JP2010192412A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】各反射面の間に段差部が形成されていても、当該段差部に起因するスジムラ等が発生することがなく、所望の配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供する。
【解決手段】光源と、前記光源からの照射光を反射し、ロービームに適した基本配光パターンを形成するロービーム用反射面と、前記ロービーム用反射面の外側に配置され、前記光源からの照射光を反射し、前記基本配光パターンに重畳される第1付加配光パターンを形成することで、ハイビームに適した配光パターンを形成するハイビーム用反射面と、前記ハイビームに適した配光パターンに付加される第2付加配光パターンを形成する補助反射面と、前記ハイビーム用反射面及び前記補助反射面に向けて照射される前記光源からの照射光を遮光する可動式の遮光部材と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用前照灯に係り、特に複数領域に分割された反射面を用いた車両用前照灯に関する。
従来、複数領域に分割された反射面を用いた、ハイビーム/ロービーム切り替え可能な2灯式車両用前照灯が知られている(例えば特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載の車両用前照灯に用いられる反射面を説明するための図である。
特許文献1に記載の車両用前照灯に用いられる反射面200は、図7に示すように、上側反射面210と、上側反射面210の下方に一体的に形成された下側反射面220とに分割されている。
特開平10−112202号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用前照灯に用いられる反射面200においては、上側反射面210と下側反射面220との間に段差部が形成され、光源(図示せず)からの照射光が当該段差部において反射し、配光制御されない光となり、スジムラ等が発生し、所望の配光パターンを形成することができない、という問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、各反射面の間に段差部が形成されていても、当該段差部に起因するスジムラ等が発生することがなく、所望の配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、光源と、前記光源からの照射光を反射し、ロービームに適した基本配光パターンを形成するロービーム用反射面と、前記ロービーム用反射面の外側に配置され、前記光源からの照射光を反射し、前記基本配光パターンに重畳される第1付加配光パターンを形成することで、ハイビームに適した配光パターンを形成するハイビーム用反射面と、前記ロービーム用反射面と前記ハイビーム用反射面とを接続する段差部と、前記段差部に形成され、前記光源からの照射光を反射し、前記ハイビームに適した配光パターンに付加される第2付加配光パターンを形成する補助反射面と、前記ハイビーム用反射面及び前記補助反射面に向けて照射される前記光源からの照射光を遮光する遮光位置、又は、前記ハイビーム用反射面及び前記補助反射面に向けて照射される前記光源からの照射光を遮光することなく通過させる開放位置のいずれかに位置する可動式の遮光部材と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ロービーム用反射面とハイビーム用反射面とを接続する段差部には、補助反射面が形成されている。このため、光源からの照射光は、当該補助反射面で反射され、ハイビームに適した配光パターンに付加される第2付加配光パターンを形成することとなる。すなわち、請求項1に記載の発明によれば、段差部に起因するスジムラが発生することがなく、所望の配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補助反射面は、前記第2付加配光パターンとして、前記ハイビームに適した配光パターンのワイド部を補うための配光パターンを形成する反射面であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、段差部に形成された補助反射面は、第2付加配光パターンとして、ハイビームに適した配光パターンのワイド部を補うための配光パターンを形成するため、路肩の視認性を向上させることが可能となる。
本発明によれば、各反射面の間に段差部が形成されていても、当該段差部に起因するスジムラ等が発生することがなく、所望の配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
本発明の実施形態である車両用前照灯100の正面図である。 図1に示した車両用前照灯100を、光軸AXを含む水平面で切断した断面図である。 ハイビーム用配光パターンに発生するスジムラを説明するための図である。 ハイビーム用配光パターンにスジムラが発生する原因を説明するための図である。 ローテート40の動作を説明するための図である。 本実施形態の車両用前照灯100により形成されるスジムラのない配光パターンの例である。 特許文献1に記載の車両用前照灯に用いられる反射面を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態である車両用前照灯について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の車両用前照灯は、自動車、自動二輪車等の車両のヘッドランプに適用される(特にハイビーム/ロービーム切り替え可能な2灯式車両用前照灯に有効に適用される)ものであり、図1、図2に示すように、光源10、リフレクタ20、遮光フード30、ローテート40等を備えている。
光源10は、例えば、HIDランプ、ハロゲンランプ、白熱電球である。リフレクタ20には光源10装着用の開口(図示せず)が形成されており、光源10は、当該開口に挿入された状態でリフレクタ20に装着されている。
リフレクタ20は、ロービーム用反射面21、その外側に配置されたハイビーム用反射面22を含んでいる。ロービーム用反射面21は、当該ロービーム用反射面21に到達した光源10からの照射光を反射し、ロービームに適した基本配光パターンを形成するように設計された反射面(例えば光源10近傍に焦点が設定された回転放物系の反射面)である。ハイビーム用反射面22は、当該ハイビーム用反射面22に到達した光源10からの照射光を反射し、基本配光パターンに重畳される第1付加配光パターンを形成することで、ハイビームに適した配光パターンを形成するように設計された反射面(例えば光源10近傍に焦点が設定された回転放物系の反射面)である。
ロービーム用反射面21とハイビーム用反射面22とは、ローテート40によって遮光されるべき光源10からの照射光が漏れ光となってハイビーム用反射面22に入射するのを防止するため、段差部を介して接続されている。
しかし、ロービーム用反射面21とハイビーム用反射面22とを段差部を介して接続するだけでは、図3に示すように、スジムラが発生し、所望の配光パターンを形成することができない。本出願の発明者は、当該スジムラが発生する原因について鋭意検討した結果、図4に点線で示すように、光源10からの照射光が段差部23’において反射し、配光制御されない光となること、及び、これに起因し、図3に示すようなスジムラが発生すること、を見出した。
本実施形態では、上記知見に基づき、段差部に起因するスジムラの発生を防止するため、段差部23の少なくとも一部には、補助反射面23aが形成されている(図1、図2参照)。補助反射面23aは、例えば、当該補助反射面23aに到達した光源10からの照射光を反射し、ハイビームに適した配光パターンに付加される第2付加配光パターン(例えばハイビームに適した配光パターン(主配光)のワイド部を補うための配光パターン。)を形成するように設計されている。
遮光フード30は、光源10からの直射光に起因するグレアを防止するため、正面視において、フードトップ31が光源10の頭部を覆うように配置されている。
ローテート40は、ハイビーム用反射面22及び補助反射面23aに向けて照射される光源10からの照射光を遮光するための可動式の遮光部材であり、遮光フード30と光源10の頭部との間に配置されている。ローテート40は、当該ローテート40に連結されたアクチュエータ(図示せず)の作用により、図2及び図5に示すように、遮光位置P1(ロービーム時)又は開放位置P2(ハイビーム時)のいずれかに位置する。
ローテート40は、遮光位置P1に位置した場合には(ロービーム時)、ハイビーム用反射面22及び補助反射面23aに向けて照射される光源10からの照射光を遮光する。一方、ローテート40は、開放位置P2に位置した場合には(ハイビーム時)、当該ハイビーム用反射面22及び補助反射面23aに向けて照射される光源10からの照射光を遮光することなく通過させる。
上記構成の車両用前照灯100においては、ロービーム時には、ローテート40は遮光位置P1に位置する。このため、光源10からの照射光は、当該ローテート40によって一部遮光され、ハイビーム用反射面22及び補助反射面23aに到達することなく、ロービーム用反射面21にのみ到達し(図2参照)、当該ロービーム用反射面21で反射され、ロービームに適した基本配光パターンを形成する。
一方、ハイビーム時には、ローテート40は開放位置P2に位置する。このため、光源10からの照射光は、ローテート40によって遮光されることなく、ハイビーム用反射面22にも到達し(図2参照)、当該ハイビーム用反射面22で反射され、基本配光パターンに重畳される第1付加配光パターンを形成することで、ハイビームに適した配光パターンPを形成する(図6参照)。また、ハイビーム時には、光源10からの照射光は、ローテート40によって遮光されることなく、補助反射面23aにも到達し(図2参照)、当該補助反射面23aで反射され、ハイビームに適した配光パターンPに付加される第2付加配光パターンP1(例えばハイビームに適した配光パターン(主配光)のワイド部を補うための配光パターン。)を形成する(図6参照)。
以上説明したように、本実施形態の車両用前照灯100によれば、ロービーム用反射面21とハイビーム用反射面22とを接続する段差部23には、補助反射面23aが形成されている。このため、光源10からの照射光は、当該補助反射面23aで反射され、ハイビームに適した配光パターンPに付加される第2付加配光パターンP1(例えばハイビームに適した配光パターン(主配光)のワイド部を補うための配光パターン。)を形成することとなる(図6参照)。すなわち、本実施形態の車両用前照灯100によれば、段差部23に起因するスジムラが発生することがなく、所望の配光パターン(本実施形態では、図6に示すハイビームに適した配光パターンP)を形成することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、段差部23に形成された補助反射面23aは、ハイビームに適した配光パターンP(主配光)のワイド部を補うための配光パターンP1を形成するため(図6参照)、路肩の視認性を向上させることが可能となる。このように、補助反射面23aを、ハイビームに適した配光パターンP(主配光)のワイド部を補うための反射面とすることで、補助反射面23aの角度を従来面(図4中点線で表す符号23a´)に近くすることが可能となり、周囲の主反射面(ロービーム用反射面21、ハイビーム用反射面22)の減少を最小限とすることが可能となる。
また、本実施形態の車両用前照灯100によれば、リフレクタ20(段差部23)の形状変更のみであるため、コストアップすることなく、段差部23に起因するスジムラの発生を防止することが可能となる。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、段差部23に形成された補助反射面23aは、ハイビームに適した配光パターンP(主配光)のワイド部を補うための配光パターンP1を形成する反射面であるように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、補助反射面23aは、ハイビームに適した配光パターンPの他の部分に重畳又は付加される配光パターンを形成する反射面であってもよい。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
100…車両用前照灯、10…光源、20…リフレクタ、21…ロービーム用反射面、22…ハイビーム用反射面、30…遮光フード、40…ローテート

Claims (2)

  1. 光源と、
    前記光源からの照射光を反射し、ロービームに適した基本配光パターンを形成するロービーム用反射面と、
    前記ロービーム用反射面の外側に配置され、前記光源からの照射光を反射し、前記基本配光パターンに重畳される第1付加配光パターンを形成することで、ハイビームに適した配光パターンを形成するハイビーム用反射面と、
    前記ロービーム用反射面と前記ハイビーム用反射面とを接続する段差部と、
    前記段差部に形成され、前記光源からの照射光を反射し、前記ハイビームに適した配光パターンに付加される第2付加配光パターンを形成する補助反射面と、
    前記ハイビーム用反射面及び前記補助反射面に向けて照射される前記光源からの照射光を遮光する遮光位置、又は、前記ハイビーム用反射面及び前記補助反射面に向けて照射される前記光源からの照射光を遮光することなく通過させる開放位置のいずれかに位置する可動式の遮光部材と、
    を備えることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記補助反射面は、前記第2付加配光パターンとして、前記ハイビームに適した配光パターンのワイド部を補うための配光パターンを形成する反射面であることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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