JP2010194460A - 材料処理機 - Google Patents

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Abstract

【課題】メインコントロールバルブと、サブコントロールバルブとが配置される領域のうちの、この材料処理機の長手方向に対応する幅寸法を小さく設定することができる。
【解決手段】破砕装置3と、処理対象物の処理に付随する作業を実施するフィーダ5等の補機と、破砕装置3を駆動する処理装置用アクチュエータ17と、補機を駆動するフィーダ用アクチュエータ20等と、処理装置用アクチュエータ17を制御するメインコントロールバルブ51と、フィーダ用アクチュエータ20等を制御するサブコントロールバルブ14とを備えた自走式破砕機において、この自走式破砕機の外部に備えられる油圧ショベルの油圧ポンプ41,42の圧油を自走式破砕機の走行左モータ18、走行右モータ19に導くホース54,55が接続可能な走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57とを備えた構成にしてある。
【選択図】図4

Description

本発明は、油圧モータから成る走行モータを有する走行体を備えた自走式破砕機等の材料処理機に関する。
自走式破砕機等の材料処理機は、油圧モータから成る走行モータを有する走行体を備えており、作業現場内を移動するときやトレーラの荷台に乗り込むときに自力走行できるように構成されていた。一般に、材料処理機は、処理作業を行っていながらの走行は行なえないようになっている。また、一度自力走行で作業現場に行った後は全く走行せず、定置式の処理機と同様に使われることもある。このように自走式の材料処理機は、処理作業の頻度に比べて走行の頻度は非常に少ないものであった。
この種の従来の材料処理機として特許文献1に示されるものがある。図6は、この特許文献1に示される材料処理機、例えば自走式破砕機を示す側面図である。この図6に示す自走式破砕機は、走行左モータ、走行右モータ、及びこれらの走行モータによって駆動される一対の履帯等を有する走行体1と、この走行体1の上方に配置される本体フレーム2と、この本体フレーム2の上方に設けられ、土石、コンクリート塊等の処理対象物である材料を破砕処理する処理装置、すなわち破砕装置3とを備えている。また、処理対象物が投入されるホッパ4と、このホッパ4に投入された処理対象物を破砕装置3に供給するフィーダ5と、破砕装置3で破砕処理された処理物を外部へ排出するコンベア6と、このコンベア6上を流れて排出される処理物の中から鉄筋等の磁性金属を選別する磁選機7とを備えている。フィーダ5、コンベア6、及び磁選機7のそれぞれは、処理対象物の処理に付随する作業を実施する第1〜第3補機を構成している。
図7は図6に示す自走式破砕機などに備えられるコントロールバルブの配置形態を示す平面図である。この図7に示す配置形態は、コントロールバルブによって制御されるアクチュエータの数が比較的多い場合の配置形態であり、特許文献2に開示されている。この図7に示されるコントロールバルブの配置形態が前述した図6に示す自走式破砕機に適用されたものとして以下に説明する。
図6に示す本体フレーム2の上方にはメインフレーム8が設けられ、このメインフレーム8上に、駆動源を構成するエンジン9が配置されている。図7に示すように、エンジン9の付近には、エンジン9を冷却するラジエータ12等の機器が配置されている。また、エンジン9によって駆動される例えば2つの油圧ポンプ、すなわち第1油圧ポンプ10と第2油圧ポンプ11とが配置されている。エンジン9の側方には、主たるアクチュエータを制御するメインコントロールバルブ13と、従たるアクチュエータを制御するサブコントロールバルブ14が配置されている。また、同図7の下方部分には作動油タンク15と燃料タンク16とが配置されている。メインコントロールバルブ13とサブコントロールバルブ14は、形状寸法が比較的大きくなることから自走式破砕機の長手方向と直交する方向に沿うように、互いに並設されて配置されている。これらのメインコントロールバルブ13とサブコントロールバルブ14が含まれるコントロールバルブ配置領域は、比較的大きな幅寸法w2に設定されている。図6に示す自走式破砕機の長手方向の寸法W2は、前述のコントロールバルブ配置領域の幅寸法w2に相応する比較的長い寸法になっている。
図8は、図6,7に示すような自走式破砕機に備えられる従来の一般的な油圧駆動回路を示す回路図である。すなわち、自走式破砕機に備えられる油圧駆動回路には、前述したエンジン9と、このエンジン9によって駆動される前述の第1油圧ポンプ10及び第2油圧ポンプ11が設けられ、前述したメインコントロールバルブ13には第1油圧ポンプ10の圧油が供給され、サブコントロールバルブ14には第2油圧ポンプ11の圧油が供給されるようになっている。
また、処理装置である破砕装置3を作動させる処理装置用アクチュエータ17、走行体1に備えられる一対の履帯のうちの一方を作動させる油圧モータから成る前述の走行左モータ18、走行体1に備えられる一対の履帯のうちの他方を作動させる油圧モータから成る前述の走行右モータ19とを備え、これらのアクチュエータはメインコントロールバルブ13によって制御される構成になっている。メインコントロールバルブ13には、処理装置用アクチュエータ17を制御する処理装置用方向制御弁、走行左モータ18を制御する走行左用方向制御弁、及び走行右モータ19を制御する走行右用方向制御弁が含まれている。さらに、第1補機であるフィーダ5を作動させる第1補機用アクチュエータ、すなわちフィーダ用アクチュエータ20、第2補機であるコンベア6を作動させる第2補機用アクチュエータ、すなわちコンベア用アクチュエータ21、第3補機である磁選機7を作動させる第3補機用アクチュエータ、すなわち磁選機用アクチュエータ22はサブコントロールバルブ14によって制御される構成になっている。サブコントロールバルブ14には、フィーダ用アクチュエータ20を制御するフィーダ用方向制御弁、コンベア用アクチュエータ21を制御するコンベア用方向制御弁、及び磁選機用アクチュエータ22を制御する磁選機用方向制御弁が含まれている。
特開2001−190980号公報 特開2005−238041号公報
前述した図6〜8に示す従来の自走式破砕機は、処理作業の頻度に比べて走行の頻度が少ないながらも、メインコントロールバルブ13に走行左モータ18及び走行右モータ19を制御する走行左用方向制御弁及び走行右用方向制御弁を含ませた構成となっている。この構成に伴って、制御するアクチュエータの数が図8に示したように多い場合には、メインコントロールバルブ13の形状寸法が大きくなり、図7に示したように、メインコントロールバルブ13とサブコントロールバルブ14とを自走式破砕機の長手方向に沿うように、並列に配置することになる。したがってコントロールバルブ配置領域の幅寸法w2が大きくなって、図6に示したように自走式破砕機は長手方向の寸法W2が大きくなって大型なものとなっていた。このために、自走式破砕機の製作費が高くなり、また、全体の重量が重くなり、トレーラ等による輸送作業の煩雑さを招いていた。なお、材料処理機が自走式破砕機とは異なる処理機、例えば自走式の土質改良機、自走式スクリーン、自走式の木材破砕機、自走式シュレッダー等であっても、油圧モータから成る走行左モータ、走行右モータを有する走行体を備えたものにあっては前述と同様の問題がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、処理装置用アクチュエータの作動を制御するメインコントロールバルブと、補機用アクチュエータの作動を制御するサブコントロールバルブとが配置される領域のうちの、この材料処理機の長手方向に対応する幅寸法を小さく設定することができる材料処理機を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明に係る材料処理機は、油圧モータから成る走行モータを有する走行体と、この走行体の上方に配置される本体フレームと、この本体フレームの上方に設けられ、処理対象物である材料を処理する処理装置と、上記本体フレームの上方に設けられ、上記処理対象物の処理に付随する作業を実施する補機と、駆動源と、この駆動源によって駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプから供給される圧油によって作動し、上記処理装置を駆動する処理装置用アクチュエータと、上記油圧ポンプから吐出される圧油によって作動し、上記補機を駆動する補機用アクチュエータと、上記油圧ポンプから上記処理装置用アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するメインコントロールバルブと、上記油圧ポンプから上記補機用アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するサブコントロールバルブとを備えた材料処理機において、この材料処理機の外部に備えられる外部圧油供給源の圧油を上記走行モータに導く連絡管路が接続可能な走行用接続ポートを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、処理対象物の処理作業に際しては、駆動源によって駆動された油圧ポンプの圧油がメインコントロールバルブの制御を介して処理装置用アクチュエータに供給され、この処理装置用アクチュエータが作動して処理装置が駆動される。この処理装置の駆動によって、この処理装置による処理対象物の処理作業が実施される。また、処理対象物を処理装置まで導いたり、処理装置で処理された処理物を外部に導いたりする処理対象物の処理に付随する作業に際しては、駆動源によって駆動された油圧ポンプの圧油がサブコントロールバルブの制御を介して補機用アクチュエータに供給され、この補機用アクチュエータが作動して補機が駆動される。この補機の駆動によって、処理対象物の処理に付随する作業が実施される。
また、トレーラによる輸送等に際して本発明に係る材料処理機を走行させたり、トレーラで作業現場付近まで輸送した本発明に係る材料処理機を作業現場まで走行させたりする本発明に係る材料処理機の走行時には、外部圧油供給源の圧油を導く連絡管路を本発明に係る材料処理機の走行用接続ポートに接続させ、この走行用接続ポートを介して外部圧油供給源の圧油を本発明に係る材料処理機の走行モータに導くようにすればよい。これにより走行モータが作動し、走行体が駆動されて所望の走行を実施することができる。
したがって、例えばメインコントロールバルブに含まれる方向制御弁のうちから走行用方向制御弁を除くことができ、このように走行用方向制御弁を除くことによりメインコントロールバルブの形状を小さくすることができる。これにより、自走式破砕機の長手方向と直交する方向に沿うように、メインコントロールバルブとサブコントロールバルブとを直列に並べて配置することができ、あるいは直列に近い状態に並べて配置することができ、メインコントロールバルブとサブコントロールバルブとが配置される領域のうちの、この材料処理機の長手方向に対応する幅寸法を小さく設定することができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油が供給され、アタッチメント用方向制御弁及び走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記アタッチメント用方向制御弁を切換え操作する操作装置、及び上記走行用方向制御弁を切換え操作する操作装置とを備え、上記連絡管路は、上記外部コントロールバルブに含まれる上記アタッチメント用方向制御弁のアタッチメント用ポートとこの材料処理機の上記走行用接続ポートとを接続するホースから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、アタッチメント用方向制御弁のアタッチメント用ポートと走行用接続ポートにホースを接続した状態において、外部コントロールバルブに含まれるアタッチメント用方向制御弁に係る操作装置を操作することにより、アタッチメント用方向制御弁が切換えられ、外部機械の油圧ポンプの圧油がアタッチメント用ポート、ホース、及び本発明に係る材料処理機の走行用接続ポートを介して、この材料処理機の走行モータに供給される。これによって本発明に係る材料処理機の走行モータが作動し、材料処理機を走行させることができる。
なお、上述した操作とともに、外部機械の走行用方向制御弁に係る操作装置を操作すれば、この材料処理機の走行と外部機械の走行とを同時に行わせることができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、この走行モータの作動を制御する走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記走行用方向制御弁を操作する操作装置とを備え、上記外部コントロールバルブに含まれる上記走行用方向制御弁と上記外部機械の上記走行モータとを連絡する主管路に設けられ、上記主管路を介して上記外部機械の上記走行モータに供給される圧油の流れを上記作業処理機の上記走行用接続ポートへ迂回させるように切換える切換手段を備え、上記連絡管路は、一端が上記切換手段に接続され、他端がこの材料処理機の上記走行用接続ポートに接続されるホースから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、この材料処理機の走行時には、外部機械の走行モータに供給される圧油の流れを走行用接続ポートへ迂回させるように切換手段を切換えた状態において、外部機械の走行用方向制御弁に係る操作装置を操作することにより、外部機械の油圧ポンプから吐出される圧油が外部コントロールバルブに含まれる走行用方向制御弁、主管路、切換手段、ホース、及び走行用接続ポートを介して、この材料処理機の走行モータに供給される。これによって、この材料処理機の走行モータが作動し、この材料処理機を走行させることができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記切換手段が手動切換弁から成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、手動切換弁の手動操作によって、外部機械から吐出される圧油をこの材料処理機の走行モータに供給し、この材料処理機を走行させることができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記切換手段が電磁切換弁から成り、この電磁切換弁を作動させる指示信号を出力する指示装置を備えたことを特徴としている。このように構成した本発明は、指示装置の指示操作によって電磁切換弁が作動し、外部機械から吐出される圧油をこの材料処理機の走行モータに供給し、この材料処理機を走行させることができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、この走行モータの作動を制御する走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記走行用方向制御弁を操作する操作装置とを備え、上記連絡管路は、一端が上記外部コントロールバルブに含まれる上記走行用方向制御弁に接続され、他端が上記外部機械の上記走行モータに接続される主管路を形成するホースから成り、このホースの他端を上記外部機械の上記走行モータ側から外してこの材料処理機の上記走行用接続ポートに接続可能に設けたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、この材料処理機の走行時には、外部機械の主管路を形成するホースの他端を、この材料処理機の走行用接続ポートに接続した状態において、外部機械の走行用方向制御弁に係る操作装置を操作することにより、外部機械の油圧ポンプから吐出される圧油が外部コントロールバルブに含まれる走行用方向制御弁、ホース、及び本発明に係る材料処理機の走行モータに供給される。これによって、この材料処理機の走行モータが作動し、この材料処理機を走行させることができる。
また、本発明に係る材料処理機は、上記発明において、上記外部機械が油圧ショベルから成ることを特徴としている。油圧ショベルは、各種アクチュエータを作動させる圧油を供給する油圧ポンプを備えている。この油圧ポンプを外部圧油供給源として有効に活用することができる。
本発明に係る材料処理機は、この材料処理機の外部に備えられる外部圧油供給源の圧油を導く連絡管路が接続可能な走行用接続ポートを備えていることから、メインコントロールバルブに含まれる方向制御弁のうちから走行用方向制御弁を除くことができる。このようにすることにより、メインコントロールバルブの形状を従来に比べて小さくすることができる。これに伴って、メインコントロールバルブとサブコントロールバメブとを材料処理機の長手方向と直交する方向に沿うように、直列に配置したり、直列に近い状態に配置することが可能になり、処理装置用アクチュエータの作動を制御するメインコントロールバルブと、補機用アクチュエータの作動を制御するサブコントロールバルブとが配置される領域のうちの、この材料処理機の長手方向に対応する寸法を短く設定することができ、当該材料処理機の長さを短くした小型化を実現できる。これにより、従来に比べて製作費を安くすることができる。また、全体の重量を軽くすることができ、トレーラ等による輸送作業を従来よりも容易に行うことができる。
本発明に係る材料処理機の一実施形態である自走式破砕機を示す側面図である。 図1に示す本実施形態に係る自走式破砕機に備えられるコントロールバルブの配設形態を示す平面図である。 本実施形態に係る自走式破砕機を走行させる外部機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図である。 本実施形態に係る自走式破砕機の走行時に形成される油圧駆動回路を示す回路図である。 本発明に係る材料処理機の別の実施形態の要部を示す図で、この別の実施形態の走行時に形成される油圧駆動回路の回路図である。 従来の材料処理機である自走式破砕機を示す側面図である。 従来の自走式破砕機に備えられるコントロールバルブの配設形態を示す平面図である。 従来の自走式破砕機に備えられる一般的な油圧駆動回路を示す回路図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る材料処理機の一実施形態である自走式破砕機を示す側面図、図2は図1に示す本実施形態に係る自走式破砕機に備えられるコントロールバルブの配設形態を示す平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る材料処理機も、例えば自走式破砕機であり、外観的には前述した図6に示したものと同様の構成になっている。すなわち、説明が重複するが、本実施形態に係る材料処理機も、それぞれ油圧モータから成る走行左モータ、走行右モータ、及びこれらの走行モータによって駆動される一対の履帯等を有する走行体1と、この走行体1の上方に配置される本体フレーム2と、この本体フレーム2の上方に設けられ、土石、コンクリート塊等の処理対象物である材料を破砕処理する処理装置、すなわち破砕装置3とを備えている。また、処理対象物が投入されるホッパ4と、このホッパ4に投入された処理対象物を破砕装置3に供給するフィーダ5と、破砕装置3で破砕処理された処理物を外部へ排出するコンベア6と、このコンベア6上を流れて排出される処理物の中から鉄筋等の磁性金属を選別する磁選機7とを備えている。フィーダ5、コンベア6、及び磁選機7のそれぞれは、処理対象物の処理に付随する作業を実施する第1〜第3補機を構成している。
また、図1に示すように、本体フレーム2の上方にはメインフレーム8が設けられ、このメインフレーム8上に駆動源、例えばエンジン9が配置されている。図2に示すように、エンジン9の付近には、エンジン9を冷却するラジエータ12等の機器が配置されている。また、エンジン9によって駆動される例えば2つの油圧ポンプ、すなわち第1油圧ポンプ10と第2油圧ポンプ11とが配置されている。エンジン9の横方向には、主たるアクチュエータを制御するメインコントロールバルブ51と、従たるアクチュエータを制御するサブコントロールバルブ14が配置されている。また、同図2の下方部分には作動油タンク15と燃料タンク16とが配置されている。
同図2に示すように、本実施形態に係る自走式破砕機は、メインコントロールバルブ51の形状寸法が比較的小さく設定されており、メインコントロールバルブ51とサブコントロールバルブ14とが自走式破砕機の長手方向と直交する方向に、直列に、あるいは直列に近い状態に並べて配置してある。これらのメインコントロールバルブ51とサブコントロールバルブ14とが配置される領域のうちの、同図2の左右方向の幅寸法w1は、前述のようにメインコントロールバルブ51とサブコントロールバルブ14とを直列に、あるいは直列に近い状態に並べて配置してあることから、前述した図7に示した幅寸法w2に比べて小さく設定されている。これに伴って、図1に示す自走式破砕機の長手方向の寸法W1は、幅寸法w1に相応する短い寸法になっている。
本実施形態に係る自走式破砕機の走行時に使用される油圧ショベルは、図3に示すように、走行体30と、この走行体30上に配置される旋回体31と、この旋回体31に保持されるフロント作業機32とを備えている。このフロント作業機32は、旋回体31に上下方向の回動可能に取り付けられるブーム33と、このブーム33の先端に上下方向の回動可能に取り付けられるアーム34と、このアーム34の先端に上下方向の回動可能に取り付けられるバケット35とを含んでいる。さらに、ブーム32を作動させるブームシリンダ44と、アーム34を作動させるアームシリンダ45と、バケット35を作動させるバケットシリンダ46とを含んでいる。
図4は本実施形態に係る自走式破砕機の走行時に形成される油圧駆動回路を示す回路図である。
本実施形態に係る材料処理機の油圧駆動回路はAで示してあり、本実施形態に係る材料処理機の走行時に使用される図3に示した油圧ショベルの油圧駆動回路はBで示してある。
図3に示した油圧ショベルに備えられる図4に示す油圧駆動回路Bは、エンジン40と、このエンジン40によって駆動する第1油圧ポンプ41及び第2油圧ポンプ42とを備えている。これらの第1油圧ポンプ41と第2油圧ポンプ42のうちの少なくとも一方は、本実施形態に係る自走式破砕機の外部に備えられる外部圧油供給源を構成している。
また、油圧ショベルの油圧駆動回路Bは、各種の油圧アクチュエータを備えている。すなわち、前述したブームシリンダ44、アームシリンダ45、バケットシリンダ46の他に、旋回体31を旋回させる旋回モータ47、走行体を走行させる走行左モータ48及び走行右モータ49を備えている。また、バケット35に代えて取り付けられるアタッチメントを作動させるアタッチメント用アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するアタッチメント用方向制御弁、及び走行左モータ48に供給される圧油の流れを制御する走行左用方向制御弁、走行右モータ49に供給される圧油の流れを制御する走行右用方向制御弁を含む外部コントロールバルブ43を備えている。この外部コントロールバルブ43には、各種の油圧アクチュエータを制御する方向制御弁に対応させて、アクチュエータポートが設けられている。例えば前述したアタッチメント用アクチュエータを制御するアタッチメント用方向制御弁に対しては、同図4に示す第1アタッチメント用ポート52、及び第2アタッチメント用ポート53が設けられている。
また、外部コントロールバルブ43を切換え操作する操作装置50を備えている。この操作装置50には、外部コントロールバルブ43に含まれるアタッチメント用方向制御弁を切換え操作するアタッチメント用操作装置と、外部コントロールバルブ43に含まれる走行左用方向制御弁、走行右用方向制御弁をそれぞれ切換え操作する走行用操作装置が含まれている。
同図4に示す本実施形態に係る油圧駆動回路Aは、駆動源すなわち前述したエンジン9と、このエンジン9によって駆動される前述の第1油圧ポンプ10及び第2油圧ポンプ11が設けられ、前述したメインコントロールバルブ51には第1油圧ポンプ10の圧油が供給され、サブコントロールバルブ14には第2油圧ポンプ11の圧油が供給されるようになっている。
また、処理装置である破砕装置3を作動させる処理装置用アクチュエータ17、走行体1に備えられる一対の履帯のうちの一方を作動させる油圧モータから成る前述の走行左モータ18、走行体1に備えられる一対の履帯のうちの他方を作動させる油圧モータから成る前述の走行右モータ19とを備え、これらのアクチュエータのうちの処理装置用アクチュエータ17は、メインコントロールバルブ51によって制御される構成になっている。メインコントロールバルブ51には、処理装置用アクチュエータ17を制御する処理装置用方向制御弁が含まれている。走行左モータ18を制御する走行左用方向制御弁、及び走行右モータ19を制御する走行右用方向制御弁は、メインコントロールバルブ51に含まれていない。すなわち、本実施形態に係る自走式破砕機には、走行左用方向制御弁、及び走行右用方向制御弁は備えられていない。
また本実施形態に係る自走式破砕機は、第1補機であるフィーダ5を作動させる第1補機用アクチュエータ、すなわちフィーダ用アクチュエータ20、第2補機であるコンベア6を作動させる第2補機用アクチュエータ、すなわちコンベア用アクチュエータ21、第3補機である磁選機7を作動させる第3補機用アクチュエータ、すなわち磁選機用アクチュエータ22を備え、これらのアクチュエータはサブコントロールバルブ14によって制御される構成になっている。サブコントロールバルブ14には、フィーダ用アクチュエータ20を制御するフィーダ用方向制御弁、コンベア用アクチュエータ21を制御するコンベア用方向制御弁、及び磁選機用アクチュエータ22を制御する磁選機用方向制御弁が含まれている。
本実施形態に係る自走式破砕機は、外部圧油供給源である油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油を走行左モータ48、走行右モータ49に導く連絡管路が接続可能な走行用接続ポートを備えている。すなわち、走行左モータ18に圧油を導く走行左用接続ポート56と、走行右モータ19に圧油を導く走行右用接続ポート57とを備えている。油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油が、外部コントロールバルブ43に含まれるアタッチメント用方向制御弁を介して導かれる第1アタッチメント用ポート52と、本実施形態に係る自走式破砕機の走行左用接続ポート56とを接続する前述の連絡管路は、例えば第1ホース54から成っている。同様に、油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油が、外部コントロールバルブ43に含まれるアタッチメント用方向制御弁を介して導かれる第2アタッチメント用ポート53と、本実施形態に係る自走式破砕機の走行右用接続ポート57とを接続する前述の連絡管路は、例えば第2ホース55から成っている。
このように構成した本実施形態に係る自走式破砕機は、コンクリート塊、土石等の破砕処理作業に際しては、エンジン9によって駆動された第1油圧ポンプ10の圧油がメインコントロールバルブ51を介して処理装置用アクチュエータ17に供給され、この処理装置用アクチュエータ17が作動して処理装置、すなわち破砕装置3が駆動される。この破砕装置3の駆動によって、この破砕装置3による処理対象物の処理作業が実施される。また、処理対象物を破砕装置3まで導いたり、破砕装置3で処理された処理物を外部に導いたりする処理対象物の処理に付随する作業に際しては、エンジン9によって駆動された第2油圧ポンプ11の圧油が、サブコントロールバルブ14の制御を介して補機用アクチュエータ、すなわちフィーダ用アクチュエータ20、コンベア用アクチュエータ21、磁選機用アクチュエータ22に供給され、これらのフィーダ用アクチュエータ20、コンベア用アクチュエータ21、磁選機用アクチュエータ22が作動して、第1補機であるフィーダ5、第2補機であるコンベア6、第3補機である磁選機7が駆動される。これらのフィーダ5、コンベア6、磁選機7の駆動によって、処理対象物の処理に付随する作業が実施される。
また、トレーラによる輸送等に際して本実施形態に係る自走式破砕機を走行させたり、トレーラで作業現場付近まで輸送した本実施形態に係る自走式破砕機を作業現場まで走行させたりする本実施形態に係る自走式破砕機の走行時には、例えば第1ホース54の一端を油圧ショベルの外部コントロールバルブ43の第1アタッチメント用ポート52に接続し、第1ホース54の他端を本実施形態に係る自走式破砕機の走行左用接続ポート56に接続する。また、第2ホース55の一端を油圧ショベルの外部コントロールバルブ43の第2アタッチメント用ポート53に接続し、第2ホース55の他端を本実施形態に係る自走式破砕機の走行左用接続ポート57に接続する。
この状態にあって、油圧ショベルの操作装置50に含まれるアタッチメント用操作装置を操作すると、第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油が、外部コントロールバルブ43に含まれるアタッチメント用方向制御弁を介して第1アタッチメント用ポート52、第2アタッチメント用ポート53に供給される。これらの第1アタッチメント用ポート52、第2アタッチメント用ポート53に供給された圧油は、第1ホース54及び第2ホース55を介して、本実施形態に係る自走式破砕機の走行左用接続ポート56及び走行右用接続ポート57に導かれ、本実施形態に係る自走式破砕機の走行左モータ48及び走行右モータ49に供給される。これにより、走行左モータ48、走行右モータ49が駆動し、走行体1が駆動されて所望の走行操作を実施することができる。
なお、上述した操作とともに、操作装置50に含まれる走行用操作装置を操作すれば、油圧ショベルの外部コントロールバルブ43に含まれる走行左用方向制御弁、走行右用方向制御弁が切換え操作されて、油圧ショベルの走行左モータ48、走行右モータ49に第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42から吐出される圧油が供給される。これによって走行左モータ48、走行右モータ49が駆動し、油圧ショベルの走行を行なわせることができる。すなわち、本実施形態に係る自走式破砕機の走行と外部機械である油圧ショベルの走行とを同時に行わせることができる。
このように構成した本実施形態に係る自走式破砕機によれば、メインコントロールバルブ51に含まれる方向制御弁のうちから走行左用方向制御弁、及び走行右用方向制御弁を除くことができ、これに伴ってメインコントロールバルブ51の形状を小さくすることができる。これにより、配置面積に制約を受けるメインコントロールバルブ51とサブコントロールバルブ14とを、自走式破砕機の長手方向と直交する方向に沿うように、配置領域に直列に並べて配置することができ、あるいは直列に近い状態に並べて配置することができ、メインコントロールバルブ51とサブコントロールバルブ14とが配置される領域のうちの図2に示す幅寸法w1を比較的小さくすることができる。これに応じて図1に示す本実施形態に係る自走式破砕機の長手方向の寸法W1を短くすることができる。これにより、本実施形態に係る自走式破砕機の長さを短くした小型化を実現でき、製作費を安くすることができる。また、全体の重量を軽くすることができ、トレーラ等による輸送作業を容易に行うことができる。
図5は本発明に係る材料処理機の別の実施形態の要部を示す図で、この別の実施形態の走行時に形成される油圧駆動回路の回路図である。
この別の実施形態にあっては、外部機械である油圧ショベルに備えられる外部コントロールバルブ43が、この油圧ショベルに備えられる走行左モータ48、走行右モータ49の作動を制御する走行左用方向制御弁、走行右用方向制御弁を含み、外部コントロールバルブ43を切換え操作する操作装置50が、走行左用操作装置と走行右用操作装置とを含んでいる。また、外部コントロールバルブ43に含まれる走行左用方向制御弁と、走行左モータ48とを連絡する主管路に設けられ、主管路を介して走行左モータ48に供給される圧油の流れを本実施形態に係る自走式破砕機に備えられる走行左用接続ポート56へ迂回させるように切換える切換手段、例えば第1手動切換弁58を備えている。同様に、外部コントロールバルブ43に含まれる走行右用方向制御弁と、走行右モータ49とを連絡する主管路に設けられ、主管路を介して走行右モータ49に供給される圧油の流れを本実施形態に係る自走式破砕機に備えられる走行右用接続ポート57へ迂回させるように切換える切換手段、例えば第2手動切換弁59を備えている。
また、一端が第1手動切換弁58に接続され、他端が走行左用接続ポート56に接続される連絡管路、例えば第1ホース60を備えている。同様に、一端が第2手動切換弁59に接続され、他端が走行右用接続ポート57に接続される連絡管路、例えば第2ホース61を備えている。その他の構成は、前述した実施形態と同等である。
このように構成した別の実施形態は、自走式破砕機の走行時には、油圧ショベルの第1手動切換弁58及び第2手動切換弁59を、外部コントロールバルブ43を介して走行左モータ48、走行右モータ49に供給される圧油の流れを走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57に迂回させることができるように手動操作で切換えた状態において、油圧ショベルの操作装置50に含まれる走行用操作装置を操作することにより、油圧ショベルの第1油圧ポンプ40、第2油圧ポンプ41から吐出される圧油が、外部コントロールバルブ43に含まれる走行左用方向制御弁、主管路、第1手動切換弁58、第1ホース60を介して、この自走式破砕機の走行左モータ56に供給され、また、外部コントロールバルブ43に含まれる走行右用方向制御弁、主管路、第2手動切換弁59、第2ホース61を介して、この自走式破砕機の走行右モータ57に供給される。これにより、走行左モータ56、走行右モータ57が作動してこの自走式破砕機の走行を実施させることができる。
このように構成した別の実施形態も、前述した実施形態と同様に、自走式破砕機の走行時には、外部機械である油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油を走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57を介して自走式破砕機の走行左モータ18、走行右モータ19に供給することができ、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、図5に示す油圧駆動回路を有する前述した別の実施形態は、油圧ショベルの走行左モータ48、走行右モータ49に供給される圧油の流れを自走式破砕機に備えられる走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57へ迂回させるように切換える切換手段として、第1手動切換弁58、第2手動切換弁59を備えた構成にしてあるが、本発明は、切換手段として手動切換弁を備えることには限られない。この手動切換弁に代えて電磁切換弁を備え、この電磁切換弁を作動させる指示信号を出力する指示装置を設ける構成としてもよい。
このように構成したものも、前述した実施形態と同様に、自走式破砕機の走行時には、指示装置を操作し指示信号を電磁切換弁に与えてこの電磁切換弁を切換え操作することにより、外部機械である油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42の圧油を走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57を介して自走式破砕機の走行左モータ18、走行右モータ19に供給することができ、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、図5に示す油圧駆動回路を有する前述した別の実施形態は、外部コントロールバルブ53と走行左モータ48、走行右モータ49とを接続する主管路に、切換手段すなわち第1手動切換弁58、第2手動切換弁59を設け、これらの第1手動切換弁58、第2手動切換弁59と、自走式破砕機の走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57を接続する連絡管路、すなわち第1ホース60、第2ホース61を設けた構成にしてあるが、本発明は、このように切換手段、及び第1ホース60、第2ホース61を設ける構成には限られない。すなわち、第1手動切換弁58、第2手動切換弁59から成る切換手段、及び第1ホース60、第2ホース61を設けずに、油圧ショベルの外部コントロールバルブ43と、走行左モータ48、走行右モータ49とを接続する主管路をホースによって構成し、自走式破砕機の走行時には、走行左モータ48、走行右モータ49に接続される前述のホースの端部を走行左モータ48、走行右モータ49側から外し、このホースの端部を自走式破砕機の走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57に接続するように構成してもよい。
このように構成したものも、前述した実施形態と同様に、自走式破砕機の走行時には、外部機械である油圧ショベルの第1油圧ポンプ41、第2油圧ポンプ42の圧油を走行左用接続ポート56、走行右用接続ポート57を介して自走式破砕機の走行左モータ18、走行右モータ19に供給することができ、前述した実施形態と同様の作用効果が得られる。
なお、上記各実施形態は、第1油圧ポンプ10、第2油圧ポンプ11を駆動する駆動源がエンジン9から成っているが、本発明は、駆動源をエンジン9によって構成することには限られない。駆動源として電動モータを設けた構成にしてもよい。
また、上記各実施形態は、材料処理機が自走式破砕機によって構成されているが、本発明は、材料処理機を自走式破砕機によって構成することには限られない。本発明に係る材料処理機が、自走式破砕機とは異なる処理機、例えば自走式の土質改良機、自走式スクリーン、自走式の木材破砕機、自走式シュレッダー等であってもよい。要するに油圧モータから成る走行左モータ、走行右モータを有する走行体を備えたものであればよい。
また、上記実施形態は本発明に係る自走式破砕機を走行させる圧油を供給する外部圧油供給源である第1油圧ポンプ41、または第2油圧ポンプ42を有する外部機械が油圧ショベルから成っているが、外部圧油供給源を備えた外部機械は、油圧ショベルに限られない。ホイール式油圧ショベル、ホイールローダ等であってもよく、また、他の材料処理機であってもよい。
1 走行体
2 本体フレーム
3 破砕装置(処理装置)
5 フィーダ(第1補機)
6 コンベア(第2補機)
7 磁選機(第3補機)
8 メインフレーム
9 エンジン(駆動源)
10 第1油圧ポンプ
11 第2油圧ポンプ
14 サブコントロールバルブ
17 処理装置用アクチュエータ
18 走行左モータ
19 走行右モータ
20 フィーダ用アクチュエータ(第1補機用アクチュエータ)
21 コンベア用アクチュエータ(第2補機用アクチュエータ)
22 磁選機用アクチュエータ(第3補機用アクチュエータ)
41 第1油圧ポンプ(外部圧油供給源)
42 第2油圧ポンプ(外部圧油供給源)
43 外部コントロールバルブ
48 走行左モータ
49 走行右モータ
50 操作装置
51 メインコントロールバルブ
52 第1アタッチメント用ポート
53 第2アタッチメント用ポート
54 第1ホース(連絡管路)
55 第2ホース(連絡管路)
56 走行左用接続ポート
57 走行右用接続ポート
58 第1手動切換弁(切換手段)
59 第2手動切換弁(切換手段)
60 第1ホース(連絡管路)
61 第2ホース(連絡管路)
w1 幅寸法
W1 寸法
w2 幅寸法
W2 寸法
A 自走式破砕機の油圧駆動回路
B 油圧ショベルの油圧駆動回路

Claims (7)

  1. 油圧モータから成る走行モータを有する走行体と、この走行体の上方に配置される本体フレームと、この本体フレームの上方に設けられ、処理対象物である材料を処理する処理装置と、上記本体フレームの上方に設けられ、上記処理対象物の処理に付随する作業を実施する補機と、駆動源と、この駆動源によって駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプから供給される圧油によって作動し、上記処理装置を駆動する処理装置用アクチュエータと、上記油圧ポンプから吐出される圧油によって作動し、上記補機を駆動する補機用アクチュエータと、上記油圧ポンプから上記処理装置用アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するメインコントロールバルブと、上記油圧ポンプから上記補機用アクチュエータに供給される圧油の流れを制御するサブコントロールバルブとを備えた材料処理機において、
    この材料処理機の外部に備えられる外部圧油供給源の圧油を上記走行モータに導く連絡管路が接続可能な走行用接続ポートを備えたことを特徴とする材料処理機。
  2. 請求項1に記載の材料処理機において、
    上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油が供給され、アタッチメント用方向制御弁及び走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記アタッチメント用方向制御弁を切換え操作する操作装置、及び上記走行用方向制御弁を切換え操作する操作装置とを備え、
    上記連絡管路は、上記外部コントロールバルブに含まれる上記アタッチメント用方向制御弁のアタッチメント用ポートとこの材料処理機の上記走行用接続ポートとを接続するホースから成ることを特徴とする材料処理機。
  3. 請求項1に記載の材料処理機において、
    上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、この走行モータの作動を制御する走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記走行用方向制御弁を操作する操作装置とを備え、
    上記外部コントロールバルブに含まれる上記走行用方向制御弁と上記外部機械の上記走行モータとを連絡する主管路に設けられ、上記主管路を介して上記外部機械の上記走行モータに供給される圧油の流れを上記材料処理機の上記走行用接続ポートへ迂回させるように切換える切換手段を備え、
    上記連絡管路は、一端が上記切換手段に接続され、他端がこの材料処理機の上記走行用接続ポートに接続されるホースから成ることを特徴とする材料処理機。
  4. 請求項3に記載の材料処理機において、
    上記切換手段が手動切換弁から成ることを特徴とする材料処理機。
  5. 請求項3に記載の材料処理機において、
    上記切換手段が電磁切換弁から成り、この電磁切換弁を作動させる指示信号を出力する指示装置を備えたことを特徴とする材料処理機。
  6. 請求項1に記載の材料処理機において、
    上記外部圧油供給源を有する外部機械は、上記外部圧油供給源である油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する走行モータと、この走行モータの作動を制御する走行用方向制御弁を含む外部コントロールバルブと、上記走行用方向制御弁を操作する操作装置とを備え、
    上記連絡管路は、一端が上記外部コントロールバルブに含まれる上記走行用方向制御弁に接続され、他端が上記外部機械の上記走行モータに接続される主管路を形成するホースから成り、このホースの他端を上記外部機械の上記走行モータ側から外してこの材料処理機の上記走行用接続ポートに接続可能に設けたことを特徴とする材料処理機。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の材料処理機において、
    上記外部機械が油圧ショベルから成ることを特徴とする材料処理機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015046103A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 シャープ株式会社 対話型インタフェース及び情報処理装置
CN109210028A (zh) * 2018-11-12 2019-01-15 环创(厦门)科技股份有限公司 移动破碎车液压驱动系统

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