JP2010201828A - キャリッジユニット、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの固定方法 - Google Patents

キャリッジユニット、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度を向上することができるキャリッジユニット、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの固定方法を提供する。
【解決手段】液体噴射ヘッド4と、被記録媒体の記録面と平行に相対移動するキャリッジ68と、を備えたキャリッジユニット62であって、キャリッジに、ガイド溝95が形成されたヘッド支持部材82と、ガイド溝に沿って移動可能なピン88,89が形成されたスライド部材81と、が備えられ、スライド部材を長手方向に沿って移動させることでキャリッジにおける液体噴射ヘッドの長手方向に対する位置決めがされ、ピンがガイド溝に沿って移動することで第1付勢部材102により液体噴射ヘッドを押圧して短手方向に対する位置決めがされ、第2付勢部材92,103により液体噴射ヘッドを押圧して高さ方向に対する位置決めがされ、液体噴射ヘッドがキャリッジに対して固定可能に構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、キャリッジユニット、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの固定方法に関するものである。
従来から、記録紙等にインク滴などの液体を噴射して画像や文字等の記録を行う、プリンタやファックス等の液体噴射記録装置が知られている。この液体噴射記録装置は、被記録媒体の記録面に液体を噴射する噴射孔が複数配列された液体噴射ヘッドを備えている。この液体噴射ヘッドは、複数の噴射孔の配列方向を長手方向とし、長手方向と直交する方向を短手方向として、被記録媒体の記録面の法線方向から見て長方形状に形成されている。この液体噴射ヘッドがキャリッジに搭載された状態でキャリッジユニットを構成し、キャリッジユニットを前記短手方向に移動させ、被記録媒体を前記長手方向に搬送しつつ、前記液体噴射ヘッドから液体を噴射することで、被記録媒体に記録を行うようになっている。
ここで、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの固定構造としては、ネジ止めが一般的である。なお、特許文献1および2には、液体噴射ヘッドの取付作業を簡易かつ迅速に実施するため、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを係止する固定構造が開示されている。
特開2003−170575号公報 特開2002−210929号公報
近年では、液体噴射記録装置の記録精度を向上させることが望まれている。記録精度を向上させるには、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度が重要になる。
しかしながら、上述したネジ止め固定構造の場合には、水平方向につき液体噴射ヘッドをキャリッジに押し当てつつネジ止めすることにより、液体噴射ヘッドの位置決めを行っている。したがって、この場合には、ネジ締めトルクにより液体噴射ヘッドが回転して、微小な位置ズレを起こす可能性がある。また、特許文献1および2に記載された固定構造でも、位置決め精度の確保が困難である。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度を向上することができるキャリッジユニット、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの固定方法を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明のキャリッジユニットは、被記録媒体の記録面に液体を噴射する複数の噴射孔が配列された液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドが固定された状態で、前記記録面と平行に相対移動するキャリッジと、を備えたキャリッジユニットであって、前記液体噴射ヘッドにおける前記複数の噴射孔の配列方向を長手方向とし、前記長手方向と直交する方向を短手方向とし、前記長手方向および前記短手方向と直交する方向を高さ方向として、前記キャリッジに、前記液体噴射ヘッドを支持可能に構成されるとともに、前記長手方向および前記短手方向と交差する方向にガイド溝が形成されたヘッド支持部材と、前記ガイド溝に沿って移動可能なピンが形成され、前記長手方向に沿って移動可能なスライド部材と、が備えられ、該スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記液体噴射ヘッドと前記キャリッジとが当接して、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記長手方向に対する位置決めがされ、前記ピンが前記ガイド溝に沿って移動することで前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジの前記短手方向に沿って移動し、前記液体噴射ヘッドを前記キャリッジの幅方向に押圧可能な第1付勢部材により前記液体噴射ヘッドを押圧し、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記短手方向に対する位置決めがされ、前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記キャリッジの高さ方向に押圧可能な第2付勢部材により前記液体噴射ヘッドを押圧し、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記高さ方向に対する位置決めがされ、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して固定可能に構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを移動させるスライド部材を長手方向に沿って移動させる簡便な機構で、液体噴射ヘッドがキャリッジにおける長手方向、短手方向および高さ方向のすべての方向の位置決めがなされる。また、第1付勢部材および第2付勢部材で液体噴射ヘッドを押圧することにより、液体噴射ヘッドを所望の位置の方向へ確実に案内するとともに、所望の位置で保持させることができる。したがって、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度を向上することができる。また、液体噴射ヘッドをキャリッジに取り付けた後に、さらに位置決め調整作業を行う必要がないため、生産効率を向上することができる。また、液体噴射ヘッドを取り付け・取り外しする際の位置再現性に優れているため、記録媒体への記録精度を向上することができる。
また、本発明のキャリッジユニットは、前記第2付勢部材が、前記液体噴射ヘッドの前記長手方向における両側に対応した位置に設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、第2付勢部材を液体噴射ヘッドの長手方向の両側に対応する位置に配置することにより、液体噴射ヘッドの長手方向に対して略均等な力で押圧することができ、位置決め精度をさらに向上することができる。
また、本発明のキャリッジユニットは、前記キャリッジに、前記液体噴射ヘッドの少なくとも一部を収容する収容部が形成され、前記長手方向および前記短手方向における前記液体噴射ヘッドおよび前記収容部のうち一方の側面には、前記長手方向に突出する第1突起と、前記短手方向に突出する第2突起と、が形成され、前記第1突起および前記第2突起が、前記液体噴射ヘッドおよび前記収容部のうち他方の側面に当接することで、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して前記長手方向および前記短手方向に位置決めされるように構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、第1突起および第2突起が液体噴射ヘッドまたは収容部の側面に当接して位置決めされるため、液体噴射ヘッドの位置決めを精度良く行なうことができる。
また、本発明のキャリッジユニットは、前記収容部に、前記液体噴射ヘッドにおける前記噴射孔が形成された側の噴射面に当接可能な規制部が形成され、前記噴射面が前記規制部に当接することで、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して前記高さ方向に位置決めされるように構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、収容部に形成された規制部が液体噴射ヘッドの噴射面に当接して位置決めされるため、液体噴射ヘッドの位置決めを精度良く行なうことができる。
また、本発明のキャリッジユニットは、前記スライド部材における前記短手方向に沿って回転軸が設けられ、少なくとも一部に歯車部が形成され、該歯車部の回転中心に前記回転軸が配設されるとともに、該回転軸が前記長手方向に移動可能な長孔が形成された回動部材が前記ヘッド支持部材に連接され、前記キャリッジに、前記歯車部に噛合するギヤ部が前記長手方向に沿って形成され、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに固定されている状態から固定解除する方向に前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記回転軸が前記長孔内を移動し、前記回転軸が前記回転中心の位置まで移動した後、さらにスライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記歯車部が前記ギヤ部に噛合して、前記液体噴射ヘッドが前記回転軸を中心として前記キャリッジに対して回動可能に構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを回動させる回動部材を配し、スライド部材を長手方向に沿って移動させるだけで、液体噴射ヘッドがキャリッジに対して回動できるように構成したため、簡便な機構で液体噴射ヘッドを回動させることができる。また、液体噴射ヘッドをキャリッジに対して回動可能に構成することにより、液体噴射ヘッドをキャリッジから引き起こした状態でメンテナンスを行うことができる。したがって、液体噴射ヘッドを記録領域外へ一旦移動させてからメンテナンスを行う必要がなくなり、効率よくメンテナンスを行うことができる。また、メンテナンス時に必要なメンテナンス装置を記録領域の側方に設置する必要がなくなるため、装置幅を縮小することができる。
本発明の液体噴射記録装置は、上述のいずれかに記載のキャリッジユニットと、該キャリッジユニットを移動させるキャリッジ移動手段と、前記被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送手段と、を備えていることを特徴としている。
この発明によれば、キャリッジに対して精度良く液体噴射ヘッドが位置決めされたキャリッジユニットを備えているため、液体噴射ヘッドの噴射孔から被記録媒体の記録面に対して精度良く液体を噴射することが可能になる。したがって、記録精度に優れた液体噴射記録装置を提供することができる。
本発明の液体噴射ヘッドの固定方法は、被記録媒体の記録面に液体を噴射する複数の噴射孔が配列された液体噴射ヘッドと、該液体噴射ヘッドが固定された状態で、前記記録面と平行に相対移動するキャリッジと、を備えたキャリッジユニットにおける液体噴射ヘッドの固定方法であって、前記液体噴射ヘッドにおける前記複数の噴射孔の配列方向を長手方向とし、前記長手方向と直交する方向を短手方向とし、前記長手方向および前記短手方向と直交する方向を高さ方向として、前記キャリッジに、前記液体噴射ヘッドを支持可能に構成されるとともに、前記長手方向および前記短手方向と交差する方向にガイド溝が形成されたヘッド支持部材と、前記ガイド溝に沿って移動可能なピンが形成され、前記長手方向に沿って移動可能なスライド部材と、が備えられ、前記ヘッド支持部材に前記液体噴射ヘッドを支持した状態で、前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記長手方向に固定する長手方向固定工程と、前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記短手方向に固定する短手方向固定工程と、前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記高さ方向に固定する高さ方向固定工程と、が完了することを特徴としている。
この発明によれば、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを移動させるスライド部材を長手方向に沿って移動させるだけで、液体噴射ヘッドがキャリッジにおける長手方向、短手方向および高さ方向のすべての方向の位置決めがなされる。したがって、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度を向上することができる。また、液体噴射ヘッドをキャリッジに取り付けた後に、さらに位置決め調整作業を行う必要がないため、生産効率を向上することができる。また、液体噴射ヘッドを取り付け・取り外しする際の位置再現性に優れているため、記録媒体への記録精度を向上することができる。
また、本発明の液体噴射ヘッドの固定方法は、前記スライド部材における前記短手方向に沿って回転軸が設けられ、少なくとも一部に歯車部が形成され、該歯車部の回転中心に前記回転軸が配設されるとともに、該回転軸が前記長手方向に移動可能な長孔が形成された回動部材が前記ヘッド支持部材に連接され、前記キャリッジに、前記歯車部に噛合するギヤ部が前記長手方向に沿って形成され、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して固定解除されている状態から固定する方向に前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記歯車部が前記ギヤ部に噛合して、前記液体噴射ヘッドが前記回転軸を中心として前記キャリッジに対して回動する工程と、前記キャリッジと前記回動部材とが当接し、前記液体噴射ヘッドの前記キャリッジに対する回動が停止した後、さらに前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記スライド部材に設けられた前記回転軸が前記長孔内を移動する工程と、を有し、前記スライド部材が前記長手方向に沿って移動することで、前記長手方向固定工程、前記短手方向固定工程および前記高さ方向固定工程が完了することを特徴としている。
この発明によれば、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを回動させる回動部材を配し、スライド部材を長手方向に沿って移動させるだけで、液体噴射ヘッドがキャリッジに対して回動できるように構成したため、簡便な機構で液体噴射ヘッドを回動させることができる。また、液体噴射ヘッドをキャリッジに対して回動可能に構成することにより、液体噴射ヘッドをキャリッジから引き起こした状態でメンテナンスを行うことができる。したがって、液体噴射ヘッドをメンテナンスした後、スライド部材を長手方向に沿って移動させるだけで、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを回動させ、回動完了後にさらにスライド部材を長手方向に沿って移動させることで、液体噴射ヘッドをキャリッジの所望の位置に固定することができる。つまり、簡便な構造で液体噴射ヘッドの回動および固定を行うことができる。また、液体噴射ヘッドを回動できるようにすることで、液体噴射ヘッドを記録領域外へ一旦移動させてからメンテナンスを行う必要がなくなり、効率よくメンテナンスを行うことができる。また、メンテナンス時に必要なメンテナンス装置を記録領域の側方に設置する必要がなくなるため、装置幅を縮小することができる。
本発明のキャリッジユニットによれば、キャリッジに対して液体噴射ヘッドを移動させるスライド部材を長手方向に沿って移動させる簡便な機構で、液体噴射ヘッドがキャリッジにおける長手方向、短手方向および高さ方向のすべての方向の位置決めがなされる。また、第1付勢部材および第2付勢部材で液体噴射ヘッドを押圧することにより、液体噴射ヘッドを所望の位置の方向へ確実に案内するとともに、所望の位置で保持させることができる。したがって、キャリッジに対する液体噴射ヘッドの位置決め精度を向上することができる。また、液体噴射ヘッドをキャリッジに取り付けた後に、さらに位置決め調整作業を行う必要がないため、生産効率を向上することができる。また、液体噴射ヘッドを取り付け・取り外しする際の位置再現性に優れているため、記録媒体への記録精度を向上することができる。
本発明の実施形態における液体噴射記録装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドを示す斜視図である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドを示す斜視図であり、図2の反対側から見た斜視図である。 本発明の実施形態におけるヘッドチップの斜視図である。 本発明の実施形態におけるキャリッジユニットの要部を示す斜視図である。 本発明の実施形態における回動固定機構の斜視図である。 本発明の実施形態における回動固定機構の一部材であるスライドアームの斜視図である。 本発明の実施形態における回動固定機構の一部材であるスライドプレートの斜視図である。 本発明の実施形態における回動固定機構の一部材であるヘッド固定板の斜視図である。 本発明の実施形態における回動固定機構の一部材である回動アームの斜視図である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(1)である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(2)である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(3)である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(4)である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(5)である。 本発明の実施形態における液体噴射ヘッドとキャリッジとの回動固定方法の流れを説明する部分斜視図(6)である。
次に、本発明の実施形態について図1〜図16を用いて説明する。
(液体噴射記録装置)
図1は、液体噴射記録装置を示す斜視図である。液体噴射記録装置1は、紙などの被記録媒体Sを搬送する一対の搬送手段2,3と、被記録媒体Sにインクを吐出する液体噴射ヘッド4と、液体噴射ヘッド4にインクを供給するインク供給手段5と、液体噴射ヘッド4を被記録媒体Sの搬送方向(主走査方向)と略直交する方向(副走査方向)に走査させる走査手段6と、を備えている。
一対の搬送手段2,3は、それぞれ副走査方向に延設されたグリッドローラ20,30と、グリッドローラ20,30に平行して延設されたピンチローラ21,31と、グリッドローラ20,30を軸回転させるモータなどの図示せぬ駆動機構と、を備えている。
インク供給手段5は、インクが収容されたインクタンク50と、インクタンク50と液体噴射ヘッド4とを接続するインク供給管51と、を備えている。インクタンク50は、複数備えられており、具体的には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類のインクのインクタンク50Y,50M、50C,50Bが並べて設けられている。インク供給管51は、液体噴射ヘッド4(キャリッジユニット62)の動作に対応可能な可撓性を有するフレキシブルホースで構成されている。なお、キャリッジユニット62は、キャリッジ68に液体噴射ヘッド4が取り付けられた状態のことをいう。
走査手段6は、副走査方向に延設された一対のガイドレール60,61と、一対のガイドレール60,61に沿って摺動可能なキャリッジユニット62と、キャリッジユニット62を副走査方向に移動させる駆動機構63と、を備えている。駆動機構63は、一対のガイドレール60,61の間に配設された一対のプーリ64,65と、一対のプーリ64,65間に巻回された無端ベルト66と、一方のプーリ64を回転駆動させる駆動モータ67と、を備えている。一対のプーリ64,65は、一対のガイドレール60,61の両端部間にそれぞれ配設されており、副走査方向に間隔をあけて配置されている。無端ベルト66は一対のガイドレール60,61間に配設されており、この無端ベルトにはキャリッジユニット62が連結されている。キャリッジユニット62には複数の液体噴射ヘッド4が搭載されており、具体的には、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4種類のインクの液体噴射ヘッド4Y,4M,4C,4Bが副走査方向に並んで搭載されている。
(液体噴射ヘッド)
図2、図3は、液体噴射ヘッドを示す斜視図である。液体噴射ヘッド4は、キャリッジ68との連結部材である取付基板40と、インクを被記録媒体Sに向かって噴射するノズル孔13を備えた液体噴射ヘッドチップ(以下、単に「ヘッドチップ」という。)41と、インクをヘッドチップ41へ流通させる流路基板42と、各部材の支持部となるベースプレート44と、インクの吐出タイミングなどを制御するための配線基板45と、を備えている。なお、取付基板40およびベースプレート44は別体でもよいし、一体成形されていてもよい。また、取付基板40にはヘッドチップ41から漏れ出たインクを吸引するための吸引管39が取り付けられている。
取付基板40は、Z方向から見て略長方形状に形成されている。その長辺の中央部からベースプレート44の表面にかけて、取付基板40に切欠きが設けられている。その切欠きの奥面には、ヘッドチップ41が取り付けられている。
流路基板42は、ヘッドチップ41の一面側に取り付けられている。流路基板42の内部にはインクを流通させるための図示せぬ流通路が形成されており、流路基板42の上面には前記流通路に連通する流入口42aが形成されている。この流入口42aには、インクの圧力変動を吸収する圧力調整部49が連結されている。
ベースプレート44は、取付基板40の上面に略垂直に立設されており、その表面には配線基板45が取り付けられている。配線基板45には、ヘッドチップ41の動作を制御する制御回路45aが形成されている。配線基板45とヘッドチップ41との間は、フレキシブル基板46によって電気的に接続されている。
図4は、ヘッドチップの斜視図である。ヘッドチップ41には、インクが収容されるインク室10と、電圧を印加することにより変形可能な圧電素子で区切られ並列に配置された複数のチャネル17と、被記録媒体Sに向けてインク滴を吐出するノズル孔13と、が備えられている。
また、ヘッドチップ41は、所謂独立チャネルタイプのヘッドチップであって、スリット形成壁9によってインクが供給される溝とインクが供給されない溝を構成し、導電性のインクであっても短絡事故を生ずることなく、液滴を吐出することができる。なお、アクチュエータプレート15には、溝15bのそれぞれの側壁に沿ってフレキシブル基板46に接続された電極15cが設けられている。
さらに、ヘッドチップ41の構成は、この実施例に限られるものではない。例えば、スリット形成壁9を設けず、アクチュエータプレートに形成されている溝の全てにインクを供給するようにしても構わない。
具体的に説明すると、ヘッドチップ41は、いわゆる独立チャネルタイプのヘッドチップであって、ノズル孔13が形成されたノズルプレート14と、複数の圧電素子が間隔をあけて並列に立設され複数のチャネル17が形成されたアクチュエータプレート15と、インク室10が形成されたインク室プレート16と、ノズルプレート14を支持するためのノズルキャップ8と、を備えている。アクチュエータプレート15は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電材料からなる矩形プレートである。
図2、図3に示す液体噴射ヘッド4には、被記録媒体Sの記録面とヘッドチップ41のノズルプレート14とが平行に配置されるように、ノズルプレート14を下方に向けてヘッドチップ41が取り付けられている。液体噴射ヘッド4は、ヘッドチップ41のノズル孔13の配列方向が長手方向になり、その長手方向と直交する方向が短手方向になっている。すなわち液体噴射ヘッド4は、被記録媒体Sの記録面の法線方向から見て略長方形状に形成されている。以下では、液体噴射ヘッド4の長手方向をY方向、短手方向をX方向、被記録媒体Sの記録面の法線方向(高さ方向)をZ方向と呼ぶことにする。
図1に戻り、液体噴射記録装置1のキャリッジユニット62には、液体噴射ヘッド4が、長手方向(Y方向)を主走査方向に一致させ、短手方向(X方向)を副走査方向に一致させて搭載されている。またキャリッジユニット62には、複数の液体噴射ヘッド4がX方向に略等間隔に並んで搭載されている。そして、被記録媒体SをY方向に搬送し、キャリッジユニット62をX方向に移動させつつ、液体噴射ヘッド4からインク滴を噴射することで、被記録媒体Sに記録を行うようになっている。
(キャリッジユニット)
図5は、キャリッジユニット62の斜視図であり、キャリッジ68の基台部68aに液体噴射ヘッド4が取り付けられた状態の斜視図である。なお、キャリッジ68の基台部68aは、液体噴射ヘッド4が搭載される部分であり、被記録媒体Sの記録面と水平に配置される。また、図5ではキャリッジ68の基台部68aのみを図示し、その他の部分は図示を省略している。
キャリッジ68は、アルミニウム合金やステンレスなどの金属材料で形成されている。キャリッジ68の基台部68aには、液体噴射ヘッド4の取付基板40を収容可能な収容部として溝部70が形成されている。溝部70は、Z方向から見て、液体噴射ヘッド4より一回り大きい略長方形状に形成されている。なお、溝部70の平面視略中央には、液体噴射ヘッド4から噴射されたインク滴が通過する開口が形成されており、溝部70の+Y方向の端部には液体噴射ヘッド4のノズルプレート14と当接する規制部55(図14参照)が形成されている。
図3に戻り、液体噴射ヘッド4の取付基板40における+Y方向の側面には、+Y方向に突出する第1突起47が形成されている。この第1突起47が、溝部70の+Y方向の側面に当接することで、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68に対してY方向に位置決めされるようになっている。また、液体噴射ヘッド4の取付基板40における+X方向の側面には、+X方向に突出する一対の第2突起48a,48bが形成されている。そのうち一方の第2突起48aは取付基板40の−Y方向側寄りの位置に形成され、他方の第2突起48bは取付基板40の+Y方向側寄りの位置に形成されている。これら一対の第2突起48a,48bが、溝部70の+X方向の側面に当接することで、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68に対してX方向に位置決めされるようになっている。
(回動固定機構)
次に、キャリッジ68と液体噴射ヘッド4との連結箇所の構成(回動固定機構)について説明する。
図5、図6に示すように、キャリッジ68の基台部68aの上面には凹部69が形成され、凹部69に回動固定機構80が設けられている。回動固定機構80は、Y方向に移動可能なスライドアーム71と、スライドアーム71とともにY方向に移動可能なスライドプレート81と、スライドプレート81の移動にともなってX方向およびY方向に移動可能なヘッド固定板82と、液体噴射ヘッド4が連結されたヘッド固定板82およびスライドプレート81を回動可能な回動アーム83と、回動アーム83の回動中心となる回動軸84と、を備えている。
凹部69は、基台部68aの−Y方向側の端部から溝部70に連接する大きさで形成されている。凹部69の上面69aにはY方向に沿って一対のラック72,73が設けられている。一対のラック72,73には後述する歯車部100が噛合するラックギヤ74が形成されている。また、一対のラック72,73は、スライドアーム71の幅と略同一の大きさの間隔を空けて平行に配置されている。さらに一対のラック72,73のX方向およびY方向の略中間の位置にはネジ穴(不図示)が形成されており、スライドアーム71を配置した状態で押さえネジ75を螺合することにより、スライドアーム71をY方向に移動可能に支持することができる。
図7に示すように、スライドアーム71は、凹部69の上面69aに当接される平板部76と、平板部76の+Y方向端部におけるX方向の両端に立設され、回動軸84が挿通される貫通孔77がそれぞれ形成された回動軸支持部78,78と、を備えている。平板部76にはY方向に沿って開口された長孔79が形成されている。この長孔79に押さえネジ75を挿通して、押さえネジ75をキャリッジ68のネジ穴に螺合することにより、スライドアーム71をY方向に沿って移動可能に支持することができる。なお、スライドアーム71をキャリッジ68に取り付けると、一対のラック72,73によりスライドアーム71のX方向の移動は規制され、スライドアーム71はY方向のみに移動可能になっている。
図8に示すように、スライドプレート81は、後述する回動アーム83の平板部101に当接される平板部85と、平板部85の−Y方向端部におけるX方向の両端に立設され、回動軸84が挿通される貫通孔86がそれぞれ形成された回動軸支持部87,87と、を備えている。平板部85には、平面視においてX方向およびY方向にそれぞれ所定間隔空けた位置に2本の押さえネジ88,89を螺合できるネジ穴(不図示)が形成されている。つまり、2本の押さえネジ88,89を結ぶ直線が、X方向およびY方向と交差するように構成されている。また、平板部85における+X側の側面には+X方向に突出した板状の規制部90が形成され、−X側の側面には−X方向に突出した板状の規制部91が形成されている。規制部90,91は、凹部69に設けられた板バネ部材92,92に嵌合されることにより−Z方向から+Z方向へ押圧され、液体噴射ヘッド4のZ方向の位置決めをするようになっている。なお、規制部90,91および板バネ部材92,92は互いに嵌合容易にするためにテーパ部がそれぞれ形成されている。
図9に示すように、ヘッド固定板82は、スライドプレート81の平板部85に摺動可能に当接される平板部93と、平板部93の+Y方向にクランク配置された平板部94と、平板部93と平板部94とを連結する連結部97と、を備えている。平板部93には、押さえネジ88,89が摺動可能な長孔95が形成されている。長孔95は、2本の押さえネジ88,89を結ぶ直線と同一の方向に開口が延設されている。つまり、スライドプレート81をY方向に移動させた場合、ヘッド固定板82はX方向およびY方向に移動可能になっている(後に詳述する)。また、平板部94にはZ方向に延設された一対のネジ穴96,96が形成されている。ネジ穴96,96は、液体噴射ヘッド4の取付基板40のネジ挿通孔43,43(図2参照)に対応した位置に形成され、ネジ38,38(図5参照)をネジ挿通孔43,43に通して、ネジ穴96,96で螺合することにより、液体噴射ヘッド4とヘッド固定板82とを連結することができる。
図10に示すように、回動アーム83は、凹部69に対して当接・離反可能に構成される平板部101と、平板部101の−Y方向端部におけるX方向の両端に立設され、回動軸84が挿通される長孔98,98がそれぞれ形成された回動軸案内部99,99と、を備えている。長孔98は、平板部101が凹部69に当接した状態において、Y方向に沿って開口されている。つまり、長孔98に挿通される回動軸84がY方向に沿って移動できるようになっている。なお、回動軸84が長孔98の−Y方向端部に位置したときに、回動軸84が回動アーム83の回動中心になるように構成されている。また、回動軸案内部99における外周の一部には、ラック72,73に形成されたラックギヤ74と噛合する歯車部100が形成されている。歯車部100とラックギヤ74とが噛合することで、回動アーム83が回動軸84を中心に回動するようになっている。
図6に戻り、回動固定機構80の各部材を組み合わせた状態で、回動軸84は内側に配されたスライドプレート81の回動軸支持部87,87の貫通孔86,86および該回動軸支持部87,87のX方向外側に配されたスライドアーム71の回動軸支持部78,78の貫通孔77,77に挿通され、さらに回動軸支持部78,78のX方向外側に配された回動アーム83の回動軸案内部99,99の長孔98,98に挿通された状態で配されている。
そして、スライドアーム71およびスライドプレート81がY方向に移動すると、同じく回動軸84もY方向に移動するようになっている。このとき、回動軸84は回動アーム83の長孔98に沿って移動する。なお、回動アーム83の回動軸案内部99,99は、歯車部100がラックギヤ74に噛合している。
(液体噴射ヘッドの回動・固定方法)
次に、本実施形態のキャリッジユニットにおける液体噴射ヘッドの回動・固定方法について図11〜図16を用いて説明する。なお、ここでは液体噴射ヘッド4をメンテナンスのためにキャリッジ68の基台部68aに対して起き上がらせた状態から、液体噴射ヘッド4をキャリッジ68の基台部68aに固定させるまでの動きについて説明する。
図11に示すように、基台部68aに対して回動アーム83の平板部101が略90°度回動した状態に保持することで、液体噴射ヘッド4のノズルプレート14が水平方向に向く。この状態で、図示しないメンテナンス装置を用いて液体噴射ヘッド4のメンテナンスを実行する。メンテナンスが完了したら、液体噴射ヘッド4を基台部68aに固定するためにスライドアーム71を+Y方向(矢印方向)に押圧して移動開始する。なお、スライドアーム71を移動させるには図示しないモータなどの駆動装置を用いる。
スライドアーム71を移動させると、まず回動アーム83の歯車部100と基台部68aに設けられたラックギヤ74とが噛合して、歯車部100が回動する。歯車部100が回動することで、回動アーム83に支持されているスライドプレート81、ヘッド固定板82およびヘッド固定板82に連結された液体噴射ヘッド4も同時に回動する。なお、歯車部100が回動することで、回動アーム83はラックギヤ74上を+Y方向に移動する。
図12に示すように、スライドアーム71を+Y方向にさらに移動させることで、液体噴射ヘッド4が基台部68a側へと徐々に降りてくる。
図13に示すように、回動アーム83の平板部101が基台部68aの凹部69の上面69aに当接した段階で、回動アーム83の回動が完了する。このとき、液体噴射ヘッド4のノズルプレート14は被記録媒体Sの記録面と略平行になる位置で保持されている。
図14は図13の状態を別の視点から見た斜視図である。この時点では、液体噴射ヘッド4はまだ基台部68aには固定されていない。そこで、液体噴射ヘッド4を基台部68aに固定するために、スライドアーム71をさらに+Y方向に移動させる。
図15に示すように、スライドアーム71を+Y方向に移動させると、スライドアーム71とスライドプレート81とは回動軸84で連接されているため、スライドプレート81も+Y方向に移動する。このとき回動軸84は長孔98に案内されるようにして+Y方向に移動する。スライドプレート81が+Y方向に移動すると、スライドプレート81に取り付けられた押さえネジ88,89が同じく+Y方向に移動しようとする。ここで、押さえネジ88,89はヘッド固定板82の長孔95に挿通されているため、押さえネジ88,89の移動に応じてヘッド固定板82が移動する。また、長孔95がX方向およびY方向に対して交差する方向に開口されているため、ヘッド固定板82はX方向およびY方向に移動可能である。具体的には、長孔95の長軸の向きが+Y方向から所定角度−X方向側へ傾いた方向で形成されているため、押さえネジ88,89が+Y方向に移動すると、ヘッド固定板82は+X方向および+Y方向に移動できるようになっている。
ここで、スライドプレート81およびヘッド固定板82を+Y方向に移動すると、まず液体噴射ヘッド4が+Y方向に移動する。すると、液体噴射ヘッド4の取付基板40の+Y側の先端部における−X側の端部40aが、基台部68aに設けられた板バネ部材102に当接する。板バネ部材102は、液体噴射ヘッド4の取付基板40を+X方向へ付勢する。さらに、スライドアーム71を+Y方向に移動させると、取付基板40と板バネ部材102との当接箇所が支点となり、スライドプレート81が+Y方向に移動すると、押さえネジ88,89が長孔95内を摺動する。すると、ヘッド固定板82は+X方向および+Y方向に移動し、それに合わせて液体噴射ヘッド4も+X方向および+Y方向へ移動する。
略同時に、液体噴射ヘッド4の取付基板40の+Y側の先端部における上面40bが、基台部68aに設けられた板バネ部材103に当接する。板バネ部材103は、液体噴射ヘッド4の+Y方向の端部である先端側において、該液体噴射ヘッド4を+Z方向へ付勢する。さらに、スライドプレート81の規制部90,91が、基台部68aに設けられた板バネ部材92,92に嵌合される。板バネ部材92は、液体噴射ヘッド4の−Y方向の端部である根元側において、スライドプレート81を+Z方向へ付勢することにより液体噴射ヘッド4を+Z方向へ付勢する。
図16に示すように、スライドアーム71を+Y方向にさらに移動させる。すると、液体噴射ヘッド4の取付基板40の端部40aが、板バネ部材102に案内および押圧されて、液体噴射ヘッド4をさらに+X方向へ移動させる。そして、液体噴射ヘッド4の取付基板40に形成された一対の第2突起48a,48b(図3参照)が溝部70の側面に当接するまで液体噴射ヘッド4は+X方向へ移動する。なお、本実施形態では第2突起48bが溝部70の側面に当接した後に、第2突起48aが溝部70の側面に当接することとなる。これにより、液体噴射ヘッド4のX方向の位置決めが完了する。
また、略同時に、液体噴射ヘッド4の取付基板40に形成された第1突起47が溝部70の側面に当接する。これにより、液体噴射ヘッド4のY方向の位置決めが完了する。
さらに、液体噴射ヘッド4の先端側において、液体噴射ヘッド4の取付基板40の上面40bが板バネ部材103により+Z方向に押圧されるとともに、取付基板40が溝部70に形成された規制部55(図15参照)に当接することにより液体噴射ヘッド4の先端側におけるZ方向の位置決めが完了する。また、略同時に、板バネ部材92,92がスライドプレート81の規制部90,91を付勢することにより、液体噴射ヘッド4の根元側におけるZ方向の位置決めが完了する。これにより、液体噴射ヘッド4のZ方向の位置決めが完了する。
液体噴射ヘッド4のXYZ方向の位置決めが完了した時点で、液体噴射ヘッド4はキャリッジ68の基台部68aに固定されることとなる。なお、液体噴射ヘッド4が基台部68aに固定された状態で、液体噴射ヘッド4のノズルプレート14と液体噴射記録装置1に供給される被記録媒体Sの記録面とは平行になっている。また、スライドアーム71をY方向に移動させるための駆動装置(不図示)には、トルクリミッターが設けられており、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68の所望の位置に配置固定された状態で保持されることとなる。
一方、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68に固定された状態で、液体噴射ヘッド4を基台部68aから固定解除して、メンテナンスのために液体噴射ヘッド4を引き起こすには、上述した動作とは逆に、スライドアーム71を−Y方向に移動させるだけで実現することができる。
本実施形態によれば、キャリッジ68に対して液体噴射ヘッド4を移動させるスライドアーム71をY方向に沿って移動させる簡便な機構で、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68におけるXYZ方向のすべての方向の位置決めがなされる。また、板バネ部材92,102,103で液体噴射ヘッド4を押圧することにより、液体噴射ヘッド4を所望の位置の方向へ確実に案内するとともに、所望の位置で保持させることができる。したがって、キャリッジ68に対する液体噴射ヘッド4の位置決め精度を向上することができる。
また、液体噴射ヘッド4をキャリッジ68に取り付けた後に、さらに位置決め調整作業を行う必要がないため、生産効率を向上することができる。また、液体噴射ヘッド4を取り付け・取り外しする際の位置再現性に優れているため、被記録媒体Sへの記録精度を向上することができる。
また、板バネ部材92,103を液体噴射ヘッド4のY方向の両側に対応する位置に配置したため、液体噴射ヘッド4のY方向の両側で+Z方向に略均等な力で押圧することができ、位置決め精度をさらに向上することができる。
また、液体噴射ヘッド4の取付基板40の側面に第1突起47および第2突起48a,48bをそれぞれ形成したため、第1突起47および第2突起48a,48bが溝部70の側面に当接して液体噴射ヘッド4の位置決めがされるため、液体噴射ヘッド4の位置決めを精度良く行なうことができる。
また、溝部70の+Y方向端部に液体噴射ヘッド4の取付基板40が当接される規制部55を形成したため、液体噴射ヘッド4のZ方向の位置決めを精度良く行なうことができる。
さらに、キャリッジ68に対して液体噴射ヘッド4を回動させる回動アーム83を配し、スライドアーム71をY方向に沿って移動させるだけで、液体噴射ヘッド4がキャリッジ68に対して回動できるように構成したため、簡便な機構で液体噴射ヘッド4を回動させることができる。また、液体噴射ヘッド4をキャリッジ68に対して回動可能に構成することにより、液体噴射ヘッド4をキャリッジ68から引き起こした状態でメンテナンスを行うことができる。したがって、液体噴射ヘッド4を記録領域外へ一旦移動させてからメンテナンスを行う必要がなくなり、効率よくメンテナンスを行うことができる。また、メンテナンス時に必要なメンテナンス装置を記録領域の側方に設置する必要がなくなるため、装置幅を縮小することができる。
そして、液体噴射記録装置1は、上述のキャリッジユニット62と、キャリッジユニット62を移動させる走査手段6と、被記録媒体Sを搬送する一対の搬送手段2,3と、を備えているため、キャリッジ68に対して精度良く液体噴射ヘッド4が位置決めされ、液体噴射ヘッド4のノズル孔13から被記録媒体Sの記録面に対して精度良くインクを噴射することが可能になる。したがって、記録精度に優れた液体噴射記録装置1を提供することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な材料や層構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では1個のキャリッジ68に4個の液体噴射ヘッド4を搭載したが、1個のキャリッジ68に搭載する液体噴射ヘッド4の個数は、3個以下でも5個以上でもよい。
また、上記実施形態では複数の液体噴射ヘッド4を直線状に配列したが、千鳥状に配列してもよい。
また、上記実施形態では液体噴射ヘッド4の長手方向(ノズル孔13の配列方向)がキャリッジ68の副走査方向と直交するように液体噴射ヘッド4を配置したが、液体噴射ヘッド4の長手方向がキャリッジ68の副走査方向と直角以外の角度で交差するように液体噴射ヘッド4を配置してもよい。これにより、主走査方向における液体噴射ピッチが小さくなるので、高精細な記録を行うことができる。
また、上記実施形態では、第1突起47および第2突起48a,48bを液体噴射ヘッド4の側面に形成したが、キャリッジ68における溝部70の側面に形成してもよい。
また、上記実施形態では、キャリッジ68に設けた板バネ部材92,102,103により液体噴射ヘッド4を所望の方向へ押圧するようにしたが、液体噴射ヘッド4に板バネ部材などの付勢部材を設けてもよい。
1…液体噴射記録装置 2,3…搬送手段(被記録媒体搬送手段) 4…液体噴射ヘッド 6…走査手段(キャリッジ移動手段) 13…ノズル孔(噴射孔) 47…第1突起 48a,48b…第2突起 55…規制部 62…キャリッジユニット 68…キャリッジ 70…溝部(収容部) 74…ラックギヤ(ギヤ部) 81…スライドプレート(スライド部材) 82…ヘッド固定板(ヘッド支持部材) 83…回動アーム(回動部材) 84…回動軸 88…押さえネジ(ピン) 89…押さえネジ(ピン) 92…板バネ部材(第2付勢部材) 95…長孔(ガイド溝) 98…長孔 100…歯車部 102…板バネ部材(第1付勢部材) 103…板バネ部材(第2付勢部材) S…被記録媒体

Claims (8)

  1. 被記録媒体の記録面に液体を噴射する複数の噴射孔が配列された液体噴射ヘッドと、
    該液体噴射ヘッドが固定された状態で、前記記録面と平行に相対移動するキャリッジと、を備えたキャリッジユニットであって、
    前記液体噴射ヘッドにおける前記複数の噴射孔の配列方向を長手方向とし、前記長手方向と直交する方向を短手方向とし、前記長手方向および前記短手方向と直交する方向を高さ方向として、
    前記キャリッジに、
    前記液体噴射ヘッドを支持可能に構成されるとともに、前記長手方向および前記短手方向と交差する方向にガイド溝が形成されたヘッド支持部材と、
    前記ガイド溝に沿って移動可能なピンが形成され、前記長手方向に沿って移動可能なスライド部材と、が備えられ、
    該スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、
    前記液体噴射ヘッドと前記キャリッジとが当接して、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記長手方向に対する位置決めがされ、
    前記ピンが前記ガイド溝に沿って移動することで前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジの前記短手方向に沿って移動し、前記液体噴射ヘッドを前記キャリッジの幅方向に押圧可能な第1付勢部材により前記液体噴射ヘッドを押圧し、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記短手方向に対する位置決めがされ、
    前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記キャリッジの高さ方向に押圧可能な第2付勢部材により前記液体噴射ヘッドを押圧し、前記キャリッジにおける前記液体噴射ヘッドの前記高さ方向に対する位置決めがされ、
    前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して固定可能に構成されていることを特徴とするキャリッジユニット。
  2. 前記第2付勢部材が、前記液体噴射ヘッドの前記長手方向における両側に対応した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリッジユニット。
  3. 前記キャリッジに、前記液体噴射ヘッドの少なくとも一部を収容する収容部が形成され、
    前記長手方向および前記短手方向における前記液体噴射ヘッドおよび前記収容部のうち一方の側面には、前記長手方向に突出する第1突起と、前記短手方向に突出する第2突起と、が形成され、
    前記第1突起および前記第2突起が、前記液体噴射ヘッドおよび前記収容部のうち他方の側面に当接することで、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して前記長手方向および前記短手方向に位置決めされるように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のキャリッジユニット。
  4. 前記収容部に、前記液体噴射ヘッドにおける前記噴射孔が形成された側の噴射面に当接可能な規制部が形成され、
    前記噴射面が前記規制部に当接することで、前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して前記高さ方向に位置決めされるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキャリッジユニット。
  5. 前記スライド部材における前記短手方向に沿って回動軸が設けられ、
    少なくとも一部に歯車部が形成され、該歯車部の回動中心に前記回動軸が配設されるとともに、該回動軸が前記長手方向に移動可能な長孔が形成された回動部材が前記ヘッド支持部材に連接され、
    前記キャリッジに、前記歯車部に噛合するギヤ部が前記長手方向に沿って形成され、
    前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに固定されている状態から固定解除する方向に前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記回動軸が前記長孔内を移動し、
    前記回動軸が前記回動中心の位置まで移動した後、さらにスライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記歯車部が前記ギヤ部に噛合して、前記液体噴射ヘッドが前記回動軸を中心として前記キャリッジに対して回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のキャリッジユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のキャリッジユニットと、
    該キャリッジユニットを移動させるキャリッジ移動手段と、
    前記被記録媒体を搬送する被記録媒体搬送手段と、を備えていることを特徴とする液体噴射記録装置。
  7. 被記録媒体の記録面に液体を噴射する複数の噴射孔が配列された液体噴射ヘッドと、
    該液体噴射ヘッドが固定された状態で、前記記録面と平行に相対移動するキャリッジと、を備えたキャリッジユニットにおける液体噴射ヘッドの固定方法であって、
    前記液体噴射ヘッドにおける前記複数の噴射孔の配列方向を長手方向とし、前記長手方向と直交する方向を短手方向とし、前記長手方向および前記短手方向と直交する方向を高さ方向として、
    前記キャリッジに、
    前記液体噴射ヘッドを支持可能に構成されるとともに、前記長手方向および前記短手方向と交差する方向にガイド溝が形成されたヘッド支持部材と、
    前記ガイド溝に沿って移動可能なピンが形成され、前記長手方向に沿って移動可能なスライド部材と、が備えられ、
    前記ヘッド支持部材に前記液体噴射ヘッドを支持した状態で、前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、
    前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記長手方向に固定する長手方向固定工程と、
    前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記短手方向に固定する短手方向固定工程と、
    前記キャリッジに対して前記液体噴射ヘッドを前記高さ方向に固定する高さ方向固定工程と、が完了することを特徴とする液体噴射ヘッドの固定方法。
  8. 前記スライド部材における前記短手方向に沿って回動軸が設けられ、
    少なくとも一部に歯車部が形成され、該歯車部の回動中心に前記回動軸が配設されるとともに、該回動軸が前記長手方向に移動可能な長孔が形成された回動部材が前記ヘッド支持部材に連接され、
    前記キャリッジに、前記歯車部に噛合するギヤ部が前記長手方向に沿って形成され、
    前記液体噴射ヘッドが前記キャリッジに対して固定解除されている状態から固定する方向に前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、
    前記歯車部が前記ギヤ部に噛合して、前記液体噴射ヘッドが前記回動軸を中心として前記キャリッジに対して回動する工程と、
    前記キャリッジと前記回動部材とが当接し、前記液体噴射ヘッドの前記キャリッジに対する回動が停止した後、さらに前記スライド部材を前記長手方向に沿って移動させることで、前記スライド部材に設けられた前記回動軸が前記長孔内を移動する工程と、を有し、
    前記スライド部材が前記長手方向に沿って移動することで、前記長手方向固定工程、前記短手方向固定工程および前記高さ方向固定工程が完了することを特徴とする請求項7に記載の液体噴射ヘッドの固定方法。
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