JP2010192997A - ケースの防水構造およびこれを備えた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースに作用する押し付け力を安定して確保することができ、適切な防水性を獲得することを課題とする。
【解決手段】ケースの防水構造は、開口部に枠状のガスケット30が設けられた第1ケース部110と、この第1ケース部110と対向すると共に、第1ケース部110に設けられたガスケット30と密着する第2ケース部120を有している。この第2ケース部120は、第1ケース部110との合わせ面120aに対して角度θ1を有するようにテーパ状に形成され、ガスケット30が備えるリップ部30bと密着する密着面120bを備える。リップ部30bは、密着面120bに押し付けられることによって傾斜し、傾斜した状態で密着面120bに密着することで防水性を発揮する。
【選択図】図8

Description

本発明は、ケースの防水構造およびこれを備えた電子機器に関する。
従来、容器やケースを密閉するためのシール部材や防水筐体構造が種々提案されている。例えば、容器の開口部形状が直線部等を含む非円形のものであっても良好なシール性をもたらすことを課題としたシール部材が知られている(特許文献1参照)。また、長期に渡り十分な防水性を維持できる防水筐体構造が知られている(特許文献2参照)。また、第1ケース部と第2ケース部との間に弾性体ガスケットを挟み込む構造が、電子機器等の防水構造として採用されている。このような防水構造では、ガスケットを嵌合方向に圧縮する。
特開平11−294593号公報 特開2007−42842号公報
ところで、昨今、電子機器等の小型のケースに対しても、高い防水性が求められるようになってきている。
ところが、ガスケットを嵌合方向に圧縮しようとする場合、ガスケットは、その反発力に起因してケースを開く方向に常に高い押し付け力を与え続ける。このため、必要なケースの強度が確保されている必要があり、小型のケースでは、その強度を確保しておくことが困難であることが想定される。また、ケースがガスケットの押し付け力によって開くようになると、これに従ってガスケットの圧縮量が減少する。この結果、少しのケース開きで防水性能が低下するおそれがある。また、ガスケットとケースとの摩擦により、ケースが組み立て難くなる場合がある。さらに、ガスケットは、ケースの外周縁に沿った枠状に配置されることが多いが、ケース外周の形状が複雑であるような場合は、ガスケットを適切に圧縮することができず、所望の防水性を確保することが困難となることが想定される。
このような問題は、前記シール部材を小型の電子機器等に用いた場合にも同様に生じ得ると考えられる。
そこで、本発明は、ケースに作用する押し付け力を安定して確保することができ、適切な防水性を獲得することを課題とする。
本明細書開示のケースの防水構造は、開口部に枠状のガスケットが設けられた第1ケース部と、当該第1ケース部と対向すると共に、当該第1ケース部に設けられた前記ガスケットと密着する第2ケース部と、を有する。そして、当該第2ケース部は、前記第1ケース部と対向する平面部に対して角度θ1を有するようにテーパ状に形成され、前記ガスケットと密着する密着面を備える。前記ガスケットは、ガスケット本体部と当該ガスケット本体部から延設され、前記密着面に密着するリップ部を備えている。
第2ケース部がテーパ状に形成された密着面を有することによって、第1ケース部と第2ケース部とを組み合わせた状態のときに、密着面に接触したリップ部が傾斜する。第2ケース部の密着面がテーパ状に形成されることにより、リップ部の圧潰量を減少させ、発生する反発力を抑制することができる。しかも、傾斜したリップ部は、元の状態に復帰しようとするので、リップ部が密着面へ密着しようとする力は維持される。この結果、ケースに作用する押し付け力を安定して確保することができ、適切な防水性を獲得することができる。
本明細書開示のケースの防水構造によれば、ケースに作用する押し付け力を安定して確保することができ、適切な防水性を獲得することができる。
本発明の第1の実施例における防水構造を備えた携帯電話器の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1におけるC−C線断面図である。 第1ケース部と第2ケース部とが分離した状態のガスケットと密着面の周辺を拡大して示した模式図である。 第1ケース部と第2ケース部とを組み合わせた状態のガスケットと密着面の周辺を拡大して示した模式図である。 防水構造の各部の寸法の説明図である。 第2ケース部の第1ケース部に対する押し込み量とリップ部に生じる反発力との関係を示す説明図である。 比較例のガスケットの周辺を示す説明図である。 本発明の第2のガスケットの平面図である。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されている場合もある。
図1は、本発明の第1の実施例のケースの防水構造(以下、「防水構造」という)を備えた携帯電話器1の斜視図である。携帯電話器1は、本発明における電子機器の一例である。また、図2は、図1におけるA−A線断面図、図3は、図1におけるB−B線断面図である。さらに、図4は、図1におけるC−C線断面図である。また、図5は、第1ケース部110と第2ケース部120とが分離した状態の第1ケース部110に設けられたガスケット30と第2ケース部120に形成された密着面120bの周辺を拡大して示した模式図である。
なお、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせた状態を示す図6において、リップ部30bと第2ケース部120とがオーバーラップした状態に描かれているものがあるが、実際は、リップ部30bが内側に傾斜下状態となる。
携帯電話器1は、図1に示すように開閉側ケース100と固定側ケース200とを備え、折り畳み可能となっている。開閉側ケース100と固定側ケース200は、それぞれ後述する防水構造を備えている。
開閉側ケース100は、図2や図3に示すように開口部にガスケット装着部110aが形成され、このガスケット装着部110aに枠状のガスケット30が設けられた第1ケース部110を有している。第1ケース部110は、後述する第2ケース部120に設けられた合わせ面120aと当接する合わせ面110bを有している。合わせ面110bは、第1ケース部110の全周に亘って設けられている。
なお、第1ケース部110の内部には、電子部品が搭載された基板140が収納されている。
また、開閉側ケース100は、第1ケース110部と対向すると共に、第1ケース部110に設けられたガスケット30と密着する第2ケース部120を有している。この第2ケース部120は、上述のように第1ケース部110に設けられた合わせ面110bと当接する合わせ面120aが設けられている。この合わせ面120aは、第1ケース部110と対向する本発明における平面部に相当する。そして、第2ケース部120は、図5に示すように、この合わせ面120aに対して角度θ1を有するようにテーパ状に形成された密着面120bを備えている。この密着面120bが、第1ケース部110と第2ケース部120とが組み合わされたときに、ガスケット30と密着することになる。密着面120bは、第2ケース部120の全周に亘って設けられている。
なお、第2ケース部120の上面には透明パネル130が装着されている。
ガスケット30は、第1ケース部110の外周形状に対応した枠状のガスケット本体部30aを有している。ガスケット30は、このガスケット本体部30aが第1ケース部110aに設けられたガスケット装着部110aに密着するように第1ケース部110に装着される。
なお、本実施例では、ガスケット30と第1ケース部110とを別個に成形し、第1ケース部110にガスケット30を脱着可能に装着しているが、第1ケース部110とガスケットとを一体成形することもできる。第1ケース部110とガスケット30との一体成形は、インサート成形法や多色成形法等、従来公知の製法を用いることができる。
ガスケット30は、第2ケース部120が有する密着面120bに密着するリップ部30bをさらに備えている。このリップ部30bは、ガスケット本体部30aが有する第2ケース部120の合わせ面120aとの対向面30cに対し角度θ2を有するようにガスケット本体部30aから第1ケース部110の内側に向かって延設されている。より具体的には、図5に示すように、リップ部30bは、リップ部30bの背面30b1と対向面30cとの角度がθ2となるように、ガスケット本体部30aから延設されている。ここで、角度θ2は90°以下であることが望ましい。角度θ2は、90°以上であってもよいが、90°以下とすることによって密着面120bが押し付けられたときに傾斜し易くなる。
ここで、このリップ部30bが形成する角度θ2は、第2ケース部120の密着面120bが形成する角度θ1よりも大きく設定されている。このような関係(θ1<θ2)を与えることにより、リップ部30bが密着面120bにオーバーラップするようになり、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせたときに良好な防水性が確保される。
また、リップ部30bの内周縁部30b2は、ガスケット本体部30aの内周面30a1よりも第1ケース部110の外側方向、すなわち、図5中、矢示Dで示す方向に位置する。
ただし、リップ部30bの内周縁部30b2とガスケット本体部30aの内周面30a1とのこのような関係は、第1ケース部110と第2ケース部120とが分離した状態にあるときに維持されていればよい。リップ部30bは、後述するように第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせたときに、密着面120bに押圧されて傾斜する。このようにリップ部30bが傾斜したときに、内周縁部30b2が、ガスケット本体部30aの内周面30a1よりも内側に位置することは許容される。
リップ部30bの内周縁部30b2とガスケット本体部30aの内周面30a1をこのような関係とすることにより、開閉側ケース100内における基板140等の実装エリアの確保に有利となる。
ガスケット30は、リップ部30bの根元に溝部を有している。本実施例では、ガスケット30は、リップ部30bの内側に周状に設けられた第1溝部30dと、リップ部30bの外側に周状に設けられた第2溝部30eを有している。
なお、本実施例における第1ケース部110と第2ケース部120とは完全に分離することが可能であるが、第1ケース部110と第2ケース部120とは、例えば、ヒンジによって連設されていてもよい。
第1ケース部110と第2ケース部120とは、図2に示すように第2ケース部120が有する爪部120cを第1ケース部110に係合することによるいわゆるスナップフィット構造によって組み合わされる。
次に、本実施例における、ガスケット30、第1ケース部110、第2ケース部120の各部の寸法、材質等について説明する。なお、これらの寸法や、材質等は、製品に応じて所望の設定することができるものであり、以下は、その一例である。
第1ケース部110は、従来公知の材料を用いて構成することができる。例えば、Acrylonitrile butadiene styrene樹脂(ABS樹脂)、ポリカーボネート樹脂や、ABS樹脂とポリカーボネート樹脂を含むコンポジット等を用いることができる。第1ケース部110とガスケット30とを一体成形する場合は、ガスケット30と一体成形可能な材料の中から使用する材料を選定する。
第2ケース部120は、第1ケース部110と同様に、ABS樹脂、ポリカーボネート樹脂や、ABS樹脂とポリカーボネート樹脂を含むコンポジット等を用いることができる。また、ポリアミド樹脂や、ガラス繊維強化ポリアミド樹脂等を用いることができる。
ガスケット30の材料も従来公知のものを用いることができる。本実施例では、ポリエステル系熱可塑性エラストマを用いている。また、その基本物性は、以下の範囲の中から適宜選定して用いる。
硬度 :50〜75[°]
圧縮永久歪み :59〜65[MPa]
引張り強さ :6〜9[MPa]
融点 :145〜165[℃]
融着強度 :98〜265[N/25mm]
ガスケット30は、上述のようにリップ部30bの内側に周状に設けられた第1溝部30dと、リップ部30bの外側に周状に設けられた第2溝部30eを有している。これらの第1溝部30d、第2溝部30eの形状、寸法はリップ部30bの内側への傾斜具合に影響する。従って、第1溝部30d、第2溝部30eの形状、寸法が調節されると、リップ部30bの内側への傾斜具合が調節される。
本実施例では、図6にガスケット30の断面を示すように、第1溝部30dの深さd1は、d1=0.1mmに設定されている。第2溝部30eの深さd2も、d2=0.1mmに設定されている。
また、リップ部30bの高さh、すなわち、対向面30cからリップ部30bの頂部までの高さhは、h=0.6mmに設定されている。
さらに、リップ部30bと密着面120bとのオーバーラップ量Cは、図7(A)に示すc=0.05mmから図7(B)に示すc=0.45mmの範囲で適宜設定することができる。ここで、オーバーラップ量Cは、図6に示すように密着面120bから延長した線分S1と、この線分S1と平行であり、かつリップ部30bの頂部と接する線分S2との距離として設定されている。角度θ1が同じであれば、このオーバーラップ量Cが大きいほど、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせたときにリップ部30bが発生させる反発力は大きくなる。
合わせ面120aに対する密着面120bの角度であるθ1は、図7(A)に示すθ1=30°から図7(B)に示すθ1=10°の範囲で適宜設定することができる。オーバーラップ量C同じであれば、このθ1が小さいほど、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせたときにリップ部30bが発生させる反発力は大きくなる。
図7(A)に示すようにオーバーラップ量C=0.05、θ1=30°とした場合、例えば、水深1mにおける水圧(10kPa)条件下で防水性を確保することができる。一方、図7(B)に示すようにオーバーラップ量C=0.45、θ1=10°とした場合、防水性に十分なマージンを確保した状態となる。このような状態としておけば、第1ケース部110と第2ケース120との間に組みズレ、開きが生じた場合であっても、防水性を確保することができる。
以上が、開閉側ケース100が備える防水構造である。図4に示すように、固定側ケース200も同様の防水構造を備えている。すなわち、開口部にガスケット装着部210aが形成され、このガスケット装着部210aに枠状のガスケット40が設けられた第1ケース部210を有している。また、開閉側ケース100は、第1ケース210部と対向すると共に、第1ケース部210に設けられたガスケット40と密着する第2ケース部220を有している。
このように固定側ケース200が備える防水構造は、開閉側ケース100が備える防水構造と共通しているので、その詳細な説明は省略する。
なお、第1ケース部210は、ネジ穴210bを備え、第2ケース部220は、ネジ穴220aを備え、組み合わされた第1ケース部210と第2ケース部220とは、ネジ240によって固定されている。また、第1ケース部210には、バッテリーカバー230が装着されている。
次に、本実施例の防水構造の作用について説明する。
図8(A)は、第2ケース部120の密着面120bがリップ部30bの先端部に接触した状態を示している。図8(B)は、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせた状態、すなわち、第1ケース部110の合わせ面110bと第2ケース部120の合わせ面120aとを接触させた状態を示している。図8(C)は、図8(A)に示す状態から、図8(B)に示す状態に移行する際の第2ケース部120の押し込み量と、リップ部30bに生じる反発力との関係を示すグラフである。ここで、押し込み量は、合わせ面110bと合わせ面120aとの距離に相当し、図8(A)に示す状態を初期状態(原点)とし、この状態からが近づくと押し込み量が増加する。
図8(C)には、比較例として図9に示す防水構造における反発力の例を併せて示している。比較例の反発力は、図8(C)中、破線で示されている。図9に示す防水構造は第1ケース部1100に装着したガスケット1200に第2ケース部1300を押し付けることによって防水性を確保している。
本実施例の防水構造におけるリップ部30bは、図8(C)における(a)の領域では、密着面120bが押し付けられることによって圧潰される。このため、反発力は直線的に増加する。次に、図8(C)における(b)の領域に入ると、リップ部30bは、密着面120bに押されることにより徐々に傾斜するようになる。このとき、リップ部30bはわずかに圧潰されるが、その圧潰量の増加割合は、(a)の領域と比較して、わずかなものとなる。従って、(b)の領域における反発力は、図8(C)に示すように水平に近い軌跡を描く。リップ部30bの反発力は、(b)の領域を越えて押し込み量が増加し、(c)の領域に入ると再び圧潰量の押し込み量の増加に対する増加割合が増し、反発力の増加割合も増す。
本実施例の防水構造では、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせた状態で(b)の領域に示される反発力が発揮されるように設計されている。すなわち、第1ケース部110と第2ケース部120とを組み合わせた状態で(b)の領域の終端となる押し込み量が得られるように設計されている。これにより、第2ケース部120が多少浮き上がったり、第1ケース部110と第2ケース部120との間に組みズレが生じたりして、押し込み量が変化しても、反発力をほぼ均一に保つことができる。すなわち、押し付け力を安定して確保し、適切な防水性を確保することができる。また、押し込み量が減少することがあっても、傾斜したリップ部30bは、密着面120bに追従するように元の状態に復帰しようとする。これによっても防水性は維持される。
一方、比較例のガスケット1200は、テーパ状の密着面を備えない第2ケース部1300が押し付けられることによって傾斜することはなく、圧潰されるのみである。このため、ガスケット1200に生じる反発力は、ほぼ押し込み量に比例するように増加する。このため、第1ケース部1100と第2ケース部1300との間に組みズレが生じたりすると、反発力は大きく変動し、防水性も大きく変動することになる。このようなガスケット1200の挙動を考慮して、防水性を適切に確保しようとすると、反発力が大きくなるように設定しておく必要がある。しかしながら、反発力を大きくすると、第2ケース部1300に与える力が大きくなるため、第2ケース部1300の強度を確保しなければならず、ケースの小型化には不利である。
以上説明したように、本実施例の防水構造は、テーパ状に形成された密着面120bを備え、この密着面120bがリップ部30bを傾斜させるので安定した押し付け力が確保され、適切な防水性が獲得されている。
次に、本発明による第2の実施例について、図10を参照しつつ説明する。上述した第1の実施例における防水構造が備える密着面120bは、第2ケース部120の全周に亘って設けられている。この密着面120bが合わせ面120aに対してなす角度θ1は、前週に亘って均一である。
これに対し、第2の実施例では、角度θ1をガスケット30に場所に応じて変更している。これは、以下の理由による。なお、θ1が変更されている以外は、第1の実施例と異なるところはないので、参照番号は第1の実施例と共通とし、各構成要素の詳細な説明は省略する。
ガスケット30は、図10(A)にその平面図を示すように、枠状の形状を有する。そして、第1ケース部110の外周形状に応じて複数の角部を有している。この角部は、枠状の内側、すなわち、第1ケース部110の内側に凸状であったり、外側に凸状であったりする。このように凸状をなす部分では、ガスケット30は、引っ張られたり、圧縮されたりして、反発力が周囲と異なる。この結果、ガスケット30の密着面120bに対する押し付け力が均一ではなくなる。
そこで、まず、図10(B)に拡大して示すように、枠状のガスケット30において内側に凸状となる形状を有する部分の第2ケース部120が有する角度θ1を直線部分の角度θ1よりも小さく設定する。内側に凸状となる部分において、ガスケット30は、引っ張られることになる。このため、反発力は弱められる。そこで、リップ部30bに対する押し付け力が高まるように密着面120bの角度θ1をθ1−にする。これにより、当該箇所の押し付け力を周囲の直線部分の押し付け力に近づけることができる。
また、図10(C)に拡大して示すように、枠状のガスケット30において外側に凸状となる形状を有する部分の第2ケース部120が有する角度θ1を直線部分の角度θ1よりも大きく設定する。外側に凸状となる部分において、ガスケット30は、圧縮されることになる。このため、反発力は強められる。そこで、リップ部30bに対する押し付け力が弱まるように密着面120bの角度θ1をθ1+にする。これにより、当該箇所の押し付け力を周囲の直線部分の押し付け力に近づけることができる。
以上のようなガスケット30を用いることにより、全体に亘って均質な押し付け力を得ることができる。この結果、防水性を高めることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1…携帯電話器 30,40…ガスケット
30a…ガスケット本体部 30a1…内周面
30b…リップ部 30b1…内周縁部
30c…対向面 30d…第1溝部
30e…第2溝部 100…開閉側ケース
110…第1ケース部 110a…ガスケット装着部
110b…合わせ面 120…第2ケース部
120a…合わせ面 120b…密着面
130…透明パネル 140…基板
200…固定側ケース 230…バッテリーカバー

Claims (9)

  1. ケースの防水構造であって、
    開口部に枠状のガスケットが設けられた第1ケース部と、
    当該第1ケース部と対向すると共に、当該第1ケース部に設けられた前記ガスケットと密着する第2ケース部と、を有し、
    当該第2ケース部は、前記第1ケース部と対向する平面部に対して角度θ1を有するようにテーパ状に形成され、前記ガスケットと密着する密着面を備え、
    前記ガスケットは、ガスケット本体部と当該ガスケット本体部から延設され、前記密着面に密着するリップ部とを備えたことを特徴としたケースの防水構造。
  2. 前記リップ部は、前記第2ケース部の平面部と対向する前記ガスケット本体部の対向面に対し90°以下である角度θ2を有するように前記ガスケット本体部から前記第1ケース部の内側に向かって延設されたことを特徴としたケースの防水構造。
  3. 前記リップ部が形成する角度θ2は、前記密着面が形成する角度θ1よりも大きく設定されたことを特徴とした請求項2記載のケースの防水構造。
  4. 前記ガスケットは、前記リップ部の根元に溝部を有することを特徴とした請求項1乃至3のいずれか一項記載のケースの防水構造。
  5. 枠状の前記ガスケットにおいて前記第1ケース部の内側に凸状となる形状を有する部分の前記第2ケース部が有する角度θ1を直線部分の角度θ1よりも小さく設定したことを特徴とした請求項1乃至4のいずれか一項記載のケースの防水構造。
  6. 枠状の前記ガスケットにおいて前記第1ケース部の外側に凸状となる形状を有する部分の前記第2ケース部が有する角度θ1を直線部分の角度θ1よりも大きく設定したことを特徴とした請求項1乃至5のいずれか一項記載のケースの防水構造。
  7. 前記リップ部の内周縁部は、前記ガスケット本体部の内周面よりも第1ケース部の外側方向に位置することを特徴とした請求項1乃至6のいずれか一項記載のケースの防水構造。
  8. 前記ガスケットと前記第1ケース部とは、一体成形されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載のケースの防水構造。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項記載のケースの防水構造を備えたことを特徴とする電子機器。
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