JP2010194485A - バリ取り洗浄乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機械部品、電気部品などの被処理物を良好にバリ取り洗浄し、リンス洗浄と乾燥を効率よく良好に行なうことができるバリ取り洗浄乾燥装置を提供する。
【解決手段】バリ取り洗浄槽1の下部に洗浄液を収容し超音波振動子29を配置してなる浸漬洗浄室2を設けられ、上部に被洗浄物を出し入れする出入室3が設けられる。被洗浄物を浸漬洗浄室2と出入室3との間で昇降させる昇降装置7がバリ取り洗浄槽1内に配設される。バリ取り洗浄槽1の出入室3の反対側にリンス洗浄乾燥室21が連通して配置される。バリ取り洗浄槽1上部の出入室3とリンス洗浄乾燥室21との間で被洗浄物を水平移動させる水平移動機構22が設けられる。洗浄液の溶存酸素量は脱気装置30により所定値以下に脱気され、洗浄液の温度は冷却装置39により所定温度以下に下げられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属、合成樹脂等の機械部品或いは電子部品などの被処理物を、バリ取り洗浄して、バリや油脂類等の異物を除去するバリ取り洗浄乾燥装置に関し、特に、被処理物に対し液中で超音波を印加して超音波バリ取り洗浄を行なうと共に、バリ取り洗浄後の被処理物をリンス洗浄し、液切りを行った後、被処理物に熱風を吹き付けて乾燥処理を行なうバリ取り洗浄乾燥装置に関する。
従来、電子部品、機械部品などの洗浄を行なう洗浄乾燥装置として、下記特許文献1などにおいて、減圧式の洗浄乾燥装置が提案されている。この洗浄乾燥装置は、洗浄槽の下部に洗浄液を入れ超音波振動子により超音波を印加する浸漬洗浄部を設けると共に、被洗浄物をその浸漬洗浄部に浸漬するための昇降装置を洗浄槽内に配設し、密閉可能な洗浄槽内に、真空ポンプに接続された接続管を接続して、洗浄槽内を減圧可能とし、洗浄後に浸漬洗浄部から引き上げた被洗浄物を洗浄槽内の上部で減圧乾燥させる構造である。
特開平5−261347号公報
しかしながら、この従来の洗浄乾燥装置は、被洗浄物を減圧乾燥させる際、洗浄液の付着した載置台及び被覆体を真空ポンプで真空吸引して減圧し、多量に付着した洗浄液を吸引乾燥するため、必然的に大容量、高真空度の高い能力を備えた大型の真空ポンプを必要とし、設備費が高くなる不具合があった。
さらに、真空ポンプが多量の洗浄液を真空吸引するため、真空ポンプ内への洗浄液の流入量が増大し、このために、真空ポンプの吐出側に高性能のフィルタや回収装置を装着し、排気からの洗浄液の回収を確実に行なう必要がある。
さらに、上記洗浄乾燥装置は、洗浄槽内に昇降チェーンによる昇降装置が配設されるため、洗浄槽内の構造が複雑化し、これにより、洗浄槽内の保守点検作業が難しく、洗浄槽内の清掃作業も非常に難しい。
一方、金属、合成樹脂等の機械部品、電気部品などにおいては、成形や加工の際にバリが発生するが、被洗浄物の洗浄と共にこれらのバリ取りを効率良く行うことが要望されていた。
本発明は、上記の点の鑑みなされたもので、比較的簡単な構成の設備を用いて、機械部品、電気部品などの被処理物を効率よく良好にバリ取り洗浄し、乾燥させることができるバリ取り洗浄乾燥装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の請求項1のバリ取り洗浄乾燥装置は、被処理物を洗浄液中に浸漬させ、洗浄液中に超音波を印加してバリ取りを行うと共に洗浄し、バリ取り洗浄後の被処理物を乾燥させるバリ取り洗浄乾燥装置であって、
下部に洗浄液を収容し超音波振動子を配置してなるバリ取り洗浄室を設けると共に、上部に被処理物を出し入れする出入室を設けたバリ取り洗浄槽と、
該バリ取り洗浄槽内に配設され該被処理物を該バリ取り洗浄室と該出入室との間で昇降させる昇降装置と、
該バリ取り洗浄槽の該出入室の側部に連通して配置され、連通口をシャッターにより開閉可能とすると共に、リンス洗浄を行なうリンスノズルと熱風を噴き付ける熱風ノズルとを配置してなるリンス洗浄乾燥室と、
該バリ取り洗浄槽上部の出入室と該リンス洗浄乾燥室との間で被処理物を水平移動させる水平移動機構と、
該洗浄液中の溶存酸素量を脱気により低下させる脱気装置と、
該洗浄液の温度を冷却する冷却装置と、
を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、バリ取り洗浄槽内の洗浄液中の溶存酸素量を所定濃度以下に脱気し、洗浄液の温度を所定温度以下に冷却した状態で、被処理物を浸漬させながら超音波振動子を動作させて洗浄液中にキャビテーションを発生させるので、被処理物のバリ取りと洗浄を良好に効率よく行うことができる。
また、バリ取り洗浄後には、リンス洗浄乾燥室に被処理物を移動させ、リンスノズルから被処理物にリンス液を噴き付けてリンス洗浄を行なう一方、その後、熱風ノズルから熱風を被処理物に噴き付けて、被処理物を乾燥させるので、被処理物のリンス洗浄と乾燥を、良好に効率よく行うことができる。
請求項2の発明は、上記請求項1のバリ取り洗浄乾燥装置において、上記脱気装置は洗浄液中の溶存酸素量を約0.01〜2ppmに脱気し、冷却装置は洗浄液の温度を約10℃〜0℃に冷却することを特徴とする。
この発明によれば、洗浄液中に多くのキャビテーションを発生させ、その崩壊速度を高速度とし、多量の衝撃波の発生によって、被処理物のバリを良好に除去することができる。
請求項3の発明は、上記請求項1のバリ取り洗浄乾燥装置において、上記被処理物は搬送トレイに入れられ、該搬送トレイが上記昇降装置の昇降枠に保持されて昇降し、該被処理物を入れた搬送トレイは、上記水平移動機構により出入室とリンス洗浄乾燥室の間で移送されることを特徴とする。
この発明によれば、被処理物を安定して安全に昇降させ又は移動させることができ、昇降装置と水平移動機構間で被処理物を搬送トレイと共に円滑に移載し、バリ取り洗浄した後の被処理物をリンス洗浄乾燥室に自動的に効率よく移送することができる。
請求項4の発明は、上記請求項2のバリ取り洗浄乾燥装置において、上記バリ取り洗浄槽の側部に洗浄液貯留槽が設けられ、該バリ取り洗浄槽下部のバリ取り洗浄室上の側壁に設けた連通口を通して該バリ取り洗浄室からオーバーフローした洗浄液を該洗浄液貯留槽に送る構成とし、該洗浄液貯留槽の洗浄液をろ過して該バリ取り洗浄槽内に戻すための管路、ポンプ、フィルタ、脱気装置、及び冷却装置を含む洗浄液循環路が、該バリ取り洗浄槽と該洗浄液貯留槽との間に接続され、洗浄液貯留槽内の洗浄液の溶存酸素量を該脱気装置により所定値以下に低下させ、該洗浄液の温度を該冷却装置により所定値以下に低下させることを特徴とする。
この発明によれば、バリ取り洗浄室の洗浄液の液面レベル、洗浄液の溶存酸素量及び温度を、超音波バリ取り洗浄における最適な値に保持することができ、被処理物のバリ取り洗浄を一層効率よく良好に行なうことができる。
請求項5の発明は、上記請求項4のバリ取り洗浄乾燥装置において、上記リンスノズルは、液切りノズルと兼用のリンス兼液切りノズルとして構成され、リンス洗浄を終了した後、該リンス兼液切りノズルにエアーを供給し、リンス洗浄後の被処理物にエアーを噴き付けて液切りを行うことを特徴とする。
この発明によれば、リンス洗浄液を噴射してリンス洗浄した後、リンス兼液切りノズルから被処理物にエアーを噴き付けて、液切りを行ない、リンス洗浄と液切りを効率よく行なうことができる。
本発明のバリ取り洗浄乾燥装置によれば、比較的簡単な構成の設備を用いて、機械部品、電気部品などの被処理物のバリ取りと洗浄を良好に効率よく行うことができ、バリ取り洗浄後、被処理物のリンス洗浄と乾燥を良好に効率よく行うことができる。
本発明の一実施形態を示すバリ取り洗浄乾燥装置の構成を示す断面図である。 (a)はリンス洗浄乾燥室部分の拡大断面図、(b)は同リンス洗浄乾燥室部分の平面断面図である。 図1のIII-III断面図である。 搬送トレイと被処理物をリンス洗浄乾燥室に搬入した状態の断面図である。 リンス洗浄時のリンス洗浄乾燥室の断面図(図2のV-V線断面図)である。 乾燥時のリンス洗浄乾燥室の断面図(図2のVI-VI線断面図)である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はバリ取り洗浄乾燥装置の断面図を示し、図2はリンス洗浄乾燥室部分の拡大断面図を、図3は図1のIII-III線断面図を示している。このバリ取り洗浄乾燥装置は、概略的には、バスケットなどに収容した被処理物Wを洗浄液中に浸漬させ、洗浄液中に超音波振動子29から超音波を印加して超音波バリ取り洗浄を実施し、バリ取り洗浄後の被処理物をリンス洗浄乾燥室21に搬入し、リンス洗浄、液切り及び乾燥処理を行なうように構成される。
このバリ取り洗浄乾燥装置は、下部に洗浄液を収容し超音波振動子29を配置してなるバリ取り洗浄室2を設けると共に、上部に被処理物Wを出し入れする出入室3を設けたバリ取り洗浄槽1と、バリ取り洗浄槽1内に配設され被処理物をバリ取り洗浄室2と出入室3との間で昇降させる昇降装置7と、バリ取り洗浄槽1の出入室3の側部に連通して配置され、連通口17をシャッター18により開閉可能として、リンス洗浄、液切り及び乾燥を行なうリンス洗浄乾燥室21と、バリ取り洗浄槽1上部の出入室3とリンス洗浄乾燥室21との間で被処理物Wを水平移動させる水平移動機構22と、を備えている。
バリ取り洗浄槽1は、図1に示すように、その下部にバリ取り洗浄室2を設け、側部に被処理物Wを出し入れする出入室3を設けている。つまり、洗浄槽1内には、上部に出入口4を有した出入室3が形成され、その下部にバリ取り洗浄室2が形成され、出入口4の反対側に連通口17を介してリンス洗浄乾燥室21が設けられている。
バリ取り洗浄槽1の上部の出入室3の側壁に、出入口4が形成され、その出入口4を開閉する出入口シャッター5が配設されている。この出入口シャッター5は上方から下降して出入口4を閉鎖するように構成され、扉用シリンダ(流体圧シリンダ)6がバリ取り洗浄槽1の側部に下向きに取り付けられ、そのピストンロッド6aの先端に出入口シャッター5の上部が連結される。この扉用シリンダ6の作動により出入口シャッター5は開閉される。
バスケットなどに入れられた被処理物Wは、バリ取り洗浄槽1内で搬送トレイ10に載置されるが、搬送トレイ10は、バリ取り洗浄槽1に配設した昇降装置7の昇降枠9に保持されて昇降する。昇降装置7は、昇降用シリンダ(流体圧シリンダ)8をバリ取り洗浄槽1の上板上に下向きに取り付け、そのピストンロッド8aを洗浄槽1内に縦に挿入し、ピストンロッド8aの下端に昇降枠9を取り付けて構成される。昇降枠9は、図2に示すように、直方体の枠状に形成され、内側底部に搬送トレイ10を水平摺動可能に載置するための載置部が形成され、載置部の両側には側面ガイドが設けられ、後述の水平移動機構22により搬送トレイ10を出入室3内の昇降枠9とリンス洗浄乾燥室21との間で、水平摺動させながら、移送するように構成される。
搬送トレイ10は、図2に示すように、例えば金属棒を縦横に組み合わせてネットトレイ状に形成され、その上にバスケットなどに入れた被処理物Wを収容可能とし、上記のように、昇降枠9の内側とリンス洗浄乾燥室21内と間でスライド移動する。また、搬送トレイ10の端部(図2の右側端部)に、係合保持部10aが設けられる。この係合保持部10aは、図2に示すように、平面視で略コ字状に形成され、バリ取り洗浄槽1内の所定位置に縦に立設された昇降ガイド25の外側に外嵌されて上下動可能に形成され、且つ水平移動機構22の水平移動用シリンダ(流体圧シリンダ)23のピストンロッド23aの先端に取着した係合先端部26に係合可能に形成されている。
すなわち、水平移動用シリンダ23のピストンロッド23aの先端には係合先端部26が固定され、この係合先端部26が、図2(b)のように、ピストンロッド23aが押し出し作動して、昇降ガイド25の真上に達した状態で、搬送トレイ10がリンス洗浄乾燥室21の連通口17(出入室3)に対応した位置に上昇又は下降して停止したとき、係合先端部26が搬送トレイ10の端部に固定された係合保持部10a内に入って係合可能に形成される。
また、この後、ピストンロッド23aが引戻し作動したとき、搬送トレイ10をリンス洗浄乾燥室21まで牽引して移動可能とし、さらにその後、ピストンロッド23aが押し出し作動したとき、係合先端部26がそこに係合した係合保持部10aを押して、搬送トレイ10を昇降枠9内まで移動可能に形成されている。
出入室3内の下寄りでリンス洗浄乾燥室21側に、中間支持ガイド24bが固定され、その中間支持ガイド24b上を搬送トレイ10が水平方向(図1の左右方向)にスライド移動可能に支持されるようになっている。さらに、この中間支持ガイド24bと水平位置のバリ取り洗浄槽1の側壁に、連通口17が形成され、連通口17を挟んだ出入室3と反対側にリンス洗浄乾燥室21が形成されている。
連通口17にはシャッター18が上下方向に移動して開閉するように取り付けられ、このシャッター18を開閉する扉用シリンダ(流体圧シリンダ)19がバリ取り洗浄槽1の上板上に取り付けられる。扉用シリンダ19のピストンロッド19aは出入室3内に挿入され、その先端がシャッター18に連結され、扉用シリンダ19のピストンロッド19aの押し出し作動により、シャッター18が下降して連通口17を閉鎖する構造である。
リンス洗浄乾燥室21内には水平移動ガイド24aが取り付けられ、水平移動ガイド24aの上に搬送トレイ10が水平移動機構22により載置されるようになっている。リンス洗浄乾燥室21では、搬送トレイ10上の被処理物Wに対し、リンス兼液切りノズル41からリンス洗浄液を噴き付けてリンス洗浄し、その後、エアーを噴き付けて、液切りを行い、さらに熱風ノズル42から熱風を噴き付けて被処理物Wを乾燥処理する構造である。
リンス洗浄乾燥室21の背面側に、水平移動機構22の水平移動用シリンダ23が、そのピストンロッド23aをリンス洗浄乾燥室21内のリンス洗浄乾燥室21に挿入した形態で取り付けられる。水平移動用シリンダ23は、このピストンロッド23aの先端の係合先端部26を搬送トレイ10の係合保持部10aに係合させて、ピストンロッド23aを引戻し作動したとき、搬送トレイ10をリンス洗浄乾燥室21内に引き込み、水平移動ガイド24a上に載置する構造とされる。
リンス洗浄乾燥室21内には、リンス兼液切りノズル41が水平移動ガイド24aの上方と下方に配置され、水平移動ガイド24a上の搬送トレイ10の被処理物Wに向けて、リンス洗浄液を噴き付けてリンス洗浄を行ない、その後、エアーを噴き付けて、液切りを行なうようになっている。このようなリンス洗浄と液切りを行なうために、図5に示すように、リンス兼液切りノズル41には、リンス洗浄液とエアーを切り替えて供給するための管路が接続されている。
リンス洗浄乾燥室21の下部には、漏斗状の液受け部20aを介してリンス洗浄液槽20が形成され、リンス洗浄液がリンス洗浄液槽20に貯留される。リンス洗浄液槽20内には加熱器16が挿入され、リンス洗浄液をリンス洗浄に適した温度に加熱するようになっている。図5のように、リンス洗浄液槽20には管路56を介してポンプ46が接続され、ポンプ46の吐出側にフィルタ47を介して切替弁48が接続される。切替弁48の一方のポートが管路55を介してリンス洗浄液槽20に接続され、通常時、リンス洗浄液槽20内のリンス洗浄液は、ポンプ46の運転によって、フィルタ47、切替弁48、管路55を通して循環し、切替弁48の切替動作により、そのリンス洗浄液をリンス兼液切りノズル41に供給するようになっている。
このために、図5に示すように、切替弁48の他方のポートには逆止弁49を介して管路54が接続され、管路54の端部が、リンス洗浄乾燥室21内の上部と下部に配置されたリンス兼液切りノズル41、41に接続される。一方、切替弁48を管路55側に切り替えて、管路54とリンス兼液切りノズル41を液切りに使用する際は、管路57を通してエアーをリンス兼液切りノズル41に供給するようになっている。
このために、図5に示す如く、管路54には、逆止弁50と開閉弁51を介してエアー用の管路57が接続される。そして、管路57にはレギュレータ52とフィルタ53を介して、図示しない圧力空気源が接続される。これにより、圧力空気源から供給されるエアーを、レギュレータ52とフィルタ53を通し、さらに開閉弁51、逆止弁50、管路54を通して、リンス洗浄乾燥室21内のリンス兼液切りノズル41に供給する構造となっている。
なお、リンス兼液切りノズル41は、液切りを行なわずに、リンス洗浄液のみを被処理物Wに噴き付ける構造とすることもでき、この場合は、リンスノズルとしてリンス洗浄乾燥室21内に設置することとなる。また、液切り用ノズルを別個に設けることもできる。
さらに、図6に示すように、リンス洗浄乾燥室21内には、熱風ノズル42が水平移動ガイド24aの上方と下方に配置され、リンス洗浄後に、水平移動ガイド24a上の搬送トレイ10の被処理物Wに向けて、熱風を噴き付けて乾燥処理を行なう。このために、上下の熱風ノズル42には熱風供給用のダクト46が接続され、ダクト46の端部に加熱器44とブロワ43が接続され、ブロワ43により送風した空気を加熱器44で加熱し、ダクト46を通して熱風ノズル42に熱風を供給する構造となっている。
一方、バリ取り洗浄槽1の背面側の側部には、図3に示すように、背面側の側部に突き出すように、洗浄液貯留槽15が設けられる。バリ取り洗浄槽1下部のバリ取り洗浄室2上の側壁に溢流口となる連通口15aが設けられ、この連通口15aを通してバリ取り洗浄室2からオーバーフローした洗浄液が洗浄液貯留槽15に送られる。また、洗浄液貯留槽15には、洗浄液をろ過してバリ取り洗浄槽1内に戻すための管路35、ポンプ31、及びフィルタ32を含む洗浄液循環路36が、バリ取り洗浄槽1と洗浄液貯留槽15との間に接続される。
図3に示すように、洗浄液循環路36の管路35には脱気装置30の脱気筒37が接続され、洗浄液を脱気処理し、洗浄液中の溶存酸素量を、バリ取り洗浄に適した約0.01〜2ppmに下げるようになっている。バリ取り洗浄を行なった後の洗浄液には被処理物Wから除去されたバリや異物が含まれているため、これらのバリや異物を除去するために、フィルタ32が洗浄液循環路36に接続されている。
洗浄液循環路36に接続された脱気装置30の脱気筒37は、中空糸モジュール、PTFEチューブなどポーラス膜を有した脱気モジュールを、ケース内に収容して構成され、脱気モジュール内に洗浄液循環路36の洗浄液を流通させつつ、ケース内を真空ポンプ38により吸引し、洗浄液中の溶存酸素量を所定値(約0.01〜2ppm)以下に下げる構造である。
さらに、洗浄液循環路36には、洗浄液を冷却するための冷却装置39が接続される。この冷却装置39は、内部に冷媒を通す熱交換器を内蔵し、冷媒と洗浄液との熱交換により、洗浄液の温度をバリ取りに適した約10℃〜0℃に下げるように構成される。このような洗浄液循環路36、フィルタ32、脱気装置30、冷却装置39等の構成により、洗浄液貯留槽15の洗浄液は、ポンプ31の動作により槽内から取り出されて洗浄液循環路36を循環する間、フィルタ32によりバリや異物をろ過し、脱気装置30によって洗浄液中の溶存酸素量を約0.01〜2ppmの脱気状態とし、さらに、冷却装置39にて洗浄液の温度がバリ取りに適した約10℃〜0℃となるように冷却される。
次に、上記構成のバリ取り洗浄乾燥装置の動作を説明する。バリ取り洗浄槽1のバリ取り洗浄室2及び洗浄液貯留槽15内には、炭化水素系洗浄液或いは洗浄水などの洗浄液が貯留される。
洗浄の開始時には、昇降装置7は、図1に示すように、その昇降枠9をバリ取り洗浄槽1上部の出入室3内の所定位置に停止させた状態となっている。この状態で、出入口シャッター5が扉用シリンダ6の動作によって開放され、開放された出入口4から、被処理物Wがそのまま或いはバスケットなどに入れられた状態で、出入室3内に搬入され、出入室3に位置する昇降枠9内の搬送トレイ10上に載置される。出入口シャッター5は閉じられる。
バリ取り洗浄室2内の洗浄液は、ポンプ31の動作により連通口15aから溢流して洗浄液貯留槽15に入り、洗浄液貯留槽15に貯留されるが、洗浄液貯留槽15内の洗浄液は、ポンプ31の運転により洗浄液循環路36を通してバリ取り洗浄室2内に戻るように循環している。
このとき、図3のように、循環する洗浄液は、洗浄液循環路36に接続された脱気装置30を通過し、この脱気装置30を通過する際、真空ポンプ38によって脱気装置30の脱気筒37のケース内が吸引されて、洗浄液の脱気処理が行なわれ、洗浄液中の溶存酸素量が、バリ取り洗浄に適した約0.01〜2ppmの濃度に下げられる。さらに、洗浄液循環路36を循環する洗浄液は、冷却装置39を通過する際、冷却装置39に供給される冷媒との間で熱交換が行なわれて冷却され、バリ取りに適した約10℃〜約0℃の温度に冷却される。なお、下限温度の約0℃は洗浄液が氷結する手前の温度であり、洗浄液の性状かから氷結しない温度であれば、0℃未満の温度まで冷却するようにしてもよい。
このように、バリ取り洗浄室2と洗浄液貯留槽15内の洗浄液は、洗浄液循環路36を循環し、フィルタ32、脱気装置30、冷却装置39を通過することにより、その溶存酸素量がバリ取りに適した約0.01〜2ppmに下げられ、その温度が約10℃〜約0℃に下げられ、清浄な状態に保持される。
バリ取り洗浄動作に入ると、先ず、昇降用シリンダ8が動作して、昇降枠9を下降させ、図1のように、昇降枠9がバリ取り洗浄室2まで下される。このとき、昇降枠9内の搬送トレイ10は、その端部の係合保持部10aが昇降ガイド25にガイドされて安定して下降する。そして、昇降枠9に保持された搬送トレイ10上の被処理物Wがバリ取り洗浄室2の洗浄液中に浸漬され、超音波振動子29の動作によって超音波を印加された洗浄液内で超音波バリ取り洗浄が実施される。
バリ取り洗浄室2内の洗浄液中では、超音波の印加によりキャビテーションが発生し、洗浄液の溶存酸素量が約0.01〜2ppmとなるように脱気され、温度が約10℃〜約0℃に冷却されているので、このキャビテーションの崩壊速度は加速された状態となって、崩壊が高速度で行なわれ、それに伴い高い衝撃波が洗浄液中で発生する。このため、搬送トレイ10上に載置されてバリ取り洗浄室2内に挿入された被処理物Wのバリや汚れが、高速度で頻繁に発生するキャビテーション崩壊時の衝撃波により、被処理物Wから良好に除去されていく。
所定時間の超音波バリ取り洗浄が終了すると、次に、昇降装置7が動作し、昇降枠9を図1のようにバリ取り洗浄室2の上部位置(出入室3)の所定位置まで上昇させ、停止させる。このとき、昇降枠9内の搬送トレイ10は、図1のように、その端部の係合保持部10aが、昇降ガイド25から水平移動用シリンダ23のピストンロッド23a先端の係合先端部26に移り、そこに係合保持される。
次に、図1、2に示すように、水平移動機構22の水平移動用シリンダ23がピストンロッド23aを引き戻し動作する。これにより、昇降枠9内の被処理物Wの搬送トレイ10が昇降枠9内から引き出され、中間支持ガイド24b上を通過し、開口している連通口17からリンス洗浄乾燥室21内に入る。
この状態で、リンス洗浄乾燥室21内の水平移動ガイド24aに搬送トレイ10が載置され、搬送トレイ10上の被処理物Wは、図4のように、リンス洗浄乾燥室21内に収容される。このとき、扉用シリンダ19の動作によりシャッター18が下ろされて、連通口17が閉鎖され、リンス洗浄乾燥室21が閉状態となる。
次に、図5に示すように、リンス洗浄用の切替弁48がリンス洗浄側に切り替わり、これにより、リンス洗浄液槽20内のリンス洗浄液は、管路56から切替弁48と逆止弁49を通り、管路54を通してリンス洗浄乾燥室21内のリンス兼液切りノズル41,41に供給される。これにより、上部と下部のリンス兼液切りノズル41,41から被処理物Wに向けてリンス洗浄液が噴射され、所定時間、リンス洗浄が行われ、被処理物Wが清浄なリンス洗浄液によりすすぎ洗浄される。なおこのとき、水平移動用シリンダ23のピストンロッドを短く往復動作させることにより、被処理物Wを水平移動ガイド24a上で水平方向に往復移動させながらリンス洗浄を行なうこともできる。
次に、リンス洗浄の後、被処理物Wの液切りを行なう。リンス洗浄が終了すると、切替弁48が切り替わり、図5のように、フィルタ47を通過したリンス洗浄液は、切替弁48から管路55を通り、リンス洗浄液槽20に戻され、循環する状態となる。一方、開閉弁51が開動作し、圧力空気源から供給された圧力空気が、フィルタ53、レギュレータ52、管路57、開閉弁51、逆止弁50、及び管路54を通して、リンス兼液切りノズル41,41に供給され、上部と下部のリンス兼液切りノズル41,41から被処理物Wに向けて空気が噴き付けられる。この空気の噴き付けにより、被処理物Wに付着したリンス洗浄液が落とされ、液切りが行なわれる。
液切りが終了し、開閉弁51が閉動作すると、次に、図6に示すように、加熱器44とブロワ43が起動して、被処理物Wの乾燥が行なわれる。乾燥処理は、加熱器44とブロワ43の作動により行なわれ、ブロワ43からの送風は、加熱器44を通過して熱風または温風となり、図6のように、水平移動ガイド24a上に保持された搬送トレイ10上の被処理物Wに、上部と下部の熱風ノズル42,42から熱風または温風が噴き付けられ、これにより、被処理物Wは乾燥処理される。
被処理物Wの乾燥処理が終了すると、次に、水平移動機構22の水平移動用シリンダ23がピストンロッド23aを押し出し動作する。これにより、リンス洗浄乾燥室21内の水平移動ガイド24a上に載置されていた被処理物Wの搬送トレイ10が、水平移動ガイド24aから中間支持ガイド24b上を通過し、バリ取り洗浄槽1内の出入室3の停止している昇降枠9の側面ガイド9a内に進入し停止する。
そして、扉用シリンダ6がピストンロッド6aを引戻し作動して出入口シャッター5が上昇して出入口4が開放され、バリ取り洗浄と乾燥を終了した被処理物Wが搬送トレイ10上から取り出される。
このように、バリ取り洗浄槽1内の洗浄液中の溶存酸素量を約0.01〜2ppmに脱気し、洗浄液の温度を約10℃〜0℃に冷却した状態で、被処理物Wを浸漬させながら超音波振動子29を動作させて洗浄液中に多くのキャビテーションを発生させ、崩壊速度を高速度として多量の衝撃波を発生させ、被処理物Wのバリ取りと洗浄を良好に効率よく行うことができる。
また、バリ取り洗浄後には、リンス洗浄乾燥室21に被処理物を移動させ、リンス兼液切りノズル41から被処理物Wにリンス液を噴き付けてリンス洗浄を行なう一方、その後、熱風ノズル42から熱風を被処理物Wに噴き付けて、被処理物を乾燥させるので、被処理物のリンス洗浄と乾燥を、良好に効率よく行うことができる。
1 バリ取り洗浄槽
2 バリ取り洗浄室
3 出入室
7 昇降装置
8 昇降用シリンダ
9 昇降枠
10 搬送トレイ
15 洗浄液貯留槽
15a 連通口
16 加熱器
17 連通口
18 シャッター
20 リンス洗浄液槽
21 リンス洗浄乾燥室
22 水平移動機構
29 超音波振動子
30 脱気装置
31 ポンプ
32 フィルタ
36 洗浄液循環路
39 冷却装置
41 リンス兼液切りノズル
42 熱風ノズル
W 被処理物

Claims (5)

  1. 被処理物を洗浄液中に浸漬させ、洗浄液中に超音波を印加してバリ取りを行うと共に洗浄し、バリ取り洗浄後の被処理物を乾燥させるバリ取り洗浄乾燥装置であって、
    下部に洗浄液を収容し超音波振動子を配置してなるバリ取り洗浄室を設けると共に、上部に被処理物を出し入れする出入室を設けたバリ取り洗浄槽と、
    該バリ取り洗浄槽内に配設され該被処理物を該バリ取り洗浄室と該出入室との間で昇降させる昇降装置と、
    該バリ取り洗浄槽の該出入室の側部に連通して配置され、連通口をシャッターにより開閉可能とすると共に、リンス洗浄を行なうリンスノズルと熱風を吹き付ける熱風ノズルとを配置してなるリンス洗浄乾燥室と、
    該バリ取り洗浄槽上部の出入室と該リンス洗浄乾燥室との間で被処理物を水平移動させる水平移動機構と、
    該洗浄液中の溶存酸素量を脱気により低下させる脱気装置と、
    該洗浄液の温度を冷却する冷却装置と、
    を備えたことを特徴とするバリ取り洗浄乾燥装置。
  2. 前記脱気装置は洗浄液中の溶存酸素量を約0.01〜2ppmに脱気し、前記冷却装置は該洗浄液の温度を約10℃〜0℃に冷却することを特徴とする請求項1記載のバリ取り洗浄乾燥装置。
  3. 前記被処理物は搬送トレイに入れられ、該搬送トレイが前記昇降装置の昇降枠に保持されて昇降し、該被処理物を入れた搬送トレイは、前記水平移動機構により前記出入室とリンス洗浄乾燥室の間で移送されることを特徴とする請求項1記載のバリ取り洗浄乾燥装置。
  4. 前記バリ取り洗浄槽の側部に洗浄液貯留槽が設けられ、該バリ取り洗浄槽下部のバリ取り洗浄室上の側壁に設けた連通口を通して該バリ取り洗浄室からオーバーフローした洗浄液を該洗浄液貯留槽に送る構成とし、該洗浄液貯留槽の洗浄液をろ過して該バリ取り洗浄槽内に戻すための管路、ポンプ、フィルタ、脱気装置、及び冷却装置を含む洗浄液循環路が、該バリ取り洗浄槽と該洗浄液貯留槽との間に接続され、洗浄液貯留槽内の洗浄液の溶存酸素量を該脱気装置により低下させ、該洗浄液の温度を該冷却装置により低下させることを特徴とする請求項2のバリ取り洗浄乾燥装置。
  5. 前記リンスノズルは、液切りノズルと兼用のリンス兼液切りノズルとして構成され、リンス洗浄を終了した後、該リンス兼液切りノズルにエアーを供給し、リンス洗浄後の被処理物にエアーを噴き付けて液切りを行うことを特徴とする請求項4のバリ取り洗浄乾燥装置。



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