヘッダー領域及びブロードキャストデータ領域と、に区分することができる。ここで、IPオプションヘッダー領域は、ブロードキャストデータを受信するノードの周辺Relayerノードのリスト情報を含むRelayerリスト情報領域と、該当ノードから伝送するブロードキャストパケットについてのブロードキャスティングカウントナンバー情報領域及びブロードキャストデータ領域と、に区分することができる。
一方、Relayerノード又はReceiverノードから伝送するハローパケットフォーマットについて説明すると、図8に示すように、ハローパケットは、パケットの種類を示すパケットタイプ情報領域(Type)と、フラッグ情報領域(Flag)と、隣接ノード、即ち、SenderノードのID情報領域(Neighbor ID)と、を含む。ここで、フラッグ情報領域は、ブロードキャストパケットの受信可否についての応答情報(NACK、ACK) 領域と、予約(Reserved)領域と、に区分することができる。
また、ハローパケットは、ブロードキャスティングカウントナンバー情報領域(BC)と、ブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の損失されたパケットのビットマップ情報領域(NACK MAP)と、隣接ノード情報領域(Neighbor Info Field)と、ブロードキャスト再伝送情報領域(Retransmission Info Field)と、を含む。ここで、隣接ノード情報領域には、Senderと隣接したノードのID情報及びブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の応答情報であるNACK Infoを含む。
また、ブロードキャスト再伝送情報領域には、ブロードキャストパケットを受信することができなかったノードに対応するID情報(SRC(Source Address))と、該当ノードから受信することができなかったブロードキャストパケットのID情報(Packet ID)と、を含む。
以下、Relayerノード又はReceiverノードでハローパケットを生成して、生成されたハローパケットをSenderノード又はRelayerノードへ伝送する過程について、図9を参照してステップ毎に説明する。
図9は、本発明によるハローパケット生成及び生成されたハローパケットを伝送する過程についての一の実施形態を示す動作フローチャートである。
図9に示すように、まず、いずれか一のRelayerノード又はSenderノード(以下、「該当処理ノード」とも言う。)は、ハローパケットを生成するために、図5に示された隣接テーブルを順次に検索して、隣接テーブルを全て検索したか否かを判断する(ステップS701)。
該判断の結果、隣接テーブルを全部検索していなかった場合には、この該当処理ノードは、順次に図5に示された隣接テーブルで各ノード別にビットマップフィールドを検索して、損失されたブロードキャストパケットが存在するかどうかを確認する(ステップS702)。
該確認の結果、任意のノードから伝送されたブロードキャストパケットで損失されたパケットが存在する場合には、該当処理ノードは、隣接テーブルの該当するノードのビットマップを参照して、損失されたパケットの再送信を要求するためのハローパケットを生成する(ステップS703)。
一方、任意のノードから伝送されたブロードキャストパケットで損失されたパケットが存在しない場合には、該当処理ノードは、Receiver側ノードで保存していたSender側ノードの最新ブロードキャスティングカウントナンバー(NBC+1)を含むハローパケットを生成する(ステップS704)。ここで、NBC+1とは、Sender側から伝送される次のブロードキャスティングカウントナンバーを意味する。例えば、Sender側で30番目までブロードキャストパケットを伝送し、Relayerノード又はReceiverノード(すなわち該当処理ノード)がこれら全てのパケットを成功裡に受信した場合には、この該当処理ノードは、NBC(30)+1=31というカウントナンバー情報を含めたハローパケットを生成して、Sender側へ伝送する。
該当処理ノードは、前記のような動作を反復的に実行して、自機の隣接テーブルに保存された全ての隣接ノードについてのブロードキャストパケット受信可否に関するビットマップ検索が完了して、検索結果に基づくハローパケットが生成されると、生成されたハローパケットをSenderノードへ伝送する(ステップS705)。
以下、Relayerノード又はSenderノードで、図9のような方法で生成されたハローパケットを受信する方法について、添付した図10を参照してステップ毎に説明する。
図10は、図9の過程を通じて生成されたハローパケットを受信して、受信されたハローパケットを処理する方法についての動作フローチャートである。
図10に示すように、まず、いずれか一のRelayerノード又はSenderノード(以下、「該当処理ノード」とも言う。)は、自機の隣接テーブルに存在しなかった新しいノードからハローパケットが受信されたか否かを判断する(ステップS801)。
もし、新しいノードからハローパケットを受信した場合には、該当処理ノードは、その新しいノードを自機の隣接テーブルに挿入(登録)する(ステップS802)。
一方、ハローパケットの受信が、新しいノードからではなく、既に存在しているノードからのものである場合には、該当処理ノードは、受信されたハローパケットがトリガーハローパケットであるか否かを判断する(ステップS803)。ここで、ハローパケットは、二つのハローパケットに分類することができる。即ち、第一のものは、タイマーを設定して周期的に又は受信されたブロードキャスティングカウントナンバーを設定して周期的に伝送されるハローパケットであり、第二のものは、Senderノードの伝送バッファーが受信されたブロードキャストパケットで全部満ちている場合に、該当バッファーに保存された全てのブロードキャストデータをフラッシュするための目的に使われるトリガーハローパケットと、で区分できる。
即ち、ステップS803では、本ルーチンを実行するノードのバッファーがフル(Full)になる時点までブロードキャストして、隣接ノードが伝送バッファーをフラッシュするための目的で使うハローパケットであるか否かを判断する。
ここで、受信されたパケットがトリガーハローパケット、即ち、バッファーをフラッシュするためのハローパケットではない場合には、該当処理ノードは、受信されたハローパケットのビットマップ情報をチェックする(ステップS804)。
続いて、該当処理ノードは、該受信ハローパケットのビットマップ情報のチェック結果に基づいて、損失されたパケットが存在するか否かを判断して(ステップS805)、損失されたパケットが存在する場合には、損失されたパケットに相応するブロードキャストパケットをReceiverノード又はRelayerノード側へ伝送した後に、自機の隣接テーブルをアップデートする(ステップS806、ステップS807)。即ち、該当処理ノードは、隣接テーブルのビットマップ情報とBC情報をアップデートする。
一方、前記ステップS805で、ビットマップチェックの結果、損失されたパケットが存在しない場合には、該当処理ノードは、自機の隣接テーブルのみをアップデートする。
また一方、前記ステップS803で、受信されたハローパケットがトリガーハローパケットである場合には、該当処理ノードは、バッファーフラッシュのために全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信したか否かを判断する(ステップS808)。
この判断の結果、該当処理ノードは、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信した場合には、バッファーをフラッシュし(ステップS811)、反対に、全ての隣接ノードからのトリガーハローパケットを受信していない場合には、タイマーを設定する(ステップS809)。即ち、トリガーハローパケットを伝送しなかったノードが存在する後者の場合には、このノードのために無制限にバッファーをフラッシュしないで待つことは出来ないので、タイマーを用いて一定時間を設定する。
タイマーが設定されると、該当処理ノードは、カウントされた時間が設定時間を超過するかどうかをチェックして(ステップS810)、設定された時間が経過すると、トリガーハローパケットを受信しないにもかかわらず、バッファーをフラッシュする(ステップS811)。
次に、図11を参照して、ブロードキャストデータの受信方法についてステップ毎に説明する。
図11は、本発明によるRelayerノード又はReceiverノードでブロードキャストデータを受信する方法についての一例を示す動作フローチャートである。
まず、いずれか一のRelayerノード又はReceiverノードでブロードキャストパケットが受信されると(ステップS901)、ブロードキャストパケットを受信したノード(該当処理ノード)は、自機の隣接テーブルからNBC値をリードする(ステップS902)。即ち、一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバーを読み出す。
続いて、該当処理ノードは、NBC+1の値がBCの値と同一であるか否かを判断する(ステップS903)。即ち、該当処理ノードは、一番最近のブロードキャスティングカウントナンバーの次に受信するブロードキャスティングカウントナンバー(NBC+1)と、ブロードキャスティングカウントナンバー(BC)とが、互いに同一であるか否かを判断する。これにより、Senderノード又はRelayerノードから伝送したブロードキャストパケットをReceiverノードで損失なしに全部受信したか否か、が判断される。
この判断の結果、NBC+1値とBC値が互いに同一である場合、即ち、例えばReceiver側のノードが、ブロードキャストパケットを伝送するノードから伝送されたブロードキャストパケットを損失なしに全部受信した場合、さらに具体的には、例えばReceiver側のノードがブロードキャストパケットを伝送する任意のノードから30番目のパケット(NBC)を受信して、当該任意のノードが31番目(BC)のブロードキャストパケットを現在伝送した場合で、NBC+1=BCとして損失されたパケットが存在しない場合には、該Receiver側のノードは、BC値がMAX_Count値より大きいか否かを判断する(ステップS904)。ここで、MAX_Count値は、Senderのバッファーサイズ値である。即ち、Receiver側ノードは、ブロードキャスティングカウントナンバーがSenderのバッファーサイズ値を超過するカウント値であるか否かを判断する。
この判断の結果、現在伝送されたブロードキャストカウント値(BC)がSenderのバッファーサイズを超過するカウント値である場合には、Receiver側ノードは、Sender側ノードへトリガーハローパケットを送信する(ステップS905)。このトリガーハローパケット即ち、バッファーをフラッシュするためのハローパケットを伝送した後に、Receiver側ノードは、新しいブロードキャスティングカウントナンバーにより隣接テーブルをアップデートする(ステップS906)。
一方、ステップS904の判断の結果、現在伝送されたブロードキャスティングカウント値(BC)がSenderのバッファーサイズを超過しない場合には、直ちにステップS906の処理を実行する。
また、ステップS903で、NBC+1の値がBCの値と同一ではない場合には、BCの値がNBC+1の値より大きい値であるか否かを判断する(ステップS907)。
この判断の結果、BCの値がNBC+1の値よりも大きい値である場合、即ち、Sender側から現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが、Receiver側ノードから現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーよりも大きい値である場合、例えば、Senderノードで31番目のパケット(BC)を伝送したが、Receiverノードでは29番目のパケット(NBC)を受信して30番目のパケットが損失された場合には、当該Receiver側ノードは、自機の隣接テーブルに、損失されたパケットのリストをアップデートし(ステップS909)、その後にハローパケットを通じて損失されたパケットの再伝送を受ける。
一方、ステップS907で、BCの値がNBC+1の値よりも大きくない場合、例えば、Receiver側ノードが30番目のパケットを受信しなければならないのに、これより少ない25番目のパケットを受信した場合、即ち、自機は全てのパケットを受信したにもかかわらず、他のノードから損失されたパケットの再送信要求によって該当パケットを受信した場合には、当該Receiver側ノードは、当該受信パケットを廃棄する(ステップS908)。
図12及び図13には、上述した本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法と、従来技術によるフラディング方式及びリレイヤー方式を用いたブロードキャストパケット処理方法とを、ネットワークシミュレーターを通じて測定し、それらのパケット伝送率及び伝送量を比較した結果のグラフを示す。
図12は、従来技術と本発明の実施形態とによるパケット伝送率の測定結果を比較するためのグラフを示す図であり、図13は、従来技術と本発明の実施形態とによるパケット伝送量の測定結果を比較するためのグラフを示す図である。
図12に示すように、本発明の実施形態によるパケット伝送率の測定結果は、従来技術によるフラディング方式の長所である、重複されたパケット伝送の信頼性ある伝送効果と類似しており且つ、より性能が良好であることが分かる。これは、従来技術によるフラディング方式は、多くのパケットを重複して伝送するが、パケットの衝突発生時に損失されたパケットを再伝送し、これにより信頼性が低下されるからである。
また、図13に示すように、従来技術によるフラディング方式は、伝送ノード数が多くなるほど、パケット伝送量が指数関数(Exponential)的に増加する。また、従来技術によるリレイヤー方式は、伝送ノード数の増加とは関係なく100以下の一定の値を維持する。
これに対して、本発明の実施形態によるブロードキャスト処理方式は、信頼性保障のためにリレイヤー方式よりは多くのパケットを伝送するが、フラディング方式のようにノード数が増加するほどパケット伝送量が急激に増加するようなことが無いことが分かる。
一般的なアドホックネットワークでフラディング方式を用いた場合のデータ伝送過程を示す図である。 図1に示されたフラディング方式を用いてブロードキャストパケットを伝送する方法についての動作フローチャートを概略的に示す図である。 一般的なアドホックネットワークでリレイヤーを選定する方式を用いた場合のデータ伝送の流れを示す図である。 図3に示されたリレイヤーを選定する方式を用いてブロードキャストパケットを伝送する方法についての動作フローチャートを概略的に示す図である。 本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法を説明する図であり、ブロードキャストパケットを受信する受信ノードのデータベースに保存管理されるハフマンテーブル(隣接テーブル)を示す図である。 本発明による移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法に適用されるプロトコル動作シーケンスを示す図である。 本発明によるブロードキャストパケットについてのデータフォーマットを示す図である。 本発明によるハローパケットについてのデータフォーマットを示す図である。 本発明によるハローパケット生成及び生成されたハローパケットを伝送する過程についての動作フローチャートである。 図9の過程を通じて生成されたハローパケットを受信して、受信されたハローパケットを処理する方法についての動作フローチャートある。 本発明によるブロードキャストデータを受信する方法についての動作フローチャートである。 従来技術と本発明によるパケット伝送率測定結果を比較するためのグラフを示す図である。 従来技術と本発明によるパケット伝送量測定結果を比較するためのグラフを示す図である。
符号の説明
10 Sender A(ノードA)
20 Sender B(ノードB)
30 Relayer C(ノードC)
40 Receiver D(ノードD)

Claims (16)

  1. 移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法であって、
    伝送ノードから伝送されたブロードキャストパケットが受信されると、バッファー内の隣接テーブルに保存された一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー(NBC)と、前記伝送ノードから受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と、を用いて、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階と、
    前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信した場合に、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と自機のバッファーサイズとを比較する段階と、
    前記受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過するカウント値であれば、伝送ノード側のバッファーをフラッシュするためのハローパケットを生成して伝送ノードへ伝送し、自機のバッファーをフラッシュした後に、受信されたブロードキャストパケットを用いてフラッシュされた自機のバッファーの隣接テーブルをアップデートする段階と、を含み、
    前記バッファー内の隣接テーブルは、ブロードキャストパケットを伝送した伝送ノードID情報と、ブロードキャストパケットの伝送ノードから一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー情報と、受信したブロードキャストパケットを保存するバッファーサイズ情報と、受信したブロードキャストパケットの中でエラー又は損失により受信することができなかったパケットリストについてのビットマップ情報と、を含み、
    前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階で、前記伝送ノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信していなかった場合に、受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)値が一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバーの次のカウント値(NBC+1)より大きいか否かを判断する段階と、
    a) 該判断の結果、伝送ノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きい値である場合には、自機の隣接テーブルに損失されたパケットリストをアップデートした後に、ハローパケットの伝送を通じて損失されたパケットの再伝送を受ける段階と、
    b) 伝送ノードから現在まで伝送したブロードキャストカウント値が現在まで受信したブロードキャストカウント値より大きくない場合には、自機は全てのパケットを受信したにもかかわらず、他のノードから損失されたパケットの再伝送要求によって該当パケットを受信したと判断して、受信されたブロードキャストパケットを廃棄する段階と、を含むこと
    を特徴とする移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  2. 前記伝送ノードは、ブロードキャストパケットを生成して伝送するSenderノードを通じて伝送されるブロードキャストパケットを受信側ノードにリレーするRelayerノードであること
    を特徴とする請求項1記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  3. 前記ブロードキャストパケットは、IPヘッダーフィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信する受信側ノードの周辺に存在するRelayerノードのリスト情報を含むRelayerノードリスト情報フィールドと、
    該当ノードから伝送されるブロードキャストパケットについてのブロードキャスティングカウントナンバー情報フィールド及びブロードキャストデータフィールドと、を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  4. 前記バッファーサイズを比較する段階で、前記受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過しないカウント値である場合には、受信されたブロードキャストパケット情報をバッファーの隣接テーブルに挿入する段階を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  5. 前記伝送ノードからブロードキャストパケットを受信した場合に、一定時間の間隔で又は一定パケット量によって周期的にブロードキャストパケットの受信確認情報を含むハローパケットを生成して前記伝送ノードへ伝送する段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項1記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  6. 前記ハローパケットは、パケットタイプ情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットの受信可否についての応答情報フィールドと、
    予約フィールドを含むフラッグ情報フィールドと、
    自機と隣接した伝送ノードのID情報フィールドと、
    ブロードキャスティングカウントナンバー(BC)情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の損失されたパケットのビットマップ情報フィールドと、
    Senderと隣接したノードのID情報及びブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の応答情報であるNACK Info情報を含む隣接するノード情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信することができなかったノードに対応するID情報と、該当ノードから受信することができなかったブロードキャストパケットのID情報を含むブロードキャスト再伝送情報フィールドと、を含むこと
    を特徴とする請求項1又は記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  7. 前記ハローパケットを生成して前記伝送ノードへ伝送する段階は、前記バッファー内の隣接テーブルに保存されたブロードキャストパケットを伝送した各ノードに関するブロードキャストデータのビットマップ情報を順次に検索して、各ノード別に損失されたパケットが存在するか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合には、前記隣接テーブルのビットマップを用いて、損失されたパケットを要求するためのハローパケットを生成した後に、該当ブロードキャストパケットを伝送したノードへ該ハローパケットを伝送する段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  8. 前記伝送されたハローパケットを受信した伝送ノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに存在しない新しいノードからのハローパケットが受信されたか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、隣接テーブルに存在しているノードからのハローパケットを受信した場合には、受信されたハローパケットが、バッファーをフラッシュするためのトリガーハローパケットであるか否かを判断する段階と、
    受信されたパケットがトリガーハローパケットではない一定周期でブロードキャストパケット受信可否を知らせるハローパケットである場合に、受信されたハローパケットからビットマップ情報をチェックして、損失されたパケットが存在するか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合には、損失されたパケットに相応するブロードキャストパケットをハローパケットを伝送したノードへ伝送した後に、自機の隣接テーブルをアップデートする段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  9. 前記トリガーハローパケットであるか否かを判断する段階で、受信されたハローパケットがトリガーハローパケットである場合に、バッファーフラッシュのために全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信したか否かを判断する段階と、
    a) 該判断の結果、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信した場合にはバッファーをフラッシュし、
    b) 全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合には、タイマーを設定して設定された時間をカウンティングする段階と、
    前記カウンティングされた時間が設定された時間を超過するかどうかをチェックして、設定された時間が経過されると、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合でもバッファーをフラッシュする段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  10. 少なくとも一つ以上のSenderノードと、Senderノードから伝送されるブロードキャストパケットをReceiverノードにリレーするRelayerノードとを含む移動アドホックネットワークシステムにおけるブロードキャストデータ処理方法であって、
    前記Senderノード又はRelayerノードから伝送されたブロードキャストパケットが受信されると、Receiverノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに保存された一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー(NBC)と前記Senderノード又はRelayerノードから受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)を用いて前記Senderノード又はRelayerノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、前記Senderノード又はRelayerノードから伝送されたブロードキャストパケットを全部受信した場合に、Receiverノードは、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)と自機のバッファーサイズを比較する段階と、
    該比較の結果、Receiverノードは、受信したブロードキャストパケットのブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が自機のバッファーサイズを超過するカウント値であれば、Senderノード又はRelayerノード内のバッファーをフラッシュするためのハローパケットを生成してブロードキャストパケットを伝送したノードへ伝送し、自機のバッファーをフラッシュした後に、受信されたブロードキャストパケットを用いて、フラッシュされた自機のバッファーの隣接テーブルをアップデートする段階と、を含み、
    前記Receiverノードのバッファー内の隣接テーブルは、ブロードキャストパケットをリレーしたRelayerノードID情報と、
    ブロードキャストパケット伝送ノードから一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバー情報と、
    受信したブロードキャストパケットを保存するバッファーサイズ情報と、
    受信したブロードキャストパケットの中でエラー又は損失によって受信することができなかったパケットリストについてのビットマップ情報と、を含み、
    前記Relayerノードから伝送したブロードキャストパケットが全部受信されたか否かを判断する段階で、前記Relayerノードから伝送したブロードキャストパケットを全部受信することができなかった場合に、受信されたブロードキャストパケットに含まれたブロードキャスティングカウントナンバー(BC)が一番最近に受信したブロードキャスティングカウントナンバーの次のカウントナンバー(NBC+1)より大きいか否かを判断する段階と、
    a) 該判断の結果、Relayerノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きい場合、自機の隣接テーブルに損失されたパケットリストをアップデートした後に、ハローパケットの伝送を通じて損失されたパケットの再伝送を受ける段階と、
    b) Relayerノードから現在まで伝送したブロードキャスティングカウントナンバーが現在まで受信したブロードキャスティングカウントナンバーより大きくない場合には、自機は全てのパケットを受信したにもかかわらず、他のReceiverノードからの損失されたパケットの再伝送要求によって該当パケットを受信したと判断して、受信されたブロードキャストパケットを廃棄する段階と、を含むこと
    を特徴とする移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  11. 前記ブロードキャストパケットは、IPヘッダーフィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信する受信側ノードの周辺に存在するRelayerノードのリスト情報を含むRelayerノードリスト情報フィールドと、
    該当ノードから伝送されるブロードキャストパケットについてのブロードキャスティングカウントナンバー情報フィールド及びブロードキャストデータフィールドと、を含むこと
    を特徴とする請求項10記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  12. 前記Receiverノードは、前記Relayerノードからブロードキャストパケットを受信した場合に、一定時間の間隔又は一定パケット量によって周期的にブロードキャストパケット受信確認情報を含むハローパケットを生成して、前記Relayerノード又はRelayerノードを通じてSenderノードへ伝送する段階をさらに含むこと
    を特徴とする請求項10記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  13. 前記ReceiverノードからRelayerノード又はRelayerノードを通じてSenderノードへ伝送されるハローパケットは、パケットタイプ情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットの受信可否についての応答情報フィールドと、
    予約フィールドを含むフラッグ情報フィールドと、
    自機と隣接したRelayerノードのID情報フィールドと、
    ブロードキャスティングカウントナンバー(BC)情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の損失されたパケットのビットマップ情報フィールドと、
    Senderと隣接したRelayerノードのID情報及びブロードキャストパケットを受信することができなかった場合の応答情報であるNACK Info情報を含む隣接Relayerノード情報フィールドと、
    ブロードキャストパケットを受信することができなかったRelayerノード又はSenderノードに対応するID情報と、該当ノードから受信することができなかったブロードキャストパケットのID情報とを含むブロードキャスト再伝送情報フィールドと、を含むこと
    を特徴とする請求項10又は12記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  14. 前記ハローパケットを生成して前記Relayerノード又はRelayerノードを通じてSenderノードへ伝送する段階で、Receiverノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに保存されたブロードキャストパケットを伝送した各Senderノード又はRelayerノードに関するブロードキャストデータのビットマップ情報を順次に検索して、各ノード別に損失されたパケットの存在するか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合には、前記隣接テーブルのビットマップを用いて、損失されたパケットを要求するためのハローパケットを生成した後に、該当ブロードキャストパケットを伝送したRelayerノード又はRelayerノードを通じてSenderノードへ該ハローパケットを伝送する段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項10記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  15. 前記Receiver ノードから伝送されたハローパケットを受信したRelayerノード又はSenderノードは、自機のバッファー内の隣接テーブルに存在しない新しいReceiverノードからのハローパケットが受信されたか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、隣接テーブルに存在しているノードからのハローパケットを受信した場合には、受信されたハローパケットが、フル(Full)のバッファーをフラッシュするためのトリガーハローパケットであるかを判断する段階と、
    受信されたパケットがトリガーハローパケットではない一定周期でブロードキャストパケット受信可否を知らせるハローパケットである場合に、受信されたハローパケットからビットマップ情報をチェックして、損失されたパケットが存在するか否かを判断する段階と、
    該判断の結果、損失されたパケットが存在する場合に、損失されたパケットに相応するブロードキャストパケットをハローパケットを伝送したReceiverノードへ伝送した後に、自機の隣接テーブルをアップデートする段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項14記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
  16. 前記Receiverノードから受信したハローパケットがトリガーハローパケットであるかを判断する段階で、受信されたハローパケットがトリガーハローパケットである場合に、バッファーフラッシュのために全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信したか否かを判断する段階と、
    a) 該判断の結果、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信した場合にはバッファーをフラッシュし、
    b) 全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合には、タイマーを設定して設定された時間をカウンティングする段階と、
    前記カウンティングされた時間が設定された時間を超過するかどうかをチェックして、設定された時間が経過されると、全ての隣接ノードからトリガーハローパケットを受信しなかった場合でもバッファーをフラッシュする段階と、を含むこと
    を特徴とする請求項15記載の移動アドホックネットワークにおけるブロードキャストデータ処理方法。
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