JP2010203705A - 製氷機の製氷機構 - Google Patents

製氷機の製氷機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2010203705A
JP2010203705A JP2009051170A JP2009051170A JP2010203705A JP 2010203705 A JP2010203705 A JP 2010203705A JP 2009051170 A JP2009051170 A JP 2009051170A JP 2009051170 A JP2009051170 A JP 2009051170A JP 2010203705 A JP2010203705 A JP 2010203705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
ice making
support
support shaft
water tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009051170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5441446B2 (ja
Inventor
Shizuma Kadowaki
静馬 門脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP2009051170A priority Critical patent/JP5441446B2/ja
Publication of JP2010203705A publication Critical patent/JP2010203705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441446B2 publication Critical patent/JP5441446B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

【課題】水皿の着脱作業を簡単にする。
【解決手段】水皿40は、該水皿40に設けた支持軸44を取付枠30の軸孔部34に挿通して軸支される。水皿40は、該水皿40の運転変位範囲において、支持軸44の係止部44bと軸孔部34における規制孔部34aの開口縁辺が重なって軸孔部34に対する支持軸44の挿脱が規制される。また水皿40は、該水皿40の運転変位範囲外において、支持軸44の係止部44bを軸孔部34の溝部34bに重ね合わせるだけで支持軸44の軸孔部34に対する挿脱が許容されて、水皿40を取り付けまたは取り外すことができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、製氷機において、製氷部を開閉可能に軸支された水皿を備える製氷機構に関するものである。
多量の氷塊を製造し得る製氷機が、喫茶店やレストラン等の施設その他の厨房において好適に使用されている。製氷機としては、製氷室に設けた製氷小室に対して該製氷小室の開口を閉成した水皿から製氷水を対応的に噴射供給して氷塊を製造し、生成された氷塊を、製氷室に対して離間する方向に水皿を傾動することで落下放出するよう構成した所謂クローズドセルタイプの製氷機構を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
例えば図9に示すように、製氷機10には、箱体12の内部に貯氷室12aが画成されると共に、箱体12の内部上方には、製氷室16,水皿18および製氷水タンク20等からなる製氷機構15が配設されている。具体的には、箱体12の上部に水平に配置した取付枠13の下方に、下向きに開口する多数の製氷小室(図示せず)を画成した製氷室16が固定支持されている。製氷室16の上面には、図示しない冷凍系に連通する蒸発管22が密着的に蛇行配置され、製氷運転時に冷媒を循環させて製氷室16を強制冷却するようになっている。また、製氷室16の直下には水皿18が配設され、この水皿18は、下側に製氷水を貯留する製氷水タンク20が一体形成されている。水皿18は、取付枠13に箱体12の前後方向に離間して配設した一対のブラケット24,24に対して片持式に軸支されている。そして、水皿18は、水皿開閉機構(図示せず)によって、製氷室16を下方から閉成する閉成位置とこの閉成位置から下方に傾動して製氷室16を開放する開放位置との間を変位するよう構成される。
図10に示すように、前記各ブラケット24は、L字形状に形成された部材であって、L字形状の一片部を取付枠13の下面に固定し、取付枠13の下方に垂下する他片部に水平方向に延出形成された支持軸24aを備えている。一方、水皿18は、その左側部に配設されて箱体12の前後方向に離間する一対の軸支部材26,26を備えている。そして、水皿18は、軸支部材26の上端に貫通形成された支持孔26aに対応するブラケット24の支持軸24aを挿通することで左側部が軸支されて、右側部を支持する水皿開閉機構によって左側部を支点として上下方向に傾動して、製氷室16に対して接離するようになっている。ここで、水皿18は、支持孔26aから突き出た支持軸24aの先端に抜け止め部材を装着することで、ブラケット24の他片部と抜け止め部材との間で支持軸24aの軸方向の移動が規制されるようになっている。抜け止め部材としては、図10に示すように、支持軸24aの先端に螺刻されたネジ部にワッシャWを介してネジ止めされるナットNや、支持軸の先端周面に形成された溝に嵌合するEリングや、支持軸の先端に貫通形成された通孔に装着される割ピン等が用いられる。
特開2006−266538号公報
前述したナット、Eリングおよび割ピン等の抜け止め部材は、何れも小さな部材であるから取り扱い性に難があり、支持軸24aへの装着作業に際して支持軸24aに抜け止め部材を合わせづらく、また抜け止め部材を落としたりすることもあり、水皿18の取付作業の作業効率を悪化させる要因になっている。また、水皿18は、製氷水として使用される水道水に含まれる不純物等に起因して経時的に汚れることがあるために、箱体12から取り外して清掃等のメンテナンスを随時行なう必要がある。しかしながら、前述した如く抜け止め部材は取り扱いにくく、また他の構成部材が取り付けられて作業スペースが狭いので、水皿18のメンテナンス作業において作業者の負担を強いることになる。
すなわち本発明は、従来の技術に係る製氷機の製氷機構に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、着脱し易い水皿を備えた製氷機の製氷機構を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の製氷機の製氷機構は、
箱体の内部に設けた取付枠と、この取付枠に配設された氷塊を生成する製氷部と、取付枠に設けられた保持部に支持部を介して軸支されて、前記製氷部の下方を塞ぐ閉成位置および製氷部の下面から離間して製氷部を開放する開放位置の間で変位する水皿とを備えた製氷機の製氷機構において、
前記保持部または前記水皿の支持部の何れか一方に設けられた軸孔部に対して、保持部または支持部の何れか他方に設けられた支持軸を嵌合して水皿が軸支され、
前記水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、前記支持軸を前記軸孔部に対して挿脱不能とし、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、支持軸を軸孔部に対して挿脱可能に構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、支持軸が軸孔部から挿脱不能であるので、支持軸を軸孔部から抜け止めするために、ナット、Eリングまたは割ピン等の抜け止め部材を別途必要とせず、抜け止め部材の着脱作業を省略できる。また、水皿を着脱する際には、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、支持軸の軸孔部に対する挿脱が許容されるので、水皿の着脱作業が簡単で、作業効率を向上し得る。
請求項2に係る発明では、前記支持軸は、軸本体と、この軸本体の先端部に該軸本体の軸方向と交差する方向に突出形成された係止部とを有し、
前記軸孔部は、前記軸本体に嵌合すると共に、開口縁辺で前記係止部の挿脱を規制する規制孔部と、この規制孔部の開口縁の一部を該規制孔部の貫通方向と交差する方向に切り欠いて形成され、規制孔部に軸本体を合わせた係止部の挿脱を許容する溝部とを有し、
前記水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、前記支持軸の係止部と前記軸孔部における規制孔部の開口縁辺が重なり、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、前記支持軸の係止部と前記軸孔部の溝部とが重なるよう構成したことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、支持軸の係止部と軸孔部における規制孔部の開口縁辺が重なって軸孔部に対する支持軸の挿脱が規制される構成であるので、支持軸を軸孔部から抜け止めするために、ナット、Eリングまたは割ピン等の抜け止め部材を別途必要とせず、抜け止め部材の着脱作業を省略できる。また、水皿を着脱する際には、水皿の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、支持軸の係止部を軸孔部の溝部に重ね合わせるだけで支持軸の軸孔部に対する挿脱が許容されるので、水皿の着脱作業が簡単で、作業効率を向上し得る。
請求項3に係る発明では、前記支持軸を設けた保持部または支持部の板面と該板面に対向する前記係止部の端面との間隔が、前記軸孔部が設けられて係止部と前記板面との間に挟まれる支持部または保持部の板厚に合わせて設定されることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、係止部と軸孔部が設けられた板面との間に挟んで、水皿における支持軸の軸方向に沿う方向の移動を規制することができるので、水皿のがたつきを抑制することができる。
本発明に係る製氷機の製氷機構によれば、水皿を着脱し易くすることができる。
本発明の好適な実施例1に係る製氷機構の水皿を保持部から取り外した状態を示す要部斜視図である。 実施例1の製氷機構を示す正面図である。 実施例1の製氷機構を示す側面図である。 図2のX部を示す拡大図である。 実施例1の製氷機構において、水皿の着脱時の姿勢を示す正面図である。 実施例2に係る製氷機構の水皿を保持部から取り外した状態を示す要部斜視図である。 実施例2の製氷機構を示す正面図である。 変更例に係る製氷機構の水皿を保持部から取り外した状態を示す要部斜視図である。 一般的な製氷機を一部破断して示す斜視図である。 従来の水皿の支持構造を分解して示す斜視図である。
次に、本発明に係る製氷機の製氷機構につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図9に示した製氷機の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。また、以下の説明において、図9に示す製氷機の扉が設けられる側を前側として、前後方向を指称し、左右方向とは、図9において製氷機を正面から見た左右方向をいう。
図1に示すように、実施例1に係る製氷機は、矩形状の箱体12を本体とし(図2参照)、氷塊を製造する所謂クローズドセルタイプの製氷機構28と、この製氷機構28を冷却または加温する冷凍機構(図示せず)とを備えている。製氷機には、箱体12の内部を仕切り壁12c(図2参照)で区切って貯氷室12aと機械室12bとが左右(実施例1では左側に貯氷室12aが設けられ、右側に機械室12bが設けられている。)に並設されている。箱体12は、貯氷室12aを画成する壁、天板および底板がウレタン等の発泡層を有する断熱構造体で構成されている。箱体12には、貯氷室12aの前面に対応して扉12dが開閉可能に設けられ、この扉12dを開放することで貯氷室12aに貯留した氷塊を取り出すことができる(図7参照)。なお、箱体12において、貯氷室12aの前側を画成する前壁部(図示せず)は着脱可能に構成されて、水皿の着脱作業を前壁部を取り外して実施できるようになっている。
図2または図3に示すように、前記製氷機構28は、箱体12における貯氷室12aの上部に水平に架設された取付枠30に設置され、貯氷室12aの上部に配置されている。また、製氷機構28は、取付枠30の下方に配設され、下方に開口した多数の製氷小室16a(図3参照)を有する製氷室(製氷部)16と、取付枠30に対して傾動可能に設けられて、製氷室16の下方に設置された水皿40とを備えている。製氷機構28では、製氷運転において水皿40が製氷室16の各製氷小室16aの下面を塞いだ閉成位置(図2の実線参照)に保持され、水皿40に一体形成された製氷水タンク20の製氷水が製氷水ポンプにより水皿40から蒸発器22によって冷却された各製氷小室16aに対して噴射供給される。また、製氷機構28では、除氷運転において水皿40が製氷室から下方へ離間した傾斜姿勢となる開放位置(図2の2点鎖線参照)で保持され、蒸発器22によって加温された製氷小室16aから離脱した氷塊が水皿40の傾斜した上面に案内されて貯氷室12aに落下するようになっている。水皿40は、取付枠30の左側に設けられた保持部32および補助保持部36に対して水皿40の左側部に設けた支持部42および補助支持部46を介して傾動可能に軸支されている。
前記製氷機構28には、水皿40の軸支側と反対側(右側部)に、水皿40を開閉させる水皿開閉機構50が設けられている(図2参照)。水皿開閉機構50は、取付枠30の下側に前後方向に離間して設けられた一対の軸受(図示せず)に軸支されたカムシャフト52の両端に設けられた一対のカム54,54と、各カム54においてカムシャフト52の半径方向に延出したアーム部54aの先端および水皿40の右側部の間に弾力的に介装されたコイルばね56と、カムシャフト52を回転させるアクチュエータモータAMとから構成される。水皿開閉機構50は、アクチュエータモータAMによりカムシャフト52を回転してカム54のアーム部54aを上側に位置させてコイルばね56で水皿40を引き上げることで、水皿40を閉成位置で保持している(図2の実線および図3参照)。また、水皿開閉機構50は、アクチュエータモータAMによりカムシャフト52を回転してカム54のアーム部54aを下側に位置させることで、カム54との当接下に製氷室16から離れて自重によって傾動した水皿40を、コイルばね56で吊り下げた状態で開放位置(図2の2点鎖線参照)に保持している。すなわち、製氷機構28では、水皿40が、その上面を製氷室16の下面に沿わせた略水平姿勢となる閉成位置と、製氷小室16aから離脱した氷塊の通過を許容するように、製氷室16から離れた傾斜姿勢となる開放位置との間で、前記軸支部位を支点として水皿開閉機構50によって変位される。ここで、水皿40は、製氷運転または除氷運転等の運転において、90°を越えない変位範囲(以下、運転変位範囲という。)で開閉するよう設定されている。更に、水皿40は、コイルばね56を取り外すことで、箱体12や他の部材に干渉しない限り、前記軸支部位を支点として開放位置を越えて所定変位範囲(以下、超過変位範囲という。)で変位させることが可能になっている。
次に、実施例1の水皿の支持構造について、より具体的に説明する。水皿40の支持構造は、取付枠30の保持部32(補助保持部36)または水皿40の支持部42(補助支持部46)の何れか一方に設けられた軸孔部34(補助軸孔部38)に対し、保持部32(補助保持部36)または水皿40の支持部42(補助支持部46)の何れか他方に設けられた支持軸44(補助支持軸48)を挿入する、軸と孔との嵌め合いによって構成される(図1参照)。なお、実施例1では、取付枠30の保持部32に軸孔部34が設けられ、水皿40の支持部42に支持軸44が設けられており、取付枠30の補助保持部36に補助軸孔部38が設けられ、水皿40の補助支持部46に補助支持軸48が設けられている。
前記水皿40には、前記支持部42および補助支持部46を備えた支持部材41が左側面に設けられている。支持部材41は、水皿40の左側面に対面して固定される固定部41aと、固定部41aの前後の縁部から左側方(固定部41aと交差する方向)に夫々延出する支持部42および補助支持部46とから構成されている(図2または図3参照)。すなわち、支持部42および補助支持部46は、固定部41aを挟んで前後方向に離間して板面が対面しており、水皿40の前部および後部に対応して配置されている。また、支持部42および補助支持部46は、水皿40の上面から上方に突出するよう形成されている。ここで、実施例1において、支持部42は、水皿40の着脱作業に際して作業する側となる前側に位置し、補助支持部46は、奥側となる後側に位置している。
前記支持部42の上部には、支持軸44が設けられている。支持軸44は、前後方向に軸線を沿わせて支持部42の前面に突設された円柱状の軸本体44aと、この軸本体44aの先端部に該軸本体44aの軸方向と交差する方向に突出形成された係止部44bとから構成される(図1参照)。すなわち、支持軸44は、支持部42から前側に向けて突設されて、全体として鉤状に形成されている。実施例1の係止部44bは、水皿40の閉成位置において、軸本体44aの外周面から下方に向けて突出するように設けられ、軸本体44aの直径より幅が狭小になっている。また、支持軸44では、係止部44bが支持部42の前面(板面)から離間するように設けられ、支持部42の前面と該支持部42の前面に対向する係止部44bの後端面(端面)との間隔が、係止部44bと支持部42との間に挟まれる保持部32の少なくとも板厚以上に設定される。実施例1では、前記間隔が保持部32の板厚に合わせて設定されている(図3参照)。
前記補助支持部46の上部には、円柱状の補助支持軸48が設けられている。補助支持軸48は、前後方向に軸線を沿わせて補助支持部46の前面に突設され、実施例1の補助支持軸48は、支持軸44における軸本体44aの軸線と同一ライン上に軸線が重なるように配置されている(図1参照)。すなわち、補助支持軸48は、支持軸44から係止部44bを除いた形状であって、実施例1では、補助支持部46からの突出寸法が、支持軸44における軸本体44aの支持部42からの突出寸法より大きく設定されている。
前記取付枠30は、前後方向に離間して設けられた保持部32および補助保持部36を備えている。保持部32および補助保持部36は、取付枠30の下面から下方へ延出するように形成された板状部位であって、板面が互いに対面している(図1参照)。また、保持部32および補助保持部36は、水皿40の軸支側に合わせて取付枠30の左側に配置されている。なお、保持部32および補助保持部36は、取付枠30と一体形成しても、別体形成したものを取付枠30に固定してもよい。ここで、実施例1において、保持部32は、水皿40の着脱作業に際して作業する側となる前側に位置し、補助保持部36は、奥側となる後側に位置し、保持部32が水皿40の支持部42に対応すると共に、補助保持部36が水皿40の補助支持部46に対応するようになっている。
前記保持部32は、前後方向に貫通形成された軸孔部34を備えている。軸孔部34は、支持軸44の軸本体44aの外形に合わせて開設され、該軸本体44aが挿通される円形の規制孔部34aと、この規制孔部34aの開口縁を一部を該規制孔部34aの貫通方向と交差する方向に切り欠いて形成された溝部34bとから構成されている(図1参照)。また、軸孔部34の溝部34bは、規制孔部34aに軸本体44aを合わせた支持軸44の係止部44bが挿通可能な形状および大きさで形成されており、規制孔部34aに軸本体44aを合わせた支持軸44の係止部44bを溝部34bに整合することで、支持軸44の軸孔部34に対する挿脱を許容し得るよう構成される(図5参照)。なお、実施例1の軸孔部34では、規制孔部34aの直径より溝部34bの幅が狭小に形成されている。
前記軸孔部34には、規制孔部34aに支持軸44の軸本体44aを挿通した場合に、運転時における運転変位範囲での水皿40の変位に伴う支持軸44の係止部44bの変位範囲から外れた位置で、かつ開放位置を越えた超過変位範囲での水皿40の変位に伴う支持軸44の係止部44bの変位可能範囲内に位置して、溝部34bが設けられる(図2または図4参照)。すなわち、水皿40の支持構造は、水皿40の閉成位置と開放位置との間の運転変位範囲において、支持軸44の係止部44bと軸孔部34の規制孔部34aの開口縁辺が重なって軸孔部34に対する支持軸44の挿脱が規制され、超過変位範囲において、支持軸44の係止部44bと軸孔部34の溝部34bとが重なって軸孔部34に対する支持軸44の挿脱が許容されるよう構成される(図2,図4または図5参照)。実施例1では、水皿40の閉成位置で下方に向く係止部44bが開放位置に向かうにつれて90°を越えない範囲で時計回りに回転するので、規制孔部34aの左側部から水平に延在するように溝部34bを設ければ、水皿40の運転変位範囲で係止部44bと溝部34bとが重ならず、水皿40の超過変位範囲で係止部44bと溝部34bとを重ね合せることができる。
前記補助保持部36には、前後方向に貫通形成された補助軸孔部38が設けられている。補助軸孔部38は、補助支持軸48に合わせて開設された円形の孔であって、実施例1では軸孔部34の規制孔部34aの中心に対して、中心が一致するように配置されている(図1参照)。すなわち、補助軸孔部38は、軸孔部34から溝部34bを除いた形状になっている。そして、補助保持部36は、補助軸孔部38に補助支持軸48を挿通することで、支持部42の支持軸44を軸孔部34に挿通保持した保持部32と共に、水皿40を傾動可能に支持している。実施例1では、保持部32および補助保持部36の離間間隔が、支持部42および補助支持部46の離間間隔に合わせて設定されており、軸孔部34に支持軸44を挿通した支持部42が保持部32に当接し、補助軸孔部38に補助支持軸48を挿通した補助支持部46が補助保持部36に当接するようになっている(図3参照)。
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係る製氷機の製氷機構28の作用について説明する。水皿40を取り付ける場合は、補助保持部36の補助軸孔部38に補助支持部46の補助支持軸48を後側から合わせると共に、保持部32の軸孔部34に支持部42の支持軸44を後側から合わせて、水皿40を立てた姿勢とすることで、軸孔部34の溝部34bに支持軸44の係止部44bが整合して軸孔部34に対する支持軸44の挿通が許容される(図5参照)。水皿40を手前側に水平に移動させることで、支持軸44を軸孔部34に挿入すると共に、補助支持軸48を補助軸孔部38に挿入し、支持部42を保持部32に当接させた状態で水皿40を反時計回り(閉成位置方向)に回転すると、保持部32における規制孔部34aの開口縁辺が係止部44bと支持部42の前面との間で挟持されて、水皿40を前後方向に簡単に位置決めすることができる。そして、水皿40の開放端側を、カム54に接続したコイルばね56で吊り下げることで、水皿40が開放位置または閉成位置で開閉可能に保持される。ここで、水皿40は、支持軸44より長く設定された補助支持軸48によって、作業側から離間する後側を先に保持させることができるので、水皿40を回転して支持軸44の係止部44bを軸孔部34の溝部34bに位置合わせする作業が行い易く、取り付け作業性を向上し得る。
前記製氷機構28は、製氷運転および除氷運転等の運転に際して、水皿40が閉成位置と開放位置との運転変位範囲で開閉変位する。ここで、水皿40の開閉変位に際して、支持軸44の係止部44bが水皿40の変位につれて時計回りまたは反時計回りに回転するが、水皿40の運転変位範囲に亘って係止部44bが軸孔部34における規制孔部34aの開口縁辺に臨んでいるので、保持部32に係止部44bが係止されて支持軸44が軸孔部34から抜けることはない。しかも、係止部44bの支持部42に対向する端面と支持部42との間の間隔が、保持部32の板厚に合わせて設定されているので、係止部44bと支持部42との間に保持部32を挟んで水皿40の前後方向の変位が規制される。すなわち、水皿40は、運転変位範囲での開閉変位において、前後方向にがたつくことを抑制できるので、水皿開閉機構50への負荷を減らし、閉成位置で水皿40の上面に設けた噴射孔(図示せず)を対応の製氷小室16aに適切に合わせることができる等の様々なメリットがある。
前記水皿40を取り外す場合は、水皿40の開放端からコイルばね56を取り外すことで、水皿40が開放位置を越えて超過変位範囲まで変位可能となる。水皿40を開放位置を越えて立てた姿勢まで回転変位して、係止部44bを溝部34bに合わせることで、支持軸44の軸孔部34からの抜出が許容される状態となる(図5参照)。この状態で水皿40を後側に向けて水平に移動することで、支持軸44が軸孔部34から外れると共に、補助支持軸48が補助軸孔部38から外れるので、水皿40を容易に取り外すことができる。
このように、実施例1の製氷機構28によれば、取付枠30側の保持部32に設けた軸孔部34の孔形状と水皿40側の支持軸44に設けた係止部44bとの係止関係によって、ナット、Eリングおよび割ピン等の抜け止め部材を用いることなく、支持軸44が軸孔部34から抜け止めされる。水皿40の取り付け時には、係止部44bを溝部34bに合わせて軸孔部34に支持軸44を挿入して閉成位置へ向けて回転変位する簡単な作業だけで水皿40を軸支することができ、水皿40の取り外し時についても、水皿40を回転変位して係止部44bを溝部34bに合わせて軸孔部34から支持軸44を引き抜くだけの簡単な作業で水皿40を取り外すことができる。なお、水皿40の着脱作業において、ドライバーやレンチ等の専用工具を必要としない。すなわち、水皿40の着脱作業において、ナット、Eリングおよび割ピン等の小さい抜け止め部材を支持軸44の先端に狭いスペースで取り付ける負担の大きい作業を省略して、作業効率を向上することができる。また、支持軸44は、支持部42から前側に向けて突設されているので、水皿40の着脱作業を行う前側から支持軸44を確認し易く、軸本体44aの規制孔部34aへの位置合わせや係止部44bの溝部34bへの位置合わせ等が行い易く、水皿40の着脱作業がより簡単になる。しかも、製氷機構28は、着脱作業を行う側である前側の支持部42および保持部32に、位置合わせを要する支持軸44および軸孔部34を設け、着脱作業に際して製氷室16等を挟んで奥になる後側について、補助支持部46に設けた補助支持軸48を補助保持部36の補助軸孔部38に単に挿入するだけなので、補助支持軸48の補助軸孔部38に対する挿脱作業を簡単にできる。
実施例2の製氷機構60について、図6および図7を参照して説明する。実施例2の支持軸62は、支持部42と補助支持部46との間に亘って架設されている。支持軸62は、左右方向の幅(長手辺62aの幅)L1が上下方向の幅(短手辺62bの幅)L2より長く設定されており、左右の短手辺62bが後述する軸孔部64の規制孔部64aの内周面に合わせて円弧状に形成されている。実施例2の保持部32には、支持軸62の長手辺62aに合わせて形成された規制孔部64aと、この規制孔部64aの貫通方向と交差する方向(実施例2では下方)に切り欠き形成された溝部64bとからなる軸孔部64が設けられている。軸孔部64の溝部64bは、保持部32の下縁まで延在しており、保持部32の下縁には軸孔部64に連通する開口が形成されている。ここで、支持軸62の長手辺62aの幅L1は、溝部64bの開口幅L3より大きく設定されると共に、支持軸62の短手辺62bの幅L2は、溝部64bの開口幅L3より小さく設定されている(L1>L3>L2)。すなわち、支持軸62は、短手辺62b側から溝部64bを介して軸孔部64に対して挿脱可能で、長手辺62a側から溝部64bを介して軸孔部64に対する挿脱ができないようになっている。そして、実施例2の製氷機構60では、水皿40の運転変位範囲において、支持軸62の長手辺62aが溝部64bに臨むと共に短手辺62bが規制孔部64aに対向し、水皿40の超過変位範囲において、支持軸62の短手辺62bが溝部64bに整合するよう構成されている。なお、実施例2では、保持部32の後側に位置する補助保持部36についても保持部32と同じ構成である。
実施例2の製氷機構60では、水皿40を超過変位範囲となる例えば立てた姿勢とすることで、支持軸62の短手辺62bが溝部64bから挿通でき、水皿40を閉成位置に向けて変位すれば支持軸62の短手辺62bが規制孔部64aで保持される。これにより、水皿40の運転変位範囲では、支持軸62の短手辺62bが規制孔部64aで保持されて、水皿40が変位可能に軸支される。そして、水皿40を取り外す際には、水皿40を超過変位範囲において立てた姿勢とすることで、支持軸62の短手辺62bが規制孔部64aから外れて溝部64bに整合するので、水皿40を下方に移動させると支持軸62が溝部64bを介して軸孔部64から外れる。このように、実施例2の製氷機構60によれば、実施例1と同様に抜け止め部材を別途用いることなく、水皿40を簡単に軸支することができ、水皿40の着脱作業効率を向上し得る。
(変更例)
実施例の構成に限定されず、以下のようにも変更可能である。
(1)実施例1では、支持部42に支持軸44を設け、保持部32に軸孔部34を設けたが、図8に示す変更例の如く、保持部32に支持軸44を設け、支持部42に軸孔部34を設ける構成であってもよい。なお、変更例では、補助保持部36に補助支持軸48が設けられ、補助支持部46に補助軸孔部38が設けられている。また、変更例において、支持軸44、軸孔部34、補助支持軸48および補助軸孔部38の構成は、実施例1と同様であるが、変更例では、支持軸44の係止部44bが軸本体44aの左側面から左外方へ突出するように設けられ、軸孔部34の溝部34bが規制孔部34aから下方へ向けて形成されている。これにより、変更例であっても、水皿40の運転変位範囲において、支持軸44の係止部44bと軸孔部34における規制孔部34aの開口縁辺が重なって軸孔部34に対する支持軸44の挿脱が規制され、水皿40の超過変位範囲において、支持軸44の係止部44bと軸孔部34の溝部34bとが重なって軸孔部34に対する支持軸44の挿脱が許容される。また変更例では、係止部44bと保持部32の板面との間隔が、支持部42の板厚に合わせて設定される。
(2)実施例1では、水皿の前側と後側とで支持構造を変えたが、支持部と軸孔部との組み合わせから前後両方の支持構造を構成してもよい。
(3)実施例2では、保持部に支持軸を設け、支持部に軸孔部を設けてもよい。
12 箱体,16 製氷部(製氷室),30 取付枠,32 保持部,34 軸孔部,
34a 規制孔部,34b 溝部,40 水皿,42 支持部,44 支持軸,
44a 軸本体,44b 係止部,62 支持軸,64 軸孔部

Claims (3)

  1. 箱体(12)の内部に設けた取付枠(30)と、この取付枠(30)に配設された氷塊を生成する製氷部(16)と、取付枠(30)に設けられた保持部(32)に支持部(42)を介して軸支されて、前記製氷部(16)の下方を塞ぐ閉成位置および製氷部(16)の下面から離間して製氷部(16)を開放する開放位置の間で変位する水皿(40)とを備えた製氷機の製氷機構において、
    前記保持部(32)または前記水皿(40)の支持部(42)の何れか一方に設けられた軸孔部(34,64)に対して、保持部(32)または支持部(42)の何れか他方に設けられた支持軸(44,62)を嵌合して水皿(40)が軸支され、
    前記水皿(40)の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、前記支持軸(44,62)を前記軸孔部(34,64)に対して挿脱不能とし、水皿(40)の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、支持軸(44,62)を軸孔部(34,64)に対して挿脱可能に構成した
    ことを特徴とする製氷機の製氷機構。
  2. 前記支持軸(44)は、軸本体(44a)と、この軸本体(44a)の先端部に該軸本体(44a)の軸方向と交差する方向に突出形成された係止部(44b)とを有し、
    前記軸孔部(34)は、前記軸本体(44a)に嵌合すると共に、開口縁辺で前記係止部(44b)の挿脱を規制する規制孔部(34a)と、この規制孔部(34a)の開口縁の一部を該規制孔部(34a)の貫通方向と交差する方向に切り欠いて形成され、規制孔部(34a)に軸本体(44a)を合わせた係止部(44b)の挿脱を許容する溝部(34b)とを有し、
    前記水皿(40)の閉成位置と開放位置との間の変位範囲において、前記支持軸(44)の係止部(44b)と前記軸孔部(34)における規制孔部(34a)の開口縁辺が重なり、水皿(40)の閉成位置と開放位置との間の変位範囲外において、前記支持軸(44)の係止部(44b)と前記軸孔部(34)の溝部(34b)とが重なるよう構成した請求項1記載の製氷機の製氷機構。
  3. 前記支持軸(44)を設けた保持部(32)または支持部(42)の板面と該板面に対向する前記係止部(44b)の端面との間隔が、前記軸孔部(34)が設けられて係止部(44b)と前記板面との間に挟まれる支持部(42)または保持部(32)の板厚に合わせて設定される請求項2記載の製氷機の製氷機構。
JP2009051170A 2009-03-04 2009-03-04 製氷機の製氷機構 Expired - Fee Related JP5441446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051170A JP5441446B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 製氷機の製氷機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009051170A JP5441446B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 製氷機の製氷機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010203705A true JP2010203705A (ja) 2010-09-16
JP5441446B2 JP5441446B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=42965361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009051170A Expired - Fee Related JP5441446B2 (ja) 2009-03-04 2009-03-04 製氷機の製氷機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5441446B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7465182B2 (ja) 2020-09-09 2024-04-10 ホシザキ株式会社 製氷機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7220393B2 (ja) 2019-04-16 2023-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 粉体供給装置
JP7220395B2 (ja) 2019-05-16 2023-02-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 粉体供給装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061756A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫の給水装置
JP2006266538A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機構
JP2008175494A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061756A (ja) * 2003-08-19 2005-03-10 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫の給水装置
JP2006266538A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機構
JP2008175494A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7465182B2 (ja) 2020-09-09 2024-04-10 ホシザキ株式会社 製氷機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5441446B2 (ja) 2014-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100780836B1 (ko) 냉장고용 아이스뱅크 고정장치 및 이를 포함하는 냉장고
JP5441446B2 (ja) 製氷機の製氷機構
JP4839742B2 (ja) 冷蔵庫
JP2004357858A (ja) 遊技盤の着脱容易化機構
KR100827776B1 (ko) 제빙기의 체결장치
JP2010065974A (ja) 冷蔵庫
JP3637152B2 (ja) 自動製氷装置
JP2006266538A (ja) 製氷機構
JP2010203734A (ja) 冷蔵庫
JP4827749B2 (ja) 製氷機
JP5576673B2 (ja) 飲料冷却装置
US7739879B2 (en) Methods and apparatus to reduce or prevent bridging in an ice storage bin
JP7465182B2 (ja) 製氷機
JP3807422B2 (ja) 冷蔵庫
JP3710929B2 (ja) セル型製氷機
JP2004003681A (ja) 冷却パイプまたは冷水パイプの取付構造
JP4304739B2 (ja) パチンコ機
JP2004353909A (ja) 冷凍・冷蔵ショーケース
JP2022045597A (ja) 自動製氷機
JP2000111217A (ja) 自動製氷装置
JP2006250486A (ja) 冷蔵庫
JP4028414B2 (ja) 冷菓供給装置
JPH0734301Y2 (ja) 製氷装置
JP5275920B2 (ja) 製氷機
JP2002277120A (ja) 製氷機におけるアクチュエータ類の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130522

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131119

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees