JP2010206053A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップサイズパッケージのように半導体基板上に再配線と外部接続端子とを形成するパッケージにおいて、再配線を短く形成して、回路ブロック間のアイソレーションを高めるように半導体基板の中央部にPADを配置する場合にも、ウエハ検査プローブが相互に接触することがないように対策する。
【解決手段】半導体装置を構成する半導体基板2を縦方向及び横方向に2分割して、半導体基板2を合計4つの四角形状の領域である回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103、回路領域d 104に区分する。前記4つに区分された回路領域では、各々、外周に沿って複数個のPAD200が配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の基板上のパッド配置と回路レイアウトに関する。
近年、半導体集積回路装置には、その高集積化、微細化、高機能化及び高速化や製品の低価格化が要望されている。中でも携帯電話などの携帯機器では、小型、低コストの実現のために、半導体基板と外形寸法が同程度のチップサイズパッケージを使った半導体装置が使用されている。
図11は、半導体基板上に再配線500を形成し、それを半導体基板上のパッド(以下、PADという)200と、半導体基板上に形成した外部接続端子600とに接続した従来技術を使ったチップサイズパッケージの半導体装置を示す。従来の半導体装置では、図11のように、半導体基板上のPAD200は基板の外周部に配置されるが、基板の中心部にも外部接続端子があるため、基板中心部の外部接続端子2 602と基板外周部に配置したPAD2 202とを接続する再配線2 502は、半導体基板の1辺の1/2程度の長さで半導体基板上に配置される。従って、再配線2 502の抵抗成分及び再配線2 502と半導体基板との間の寄生容量が大きくなり、デジタル回路、アナログ回路が混載、高集積化された半導体装置では、この再配線を介して信号やノイズなどが半導体基板の回路に伝播し、デジタル、アナログの回路動作や特性に悪影響を及ぼすという弊害があった。
これらの問題点を解決するために、従来、特許文献1では、図12のように、半導体基板上に、デジタル回路ブロック1 401、デジタル回路ブロック2 402、デジタルアナログ変換回路ブロック403、アナログ回路ブロック1 404、アナログ回路ブロック2 405の複数の回路ブロックが配置されている半導体装置において、これら各回路ブロックの各々に形成されたPAD200と、そのPAD200から引き出された再配線500と、この再配線500を介してPAD200に接続された外部接続端子600とを有するチップサイズパッケージを構成しており、この半導体装置において、PAD200とこれらに接続された再配線500及び外部接続端子600の全部又は一部を、前記PAD200が形成された各回路ブロック内に配置することにより、再配線500を短くし、その再配線500とそれに接続する外部接続端子600とが他の回路ブロックの上に形成されることを避け、結果として、再配線500や外部接続端子600を介して信号やノイズの伝播を防止する技術が記載されている。
また、従来、特許文献2では、高周波回路素子が形成された第1領域と、この第1領域の周辺に位置して低周波回路素子が形成された第2領域とを有する半導体基板と、この主表面を覆う封止樹脂とを有する半導体装置において、第2領域の上方に形成され封止樹脂の表面から突出しており、高周波回路素子と電気的に接続された複数の第1外部端子と、第2領域上方に形成されると共に封止樹脂の表面から突出して低周波回路素子と電気的に接続された複数の第2外部端子とを備えたチップサイズパッケージの半導体装置を構成する技術が記載されている。
特開2003−068859号公報(図1) 特開2008−060592号公報(図8)
一般に、半導体装置では、回路素子、PADを半導体基板上に形成後、そのPADに検査プローブを当てて回路の検査を行うウエハ検査を実施する。このウエハ検査では、基板の周囲から1つのPADに対して1本の検査プローブを接触させており、各々の検査プローブが電気的に接触しないよう、半導体基板の中心から放射線状に配置するのが一般的である。
前記従来の図12の構成の半導体装置では、デジタル回路、アナログ回路など機能ブロックの各々の周囲にPAD200を形成しており、半導体装置1の中央部にもPAD200が配置されており、前記のウエハ検査においては、中央部にあるPADに検査プローブを接触させる必要がある。
図13は、前記図12の半導体装置の外部接続端子600及び再配線500を形成する前の半導体基板に、ウエハ検査をするためのウエハ検査プローブ300をPAD200に接触させるために配置した状態を示したものである。図13において、前記ウエハ検査プローブは、前述のように半導体基板の中心から放射状に配置されており、PADa 203、PADb 204、PADc 205に対しても同様に、ウエハ検査プローブa 301、ウエハ検査プローブb 302、ウエハ検査プローブc 303が接触するように配置されている。PADa 203、PADb 204、PADc 205は半導体基板上に直線上に並んでいるため、ウエハ検査プローブa 301、ウエハ検査プローブb 302、ウエハ検査プローブc 303を該当PADに接触させるように配置する場合には、図13のように、これら3本のウエハ検査プローブは近接して配置しなければならず、接触を避けられないため、ウエハ検査プローブが作成困難である。そのため、全てのPADのウエハ検査を実施するために、別の配置としたウエハ検査プローブを準備するなど、コストが高くなるという課題がある。
一方、図11の構成のように、半導体装置の周辺部にPAD200を配置してチップサイズパッケージを形成する場合には、ウエハ検査プローブの配置は容易であるが、前述のように、基板中心部の外部接続端2 602と基板外周部に配置したPAD2 202とを接続する再配線2 502は、半導体基板の1辺の1/2程度の長さとなり、抵抗が高く、基板に対する寄生容量も大きくなるため、この再配線2 502を介して信号やノイズが他の回路ブロックへ伝播し、半導体装置の特性が劣化するという課題がある。
また、図11のようなチップサイズパッケージを構成する場合、半導体装置1の周辺に形成されたPAD2 202と外部接続端子2 602とを再配線2 502で接続する場合、一般には、2個の外部接続端子間に再配線を配置する必要がある。ところが、外部接続端子間に配置できる再配線の本数には、パッケージ製造上の理由により上限がある。例えば、外部接続端子間に配置できる再配線がk本で、外部接続端子600が縦N個、横N個の合計数NxN個の場合では、PAD200は半導体装置の外周部にある外部接続端子3 603のうちN−1個と再配線で接続され、他のPAD200は外部接続端子3 603の間に配置された再配線500に接続され、その数は(N−1)xk個となる。従って、再配線500と接続されるPAD200の総合計数は、4x((N−1)+(N−1)xk))となる。この再配線500と接続されるPAD200の総合計数が、外部接続端子600の合計数NxN個よりも小さい場合、例えば、k=3、N=15では、PAD200の総合計数は4x((N−1)+(N−1)xk))=224個、外部接続端子600の合計数NxN=225個となり、PAD200と接続できない外部接続端子600が1個発生することになり、N≧15の条件では、PAD200と接続できない外部接続端子600が発生する。このため、外部接続端子600が多いパッケージを構成する場合には、制限が生じるという課題がある。
本発明は、前記従来技術の課題を解決するものであり、その目的は、チップサイズパッケージのように半導体基板上に再配線と外部接続端子とを形成するパッケージにおいて、ウエハ検査プローブの配置が容易で、しかも、再配線を短く形成でき、回路間の信号やノイズの伝播を有効に抑制できると共に、PAD数や外部接続端子数に制限のないチップサイズパッケージを用いた半導体装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1記載の発明の半導体装置は、半導体基板を縦方向及び横方向に2分割して合計4つに区分された四角形状の回路領域と、前記4つに区分された回路領域の各々の外周に沿って配置された複数個のPADと、前記半導体基板上に形成された複数個の外部接続端子、及び前記複数個のPADの各々と対応する前記外部接続端子とを接続する複数本の再配線とを備えて、チップサイズパッケージとしたことを特徴とする。
請求項2記載の発明の半導体装置は、半導体基板を縦方向又は横方向に2分割して合計2つに区分された四角形状の回路領域と、前記2つに区分された回路領域の各々の外周に沿って配置された複数個のPADと、前記半導体基板上に形成された複数個の外部接続端子、及び前記複数個のPADの各々と対応する前記外部接続端子とを接続する複数本の再配線とを備えて、チップサイズパッケージとしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記請求項1記載の半導体装置において、前記4つの回路領域の境界部の相互間に配置されて、前記半導体基板を4つの領域に分離する分離領域を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記請求項1記載の半導体装置において、前記4つの回路領域のうち、1つの回路領域と、他の1つの回路領域と、残る2つの回路領域との各境界部相互間に配置されて、前記半導体基板を3つの領域に分離する分離領域を有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記請求項2記載の半導体装置において、前記2つの回路領域の境界部の相互間に配置されて、前記半導体基板を2つの領域に分離する分離領域を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記請求項3〜5の何れか1項に記載の半導体装置において、前記分離領域には、回路素子は配置されないことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記請求項3〜5の何れか1項に記載の半導体装置において、前記分離領域には、トレンチ、基板コンタクト又はGND配線若しくは電源配線の一部又は全てが配置されることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記請求項1〜7の何れか1項に記載の半導体装置において、前記各回路領域に配置された配置された複数個のPADのうち、前記半導体基板の中央部に配置されたPADは、前記半導体基板の中央部に配置された外部接続端子と前記再配線により接続されることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記請求項1〜8記載の半導体装置において、前記4つに区分された回路領域内に配置された何れかのPADと前記配線を介して接続される何れかの前記外部接続端子は、この外部接続端子に前記配線を介して接続される前記PADが配置された回路領域と同一の回路領域の内部又は周辺に配置されることを特徴とする。
以上により、請求項1〜9記載の発明の半導体装置では、半導体基板を縦及び横方向に2分割、又は縦若しくは横方向に2分割して、半導体基板を4つ又は2つの四角形状の回路領域に区分し、その四角形状の回路領域の外周部にPADを配置する。これにより、半導体基板の周辺部だけでなく中央部にもPADが配置される。前記半導体基板のPADにウエハ検査用のプローブを接触させる場合には、半導体チップの中心から放射状にウエハ検査プローブを配置する必要があるが、このとき、ウエハ検査プローブに沿って同一直線上に並ぶPADは最大2個となり、2本のウエハ検査プローブが近接して配置されることになる。しかし、前記2個のPADの半導体基板上での配置を調整すること及び前記2つの検査プローブの半導体基板からの高さに差をつけることにより、接触することなく前記2つのウエハ検査プローブを配置することができる。これは従来技術のウエハ検査プローブの配置によって実現が可能であるので、半導体基板中央部にPADを配置しても、従来技術を用いて検査プローブを実現できる半導体装置を提供することができ、複数の配置を持つ個別のウエハ検査プローブを用意するなどのコストが不要となる。
そして、前記4つの四角形状の領域の外周部にPADを配置することにより、半導体基板の中心部にもPADを配置できるので、チップサイズパッケージを構成する際には、半導体基板上に形成した外部接続端子とPADを接続する再配線を短くし、寄生抵抗、寄生容量成分を少なくすることが可能となり、再配線が複数の回路ブロック上に跨って配置されることが少なくなる。従って、再配線を介して信号やノイズを他のブロックに伝播して回路特性を劣化することを抑制できる効果を奏する。
更に、請求項3〜7記載の発明では、前記4つの四角形状の領域の各境界部の全部又は一部には回路素子を配置しない、又は、トレンチ、基板コンタクト、GND配線、電源配線などを配置した分離領域を位置させるので、前記4つの四角形状の領域の半導体基板を経由する相互のアイソレーションを高めて、信号やノイズの伝播を防ぐことができる。
加えて、半導体基板の中央部にPADを配置しているので、チップサイズパッケージを構成する際に外部接続端子数が多くなり、半導体基板の外周部に配置したPADから再配線に接続可能なPAD数よりも外部接続端子数が多くなった場合でも、半導体基板の中央部に配置したPADから再配線に接続することにより、全ての外部接続端子とPADとを接続することが可能となり、外部接続端子数に制限されないチップサイズパッケージを構成することができる。
以上説明したように、請求項1〜9記載の発明の半導体装置によれば、半導体基板上に再配線と外部接続端子とを形成してチップサイズパッケージとする場合にも、ウエハ検査プローブの配置が容易で、しかも外部接続端子とPADとを接続する再配線を短くできてノイズの伝播に起因する回路特性の劣化を有効に抑制出来ると共に、半導体基板を経由する相互のアイソレーションを高めて信号やノイズの伝播を抑制でき、更には外部接続端子数に制限されないチップサイズパッケージを構成することが可能である。
以下、本発明の実施形態に係る半導体装置について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、半導体基板2の外周に沿ってPADを配置し、更に半導体基板2を縦方向及び横方向に2分割して、半導体基板を合計4つの四角形状の領域である回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103、回路領域d 104、に区分し、前記の4つに区分された回路領域の外周に沿ってPAD200を配置した構成を示す。
同様に、図2は、半導体基板2を縦方向に2分割して、半導体基板を2つの回路領域a 101、回路領域b 102に区分したものであり、前記の回路領域a 101、回路領域b 102の各外周に沿ってPAD200を配置した実施形態を示す。
前記図1、図2の半導体基板2では、半導体基板の外周部及び中央部にPAD200が配置されており、チップサイズパッケージを構成する際には、半導体基板上に形成した外部接続端子とPADとを接続する再配線を短くして、寄生抵抗、寄生容量成分を少なくすることが可能である、以下、この詳細を説明する。
図9は、前記図1の構成の半導体基板を用いてチップサイズパッケージの半導体装置を構成した場合を示す。同図の半導体装置1は、4つの回路領域である回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103、回路領域d 104の各領域の外周部にPAD200を配置しており、これ等のPAD200は再配線500によって外部接続端子600と接続されている。PAD1 201は半導体装置1の中央部にあるので、再配線1 501に接続されて半導体装置1の中央部にある外部接続端子1 601と接続されている。前記外部接続端子1 601はこれと接続される再配線1 501と同一の回路領域c 103の内部又は周辺に配置される。従って、従来の図11の半導体装置1の外周部にあるPAD2 202と半導体装置1の中央部にある外部接続端子2 602とを接続する再配線2 502の長さと比較して、再配線1 501を短くすることが可能である。同様に、図9の他のPAD200と外部接続端子600とを接続する再配線500も、同様に短くすることが出来る。
以上のことから、PAD200と外部接続端子600とを接続する再配線500を短くできるので、これ等の再配線500が複数の回路ブロック上に跨って配置されることが無く、再配線500を介して信号やノイズが複数のブロックに伝播して回路特性を劣化させることを抑制できる。
更に、図1の構成では、PAD200を半導体基板2の中央部にも配置しているので、図9のチップサイズパッケージを構成する際に、半導体装置1の外周部のPAD200だけでなく、中央部のPAD200からも外部接続端子600へ再配線500で接続することができるので、外部接続端子600の数が多いチップサイズパッケージを構成する場合においても、外部接続端子600の数に制限されない。
また、図4は、前記図1の半導体基板2においてウエハ検査を実施する場合のウエハ検査プローブ300の配置を示したものである。ここでは、ウエハ検査プローブ300は半導体基板2の中心から放射状に配置されている一般的な配置である。半導体基板2の中央部に配置されているPADd 206とPADe 207とが同一直線上に並んでおり、ウエハ検査プローブd 304とウエハ検査プローブe 305とが近接するが、同一直線上に並ぶPADの個数が2個に限定されるので、PADd 206とPADe 207との位置を移動することや、ウエハ検査プローブd 304をウエハ検査プローブe 305よりも半導体基板からの高さを大きくすることにより、従来技術を用いてウエハ検査プローブを配置することが出来る。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態の半導体装置を説明する。
図3は、前記実施形態1の半導体基板2の4つに区分された回路領域である回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103、回路領域d 104の境界部に、回路素子を配置しない、又は、トレンチ、基板コンタクト、GND配線、電源配線などを配置した分離領域105を配置した実施形態を示す。この分離領域105は、主に半導体基板2を経由してのアイソレーションを高め、前記各回路領域間の信号やノイズの伝播を防いで、回路特性の劣化を抑制することが出来る。
また、図10は、前記図3の半導体基板を用いてチップサイズパッケージを構成したものである。同図は、前記実施形態1で示した図9と同様に、半導体装置1は、4つの回路領域である回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103、回路領域d 104の各領域の外周部にPAD200を配置しており、これ等のPAD200は、外部接続端子600と再配線500とによって接続されている。
図10において、PAD1 201は半導体装置1の中央部にあるので、再配線1 501に接続されて、半導体装置1の中央部にある外部接続端子1 601と接続されている。従って、従来の図11の半導体装置1の外周部にあるPAD2 202と半導体装置1の中央部にある外部接続端子2 602とを接続する再配線2 502の長さと比較して、再配線1 501を短くすることが可能である。従って、図9と同様に、再配線500が複数の回路ブロック上に跨って配置されることが無いので、再配線500を介して信号やノイズが複数のブロックに伝播して回路特性を劣化させることを防ぐ効果がある。
更に、図3の構成では、PAD 200を半導体基板2の中央部にも配置しているので、図9と同様に、図10のチップサイズパッケージを構成する際に、半導体装置1の外周部のPAD200だけでなく、中央部のPAD200からも外部接続端子600へ再配線500で接続することができる。従って、外部接続端子600の数が多いチップサイズパッケージを構成する場合においても、外部接続端子600の数に制限されない。
加えて、図5は、図3の半導体基板2においてウエハ検査を実施する場合のウエハ検査プローブ300の配置を示す。同図は、図4の半導体基板に分離領域105を加えたものであり、図4と同様に、従来技術を用いてウエハ検査プローブを配置することが出来る。
(実施形態3)
続いて、本発明の第3の実施形態の半導体装置を説明する。
図6及び図8は、半導体基板2において、回路領域a 101、回路領域b 1022つの領域に区分し、その境界部に分離領域105を設けた構成である。前記実施形態2と同様に、2つに区分された回路領域である回路領域a 101、回路領域b 102の境界部に、回路素子を配置しない、又は、トレンチ、基板コンタクト、GND配線、電源配線などを配置した分離領域105が配置される。これにより、半導体基板2を経由してのアイソレーションを高め、前記各回路領域間の信号やノイズの伝播を防ぎ回路特性劣化を抑制することが出来る。
また、図6及び図8は、実施形態1の図1とPAD200の配置は同じ構成であるので、半導体基板2上に再配線と外部接続端子とを形成したチップサイズパッケージを構成した場合に、前記実施形態1の図9と同様に、半導体基板2の外周部及び中央部にPAD200が配置されているので、中央部のPAD200と半導体基板の中央部に配置した外部接続端子とを接続する再配線を短くできて、これ等の再配線の寄生抵抗、寄生容量成分を少なくすることが可能となる。更に、再配線が複数の回路ブロック上に跨って配置されることが無いので、再配線を介して信号やノイズが複数のブロックに伝播し回路特性を劣化させることを抑制できる効果がある。
更に、図6及び図8では、PAD200の配置が実施形態1の図1と同様であるので、図9に示すチップサイズパッケージを構成することができるので、図1と同様に、外部接続端子の数が多いチップサイズパッケージを構成する場合においても、外部接続端子の数に制限されない。加えて、図6及び図8の半導体基板2のウエハ検査を実施する場合には、実施形態1の図4と同様の構成となるので、従来技術を用いてウエハ検査プローブを配置することができる。
(実施形態4)
図7は、実施形態1の図1の半導体基板2において、回路領域を回路領域a101、回路領域b 102、回路領域c 103の3つに区分し、その境界部を分離領域105とした実施形態である。同図では、回路領域a 101、回路領域b 102、回路領域c 103の境界部に、回路素子を配置しない、又は、トレンチ、基板コンタクト、GND配線、電源配線などを配置した分離領域105を配置することにより、半導体基板2を経由してのアイソレーションを高めて、各回路領域間の信号やノイズの伝播を抑制して、回路特性の劣化を抑制することが出来る。
また、前記図7は、実施形態1の図1とPAD200の配置は同じ構成であるので、半導体基板2上に再配線と外部接続端子とを形成したチップサイズパッケージを構成した場合に、実施形態1の図9と同様に、半導体基板2の外周部及び中央部にPAD200が配置されているので、半導体基板上に形成した外部接続端子とPADとを接続する再配線を短くして、寄生抵抗、寄生容量成分を少なくすることが可能であり、従来のように再配線が複数の回路ブロック上に跨って配置されることが無い。従って、再配線を介して信号やノイズが複数のブロックに伝播して、回路特性を劣化させることを抑制できる効果がある。
更に、図7では、PAD200の配置が実施形態1の図1と同様であって、図9に示すチップサイズパッケージを構成することができるので、図1と同様に、外部接続端子の数が多いチップサイズパッケージを構成する場合においても、外部接続端子の数に制限されない。加えて、図7の半導体基板2のウエハ検査を実施する場合には、実施形態1の図4と同様の構成となるので、従来技術を用いてウエハ検査プローブを配置することができる。
以上説明したように、本発明は、半導体基板を縦方向及び横方向共に2分割、又は縦方向又は横方向に2分割して、4つ又は2つの回路領域に区分すると共に、それ等の回路領域の各々の外周に沿ってPADを配置したので、回路ブロック間のアイソレーションを向上出来ると共に、外部接続端子の数に制限をされない構成にでき、ウエハ検査プローブの配置を容易にできるので、チップサイズパッケージを用いた半導体装置として有用である。
本発明の第1の実施形態の半導体装置の半導体基板を示す構成図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置の半導体基板を示す他の構成図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置の半導体基板を示す構成図である。 図1の半導体基板に対してウエハ検査を実施する場合のウエハ検査プローブの配置を示す図である。 図3の半導体基板に対してウエハ検査を実施する場合のウエハ検査プローブの配置を示す図である。 本発明の第3の実施形態の半導体装置の半導体基板を示す構成図である。 本発明の第4の実施形態の半導体装置の半導体基板を示す構成図である。 同半導体基板の他の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態の半導体装置を示す構成図である。 本発明の第2の実施形態の半導体装置を示す構成図である。 従来の半導体装置の構成を示す図である。 従来の半導体装置の他の構成を示す図である。 図12の半導体装置の半導体基板に対してウエハ検査を実施する場合のウエハ検査プローブの配置を示す図である。
1 半導体装置
2 半導体基板
101 回路領域a
102 回路領域b
103 回路領域c
104 回路領域d
105 分離領域
200 PAD
201 PAD1
202 PAD2
203 PADa
204 PADb
205 PADc
206 PADd
207 PADe
300 ウエハ検査プローブ
301 ウエハ検査プローブa
302 ウエハ検査プローブb
303 ウエハ検査プローブc
304 ウエハ検査プローブd
305 ウエハ検査プローブe
401 デジタル回路ブロック1
402 デジタル回路ブロック2
403 デジタルアナログ変換回路ブロック
404 アナログ回路ブロック1
405 アナログ回路ブロック2
500 再配線
501 再配線1
502 再配線2
600 外部接続端子
601 外部接続端子1
602 外部接続端子2
603 外部接続端子3

Claims (9)

  1. 半導体基板を縦方向及び横方向に2分割して合計4つに区分された四角形状の回路領域と、
    前記4つに区分された回路領域の各々の外周に沿って配置された複数個のPADと、
    前記半導体基板上に形成された複数個の外部接続端子、及び前記複数個のPADの各々と対応する前記外部接続端子とを接続する複数本の再配線とを備えて、チップサイズパッケージとした
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 半導体基板を縦方向又は横方向に2分割して合計2つに区分された四角形状の回路領域と、
    前記2つに区分された回路領域の各々の外周に沿って配置された複数個のPADと、
    前記半導体基板上に形成された複数個の外部接続端子、及び前記複数個のPADの各々と対応する前記外部接続端子とを接続する複数本の再配線とを備えて、チップサイズパッケージとした
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 前記請求項1記載の半導体装置において、
    前記4つの回路領域の境界部の相互間に配置されて、前記半導体基板を4つの領域に分離する分離領域を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 前記請求項1記載の半導体装置において、
    前記4つの回路領域のうち、1つの回路領域と、他の1つの回路領域と、残る2つの回路領域との各境界部相互間に配置されて、前記半導体基板を3つの領域に分離する分離領域を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記請求項2記載の半導体装置において、
    前記2つの回路領域の境界部の相互間に配置されて、前記半導体基板を2つの領域に分離する分離領域を有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 前記請求項3〜5の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記分離領域には、回路素子は配置されない
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 前記請求項3〜5の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記分離領域には、トレンチ、基板コンタクト又はGND配線若しくは電源配線の一部又は全てが配置される
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 前記請求項1〜7の何れか1項に記載の半導体装置において、
    前記各回路領域に配置された配置された複数個のPADのうち、前記半導体基板の中央部に配置されたPADは、前記半導体基板の中央部に配置された外部接続端子と前記再配線により接続される
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 前記請求項1〜8記載の半導体装置において、
    前記4つに区分された回路領域内に配置された何れかのPADと前記配線を介して接続される何れかの前記外部接続端子は、この外部接続端子に前記配線を介して接続される前記PADが配置された回路領域と同一の回路領域の内部又は周辺に配置される
    ことを特徴とする半導体装置。
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