JP2010199832A - リモートコントローラ - Google Patents

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征慶 南山
Eiji Yasuda
英司 安田
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Abstract

【課題】被制御機器の操作性やメンテナンス性を高めると共に、被制御機器の増設を容易に行うことができるリモートコントローラを提供する。
【解決手段】リモートコントローラ1が無線通信部2を介して送信した固有アドレスデータを含む制御信号に基づいて、検査装置51、52、61、62...のカメラ51aの感度又は撮像範囲、画像処理装置51bの閾値等を遠隔制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、工場等の生産現場に設置されている各種機器の動作を遠隔制御するリモートコントローラに関する。
近年工業製品の安全性や品質基準の高まりを受け、その生産現場には、画像処理機等を備えた種々の検査装置が配設されている。そのため、生産設備の内外では、検査装置に接続される配線が密集し、検査装置の操作、メンテナンス及び新たな設備の増設等が困難な状況となっている。なお、特許文献1には、個々の端末のアドレスを光ワイヤレス通信によって設定する技術が示されている。この技術においては、アドレス等の設定の際に、端末に設定器を近づける必要があるため、使い勝手に問題がある。
特開2000−188788号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、検査装置等の被制御機器を無線通信を用いて遠隔制御可能とすることにより、被制御機器の操作性やメンテナンス性を高めると共に、被制御機器の増設を容易に行うことができるリモートコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、複数の被制御機器との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記複数の被制御機器のそれぞれの固有アドレスデータを記憶する記憶手段と、前記無線通信手段及び前記記憶手段を制御する制御手段を備え、前記無線通信手段を介して送信した前記固有アドレスデータのうちのいずれか1つを含む制御信号に基づいて、前記制御信号に含まれる固有アドレスデータに対応する被制御機器を遠隔制御することを特徴とするリモートコントローラである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のリモートコントローラにおいて、前記被制御機器は、前記固有アドレスデータを定期的に送信し、前記制御手段は、前記被制御機器から定期的に送信され、前記無線通信手段によって受信される前記固有アドレスデータに基づいて、通信可能な被制御機器を特定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のリモートコントローラにおいて、前記制御手段は、前記複数の被制御機器のそれぞれ固有アドレスデータと該被制御機器の名称とを関連づけて、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のリモートコントローラにおいて、前記記憶手段に記憶された固有アドレスデータに対応する被制御機器に関する情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のリモートコントローラにおいて、前記制御手段は、前記無線通信手段と前記複数の被制御機器との通信状態を、前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は請求項5に記載のリモートコントローラにおいて、前記制御手段は、前記無線通信手段に通信可能な被制御機器を検索させ、検索された被制御機器に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載のリモートコントローラにおいて、前記制御手段は、前記無線通信手段によって検索された通信可能な被制御機器の固有アドレスデータを、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載のリモートコントローラにおいて、前記記憶手段は、前記複数の被制御機器のそれぞれ固有アドレスデータと該被制御機器の名称とを関連づけて記憶し、前記制御手段は、前記記憶手段によって記憶されている被制御機器の名称を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のリモートコントローラにおいて、前記被制御機器は、工場内の生産ラインに配設され、製品の良否を判定する検査装置であり、前記製品の良否判定に用いる閾値を遠隔制御により設定可能であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9に記載のリモートコントローラにおいて、前記検査装置は、前記製品を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力された画像データを処理することにより、製品の良否を判定する画像処理手段を備え、前記撮像手段の感度及び/又は撮像範囲を遠隔制御により設定可能であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載のリモートコントローラにおいて、前記被制御機器とは有線によっても通信可能であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、固有アドレスデータを含む制御信号に基づいて、各被制御機器を遠隔制御するので、無線通信可能な複数の被制御機器のうち、特定の被制御機器について個別に遠隔制御できるようになる。これにより、特に被制御機器が密集して存在する工場内等において、被制御機器の操作性やメンテナンス性を高めると共に、被制御機器の増設を容易に行うことが可能となる。
請求項2の発明によれば、受信した固有アドレスデータに基づいて、通信可能な被制御機器を特定するので、通信可能な相手方の被制御機器を容易に特定することができ、被制御機器の設定変更、また、被制御機器の増設及び、レイアウト変更時の設定変更を一層容易に行なえる。
請求項3の発明によれば、被制御機器の管理者たるユーザによって付与された名称を固有アドレスデータに関連づけることができる。これにより、ユーザは、リモートコントローラの操作において、被制御機器の固有アドレスデータを意識することなく、任意の名称を用いて被制御機器を特定することができ、リモートコントローラの使い勝手が向上する。
請求項4の発明によれば、表示手段に表示された被制御機器を参照することにより、ユーザは、記憶手段に記憶されている被制御機器を容易に確認することができ、リモートコントローラの使い勝手が向上する。
請求項5の発明によれば、表示手段を参照することにより、無線通信手段の通信状態を容易に確認することができ、リモートコントローラの使い勝手が向上する。
請求項6の発明によれば、無線通信手段によって通信可能な被制御機器が表示手段に表示されるので、ユーザーにとって登録またはスキャンした被制御機器の視認性・判別性を高めリモートコントローラの使い勝手が向上する。
請求項7の発明によれば、表示手段に被制御機器の名称が表示されるので、ユーザはその表示を確認することにより、被制御機器を容易に特定でき、リモートコントローラの使い勝手が向上する。
請求項8の発明によれば、無線通信手段によって検索された被制御機器の固有アドレスデータが記憶手段に記憶されるので、既に記憶された被制御機器に関しては再度検索する必要がなくなり、被制御機器のメンテナンスを一層容易に行えるようになる。
請求項9の発明によれば、検査装置の閾値の設定を遠隔制御により容易に行えるようになり、検査装置の操作性やメンテナンス性を高めることができる。
請求項10の発明によれば、撮像手段の感度及び/又は撮像範囲の設定を遠隔制御により容易に行えるようになり、検査装置の操作性やメンテナンス性を高めることができる。
請求項11の発明によれば、被制御機器とは有線によっても通信可能であるので、無線通信が確立できない場合であっても、有線によって被制御機器を遠隔制御可能となる。
本発明の一実施形態によるリモートコントローラとそれによって制御される検査装置との関係を示す図。 同リモートコントローラの外観を示す斜視図。 同リモートコントローラの構成を示すブロック図。 同リモートコントローラの電源がオンされたときの動作を示すフローチャート。 図4に引き続き、同リモートコントローラの動作を示すフローチャート。
本発明の一実施形態によるリモートコントローラについて図面を参照して説明する。図1はリモートコントローラ及びそれによって遠隔制御される被制御機器の一例を示している。リモートコントローラ1によって制御される被制御機器は、例えば第1生産ライン上に配設されている検査装置51、52...であり、また第2生産ライン上に配設されている検査装置61、62...である。本実施形態においては、リモートコントローラ1と検査装置51、52、62とは無線により通信され、リモートコントローラ1と検査装置61とは着脱可能なケーブル61cを介して有線により通信されるものとする。
リモートコントローラ1によって制御される検査装置51は、カメラ(撮像手段)51aと、画像処理機(画像処理手段)51bとを有し、画像処理機51bがリモートコントローラ1と無線又は有線により通信を実行する。カメラ51aは、第1生産ライン上を搬送される製品を撮像して画像データを出力する。画像処理機51bは、カメラ51aから出力された画像データを処理することにより、製品の良否を判定する。例えば、画像処理機51bは、画像処理されたデータを解析して、製品の欠損や製品に刻印されたバーコード等の不良を検査する。製品の良否判定は、解析された数値を所定の閾値と比較することによりなされる。このとき用いられる閾値は、画像処理機51bの内部メモリに記憶されている。内部メモリに記憶されている閾値は、リモートコントローラ1から適宜更新可能である。また、カメラ51aの感度及び/又は撮像範囲は、リモートコントローラ1から制御信号を出力することによって適宜更新可能である。
同様に、検査装置52はカメラ52aと画像処理機52bとを、検査装置61はカメラ61aと画像処理機61bとを、検査装置62はカメラ62aと画像処理機62bとをそれぞれ有している。カメラ61a、62aは、第1生産ライン上を搬送される製品を撮像して画像データを出力する。各検査装置51、52、61、62...には、各生産ラインの管理者によって固有の名称が付与されている。例えば、検査装置51には、「第1生産ラインの欠損検査装置」、検査装置52には、「第1生産ラインのバーコード検査装置」等の名称が付与されている。上記名称においては、「第1生産ライン」の替わりにラインによって生産される製品の名称等を付与してもよい。検査装置61、62についても同様である。
各検査装置51、52、61、62...には、リモートコントローラ1との通信のために固有のアドレスデータが付与されている。このアドレスデータの例としては、MACアドレス(Media Access Control address)データが挙げられる。MACアドレスデータによってリモートコントローラ1が通信を行う相手方の装置が特定される。
図2及び図3は、リモートコントローラ1の外観及び電気的構成を示している。リモートコントローラ1は、無線通信部(無線通信手段)2と、メモリ(記憶手段)3と、表示部(表示手段)4と、操作部5と、出力部6と、外部接続部7と、電源部8と、制御部(制御手段)9等を有している。
無線通信部2は、アンテナ11を介して各検査装置51、52、61、62との間で無線通信を行う。無線通信部2は、例えば、特定小電力無線、無線LAN、Bluetooth、Zigbee又はUWB(Ultra Wideband)の規格に準拠するものとする。メモリ3は、各検査装置51、52、61、62に付与されているMACアドレスデータを、各検査装置51、52、61、62に固有の名称と関連づけて記憶する。
表示部4は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等によって構成され、リモートコントローラ1が通信を行う相手方の装置に関する情報を表示する。リモートコントローラ1が通信を行う相手方の装置に関する情報とは、例えば、各検査装置51、52、61、62に付与されている名称やMACアドレスデータ及び各検査装置51、52、61、62との通信状態等である。また、必要に応じて、リモートコントローラ1によって設定される上記閾値、カメラ51a等の感度及び/又は撮像範囲等に関する情報が表示される。
操作部5は、ユーザによって操作されるレバー12、ボタン13、14を有している。レバー12、ボタン13、14の操作に応じた信号を制御部9に入力する。例えば、ボタン14を一定時間以上押し続ける(長押しする)ことにより、リモートコントローラ1の電源のオン/オフ制御が可能とされている。有線ケーブルの接続時又は各検査装置51、52、61、62との通信時以外は、無線通信部2をスタンバイ状態とするか、リモートコントローラ1の電源をオフとすることにより省電力化を図ることができる。また、レバー12、ボタン13の操作は、表示部4に出力される表示と連動している。
出力部6は、LED(発光ダイオード)又はスピーカ等によって構成され、各検査装置51、52、61、62等との通信状態をユーザに通知する機能を有している。例えば、無線通信部2と各検査装置51、52、62とが無線通信を行っているとき、LEDを発光、又はスピーカがブザー音を出力する。外部接続部7は、例えばUSB(Universal Serial Bus)やRS232Cの規格に準拠する端子を有し、各検査装置61等とケーブルを介して接続可能とされる。
電源部8は、リチウム電池等の2次電池を有し、無線通信部2、メモリ3、表示部4、操作部5、出力部6、外部接続部7、及び制御部9に電力を供給する。2次電池は、例えば、外部接続部7に接続されるUSBケーブルを介して充電される。充電時には、出力部6のLEDが点灯される。制御部9は、無線通信部2、メモリ3、表示部4、操作部5、出力部6、外部接続部7、及び電源部8の制御を司る。例えば、制御部9は、無線通信部2に通信可能な検査装置51、52、61、62...を検索させ、その検索結果を表示部4に表示させる。
図4及び図5は、リモートコントローラ1の電源がオンされたときの動作を示している。リモートコントローラ1の電源がオンされると(#1)、制御部9は、例えば無線通信部2及び外部接続部7から入力される信号に基づいて通信方式を判定する(#2)。通信方式が有線の場合(#3においてNO)、接続先を認識し(#4においてOK)、有線接続を試みる(#5)。有線にて接続が確立されると(#6においてYES)、通信を開始する(#7)。この通信においては、例えば、製品の良否判定のための閾値やカメラ61aの感度、撮像範囲等に関する制御信号がリモートコントローラ1から検査装置61等に送信される。接続先が認識できない場合は(#4においてNG)、表示部4にその旨を表示させて処理を終了する(#8)。また、有線にて接続が確立されない場合には(#6においてNO)、再接続するか否かをユーザに問い(#9)、再接続する場合には(#9においてYES)、#5に戻る。再接続しない場合には(#9においてNO)表示部4に無線通信に関するメニュー画面を表示させて処理を終了する(#10)。
一方、通信方式が無線の場合(#3においてYES)、表示部4に無線通信に関するメニュー画面を表示させ(#11)、メモリに登録(記憶)されている被制御機器を一覧表示させる(#12)。この一覧表示の中にユーザが接続させたい接続先が存在すれば(#13においてYES)、その接続先の被制御機器を選択し(#14)、無線接続を試みる(#15)。無線にて接続が確立されると(#16においてYES)、通信を開始する(#17)。この通信においては、例えば、製品の良否判定のための閾値やカメラ51a等の感度、撮像範囲等に関する制御信号がリモートコントローラ1から検査装置51等に送信される。無線にて接続が確立されない場合には(#16においてNO)、再接続するか否かをユーザに問い(#18)、再接続する場合には(#18においてYES)、#15に戻る。再接続しない場合には(#18においてNO)表示部4に無線通信に関するメニュー画面を表示させて処理を終了する(#19)。
一覧表示の中にユーザが接続させたい接続先が存在しない場合には(#13においてNO)、ユーザによってスキャンボタン(例えばボタン14)が操作され(#21)、リモートコントローラ1がいずれかの被制御機器と通信中でなければ(#22においてNO)、通信可能な被制御機器の検索(検査装置のスキャン)を開始する(#23)。被制御機器との通信の可否は、例えば受信した信号の電界強度に基づいて判断する。通信可能な被制御機器が存在すれば(#24においてYES)、その被制御機器の固有アドレスデータに関する情報を受信し(#25)、その固有アドレスデータに基づいて表示部4に被制御機器の名称を表示させ(#26)、ユーザに接続させたい被制御機器を選択させる(#27)。#24において通信可能な被制御機器が存在する場合には、例えば電界強度の高い順に一覧表示するものとする。
そして、選択された被制御機器に接続する場合は(#28において接続)、#15に戻る。一方、選択された被制御機器を登録する場合は(#28において登録)、登録の意思を再度確認した後(#29においてYES)、固有アドレスデータをチェックして新規データか登録済みデータを確認する(#30)。新規データであれば(#31においてYES)、メモリ3に被制御機器すなわち被制御機器の固有アドレスデータを登録させる(#32)。このとき、同時に被制御機器の名称も登録させる。その後、登録した被制御機器に接続する場合は(#33において接続)#15に戻り、連続して他の被制御機器の登録を行う場合は(#33において連続登録)#27に戻り、終了する場合は(#33において終了)メニュー画面を表示部4に表示させて処理を終了する(#34)。
上記#22において、リモートコントローラ1がいずれかの被制御機器と通信中であれば(#22においてYES)、通信を切断して再度スキャンするか否かをユーザに問う(#41)。再度スキャンする場合には(#41においてYES)、#23に移行し、しない場合には(#41においてNO)、通信を継続しつつ、メニュー画面を表示部4に表示させて処理を終了する(#42)。また、上記#24において、通信可能な被制御機器が存在しない場合(#24においてNO)、再度スキャンするか否かをユーザに問う(#45)。再度スキャンする場合には(#45においてYES)、#23に戻り、しない場合には(#45においてNO)、メニュー画面を表示部4に表示させて処理を終了する(#42)。
上記#29において、登録の意思がない場合(#29においてNO)、接続させたい被制御機器を再度選択するか否かをユーザに問う(#47)。ユーザに再度選択する意思があれば(#47においてYES)、#27に戻り、なければ(#47においてNO)、メニュー画面を表示部4に表示させて処理を終了する(#48)。また、上記#31において、登録済みデータである場合(#31においてNO)、上書き保存するか否かをユーザに問う(#49)。上書き保存する意思があれば(#49においてYES)、#32に移行し、なければ(#49においてNO)、メニュー画面を表示部4に表示させて処理を終了する(#50)。
以上のように、本実施形態のリモートコントローラ1によれば、固有アドレスデータを含む制御信号に基づいて、被制御機器たる各検査装置51、52、61、62...を遠隔制御するので、無線通信可能な複数の各検査装置51、52、61、62...のうち、特定の検査装置について個別に遠隔制御できるようになる。これにより、特に検査装置51、52、61、62...が密集して存在する工場内等において、検査装置51、52、61、62...の操作性やメンテナンス性を高めると共に、さらなる検査装置の増設を容易に行うことが可能となる。
また、受信した固有アドレスデータに基づいて、通信可能な検査装置51、52、61、62...を特定するので、通信可能な相手方の検査装置51、52、61、62...を容易に特定することができ、検査装置51、52、61、62...の設定変更、また、検査装置51、52、61、62...の増設及び、レイアウト変更時の設定変更を一層容易に行なえる。また、検査装置51、52、61、62...の管理者たるユーザによって付与された名称が固有アドレスデータと関連づけられる。これにより、ユーザは、リモートコントローラ1の操作において、検査装置51、52、61、62...の固有アドレスデータを意識することなく、任意の名称を用いて検査装置51、52、61、62...を特定することができ、リモートコントローラ1の使い勝手が向上する。
また、表示部4に表示された検査装置51、52、61、62...を参照することにより、ユーザは、メモリ3に登録(記憶)されている検査装置51、52、61、62...を容易に確認することができ、リモートコントローラ1の使い勝手が向上する。また、表示部4を参照することにより、無線通信部2の通信状態を容易に確認することができ、リモートコントローラ1の使い勝手が向上する。また、無線通信部2によって通信可能な検査装置51、52、61、62...が表示部4に表示されるので、ユーザーにとって登録またはスキャンした検査装置51、52、61、62...の視認性・判別性を高めリモートコントローラ1の使い勝手が向上する。また、表示部に検査装置51、52、61、62...の名称が表示されるので、ユーザはその表示を確認することにより、検査装置51、52、61、62...を容易に特定でき、リモートコントローラ1の使い勝手が向上する。
また、無線通信部2によって検索された検査装置51、52、61、62...の固有アドレスデータがメモリ3に登録されるので、既に登録された検査装置51、52、61、62...に関しては再度検索する必要がなくなり、検査装置のメンテナンスを一層容易に行えるようになる。
また、検査装置51、52、61、62...の閾値の設定を遠隔制御により容易に行えるようになり、検査装置の操作性やメンテナンス性を高めることができる。また、カメラ51a等の感度及び/又は撮像範囲の設定を遠隔制御により容易に行えるようになり、検査装置の操作性やメンテナンス性を高めることができる。また、検査装置61等のように有線によっても通信可能であるので、例えば無線通信が確立できない場合であっても、有線によって検査装置61等を遠隔制御可能となる。
なお、本発明は上記実施形態の構成に限られることなく、少なくともリモートコントローラ1が無線通信部2を介して送信した固有アドレスデータを含む制御信号に基づいて、検査装置51、52、61、62...を遠隔制御するように構成されていればよい。また、本発明は種々の変形が可能であり、例えば、被制御機器は、図1に示す生産ラインに配設されている検査装置51、52、61、62...に限られることなく、リモートコントローラ1によって制御される機器に広く適用することができる。また、リモートコントローラ1の構成は、図2に示す例に限られることなく、適宜変形してもよい。
1 リモートコントローラ
2 無線通信部(無線通信手段)
3 メモリ(記憶手段)
4 表示部(表示手段)
9 制御部(制御手段)
51 検査装置
51a カメラ(撮像手段)
51b 画像処理機
52、61、62 検査装置

Claims (11)

  1. 複数の被制御機器との間で無線通信を行う無線通信手段と、前記複数の被制御機器のそれぞれの固有アドレスデータを記憶する記憶手段と、前記無線通信手段及び前記記憶手段を制御する制御手段を備え、
    前記無線通信手段を介して送信した前記固有アドレスデータのうちのいずれか1つを含む制御信号に基づいて、前記制御信号に含まれる固有アドレスデータに対応する被制御機器を遠隔制御することを特徴とするリモートコントローラ。
  2. 前記被制御機器は、前記固有アドレスデータを定期的に送信し、
    前記制御手段は、前記被制御機器から定期的に送信され、前記無線通信手段によって受信される前記固有アドレスデータに基づいて、通信可能な被制御機器を特定することを特徴とする請求項1に記載のリモートコントローラ。
  3. 前記制御手段は、前記複数の被制御機器のそれぞれ固有アドレスデータと該被制御機器の名称とを関連づけて、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリモートコントローラ。
  4. 前記記憶手段に記憶された固有アドレスデータに対応する被制御機器に関する情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のリモートコントローラ。
  5. 前記制御手段は、前記無線通信手段と前記複数の被制御機器との通信状態を、前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4に記載のリモートコントローラ。
  6. 前記制御手段は、前記無線通信手段に通信可能な被制御機器を検索させ、検索された被制御機器に関する情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のリモートコントローラ。
  7. 前記制御手段は、前記無線通信手段によって検索された通信可能な被制御機器の固有アドレスデータを、前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項6に記載のリモートコントローラ。
  8. 前記記憶手段は、前記複数の被制御機器のそれぞれ固有アドレスデータと該被制御機器の名称とを関連づけて記憶し、
    前記制御手段は、前記記憶手段によって記憶されている被制御機器の名称を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれか一項に記載のリモートコントローラ。
  9. 前記被制御機器は、工場内の生産ラインに配設され、製品の良否を判定する検査装置であり、
    前記製品の良否判定に用いる閾値を遠隔制御により設定可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のリモートコントローラ。
  10. 前記検査装置は、前記製品を撮像して画像データを出力する撮像手段と、前記撮像手段から出力された画像データを処理することにより、製品の良否を判定する画像処理手段を備え、
    前記撮像手段の感度及び/又は撮像範囲を遠隔制御により設定可能であることを特徴とする請求項9に記載のリモートコントローラ。
  11. 前記被制御機器とは有線によっても通信可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載のリモートコントローラ。
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