JP2008116329A - ラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
ラインカメラを用いた計測および検査時における、光量減衰を最小限に抑えた、照明ムラが低減できるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けて光源を発光させるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置を提供する。
【選択図】図1
ラインカメラを用いた計測および検査時における、光量減衰を最小限に抑えた、照明ムラが低減できるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けて光源を発光させるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置を提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ラインカメラを用いて被写体のムラ計測およびムラ検査を行う際の、光源の光量減衰を最小限に抑えた照明ムラの軽減、改善できるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置に係る。
主にカラーフィルタを対象とした外観検査装置用検査用照明として、近年、LEDといった照明が用いられるようになった。LEDは使用期間が約2年と長寿命であり、メンテナンスフリーであることが特徴であり、この光源を用いる検査機メーカが増えてきた。
ムラといった官能検査でもメンテナンスフリーの理由からLED照明を用いたいという要望もあり、照明側には拡散板や発光塗料を塗るなどし、ムラ軽減を図っているものの、その分、光量が低下し、タクトを犠牲にしなければならない。同様にファイバー照明の場合でもファイバー形状の影響が現れるため、拡散板で照明ムラを低減させ、光量を犠牲にするか、ソフト的に補正しているのが現状である。このように拡散板を使用しムラを解消しようとすると、光量不足となるため、カメラゲインを上げるかタクトを落とすなどする必要がある。すなわち、現状、照明ムラと光量はトレードオフの関係にある。
インクの塗工ムラや吐出工程において、これらを早期発見、改善するために、ムラ計測、および検査が行われる。ラインカメラで、計測、検査を行う際、タクトを落とすことを防止するために照明の光量を大きく、計測、検査の性能を上げるために照明ムラを小さくする必要がある。
これらの問題を解決するために、ラインカメラを用いた計測および検査時における、光量減衰を最小限に抑えた、照明ムラが低減できるラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けて光源を発光させることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明方法である。
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のラインカメラ検査投光用照明方法において、さらに前面に拡散板を設けて光源を発光させることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明方法である。
本発明の請求項3に係る発明は、一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明装置である。
本発明の請求項4に係る発明は、請求項3記載のラインカメラ検査投光用照明装置にお
いて、さらに前面に拡散板を設けることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明装置である。
いて、さらに前面に拡散板を設けることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明装置である。
パワーLEDやファイバー照明を使い、ラインカメラでムラの撮像する場合、この照明方法を使用すると、光源自体のムラが飛躍的に軽減されるため、見逃し、誤検知がなくなる。また、シリンドリカルレンズによって、直線配置と直交方向の光を集光し、レンチキュラーレンズシートで直線配置と平行方向に拡散させることで、光損失を最小限に抑え、光を効率的に拡散させることが可能となる。
図1において、パワーLEDアレイ1より前方に発光する。このとき、各LED自体にも多少の光量ばらつきを有する。このときLEDの配置間隔を短くすることで、ムラ軽減につながる。しかし、光量が上がる分、消費電力も大きくなる。
発光された光は、シリンドリカルレンズ2によって、パワーLEDアレイ方向(直線配置方向)と垂直方向に広がる光を抑え、光を集光させる役目を果たしている。
シリンドリカルレンズ前方に、固定ガラス3に貼り付けられたレンチキュラーレンズシート4を配置させることで、パワーLEDアレイ方向と平行方向に広がる光をさらに広げる。固定ガラスはレンチキュラーレンズがたわまないように固定している。
レンチキュラーレンズシート4が、パワーLEDアレイ方向に対し、真に垂直となっていない場合、同方向に対し、直交方向、水平方向への拡散性に偏りが生じるため、若干のムラが残る恐れがある。乳白色拡散板4は、これを軽減するため挿入する。また、光量を極力減衰させないために、シリンドリカル上の焦点位置近辺に配置する。拡散板は乳白色でなくとも良いが、乳白色であると拡散効果が高い反面、損失も多くなるので乳白色でない拡散板も用途により選択可能である。
被写体6に対し、光源の使用可能領域を広げるために、ミラー7を光源両サイドに貼り付けておく。なお、用途によりミラーは不要である。
1…パワーLEDアレイ
2…シリンドリカルレンズ
3…固定ガラス
4…レンズシート
5…拡散板
6…被写体
7…ミラー
2…シリンドリカルレンズ
3…固定ガラス
4…レンズシート
5…拡散板
6…被写体
7…ミラー
Claims (4)
- 一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けて光源を発光させることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明方法。
- 請求項1記載のラインカメラ検査投光用照明方法において、さらに前面に拡散板を設けて光源を発光させることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明方法。
- 一定の角度に発光する個別光源が複数直線配置されている光源前面に、前記直線配置と平行方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているシリンドリカルレンズ、前記直線配置と直交方向に沿って蒲鉾形成方向が設けられているレンチキュラーレンズシートを設けることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明装置。
- 請求項3記載のラインカメラ検査投光用照明装置において、さらに前面に拡散板を設けることを特徴とするラインカメラ検査投光用照明装置。
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JP2006300029A JP2008116329A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | ラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置 |
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Family Applications (1)
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JP2006300029A Pending JP2008116329A (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | ラインカメラ検査投光用照明方法および照明装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010071721A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Nippon Steel Corp | 鋼板の凹凸疵検出装置及び凹凸疵検出方法 |
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-
2006
- 2006-11-06 JP JP2006300029A patent/JP2008116329A/ja active Pending
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