JP2010197066A - 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法 - Google Patents

圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010197066A
JP2010197066A JP2009039106A JP2009039106A JP2010197066A JP 2010197066 A JP2010197066 A JP 2010197066A JP 2009039106 A JP2009039106 A JP 2009039106A JP 2009039106 A JP2009039106 A JP 2009039106A JP 2010197066 A JP2010197066 A JP 2010197066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
substrate
receiving plate
pressure receiving
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009039106A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010197066A5 (ja
Inventor
Yasuhiro Daiku
康宏 代工
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2009039106A priority Critical patent/JP2010197066A/ja
Publication of JP2010197066A publication Critical patent/JP2010197066A/ja
Publication of JP2010197066A5 publication Critical patent/JP2010197066A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)

Abstract

【課題】光学的に圧力を検出できる圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法を提供する。
【解決手段】光学的圧力センサ1は、透明基板13と、透明基板13に対向して設けられ、透明基板13と対向した面に反射面86を備えた受圧板80と、透明基板13と受圧板80の間に設けられ、受圧板80に力が作用されると透明基板13と受圧板80との距離を変化させる弾性支持部61〜64と、透明基板13上の、受圧板80と対向する位置に設けられた複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…と、反射面86に対して斜交いとなる平行光を反射面86に向けて照射する光照射源50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法に関する。
近年、ロボット工学、メカトロシステムの発展に伴って、多くのセンサーシステムが開発されている。特に、人間の皮膚感覚に相当する触覚センサは重要な技術と考えられる。触覚センサは、感圧素子等の圧力センサをマトリクス状に配置したものである。このような触覚センサでは、何れかの圧力センサに圧力が作用すると、圧力が作用する位置とその圧力の大きさが検出される。
特開平1−29129号公報
ところで、光学的に圧力を検出することが望まれている。
そこで、本発明は、光学的に圧力を検出できる圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法を提供することである。
以上の課題を解決するために、本発明によれば、基板と、前記基板に対向して設けられ、前記基板と対向した面に反射面を備えた受圧板と、前記基板と前記受圧板の間に設けられ、前記受圧板に力が作用されると前記基板と前記受圧板との距離を変化させる支持部と、前記基板上の、前記受圧板と対向する位置に設けられた複数の受光素子と、前記反射面に対して斜交いとなる平行光を前記反射面に向けて照射する光照射源と、を備えることとした。
好ましくは、前記反射面は、前記光照射源から照射された平行光を前記複数の受光素子が設けられた前記基板上面に向けて反射させる角度で前記受圧板に設けられている。
好ましくは、前記基板は透光性の部材からなり、前記複数の受光素子が、前記基板上に形成された遮光性の第一電極と、前記第一電極上に形成された透明な第一絶縁膜と、前記第一電極に対向した状態で前記第一絶縁膜上に形成された半導体膜と、前記半導体膜に接し、互いに離れた2つの不純物半導体膜と、前記2つの不純物半導体膜のうち一方の上に形成された第二電極と、前記2つの不純物半導体膜のうち他方の上に形成された第三電極と、前記半導体膜、前記不純物半導体膜、前記第二電極及び前記第三電極を被覆した透明な第二絶縁膜と、前記半導体膜に対向した状態で前記第二絶縁膜の上に形成された第四電極と、を有する。
以上の課題を解決するために、本発明によれば、基板と、前記基板に対向して設けられ、前記基板と対向した面に反射面を備えた受圧板と、前記基板と前記受圧板の間に設けられ、前記受圧板に力が作用されると前記基板と前記受圧板との距離を変化させる支持部と、前記基板上の、前記受圧板と対向する位置に設けられた複数の受光素子と、前記反射面に対して斜交いとなる平行光を前記反射面に向けて照射する光照射源と、を備える圧力センサの前記受圧板に力を作用させ、前記基板と前記受圧板との距離の変化にしたがって、前記複数の受光素子のうち前記反射面で反射した反射平行光を受光した受光素子の位置に基づいて、圧力を測定する。
本発明によれば、複数の受光素子のうち、反射面で反射した平行光を受光した受光素子の位置に基づいて、受圧板に作用した圧力を検出することができる。
本発明の実施形態における光学的圧力センサの分解斜視図である。 同実施形態における光学的圧力センサの概略断面図である。 同実施形態における光学的圧力センサに備わる光センサの画素を示した平面図である。 IV−IV矢視断面図である。 同実施形態における光学的圧力センサに備わる受圧板の下面図である。 同実施形態における光学的圧力センサの概略断面図である。 同実施形態において、受圧板から光センサまでの距離と、その光センサで取得された画像との関係を示した図面である。 同実施形態において、コントラストと圧力の関係を示したグラフである。 同実施形態における光学的圧力センサを用いた圧力測定装置の概略構成を示した図面である。 同実施形態において、光センサを駆動するための信号の推移を示したタイミングチャートである。 同実施形態において、圧力を算出する算出フローを示したものである。
以下に、本発明を実施するための好ましい形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は光学的圧力センサ1の分解斜視図であり、図2は光学的圧力センサ1の断面図である。
図1に示すように、この光学的圧力センサ1は、光センサ10、平行光照射源50、遮光板55、弾性支持部61〜64、受圧板80及び反射ミラー85を有する。
〔遮光板〕
遮光板55は、光センサ10の下面に対向するように設けられている。外乱光が遮光板55によって遮られることによって、外乱光が光センサ10の下面に入射しないようになっている。
〔平行光照射源〕
平行光照射源50は、遮光板55に設けられている。平行光照射源50は、光センサ10の下方から光センサ10の下面に向けて平行光ビームを発するものである。ここで、平行光照射源50は光源及びコリメータレンズ等を有し、前記光源から発した光束がコリメータレンズによって平行光ビームに変換される。
また、平行光照射源50から発した平行光は、光センサ10の複数の画素が配列された領域の外側において光センサ10の下面に入射し、光センサ10の下面から上面へ透過して、光センサ10の上面から上方に出射する。
〔光センサ〕
図1〜図4を用いて光センサ10について説明する。図3は、光センサ10の1画素を示した平面図である。図4は、図3に示されたIV−IVに沿った面の矢視断面図である。
光センサ10は、透明基板13と、ボトムゲート絶縁膜22と、トップゲート絶縁膜29と、保護絶縁膜32と、表面電極33とを積層してなる。透明基板13は、ガラス基板(例えば、石英ガラス製の基板)、プラスチック基板(例えば、ポリカーボネート又はPMMA製の基板)その他の絶縁性基板である。ボトムゲート絶縁膜22、トップゲート絶縁膜29及び保護絶縁膜32は、絶縁性及び光透過性を有し、例えば窒化シリコン膜、酸化シリコン膜である。表面電極33は、導電性及び光透過性を有し、例えば酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)からなる。
この光センサ10については、ダブルゲートトランジスタ20が受光素子(光電変換素子)として利用され、1画素につき1つのダブルゲートトランジスタ20が設けられている。複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…が透明基板13上において二次元アレイ状に、特にマトリクス状に配列されている。これらダブルゲートトランジスタ20,20,…が保護絶縁膜32によってまとめて被覆されている。
また、この光センサ10については、ダブルゲートトランジスタ20のアドレス指定をすべく、複数本のボトムゲートライン41,41,…、複数本のソースライン42,42,…、複数本のドレインライン43,43,…及び複数本のトップゲートライン44,44,…が形成されている。ボトムゲートライン41,41,…は、互いに平行となって横方向に延在するとともに、透明基板13とボトムゲート絶縁膜22との間に形成されている。ソースライン42,42,…及びドレインライン43,43,…は、互いに平行となって縦方向に延在するとともに、ボトムゲート絶縁膜22とトップゲート絶縁膜29との間に形成されている。ソースライン42とドレインライン43は交互に配列されている。トップゲートライン44,44,…は、互いに平行となって横方向に延在するとともに、トップゲート絶縁膜29と保護絶縁膜32との間に形成されている。なお、図2において、ボトムゲートライン41は、トップゲートライン44によって隠れている。
ダブルゲートトランジスタ20は、ボトムゲート電極21、半導体膜23、チャネル保護膜24、不純物半導体膜25、不純物半導体膜26、ソース電極27、ドレイン電極28及びトップゲート電極31等を有する。
ボトムゲート電極21は透明基板13とボトムゲート絶縁膜22との間に形成されている。半導体膜23、チャネル保護膜24、不純物半導体膜25、不純物半導体膜26、ソース電極27及びドレイン電極28はボトムゲート絶縁膜22とトップゲート絶縁膜29との間に形成されている。トップゲート電極31はトップゲート絶縁膜29と保護絶縁膜32との間に形成されている。
ボトムゲート電極21は、ダブルゲートトランジスタ20ごとに透明基板13上に形成されている。横方向に配列された同一の行のダブルゲートトランジスタ20,20,…のボトムゲート電極21が共通のボトムゲートライン41と一体となって形成されている。ボトムゲート電極21及びボトムゲートライン41は、導電性及び遮光性を有し、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。
半導体膜23は、ボトムゲート電極21に対向した状態でボトムゲート絶縁膜22の上に形成されている。半導体膜23は、ダブルゲートトランジスタ20ごとに独立して形成されている。半導体膜23は、アモルファスシリコンからなる。半導体膜23は、チャネル層となるものである。
チャネル保護膜24は、半導体膜23の中央部上に形成されている。チャネル保護膜24は、ダブルゲートトランジスタ20ごとに独立してパターニングされたものである。チャネル保護膜24は、絶縁性及び光透過性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。チャネル保護膜24は、パターニングに用いられるエッチャントから半導体膜23を保護するものである。半導体膜23に光が入射すると、入射した光量に従った量の電子−正孔対がチャネル保護膜24と半導体膜23との界面付近を中心に発生する。
不純物半導体膜25,26は、ダブルゲートトランジスタ20ごとに独立してパターニングされている。不純物半導体膜25は、半導体膜23の一部に重なるように形成されている。不純物半導体膜25の一部は、チャネル保護膜24に重なっている。不純物半導体膜26は、半導体膜23の別の部分に重なるように形成されている。不純物半導体膜26の一部は、チャネル保護膜24に重なっている。不純物半導体膜25,26は互いに離れている。不純物半導体膜25,26は、n型の不純物を含むアモルファスシリコン(n+シリコン)からなる。
ソース電極27は、不純物半導体膜25に重なっている。ドレイン電極28は、不純物半導体膜26に重なっている。ソース電極27及びドレイン電極28はダブルゲートトランジスタ20ごとに形成されている。縦方向に配列された同一の列のダブルゲートトランジスタ20,20,…のソース電極27は共通のソースライン42と一体となって形成されており、縦方向に配列された同一の列のダブルゲートトランジスタ20,20,…のドレイン電極28は共通のドレインライン43と一体なって形成されている。ソース電極27、ドレイン電極28、ソースライン42及びドレインライン43は、導電性及び遮光性を有しており、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。
トップゲート電極31は、半導体膜23に対向した状態でトップゲート絶縁膜29の上に形成されている。トップゲート電極31は、ダブルゲートトランジスタ20ごとにトップゲート絶縁膜29上に形成されている。横方向に配列された同一の行のダブルゲートトランジスタ20,20,…のトップゲート電極31が共通のトップゲートライン44と一体となって形成されている。トップゲート電極31及びトップゲートライン44は、導電性及び光透過性を有し、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)で形成されている。
トップゲート電極31の上に保護絶縁膜32が成膜され、保護絶縁膜32の上に表面電極33が成膜されている。表面電極33が接地されており、電荷が表面電極33によって放電されるから、静電破壊の防止が図られている。
以上のように構成された光センサ10は、ダブルゲートトランジスタ20の間において光を透過させる光透過型のものである。つまり、透明基板13、ボトムゲート絶縁膜22、トップゲート絶縁膜29、保護絶縁膜32及び表面電極33が透明であるため、光が光センサ10の下から透明基板13に入射したものとしても、ダブルゲートトランジスタ20の間において透明基板13、ボトムゲート絶縁膜22、トップゲート絶縁膜29、保護絶縁膜32及び表面電極33を透過して、表面電極33の表面から上へ出射する。同様に、光が光センサ10の上から表面電極33に入射したものとしても、ダブルゲートトランジスタ20の間において表面電極33、保護絶縁膜32、トップゲート絶縁膜29、ボトムゲート絶縁膜22及び透明基板13を透過して、透明基板13の下面から下へ出射する。ここで、光センサ10の下から透明基板13に入射した光は、ボトムゲート電極21によって遮られるので、半導体膜23の下方から半導体膜23に直接入射しない。一方、光センサ10の上から表面電極33に入射した光は、表面電極33、保護絶縁膜32、トップゲート電極31、トップゲート絶縁膜29及びチャネル保護膜24が透明であるため、半導体膜23に入射する。
また、複数のダブルゲートトランジスタ20が配列された領域の外側には、ボトムゲート電極21が形成されていない。そのため、平行光照射源50から発した平行光ビームが、複数のダブルゲートトランジスタ20が配列された領域の外側に入射すると、光センサ10の下面から上面へ透過して、光センサ10の上面から上方に出射する。
なお、光センサ10として、透明なものを用いたが、透明でない受光素子(例えば、フォトダイオードを画素としたCCD型光センサ又はCMOS型光センサ)を用いてもよい。この場合、平行光照射源50の設置位置は、光センサ10の上であって受圧板80の下側であることが望ましい。
〔弾性支持部〕
図1に示すように、弾性支持部61〜64が光センサ10の上面(表面電極33の表面)の周辺部上に接合されている。これら弾性支持部61〜64が矩形枠状に配置され、これら弾性支持部61〜64が複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…を囲い、弾性支持部61〜64の内側において複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…が配置されている。弾性支持部61〜64は、ゴム等からなる。
なお、弾性支持部61〜64が光センサ10の上面に設けられている必要はない。例えば、光センサ10よりも厚い弾性支持部61〜64が光センサ10全体を囲うようにして遮光板55の上に設けられていてもよい。
〔受圧板〕
受圧板80は、光センサ10の上面に対向した状態で弾性支持部61〜64の上に接合されている。受圧板80が弾性支持部61〜64によって支持されることによって、受圧板80の下面と光センサ10の上面が離れている。受圧板80は剛体であり、受圧板80の弾性率は弾性支持部61〜64の弾性率よりも十分に大きい。そのため、受圧板80の上面から下に圧力が作用することによって、受圧板80の曲げは殆ど生じず、弾性支持部61〜64が圧縮される。
図5は、受圧板80の下側を示した図面である。受圧板80は低反射性及び遮光性を有している。具体的には、受圧板80の下面が黒色に塗られており、黒色に塗られた部分によって光の反射が抑えられているとともに、光の透過が抑えられている。
受圧板80の下面には、平行光照射源50から発した平行光を光センサ10の上面に向けて反射させる反射ミラー85が設けられている。反射ミラー85の設置位置は、平行光照射源50から発した平行光と交わる位置である。即ち、反射ミラー85は、平行光照射源50から照射された平行光をダブルゲートトランジスタ20,20,…が設けられた透明基板13上に向けて反射させる角度で受圧板80に設けられている。従って、平行光照射源50から発した平行光は、反射ミラー85の反射面86で反射する。また、平行光照射源50から発した平行光の光軸は反射面86に対して斜交いに交わり、反射面86への平行光の入射角(入射角は、反射面86の法線を基準とした角度である。)がゼロ°ではない。なお、反射面86は、曲面ではなく、平面であることが望ましい。
〔光学的圧力センサの圧力測定原理〕
平行光照射源50から発した光は上述のように光センサ10を透過し、反射ミラー85の反射面86で反射し、反射平行光がスポットライトとして光センサ10の上面に入射し、複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…のうち何れかに反射平行光が照射される。ここで、反射平行光が照射されたダブルゲートトランジスタ20は反射平行光を検出し、他のダブルゲートトランジスタ20は反射平行光を検出しない。
この際、光センサ10が駆動されると、各ダブルゲートトランジスタ20の半導体膜23において受光した光量が電気信号に変換される。これにより、固体撮像デバイス10によって画像が取得される。なお、光センサ10の駆動回路及び駆動方法については、後述する。
反射平行光が照射されたダブルゲートトランジスタ20では、半導体膜23に対しての受光量が大きく、他のダブルゲートトランジスタ20では、半導体膜23に対しての受光量が小さい。そのため、固体撮像デバイス10によって取得される画像は、反射平行光が照射されたダブルゲートトランジスタ20に対応する部分が光輝度(例えば、白色)となり、他の部分が低輝度(例えば、黒色)となる像である。
一方、図6に示すように、受圧板80の上面から下に圧力が作用すると、弾性支持部61〜64が圧縮される。受圧板80に対する圧力が大きい程、弾性支持部61〜64の圧縮量が大きく、受圧板80の下面と光センサ10の上面との距離が小さい。
図7は、受圧板80に対する加圧状態と、光センサ10によって取得された画像との関係を示したものである。図7から明らかなように、受圧板80に対する圧力が大きくなる程、取得画像中の基準点から取得画像中の明点までの距離が小さい。取得画像中の明点は、反射平行光が照射されて反射平行光を検出したダブルゲートトランジスタ20に対応する部分であり、取得画像中の基準点は、平行光照射源50から発した光が光センサ10を透過する位置に対応する部分である。
従って、受圧板80に対する圧力は、反射平行光が照射されたダブルゲートトランジスタ20の位置から、つまり、取得画像中の基準点から明点までの距離から定まる。
そこで、複数のダブルゲートトランジスタ20,20,…のうち反射平行光を検出したダブルゲートトランジスタ20の位置から圧力を求めることができる。
また、取得画像を利用する場合には、取得画像の明点を検索し、その明点の位置を求め、基準点から明点までの距離を求め、その求めた距離から圧力を求めることができる。例えば、基準点から明点までの距離と圧力との関係を表した相関グラフ(例えば、図8参照)、相関式又は相関表を予め準備しておき、その相関グラフ、相関式又は相関表を利用して、求めた距離から圧力を求めることができる。
〔光センサの駆動回路及び駆動方法〕
図9は、光学的圧力センサ1を用いた圧力測定装置の概略構成を示した図面である。図9では、光センサ10及びその駆動回路を示すとともに、光センサ10によって取得された画像の明点の位置から圧力を求めるコントローラ77等も示す。
光センサ10のトップゲートライン44,44,…がトップゲートドライバ71の端子に接続され、ボトムゲートライン41,41,…がボトムゲートドライバ72の端子に接続され、ドレインライン43,43,…がパラレル−シリアル変換回路73の端子に接続されている。また、光センサ10のソースライン42,42,…が一定電圧源(Vss)に接続され、この例ではソースライン42,42,…が接地されている。トップゲートドライバ71は、トップゲートライン44,44,…を1行目から順に選択する第一の走査ドライバである。ボトムゲートドライバ72は、ボトムゲートライン41,41,…を1行目から順に選択する第二の走査ドライバである。
図10は、光センサ10を駆動するための信号の推移を示したタイミングチャートである。
トップゲートドライバ71は、トップゲートライン44,44,…にリセットパルスを順次出力する。リセットパルスのレベルは+15〔V〕のハイレベルであり、リセットパルスが出力されていない時のレベルは、−15〔V〕のローレベルである。トップゲートドライバ71としては、シフトレジスタを用いることができる。リセットパルスが出力されている期間をリセット期間という。
ボトムゲートドライバ72は、ボトムゲートライン41,41,…にリードパルスを順次出力する。リードパルスのレベルは+15〔V〕のハイレベルであり、リードパルスが出力されていない時のレベルは±0〔V〕のローレベルである。ボトムゲートドライバ72としては、シフトレジスタを用いることができる。リードパルスが出力されている期間をリード期間という。
トップゲートドライバ71の水平走査周期(ある行にリセットパルスを出力してから次の行にリセットパルスを出力するまでの期間)と、ボトムゲートドライバ72の水平走査周期(ある行にリードパルスを出力してから次の行にリードパルスを出力するまでの期間)とが等しい。また、ボトムゲートドライバ72による走査の位相はトップゲートドライバ71による走査の位相に対して遅れている。つまり、各行では、リードパルスが出力されるタイミングは、リセットパルスが出力されるタイミングより遅れている。その遅れが、キャリア蓄積時間である。
具体的には、トップゲートドライバ71が何れかの行のトップゲートライン44にリセットパルスを出力した後に、キャリア蓄積時間を経て、ボトムゲートドライバ72が同じ行のボトムゲートライン41にリードパルスを出力するように、トップゲートドライバ71及びボトムゲートドライバ72が出力信号をシフトする。
パラレル−シリアル変換回路73は、ボトムゲートドライバ72によって選択された行のダブルゲートトランジスタ20,20…の出力値(電圧)を読み込み、読み込んだダブルゲートトランジスタ20,20…の出力値を順次出力するものである。具体的には、パラレル−シリアル変換回路73は、リセットパルスが出力されてからリードパルスが出力されるまでの間に、全てのドレインライン43,43,…にパラレルでプリチャージパルスを出力するようになっている。プリチャージパルスのレベルは+10〔V〕のハイレベルであり、プリチャージパルスが出力されていない時のレベルは±0〔V〕のローレベルである。プリチャージパルスが出力されている期間をプリチャージ期間という。
また、パラレル−シリアル変換回路73は、プリチャージパルスの出力後にリードパルスが出力されている時に、ボトムゲートドライバ72によって選択された行のダブルゲートトランジスタ20,20…の出力値(電圧)をパラレルで入力する。そして、パラレル−シリアル変換回路73は、パラレルで入力した出力値をシリアルで順次出力する。これにより、光センサ10により画像入力がなされる。
トップゲートドライバ71及びボトムゲートドライバ72によって選択された何れかの行(以下、i行目という)の各ダブルゲートトランジスタ20の動作について詳細に説明する。
トップゲートドライバ71がi行目のトップゲートライン44にリセットパルスを出力すると、i行目のトップゲートライン44がハイレベルになる。i行目のトップゲートライン44がハイレベルになっているリセット期間では、i行目の各ダブルゲートトランジスタ20について、半導体膜23内や半導体膜23とチャネル保護膜24との界面近傍に蓄積されたキャリア(ここでは、正孔である。)が、トップゲート電極31の電圧により反発して吐出される。
そして、トップゲートドライバ71は、i行目のトップゲートライン44にリセットパルスを出力した後、半導体膜23に光が入射することによって半導体膜23内に生成された電子−正孔対のうちの正孔を電気的に捕捉するためのするための負電位(−15〔V〕)をそのi行目のトップゲートライン44に印加する。i行目の各ダブルゲートトランジスタ20のトップゲート電極31に負電位が印加されていると、半導体膜23に入射した光量に従って半導体膜23内に生成された電子−正孔対のうちの正孔がトップゲート電極31の電界によって半導体膜23内や半導体膜23とチャネル保護膜24との界面近傍に蓄積される。
キャリア蓄積時間中に、パラレル−シリアル変換回路73が全てのドレインライン43,43,…にプリチャージパルスを出力する。プリチャージパルスが出力されているプリチャージ期間では、i行目の各ダブルゲートトランジスタ20においては、トップゲート電極31に印加されている電位が負電位(−15〔V〕)である。そうすると、この負電界によって半導体膜23内や半導体膜23とチャネル保護膜24との界面近傍に蓄積された正孔による電界は、必然的に負電界を完全に相殺して半導体膜23のチャネル領域にnチャネルを形成する程度の正電界には成り得ない。そうすると、ボトムゲート電極21に印加されている電位が±0〔V〕であるため、ドレイン電極28とソース電極27との間にプリチャージパルスの電位差が生じても半導体膜23にはチャネルが形成されず、ドレイン電極28とソース電極27との間に電流は流れない。プリチャージ期間において、ドレイン電極28とソース電極27との間に電流が流れないため、ドレインライン43,43,…に出力されたプリチャージパルスによってi行目の各ダブルゲートトランジスタ20のドレイン電極28に電荷がチャージされる。
パラレル−シリアル変換回路73がプリチャージパルスの出力を終了するとともに、ボトムゲートドライバ72がi行目のボトムゲートライン41にリードパルスを出力する。ボトムゲートドライバ72がi行目のボトムゲートライン41にリードパルスを出力しているリード期間では、i行目の各ダブルゲートトランジスタ20のボトムゲート電極21にハイレベルの電位が印加されているため、i行目の各ダブルゲートトランジスタ20がオン状態になる。
リード期間においては、キャリア蓄積時間において蓄積されたキャリアがトップゲート電極31の負電界を緩和するように働く。そのため、入射される光量が十分であってキャリアの量が十分であれば、ボトムゲート電極21の正電界とあわせて半導体膜23にnチャネルが形成されて、ドレイン電極28からソース電極27に電流が流れるようになり、ドレイン電極28の電荷が減少する。従って、リード期間では、ドレインライン43,43,…の電圧は、ドレイン−ソース間電流によって時間の経過とともに徐々に低下する傾向を示す。
キャリア蓄積時間において半導体膜23に入射した光量が多くなるにつれて、蓄積されるキャリアも多くなり、蓄積されるキャリアが多くなるにつれて、リード期間におけるドレイン電極28の電荷減少レートが大きくなるとともに、リード期間においてドレイン電極28からソース電極27に流れる電流のレベルも大きくなる。従って、リード期間におけるドレインライン43,43,…の電圧の減少傾向は、キャリア蓄積時間で半導体膜23に入射した光量に深く関連する。
そして、i行目のリード期間から次の(i+1)行目のプリチャージ期間までの間に、リード期間が開始してから所定の時間経過後のドレインライン43,43,…の電圧(出力値)がパラレル−シリアル変換回路73によって検出される。パラレル−シリアル変換回路73は、ドレインライン43,43,…の電圧(出力値)をVoutとして列順次に出力する。
そして、パラレル−シリアル変換回路73から順次出力された出力値(電圧)が、増幅器74に増幅され、A/D変換器75によって量子化されて、メモリ76に記録される。これにより、i行目の各ダブルゲートトランジスタ20の出力値が、線状の画像データとしてメモリ76に記録される。
トップゲートドライバ71及びボトムゲートドライバ72によって他の行も選択されることによって、上述したi行目の動作が他の行にもなされる。そのため、1行目から順に線状の画像データがメモリ76に記録されていくことで、光センサ10の受光面における光量分布(二次元の画像データ)が取得される。
〔コントローラの機能〕
図11は、コントローラ77によって圧力を算出する算出フローを示したものである。
図11に示すように、受圧板80が加圧されて(ステップS1)、トップゲートドライバ71、ボトムゲートドライバ72及びパラレル−シリアル変換回路73によって光センサ10が駆動されると、光センサ10によって画像入力がなされ、その画像データがメモリ76に記録される(ステップS2)。コントローラ77は、明点移動量を比較し(ステップS3)、圧力を数値化し(ステップS4)、数値化された圧力を表示部78に表示する(ステップS5)。
更に具体的に説明する。
コントローラ77はCPU及びROMを有する。コントローラ77のROMには、基準点から明点までの距離(明点の位置)と圧力との関係を表した相関関係(例えば、図8に示す相関グラフ)が予め記録されている。そして、コントローラ77は、CPUによって次のような処理を行う。
つまり、コントローラ77は、メモリ76に記録された取得画像の中から明点を検索し、その明点から基準点までの距離(明点の位置)を求める。このような処理が、図11に示されたステップS3に相当する。なお、コントローラ77は、メモリ76に記録された取得画像の中から最も明るい画素を明点として検索する。
そして、コントローラ77は、ROMに記録された相関関係を参照し、求めた距離に対応する圧力を求める。このような処理が、図11に示されたステップS4に相当する。
そして、コントローラ77は、求めた圧力を表示部78に表示する。このような処理が、図11に示されたステップS5に相当する。
1 光学的圧力センサ
10 光センサ
13 透明基板
20 ダブルゲートトランジスタ
21 ボトムゲート電極
22 ボトムゲート絶縁膜
23 半導体膜
24 チャネル保護膜
25,26 不純物半導体膜
27 ソース電極
28 ドレイン電極
29 トップゲート絶縁膜
31 トップゲート電極
32 保護絶縁膜
41 ボトムゲートライン
42 ソースライン
43 ドレインライン
44 トップゲートライン
50 平行光照射源
61〜64 弾性支持部
80 受圧板
85 反射ミラー
86 反射面

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板に対向して設けられ、前記基板と対向した面に反射面を備えた受圧板と、
    前記基板と前記受圧板の間に設けられ、前記受圧板に力が作用されると前記基板と前記受圧板との距離を変化させる支持部と、
    前記基板上の、前記受圧板と対向する位置に設けられた複数の受光素子と、
    前記反射面に対して斜交いとなる平行光を前記反射面に向けて照射する光照射源と、を備えることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記反射面は、前記光照射源から照射された平行光を前記複数の受光素子が設けられた前記基板上面に向けて反射させる角度で前記受圧板に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記基板は透光性の部材からなり、
    前記複数の受光素子が、
    前記基板上に形成された遮光性の第一電極と、
    前記第一電極上に形成された透明な第一絶縁膜と、
    前記第一電極に対向した状態で前記第一絶縁膜上に形成された半導体膜と、
    前記半導体膜に接し、互いに離れた2つの不純物半導体膜と、
    前記2つの不純物半導体膜のうち一方の上に形成された第二電極と、
    前記2つの不純物半導体膜のうち他方の上に形成された第三電極と、
    前記半導体膜、前記不純物半導体膜、前記第二電極及び前記第三電極を被覆した透明な第二絶縁膜と、
    前記半導体膜に対向した状態で前記第二絶縁膜の上に形成された第四電極と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力センサ。
  4. 基板と、前記基板に対向して設けられ、前記基板と対向した面に反射面を備えた受圧板と、前記基板と前記受圧板の間に設けられ、前記受圧板に力が作用されると前記基板と前記受圧板との距離を変化させる支持部と、前記基板上の、前記受圧板と対向する位置に設けられた複数の受光素子と、前記反射面に対して斜交いとなる平行光を前記反射面に向けて照射する光照射源と、を備える圧力センサの前記受圧板に力を作用させ、前記基板と前記受圧板との距離の変化にしたがって、前記複数の受光素子のうち前記反射面で反射した反射平行光を受光した受光素子の位置に基づいて、圧力を測定することを特徴とする圧力センサの圧力測定方法。
JP2009039106A 2009-02-23 2009-02-23 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法 Pending JP2010197066A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039106A JP2010197066A (ja) 2009-02-23 2009-02-23 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009039106A JP2010197066A (ja) 2009-02-23 2009-02-23 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010197066A true JP2010197066A (ja) 2010-09-09
JP2010197066A5 JP2010197066A5 (ja) 2011-11-17

Family

ID=42821955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009039106A Pending JP2010197066A (ja) 2009-02-23 2009-02-23 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010197066A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9542028B2 (en) 2014-01-13 2017-01-10 Apple Inc. Temperature compensating transparent force sensor having a compliant layer
US9612170B2 (en) 2015-07-21 2017-04-04 Apple Inc. Transparent strain sensors in an electronic device
US9851845B2 (en) 2014-08-12 2017-12-26 Apple Inc. Temperature compensation for transparent force sensors
US9874965B2 (en) 2015-09-11 2018-01-23 Apple Inc. Transparent strain sensors in an electronic device
US9886118B2 (en) 2015-09-30 2018-02-06 Apple Inc. Transparent force sensitive structures in an electronic device
US9952703B2 (en) 2013-03-15 2018-04-24 Apple Inc. Force sensing of inputs through strain analysis
US9983715B2 (en) 2012-12-17 2018-05-29 Apple Inc. Force detection in touch devices using piezoelectric sensors
US10006820B2 (en) 2016-03-08 2018-06-26 Apple Inc. Magnetic interference avoidance in resistive sensors
US10055048B2 (en) 2015-07-31 2018-08-21 Apple Inc. Noise adaptive force touch
US10088937B2 (en) 2012-05-03 2018-10-02 Apple Inc. Touch input device including a moment compensated bending sensor for load measurement on platform supported by bending beams
US10120478B2 (en) 2013-10-28 2018-11-06 Apple Inc. Piezo based force sensing
US10133418B2 (en) 2016-09-07 2018-11-20 Apple Inc. Force sensing in an electronic device using a single layer of strain-sensitive structures
US10209830B2 (en) 2016-03-31 2019-02-19 Apple Inc. Electronic device having direction-dependent strain elements
US10309846B2 (en) 2017-07-24 2019-06-04 Apple Inc. Magnetic field cancellation for strain sensors
US10444091B2 (en) 2017-04-11 2019-10-15 Apple Inc. Row column architecture for strain sensing
US10782818B2 (en) 2018-08-29 2020-09-22 Apple Inc. Load cell array for detection of force input to an electronic device enclosure

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6076633A (ja) * 1983-10-03 1985-05-01 Oki Electric Ind Co Ltd 感圧センサ
JPS60149937A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Yamatake Honeywell Co Ltd 圧力測定装置
JPS6141938A (ja) * 1984-08-03 1986-02-28 Oki Electric Ind Co Ltd 二次元感圧センサ
JP2004272322A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Casio Comput Co Ltd 画像読取装置及び個人認証システム
JP2005331261A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Minebea Co Ltd 光学式変位センサおよび外力検出装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6076633A (ja) * 1983-10-03 1985-05-01 Oki Electric Ind Co Ltd 感圧センサ
JPS60149937A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Yamatake Honeywell Co Ltd 圧力測定装置
JPS6141938A (ja) * 1984-08-03 1986-02-28 Oki Electric Ind Co Ltd 二次元感圧センサ
JP2004272322A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Casio Comput Co Ltd 画像読取装置及び個人認証システム
JP2005331261A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Minebea Co Ltd 光学式変位センサおよび外力検出装置

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10088937B2 (en) 2012-05-03 2018-10-02 Apple Inc. Touch input device including a moment compensated bending sensor for load measurement on platform supported by bending beams
US9983715B2 (en) 2012-12-17 2018-05-29 Apple Inc. Force detection in touch devices using piezoelectric sensors
US9952703B2 (en) 2013-03-15 2018-04-24 Apple Inc. Force sensing of inputs through strain analysis
US10496212B2 (en) 2013-03-15 2019-12-03 Apple Inc. Force sensing of inputs through strain analysis
US10275068B2 (en) 2013-03-15 2019-04-30 Apple Inc. Force sensing of inputs through strain analysis
US10120478B2 (en) 2013-10-28 2018-11-06 Apple Inc. Piezo based force sensing
US10423265B2 (en) 2014-01-13 2019-09-24 Apple Inc. Temperature compensating force sensor
US9542028B2 (en) 2014-01-13 2017-01-10 Apple Inc. Temperature compensating transparent force sensor having a compliant layer
US9690413B2 (en) 2014-01-13 2017-06-27 Apple Inc. Temperature compensating transparent force sensor having a compliant layer
US9665200B2 (en) 2014-01-13 2017-05-30 Apple Inc. Temperature compensating transparent force sensor
US10466829B2 (en) 2014-01-13 2019-11-05 Apple Inc. Temperature compensating sensor having a compliant layer separating independent force sensing substrates and sense circuitry to obtain a relative measure between the force sensing substrates
US9851845B2 (en) 2014-08-12 2017-12-26 Apple Inc. Temperature compensation for transparent force sensors
US9612170B2 (en) 2015-07-21 2017-04-04 Apple Inc. Transparent strain sensors in an electronic device
US10139294B2 (en) 2015-07-21 2018-11-27 Apple Inc. Strain sensors in an electronic device
US10055048B2 (en) 2015-07-31 2018-08-21 Apple Inc. Noise adaptive force touch
US9874965B2 (en) 2015-09-11 2018-01-23 Apple Inc. Transparent strain sensors in an electronic device
US9886118B2 (en) 2015-09-30 2018-02-06 Apple Inc. Transparent force sensitive structures in an electronic device
US10006820B2 (en) 2016-03-08 2018-06-26 Apple Inc. Magnetic interference avoidance in resistive sensors
US10209830B2 (en) 2016-03-31 2019-02-19 Apple Inc. Electronic device having direction-dependent strain elements
US10133418B2 (en) 2016-09-07 2018-11-20 Apple Inc. Force sensing in an electronic device using a single layer of strain-sensitive structures
US10444091B2 (en) 2017-04-11 2019-10-15 Apple Inc. Row column architecture for strain sensing
US10309846B2 (en) 2017-07-24 2019-06-04 Apple Inc. Magnetic field cancellation for strain sensors
US10782818B2 (en) 2018-08-29 2020-09-22 Apple Inc. Load cell array for detection of force input to an electronic device enclosure
US11340725B2 (en) 2018-08-29 2022-05-24 Apple Inc. Load cell array for detection of force input to an electronic device enclosure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010197066A (ja) 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法
JP4780204B2 (ja) 圧力センサ及び圧力センサの圧力測定方法
US9287315B2 (en) Thin film transistor array substrate for digital photo-detector
JP4799696B2 (ja) 表示装置
TWI462580B (zh) 具有影像拾取功能之顯示裝置、驅動方法及電子裝置
TWI406046B (zh) 顯示器
US9419162B2 (en) Array sensor apparatus and forming method thereof
TWI377388B (ja)
KR101648353B1 (ko) 거리 센서를 포함하는 이미지 센서
US8552967B2 (en) Display device, display control method, and electronic apparatus
US20190099096A1 (en) Display device and method of detecting heart rate information
TW200903438A (en) Electro-optical device, semiconductor device, display device, and electronic apparatus having the same
TW200305107A (en) Image reading apparatus and drive control method
TWI499826B (zh) 具有觸控螢幕功能的液晶顯示器和使用其來偵測外部照明的方法
CN108363993B (zh) 指纹识别模组、显示装置及其制作方法
US9035405B2 (en) Active matrix image sensing panel and apparatus
CN102419815A (zh) 光传感器
JP2003256820A (ja) 画像読取装置及びその感度設定方法
JP2009253683A (ja) 光センサ
JP4632129B2 (ja) 画像読取装置
AU6182800A (en) Photosensor and photosensor system
KR101889915B1 (ko) 광 센서를 포함하는 표시 장치 및 그 구동 방법
US20130249817A1 (en) Photosensor, display device including the same, and driving method thereof
JP5275739B2 (ja) センサ素子およびその駆動方法
TWI764161B (zh) 光偵測裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110929

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110929

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130702