JP2010201883A - 携帯用切断機 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆傾斜させた後に、定盤とのこ刃とを簡単に直角に設定できる。
【解決手段】定盤6には、定盤6とのこ刃との角度を鋭角にするための順傾斜ガイド部21を有する順傾斜ガイド部材22と、定盤6とのこ刃との角度を鈍角にするための逆傾斜ガイド部23を有する逆傾斜ガイド部材24とを設けるとともに、切断機本体3側には、回動軸20を中心に順方向に回動したときに順傾斜ガイド部21の任意の位置で固定可能な第1の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材22には、切断機本体3が回動軸を中心に逆方向に回動したときに逆傾斜ガイド部23の任意の位置で固定可能な第2の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材22が定盤6に対して直角の位置にあるとき、第1の固定手段を順傾斜ガイド部21の一端に固定した状態で、逆傾斜ガイド部材24の一部を順傾斜ガイド部材22に当接させる。
【選択図】図1
【解決手段】定盤6には、定盤6とのこ刃との角度を鋭角にするための順傾斜ガイド部21を有する順傾斜ガイド部材22と、定盤6とのこ刃との角度を鈍角にするための逆傾斜ガイド部23を有する逆傾斜ガイド部材24とを設けるとともに、切断機本体3側には、回動軸20を中心に順方向に回動したときに順傾斜ガイド部21の任意の位置で固定可能な第1の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材22には、切断機本体3が回動軸を中心に逆方向に回動したときに逆傾斜ガイド部23の任意の位置で固定可能な第2の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材22が定盤6に対して直角の位置にあるとき、第1の固定手段を順傾斜ガイド部21の一端に固定した状態で、逆傾斜ガイド部材24の一部を順傾斜ガイド部材22に当接させる。
【選択図】図1
Description
本発明は携帯用切断機に関する。
従来のこの種の携帯用切断機は定盤上にのこ刃を設けた切断機本体を回動可能に設け、のこ刃の下部を定盤の下方に突出させた構成になっている。
上記携帯用切断機は通常は被切断材の小口がその表面に対して直角になるように切断する場合が多い。しかし、例えば2本の枠材を直角に結合する場合のように、被切断材の小口をその表面に対して直角でなく、鋭角に傾斜(順傾斜)させて切断することが必要な場合がある。そのため、切断角度を調整する機構が設けられている。
また、最近はリフォーム時に元の床材を壁際まで切断する場合のように、いわゆる際切りとよばれる切り方ができるように、定盤に対してのこ刃を鈍角に傾斜(逆傾斜)させて切断できるような構造のものが提案実施されている。
このように、のこ刃と定盤とが直角をなす基本の状態から、順傾斜と逆傾斜の両方を行わせる場合、従来からあった順傾斜位置を決める湾曲した長穴状のガイド部を逆傾斜方向に延長して使用する構造となっている。
ところで、使用頻度が最も高いのは、のこ刃を定盤に対して直角にして使用する場合なので、直角が決まるように、上記定盤にはストッパを設け、上記定盤に対するのこ刃の角度が直角となったときにストッパが切断機本体に当接するように構成されている(特許文献1、2参照)。そして、逆傾斜させるときは、上記ストッパを退避させ、逆傾斜による使用が終了したときは、定盤を順傾斜方向に回動させた後、直角となる初期位置を通過させてストッパを元の位置に移動させ、その後ストッパに切断機本体を当接させて調整ボルト等の固定手段によって固定するという作業が必要となる。
しかしながら、従来の方式では、逆傾斜を解除した後にのこ刃を初期位置に速やかに復帰させることが面倒である。その理由は、上述のように、逆傾斜を解除した後、いったん切断機本体と定盤との間の角度が直角となる初期位置を越える位置まで回動させて退避したストッパを元の位置に戻した後、再び定盤に対して切断機本体を初期位置に向けて回動させてストッパに当て、調整ボルトを固定しなければならず、しかもこの作業を切断機を持った状態で行なわなければならなかったからである。また、初期位置を決定するストッパは可動構造なので、退避作動と復帰作動を繰り返すうちに直角の精度が狂ってくる可能性が高い。作業者は直角の精度にこだわるので、ときどきそれを確認しなければならなかった。
本発明は上記問題点を解消し、順傾斜と逆傾斜の両方が可能であるとともに、逆傾斜させた後に、定盤とのこ刃とを簡単に直角に設定することができ、また直角の精度が永く保持できる携帯用切断機を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、切断機本体にのこ刃とのこ刃駆動用電動モータとを設けるとともに、切断機本体の下部には被切断材上に載置される定盤を配置し、切断機本体と定盤とはのこ刃の切断方向と平行に設けられた回動軸を介して回動可能に連結し、上記定盤に対するのこ刃の角度を上記回動軸を中心にして直角と鋭角と鈍角に回動するように調整可能とした携帯用切断機において、上記回動軸を中心に順方向に回動したときに任意の位置でのこ刃と定盤とを固定可能な順傾斜ガイド部材と、回動軸を中心に逆方向に回動したときに任意の位置でのこ刃と定盤とを固定可能な逆傾斜ガイド部材とを別個に設け、上記のこ刃と定盤とを順傾斜ガイド部材によるガイドの一端で固定させ、かつ逆傾斜ガイド部材の一部が順傾斜ガイド部材に当接したときにのこ刃と定盤とが直角の状態となるように設定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記定盤には、定盤とのこ刃との角度を鋭角にするための順傾斜ガイド部を有する順傾斜ガイド部材と、定盤とのこ刃との角度を鈍角にするための逆傾斜ガイド部を有する逆傾斜ガイド部材とを別個に設け、上記切断機本体側には、上記回動軸を中心に順方向に回動したときに上記順傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第1の固定手段を設け、上記順傾斜ガイド部材には、上記切断機本体が回動軸を中心に逆方向に回動したときに上記逆傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第2の固定手段を設け、上記のこ刃と定盤とを上記第1の固定手段により順傾斜ガイド部の一端に固定させ、かつ逆傾斜ガイド部材の一部が順傾斜ガイド部材に当接したときにのこ刃と定盤とが直角の状態となるように設定したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、上記順傾斜ガイド部材を弾性手段により上方に回動させて上記第1の固定手段が上記順傾斜ガイド部に沿ってその下端の初期位置まで移動するように付勢したことを特徴とする。
請求項1に係る発明は、回動軸を中心に順方向に回動したときに任意の位置でのこ刃と定盤とを固定可能な順傾斜ガイド部材と、回動軸を中心に逆方向に回動したときに任意の位置でのこ刃と定盤とを固定可能な逆傾斜ガイド部材とを別個に設け、上記のこ刃と定盤とを順傾斜ガイド部材によるガイドの一端で固定させ、かつ逆傾斜ガイド部材の一部が順傾斜ガイド部材に当接したときにのこ刃と定盤とが直角の状態となるように設定した構成である。
したがって、直角の状態での順傾斜ガイド部材での固定刃と定盤との固定を解除することにより、定盤とのこ刃とは順傾斜方向に傾けることが可能となるから、一定の範囲内の所望の角度でのこ刃と定盤とを固定することにより被切断材を鋭角に切断することができる。また、直角の状態で逆傾斜ガイド部材での固定を解除することにより、定盤とのこ刃とは逆傾斜方向に傾けることが可能となるから、一定の範囲内の所望の角度でのこ刃と定盤とを固定することにより被切断材を鈍角に切断することができる。
また、のこ刃と定盤とを逆傾斜させて切断作業するときは、のこ刃と定盤とを順傾斜ガイド部材によるガイドの一端で固定させた状態にしてから、逆傾斜させて行なうから、逆傾斜状態での切断作業終了後は、定盤とのこ刃とを直角方向に戻すと、逆傾斜ガイド部材の一部が順傾斜ガイド部材に当接したときにのこ刃と定盤とが直角の状態となる。したがって、のこ刃と定盤とを固定すれば、簡単に直角状態に設定することができる。
請求項2に係る発明は、定盤には順傾斜ガイド部を有する順傾斜ガイド部材と、逆傾斜ガイド部を有する逆傾斜ガイド部材とを設けるとともに、切断機本体側には、その回動軸を中心に順方向に回動したときに順傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第1の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材には、切断機本体が回動軸を中心に逆方向に回動したときに逆傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第2の固定手段を設け、順傾斜ガイド部材が定盤に対して直角の位置にあるとき、第1の固定手段を順傾斜ガイド部の一端に固定した状態で、逆傾斜ガイド部材の一部を順傾斜ガイド部材に当接させる構成である。
したがって、まず直角の状態で第1の固定手段による固定を解除することにより、定盤とのこ刃とは順傾斜方向に傾けることが可能となるから、順傾斜ガイド部の範囲内の所望の角度で第1の固定手段を順傾斜ガイド部材に固定することにより被切断材を鋭角に切断することができる。また、直角の状態で第2の固定手段による固定を解除することにより、定盤とのこ刃とは逆傾斜方向に傾けることが可能となるから、逆傾斜ガイド部の範囲内の所望の角度で第2の固定手段を逆傾斜ガイド部材に固定することにより被切断材を鈍角に切断することができる。
また、逆傾斜して使用した後、第2の固定手段による固定を解除すると、のこ刃と定盤はフリーになるので、初期位置に向けて回動させると、逆傾斜ガイド部材の一部が順傾斜ガイド部材に当接する。この時点でのこ刃と定盤とが直角になるから、第2の固定手段を逆傾斜ガイド部材に固定すればよい。
このように、初期位置を決める構造が固定されているため、直角精度に優れるとともに、直角の精度が永く保持できる。
請求項3に係る発明は、上記順傾斜ガイド部材を弾性手段により上方に回動させて上記第1の固定手段が上記順傾斜ガイド部に沿ってその下端の初期位置まで移動するように付勢したから、逆傾斜での切断作業が終了して逆傾斜ガイド部材の固定を解除すると、順傾斜ガイド部材は弾性手段の弾性力によって初期位置に復帰するから、第2の固定手段によって固定するだけでよい。したがって、のこ刃と定盤とを直角の初期状態にするのは非常に簡単である。
図1〜図3において符号Aは携帯用切断機を示す。この切断機は、のこ刃1とこののこ刃1を駆動する電動モータ2とを左右に並設した切断機本体3を定盤6の上部に支持させ、切断機本体の上部には操作用ハンドル4をのこ刃1の切断方向と平行に、つまり前後方向に配置し、上記操作用ハンドル4の後端下部に電動モータ駆動用のバッテリパック5を着脱自在に設けたものである。
電動モータ2の出力軸7には中間軸8の一端に固定した第1減速歯車10が噛合し、さらに中間軸8の他端に固定した第2減速歯車11が最終軸9に固定された第3減速歯車12に噛合し、最終軸9にはのこ刃1が固定されている。これにより、電動モータ2が回転すると、その回転力は第1、第2、第3減速歯車10、11、12を介して最終軸9に伝達され、のこ刃1が回転する。
なお、電動モータ2はモータハウジング13に内装され、のこ刃1のほとんどは安全確保用のソーカバー14によって覆われている。電動モータ2の出力軸7には電動モータ冷却用のファン15も取付けられている。
また、定盤6は切断機本体3の下部に設けられた金属製の板状部材で、その一部には開口部16が貫通形成され、開口部16の下方にはのこ刃1の一部が露出し、円弧状のロアガード17によって覆われている。このロアガード17はのこ刃1の回転軸を中心に後方から上方に回動可能に装着されている。
さらに、操作用ハンドル4は、切断機本体3の上部に配置され、その前部は切断機本体3の前部のややモータハウジング13側に一体的に設けられ、その後部は屈曲し、屈曲端部は切断機本体3の後面に一体的に設けられている。屈曲部4aの下部と定盤6との間には、公知の着脱機構を備えたバッテリパック5の装着部が形成され、バッテリパック5は装着部の後方から差し込んで装着し、ロックを解除した後に引き抜いて外すことができるようになっている。
次に、上記携帯用切断機には、被切断材の小口がその表面に対して図4及び図5(a)(b)のように直角でなく、図6(a)(b)、図7(a)(b)のように斜めになるように切断できるようにするため、切断角度を調整する斜め切断調整機構が設けられている。この機構は、切断機本体3と定盤6とをのこ刃1の切断方向と平行に設けられた前後2箇所の回動軸20、19を介して連結し、上記定盤6の一端側に設けた斜め切断用の2つの傾斜ガイド部材に対し、2つの固定手段(調整ボルトと固定レバー)を手で締め緩めすることにより、上記定盤6に対するのこ刃1を上記回動軸19、20を中心にして回動して所定の角度にできるようになっている。
すなわち、上記定盤6には、定盤6とのこ刃1との角度を鋭角にするための順傾斜ガイド部21を有する順傾斜ガイド部材22と、定盤6とのこ刃1との角度を鈍角にするための逆傾斜ガイド部23を有する逆傾斜ガイド部材24とが並んで設けられている。逆傾斜ガイド部材24は定盤6に固定されているが、これに対し、順傾斜ガイド部材22は上記回動軸20を中心に回動可能に設けられている。また、順傾斜ガイド部21と逆傾斜ガイド部23は同軸(回動軸20)を中心とする円弧状の長孔として形成されている。順傾斜ガイド部21は逆傾斜ガイド部23に対して大径の円弧をなしている。
回動軸20にはつる巻きバネ39が装着され、その一端は順傾斜ガイド部材22に、他端は逆傾斜ガイド部材24に係止している。これにより、順傾斜ガイド部材22は水平状態の定盤6に対して常時上方に回動するように付勢されている。なお、つる巻きバネ39のバネ力は、人力で定盤6を回動させることができる程度に設定されている。
なお、逆傾斜ガイド部材24の先端の順傾斜ガイド部材22側には当接部25が突出形成されている。当接部25には雌ネジ26が形成され、この雌ネジ26には調整ネジ27が螺合している。これに対し、順傾斜ガイド部材22の順傾斜ガイド部21の裏面には上記当接部25の受け面28が形成されている。
上記切断機本体3のソーカバー14の前部には支持部材30が設けられ、支持部材30の下部には支持片31が形成され、支持片31の一端には第1の調整ボルト32が固定されている。第1の調整ボルト32は順傾斜ガイド部21を貫通し、その先端には第1の固定レバー33の基部の雌ネジ34が螺合している。
また、上記順傾斜ガイド部材22の中間部には雌ネジ34が形成されている。これに対し、雌ネジ34には第2の固定レバー35の基部に設けられた第2の調整ボルト36が螺合している。第2の調整ボルト36は逆傾斜ガイド部23を貫通している。
上記構成において、定盤6に対してのこ刃1が図4及び図5(a)(b)のように直角の初期状態になっているときは、第1の調整ボルト32が順傾斜ガイド部21の下端に当接して停止し、かつ順傾斜ガイド部材22の受け面28に逆傾斜ガイド部材24の当接部25(の調整ネジ27の先端)が当接しているときである。
そして、定盤6に対してのこ刃1を定盤6と直角にした状態で第1の固定レバー33を緩めると、第1の調整ボルト32は順傾斜ガイド部21に沿って上方に移動可能で、図6(a)(b)に示すように切断機本体3は定盤6に対して回動軸20を中心に順方向に回動させることができる。そして、順傾斜ガイド部材22の任意の位置で第1の固定レバー33を締め込むことでのこ刃1と定盤6とが固定され、のこ刃1の定盤6に対する順傾斜角度が定まる。
これに対し、定盤6に対してのこ刃1を直角にして第1の固定レバー33を締め付け操作してのこ刃1と定盤6とを固定した状態で第2の固定レバー35を緩めると、図7(a)(b)に示すように第2の調整ボルト36は逆傾斜ガイド部23に沿って下方に移動可能となるから、のこ刃1を定盤6に対して回動軸20を中心に逆方向に回動させることができる。そして、逆傾斜ガイド部材24の任意の位置で第2の固定レバー35を締め込み操作することでのこ刃1と定盤6とが固定され、切断機本体3の定盤6に対する逆傾斜角度が定まる。
ところで、のこ刃1を順傾斜ささせた後、直角の初期状態に戻すには、第1の固定レバー33を緩めて単に定盤6に対してのこ刃1を直角方向に回動させ、第1の調整ボルト32を順傾斜ガイド部21に沿ってその下端に移動させて固定すればよい。第1の調整ボルト32は順傾斜ガイド部21の下端で停止するから、第1の固定レバー33を回して固定するだけの作業により、のこ刃1は定盤6に対して直角となる。
次に、のこ刃1を逆傾斜させた後、直角の初期状態に戻す場合は、第2の固定レバー35を緩めて定盤6に対してのこ刃1を直角方向に回動させてやればよい。これにより、つる巻きバネ39のバネ力によってのこ刃1と一体の順傾斜ガイド部材22と定盤6と一体の逆傾斜ガイド部材24とは互いに近接するように回動し、最後に順傾斜ガイド部材22の受け面28に逆傾斜ガイド部材24の当接部25(の調整ネジ27の先端)が当接する。逆傾斜ガイド部材24の当接部25が順傾斜ガイド部材22の受け面28に当接したところでのこ刃1の直角が決まるから、第2の固定レバー35を回してのこ刃1と定盤6とを締め付け固定するだけの作業により、簡単かつ迅速にのこ刃1を定盤6に対して直角に設定することができる。
上述のように、のこ刃1を定盤6に対して順傾斜又は逆傾斜させた後に直角の状態に戻す作業は非常に簡単であるから、操作性が格段に向上する。
また、逆傾斜ガイド部材24の当接部25を受ける順傾斜ガイド部材22の受け面28は固定されているので、繰り返し使用しても、受け面28の位置は変わることがなく常に一定である。したがって、受け面28によって直角の精度に狂いが生じることはない。
なお、受け面28以外の部品精度や取付誤差等により直角に狂いが生じたときは、調整ネジ27を回してその先端が受け面28に当接する位置を調整すればよい。
なお、上記順傾斜ガイド部材22を弾性的に付勢する手段は、つる巻きバネ39に限定されない。板バネでも弾性を有する他の部材でもよい。
また、固定手段もボルト締めによるものでなく、他の公知の手段であってもよい。
1 のこ刃
3 切断機本体
6 定盤
20 回動軸
22 順傾斜ガイド部材
21 順傾斜ガイド部
23 逆傾斜ガイド部
24 逆傾斜ガイド部材
25 当接部
28 受け面
32 第1の調整ボルト
33 第1の固定レバー
35 第2の固定レバー
36 第2の調整ボルト
3 切断機本体
6 定盤
20 回動軸
22 順傾斜ガイド部材
21 順傾斜ガイド部
23 逆傾斜ガイド部
24 逆傾斜ガイド部材
25 当接部
28 受け面
32 第1の調整ボルト
33 第1の固定レバー
35 第2の固定レバー
36 第2の調整ボルト
Claims (3)
- 切断機本体にのこ刃とのこ刃駆動用電動モータとを設けるとともに、切断機本体の下部には被切断材上に載置される定盤を配置し、切断機本体と定盤とはのこ刃の切断方向と平行に設けられた回動軸を介して回動可能に連結し、上記定盤に対するのこ刃の角度を上記回動軸を中心にして直角と鋭角と鈍角に回動するように調整可能とした携帯用切断機において、
上記定盤には、定盤とのこ刃との角度を鋭角にするための順傾斜ガイド部を有する順傾斜ガイド部材と、定盤とのこ刃との角度を鈍角にするための逆傾斜ガイド部を有する逆傾斜ガイド部材とを設けるとともに、
上記切断機本体側には、上記回動軸を中心に順方向に回動したときに上記順傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第1の固定手段を設け、上記順傾斜ガイド部材には、上記切断機本体3が回動軸を中心に逆方向に回動したときに上記逆傾斜ガイド部の任意の位置で固定可能な第2の固定手段を設け、
上記順傾斜ガイド部材が定盤に対して直角の位置にあるとき、第1の固定手段を順傾斜ガイド部の一端に固定した状態で、逆傾斜ガイド部材の一部を順傾斜ガイド部材に当接させる
ことを特徴とする携帯用切断機。 - 第1の固定手段及び第2の固定手段を締め緩めすることにより、上記順傾斜ガイド部と逆傾斜ガイド部に固定し又は移動可能としたことを特徴とする、請求項1に記載の携帯用切断機。
- 上記順傾斜ガイド部材を弾性手段により上方に回動させて上記第1の固定手段が上記順傾斜ガイド部に沿ってその下端の初期位置まで移動するように付勢したことを特徴とする、請求項2に記載の携帯用切断機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009052606A JP2010201883A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 携帯用切断機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009052606A JP2010201883A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 携帯用切断機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010201883A true JP2010201883A (ja) | 2010-09-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009052606A Pending JP2010201883A (ja) | 2009-03-05 | 2009-03-05 | 携帯用切断機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010201883A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103402682A (zh) * | 2011-02-28 | 2013-11-20 | 株式会社牧田 | 切断工具 |
JP2014161936A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Max Co Ltd | 携帯用切断機 |
-
2009
- 2009-03-05 JP JP2009052606A patent/JP2010201883A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103402682A (zh) * | 2011-02-28 | 2013-11-20 | 株式会社牧田 | 切断工具 |
JP2014161936A (ja) * | 2013-02-22 | 2014-09-08 | Max Co Ltd | 携帯用切断機 |
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