JP2010204109A - 検査用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】むらのない均一なライン状の光を照射することができる検査用照明装置を提供する。
【解決手段】基板と、前記基板上に1列に複数並べ設けられたLEDと、前記基板に対して垂直に起立し、かつ、基端面が前記1列に複数並べ設けられたLEDに臨むように配置されて、前記LEDから発した光を前記基端面から導入するとともに前記基端面に対向する先端面から導出する透明かつ中実な導光板と、を備えているようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ライン状の光を照射する検査用照明装置に関するものである。
従来、透光膜のインライン高速検査を行う場合、図3に示すように、ラインセンサカメラCを用い、ローラRで張設されながら運ばれていく透光膜Mの表面の画像情報を次々と連続的に取り込み、図示しない画像情報処理装置において明るさの違う部位を検出する等して表面欠陥等を検出するようにしている。その際に用いる照明装置10としては、長尺な直方体形状をなすケーシング11の内面に白色系の塗料を塗布する等して形成されたリフレクタ12を導光部材として備え、当該ケーシングの内部に1列に複数並べたLED13から光を導入して、リフレクタ12で反射・拡散しながら均一なライン光を導出するものが知られており、当該照明装置10をローラR間に挿入して透光膜M表面に光を照射している。このような中空なケーシング11の側壁は所定の形状を維持するために所定の厚さを有するものである。
ところで、ローラR間の距離Lが長いと透光膜Mが撓んで振動しやすくなり、鮮明な画像を得にくくなるので、ローラR間の距離Lは短い方が好ましい。しかしながら、ケーシング11の内面に形成されたリフレクタ12を導光部材として備える照明装置10では、ローラR間の距離Lを必要なライン光の幅よりもケーシングの壁厚分だけ広く設定しなければならず、ローラR間の距離Lを充分に短くすることができない。なお、直径の短いローラRを使用することによりローラR間の距離Lを短くすることが可能であるが、ローラRの曲率が大きいと、張設された透光膜Mが切れやすくなるとともに、透光膜Mに大きなクセがつきやすくなり、品質劣化を招くという問題点がある。このため、所定以上の大きさのローラRを用いることが必要である。
また、上述の照明装置10は、リフレクタ12とケーシング11との界面で一部の光が屈折しケーシング11に吸収されて光の伝達効率が悪化するため、導出光の明るさが充分ではない。
一方、透光膜を搬送するローラに向けて光を照射して、当該透光膜の検査を行う装置も知られているが(特許文献2)、このような装置を用いて検査を行うと、ローラ表面についている傷や汚れまでも検出してしまうことがあり、検査結果にノイズが含まれやすく、精度の高い検査を行うことが困難である。
特開2005−283563号公報 特開2002−250695号公報
本発明はかかる問題点に鑑みなされたものであって、むらのない均一なライン状の光を照射することができる検査用照明装置を提供することをその主たる所期課題としたものである。
すなわち本発明に係る検査用照明装置は、基板と、前記基板上に1列に複数並べ設けられたLEDと、前記基板に対して垂直に起立し、かつ、基端面が前記1列に複数並べ設けられたLEDに臨むように配置されて、前記LEDから発した光を前記基端面から導入するとともに前記基端面に対向する先端面から導出する透明かつ中実な導光板と、を備えていることを特徴とする。
このようなものであれば、個々のLEDから発した光が導光板の内部で拡散・混合されることにより、バラツキが低減され均一化され、導光板の先端面からライン状の均一光が発せられる。当該ライン状の光は、導光板内で反射・拡散を繰り返して充分に混合されたものであるので、均一なむらのない光である。
前記導光板の先端面上には、更に光拡散板が配置されていてもよい。
このような構成の本発明によれば、透光膜表面の鮮明な画像を取得して、精度の高い検査を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る検査用照明装置の模式的縦断面図である。 同実施形態に係る検査用照明装置の模式的斜視図である。 従来の検査用照明装置の模式的縦断面図である。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る検査用照明装置1は、一対のローラRで張設されながら運ばれていく透光膜Mの表面欠陥等の検出を行うためのものであり、図1に示すように、導光板2と、導光板2の基端面21に対向して設けられたLED3とを備えたものである。
各部を詳述する。
導光板2は、例えば透明な中実の薄い矩形板状をなす樹脂製のものであり、その基端面21を光導入面とし、それと対向する先端面22を光導出面とするものである。基端面21から導入された光は、導光板2の外側面で外部との屈折率差によって全反射されながらほとんどロス無く先端面22に向かって進み、先端面22から導出される。先端面22上には光拡散板23が配置されていて、先端面22から導出される光の輝度の均一化を図っている。
光拡散板23としては、例えば、光透過性基板の表面にエンボス加工やシボ加工等により凹凸を設け、表面をすりガラス面状に構成したものや、光透過性基板表面に白色塗料を隙間を空けて塗布したもの、光透過性基板中に光散乱を生じさせる粒子を含有させたもの等の、光散乱を利用して光拡散性を付与した種々のものを用いることができる。
導光板2の外側面は光を全反射する内向きの反射面としての役割を担っており、導光板2内を光が進行すると、前記外側面で光が内方に向かって反射して混じり合い、混合される。導光板2は後述する配線基板4上に取り付けられた保持部材5によりLED3の光軸上に位置するように保持されている。
LED3は、例えば表面実装型のパワーLEDであり、導光板2の基端面21に向けて光を射出するものである。なお、パワーLEDとは連続して200mA以上の電流を流すことが可能な高輝度タイプのLEDである。かかるLED3は、図2に示すように、ユニット基板である帯状平板型の配線基板4上に所定の間隔をとって1列に複数並べ設けて、導光板2の基端面21に臨むように配置されてあり、LED3から照射された光は、基端面21から導光板2の内部に侵入し、そこで個々のLED3から発した光が拡散・混合されることによりバラツキが低減され均一化される。しかして、導光板2の先端面22からはライン状の均一光が発せられる。
このような検査用照明装置1を用いて透光膜Mの表面検査を行う方法を以下に説明する。まず、検査対象である透光膜Mが張設されたローラR間に検査用照明装置1の導光板2を挿入する。この際、ローラR間は極めて狭く設定されているので、透光膜Mの振動は抑制されている。検査用照明装置1のLED3を点灯すると、LED3から射出された光は導光板2の基端面21からその内部に導入され、ライン状の光として先端面22から導出される。当該ライン状の光は、導光板2内で反射・拡散を繰り返して充分に混合されたものであるので、均一なむらのない光である。当該ライン状の光を透光膜Mに向けて照射すると、透光膜M表面が両端間にわたり一様な照度で照らされる。透光膜Mに均一なライン光を照射しながら当該光が照射された領域を透光膜Mの上方に設けたラインセンサカメラCで撮像する。しかして、回転するローラRにより運ばれていく透光膜Mの表面の画像情報を次々と連続的に取り込み、図示しない画像情報処理装置において明るさの違う部位を検出する等して表面欠陥等を検出する。
このような実施形態に係る検査用照明装置1であれば、導光部材として透明な中実の導光板2を使用することにより、ローラR間の距離Lを、ライン光と同程度の幅、すなわち、透光膜Mに光を照射するために最低限必要な幅にまで狭くしても、導光板2を挿入することができるので、透光膜R表面を振動を抑制した状態で撮像することができる。また、基端面21から導光板2に導入された光は全反射しつつ上方に向けて進行し、先端面22から導出されるので、基端面21から導入した光をほとんどロス無く導出することができるので、高い照度で透光膜M表面を照射することができる。従って本実施形態によれば、透光膜Mの鮮明な画像を取得することができるので、精度の高い検査を行うことが可能である。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、導光板2の外側面にアルミ蒸着等が施されてなる反射膜により被覆処理されていてもよく、これにより反射膜が鏡として作用し、導光板2の外側面からの光の漏出をより堅固に防ぐことができる。
その他、本発明は上記の各実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない限り、前述した種々の構成の一部又は全部を適宜組み合わせて構成してもよい。
1・・・検査用照明装置
2・・・導光板
3・・・LED
R・・・ローラ

Claims (2)

  1. 基板と、
    前記基板上に1列に複数並べ設けられたLEDと、
    前記基板に対して垂直に起立し、かつ、基端面が前記1列に複数並べ設けられたLEDに臨むように配置されて、前記LEDから発した光を前記基端面から導入するとともに前記基端面に対向する先端面から導出する透明かつ中実な導光板と、を備えていることを特徴とする検査用照明装置。
  2. 前記導光板の先端面上に配置された光拡散板を備えている請求項1記載の検査用照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062188A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 富士重工業株式会社 検査対象品の品質検査方法および品質検査装置
JP2021018093A (ja) * 2019-07-18 2021-02-15 シーシーエス株式会社 検査システム及び光照射装置

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