JP2010197925A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て作業がより容易な電気光学装置および電子機器を提供すること。
【解決手段】表示面を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルと前記表示面側の周縁部で当接され、前記電気光学パネルを支持する表面側支持部材と、前記電気光学パネルの前記表示面に接合され、該表示面および前記表面側支持部材を覆うように設置された表面部材と、前記電気光学パネルを前記表面側支持部材と共に収容するために前記表面側支持部材と係合される裏面側支持部材と、前記表面側支持部材と前記表面部材とが対向する部分において、前記表面側支持部材と前記表面部材との間隔を他の部分より狭くした間隙部とを有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気光学装置およびそれを備えた電子機器に関する。
従来、液晶装置等の電気光学装置において、表示領域に対応する部分が開口した表面側支持部材(表示面側のフレーム部材等)と、電気光学装置の下側部分を覆い表面側支持部材と組み付けられる裏面側支持部材(裏面側のカバー部材等)とによって電気光学パネルを収容した構造のものが知られている。
また、近年、電気光学装置にタッチパネル機能を備えたものが利用されており、このような電気光学装置の場合、電気光学装置の表示面側の部材(例えば表示面に貼付された偏光板等)にタッチパネルが取り付けられる。
このとき、タッチパネルは、両面テープ等によって、表面側支持部材と電気光学装置の表示面側の部材とを覆うように接着される。
即ち、タッチパネル機能を備える電気光学装置は、表面側支持部材に電気光学装置が収容され、表面側支持部材が電気光学装置の周縁部を押さえた状態で裏面側支持部材と組み付けられている。そして、表面側支持部材の開口部に表出している表示面側の部材全面を少なくとも含む領域に両面テープを貼付する等して、タッチパネルと接着される。
このような構造を有する電気光学装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2007−65855号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術を含め、従来の技術においては、表面側支持部材と裏面側支持部材とが、爪等の係合部を係合させることによって嵌め込まれる構造を有している。
そして、このような構造の電気光学装置を組み立てる場合、電気光学パネルを取り付けた状態の表面側支持部材に対し、裏面側支持部材を裏面から表面側に押し付けて係合部を係合させる。
このとき、表面側支持部材とタッチパネルとの間に過大な間隙がある場合、裏面側支持部材を裏面から表面側に押し付けても、表面側支持部材が撓むことにより、係合部が係合し難い状態となる。
そのため、電気光学装置の組み立てを容易に行うことができず、組み立て作業効率の低下を招く等の事態を招いていた。
本発明の課題は、組み立て作業がより容易な電気光学装置および電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、本発明の一態様に係る電気光学装置は、
表示面を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルと前記表示面側の周縁部で当接され、前記電気光学パネルを支持する表面側支持部材と、前記電気光学パネルの前記表示面に接合され、該表示面および前記表面側支持部材を覆うように設置された表面部材と、前記電気光学パネルを前記表面側支持部材と共に収容するために前記表面側支持部材と係合される裏面側支持部材と、前記表面側支持部材と前記表面部材とが対向する部分において、前記表面側支持部材と前記表面部材との間隔を他の部分より狭くした間隙部とを有することを特徴とする。
このような構成により、表面側支持部材に裏面側支持部材を嵌め込む際に、間隙部において、表面部材と表面側支持部材とが当接する。
そのため、裏面側支持部材が押し付けられることによる表面側支持部材の撓みが抑制され、表面側支持部材と裏面側支持部材とを容易に係合させることができる。
したがって、電気光学装置の組み立て作業をより容易に行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る電気光学装置は、
前記表面側支持部材と前記裏面側支持部材とが係合する係合部を、前記表面側支持部材および前記裏面側支持部材それぞれに備えることを特徴とする。
このような構成により、表面側支持部材の係合部と、裏面側支持部材の係合部とを係合させて、表面側支持部材に裏面側支持部材を嵌め込む際に、間隙部において、表面部材と表面側支持部材とが当接する。
そのため、裏面側支持部材が押し付けられることによる表面側支持部材の撓みが抑制され、係合部を容易に係合させることができる。
したがって、電気光学装置の組み立て作業をより容易に行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る電気光学装置は、
前記間隙部は、前記表面側支持部材において、前記表面部材と対向する部分から前記表面部材側に突出した突起部を有することを特徴とする。
このような構成により、表面側支持部材に裏面側支持部材を嵌め込む際に、突起部が表面部材と当接する。
そのため、裏面側支持部材が押し付けられることによる表面側支持部材の撓みが抑制され、係合部を容易に係合させることができる。
したがって、電気光学装置の組み立て作業をより容易に行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る電気光学装置は、
前記間隙部には、前記表面部材または前記表面側支持部材の少なくともいずれかに、前記表面部材と前記表面側支持部材との間隙の少なくとも一部を埋める間挿部材を有することを特徴とする。
このような構成により、表面側支持部材に裏面側支持部材を嵌め込む際に、間挿部材が表示面側支持部材と当接する。
そのため、裏面側支持部材が押し付けられることによる表面側支持部材の撓みが抑制され、係合部を容易に係合させることができる。
したがって、電気光学装置の組み立て作業をより容易に行うことが可能となる。
また、本発明の一態様に係る電子機器は、
表示面を有する電気光学パネルと、前記電気光学パネルと前記表示面側の周縁部で当接され、前記電気光学パネルを支持する表面側支持部材と、前記電気光学パネルの前記表示面に接合され、該表示面および前記表面側支持部材を覆うように設置された表面部材と、前記電気光学パネルを前記表面側支持部材と共に収容するために前記表面側支持部材と係合される裏面側支持部材と、前記表面側支持部材と前記表面部材とが対向する部分において、前記表面側支持部材と前記表面部材との間隔を他の部分より狭くした間隙部とを有することを特徴とする。
このような構成により、表面側支持部材に裏面側支持部材を嵌め込む際に、間隙部において、表面部材と表面側支持部材とが当接する。
そのため、裏面側支持部材が押し付けられることによる表面側支持部材の撓みが抑制され、表面側支持部材と裏面側支持部材とを容易に係合させることができる。
したがって、電気光学装置の組み立て作業をより容易に行うことが可能となる。
このように、本発明によれば、組み立て作業がより容易な電気光学装置および電子機器を提供することが可能となる。
第1実施形態に係る電気光学装置1の全体構成を示す分解図である。 電気光学装置1の図1におけるA−A’断面図である。 上側フレーム30の係合部31を示す拡大図である。 電気光学装置1の組み立て方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る電気光学装置2の全体構成を示す分解図である。 電気光学装置2の図5におけるB−B’断面図である。 タッチパネル140に設置されたスペーサー142を示す拡大図である。 電気光学装置2の組み立て方法を示すフローチャートである。 電子機器として携帯電話機に電気光学装置1,2を適用した場合の例を示す模式図である。
以下、本発明を適用した電気光学装置および電子機器の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
(構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置1の全体構成を示す分解図である。
また、図2は、電気光学装置1の図1におけるA−A’断面図である。
なお、図1においては、FPC基板41(後述)を折り返していない状態を示しており、図2においては、電気光学装置1を組み立てた状態の断面図を示している。
図1および図2において、電気光学装置1は、電気光学パネルとしての液晶パネル10と、バックライトユニット20と、表面側支持部材としての上側フレーム30と、表面部材としてのタッチパネル40と、裏面側支持部材としての下側フレーム50とを有している。なお、上側フレーム30および下側フレーム50は、樹脂あるいは金属によって形成されており、一方を樹脂、他方を金属として形成することも可能である。
液晶パネル10は、マトリクス状の画素電極が形成された素子基板と、共通電極が形成された対向基板とが液晶層を挟んで貼り合わされた構造を有している。また、液晶パネル10は、表示面側となる対向基板の表面に、両面テープとしての機能を備えた上側偏光板11を有している。さらに、液晶パネル10は、素子基板の裏面側に下側偏光板12を有している。
バックライトユニット20は、液晶パネル10の下側偏光板12の裏面に接着シート等によって接着されており、液晶パネル10の素子基板側から対向基板側に向けて、一様な照明光を照射する。
上側フレーム30は、表示領域に対応する部分が開口した上面の枠部と、液晶パネル10およびバックライトユニット20を囲む側壁部とを有するフレーム部材である。
また、上側フレーム30の側壁部外面には、下側フレーム50と係合するための係合部31が複数個所に形成されている。本実施形態においては、上側フレーム30の係合部31として爪が形成され、下側フレーム50の係合部51(後述)として爪を嵌入するための嵌入口が形成されているものとする。
さらに、上側フレーム30の係合部31は、爪が下側フレーム50によって押し上げられた場合に、上側フレーム30に生じる撓みを抑制するための突起部30aを備えている。
図3は、上側フレーム30の係合部31を示す拡大図である。
図3において、上側フレーム30の係合部31は、側壁部外面に下側フレーム50の嵌入口に嵌入する爪が形成され、上面の枠部における爪の直上に位置する部分に突起部30aが形成された構造を有している。
このような構造によって、電気光学装置1の組み立て時に、下側フレーム50を上側フレーム30に係合させる工程において、上側フレーム30が下側フレーム50に押し付けられた場合にも、突起部30aが上層の部材(ここではタッチパネル40)に当接する。
そのため、下側フレーム50からの押し上げ力によって、上側フレーム30に生じる撓みを抑制でき、上側フレーム30の爪を下側フレーム50の嵌入口に容易に嵌入させることができる。
したがって、電気光学装置1の組み立て作業をより容易なものとできる。
図1および図2に戻り、タッチパネル40は、例えば静電容量式のタッチパネル機能を有し、表面における接触位置を検出する。
また、タッチパネル40は、上側フレーム30に接着された液晶パネル10の表示領域に、液晶パネル10および上側フレーム30の表示領域を覆うように両面テープ(後述する上側偏光板11)によって貼付される。
さらに、タッチパネル40は、検出回路等が形成されたFPC(Flexible Print Circuit)基板41を備えており、電気光学装置1の組み立て時には、FPC基板41が上側フレーム30と下側フレーム50との間を挿通され、バックライトユニット20下面と下側フレーム50との間に回り込んだ状態で組み付けられる。
下側フレーム50は、上側フレーム30の側壁部を囲う側壁部と、その側壁部で囲まれた領域の基底面となる底部とを有するケース部材である。
また、下側フレーム50の側壁部内面には、上側フレーム30と係合するための係合部51が複数個所に形成されている。なお、係合部51は、組み付け時に上側フレーム30の爪と対応する位置に形成されている。
本実施形態では、上述のように、下側フレーム50の係合部51には、上側フレーム30の爪を嵌入する嵌入口が形成されているものとする。
ただし、下側フレーム50の係合部51として爪を形成し、上側フレーム30の係合部31として爪の嵌入口を形成することも可能である。
(電気光学装置1の組み立て方法)
次に、電気光学装置1の組み立て方法について説明する。
図4は、電気光学装置1の組み立て方法を示すフローチャートである。
図4において、電気光学装置1を組み立てる場合、初めに、組み込まれる液晶パネル10を製造する(ステップS1)。
ステップS1では、例えば、マトリクス状の画素電極が形成された素子基板と、共通電極が形成された対向基板とを製造し、対向させたこれら基板の間にシール材によって液晶層を封入することで、液晶パネル10が製造される。なお、必要に応じて、ブラックマスクの形成等も行われる。
また、ステップS1と並行してバックライトユニット20を製造する(ステップS2)。
ステップS2では、LED(Light Emitting Diode)と導光板とがケースに組み込まれ、必要に応じて、拡散シート、プリズムシート等の光学シートが貼付される。
次に、ステップS1で製造した液晶パネル10と、ステップS2で製造したバックライトユニット20とを接着する(ステップS3)。
ステップS3では、液晶パネル10の素子基板の裏面にバックライトユニット20が配置される。
また、ステップS1〜S3と並行して、上側フレーム30および下側フレーム50が形成される(ステップS4)。
ステップS4では、金枠あるいは樹脂を成形することによって、係合部31,51を備える形状で上側フレーム30および下側フレーム50が形成される。
次に、ステップS3で接着された液晶パネル10およびバックライトユニット20と、ステップS4で形成された上側フレーム30とが接着される(ステップS5)。
ステップS5では、対向基板の周縁部に上側フレーム30上面の枠部が接着され、上側フレーム30の側壁部に囲まれた空間に液晶パネル10が収容される。
次に、上側フレーム30の枠部における開口部から表出している対向基板表面に、両面テープの機能を有する上側偏光板11によって、タッチパネル40を接着する(ステップS6)。
ステップS6では、上側フレーム30の開口部より小面積の上側偏光板11が貼付され、この上側偏光板11の両面テープの機能によって、液晶パネル10の表示領域および上側フレーム30を覆うようにタッチパネル40が接着される。
次に、タッチパネル40のFPC基板41を上側フレーム30の側壁部外側からバックライトユニット20の下側に折り返す(ステップS7)。
そして、FPC基板41がバックライトユニット20の下側に折り返された状態で、下側フレーム50を上側フレーム30に嵌め込む(ステップS8)。
ステップS8では、上側フレーム30の係合部31に下側フレーム50の係合部51を係合させるため、下側フレーム50を上側フレーム30に押し付けて、上側フレーム30の爪を下側フレーム50の嵌入口に嵌入させる。
このとき、下側フレーム50によって上側フレーム30が押し上げられるが、上側フレーム30の係合部31の上面部分(枠部)には突起部30aが形成されているため、この突起部30aがタッチパネル40の裏面に当接する。
そのため、上側フレーム30の撓みが抑制され、下側フレーム50の嵌入口に上側フレーム30の爪を容易に嵌入させることができる。
したがって、電気光学装置1の組み立て作業をより容易なものとすることができ、確実な組み立てが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る電気光学装置1は、上側フレーム30における爪の直上の上面(枠部)に突起部30aが形成され、突起部30aによって、タッチパネル40裏面との間隔が他の上面部分よりも狭小化されている。
そのため、下側フレーム50を上側フレーム30に嵌め込む際に、上側フレーム30の突起部30aがタッチパネル40の裏面に当接することにより、上側フレーム30の撓みが抑制される。
したがって、電気光学装置1の組み立て作業をより容易に行うことができる。
なお、本実施形態においては、表面部材としてタッチパネル40を備える場合を例に挙げて説明したが、タッチパネル40以外の部材、例えばカバーガラス等を表面部材として備える場合にも、本発明を適用することができる。
また、本実施形態においては、上側フレーム30に下側フレーム50を嵌め込むための構成として、爪と嵌入口によって係合する係合部31,51を例に挙げて説明したが、上側フレーム30に下側フレーム50を押し付けて嵌め込む形態であれば、係合し合う爪を上側フレーム30および下側フレーム50にそれぞれ形成する等、係合部は他の構成とすることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、上側フレーム30において、側壁部外面の爪が形成された位置の直上にあたる上面部分(枠部)に突起部30aを形成し、突起部30aがタッチパネル40に当接することによって、下側フレーム50が嵌め込まれる際の撓みを抑制するものとした。
本実施形態においては、第1実施形態における上側フレーム30の突起部30aに代えて、タッチパネル40の裏面に後述するスペーサー142を設置し、上側フレーム30の撓みを抑制する。なお、スペーサー142は、上側フレーム30の上面に設置することも可能である。
(構成)
図5は、本発明の第2実施形態に係る電気光学装置2の全体構成を示す分解図である。
また、図6は、電気光学装置2の図5におけるB−B’断面図である。
なお、図5においては、FPC基板141(後述)を折り返していない状態を示しており、図6においては、電気光学装置1を組み立てた状態の断面図を示している。
図5および図6において、上側フレーム130およびタッチパネル140以外の部分については、図1および図2における各部と同様の構成であるため、異なる部分である上側フレーム130およびタッチパネル140についてのみ説明する。
上側フレーム130は、表示領域に対応する部分が開口した上面の枠部と、液晶パネル10およびバックライトユニット20を囲む側壁部とを有するフレーム部材である。
また、上側フレーム130の側壁部外面には、下側フレーム50と係合するための係合部131が複数個所に形成されている。
即ち、本実施形態における上側フレーム130は、第1実施形態における上側フレーム30が突起部30aを有していない形状となっている。
タッチパネル140は、例えば静電容量式のタッチパネル機能を有し、表面における接触位置を検出する。
また、タッチパネル140は、上側フレーム130に接着された液晶パネル10の表示領域に、液晶パネル10および上側フレーム130の表示領域を覆うように両面テープ(上側偏光板11)によって貼付される。
さらに、タッチパネル140は、検出回路等が形成されたFPC基板141を備えており、電気光学装置2の組み立て時には、FPC基板141が上側フレーム130と下側フレーム50との間を挿通され、バックライトユニット20下面と下側フレーム50との間に回り込んだ状態で組み付けられる。
また、タッチパネル140には、上側フレーム130の係合部131が形成された側壁部直上の上面(枠部)と対向する位置に、間挿部材としてのスペーサー142が設置されている。
図7は、タッチパネル140に設置されたスペーサー142を示す拡大図である。
図7において、スペーサー142は、両面テープ等によってタッチパネル140裏面に接着される樹脂製等の部材によって構成され、タッチパネル140の裏面と、上側フレーム130の上面(枠部)との間隙を減少させる機能を有している。
このような構造によって、電気光学装置2の組み立て時に、下側フレーム50を上側フレーム130に係合させる工程において、上側フレーム130が下側フレーム50に押し付けられた場合にも、上面(枠部)が、タッチパネル140に設置されたスペーサー142に当接する。
そのため、下側フレーム50からの押し上げ力によって、上側フレーム130に生じる撓みを抑制でき、上側フレーム130の爪を下側フレーム50の嵌入口に容易に嵌入させることができ、より確実な組み立てが可能となる。
したがって、電気光学装置2の組み立て作業をより容易なものとできる。
(電気光学装置2の組み立て方法)
次に、電気光学装置2の組み立て方法について説明する。
図8は、電気光学装置2の組み立て方法を示すフローチャートである。
図8において、ステップS101〜S103の工程は、図4におけるステップS1〜S3とそれぞれ同様である。
ステップS101〜S103と並行して、上側フレーム130および下側フレーム50が形成される(ステップS104)。
ステップS104では、金枠あるいは樹脂を成形することによって、係合部131,51を備える形状で上側フレーム130および下側フレーム50が形成される。
このとき、上側フレーム130の上面(枠部)には、第1実施形態と異なり、突起部が形成されない。
次に、ステップS103で接着された液晶パネル10およびバックライトユニット20と、ステップS104で形成された上側フレーム130とが接着される(ステップS105)。
ステップS105では、対向基板の周縁部に上側フレーム130上面の枠部が接着され、上側フレーム130の側壁部に囲まれた空間に液晶パネル10が収容される。
また、ステップS101〜S105と並行して、タッチパネル140の裏面における所定位置にスペーサー142を貼付する(ステップS106)。
ステップS106では、上側フレーム130の爪の直上にあたる上面部分と対向するタッチパネル140の裏面の位置に、スペーサー142が貼付される。
次いで、上側フレーム130の枠部における開口部から表出している対向基板表面に、両面テープの機能を有する上側偏光板11によって、位置合わせしながらタッチパネル140を接着する(ステップS107)。
ステップS107では、上側フレーム130の開口部より小面積の上側偏光板11が貼付され、この上側偏光板11の両面テープの機能によって、液晶パネル10の表示領域および上側フレーム130を覆うようにタッチパネル140が接着される。
また、ステップS107では、タッチパネル140の裏面に貼付されたスペーサー142が、上側フレーム130の爪の直上にあたる上面に対向するよう位置合わせされる。
次に、タッチパネル140のFPC基板141を上側フレーム130の側壁部外側からバックライトユニット20の下側に折り返す(ステップS108)。
そして、FPC基板141がバックライトユニット20の下側に折り返された状態で、下側フレーム50を上側フレーム130に嵌め込む(ステップS109)。
ステップS109では、上側フレーム130の係合部131に下側フレーム50の係合部51を係合させるため、下側フレーム50を上側フレーム130に押し付けて、上側フレーム130の爪を下側フレーム50の嵌入口に嵌入させる。
このとき、下側フレーム50によって上側フレーム130が押し上げられるが、タッチパネル40の裏面において、上側フレーム130の係合部131の上面部分(枠部)に対向する位置にはスペーサー142が貼付されているため、このスペーサー142に上側フレーム130の上面(枠部)が当接する。
そのため、上側フレーム130の撓みが抑制され、下側フレーム50の嵌入口に上側フレーム130の爪を容易に嵌入させることができる。
したがって、電気光学装置2の組み立て作業をより容易なものとすることができる。
以上のように、本実施形態に係る電気光学装置2は、タッチパネル40の裏面において、上側フレーム130における爪の直上の上面(枠部)と対向する位置にスペーサー142が貼付され、スペーサー142が貼付された位置では、上側フレーム130の上面との間隔が、スペーサー142が貼付されていないタッチパネル40裏面と上側フレーム130の上面との間隔よりも狭小化されている。
そのため、下側フレーム50を上側フレーム130に嵌め込む際に、タッチパネル40の裏面に設置されたスペーサー142が上側フレーム130の上面(枠部)に当接することにより、上側フレーム130の撓みが抑制される。
したがって、電気光学装置2の組み立て作業をより容易に行うことができる。
(応用例1)
上記各実施形態においては、上側フレーム30,130に爪を形成し、下側フレーム50に爪が嵌入する嵌入口を形成することとして説明したが、爪および嵌入口は、上側フレーム30,130および下側フレーム50のいずれに形成することも可能である。
即ち、上側フレーム30,130に嵌入口を形成し、下側フレーム50に爪を形成することが可能であり、この場合にも、本発明の効果を奏するものとなる。
(応用例2)
上記各実施形態に係る電気光学装置1,2は、各種電子機器に適用可能である。
図9は、電子機器として携帯電話機に電気光学装置1,2を適用した場合の例を示す模式図である。
電気光学装置1,2が適用される電子機器として、図9のような携帯電話機の他、例えば、パーソナルコンピュータ、情報携帯端末、デジタルスチルカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器には画面表示を指示する制御部が備えられ、その画面表示を行う表示部として、前述した液晶装置が適用可能である。
1,2 電気光学装置、10 液晶パネル、11 上側偏光板(両面テープ)、12 下側偏光板、20 バックライトユニット、30,130 上側フレーム、30a 突起部、31,51,131 係合部、40,140 タッチパネル、41,141 FPC基板、142 スペーサー、50 下側フレーム

Claims (5)

  1. 表示面を有する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルと前記表示面側の周縁部で当接され、前記電気光学パネルを支持する表面側支持部材と、
    前記電気光学パネルの前記表示面に接合され、該表示面および前記表面側支持部材を覆うように設置された表面部材と、
    前記電気光学パネルを前記表面側支持部材と共に収容するために前記表面側支持部材と係合される裏面側支持部材と、
    前記表面側支持部材と前記表面部材とが対向する部分において、前記表面側支持部材と前記表面部材との間隔を他の部分より狭くした間隙部と、
    を有することを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記表面側支持部材と前記裏面側支持部材とが係合する係合部を、前記表面側支持部材および前記裏面側支持部材それぞれに備えることを特徴とする請求項1記載の電気光学装置。
  3. 前記間隙部は、前記表面側支持部材において、前記表面部材と対向する部分から前記表面部材側に突出した突起部を有することを特徴とする請求項1または2記載の電気光学装置。
  4. 前記間隙部には、前記表面部材または前記表面側支持部材の少なくともいずれかに、前記表面部材と前記表面側支持部材との間隙の少なくとも一部を埋める間挿部材を有することを特徴とする請求項1または2記載の電気光学装置。
  5. 表示面を有する電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルと前記表示面側の周縁部で当接され、前記電気光学パネルを支持する表面側支持部材と、
    前記電気光学パネルの前記表示面に接合され、該表示面および前記表面側支持部材を覆うように設置された表面部材と、
    前記電気光学パネルを前記表面側支持部材と共に収容するために前記表面側支持部材と係合される裏面側支持部材と、
    前記表面側支持部材と前記表面部材とが対向する部分において、前記表面側支持部材と前記表面部材との間隔を他の部分より狭くした間隙部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
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