JP2010195578A - カセット搬送制御システム及びカセット搬送制御方法 - Google Patents

カセット搬送制御システム及びカセット搬送制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のワークをカセットなどのキャリアに格納し、無人搬送装置を用いて全生産工程内の複数の処理装置前のポートと格納倉庫間を搬送する自動搬送システムにおいて、搬送回数を少なくし、搬送によるボトルネックを緩和する。
【解決手段】装置前ポート41aで未処理カセット32cからワークを処理装置42aへ投入し、空になったカセット32aを装置前ポート41aで回収用に使用するのか、格納倉庫31へ搬出するのかを、空カセット閾値と装置前ポート41aのカセット状態とを比較して判断することで、装置前ポート41aのポート数の少ない生産工程43aであっても、カセットの搬出・搬入によるロスを発生させずに、空カセットの搬送回数を少なく抑えた搬送制御を可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のワークをカセットなどのキャリアに格納し、天井やフロア上を走行する無人搬送装置を用いて、全生産工程内の複数の処理装置前のポートと格納倉庫間を搬送する自動搬送システムにおけるカセット搬送制御システム及びカセット搬送制御方法に関する。
液晶・半導体工場の生産活動では、空気中の粉塵等が製品の品質性能に大きな悪影響を与える。また、加工処理対象であるワークの大型化に伴って、処理を行う装置も大型化し、装置間の搬送距離が長くなっている。
そこで、ワークに粉塵が付きにくく、かつ搬送効率をよくするために、従来の自動搬送システムは、生産途中の複数のワークをカセットなどのキャリアに格納し、天井やフロア上を走行する無人搬送装置を用いて、生産工程内の複数の処理装置前のカセット置き棚であるポートと格納倉庫間を搬送するようになっている(例えば、特許文献1,2等参照)。このシステムでは、一般的に、搬送装置と処理装置とは装置前ポートを介してカセットのやり取りを行う構成となっている。
すなわち、搬送装置は、処理装置で処理前の未処理を格納したカセットである未処理カセットを処理装置前のポートに搬送し、処理が完了したワークを格納したカセットである処理済カセットを処理装置前のポートから取り出し、次の処理装置または格納倉庫へ搬送する。処理装置前のポートでは、未処理カセットから、格納しているワークの全てまたは複数のワークの一部を、処理装置内に投入する一方、処理装置で処理を終えたワークを、同一若しくは異なるカセットに格納するようになっている。そのため、このような生産ラインでは、処理装置が十分な生産能力を備えていたとしても、処理装置前のポートに次の未処理カセットを搬入するのが遅くなると、処理装置がワーク待ち状態となって、生産数が下がってしまうことになる。
そこで、上記特許文献1には、処理装置からの処理済カセットの引き取り要求と、未処理カセットの供給を2台のAGV(automated guided vehicle system)にそれぞれ指示し、2台のAGVが並行して動くことで搬送時間の短縮を図る技術が開示されている。
また、特許文献2には、空キャリアが発生した際に、処理装置の処理タクトと搬送装置の搬送タクトから空キャリア適正供給数を求め、空キャリアを他装置へ搬送するか、格納倉庫へ搬送するか、空キャリア発生地点で搬出せずに待機するのかを決定することで、格納倉庫を介する搬送機会を最小にする技術が開示されている。
特開2002−37415号公報(図1、3〜5頁) 特開2004−192411号公報
格納倉庫と処理装置前のポート間を搬送装置が繋いでいる生産ラインにおいて、処理装置内に入れることができるワークの数(入り数)が、カセットに格納しているワーク数に対して少ない場合には、処理装置前のポートに置くことができるカセットの数、及びポートの数が少なくても、処理装置のロスには繋がらない。
しかし、処理装置のワークの入り数が、カセットに格納しているワーク数に対して多い場合には、処理装置前のポートに置かれている複数のカセットに格納しているワークの総数が、処理装置のワークの入り数分以上になるようにポート数を多く設置しなければ、処理装置へのワークの投入が間に合わず、処理装置が仕掛り切れになってしまうといった問題が発生する。
そこで、従来は、このような場合に処理装置前のポートを投入専用と払出専用とに分けている。すなわち、未処理カセットを投入専用ポートに搬入し、格納している全てのワークを処理装置内に投入すると、空になった空カセットを搬入専用ポートから格納倉庫へ搬出する制御と、空カセットを払出専用ポートに搬入し、処理装置で処理を完了したワークを格納し、必要数のワークを格納した処理済カセットを払出専用ポートから次の生産工程ないし、格納倉庫へ搬送する制御を並行して行う方法がとられている。
しかし、この方法では、カセットを搬送する搬送装置の搬送回数が増えてしまい、搬送装置の能力が低い場合には生産能力が低下してしまうといった問題があった。
また、特許文献1記載のものは、AGVを2台使用することで、カセットの入れ替え時間を短縮する効果はあるが、カセットの搬送回数を減らすことはできない。
また、特許文献2記載のものは、投入専用のポートと払出専用のポートが別のポートであるレイアウトの場合、ポートからポートへ空カセットの直接搬送を行うことで、搬送回数を減らす効果がある。しかし、投入と払出を同じポートで行うレイアウトの場合、投入専用のポートで投入を終えて空になったカセットは、別のポートで空カセットを要求されれば、別ポートに搬出されてしまうため、定常状態では搬送回数が減らないといった問題があった。また、処理装置のタクトが一定でない場合、格納倉庫に空きがあったとしても、ポートから空カセットを搬出することができず、ポートが空カセットで埋め尽くされてしまうことになる。その結果、未処理カセットをポートに搬入することができず、処理装置に仕掛り切れが発生してしまうといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、ポート内に空カセットを一定量確保することで、処理装置のワークの入り数が、カセットに格納しているワーク数に対して少なくない場合であっても不具合なく運用でき、かつ、最小のポート数で空カセットの搬送回数を少なくすることのできるカセット搬送制御システム及びカセット搬送制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のカセット搬送制御システムは、カセットを保管する格納倉庫を管理している格納倉庫コントローラと、カセットの搬送装置を管理している搬送装置コントローラと、生産工程を管理している生産工程コントローラと、前記生産工程コントローラからの搬出搬入要求に基づいて搬送カセットを決定し、前記搬送装置コントローラに対して搬送要求を出力する搬送制御装置とからなり、複数のワークをカセットに格納して前記生産工程の処理装置間や処理装置と格納倉庫間を搬送する生産ラインのカセット搬送制御システムにおいて、前記搬送制御装置は、前記生産工程コントローラから処理済カセットの搬出要求、空カセットの搬出要求、カセットの搬入要求を受信する搬出搬入要求受信手段と、前記搬出搬入要求受信手段で受信した前記生産工程の装置前ポートについて、前記生産工程コントローラを介して該当する装置前ポートのカセット数及びカセットの状態を調査するカセット情報調査手段と、前記カセット情報調査手段によって得られたカセット数の情報と所定の閾値とを比較し、得られたカセット数が前記閾値以内であればカセットを搬出若しくは搬入するように搬送するカセットと搬送先を決定する一方、得られたカセット数が前記閾値より大きい場合にはカセットを搬入若しくは搬出しないように決定するカセット搬送先決定手段と、前記カセット搬送先決定手段によって決定した搬送対象のカセットを、決定した搬送先へ搬送するように前記搬送装置コントローラに指示を出力する搬送指示手段と、を備えたことを特徴としている。
より具体的に説明すると、前記カセット情報調査手段は、前記装置前ポートのカセットの状態を、ワークを格納していない空カセット、未処理ワークを少なくとも1つ以上格納している未処理カセット、処理済ワークをカセットに格納できる分だけ格納した処理済カセット、処理済ワークを少なくとも1つ以上格納している回収中カセット、空きポートを示す疑似カセットの5つに分類し、対象としている装置前ポートが前記5つの状態それぞれについて何ポートずつあるかを調査する構成としている。
また、前記カセット搬送先決定手段は、前記所定の閾値である空カセット閾値を前記処理装置の想定タクト、カセットの入り数、前記搬送装置のカセット入れ換え時間の情報から所定の値の整数値とし、前記搬出搬入要求受信手段で受信した搬出搬入要求の種類によって、前記カセット情報調査手段によって得られたカセット数の中から決められた種類のカセット数を用いて搬送するカセットと搬送先とを決定する構成としている。
また、前記カセット搬送先決定手段は、前記生産工程コントローラからの要求が処理済カセットの搬出要求である場合には、搬出要求を出している対象のカセットを次工程または前記格納倉庫へ搬送することを決定し、前記生産工程コントローラからの要求が空カセットの搬出要求である場合には、前記カセット情報調査手段で得られた情報から、空カセットの数と前記空カセット閾値とを比較し、空カセットの数がカセット閾値以内の場合には搬出要求を取り消し、空カセットの数がカセット閾値より大きい場合には、搬出要求を出している対象のカセットを前記格納倉庫または別の装置前ポートへ搬送することを決定し前記生産工程コントローラからの要求が搬入要求である場合には、前記カセット情報調査手段で得られた情報から空カセットの数と回収中のカセットの数との和と、前記空カセット閾値とを比較し、空カセットの数と回収中のカセットの数との和が前記空カセット閾値未満である場合には、空カセットを対象とする装置前ポートに搬送することを決定し、空カセットの数と回収中のカセットの数との和が前記空カセット閾値以上である場合には、対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差と、前記カセット情報調査手段で得られた未処理カセット数とを比較し、未処理カセット数が対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差未満である場合には、未処理カセットを対象ポートに搬送することを決定し、未処理カセット数が対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差以上である場合には、繰り返し処理を行う構成としている。
また、本発明のカセット搬送制御方法は、複数のワークをカセットに格納して各生産工程の処理装置間や処理装置とカセットを保管している格納倉庫との間を搬送する生産ラインにおいて、生産工程を管理している生産工程コントローラからのカセットの搬出搬入要求に基づいて搬送カセットを決定し、カセットの搬送装置を管理している搬送装置コントローラに対して搬送要求を出力する搬送制御装置によるカセット搬送制御方法であって、生産工程コントローラから対象とする生産工程の装置前ポートについての処理済カセットの搬出要求、空カセットの搬出要求、カセットの搬入要求を受信する搬出搬入要求受信工程と、前記搬出搬入要求受信工程で受信した生産工程の装置前ポートについて、生産工程コントローラを介して該当する装置前ポートのカセット数及びカセットの状態を取得するカセット情報取得工程と、前記カセット情報取得工程によって得られたカセット数の情報と所定の閾値とを比較し、得られたカセット数が前記閾値以内であればカセットを搬出若しくは搬入するように搬送するカセットと搬送先を決定する一方、得られたカセット数が前記閾値より大きい場合にはカセットを搬入若しくは搬出しないように決定するカセット搬送先決定工程と、前記カセット搬送先決定工程によって決定した搬送対象のカセットを、決定した搬送先へ搬送するように搬送装置コントローラに指示を出力する搬送指示工程と、を含むことを特徴としている。
すなわち、本発明のカセット搬送制御システム及びカセット搬送制御方法によれば、装置前ポートで未処理カセットからワークを処理装置へ投入し、その結果空になったカセットを、装置前ポートで回収用に使用するのか、格納倉庫へ搬出するのかを、空カセット閾値と装置前ポートのカセット状態とを比較して判断することで、装置前ポートのポート数の少ない生産工程であっても、カセットの搬出・搬入によるロスを発生させずに、空カセットの搬送回数を少なく抑えた搬送制御が可能となり、搬送装置の台数も減らすことができるものである。
本発明によれば、ポート内に空カセットを一定量確保することで、処理装置のワークの入り数が、カセットに格納しているワーク数に対して多い場合であっても、処理装置に仕掛り待ち状態を発生させることなく生産性を向上させることができる。また、最小のポート数で空カセットの搬送回数を少なくすることができるので、搬送装置によるボトルネックを緩和することができる。
本発明の実施の形態に係るカセット搬送制御システムの概略構成図である。 本実施形態のカセット搬送制御システムを適応した生産ラインの概略工程図である。 本実施形態に係る搬送制御装置のカセット搬送制御の全体的な処理動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る搬送制御装置のカセット情報調査部の処理動作を詳細に示すフローチャートである。 空カセットの搬出要求に対するカセット搬送先決定部の処理動作を示すフローチャートである。 カセットの搬入要求に対するカセット搬送先決定部の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカセット搬送制御システムの概略構成を示している。
このカセット搬送制御システムは、大別すると、搬送制御装置10、複数の搬送装置21(21a,21b,・・・)の状態を管理する搬送装置コントローラ20、複数のカセット32(32a,32b,・・・)を格納可能な格納倉庫31の格納状態を管理する格納倉庫コントローラ30、生産ライン43の全生産工程43a,43b,・・・を管理する生産工程コントローラ40によって構成されており、これら搬送制御装置10、搬送装置コントローラ20、格納倉庫コントローラ30、生産工程コントローラ40がそれぞれネットワークNに接続された構成となっている。
搬送装置コントローラ20は、搬送装置21を管理しており、搬送制御装置10に搬送装置21の情報を送るとともに、搬送制御装置10から搬送指示を受けて、搬送装置21に搬送させる制御を行う。
格納倉庫コントローラ30は、格納倉庫31を管理しており、格納倉庫31に格納しているカセット32,32・・・の状況を把握し、搬送制御装置10からの指示を受けると、搬送装置21を介して、カセットの搬入、格納、搬出の各作業を格納倉庫31内で行う。
生産工程コントローラ40は、生産ライン43内の全生産工程43a,43b,・・・、全装置前ポート41a,41b,・・・、全処理装置42a,42b,・・・の状況を管理している。
搬送制御装置10は、搬出搬入要求受信部11、カセット情報調査部12、カセット搬送先決定部13、及び搬送指示部14を備えている。
搬出搬入要求受信部11は、生産工程コントローラ40からカセットの搬出要求、搬入要求を受信する。
カセット情報調査部12は、生産工程コントローラ40を介して装置前ポート41a,41b,・・・の状況を調査する。
カセット搬送先決定部13は、搬送するカセットと搬送先とを決定する。
搬送指示部14は、搬送装置コントローラ20へ搬送指示を出力する。
装置前ポート41a,41b,・・・には、未処理カセットもしくは空カセットのいずれかが搬入され、空カセットもしくは処理済カセットのいずれかとして搬出される。
具体的には、装置前ポート41a,41b,・・・において、未処理カセットが、格納しているワークを全て処理装置42a,42b,・・・へ投入し終えて空カセットになると、生産工程コントローラ40は、空カセットの搬出要求を搬出搬入要求受信部11へ出力する。また、装置前ポート41a,41b,・・・において、空カセットが、処理装置42a,42b,・・・で処理を終えたワークを格納して処理済カセットになると、生産工程コントローラ40は、処理済カセットの搬出要求を搬出搬入要求受信部11へ出力する。
また、生産工程コントローラ40は、装置前ポート41a,41b,・・・にカセットがいない場合、若しくはカセットが搬送装置21によって搬出された場合に、カセットの搬入要求を搬出搬入要求受信部11へ出力する。
なお、搬送制御装置10における搬送制御の処理動作の詳細については、図3ないし図6を参照して後ほど詳細に説明する。
図2は、上記構成のカセット搬送制御システムを適応した生産ラインの概略工程を示す説明図である。なお、図2には2つの生産工程43a,43bを示しているが、ここでは1つの生産工程43aに着目して説明を行うものとする。
本実施形態では、生産工程43aの装置前ポート41aに4つのポートP1〜P4が設けられており、このうちの3つのポートP1,P3,P4にカセット32a,32c,32dがそれぞれ存在している状態を示している。すなわち、図中のポートP1のカセット32aはワークを格納していない空カセットを表し、ポートP2の破線で示す疑似カセット32bは、装置前ポート41aの中で、ポートP2についてはカセットが存在していないポートであることを表している。また、図中のポートP3のカセット32cは、処理装置42aで処理を行う前の未処理ワークを格納している未処理カセットであることを表し、図中のポートP4のカセット32dは、処理装置42aで処理を完了した処理済みワークを格納している処理済カセットであることを表している。
生産工程コントローラ40は、処理装置42aの状況を確認しながら、搬送ロボット45aを使用して、装置前ポート41aに置かれている未処理カセット32cから、未処理ワークを取り出し、処理装置42aへ投入する。また、処理装置42aで処理を終えた処理済ワークを空カセット32aへ格納する。
なお、装置前ポート41aの中で、カセットが存在していないポートP2に搬入するカセットは、カセット搬送先決定部13で決定される。カセット搬送先決定部13は、搬送指示部14から搬送装置コントローラ20に対して搬送指示を出力し、搬送装置コントローラ20は、この搬送指示に従って搬送装置21aを駆動し、格納倉庫31から指示されたカセットを取り出して装置前ポート41aまで搬送して、ポートP2に搬入する。
なお、このようなカセット搬送先決定部13による決定処理、すなわち、カセットが装置前ポート41aから搬出された場合に、その搬出された装置前ポート41aに未処理カセットを搬入するのか、空カセットを搬入するのかを決定する処理については、図6を参照して後ほど説明する。
また、生産工程コントローラ40は、空カセットが、処理済ワークを格納できるだけ格納することによって処理済カセット32dになると、搬送制御装置10へ処理済カセット32dの搬出要求を出力する。搬送制御装置10が搬出搬入要求受信部11を介して搬出要求を受信すると、処理済カセット32dの搬送制御処理を開始する。
次に、上記構成のカセット搬送制御システムにおいて、搬送制御装置10におけるカセット搬送制御の処理動作について、図3ないし図6に示すフローチャートを参照して説明する。ただし、図3は、搬送制御装置10におけるカセット搬送制御の全体的な処理動作を示すフローチャート、図4は、カセット情報調査部12におけるカセットの調査処理を示すフローチャート、図5及び図6は、カセット搬送先決定部13によるカセット搬送先の決定処理動作を示すフローチャートであり、図5は、装置前ポート41a,41b,・・・で未処理カセットから未処理ワークを処理装置42a,42b,・・・へ全て投入し終わり、空カセットとなった場合の当該空カセットの搬送先決定処理動作を示すフローチャート、図6は、装置前ポート41a,41b,・・・からカセットが搬出され、対象ポートに空きが発生した場合の当該空きポートへ搬入するカセットの決定処理動作を示すフローチャートである。以下、それぞれの場合に分けて、搬送制御装置10におけるカセット搬送制御の処理動作を説明する。
<搬送制御装置10におけるカセット搬送制御の全体的な処理動作の説明>
搬送制御装置10におけるカセット搬送制御の全体的な処理動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1では、生産工程コントローラ40が搬出搬入要求を出すと、搬出搬入要求受信部11がこの搬出搬入要求を受信する(ステップS1)。ここでの搬出搬入要求とは、処理済カセットの搬出要求、空カセットの搬出要求、カセットの搬入要求の3種類の要求のいずれか1つの要求を示す。
次のステップS2では、搬出搬入要求受信部11が搬出搬入要求を受信すると、カセット情報調査部12が、生産工程コントローラ40を介して、各生産工程43a,43b,・・・の各装置前ポート41a,41b,・・・の各ポートP1〜P4ごとに調査を行う(ステップS2)。このときの調査方法については、図4を用いて後ほど説明する。なお、装置前ポート41a,41b,・・・は複数のカセットを置くことができるため、以降、装置前ポート41a,41b,・・・内にカセットを1つ置けるポートの単位であるP1〜P4をそれぞれ1ポートとして説明する。
次のステップS3では、カセット情報調査部12が調査した結果を元に、カセット搬送先決定部13が、搬送するカセットと搬送する先を決定する(ステップS3)。このときの決定方法については、図5及び図6を用いて後ほど説明する。
次のステップS4では、カセット搬送先決定部13で決定したカセットを、決定した搬送先へ搬送するように搬送指示部14を介して指示を出す(ステップS4)。これにより、搬送制御装置10での処理は終了する。なお、このようなステップS1〜ステップS4の処理は、生産工程コントローラ40から搬出搬入要求が送られてくるたびに並行して行われる。
<カセット情報調査部12での調査処理(ステップS2)の説明>
上記ステップS2でのカセット情報調査部12におけるカセットの調査処理について、図4に示すフローチャートを参照してさらに詳しく説明する。
カセット情報調査部12は、生産工程コントローラ40が搬出搬入要求を出した対象の装置前ポート41a,41b,・・・の状態を、生産工程コントローラ40を通して、1ポートずつ調査する(ステップS2−1)。
ここで、生産工程コントローラ40は、カセットの状態を予め設定されている5つのカセットタイプに分け、対象ポートについて、それぞれのカセットタイプが何カセットずつ存在するのかという情報をカセット情報調査部12に返す。
カセット情報調査部12は、調査対象の装置前ポートの中の任意の1ポート(P1〜P4のいずれか1つのポート)について、カセットが存在するのかどうかを調査する(ステップS2−2)。以降、調査中の1ポートを対象の1ポートとして説明する。
その結果、対象の1ポートにカセットが存在しない場合(ステップS2−2でNoと判断された場合)には、ステップS2−8に処理を進め、カセットが対象の1ポートに存在しないことを示す「カセットタイプA」のカセット数を1増加して、ステップS2−7に進む。
一方、対象の1ポートにカセットが存在する場合(ステップS2−2でYesと判断された場合)には、ステップS2−3に処理を進め、対象の1ポートに存在するカセットが未処理ワークを格納しているか否かを判断する。
その結果、対象の1ポートに存在するカセットが未処理ワークを1つでも格納している場合(ステップS2−3でYesと判断された場合)には、ステップS2−9に処理を進め、未処理ワークを格納しているカセットであることを示す「カセットタイプB」のカセット数を1増加して、ステップS2−7に進む。
一方、対象の1ポートに存在するカセットが未処理ワークを1つも格納していない場合(ステップS2−3でNoと判断された場合)には、ステップS2−4に処理を進め、対象の1ポートに存在するカセットが、ワークの種類を問わず、1つでもワークを格納しているか否かを判断する。
その結果、1つもワークを格納していない場合(ステップS2−4でNoと判断された場合)には、ステップS2−10に処理を進め、未処理ワークも処理済ワークも格納していない空カセットであることを示す「カセットタイプC」のカセット数を1増加して、ステップS2−7に進む。
一方、対象の1ポートに存在するカセットが未処理ワークを1つでも格納している場合(ステップS2−4でYesと判断された場合)には、ステップS2−5に処理を進め、そのカセットが、処理済みのワークをカセット入り数分格納しているか否か、または、回収用のカセットで回収すると設定されているワークを全て格納しているか否かを判断する。
その結果、対象の1ポートに存在するカセットが、処理済みのワークをカセット入り数分格納していない場合、または、回収用のカセットで回収すると設定されているワークを全て格納していない場合(ステップS2−5でNoと判断された場合)には、ステップS2−11に処理を進め、処理済ワークを回収中であることを示す「カセットタイプD」のカセット数を1増加して、ステップS2−7に進む。
一方、対象の1ポートに存在するカセットが、処理済みのワークをカセット入り数分格納している場合、または、回収用のカセットで回収すると設定されているワークを全て格納している場合(ステップS2−5でYesと判断された場合)には、ステップS2−6に処理を進め、処理済カセットであることを示す「カセットタイプE」のカセット数を1増加して、ステップS2−7に進む。
ステップS2−7では、対象の装置前ポートの全てのポートを調査したか否かを判断し、全てのポートを調査完了した場合(ステップS2−7でYesと判断された場合)には、カセット情報調査部12での調査処理を完了する。一方、対象の装置前ポートの全てのポートを調査完了していない場合(ステップS2−7でNoと判断された場合)には、ステップS2−12に処理を進め、対象の装置前ポートの他の1ポートを調査対象の1ポートとして、ステップS2−2に戻る。
以上の処理により、対象の装置前ポートに搬入されているカセットタイプとその個数とが調査されることになる。
<カセット搬送先決定部13によるカセット搬送先の決定処理動作(ステップS3)の説明>
(1)ステップS3の処理のうち、まず、装置前ポート41a,41b,・・・で未処理カセットから未処理ワークを処理装置42a,42b,・・・へ全て投入し終わり、空カセットとなった場合の当該空カセットの搬送先を決定する処理動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
生産工程コントローラ40から送出された空カセット搬出要求を、搬出搬入要求受信部11が受信すると(ステップS3−1)、カセット情報調査部12は、生産工程コントローラ40から送出された空カセットの搬出要求を出した対象の装置前ポート41a,41b,・・・の状態を調査する(ステップS3−2)。このステップS3−2の調査は、上記図4のフローチャートを参照して説明したカセット情報調査部12でのカセット調査のことである。
次に、カセット搬送先決定部13は、予め設定されている空カセット閾値Sと、ステップS3−2で調査した結果得られたカセットタイプCの数とを比較する(ステップS3−3)。その結果、空カセット閾値Sの値がカセットタイプCの数と同じかそれ以上であった場合(ステップS3−3でYesと判断された場合)には、ステップS3−4に処理を進める。すなわち、搬出搬入要求受信部11が受信した空カセット搬出要求を取り消し、空になったカセットを装置前ポート42a,42b,・・・から搬出せず、処理装置42a,42b,・・・で処理を終えた処理済ワークを回収するために使用する。
一方、空カセット閾値Sの値がカセットタイプCの数未満であった場合(ステップS3−3でNoと判断された場合)には、ステップS3−5に処理を進める。すなわち、空になったカセットの行き先を格納倉庫31として、処理を完了する。
なお、本実施形態では、ステップS3−5において、行き先を格納倉庫31と決定しているが、万一、格納倉庫31に空カセットを置くスペースが空いていない場合には、装置前ポートにおいて空きができるまで待機し、格納倉庫31に空きができた時点で、ステップS3−2から行き先決定処理を再度行う。また、処理済カセットの搬出要求を搬出搬入要求受信部11が受信した場合には、行き先を次の工程ないし格納倉庫31とする。
ここで、空カセット閾値Sとしては、空カセットの入れ換えにより処理装置42a,42b,・・・にロスが発生しないで運用するのに最低限必要な空カセットのポート数を使用し、処理装置42a,42b,・・・の想定タクトTs、カセットの入り数若しくは回収設定数N、搬送装置21のカセット入れ換えにかかる時間Tiから、S≧Ti/(N×Ts)の式を満たす最低の整数を空カセット閾値Sとして装置前ポートごとに使用しても良い。また、物理的なポート数×カセットの入り数若しくは回収設定数Nが処理装置の入り数より多い場合には、従来通り、空カセット閾値Sを適応せずに未処理カセットを搬入し、発生した空カセットは常に回収用に使用する制御を行っても良い。
(2)次に、ステップS3の処理のうち、装置前ポート41a,41b,・・・からカセットが搬出されて、対象とする装置前ポートに空きが発生した場合に、格納操作31から未処理カセット若しくは空カセットのどちらを搬送するのかを決定する処理動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
対象とする装置前ポートに空きが発生した時に、生産工程コントローラ40から送出されるカセット搬入要求を搬出搬入要求受信部11が受信すると(ステップS3−11)、カセット情報調査部12は、生産工程コントローラ40から送出されたカセット搬出要求を出した対象の装置前ポート41a,41b,・・・の状態を調査する(ステップS3−12)。このステップS3−12の調査は、上記図4のフローチャートを参照して説明したカセット情報調査部12でのカセット調査のことである。
次に、カセット搬送先決定部13は、空カセット閾値Sと、ステップS3−2で調査した結果得られたカセットタイプCの数及びカセットタイプDの数の和とを比較する(ステップS3−13)。その結果、空カセット閾値SがカセットタイプCの数及びカセットタイプDの数の和よりも大きい場合(ステップS3−13でYesと判断された場合)には、ステップS3−14に処理を進める。すなわち、格納倉庫31から空カセットを対象とする装置前ポートへ搬送することを決定する。
一方、空カセット閾値SがカセットタイプCの数及びカセットタイプDの数の和と同じかそれよりも小さい場合(ステップS3−13でNoと判断された場合)には、次にステップS3−15に処理を進める。
ステップS3−15では、対象とする装置前ポートにカセットを置くことができる数から空カセット閾値Sの値を引いた値(差)と、ステップS3−2で調査した結果得られたカセットタイプBの数とを比較する。その結果、対象とする装置前ポートにカセットを置くことができる数から空カセット閾値Sの値を引いた値が、ステップS3−2で調査した結果得られたカセットタイプBの数よりも多い場合(ステップS3−15でYesと判断された場合)には、ステップS3−16に処理を進める。すなわち、格納倉庫31から未処理カセットを搬送することを決定する。
一方、対象とする装置前ポートにカセットを置くことができる数から空カセット閾値Sの値を引いた値が、ステップS3−2で調査した結果得られたカセットタイプBの数と同じかそれよりも少ない場合(ステップS3−15でNoと判断された場合)には、ステップS3−12に戻って、ステップS3−12からの処理を繰り返す。また、格納倉庫31に搬送すると決定した種類のカセットが格納倉庫31に存在しない場合にもステップS3−12に戻って、ステップS3−12からの処理を繰り返す。なお、決定した種類のカセットが格納倉庫31に複数存在する場合には、最も待ち時間の長いものを優先的に搬送しても良いし、搬送先の装置前ポートに最も近い棚に格納されているカセットを優先的に搬送しても良い。
本発明のカセット搬送システム及びカセット搬送制御方法は、装置への投入と払出を同じポートで行い、装置の入り数がカセット入り数以上であるようなレイアウトの生産ラインにおいて汎用的に利用することができる。
10 搬送制御装置
11 搬出搬入要求受信部
12 カセット情報調査部
13 カセット搬送先決定部
14 搬送指示部
20 搬送装置コントローラ
21(21a,21b,・・・) 搬送装置
30 格納倉庫コントローラ
31 格納倉庫
32(32a,32b,・・・) カセット
40 生産工程コントローラ
41a,41b,・・・ 装置前ポート
42a,42b,・・・ 処理装置
43 生産ライン
43a,43b,・・・ 生産工程
45a,45b,・・・ 搬送ロボット
N ネットワーク

Claims (5)

  1. カセットを保管する格納倉庫を管理している格納倉庫コントローラと、カセットの搬送装置を管理している搬送装置コントローラと、生産工程を管理している生産工程コントローラと、前記生産工程コントローラからの搬出搬入要求に基づいて搬送カセットを決定し、前記搬送装置コントローラに対して搬送要求を出力する搬送制御装置とからなり、複数のワークをカセットに格納して前記生産工程の処理装置間や処理装置と格納倉庫間を搬送する生産ラインのカセット搬送制御システムにおいて、
    前記搬送制御装置は、
    前記生産工程コントローラから処理済カセットの搬出要求、空カセットの搬出要求、カセットの搬入要求を受信する搬出搬入要求受信手段と、
    前記搬出搬入要求受信手段で受信した前記生産工程の装置前ポートについて、前記生産工程コントローラを介して該当する装置前ポートのカセット数及びカセットの状態を調査するカセット情報調査手段と、
    前記カセット情報調査手段によって得られたカセット数の情報と所定の閾値とを比較し、得られたカセット数が前記閾値以内であればカセットを搬出若しくは搬入するように搬送するカセットと搬送先を決定する一方、得られたカセット数が前記閾値より大きい場合にはカセットを搬入若しくは搬出しないように決定するカセット搬送先決定手段と、
    前記カセット搬送先決定手段によって決定した搬送対象のカセットを、決定した搬送先へ搬送するように前記搬送装置コントローラに指示を出力する搬送指示手段と、を備えたことを特徴とするカセット搬送制御システム。
  2. 請求項1に記載のカセット搬送制御システムにおいて、
    前記カセット情報調査手段は、前記装置前ポートのカセットの状態を、ワークを格納していない空カセット、未処理ワークを少なくとも1つ以上格納している未処理カセット、処理済ワークをカセットに格納できる分だけ格納した処理済カセット、処理済ワークを少なくとも1つ以上格納している回収中カセット、空きポートを示す疑似カセットの5つに分類し、対象としている装置前ポートが前記5つの状態それぞれについて何ポートずつあるかを調査することを特徴とするカセット搬送制御システム。
  3. 請求項2に記載のカセット搬送制御システムにおいて、
    前記カセット搬送先決定手段は、前記所定の閾値である空カセット閾値を前記処理装置の想定タクト、カセットの入り数、前記搬送装置のカセット入れ換え時間の情報から所定の値の整数値とし、前記搬出搬入要求受信手段で受信した搬出搬入要求の種類によって、前記カセット情報調査手段によって得られたカセット数の中から決められた種類のカセット数を用いて搬送するカセットと搬送先とを決定することを特徴とするカセット搬送制御システム。
  4. 請求項3に記載のカセット搬送制御システムにおいて、
    前記カセット搬送先決定手段は、
    前記生産工程コントローラからの要求が処理済カセットの搬出要求である場合には、搬出要求を出している対象のカセットを次工程または前記格納倉庫へ搬送することを決定し、
    前記生産工程コントローラからの要求が空カセットの搬出要求である場合には、前記カセット情報調査手段で得られた情報から、空カセットの数と前記空カセット閾値とを比較し、空カセットの数がカセット閾値以内の場合には搬出要求を取り消し、空カセットの数がカセット閾値より大きい場合には、搬出要求を出している対象のカセットを前記格納倉庫または別の装置前ポートへ搬送することを決定し
    前記生産工程コントローラからの要求が搬入要求である場合には、前記カセット情報調査手段で得られた情報から空カセットの数と回収中のカセットの数との和と、前記空カセット閾値とを比較し、空カセットの数と回収中のカセットの数との和が前記空カセット閾値未満である場合には、空カセットを対象とする装置前ポートに搬送することを決定し、
    空カセットの数と回収中のカセットの数との和が前記空カセット閾値以上である場合には、対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差と、前記カセット情報調査手段で得られた未処理カセット数とを比較し、未処理カセット数が対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差未満である場合には、未処理カセットを対象ポートに搬送することを決定し、
    未処理カセット数が対象とする装置前ポートのポート数と前記空カセット閾値との差以上である場合には、繰り返し処理を行うことを特徴とするカセット搬送制御システム。
  5. 複数のワークをカセットに格納して各生産工程の処理装置間や処理装置とカセットを保管している格納倉庫との間を搬送する生産ラインにおいて、生産工程を管理している生産工程コントローラからのカセットの搬出搬入要求に基づいて搬送カセットを決定し、カセットの搬送装置を管理している搬送装置コントローラに対して搬送要求を出力する搬送制御装置によるカセット搬送制御方法であって、
    生産工程コントローラから対象とする生産工程の装置前ポートについての処理済カセットの搬出要求、空カセットの搬出要求、カセットの搬入要求を受信する搬出搬入要求受信工程と、
    前記搬出搬入要求受信工程で受信した生産工程の装置前ポートについて、生産工程コントローラを介して該当する装置前ポートのカセット数及びカセットの状態を取得するカセット情報取得工程と、
    前記カセット情報取得工程によって得られたカセット数の情報と所定の閾値とを比較し、得られたカセット数が前記閾値以内であればカセットを搬出若しくは搬入するように搬送するカセットと搬送先を決定する一方、得られたカセット数が前記閾値より大きい場合にはカセットを搬入若しくは搬出しないように決定するカセット搬送先決定工程と、
    前記カセット搬送先決定工程によって決定した搬送対象のカセットを、決定した搬送先へ搬送するように搬送装置コントローラに指示を出力する搬送指示工程と、を含むことを特徴とするカセット搬送制御方法。
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