JP2010196253A - 建設機械 - Google Patents

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敬 米田
Naoki Miyata
尚紀 宮田
Katsusuke Awano
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Nobuaki Matoba
信明 的場
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Abstract

【課題】屈曲自在な作業腕の先端部に作業アタッチメントが装着される建設機械において、機体安定性を確保しながら効率よく作業できるように構成する。
【解決手段】解体作業機1の制御装置17に、アタッチメント位置Pを検出する作業位置演算部42と、アタッチメント位置Pに基づいて機体の安定姿勢を確保できる許容作業範囲を判断する作業範囲判断部43と、作業アタッチメントに作用する外力としての負荷値Fを演算する負荷演算部45と、該負荷演算部45により演算される負荷値Fに基づいて機体バランスを判断し、安定姿勢を損なう惧れがあると判断することに伴い警告を発する過負荷判断部46とを設ける構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、機体の安定性を確保するための制御システムが設けられた建設機械の技術分野に属するものである。
一般に、建設機械は、クローラ式の下部走行体と、該下部走行体に旋回自在に支持される上部旋回体と、該上部旋回体のフロント部に装着されるフロント作業機とを備えると共に、該フロント作業機は、基端部が上部旋回体のフロント部に上下動自在に支持される作業腕の先端部に各種作業アタッチメントを装着して構成されるが、この様な建設機械の一つとして、ビル等の被作業体の解体を行なうための解体用アタッチメントが装着された解体作業機が知られている。
ところで、前記解体作業機では、高所での解体作業を容易に行なえるように、例えば、ブームと多関節アームとからなる長尺の作業腕が用いられるのが一般的であり、この様な長尺の作業腕を用いた場合には、フロント作業機が機体バランスに及ぼす影響が大きいため、解体用アタッチメントの位置によっては機体バランスが損なわれてしまう惧れが生じる。
そこで従来、ブームおよびアームにそれぞれ角度検出器を、また車体にコントローラを設け、角度検出器からの検出信号に基づきコントローラにおいて作業機全体の重心位置と、下部走行体の接地面における安定支点の支持力を演算し、該支持力値を表示器に表示すると共に、支持力が安全作業確保上の限界値以下になった場合に警報を発するように構成した技術が提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−247578号公報
ところで、解体用アタッチメントによる作業を行う場合では、被作業体からの反力が外力として解体用アタッチメントに作用することになり、該外力は機体の支持力を損なうように作用する。特に、前述したように、長い作業腕を用いて解体作業を行うような場合では、被作業体から解体用アタッチメントが受ける外力が機体の支持力に対して大きく作用する。しかるに、前記従来のものでは、機体の安定支点における支持力を、ブームやアームの位置から算出される作業アタッチメント位置に基づいて演算し、該支持力を基準として機体の安全作業が確保できるか否かを判断しており、解体用アタッチメントに作用する外力については一切考慮されることはない。このため、解体作業の過程で、解体用アタッチメント位置に基づく支持力が限界値に達していない場合であっても、解体用アタッチメントに大きな外力が作用した場合では、支持力が低下するようなことが想定される場合があり、ここに本発明が解決しようとする課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、クローラ式の下部走行体と、該下部走行体に旋回自在に支持される上部旋回体と、該上部旋回体のフロント部に装着されるフロント作業機とを備えると共に、該フロント作業機を、基端部が上部旋回体に上下揺動自在に支持される作業腕の先端部に作業アタッチメントを装着して構成してなる建設機械において、該建設機械に、作業アタッチメントの位置を検出するアタッチメント位置検出手段と、作業アタッチメントの位置に基づいて機体の安定姿勢を確保できる許容作業範囲を判断する作業範囲判断手段とを具備した制御システムを設けるにあたり、前記制御システムに、作業アタッチメントに作用する負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段により検出される負荷値に基づいて機体バランスを判断し、安定姿勢を損なう惧れがあると判断することに伴い警告を発するよう報知手段を駆動する過負荷判断手段とが設けられていることを特徴とする建設機械である。
請求項2の発明は、過負荷判断手段は、作業アタッチメントの位置が許容作業範囲内に位置する場合に、機体バランスを判断するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械である。
請求項3の発明は、過負荷判断手段は、負荷値に基づく機体バランスを示す数値として安定係数を算出し、該安定係数を、機体の安定を確保できる予め設定される基準安定係数と比較して、機体バランスを判断するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械である。
請求項4の発明は、報知手段は、モニタ表示器を備えて構成されており、過負荷判断手段は、負荷値に基づく安定係数が機体の安定姿勢を確保できると判断することに伴い、負荷値と安定係数とをモニタ表示器に表示するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械である。
請求項1の発明とすることにより、機体の安定性を、アタッチメント位置に基づくだけでなく、アタッチメントに作用する負荷に基づいて検出することができて、機体の安定性を一層確実に確保できて、作業効率の向上を図れる。
請求項2の発明とすることにより、オペレータは警告に従って作業状態や機体の姿勢を調整することができて、一層の作業効率の向上が図れる。
請求項3の発明とすることにより、作業状況に合わせた警告を発することができて、さらなる作業効率の向上が図れる。
請求項4の発明とすることにより、アタッチメント位置に作用する外力を確認しながらの作業が可能となる。
図1(A)、(B)はそれぞれ解体作業機の側面図、平面図である。 ブーム用シリンダ、第一、第二アーム用シリンダの油圧回路図である。 制御装置の入出力、および制御を示すブロック図である。 解体作業機の作業許容範囲を示す側面図である。 図5(A)、(B)はそれぞれ解体作業機のアタッチメント位置における外力の算出方法を説明する側面図、図5(A)の位置関係を説明する要部概略図である。 制御装置における制御手順を示すフローチャートである。 過負荷判断制御の制御手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1において、1は建設機械の一例である解体作業機であって、該解体作業機1は、クローラ式の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回体3、該上部旋回体3のフロント部に装着されるフロント作業機4を具備して構成されるとともに、該フロント作業機4は、基端部が上部旋回体3に上下方向揺動自在に支持されるブーム5、該ブーム5の先端部に上下方向揺動自在に支持される第一アーム6、該第一アーム6の先端部に上下方向揺動自在に支持される第二アーム7とにより屈曲自在に構成される作業腕と、該作動腕の先端部となる第二アーム7の先端部に取付けられる破砕機8(解体用アタッチメントの一つであって、本発明の作業アタッチメントに相当する)とを用いて構成されている。さらに、フロント作業機4は、ブーム5、第一、第二アーム6、7、破砕機8を揺動せしめるべく伸縮作動するブーム用シリンダ9、第一アーム用シリンダ10、第二アーム用シリンダ11、アタッチメント用シリンダ12等の部材が設けられている。
さらに、フロント作業機4には、ブーム5の上部旋回体3に対する揺動角度(ブーム角度α)を検出するブーム角度センサ13、第一アーム6のブーム5に対する揺動角度(第一アーム角度β)を検出する第一アーム角度センサ14、第二アーム7の第一アーム6に対する揺動角度(第二アーム角度γ)を検出する第二アーム角度センサ15、下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回角度(旋回角度φ)を検出する旋回角度センサ16とが設けられており、これら各角度センサ13〜16は本発明のアタッチメント位置検出手段を構成しており、各角度センサ13〜16からの検出信号は、本発明の制御システムに相当する後述する制御装置17に入力されるように構成されている。
また、第一アーム用シリンダ10にはヘッド側油室の圧力(第一ヘッド圧P1h)を検出する第一アームヘッド側圧力センサ18と、第一アーム用シリンダ10のロッド側油室の圧力(第一ロッド圧P1r)を検出する第一アームロッド側圧力センサ19とが設けられ、第二アーム用シリンダ11にはヘッド側油室の圧力(第二ヘッド圧P2h)を検出する第二アームヘッド側圧力センサ20と、第二アーム用シリンダ11のロッド側油室の圧力(第二ロッド圧P2r)を検出する第二アームロッド側圧力センサ21とが設けられており、これら各圧力センサ18〜21は本発明の負荷検出手段を構成しており、第一、第二アーム用シリンダ10、11に作用する圧力を検出し、各圧力センサ18〜21からの検出信号は前記制御装置17に入力されるように構成されている。
ついで、図2に、前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各シリンダ9〜11の油圧回路を示すが、該図2において、22は前記各シリンダ9〜11の油圧源になる油圧ポンプ、23はパイロット油圧源になるパイロットポンプ、24は油タンク、25〜27はブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各コントロールバルブである。
前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各コントロールバルブ25〜27は、伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bを備えた三位置切換弁であって、両パイロットポート25a〜27a、25b〜27bにパイロット圧が入力されていない状態では、ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各シリンダ9〜11に対する油給排を行なわない中立位置Nに位置しているが、伸長側或いは縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bにパイロット圧が入力されることにより伸長側位置L或いは縮小側位置Sに切換わって、各シリンダ9〜11を伸長或いは縮小せしめるべく油給排制御を行なうように構成されている。
また、28〜30はブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各パイロットバルブであって、これらパイロットバルブ28〜30は、ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各操作具31〜33の操作に基づいて、前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各コントロールバルブ25〜27の伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bにパイロット圧を出力するように構成されている。そして、ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各操作具31〜33の操作が適宜なされることに伴い、パイロットバルブ28〜30から対応するパイロット圧が出力されることにより、コントロールバルブ25〜27が伸長側位置L或いは縮小側位置Sに切換えられて、ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の各シリンダ9〜11の伸縮作動が行われるように構成されている。
さらに、34A〜36A、34B〜36Bはブーム用、第一アーム用、第二アーム用の伸長側、縮小側電磁比例減圧弁であって、これら電磁比例減圧弁34A〜36A、34B〜36Bは、前記パイロットバルブ28〜30からコントロールバルブ25〜27の伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bに至るパイロット油路に配されている。そして、これらブーム用、第一アーム用、第二アーム用の伸長側、縮小側電磁比例減圧弁34A〜36A、34B〜36Bが、後述する制御装置17からの制御指令に基づいて、パイロットバルブ28〜30から伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bへの出力パイロット圧を遮断、或いは減圧することによって、操作具31〜33が操作されてもコントロールバルブ25〜27の伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bにパイロット圧が入力されない、或いは減圧されることになり、これによって各シリンダ9〜11の伸縮作動を停止、或いは減速させることができるように構成されている。
一方、前記制御装置17は、マイクロコンピュータ等を用いて構成されるものであって、図3のブロック図に示すごとく、入力側に、前記ブーム角度センサ13、第一アーム角度センサ14、第二アーム角度センサ15、旋回角度センサ16、第一アームヘッド側圧力センサ18、第一アームロッド側圧力センサ19、第二アームヘッド側圧力センサ20、第二アームロッド側圧力センサ21が接続されている。また、出力側には、前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の伸長側、縮小側電磁比例減圧弁34A〜36A、34B〜36B、本発明の報知手段であって、本実施の形態では、解体作業機1のキャブ1a内に配されるモニタ表示装置37とブザー等の警報器38とが接続されている。
そして、前記制御装置17は、前記図3に示すようにメモリ39を備えて構成されており、該メモリ39には、部材データ部40と許容作業範囲データ部41とが設けられている。前記部材データ部40には、フロント作業機4を構成する各部材のデータ(ブーム5、第一アーム6、第二アーム7、破砕機8の寸法(長さ)Lb、L1a、L2a、Lc、ブーム5、第一アーム6、第二アーム7、破砕機8の重量Wb、W1a、W2a、Wc、ブーム5、第一アーム6、第二アーム7、破砕機8の重心位置Bb、B1a、B2a、Bc)や上部旋回体3、下部走行体2の寸法、上部旋回体3、下部走行体2の重量Wp、Wt、上部旋回体3、下部走行体2の重心位置Bp、Bt、下部走行体2の前方安定支点位置R等の必要なデータが保存されている。因みに、各部材データのうち、位置を表わすデータは、下部走行体2の接地部位となる前後方向をX軸、ブーム5の基端部の揺動支軸を通る上下方向をZ軸とする座標を用いて表わされるデータとして保存されている。
また、前記許容作業範囲データ部41には、破砕機8の各作業位置において、解体作業機1の機体安定性を確保できる状態で作業を行うことができる許容作業範囲が、データとして保存されている。この場合、下部走行体2に対するフロント作業機4の向き、つまり、上部旋回体3の旋回角度φによって機体安定性が異なるため、許容作業範囲データ部41には、上部旋回体3の旋回角度φに応じた許容作業範囲のデータが保存されている。また、本実施の形態では、図4に示すように、許容作業範囲の外側境界線M(安全作業確保上の限界値に相当する)に近い部分に、外側境界線Mに近いことをオペレータに警告するための警告領域が設定されているとともに、前記外側境界線Mの外側であって、機体安定性を確保できない惧れがある領域として危険領域が設定されており、許容作業範囲データ部41には、体安定性を確保できる許容作業範囲領域とともに、警告領域、危険領域の各データが、上部旋回体3の旋回角度φに応じてそれぞれ保存されている。尚、前記部材データ部40および許容作業範囲データ部41のデータは、フロント作業機4を構成する各部材の寸法や重量、種類等に応じて適宜書換可能に構成されている。
また、42は作業位置演算部であって、該作業位置演算部42は、前記ブーム角度センサ13、第一、第二アーム角度センサ14、15により検出されるブーム角度α、第一アーム角度β、第二アーム角度γと、前記部材データ部40に保存されているフロント作業機4の各部材のデータ等が入力され、これら入力信号に基づいて、第二アーム7の先端部位置Pを演算し、該演算値を、本発明の作業範囲判断手段に相当する作業範囲判断部43に出力するように構成されている。尚、本実施の形態では、作業アタッチメントである破砕機8の基端部が取付けられる第二アーム7の先端部位置Pを、破砕機8の位置、つまりアタッチメント位置Pとして演算するように構成されており、該構成が本発明のアタッチメント位置検出手段に相当する。ここで、破砕機8の位置(アタッチメント位置)Pは、前述したように、下部走行体2の接地部位となる前後方向をX軸、ブーム5の基端部の揺動支軸を通る上下方向をZ軸とする座標を用いて表わされるように設定されている。
さらに、本実施の形態の制御装置17には、許容作業範囲設定部44が設けられている。前記許容作業範囲設定部44は、前記旋回角度センサ16により検出される旋回角度φと、許容作業範囲データ部41とからの信号入力により、旋回角度φにおいて機体安定性を確保できる状態で破砕機8の作業を行うことができる許容作業範囲、および、該許容作業範囲の外側境界線M(許容作業範囲の限界線)に近いことをオペレータに警告するための警告領域と、外側境界線Mの外側となる危険領域とを設定し、これら設定された許容作業範囲、警告領域、危険領域を、前記作業範囲判断部43に出力するように構成されている。そして、作業範囲判断部43は、作業位置演算部42からの信号(破砕機8の位置であるアタッチメント位置P)と許容作業範囲設定部44からの信号に基づいて、アタッチメント位置Pに対応する許容作業範囲領域、警告領域、危険領域を判断し、後述する制御を行なうように構成されている。
また、制御装置17には負荷演算部45が設けられている。前記負荷演算部45は、本実施の形態では、部材データ部40からの信号、作業位置演算部42からの信号(アタッチメント位置P)、さらには、前記第一、第二アームヘッド側圧力センサ18、20、第一、第二アームロッド側圧力センサ19、21により検出される第一、第二ヘッド圧P1h、P2h、第一、第二ロッド圧P1r、P2rとが入力され、これら入力信号から後述する手順に基づいてアタッチメント位置Pに作用する外力、即ち、作業アタッチメントに作用する外力である負荷値Fを演算するように構成されている。さらに、本実施の形態の負荷演算部45は、アタッチメント位置Pに負荷値Fが作用したときの解体作業機1の機体バランスを数値化するべく、前方安定支点位置Rを基準とする機体上部の作業部近傍における荷重と負荷値Fとに基づくモーメントと、機体下部の荷重に基づくモーメントとの割合を示す数値を安全係数fsとして演算するように構成されている。即ち、安全係数fsは、前記負荷値FのX、Z方向におけるモーメントとフロント作業機4(ブーム5、第一、第二アーム6、7、破砕機8)の前方安定支点位置Rを基準とするモーメントの和を、上部旋回体3と下部走行体2との前方安定支点位置Rを基準とするモーメントの和で除した数値として演算されている。このように、各圧力センサ19、20、21、22に基づいてアタッチメント位置Pにおける負荷値F、および、安全係数fsを演算する構成が本発明の負荷検出手段に相当する。
さらに、制御装置17には過負荷判断手段46が設けられている。前記過負荷判断手段46には、破砕機8(作業アタッチメント)に作用する負荷値F(外力)により解体作業機1が安定姿勢を確保できる限界での安定係数を基準安定係数fbとしてが予め保存されており、過負荷判断手段46は、前記負荷演算部45からの入力信号である安定係数fsが、前記基準安定係数fbと比較して数値が大きいか否かを判断し、これによって、アタッチメント位置Pに作用する負荷値Fが、機体安定性を損なう惧れがある大きさであるか否かを判断するように構成されており、該構成が本発明の過負荷判断手段に相当する。尚、過負荷判断手段は、本実施の形態では、負荷値に基づいて機体の前方安定支点位置Rを基準とするモーメントに係わる安定係数を求め、該安定係数に基づいて機体の安定姿勢を判断しているが、該判断の基準は安定係数に限らず、負荷値に基づいて機体バランスを数値化したものであればよい。
つぎに、制御装置17の制御手順について図6、7のフローチャートに基づいて説明する。
前記制御装置17は、解体作業機1に設けられる図示しないキースイッチをON作動することに基づいて起動して初期設定がなされる。続いて、制御装置17は、部材データ40に保存されている各種データを読み込み(ステップ1)、ブーム角度センサ13、第一アーム角度センサ14、第二アーム角度センサ15、旋回角度センサ16により検出されるブーム角度α、第一アーム角度β、第二アーム角度γ、旋回角度φを読み込み(ステップ2)、第一、第二アームヘッド側圧力センサ18、20、第一、第二アームロッド側圧力センサ19、21により検出される第一、第二ヘッド圧P1h、P2h、第一、第二ロッド圧P1r、P2rを読み込む(ステップ3)。つぎに、制御装置17は、作業位置演算部42においてブーム角度α、第一アーム角度β、第二アーム角度γに基づいて第二アーム7の先端部位置である破砕機8の位置(アタッチメント位置)Pを演算し、該演算値を作業範囲判断部43に出力する(ステップ4)。また、制御装置17は、許容作業範囲設定部44において旋回角度φに基づいて許容作業範囲データ部41から許容作業範囲、警告領域、危険領域を設定して作業範囲判断部43に出力する(ステップ5)。この状態において、制御装置17は、作業範囲判断部43においてアタッチメント位置Pが警告領域に侵入したか否かを判断し(ステップ6)、警告領域に侵入していないと判断された場合では、アタッチメント位置Pは許容作業範囲内に位置していると判断し、後述する過負荷判断制御に移行して破砕機8(アタッチメント位置P)に作用する負荷を演算して、機体の安定姿勢を確保できるか否か(過負荷状態であるか否か)を判断をするように構成されている(ステップ7)。
一方、ステップ6において、作業範囲判断部43により、アタッチメント位置Pが警告領域内に侵入していると判断した場合では、続けて、アタッチメント位置Pが外側境界線Mを越えて危険領域内に侵入したか否かを判断し(ステップ8)、危険領域に侵入していない、即ち、アタッチメント位置Pが警告領域内に位置していると判断された場合では、制御装置17は、モニタ表示器37に警告領域内に侵入したことを表示するとともに、警報器38を断続的に発音させるべく制御指令を出力する(ステップ9)ように構成されている。尚、ステップ9において、制御装置17は、破砕機8が許容作業範囲の外側境界線Mに近づく方向へのブーム用シリンダ9、第一アーム用シリンダ10、第二アーム用シリンダ11の伸縮作動を減速するべく、前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の伸長側、縮小側電磁比例減圧弁34A〜36A、34B〜36Bに対して、パイロットバルブ28〜30からコントロールバルブ25〜27の伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bへの出力パイロットを減圧するように制御指令を出力する構成としてもよく、このようにすることにより、警告領域内において作業する場合では、破砕機8が許容作業範囲の外側境界線Mに近づく方向に移動する速度を減速させることができる。
これに対し、ステップ8において、作業範囲判断部43により、アタッチメント位置Pが外側境界線Mを越えて危険領域内に侵入していると判断された場合では、モニタ表示装置37に危険領域に達したことを表示すると共に、警報器38を連続的に発音させるべく制御指令を出力する(ステップ10)。さらに、破砕機8が許容作業範囲外に出ようとする方向のブーム用シリンダ9、第一アーム用シリンダ10、第二アーム用シリンダ10の伸縮作動を停止するべく、前記ブーム用、第一アーム用、第二アーム用の伸長側、縮小側電磁比例減圧弁34A〜36A、34B〜36Bに対して、パイロットバルブ28〜30からコントロールバルブ25〜27の伸長側、縮小側パイロットポート25a〜27a、25b〜27bへの出力パイロットを遮断するように制御指令を出力する(ステップ11)。これによって、アタッチメント位置Pが外側境界線Mを越えた場合では、ブーム用シリンダ9、第一アーム用シリンダ10、第二アーム用シリンダ10の伸縮作動が停止して、破砕機8が許容作業範囲の外側境界線Mより外側の危険領域に侵入することを阻止できるように構成されている。
一方、ステップ6において、作業範囲判断部43により、破砕機8が許容作業範囲に位置すると判断され、ステップ7に進んで過負荷判断制御する場合について、図5に基づいて説明する。
前記過負荷判断制御において、制御装置17は、負荷演算部45に入力された各種信号に基づいてアタッチメント位置Pに作用する外力Fを演算するが、まず、部材データ部40からの各種データ、第一、第二アーム角度β、γとに基づいて、無負荷状態における第一、第二アーム用シリンダ10、11の保持力F1a0、F2a0を算出し(ステップ20)、ブーム5と第一アーム6との枢支部から第一アーム用シリンダ10までの距離である第一アーム用シリンダ10のモーメントアームLM1aと、第一アーム6と第二アーム7との枢支部から第二アーム用シリンダ11までの距離であるLM2aを算出する(ステップ21)。つぎに、ブーム5と第一アーム6との枢支部からアタッチメント位置Pまでの距離である基準距離Lpを算出する(ステップ22)。さらに、予め読み込まれている第一、第二ヘッド圧P1h、P2h、第一、第二ロッド圧P1r、P2rに基づいて、第一、第二アーム用シリンダ10にそれぞれ作用する推力F1af、F2afを算出する(ステップ23)。
続いて、第一アーム用シリンダ10に作用する外力に基づく反力F1aを算出する。前記反力F1aは、第一アーム用シリンダ10に作用する推力F1afから無負荷状態での保持力F1a0を差し引くことで求めることができ、次式、
F1a=F1af−F1a0
に基づいて反力F1aを算出する(ステップ24)。同様にして、第二アーム用シリンダ11に作用する外力に基づく反力F2aを、次式、
F2a=F2af−F2a0
に基づいて算出する(ステップ25)。
つぎに、前記第一アーム用シリンダ10に作用する外力に基づく反力F1aがアタッチメント位置Pに作用する力F1apを算出する。前記力F1apは、前記反力F1aに、第一アーム用シリンダのモーメントアームLM1aを基準距離Lpで除した値を乗ずることで求めることができ、アタッチメント位置Pにおける第一アーム用シリンダ10に基づく力F1apは、次式、
F1ap=F1a×LM1a/Lp
に基づいて算出される(ステップ26)。
同様に、第二アーム用シリンダ11に作用する外力に基づく反力F2aがアタッチメント位置Pに作用する力F2apを算出する。前記力F2apは、前記反力F2aに、第二アーム用シリンダのモーメントアームLM2aを第二アーム7の長さL2a(部材データ部40のデータ)で除した値を乗ずることで求めることができ、アタッチメント位置Pにおける第二アーム用シリンダ10に基づく力F2apは、次式、
F2ap=F2a×LM2a/L2a
に基づいて算出される(ステップ27)。
そして、前記アタッチメント位置Pに作用する力F1ap、F2apの合力がアタッチメント位置Pに作用する外力、即ち、アタッチメント位置Pに作用する負荷値Fと見做すことができ、該負荷値F(前記合力)を算出する(ステップ28)。
つぎに、ステップ28における負荷値Fの算出手順について、図5(B)に示す要部概略図に基づいて説明する。
前記アタッチメント位置Pにおいて作用する力F1apは基準距離Lpを設定する直線に直交する方向を向く力であり、力F2apは第二アーム7の長さL2aを設定する直線に直行する方向を向く力であり、これらの力F1ap、F2apの合力である負荷値Fは、アタッチメント位置Pと、各力F1ap、F2apを示すベクトルの先端に直交する直線m、n同士の交点Qとを結んだベクトルとして示される。
従って、前記直線mを示す式を、
y=a1x+b1・・・(1)
直線nを示す式を、
y=a2x+b2・・・(2)
としたとき、X軸に対する基準距離Lpを設定する直線の傾きをθ1、X軸に対する第二アーム7の長さL2aを設定する直線の傾きをθ2とすると、
a1=tanθ1・・・(3)
a2=tanθ2・・・(4)
b1=F1ap/cosθ1・・・(5)
b2=F2ap/cosθ2・・・(6)
と表わすことができる。
そして、式(3)〜(6)を式(1)、(2)にそれぞれ代入して、式(1)、(2)の連立方程式をとくことにより、交点Qの座標、即ち、負荷値Fのベクトルを求めることができる。
さらに、負荷演算部45は、解体作業機1の機体バランスを数値化するために、前記交点Qの座標(Xq、Zq)に基づいて機体上部の作業部近傍における荷重と負荷値Fに基づくモーメントに対する機体下部の荷重に基づくモーメントの割合を示す数値を前記安定係数fsとして算出する(ステップ29)。
前記安定係数fsは、前述したように、前方安定支点位置Rを基準とし、機体上部の作業部近傍における荷重と負荷値Fに基づくモーメントに対する機体下部の荷重に基づくモーメントの割合を示す数値であり、負荷値FのX、Z方向におけるモーメントと、フロント作業機4(ブーム5、第一、第二アーム6、7、破砕機8)の荷重に基づいて前方安定支点位置Rを基準とするモーメントとの和を、上部旋回体3と下部走行体2との荷重に基づいて前方安定支点位置Rを基準とするモーメントの和で除した数値として表わすことができる。従って、前記安定係数fsは、ステップ28で算出した負荷値Fの座標(Xq、Zq)から求められる負荷値FのX方向の分力をX分力Fx、Z方向の分力をZ分力Fzを算出し、部材データ部40からのデータとともに、式、
fs={Fx×Zq+Fz×Xq+〔Wb×(Bb−R)+W1a×(B1a−R)+W2a×(B2a−R)+Wc×(Bc−R)〕}/〔Wt×(Bt−R)+Wp×(Bp−R)〕・・・(7)
に基づいて求めることができる。
つぎに、制御装置17は、過負荷判断部46において、前記算出された安定係数fsが予め設定される前記基準安定係数fb、即ち、解体作業機1が安定姿勢を確保する限界値に設定されている基準安定係数fbよりも大きいか否かを判断するように構成されている(ステップ30)。因みに、前記基準安定係数fbは、作業現場の環境や作業条件に合わせてオペレータが適宜変更することができるように構成することができる。
そして、過負荷判断部46において、算出された安定係数fsが基準安定係数fbよりも大きいと判断された場合、即ち、アタッチメント位置Pに作用する外力が大きく、前方安定支点位置Rを基準とする機体上部の作業部近傍のモーメントが機体下部のモーメントに対して大きくなって、機体バランスが悪く安定姿勢を損なう惧れがあると判断された場合、モニタ表示装置37に転倒の惧れがあることを表示すると共に、警報器38を連続的に発音させるべく制御指令を出力するように構成されている(ステップ31)。
一方、算出された安定係数fsが基準安定係数fbよりも小さいと判断された場合、即ち、前方安定支点位置Rを基準とする機体上部の作業部近傍のモーメントが機体下部のモーメントに対して小さく、機体バランスがよく安定姿勢を損なう惧れはないと判断されている場合では、モニタ表示装置37に安定係数fs、および、アタッチメント位置Pに作用する外力、即ち、作業アタッチメントに作用する負荷値Fを表示するように構成されており(ステップ32)、これによって、オペレータが破砕機8に作用する外力を常に認識できるように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、解体作業機1には、フロント作業機4の姿勢を検出するブーム角度センサ13、第一、第二アーム角度センサ14、15、旋回角度センサ16、さらには、第一、第二アーム用シリンダ10、11のヘッド側とロッド側の圧力を検出する圧力センサ18、19、20、21とが設けられており、制御装置17は、部材データ部40、許容作業範囲データ部41、作業位置演算部42、許容作業範囲設定部44、作業範囲判断部43、負荷演算部45、過負荷判断部46により、作業アタッチメント(破砕機8)の位置であるアタッチメント位置Pが許容作業範囲に位置するか否かを判断するとともに、アタッチメント位置Pに作用する外力である負荷値Fを算出し、該負荷値Fが解体作業機1の機体の安定姿勢を損なう大きさであるか否かの判断をし、機体バランスを損なう惧れがあると判断された場合に、報知手段であるモニタ表示器37に警告を表示するとともに警報器38を断続的に発音する。これによって、アタッチメント位置Pに基づく機体の安定性だけでなく、アタッチメント位置Pに作用する負荷値Fに基づく機体の安定性についても検出して、オペレータに告知することができる。
この結果、オペレータは、モニタ表示装置37に表示された警告と、警報器38の警報音により、破砕機8に作用する外力が大きく機体の安定姿勢が損なわれる惧れがあることを認識できる。これによって、例えば、負荷値Fに基づいて警告が発せられた場合では、負荷値Fがこれ以上大きくならないような作業変更や、機体の姿勢変更を速やかに行う等、迅速に対処することが可能となって、機体の安定性を一層確実に確保できるとともに、破砕機8の作業を効率良く行うことができ、作業性の大幅な向上を期待できる。
しかも、このものでは、作業範囲判断部43によりアタッチメント位置Pが許容作業範囲に位置する場合に負荷演算部45が負荷値Fを算出し、該負荷値Fのに基づいて過負荷判断部46が機体の安定性を判断するようにしたので、アタッチメント位置Pが許容作業範囲内であってもアタッチメント位置Pに作用する負荷値Fが大きい場合では警告が発せられることになって、オペレータは警告に従って作業状態や機体の姿勢を調整することができて、より一層の作業効率の向上に貢献できる。
また、このものにあっては、負荷値Fに基づいて前方安定支点Rを基準とする機体上部の作業部近傍におけるモーメントに対する機体下部のモーメントの割合を示す数値として安定係数fsを算出することで機体バランスを数値化し、該数値化された安定係数fsが、機体が確実に安定姿勢を確保できる予め設定される基準安定係数fbよりも大きいか否かを判断するようにしたので、作業現場の環境や、作業条件に伴い基準安定係数fbを変化させることで、作業状況に合わせた警告を発することができて、さらなる作業効率の向上が図れる。
さらには、過負荷判断部46により安定係数fsが基準安定係数fbよりも小さいと判断された場合に、モニタ表示器37に負荷値Fと安定係数fsを表示するようにしたので、オペレータは常にアタッチメント位置Pに作用する外力を確認しながら作業することができるという利点もある。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、前記実施の形態において、作業腕はブームと第一、第二アームとから構成されているが、これに限定されることなく、例えば、ブームと一本のアームとから構成されるもの、或いは伸縮自在なブームやアームが用いられているもの等であっても良い。また、解体用アタッチメントとしては、例えば油圧ブレーカ等の他のアタッチメントが装着されるものであっても、勿論良い。さらに、フロント作業機の作業姿勢を検出するセンサ(角度センサ、圧力センサ)は、フロント作業機を構成する各種部材に応じた検出手段を、適宜採用することができる。
本発明は、作業腕の先端部に設けられる作業アタッチメントにより作業を行う場合に、作業アタッチメントに大きな外力が作用する建設機械に利用することができる。
1 解体作業機
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント作業機
5 ブーム
6 第一アーム
7 第二アーム
8 破砕機
9 ブーム用シリンダ
10 第一アーム用シリンダ
11 第二アーム用シリンダ
13 ブーム角度センサ
16 旋回角度センサ
17 制御装置
18 第一アームヘッド側圧力センサ
22 油圧ポンプ
37 モニタ表示装置
38 ブザー等の警報器
41 許容作業範囲データ部
42 作業位置演算部
43 作業範囲判断部
45 負荷演算部
46 過負荷判断手段

Claims (4)

  1. クローラ式の下部走行体と、該下部走行体に旋回自在に支持される上部旋回体と、該上部旋回体のフロント部に装着されるフロント作業機とを備えると共に、該フロント作業機を、基端部が上部旋回体に上下揺動自在に支持される作業腕の先端部に作業アタッチメントを装着して構成してなる建設機械において、該建設機械に、作業アタッチメントの位置を検出するアタッチメント位置検出手段と、作業アタッチメントの位置に基づいて機体の安定姿勢を確保できる許容作業範囲を判断する作業範囲判断手段とを具備した制御システムを設けるにあたり、前記制御システムに、作業アタッチメントに作用する負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段により検出される負荷値に基づいて機体バランスを判断し、安定姿勢を損なう惧れがあると判断することに伴い警告を発するよう報知手段を駆動する過負荷判断手段とが設けられていることを特徴とする建設機械。
  2. 過負荷判断手段は、作業アタッチメントの位置が許容作業範囲内に位置する場合に、機体バランスを判断するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 過負荷判断手段は、負荷値に基づく機体バランスを示す数値として安定係数を算出し、該安定係数を、機体の安定を確保できる予め設定される基準安定係数と比較して、機体バランスを判断するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 報知手段は、モニタ表示器を備えて構成されており、過負荷判断手段は、負荷値に基づく安定係数が機体の安定姿勢を確保できると判断することに伴い、負荷値と安定係数とをモニタ表示器に表示するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の建設機械。
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