JP2010203399A - 扇風機およびファンガード - Google Patents

扇風機およびファンガード Download PDF

Info

Publication number
JP2010203399A
JP2010203399A JP2009052187A JP2009052187A JP2010203399A JP 2010203399 A JP2010203399 A JP 2010203399A JP 2009052187 A JP2009052187 A JP 2009052187A JP 2009052187 A JP2009052187 A JP 2009052187A JP 2010203399 A JP2010203399 A JP 2010203399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rectifying
fan
guard
base
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009052187A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyoshi Inazumi
秀吉 稲積
Shuzo Ueyama
修三 植山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Consumer Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Consumer Electronics Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2009052187A priority Critical patent/JP2010203399A/ja
Priority to TW98135361A priority patent/TW201033479A/zh
Priority to CN200910254222A priority patent/CN101825108A/zh
Priority to KR1020100019454A priority patent/KR20100100674A/ko
Publication of JP2010203399A publication Critical patent/JP2010203399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】整流翼を備え、整流翼による風速および風向きの変更を容易に行うことができる扇風機を提供すること。
【解決手段】扇風機50では、ファン1と前ガード2Aとの間に整流ユニット20が設けられている。整流ユニット20は、基部18と、基部18から伸び出した整流翼3と、操作部8とを含んでおり、操作部8を操作することにより、整流翼3は、風の流れに対して角度が調整可能である。そのため、操作部8を操作することで整流翼3の角度を調整することによって、整流翼3は、ファン1に送り出される風を引き続き同じ方向へ流したり、抵抗となって風速を下げるとともに風の向きを変えたりすることができる。操作部8は、基部18に対して外嵌される環状体であるので、操作部8を片手全体で掴んで操作できることから、指先でつまんで操作せざるを得ないような構成に比べて、操作性がよい。
【選択図】図1

Description

この発明は、扇風機、および、扇風機のファンに前方から物が触れるのを防止するためのファンガードに関する。
一般的な扇風機では、モータによって回転駆動されるファンが設けられており、このファンが回転することによって、風が生成される(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の冷風扇(扇風機に相当する。)は、筐体と、筐体において開口した側面に固設されたファンとを備えており、ファンが回転することによって生成された風は、筐体の開口から外部へ吐出される。
そして、特許文献1に記載の冷風扇では、ファンの空気吐出側に加速翼(整流翼に相当する。)が設けられており、この加速翼によって、筐体の開口から外部へ吐出される風の速度を上げることができる。
特開昭58−106337号公報
特許文献1に記載の冷風扇の加速翼は、風速を一定量上げることができるにすぎず、風速を調整することができない。
一般的な扇風機では、付属のダイヤル等を操作することによってファンの回転速度を変更して風速を調整できるが、加速翼でも風速を調整できれば風速についての選択肢が増えるので、風速に対するユーザの細かい要望に応えることができる。
さらに、加速翼によって、風速に限らず、風向きも変更できると便利である。ここで、加速翼による風速および風向きの変更を容易に行うことができると好ましい。また、加速翼による風速および風向きの変更を安定して行うことができるとより好ましい。
そして、風速および風向きを、加速翼による変更前後のそれぞれの場合において安定して維持できるとより便利である。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、整流翼を備え、整流翼による風速および風向きの変更を容易に行うことができる扇風機およびファンガードを提供することを主たる目的とする。
そして、この発明は、整流翼を備え、整流翼による風速および風向きの変更を安定して行うことができる扇風機およびファンガードを提供することを別の目的とする。
また、この発明は、整流翼を備え、風速および風向きを、整流翼による変更前後のそれぞれの場合において安定して維持できる扇風機およびファンガードを提供することをさらに別の目的とする。
請求項1記載の発明は、ファンと、前記ファンの前方から前記ファンに物が触れるのを防止するために設けられたガードと、を有する扇風機において、前記ファンと前記ガードとの間に、前記ファンによって送り出される風の流れを調整するための整流ユニットが設けられ、前記整流ユニットは、前記ガードの中央に取り付けられた基部と、前記基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、前記基部に対して外嵌される環状体であり、前記ガードの前方側から操作可能な操作部とを含み、前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能にされていることを特徴とする、扇風機である。
請求項2記載の発明は、前記整流翼を所定角度で位置決めする位置決め部を含むことを特徴とする、請求項1記載の扇風機である。
請求項3記載の発明は、前記位置決め部は、前記基部および前記基部内で支えられる前記整流翼の根元部のいずれか一方に設けられる凹部と、前記基部および前記整流翼の根元部のいずれか他方に設けられて前記凹部に嵌る凸部とを含むことを特徴とする、請求項2記載の扇風機である。
請求項4記載の発明は、前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風を前方へ導く加速位置と、風の流れを側方へ曲げる分散位置とのいずれかに位置を切換えられることができ、前記位置決め部は、前記整流翼を、前記加速位置および前記分散位置のそれぞれにおいて位置決めすることを特徴とする、請求項2または3記載の扇風機である。
請求項5記載の発明は、前記基部は、前記複数枚の整流翼の根元部を挟持する一対の樹脂製のホルダと、前記ホルダ同士を組み付けるねじと、前記操作部に連結された環状のラックギヤとを含み、各前記整流翼の根元部には、前記ラックギヤと噛合するピニオンギヤが設けられていて、前記操作部を操作することで前記ラックギヤを回動させることにより、前記複数枚の整流翼の角度が一緒に切換わり、前記ラックギヤにおいて、前記ねじから遠い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第1部分は、前記ねじに近い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第2部分に比べて、前記ピニオンギヤに近い位置に配置されていることを特徴とする、請求1〜4のいずれかに記載の扇風機である。
請求項6記載の発明は、扇風機のファンに前方から物が触れるのを防止するためのファンガードであって、ガード本体と、前記ガード本体に設けられ、前記ガード本体を通過する風の流れを調整するための整流ユニットとを含み、前記整流ユニットは、前記ガード本体の中央に取り付けられた基部と、前記基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、前記基部に対して外嵌される環状体であり、前記ガード本体の前方側から操作可能な操作部とを含み、前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能にされていることを特徴とする、ファンガードである。
請求項7記載の発明は、前記整流翼を所定角度で位置決めする位置決め部を含むことを特徴とする、請求項6記載のファンガードである。
請求項8記載の発明は、前記位置決め部は、前記基部および前記基部内で支えられる前記整流翼の根元部のいずれか一方に設けられる凹部と、前記基部および前記整流翼の根元部のいずれか他方に設けられて前記凹部に嵌る凸部とを含むことを特徴とする、請求項7記載のファンガードである。
請求項9記載の発明は、前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風を前方へ導く加速位置と、風の流れを側方へ曲げる分散位置とのいずれかに位置を切換えられることができ、前記位置決め部は、前記整流翼を、前記加速位置および前記分散位置のそれぞれにおいて位置決めすることを特徴とする、請求項7または8記載のファンガードである。
請求項10記載の発明は、前記基部は、前記複数枚の整流翼の根元部を挟持する一対の樹脂製のホルダと、前記ホルダ同士を組み付けるねじと、前記操作部に連結された環状のラックギヤとを含み、各前記整流翼の根元部には、前記ラックギヤと噛合するピニオンギヤが設けられていて、前記操作部を操作することで前記ラックギヤを回動させることにより、前記複数枚の整流翼の角度が一緒に切換わり、前記ラックギヤにおいて、前記ねじから遠い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第1部分は、前記ねじに近い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第2部分に比べて、前記ピニオンギヤに近い位置に配置されていることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載のファンガードである。
請求項1記載の発明によれば、この扇風機では、ファンとガードとの間に、ファンによって送り出される風の流れを調整するための整流ユニットが設けられている。この整流ユニットは、ガードの中央に取り付けられた基部と、基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、ガードの前方側から操作可能な操作部とを含んでおり、操作部を操作することにより、整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能である。
そのため、操作部を操作することで整流翼の角度を調整することによって、整流翼は、ファンに送り出される風を引き続き同じ方向へ流したり、抵抗となって風速を下げるとともに風の向きを変えたりすることができる。
ここで、操作部は、基部に対して外嵌される環状体であるので、この操作部を片手全体で掴んで操作できることから、指先でつまんで操作せざるを得ないような構成の操作部に比べて、操作性がよい。
つまり、この扇風機では、整流翼による風速および風向きの変更を容易に行うことができる。
請求項2および7記載の発明によれば、位置決め部が整流翼を所定角度で位置決めするので、風速および風向きを、整流翼による変更前後のそれぞれの場合において安定して維持できる。
請求項3および8記載の発明によれば、位置決め部を、基部および基部内で支えられる整流翼の根元部のいずれか一方に設けられる凹部と、基部および整流翼の根元部のいずれか他方に設けられて凹部に嵌る凸部とによって簡易に構成することができる。
請求項4および9記載の発明によれば、操作部を操作することにより、整流翼は、風を前方へ導く加速位置と、風の流れを側方へ曲げる分散位置とのいずれかに切換えられ、これにより、風速および風向きを容易に変えることができる。
そして、位置決め部が、整流翼を、加速位置および分散位置のそれぞれにおいて位置決めすることから、整流翼が加速位置および分散位置のそれぞれにある場合における風速および風向きを、安定して維持できる。
請求項5および10記載の発明によれば、操作部に連結された環状のラックギヤと、各整流翼の根元部に設けられたピニオンギヤとが噛合しており、操作部を操作することでラックギヤを回動させることにより、複数枚の整流翼の角度が一緒に切換わる。つまり、このようなラックアンドピニオン機構を用いた簡易な構成によって、複数枚の整流翼の角度を一緒に切換えて風速および風向きを変えることができる。
ここで、基部は、複数枚の整流翼の根元部を挟持する一対の樹脂製のホルダと、ホルダ同士を組み付けるねじとを含んでいる。
複数枚の整流翼のうち、ねじに近い位置にある整流翼の根元部は、一対のホルダにおいて撓みにくいに部分で挟持されているので、この整流翼の位置が安定し、この整流翼の根元部に設けられたピニオンギヤとラックギヤとの噛合状態を安定して維持できる。
しかし、複数枚の整流翼のうち、ねじから遠い位置にある整流翼の根元部は、一対のホルダにおいて撓みやすい部分で挟持されているので、この部分が撓むと、この整流翼の位置がずれ、ピニオンギヤとラックギヤとが空回りしたり、さらに、整流翼の根元部に設けられたピニオンギヤがラックギヤから不意に外れたりするおそれがある。
そこで、ラックギヤにおいて、ねじから遠い位置にある整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第1部分は、ねじに近い位置にある整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第2部分に比べて、ピニオンギヤに近い位置に配置されている。
これにより、ホルダが撓むことによってねじから遠い位置にある整流翼の位置がずれても、この整流翼の根元部に設けられたピニオンギヤがラックギヤ(第1部分)に対し空回りしたり、ラックギヤから外れたりすることを阻止できる。
つまり、ねじに近い位置にある整流翼だけでなく、ねじから遠い位置にある整流翼であっても、根元部のピニオンギヤとラックギヤとの噛合状態を安定して維持できるので、操作部を操作することでラックギヤを回動させると、全ての整流翼の角度を確実に一緒に切換えることができる。
この結果、整流翼による風速および風向きの変更を安定して行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、このファンガードでは、ガード本体に、ガード本体を通過する風の流れを調整するための整流ユニットが設けられている。この整流ユニットは、ガード本体の中央に取り付けられた基部と、基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、ガード本体の前方側から操作可能な操作部とを含んでおり、操作部を操作することにより、整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能である。
そのため、操作部を操作することで整流翼の角度を調整することによって、整流翼は、ファンに送り出されてガード本体を通過する風を引き続き同じ方向へ流したり、抵抗となって風速を下げるとともに風の向きを変えたりすることができる。
ここで、操作部は、基部に対して外嵌される環状体であるので、この操作部を片手全体で掴んで操作できることから、指先でつまんで操作せざるを得ないような構成の操作部に比べて、操作性がよい。
つまり、このファンガードでは、整流翼による風速および風向きの変更を容易に行うことができる。
この発明の一実施形態に係る扇風機50の右側面図であって、要部を断面で示している。 周方向における第1の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。 (a)は、周方向における第2の位置で切断した場合におけるファンガード30の要部断面図であり、(b)は、周方向における第3の位置で切断した場合におけるファンガード30の要部断面図である。 周方向における第4の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。 周方向における第5の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。 (a)は、図5のA−A矢視図であって、内蓋11を省略しており、(b)は、図5のB−B矢視図である。 (a)は、整流翼3が加速位置にある状態におけるファンガード30の正面図であり、(b)は、整流翼3が分散位置にある状態におけるファンガード30の正面図である。 (a)は、図5の要部拡大図であって、(b)は、図4の要部拡大図である。 (a)は、図8(a)において整流翼3の位置が加速位置から分散位置に変わった状態を示しており、(b)は、図8(b)において整流翼3の位置が加速位置から分散位置に変わった状態を示している。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る扇風機50の右側面図であって、要部を断面で示している。
この発明に係る扇風機50は、台座60と、台座60から上方へ延びる支柱70と、支柱70の上端に取り付けられる頭部80を備えている。図1では、扇風機50の頭部80に取付けられるファン1、ガードユニット2および整流翼3が示されている。
ファン1は、正面(紙面左側)から見て放射状に延びる複数枚の羽根4を一体化することによって構成されている。これらの羽根4は、周方向(正面から見た場合における時計回りまたは反時計周りの方向であり、以下同じ。)に等しい間隔を隔てて並んでいる。ファン1の中心部分(複数枚の羽根4の接続部分)は、頭部80に内蔵されたモータ(図示せず)の駆動軸81に組み付けられている。モータ(図示せず)が駆動されると、ファン1は、その中心部分を中心として、周方向へ回転する。ファン1は、回転することによって、前方(正面)へ風を送り出す(太い実線矢印参照)。
ガードユニット2は、前ガード2A(ガード、ガード本体)と後ガード2Bとに前後に分割可能である。
前ガード2Aは、正面視で円形をなし(後述する図7も参照)、前側へ膨出する鉢形状であり、その円中心から放射状に延びる複数本の金属ワイヤ5によって籠状に形成されている。後ガード2Bは、正面視で円形をなし、後側へ膨出する鉢形状であり、前ガード2Aと同様に、複数本の金属ワイヤ5によって籠状に形成されている。
前ガード2Aの後側周縁部と後ガード2Bの前側周縁部とを嵌め合わせることによってガードユニット2が構成されている。
ガードユニット2は、その内側(前ガード2Aと後ガード2Bとに囲まれた空間)にファン1を収容している。この状態で、前ガード2Aがファン1を前側から覆っており、後ガード2Bがファン1を後側から覆っている。この状態で、ガードユニット2(前ガード2Aおよび後ガード2B)の円中心とファン1の回転中心とは、正面から見てほぼ一致している。ガードユニット2において、前ガード2Aは、ファン1の前方からファン1に物が触れるのを防止し、後ガード2Bは、ファン1の後方からファン1に物が触れるのを防止する。
前ガード2Aの円中心部分(前端部)には、円板状のガードオーナメントリム6が正面側から取り付けられ、前ガード2Aとガードオーナメントリム6とは、一体化されている。ガードオーナメントリム6の円中心と、前ガード2Aの円中心とは、正面から見てほぼ一致している。ガードオーナメントリム6の円中心位置には、ガードオーナメントリム6と同心の丸穴7が形成されている。丸穴7は、ガードオーナメントリム6の円中心部分(換言すれば前ガード2Aの円中心部分)を貫通している。
この扇風機50では、ファン1と前ガード2Aとの間に、ファン1によって前方へ送り出されて前ガード2Aを通過する風の流れを調整するための整流ユニット20が設けられており、図1では、整流ユニット20に含まれる複数枚(ここでは10枚)の整流翼3が示されている。これらの整流翼3は、正面から見て、丸穴7(換言すればファン1の回転中心)を中心とする放射状に延びており、周方向に等しい間隔を隔てて並んでいる。これらの整流翼3を含め、整流ユニット20全体は、前ガード2Aに支持されており、ファン1に接触していない。ここで、前ガード2Aと整流ユニット20とのまとまりをファンガード30という。ファンガード30は、扇風機50から離れて独立した商品として取引され、たとえば、既存の扇風機50の前ガード2Aと交換して使用され得る。
ガードオーナメントリム6の丸穴7には、正面から見て環状をなす操作部8の後端部が前から遊嵌されている。操作部8の外径は、ガードオーナメントリム6の外径よりやや大きい。操作部8の内側周縁部は、全域に亘って後側へ僅かに折れ曲げられており、この部分が、操作部8の後端部をなす。この状態で、操作部8は、前ガード2Aから正面側へ露出されており、正面から見て、丸穴7を中心として、周方向に回動自在である。
前ガード2Aの前方側から、操作部8を、その径方向外側から掴み、正面から見て周方向に捩じる(操作する)と操作部8が回動し、これにより、後述するように整流翼3の位置を切換えることができる。ここで、操作部8の前側面の外周縁には、操作部8の円中心へ向けて円弧状にへこむ窪み8Aが、操作部8の周方向に沿って多数形成されているので(後述する図7参照)、指が窪み8Aに嵌ることにより、操作部8を容易かつ確実に掴むことができる。
図2は、周方向における第1の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。
次に、整流ユニット20について、詳しく説明する。図2に示すように、整流ユニット20は、上述した整流翼3および操作部8と、基部18とを含んでいる。ここで、整流ユニット20は、後述するねじ以外の全ての部品が樹脂で形成されている。
整流翼3は、前ガード2Aの円中心側(丸穴7側)にあって前ガード2Aの径方向外側へ延びる略円柱状の根元部3Nと、根元部3Nから連続して延び、前ガード2Aの径方向外側へ向かって次第に細くなる略三角形の板状の翼部3Tとを一体的に含んでいる。
基部18は、ガードオーナメントリム6に支持されており、換言すれば、前ガード2Aの中央に取り付けられている。基部18は、ガードオーナメント9と、ギヤケース10と、内蓋11と、外蓋12とを含んでいる。ここで、内蓋11および外蓋12は、一対のホルダとして機能する。
そして、ガードオーナメント9、ギヤケース10、内蓋11および外蓋12は、前側(図2では左側)からこの順で配置されている。詳しくは、ガードオーナメントリム6に対して、ガードオーナメント9は、前側に位置し、ギヤケース10、内蓋11および外蓋12は、後側に位置している。ここで、外蓋12が、ファン1に対して前側から隣接しているものの、ファン1に接触していない(図1参照)。
ガードオーナメント9、ギヤケース10、内蓋11および外蓋12は、いずれも、上述した操作部8と同心の円盤形状である。詳しくは、ガードオーナメント9は、外周縁が全域に亘って後側へ折り曲げられた円板である。そして、ギヤケース10、内蓋11および外蓋12は、環状体であり、ギヤケース10の内周縁および外周縁のそれぞれは、全域に亘って後側へ折り曲げられており、外蓋12の内周縁および外周縁のそれぞれは、全域に亘って前側へ折り曲げられている。ガードオーナメント9の外径は、環状の操作部8の内径より僅かに小さい。ギヤケース10および外蓋12の各外径は、ほぼ同じであり、ガードオーナメントリム6の外径とほぼ同じである。また、ギヤケース10および外蓋12の各内径は、ほぼ同じである。内蓋11の外径は、ギヤケース10および外蓋12の各外径より小さく、内蓋11の内径は、ギヤケース10および外蓋12の各内径より大きい。
上述した操作部8は、基部18に備えられている。詳しくは、環状の操作部8の内側に、ガードオーナメント9が配置されており、操作部8は、ガードオーナメント9において、基部18に対して外嵌されている。この状態で、操作部8とギヤケース10とが、ねじ22によって一体化されている。そのため、上述したように操作部8が回動すると、ギヤケース10は、操作部8と一緒に回動し、詳しくは、ガードオーナメントリム6に対して相対回動する。換言すれば、操作部8およびギヤケース10は、一体となって、ガードオーナメントリム6によって周方向へ回動自在に支持されている。
図3において、(a)は、周方向における第2の位置で切断した場合におけるファンガード30の要部断面図であり、(b)は、周方向における第3の位置で切断した場合におけるファンガード30の要部断面図である。
そして、図3(a)に示すように、ギヤケース10の後側(図3では右側)周縁には、整流翼3と同じ数(10個)の切欠き13が、周方向に等しい間隔を隔てて形成されている。各切欠き13は、ギヤケース10の後側周縁を前側へ向かって略U字状に切欠いており、周方向に長手である。各切欠き13には、対応する整流翼3の根元部3N(詳しくは根元部3Nの略前半分)が、ギヤケース10の径方向における外側から遊嵌されており(図2参照)、これにより、これらの整流翼3は、基部18から放射状に伸び出している(後述する図7も参照)。換言すれば、各整流翼3の根元部3Nは、ギヤケース10(基部18内)で支えられている。
外蓋12は、その前側周縁がギヤケース10の後側周縁に後側から対向した状態で、ギヤケース10でなく、ガードオーナメントリム6に後側から組み付けられている。換言すれば、外蓋12は、ガードオーナメントリム6に固定されている。
詳しくは、操作部8の内側のガードオーナメント9(ガードオーナメント9において後向きに凸設され、操作部8の内側周縁部の貫通穴8Bに前側から遊嵌されたボス部9A)と、外蓋12(外蓋12において前向きに凸設され、ギヤケース10の貫通穴10Aに後側から遊嵌されたボス部12A)とが、前後方向(図3(a)における左右方向)においてガードオーナメントリム6を挟んだ状態で、ねじ24によって一体化されている。
そのため、上述したようにギヤケース10および操作部8が回動しても、ガードオーナメント9および外蓋12は静止している。ただし、ギヤケース10の後側周縁に設けられた爪32(後述する図8(a)参照)が外蓋12に対して引っ掛かっているので、ギヤケース10と外蓋12との前後方向における相対位置は安定している。なお、上述したように、ガードオーナメント9のボス部9Aが、操作部8の貫通穴8Bに遊嵌されており、外蓋12のボス部12Aが、ギヤケース10の貫通穴10Aに遊嵌されているので、これらのボス部9Aおよび12Aは、ギヤケース10および操作部8の回動を邪魔しない。
上述したように外蓋12がガードオーナメントリム6に組み付けられた状態において、図3(b)に示すように、外蓋12において外側周縁部を除く部分における前側面(図3(b)では左側面)と、ギヤケース10において外側周縁部を除く部分における後側面(図3(b)では右側面)との間には、所定の隙間Xが確保されている。上述したようにギヤケース10の切欠き13に遊嵌された整流翼3の根元部3Nは、隙間X内に配置される(図2参照)。
そして、上述した内蓋11も、隙間X内に配置されており、ギヤケース10でなく、外蓋12に対して、前側からねじ26によって組み付けられている。そのため、上述したようにギヤケース10および操作部8が回動しても、内蓋11は、外蓋12とともに静止している。ここで、上述したねじ22、24および26は、基部18の一部である。
図4は、周方向における第4の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。
内蓋11が外蓋12に組み付けられた状態において、各整流翼3の根元部3Nは、図4に示すように、内蓋11と外蓋12とによって前後から挟持されており、この状態で、各整流翼3は、根元部3Nが延びる方向(つまり前ガード2Aの径方向)に延びる基準線を中心として、根元部3Nの外周面の周方向に沿って回動自在である。そのため、整流翼3(厳密には翼部3T)は、ファン1(図1参照)によって前方へ送り出される風の流れ(図1における太い実線矢印を参照)に対して角度が調整可能である(以降で詳説する。)。
ここで、上述したようにギヤケース10および操作部8が回動しても内蓋11および外蓋12(外蓋12に一体化されたガードオーナメント9も含む)が静止していることから、内蓋11と外蓋12とに挟持される整流翼3は、ギヤケース10および操作部8の回動方向に沿って回動しない。
詳しくは、外蓋12の前側(図4における左側)周縁には、整流翼3と同じ数(10個)の切欠き28が周方向に等しい間隔を隔てて形成されている。各切欠き28は、外蓋12の前側周縁を後側へ向かって略U字状に切欠いており、各切欠き28に、対応する整流翼3の根元部3N(詳しくは根元部3Nの略後半分)がほとんど隙間なく嵌め込まれることで、各整流翼3が周方向(ギヤケース10および操作部8の回動方向)において位置決めされている。
図5は、周方向における第5の位置で切断した場合におけるファンガード30の断面図である。
図5に示すように、ギヤケース10の後側面(図5では右側面)において各整流翼3の根元部3Nとほぼ一致する位置には、ラックギヤ15が形成されている。上述したように操作部8とギヤケース10とが一体化されていることから、ラックギヤ15は、操作部8に連結されている。
図6において、(a)は、図5のA−A矢視図であって、内蓋11を省略しており、(b)は、図5のB−B矢視図である。
図6(a)に示すように、ラックギヤ15は、整流翼3の枚数(10枚)に対応しており、ギヤケース10の周方向において等しい間隔を隔てた10箇所に形成されている。そのため、ラックギヤ15は、全体として、ギヤケース10と同心の環状をなしている。各ラックギヤ15を構成する複数のギヤ歯は、ギヤケース10の周方向に対する接線方向に沿って並んでいる。
図6(b)を参照して、ギヤケース10に対して後側(図5における右側)に位置する内蓋11(ドットで塗り潰した部分参照)には、ラックギヤ15(図6(a)参照)を後側(図6(b)における紙面奥側)へ露出させる露出穴16が形成されている。
そして、各整流翼3の根元部3Nの外周面において、内蓋11の各露出穴16から露出されたラックギヤ15(図6(a)参照)に後側から対向する部分には、ピニオンギヤ17が一体的に設けられている。
各整流翼3において、ピニオンギヤ17を構成する複数のギヤ歯は、根元部3Nの外周面の周方向に沿って並んでいる。ピニオンギヤ17は、対応するラックギヤ15と噛合している(図6(a)参照)。
ここで、図6(a)に示すように、ギヤケース10の周方向において等しい間隔を隔てた10箇所に形成されたラックギヤ15を、周方向に沿って、ラックギヤ15A、ラックギヤ15B…ラックギヤ15I、ラックギヤ15Jと区別する。また、各ラックギヤ15A〜15Jのそれぞれに対応する(周方向で一致する)整流翼3およびそのピニオンギヤ17を、ラックギヤ15A〜15Jと同様に、整流翼3A〜3Jおよびピニオンギヤ17A〜17Jと区別する(図6(b)も参照)。
ラックギヤ15Aはピニオンギヤ17Aと噛合し、ラックギヤ15Bはピニオンギヤ17Bと噛合し、ラックギヤ15Cはピニオンギヤ17Cと噛合し、ラックギヤ15Dはピニオンギヤ17Dと噛合している。そして、ラックギヤ15Eはピニオンギヤ17Eと噛合し、ラックギヤ15Fはピニオンギヤ17Fと噛合し、ラックギヤ15Gはピニオンギヤ17Gと噛合し、ラックギヤ15Hはピニオンギヤ17Hと噛合し、ラックギヤ15Iはピニオンギヤ17Iと噛合し、ラックギヤ15Jはピニオンギヤ17Jと噛合している。
そして、図6(b)に示すように、上述したように内蓋11を外蓋12に組み付けるねじ26は、周方向に間隔を隔てて4つ設けられている。
そして、整流翼3A、B、C、E、F、G、HおよびJの各根元部3Nは、内蓋11および外蓋12のそれぞれにおいてねじ26に近い部分によって挟持されており、整流翼3DおよびIの各根元部3Nは、内蓋11および外蓋12のそれぞれにおいてねじ26から遠い部分によって挟持されている。つまり、周方向において、整流翼3A、B、C、E、F、G、HおよびJは、いずれかのねじ26に近い位置にあり、整流翼3DおよびIは、いずれのねじ26からも遠い位置にある。
ここで、図6(a)を参照して、整流翼3Dに設けられたピニオンギヤ17Dと噛合するラックギヤ15Dと、整流翼3Iに設けられたピニオンギヤ17Iと噛合するラックギヤ15Iとは、他のラックギヤ15A、B、C、E、F、G、HおよびJに比べて、対応するピニオンギヤ17DおよびIに対して近い位置(後側(図6(a)では手前側)へずれた位置)に配置されている。ただし、ラックギヤ15DおよびI(第1部分)は、他のラックギヤ15A、B、C、E、F、G、HおよびJ(第2部分)に対して、前後の位置のみが異なるものの、ギヤの歯の寸法(モジュール等)自体は、同じである。
図7において、(a)は、整流翼3が加速位置にある状態におけるファンガード30の正面図であり、(b)は、整流翼3が分散位置にある状態におけるファンガード30の正面図である。
ここで、上述したように操作部8を操作して回動させると、ラックギヤ15(ラックギヤ15A〜J)も操作部8とともに回動し、これにより、各整流翼3の位置が一度に変わる。詳しくは、各整流翼3は、加速位置(図1〜図7(a)および後述する図8参照)と分散位置(図7(b)および後述する図9参照)とのいずれかの位置に切換わる。
ここで、図7に示すように、操作部8の前側面の周上1箇所には、第1マーク34が設けられている。そして、ガードオーナメント9の前側面の外周縁部の周上1箇所には、「スポット」という加速位置を示す文字が記載された第2マーク35と、「ワイド」という分散位置を示す文字が記載された第3マーク36とが設けられている。正面から見て、整流翼3が加速位置にあるときには、第1マーク34と第2マーク35とが周方向において一致し(図7(a)参照)、整流翼3が分散位置にあるときには、第1マーク34と第3マーク36とが周方向において一致する(図7(b)参照)。
加速位置にある整流翼3(詳しくは翼部3T)は、図7(a)に示すように、前後方向(図7の紙厚方向であり、ファン1(図1参照)によって前方(図7の手前側)へ送り出される風の流れる方向)に沿って平たくなっており(図1〜6および図8も参照)、正面から見たときに最も細く(小さく)見える。このとき、ファン1によって前方(図7では手前側)へ送り出される風の流れに対する整流翼3(翼部3T)の角度(傾斜角度)は、ほぼ0°となっている。
また、図1に示すように、整流翼3が加速位置にある状態において、翼部3Tは、前ガード2Aの周方向(ファン1の回転方向)から見たときに、上述した略三角形をなしている。そして、図6(a)を参照して、各整流翼3の根元部3Nは、ギヤケース10で対応する切欠き13において、ギヤケース10の周方向における一端部13A(図6(a)では時計回りの方向における上流側端部)に位置している。
図7(a)に示すように、このように整流翼3が加速位置にある状態で、上述したように操作部8を掴んで、正面から見て時計回りの方向へ所定量捩じると、操作部8に一体化されたギヤケース10も、正面から見て時計回りの方向へ、操作部8を捩じった量と同じ量だけ回動する。これにより、図6(a)に示すギヤケース10のラックギヤ15も、ギヤケース10とともに回動する。各ラックギヤ15には、対応する整流翼3の根元部3Nのピニオンギヤ17が噛合しているので、ラックギヤ15の回動に伴い、各整流翼3は、根元部3Nが延びる方向(つまり前ガード2Aの径方向)に沿う基準線を中心として、根元部3Nの外周面の周方向に沿って90°回動する。このとき、図7を参照して、ファン1(図1参照)によって前方へ送り出される風の流れに対する各整流翼3(翼部3T)の角度が、上述した0°(図7(a)参照)から90°へと、一緒に切換わる(図7(b)参照)。その結果、全ての整流翼3が、加速位置(図7(a)参照)から分散位置(図7(b)参照)に切換わる。
ここで、図6(a)を参照して、ギヤケース10は、上述したように回動する際、各整流翼3に対して、ギヤケース10の回動方向において相対移動する。そのため、整流翼3が加速位置から分散位置に切換わったとき、各整流翼3の根元部3Nは、ギヤケース10で対応する切欠き13において、上述した一端部13Aとは反対の他端部13B(図6(a)では時計回りの方向における下流側端部)に位置する。
分散位置にある整流翼3は、図7(b)に示すように、上下左右方向に沿って平たくなっており、正面から見たときに最も太く(大きく)見え、上述した略三角形をなしている。このとき、ファン1によって前方(図7(b)では手前側)へ送り出される風の流れに対する整流翼3(翼部3T)の角度(傾斜角度)は、ほぼ90°となっている。
そして、このように整流翼3が分散位置にある状態で、操作部8を掴んで、正面から見て反時計回りの方向へ上述した所定量だけ捩じると、整流翼3の姿勢は、分散位置から加速位置に戻る(図7(a)参照)。
以上のように、操作部8を操作することにより、整流翼3は、図7に示すように加速位置と分散位置との間で位置を切換えることができる。そして、正面から見たときの整流翼3は、分散位置にあるときに最も大きく(図7(b)参照)、加速位置にあるときに最も小さい(図7(a)参照)。
つまり、図7(b)に示すように分散位置にある整流翼3は、加速位置にある場合に比べて、広い範囲でファン1(図1)を前側から覆う。そのため、ファン1によって前方へ送り出される風の大部分は、分散位置にある整流翼3(翼部3T)にぶつかることによって、風の流れが側方(前ガード2Aの径方向外側)へ曲げられ、正面から見て放射状に拡散する(図7(b)の太い破線矢印参照)。その結果、前ガード2A(図1参照)から前側へ流れる風の量が減少し、風速が低下する。
一方、図7(a)に示すように整流翼3が加速位置にある場合には、分散位置にある場合に比べて、整流翼3がファン1を前側から覆う範囲が大幅に狭いことから、整流翼3は、ファン1によって前方へ送り出される風の妨げとならない。むしろ、加速位置にある整流翼3(翼部3T)は、図1に示すように前後方向に平たいことから、前方へ送り出される風を引き続き前方へ導く(図1の太い実線矢印参照)。これにより、この風は、前ガード2Aから前側へ円滑に流れる。そのため、整流翼3が分散位置にある場合(図7(b)参照)に比べて、前ガード2A(ガードユニット2)から前側へ流れる風の量が増加し、風速が上昇する。
このように、操作部8を操作して整流翼3を分散位置と加速位置との間で変化させることにより、整流翼3は、ファン1によって前方へ送り出される風の流れ対して角度が調整可能である。
この扇風機50では、上述した台座60等に設けられた操作パネル(図示せず)のダイヤル等(図示せず)を操作することによって、ファン1の回転速度(すなわち風速)を切り換えることができるが、上述したように整流翼3を加速位置と分散位置との間で切換えることによって、風速の微調整が可能となる。
すなわち、上記ダイヤル(図示せず)を操作してファン1の回転速度を最高速度に設定しておいてから、さらに整流翼3を加速位置(図1〜図7(a)および図8参照)に切換えることによって、風速をさらに上昇させて、強い風を発生させることができる。一方、上記ダイヤル(図示せず)を操作してファン1の回転速度を最低速度に設定しておいてから、さらに整流翼3を分散位置(図7(b)および図9参照)に切換えることによって、風速をさらに低下させて、柔らかい風を発生させることができる。
また、整流翼3が加速位置(図7(a)参照)から分散位置(図7(b)参照)へ切換わるのに従って、上述した前方へ送り出される風の流れに対する整流翼3の角度が0°から90°へ向けて次第に大きくなり、これに伴い、正面から見たときの整流翼3(つまり整流翼3がファン1を前側から覆う範囲)が次第に大きくなる。これにより、整流翼3を加速位置と分散位置との間の任意の位置にすれば、風速のさらなる微調整が可能となり、よりユーザの好みに合った風を発生させることができる。
ここで、加速位置と分散位置との間で切換えることができる整流翼3(詳しくは翼部3T)の大きさは、いずれの位置においてもファン1や前ガード2Aにぶつからない程度に、定められているが、整流翼3(翼部3T)をできる限り大きくしておくとよい。これにより、整流翼3は、分散位置にあるときには(図7(b)参照)、一層広い範囲でファン1を前側から覆うことができるので、前ガード2Aから前側へ流れる風の量の減少と風速の低下とを促進することができる。一方、整流翼3は、加速位置にあるときには(図7(a)参照)、前側へ向いて流れる風を前側へ効果的に導くことがきるので(換言すれば整流翼3による整流効果が高まるので)、前ガード2Aから前側へ流れる風の量の増加と風速の上昇とを促進することができる。
以上のように、この扇風機50では、図3に示すように、ファン1(図1参照)と前ガード2Aとの間に整流ユニット20が設けられている。整流ユニット20では、前ガード2Aの中央に取り付けられた基部18から放射状に伸び出した複数枚の整流翼3が、操作部8を操作することにより、風の流れに対して角度が調整可能である(図7参照)。
そのため、操作部8を操作することで整流翼3の角度を調整することによって、整流翼3は、ファン1に送り出される風を引き続き同じ方向へ流したり(図1〜図7(a)および図8参照)、抵抗となって風速を下げるとともに風の向きを変えたりすることができる(図7(b)および図9参照)。
ここで、操作部8は、基部18に対して外嵌される環状体であるので(図7参照)、この操作部8を片手全体で掴んで操作できることから、指先でつまんで操作せざるを得ないような構成の操作部8に比べて、小さい力で操作できるため、操作性がよい。
つまり、この扇風機50では、整流翼3による風速および風向きの変更を容易に行うことができる。
また、前ガード2Aの前方側から操作部8を操作することにより、整流翼3は、風を前方へ導く加速位置(図1〜図7(a)および図8参照)と、風の流れを側方へ曲げる分散位置(図7(b)および図9参照)とのいずれかに切換えられ、これにより、風速および風向きを容易に変えることができる。
そして、図5および図6に示すようなラックアンドピニオン機構を用いた簡易な構成によって、複数枚の整流翼3の角度(換言すれば加速位置と分散位置との間の位置)を一緒に切換えて風速および風向きを変えることができる。もちろん、ラックアンドピニオン機構に限らず、別の機構を用いて整流翼3の角度を変えてもよい。
ここで、図6(b)を参照して、上述したように、複数枚の整流翼3のうち、内蓋11と外蓋12とを組み付けるねじ26に近い位置にある整流翼3A、B、C、E、F、G、HおよびJの根元部3Nは、内蓋11および外蓋12において撓みにくいに部分で挟持されている。そのため、これらの整流翼3A、B、C、E、F、G、HおよびJの位置が安定し、これらの整流翼3の根元部3Nに設けられたピニオンギヤ17と対応するラックギヤ15A、B、C、E、F、G、HおよびJ(図6(a)参照)との噛合状態を安定して維持できる。
しかし、複数枚の整流翼3のうち、整流翼3A、B、C、E、F、G、HおよびJに比べてねじ26から遠い位置にある整流翼3DおよびIの根元部3Nは、内蓋11および外蓋12において撓みやすい部分で挟持されている。そのため、この部分が撓むと、これら整流翼3DおよびIの位置が後側(図6(a)における手前側であり、図6(b)における奥側)へずれ、整流翼3DおよびIの根元部3Nに設けられたピニオンギヤ17が、対応するラックギヤ15DまたはI(図6(a)参照)に対して歯飛び(空回り)したり、ラックギヤ15DまたはIから不意に外れたりするおそれがある。
特に、操作部8の操作に応じて整流翼3が円滑に回動するように、互いに噛合するラックギヤ15およびピニオンギヤ17のモジュールが比較的小さく設定されていることから、整流翼3が少しでもずれると、ピニオンギヤ17がラックギヤ15から外れやすくなる。
そこで、本発明では、ねじ26から遠い位置にある整流翼3(3DおよびI)に設けられたピニオンギヤ17(17DおよびI)と噛合するラックギヤ15(15DおよびI)を、ねじ26に近い位置にある整流翼3のピニオンギヤ17と噛合するラックギヤ15A、B、C、E、F、G、HおよびJに比べて、たとえば0.1mm〜0.2mm程度、ピニオンギヤ17に近い位置に配置している(図6(a)参照)。
これにより、ねじ26を締め付けすぎることなどで内蓋11および外蓋12が撓むことによってねじ26から遠い位置にある整流翼3DおよびIの位置がずれても、これらの整流翼3DおよびIの根元部3Nに設けられたピニオンギヤ17DおよびIが、対応するラックギヤ15(15DおよびI)に対し空回りしたり、ラックギヤ15から外れたりすることを阻止できる(図6(a)参照)。
つまり、ねじ26に近い位置にある整流翼3だけでなく、ねじ26から遠い位置にある整流翼3であっても、根元部3Nのピニオンギヤ17とラックギヤ15との噛合状態を安定して維持できるので、操作部8を操作することでラックギヤ15を回動させると、全ての整流翼3の角度を確実に一緒に切換えることができる。
この結果、整流翼3による風速および風向きの変更を安定して行うことができる。
図8において、(a)は、図5の要部拡大図であって、(b)は、図4の要部拡大図である。図9において、(a)は、図8(a)において整流翼3の位置が加速位置から分散位置に変わった状態を示しており、(b)は、図8(b)において整流翼3の位置が加速位置から分散位置に変わった状態を示している。
ここで、図8(b)に示すように、整流ユニット20は、各整流翼3を所定角度で位置決めする位置決め部40を含んでいる。これにより、整流翼3が所定角度にあるときにおける風速および風向きを、整流翼3による変更前後のそれぞれの場合において安定して維持できる。
詳しくは、各整流翼3の根元部3Nの外周面において、整流翼3の位置が加速位置と分散位置との間で変わる際に内蓋11と接触する部分には、2つの凸部41が、根元部3Nの外周面の周方向に間隔を隔てて形成されている。各凸部41は、根元部3Nの外周面から、根元部3Nの径方向外側へ僅かに突出している。
一方、内蓋11において各整流翼3の根元部3Nの外周面に接触する部分には、根元部3Nの外周面に沿う円弧面11Aが形成されており、この円弧面11Aには、2つの凹部42が、円弧面11Aの周方向(根元部3Nの外周面の周方向と同じ)に間隔を隔てて形成されている。これら2つの凹部42は、上下に離れている(図8(b)において破線で囲った部分の拡大図を参照)。
ここで、根元部3Nの外周面の周長を基準として、2つの凸部41の間隔は、前記周長の約4分の1であり、2つの凹部42の間隔は、前記周長の約半分である。そして、これらの凸部41および凹部42が、上述した位置決め部40として機能する。つまり、位置決め部40を、凸部41と凹部42とによって簡易に構成することができる。
そして、各整流翼3が図8(b)に示すように加速位置にあるときには、各整流翼3の根元部3Nの2つの凸部41のうち、一方の凸部41だけが、対応する円弧面11Aの凹部42(詳しくは2つの凹部42のうちの下側の凹部42であり、拡大図参照)に嵌っている。これにより、整流翼3の、根元部3Nの外周面の周方向に沿った回動が規制され、各整流翼3は、加速位置で位置決めされる。
この状態で、操作部8を所定以上の力で操作することで、整流翼3を、加速位置から分散位置へ向かうように回動させると、上述した下側の凹部42に嵌っていた凸部41がこの凹部42から外れる。そして、整流翼3の位置が分散位置に変わると、今度は、図9(b)に示すように、上述した一方の凸部41とは別の(他方の)凸部41が、2つの凹部42のうちの上側の凹部42(図9(b)において破線で囲った部分の拡大図を参照)に嵌る。これにより、整流翼3の、根元部3Nの外周面の周方向に沿った回動が規制され、各整流翼3は、分散位置で位置決めされる。
そして、操作部8を所定以上の力で操作することで、整流翼3を、分散位置から加速位置へ向かうように回動させると、上述した上側の凹部42に嵌っていた凸部41がこの凹部42から外れる。
このように位置決め部40(凸部41および凹部42)は、対応する整流翼3を、加速位置(図8(b)参照)および分散位置(図9(b))のそれぞれにおいて位置決めする。そのため、整流翼3が加速位置および分散位置のそれぞれにある場合における風速および風向きを、安定して維持できる。
そして、操作部8を操作して整流翼3の位置を加速位置および分散位置のそれぞれに変える毎に、凸部41が凹部42に嵌ることから、操作部8の操作に、いわゆるクリック感を与えることができ、操作部8の操作性が向上する。
なお、凸部41は、根元部3Nの代わりに円弧面11A(基部18)に設けられてもよく、この場合には、凹部42が、円弧面11A(基部18)でなく、根元部3Nに設けられる。
そして、整流翼3が加速位置と分散位置との間の任意の位置にあるときにおいても、その位置で整流翼3を位置決めできるように、凸部41および凹部42の数を適宜増加してもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
1 ファン
2A 前ガード(ガード、ガード本体)
3 整流翼
3N 根元部
8 操作部
11 内蓋(ホルダ)
12 外蓋(ホルダ)
15A ラックギヤ(第2部分)
15B ラックギヤ(第2部分)
15C ラックギヤ(第2部分)
15D ラックギヤ(第1部分)
15E ラックギヤ(第2部分)
15F ラックギヤ(第2部分)
15G ラックギヤ(第2部分)
15H ラックギヤ(第2部分)
15I ラックギヤ(第1部分)
15J ラックギヤ(第2部分)
17 ピニオンギヤ
18 基部
20 整流ユニット
26 ねじ
30 ファンガード
40 位置決め部
41 凸部
42 凹部
50 扇風機

Claims (10)

  1. ファンと、前記ファンの前方から前記ファンに物が触れるのを防止するために設けられたガードと、を有する扇風機において、
    前記ファンと前記ガードとの間に、前記ファンによって送り出される風の流れを調整するための整流ユニットが設けられ、
    前記整流ユニットは、前記ガードの中央に取り付けられた基部と、前記基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、前記基部に対して外嵌される環状体であり、前記ガードの前方側から操作可能な操作部とを含み、
    前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能にされていることを特徴とする、扇風機。
  2. 前記整流翼を所定角度で位置決めする位置決め部を含むことを特徴とする、請求項1記載の扇風機。
  3. 前記位置決め部は、前記基部および前記基部内で支えられる前記整流翼の根元部のいずれか一方に設けられる凹部と、前記基部および前記整流翼の根元部のいずれか他方に設けられて前記凹部に嵌る凸部とを含むことを特徴とする、請求項2記載の扇風機。
  4. 前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風を前方へ導く加速位置と、風の流れを側方へ曲げる分散位置とのいずれかに位置を切換えられることができ、
    前記位置決め部は、前記整流翼を、前記加速位置および前記分散位置のそれぞれにおいて位置決めすることを特徴とする、請求項2または3記載の扇風機。
  5. 前記基部は、前記複数枚の整流翼の根元部を挟持する一対の樹脂製のホルダと、前記ホルダ同士を組み付けるねじと、前記操作部に連結された環状のラックギヤとを含み、
    各前記整流翼の根元部には、前記ラックギヤと噛合するピニオンギヤが設けられていて、
    前記操作部を操作することで前記ラックギヤを回動させることにより、前記複数枚の整流翼の角度が一緒に切換わり、
    前記ラックギヤにおいて、前記ねじから遠い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第1部分は、前記ねじに近い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第2部分に比べて、前記ピニオンギヤに近い位置に配置されていることを特徴とする、請求1〜4のいずれかに記載の扇風機。
  6. 扇風機のファンに前方から物が触れるのを防止するためのファンガードであって、
    ガード本体と、前記ガード本体に設けられ、前記ガード本体を通過する風の流れを調整するための整流ユニットとを含み、
    前記整流ユニットは、前記ガード本体の中央に取り付けられた基部と、前記基部から放射状に伸び出した複数枚の整流翼と、前記基部に対して外嵌される環状体であり、前記ガード本体の前方側から操作可能な操作部とを含み、
    前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風の流れに対して角度が調整可能にされていることを特徴とする、ファンガード。
  7. 前記整流翼を所定角度で位置決めする位置決め部を含むことを特徴とする、請求項6記載のファンガード。
  8. 前記位置決め部は、前記基部および前記基部内で支えられる前記整流翼の根元部のいずれか一方に設けられる凹部と、前記基部および前記整流翼の根元部のいずれか他方に設けられて前記凹部に嵌る凸部とを含むことを特徴とする、請求項7記載のファンガード。
  9. 前記操作部を操作することにより、前記整流翼は、風を前方へ導く加速位置と、風の流れを側方へ曲げる分散位置とのいずれかに位置を切換えられることができ、
    前記位置決め部は、前記整流翼を、前記加速位置および前記分散位置のそれぞれにおいて位置決めすることを特徴とする、請求項7または8記載のファンガード。
  10. 前記基部は、前記複数枚の整流翼の根元部を挟持する一対の樹脂製のホルダと、前記ホルダ同士を組み付けるねじと、前記操作部に連結された環状のラックギヤとを含み、
    各前記整流翼の根元部には、前記ラックギヤと噛合するピニオンギヤが設けられていて、
    前記操作部を操作することで前記ラックギヤを回動させることにより、前記複数枚の整流翼の角度が一緒に切換わり、
    前記ラックギヤにおいて、前記ねじから遠い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第1部分は、前記ねじに近い位置にある前記整流翼に設けられたピニオンギヤと噛合する第2部分に比べて、前記ピニオンギヤに近い位置に配置されていることを特徴とする、請求項6〜9のいずれかに記載のファンガード。
JP2009052187A 2009-03-05 2009-03-05 扇風機およびファンガード Pending JP2010203399A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009052187A JP2010203399A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 扇風機およびファンガード
TW98135361A TW201033479A (en) 2009-03-05 2009-10-20 Fan and protective cover
CN200910254222A CN101825108A (zh) 2009-03-05 2009-12-10 电风扇及风扇防护罩
KR1020100019454A KR20100100674A (ko) 2009-03-05 2010-03-04 선풍기 및 팬 가드

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009052187A JP2010203399A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 扇風機およびファンガード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010203399A true JP2010203399A (ja) 2010-09-16

Family

ID=42689211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009052187A Pending JP2010203399A (ja) 2009-03-05 2009-03-05 扇風機およびファンガード

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2010203399A (ja)
KR (1) KR20100100674A (ja)
CN (1) CN101825108A (ja)
TW (1) TW201033479A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074881A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 扇風機
CN102454640A (zh) * 2010-10-28 2012-05-16 林宸彰 风扇导流结构
JP2015224603A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 東芝ホームテクノ株式会社 扇風機
JP5877923B1 (ja) * 2015-08-13 2016-03-08 株式会社Cmc 扇風機
CN110259707A (zh) * 2019-04-15 2019-09-20 青岛康研日用品有限公司 一种儿童手持风扇

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102141049B (zh) * 2011-03-21 2013-11-27 格力电器(中山)小家电制造有限公司 电风扇的聚散风调节机构
CN102410252B (zh) * 2011-11-16 2013-09-04 格力电器(中山)小家电制造有限公司 聚散风调节机构
KR102257382B1 (ko) * 2019-12-23 2021-05-27 홍가영 선풍기용 바람 가이드 장치
CN113397801B (zh) * 2021-05-24 2022-06-28 成都市第五人民医院 一种重症护理头部用降温装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074881A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Sanyo Electric Co Ltd 扇風機
CN102454640A (zh) * 2010-10-28 2012-05-16 林宸彰 风扇导流结构
JP2015224603A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 東芝ホームテクノ株式会社 扇風機
JP5877923B1 (ja) * 2015-08-13 2016-03-08 株式会社Cmc 扇風機
CN110259707A (zh) * 2019-04-15 2019-09-20 青岛康研日用品有限公司 一种儿童手持风扇
CN110259707B (zh) * 2019-04-15 2020-05-12 深圳市仕玛电子技术有限公司 一种儿童手持风扇

Also Published As

Publication number Publication date
CN101825108A (zh) 2010-09-08
TW201033479A (en) 2010-09-16
KR20100100674A (ko) 2010-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010203399A (ja) 扇風機およびファンガード
JP3156881U (ja) 可動羽根を有する扇風機
JP2008154736A (ja) ロータリー式電気かみそりおよび内刃
JP4209896B2 (ja) 手持ち式丸鋸
JP2009012627A (ja) 電動車輪用ハブ及び該ハブを具えた乗物
CA2638464A1 (en) Vegetation trimmer having a blowing function
US7771167B2 (en) Concealed rotary fan
JP2014084923A (ja) ギアードモータ
JP5172515B2 (ja) 扇風機
JP2007009803A (ja) ファンモータ
US8961107B2 (en) Heat-dissipation fan
JP5430299B2 (ja) 回転操作部の回転位置保持機構
JP2012192097A (ja) 弾球遊技機
EP1342654A2 (en) Shift operating apparatus for a bicycle
US9347319B2 (en) Dental handpiece structure
JP5504804B2 (ja) 扇風機
JP4227560B2 (ja) 排ガス用発電装置
JP2007322076A (ja) 空調用レジスタ
EP2130719A1 (en) Lever switch device
JP2007280779A (ja) 回動式操作ユニット構造
JP2009160414A (ja) 調理容器蓋用把持つまみ
JP3426491B2 (ja) ピニオンギアの取付構造
JP2008275985A (ja) 表示装置
JP5504805B2 (ja) 扇風機
JP2017056597A (ja) 電動工具