JP2010191583A - ストレージシステム,ストレージ制御装置,受信制御装置および制御方法 - Google Patents

ストレージシステム,ストレージ制御装置,受信制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置のホストバスアダプタが変更になった場合であっても、煩雑な作業を行なう必要がなく、又、安価にシステムを構成することができる。
【解決手段】通信データ受信部111によって受信された通信データから、送信元である情報処理装置と通信データ受信部111との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部112と、経路情報抽出部112によって抽出された経路情報に基づいて、通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部113とをそなえる。
【選択図】図6

Description

本発明は、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)装置等のストレージシステムにおける記憶装置へのアクセス制御技術に関する。
近年、複数のサーバを1つの筐体に集約したブレードサーバが知られている。又、ストレージシステムにおいても、1つの筐体に複数のストレージブレード(HDDユニット)を実装することにより、ストレージ装置の統合環境を実現するストレージブレード装置が知られている。
また、ストレージシステムにおいては、RAIDシステムが知られている。RAIDシステムは、ディスク装置の故障等によるデータ損失の防止や、処理性能の向上のために、複数のディスク装置(例えば、ハードディスク装置)を組み合わせて構成されたディスクアレイシステムである。
図13及び図14は従来のストレージシステムの構成を模式的に示す図である。図13に示す例においては、スイッチSAにRAID装置500が接続されているとともに、スイッチSWに2つのサーバA,Bが接続されている。
サーバAには、WWN(World Wide Name)が“1111(WWN=1111)”のホストバスアダプタ(HBA:Host Bus Adapter)#1がそなえられており、サーバBには、WWNが“2222(WWN=2222)”のHBA#2がそなえられている。
RAID装置500は、複数のHDD(Hard Disk Drive:図示省略)がそなえられている。そして、これらの複数のHDDにおける一部の格納領域をボリュームとしてサーバAやサーバBにそれぞれ割り当てることができるようになっている。なお、図13に示す例においては、サーバAに対してサーバA用ボリューム501aが割り当てられており、サーバBに対してサーバB用ボリューム501bが割り当てられている状態を示している。
また、RAID装置500には、チャネルアダプタ102がそなえられており、RAID装置500は、このチャネルアダプタ102を介してスイッチSWに接続されている。なお、このRAID装置500のWWNは“5555(WWN=5555)”である。
スイッチSWは、複数のサーバA,BとRAID装置500との間においてデータやコマンドの転送制御を行なうものである。このスイッチSWは複数のポートP01,P02,P03をそなえており、ポートP01にはサーバAのHBA#1が、ポートP02にはサーバBのHBA#2がそれぞれ通信可能に接続されるようになっている。又、ポートP03にはRAID装置500のチャネルアダプタ102が通信可能に接続されている。
また、従来のRAIDシステムにおいては、複数のサーバA,Bが接続されている場合において、各サーバA,Bからの不用意な装置アクセスによるデータ破壊を未然に防止するため、ホストアフィニティ(Host Affinity)と呼ばれる機能が知られている。
このホストアフィニティは、RAID装置500の特定のボリュームへのアクセスを排他的に管理し、予め定義されていないWWNを有するサーバからのアクセスを許可しないことにより、複数サーバ接続時のデータのセキュリティを保証するものである。
このホストアフィニティを実現するためには、例えば、スイッチSWにおいて、サーバAのHBA#1,#2とRAID装置500とのゾーニングを行なうことにより経路設定を行なうとともに、RAID装置500にホストアフィニティ機能の設定を行なう。
具体的には、先ず、サーバAのHBA#1の“WWN-1111(Server A HBA#1 WWN-1111)”とRAID装置500の“WWN-5555(RAID WWN-5555)”とをゾーニングする。又、サーバBのHBA#2の“WWN-2222(Server B HBA#2 WWN-2222)”とRAID装置500の“WWN-5555(RAID WWN-5555)”とをゾーニングする。これらのゾーニングを実施することにより、スイッチSWの経路設定が行なわれる。
次に、RAID装置500において、“WWN-1111”からのアクセスに対しては、サーバA用ボリューム501aにアクセスするように設定する(AFFINITY GROUP #G1)。又、同様に、“WWN-2222”からのアクセスに対してはサーバB用ボリューム501bにアクセスするように設定する(AFFINITY GROUP #G2)。
上述の如きホストアフィニティ機能を設定することにより、サーバA用ボリューム501aには“WWN-1111”からのアクセスのみ受け付けられ、又、サーバB用ボリューム501bには“WWN-2222”からのアクセスのみ受け付けられるようになる。
すなわち、RAID装置500において、サーバBからのサーバA用ボリューム501aへのアクセスや、サーバAからサーバB用ボリューム501bへのアクセスが禁止され、RAID装置500における各ボリュームのデータのセキュリティを実現することができる。
さて、サーバにおいては、故障等の理由によりHBAを交換する場合がある。例えば、図14に示すように、サーバAのHBA#1を、WWNが“3333(WWN=3333)”のHBA#3に交換する場合には、この交換に伴い、サーバAのHBAのWWNが“1111”から“3333”に切り替わることになる。
従って、従来のストレージシステムにおいては、HBAの交換前と同様にRAIDシステムを運用できるようにするためには、システム管理者等が、AFFINITY GROUP #1において、サーバA用ボリューム501aに対して“WWN-1111”からのアクセスのみ受け付けるようになっている設定を、“WWN-3333”からのアクセスのみ受け付けるように変更する必要がある。
また、システム管理者等は、スイッチSWの経路の設定において、HBA#1とRAID装置500とのゾーニングを、HBA#3の“WWN-3333(Server A HBA#3 WWN-3333)”とRAID装置500とのゾーニングに変更する必要もある。
ここで、従来のストレージシステムにおいては、システムの構成を監視するシステムをそなえ、サーバのHBAのWWNが変更されたことを検出した場合に、ストレージ装置のアクセスコントロールテーブルの内容を新たなWWNで更新する技術も知られている(下記特許文献1)。
特開2006−338116号公報
しかしながら、従来のストレージシステムにおいては、サーバのHBAの交換に伴い、システム管理者等がゾーニングの変更やアクセス制御のための設定等の煩雑な作業を行なう必要があるという課題がある。
また、このような作業にかかる負荷を軽減するために、システムの構成を監視したり、記憶装置のアクセスコントロールテーブルを更新したりするための専用の機能をそなえることは、システム構築のためのコストが上昇するとともに非効率的であるという課題がある。
本件の目的の一つは、このような課題に鑑み創案されたもので、情報処理装置のホストバスアダプタが変更になった場合であっても、作業者等が煩雑な作業を行なう必要がなく、又、ホストバスアダプタの変更を監視するための装置等をそなえる必要がなく安価にシステムを構成することができることである。
このため、このストレージシステムは、記憶装置をそなえ、1以上の情報処理装置を接続可能に構成されるストレージシステムであって、該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえるものである。
また、このストレージ制御装置は、1以上の情報処理装置に接続可能に構成され、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御するストレージ制御装置であって、該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえるものである。
さらに、この受信制御装置は、情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部とをそなえるものである。
また、この制御方法は、1以上の情報処理装置に接続可能に構成されたストレージ制御装置において、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御する制御方法であって、該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信ステップと、該通信データ受信ステップにおいて受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該ストレージ制御装置との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出ステップと、該経路情報抽出ステップにおいて抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成ステップと、該特定情報作成ステップにおいて作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御ステップとをそなえるものである。
開示のストレージシステム,ストレージ制御装置,受信制御装置および制御方法によれば、以下の少なくともいずれか1つの効果ないし利点が得られる。
(1)情報処理装置のホストバスアダプタのWWNを用いることなくボリュームへのアクセス制御を行なうことができる。
(2)情報処理装置においてホストバスアダプタのWWNが変わった場合であっても、何らの設定変更等の操作や処理を行なう必要がなく、管理・運用にかかる負荷を軽減することができる。
(3)記憶装置に対する情報処理装置のアクセス制限を容易に設定・変更することができ、利便性が高い。
本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるRAID装置のハードウェア構成を模式的に示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムの構成を模式的に示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるRAIDグループ情報の例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるボリューム情報の例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるホストLUN対応情報の例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムのFC制御部の構成を模式的に示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるFCコマンドエントリの例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるFCヘッダ情報の例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるSCSIコマンド情報の例を示す図 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるAFFINITY LUNの例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるFC設定情報の例を示す図である。 本実施形態の一例としてのストレージシステムにおける通信データ受信時におけるAFFINITY LUNの作成処理を説明するためのフローチャートである。 従来のストレージシステムの構成を模式的に示す図である。 従来のストレージシステムの構成を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本ストレージシステム,ストレージ制御装置,受信制御装置および制御方法にかかる実施の形態を説明する。
図1は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるRAID装置のハードウェア構成を模式的に示す図、図2は本実施形態の一例としてのストレージシステムの構成を模式的に示す図である。
本実施形態のストレージシステム1は、図2に示すように、FCスイッチ(中継装置)30とRAID装置(ストレージ制御装置)10とをそなえて構成され、FCスイッチ30を介して複数(図2に示す例では2つ)のサーバA,Bと通信可能に接続されている。
サーバA,Bは、サーバ機能をそなえたコンピュータ(情報処理装置)である。これらのサーバA,Bは、それぞれRAID装置10に対してFCP(Fibre Channel Protocol)コマンドを送信することにより、RAID装置10の記憶領域(ボリューム;図示省略)に対してデータの書き込み(ライト)を行なったり、その記憶領域からデータの読み出し(リード)を行なうようになっている。
なお、FCPコマンドは、ファイバチャネル相互接続で使用されるコマンドであって、例えば、SCSI(Small Computer System Interface)コマンドである。
また、サーバA,BからRAID装置10に対して送信されるこれらのFCPコマンド等のデータは、FCデータフレーム(通信データ)として送信されるようになっている。又、サーバA,Bは、LUN(Logical Unit Number:ストレージアクセス情報)を用いてRAID装置10のボリュームへアクセスするようになっている。
さらに、本ストレージシステム1においては、サーバA,B,FCスイッチ30およびRAID装置10は、予め規格によって定められた共通サイズのブレード(=刃)のように細い幅を有する形状として構成され、1つの筐体にそれぞれを差し込むことでこれらの複数の装置を高密度に搭載可能なブレードシステム(ブレード型ストレージシステム)として構成されている。
本実施形態においては、RAID装置10において、サーバAからのアクセスのみを受け付け、サーバAがデータのリードやライトを行なうことができるボリューム(サーバA用ボリューム)と、サーバBからのアクセスのみを受け付け、サーバBがデータのリードやライトを行なうことができるボリューム(サーバB用ボリューム)とが形成されている。
また、サーバAにはホストバスアダプタ(HBA)201aが、サーバBにはHBA201bが、それぞれ脱着自在にそなえられている。HBA201a,201bは、ストレージ機器等の外部装置をサーバA,Bの本体に接続さるためのインタフェース機器であって、それぞれ、固有のWWNを有している。
本例においては、HBA201aのWWNとして“1111(WWN=1111)”が、HBA201bのWWNとして“2222(WWN=2222)”がそれぞれ設定されている。
なお、以下、HBAを示す符号としては、複数のHBAのうち1つを特定する必要があるときには符号201a,201bを用いるが、任意のHBAを指すときには符号201を用いる。又、以下、HABA201aのことをHBA#1、HBA201bのことを、HBA#2と表す場合がある。
FCスイッチ30は、複数のサーバA,BとRAID装置10との間においてデータやコマンドの転送制御を行なうものである。このFCスイッチ30は複数(図2に示す例では3つ)のポートP01,P02,P03をそなえており、ポートP01にはサーバAのHBA201aが通信回線301を介して通信可能に接続されている。又、ポートP02にはサーバBのHBA201bが通信回線301を介して通信可能に接続されている。更に、FCスイッチ30のポートP03には、RAID装置10のチャネルアダプタ102が通信回線302を介して通信可能に接続されている。
RAID装置10は、図1に示すように、RAIDコントローラ100に複数(図1に示す例では5つ)の記憶装置401a,401b,401c,401d,401eをスイッチ16を介して通信可能に接続することにより構成されている。このRAID装置10は、これらの複数の記憶装置401a,401b,401c,401d,401eを組み合わせてディスクアレイシステムを実現するものであって、RAIDグループを構成する機能等をそなえている。
記憶装置401a,401b,401c,401d,401eは、データを読み書き可能に格納する記憶装置であって、例えば、HDDである。なお、以下、記憶装置401a,401b,401c,401d,401eをそれぞれ、PLU#0,PLU#1,PLU#2,PLU#3,PLU#4と表す場合がある。
また、以下、記憶装置を示す符号としては、複数の記憶装置のうち1つを特定する必要があるときには符号401a,401b,401c,401d,401eもしくは、PLU#0〜PLU#4を用いるが、任意の記憶装置を指すときには符号401を用いる。
スイッチ16は、複数の記憶装置401とRAIDコントローラ100とを接続するものであって、各記憶装置401から読み出されたリードデータをディスク制御部15に渡したり、ディスク制御部15から送信されたライトデータをその格納先の記憶装置401に渡すようになっている。
本ストレージシステム1においては、RAID装置10において、複数のRAIDグループが形成されている。図1に示す例においては、RAID装置10の機能によって、記憶装置401a,401b(PLU#0,PLU#1)によりRAIDグループRLU#0のパリティグループが構成されている。又、同様に、記憶装置401c,401d,401e(PLU#2,PLU#3,PLU#4)によりRAIDグループRLU#1のパリティグループが構成されている。
なお、複数の記憶装置401によりRAIDグループを作成する機能は、既知の手法を用いて実現することができるので、便宜上、その説明は省略する。又、以下、本ストレージシステム1におけるRAIDグループに関する情報のことをRAIDグループ情報という。
図3は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるRAIDグループ情報の例を示す図である。
この図3に示す例においては、RAIDグループ情報141は、RAIDグループ番号,容量,RAIDレベル,構成するHDD,マスタコントローラおよびストライプサイズを関係付けることにより構成されている。
RAIDグループ番号は、RAIDグループを特定する識別情報であって、図3に示す例においては、RLU#0及びRLU#1が示されている。容量は、各RAIDグループの記憶容量であって、図3に示す例においては、RAIDグループRLU#0が300GByteの容量を有し、RAIDグループRLU#1が600GByteの容量を有している。
RAIDレベルは各RAIDグループのRAIDレベルを示すものであって、図3に示す例においては、RAIDグループRLU#0はRAIDレベル1(RAID1)であり、RAIDグループRLU#1がRAIDレベル5(RAID5)であることを示している。
構成するHDDは、各RAIDグループを構成する記憶装置を特定するための情報である。図3に示す例においては、記憶装置401a,401b(PLU#0,PLU#1)によりRAIDグループRLU#0が、又、記憶装置401c,401d,401e(PLU#2,PLU#3,PLU#4)によりRAIDグループRLU#1が構成されている。
マスタコントローラは、RAIDグループを制御するRAIDコントローラ100を特定する情報である。RAID装置10においてRAIDコントローラ100が複数そなえられている場合には、それぞれのRAIDグループを管理する各RAIDコントローラ100を特定する情報(番号等)が登録されるようになっている。すなわち、RAID装置10において、RAIDコントローラ100は複数そなえられてもよい。
なお、本実施形態においては、RAID装置10には1のRAIDコントローラ100のみがそなえられているので、図3中においては、RAIDグループRLU#0,RLU#1のいずれに対してもマスタコントローラとして#0が登録されている。
ストライプサイズは、記憶装置401に対する書き込み単位であって、システム管理者等が任意に変更できるものである。図3に示す例においては、RAIDグループRLU#0,RLU#1のいずれにも64kが設定されている。なお、このストライプサイズは、任意に変更することができる。
また、本ストレージシステムにおいては、RAID装置10に接続された複数のサーバA,Bに対して、それぞれ特定のボリューム(記憶領域)を排他的に割り当てることができるようになっている。具体的には、RAIDグループRLU#0,RLU#1として構成されたパリティグループの少なくとも一部の領域を、サーバA,Bに割り当てることができるボリュームとして設定することができる。そして、このように設定するボリュームに関する情報を、ボリューム情報という。
図4は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるボリューム情報の例を示す図である。なお、以下、図中、既述の項目と同一の項目は同一もしくは略同一の項目を示しているので、その詳細な説明は省略する。
図4に示す例においては、ボリューム情報142は、ボリューム管理番号,容量,RAIDグループ番号およびスタートアドレスを関係付けて構成されている。
ボリューム管理番号は、ボリュームを特定するために設定された識別情報である。容量は、そのボリュームに割り当てられた領域のサイズであり、スタートアドレスは、そのボリュームの開始位置を表すアドレスである。
図4に示す例においては、RAIDグループRLU#0のアドレス“0000”から始まる100GByteの領域がボリューム管理番号“0000”であり、RAIDグループRLU#1のアドレス“0000”から始まる50GByteの領域がボリューム管理番号“0001”である。
また、このボリューム情報142はサーバ毎にそなえられるものである。以下、本実施形態においては、便宜上、これらのボリューム管理番号“0000”のボリューム、及びボリューム管理番号“0001”のボリュームがサーバA用のボリュームとして形成された例について説明する。
RAIDコントローラ100は、複数の記憶装置401を制御してRAID機能を実現するとともに、FCスイッチ30を介してサーバA,Bからフレーム単位で送信されるFCデータフレーム(通信データ)を受信し、この通信データに基づいて、記憶装置401に対する各種制御や処理を行なうものである。
このRAIDコントローラ100は、図1に示すように、FC制御部11,CPU(アクセス制御部)12,キャッシュメモリ13,メモリ(アクセス制御情報格納部)14及びディスク制御部15をそなえて構成されている。
FC制御部(受信制御装置)11は、FCスイッチ30を介してサーバA,Bから送信される通信データを受信し、この受信した通信データを下流のCPU12やディスク制御部15等に受け渡す中継処理を行なうものである。なお、このFC制御部11の詳細な構成等については後述する。
キャッシュメモリ13は、FC制御部11から受け渡された通信データ等を一時的格納する記憶装置であって、例えばバッファとして機能するようになっている。
CPU(アクセス制御部)12は、RAIDを実現するための各種制御や演算を行なうものであり、複数の記憶装置401に対するアクセス制御等を行なうものである。このCPU12は、メモリ14に格納されたRAID制御情報(アクセス情報)に基づき、サーバA,Bから送信されるSCSIコマンド等に応じて、ディスク制御部15に対して、記憶装置401へのデータの書き込みを行なわせたり、格納されたデータの読み出しを行なわせたりするようになっている。
また、CPU12は、前述したRAIDグループ情報141やボリューム情報142を用いて、複数の記憶装置401を用いてRAIDを実現するようになっている。なお、このCPU12による記憶装置401へのアクセス制御手法の詳細については後述する。
ディスク制御部15は、記憶装置401の所定の記憶領域にデータの書き込みを行なったり、又、記憶装置401の所定の記憶領域に格納されたデータの読み出しを行なうものである。
メモリ(アクセス制御情報格納部)14は、種々のデータや格納する記憶装置であって、例えば、RAM(Random Access Memory)であり、上述したRAIDグループ情報141やボリューム情報142を格納するようになっている。又、メモリ14は、ホストLUN対応情報143を格納している。
図5は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるホストLUN対応情報の例を示す図である。
このホストLUN対応情報143は、ボリューム管理番号と拡張LUN(拡張ストレージアクセス情報)とを対応付けることにより構成されている。
拡張LUNは、RAID装置10において、サーバA,BからRAID装置10のボリュームの認識に用いられるLUNに対して、各サーバA,BとRAID装置10との間の通信経路(伝送経路)もしくは物理的結線状態を示す経路情報を付加することにより構成される。
すなわち、この拡張LUNは、サーバA,BとRAIDコントローラ100(光モジュール111)との間の通信経路を示す経路情報を含むストレージアクセス情報として機能する。
例えば、図2に示すように構成されたストレージシステム1において、サーバA用のボリュームとして、LUN0000(ボリューム管理番号0000)として100GByteの領域を作成するとともに、LUN0001(ボリューム管理番号0001)として50GByteの領域を作成する例について説明する。
さて、図2に示すストレージシステム1において、サーバAのHBA206aは、通信回線301を介してFCスイッチ30(スイッチ番号:0A)のポートP01に接続されている。又、サーバBのHBA206bは、通信回線301を介してFCスイッチ30(スイッチ番号:0A)のポートP02に接続されている。なお、RAID装置10において記憶装置401はループ(LOOP)接続ではないものとする。
このような構成において、例えば、本ストレージシステム1の管理者は、図示しない端末装置を用いて、拡張LUNを作成する。
具体的には、先ず、サーバAがFCスイッチ30(スイッチ番号:0A)に接続されていることを特定するための識別情報であるスイッチID“0A(16進数)”と、FCスイッチ30においてサーバAが接続されているポートP01を特定するための識別情報であるポートID“01(16進数)”と、ループ接続ではないことを表す識別情報であるループID“00(16進数)”とを組み合わせた“0A0100(16進数)”を、サーバAに関する経路情報として作成する。
すなわち、本ストレージシステム1においては、サーバAのHBA201aを“0A0100”という、通信経路で表されたアドレスを保持することとなる。
そして、サーバAから見えるLUN“0000”を表す“0000”を、上述した経路情報“0A0100”の上位側に組み合わせることにより、サーバAの物理的な結線状態を示す経路情報“0000 0A01 00(16進数)”を作成する。
ここで、ファイバチャネルの規約において、LUNは8Byteであることを鑑み、作成した経路情報“0000 0A01 00”を8Byteに変換する。
具体的には、例えば、以下に示すように、経路情報“0000 0A01 00”を、8Byteの“0000 0000 0000”と加算するビット演算を行なうことにより、8Byteに揃える。
0000 0A01 00 + 0000 0000 0000 = 0000 0000 000A 0100
さらに、8Byteに変換した値“0000 0000 000A 0100” に対して、ビットシフト手法を用いて、24ビット(Bit)上位側にずらすビットシフトを行なう。なお、本実施形態においては、経路情報を16進数のビット列で表す場合に、そのビット列における左側を上位側、右側を下位側と表現する場合がある。
このビットシフトにより、拡張LUN“0000 0A01 0000 0000”が作成される。すなわち、このビットシフトを行なうに際して、経路情報の下位の24Bitには“0”すなわち“000000(16進数)が設定される。
同様に、サーバAから見えるLUN “0001”を表す“0001”を、上述した経路情報“0A0000”の上位側に組み合わせることにより、経路情報“0001 0A01 00(16進数)”を作成する。
さらに、作成した経路情報“0001 0A01 00”を8Byteに変換(桁揃え)する。例えば、以下に示すように、経路情報“0001 0A01 00”を、8Byteの“0000 0000 0000”と加算するビット演算を行なうことにより、8Byteのデータに変換する。
0001 0A01 00 + 0000 0000 0000 = 0000 0000 010A 0100
さらに、この8Byteに変換した値“0000 0000 010A 0100” に対して、ビットシフト手法を用いて、24ビット(Bit)上位側にずらすビットシフトを行なうことにより、拡張LUN“0001 0A01 0000 0000”を作成する。このビットシフトを行なうに際して、経路情報の下位の24Bitには“0”すなわち“000000(16進数)が設定される。
一般に、ストレージシステムにおいて、サーバは、LUNの先頭の2Byteを用いて通信データの送受信を行なっている。本ストレージシステム1においては、上述したビットシフトを行なうことにより、サーバから見えるLUN“0000”を表す“0000”やLUN“0001”を表す“0001”が拡張LUNの先頭2Byteに配置されることになる。
また、サーバBについても同様に、ボリューム毎に拡張LUNが作成される。又、上述の如く作成された拡張LUNは、ホストLUN対応情報143としてメモリ14に格納(登録)される。
なお、以下、RAIDグループ情報141,ボリューム情報142及びホストLUN対応情報143のことをRAID制御情報という場合がある。
また、上述の如き拡張LUNの作成やホストLUN対応情報143への登録は、本ストレージシステム1の管理者が行なってもよく、又、上述の如きプロセスをRAID装置10のCPU12や図示しない管理装置において実行することにより作成してもよく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
図6は本実施形態の一例としてのストレージシステムのFC制御部の構成を模式的に示す図である。
FC制御部11は、図6に示すように、光モジュール111,FCコントローラ112,メモリ114およびCPU113をそなえて構成されており、これらは115バスにより相互に通信可能に接続されている。
光モジュール111は、サーバA,Bから送信されるFCデータフレーム(通信データ)をFCスイッチ30を介して受信するものであり、FCスイッチ30を介して入力された光信号をデジタル信号に変換するインタフェースである。すなわち、この光モジュール111は、サーバA,Bから送信される通信データを受信する通信データ受信部として機能するようになっている。
メモリ114は種々のデータを読み出し自在に格納するメモリである。このメモリ114は、例えば、FCモジュール111によって変換された通信データを一時的格納するバッファとして機能するようになっている。又、メモリ114には、図7に示すようなFCコマンドエントリ1141が形成されている。
図7は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるFCコマンドエントリの例を示す図、図8はそのFCヘッダ情報の例を示す図、図9はそのSCSIコマンド情報の例を示す図、図10はそのAFFINITY LUNの例を示す図である。
FCコマンドエントリ1141は、図7に示すように、エントリ番号,FCヘッダ情報,SCSIコマンド情報およびNEW LUNの各フィールドを相互に対応付けて格納可能な記憶領域である。なお、図7に示す例においては、FCコマンドエントリ1141を、便宜上、エントリ番号,FCヘッダ情報,SCSIコマンド情報及びNEW LUNの各項目からなる表形式で表している。
このFCコマンドエントリ1141においては、FCヘッダ情報,SCSIコマンド情報およびNEW LUNはFCデータフレーム毎に対応付けて格納されるようになっている。又、FCコマンドエントリ1141においては、FCコントローラ112やCPU113等により、受信したFCデータフレーム毎にエントリ番号が設定されるようになっている。
FCヘッダ情報は、サーバA,Bから送信され、光モジュール111によってデジタルデータに変換されたフレーム単位の通信データ(FCデータフレーム)に関する情報であり、図8に示すように、例えば、R_CLT,S_ID,D_IDのように送信元や送信先等を示す種々の情報をそなえている。特に、S_IDにはそのFCデータフレームが伝送経路上のFCスイッチ30のスイッチIDやポートID,ループID等が含まれている。
このFCヘッダ情報は、主にFCデータフレームにおけるフレームヘッダ部分に格納されており、FCコントローラ112が、光モジュール111によって取得された通信データから抽出してFCヘッダ情報として格納するようになっている。
SCSIコマンド情報は、サーバA,Bから送信されるSCSIコマンドに関する情報であって、主にFCデータフレームにおけるデータ(ペイロード)部分に格納されている。具体的には、SCSIコマンド情報は、例えば、図9に示すように、LUN,コントロールフラグ,SCSI CDB及びFCP_DL(SCSI CDBで定義されるデータ転送長)により構成されている。なお、このSCSIコマンド情報に含まれるLUNは、送信元のサーバA,BがそのFCデータフレームの送信に用いたLUNである。
なお、図8,図9においてFCヘッダ情報やSCSIコマンド情報として示されている各種情報は、ANSI(American Nasional Standards Intitute:米国規格協会)によりFC−PI(Fibre Channel Physical Interface)として規定されているファイバチャネル標準に基づくものである。すなわち、これらの情報はFP−PIとして一般的に規定されているものであるので、それぞれの具体的な説明は省略する。
NEW LUNには、光モジュール11によって変換された通信データのLUNをCPU113によって変換することによって作成される8ByteのAFFINITY LUN(加工ストレージアクセス情報:詳細は後述)が格納されるようになっている(図10参照)。
また、メモリ114には、FC設定情報1142が予め格納されている。
図11は本実施形態の一例としてのストレージシステムにおけるFC設定情報の例を示す図である。
FC設定情報1142は、FC制御部11に関する設定情報であって、例えば、図11に示すように、WWN,WWM,LOOP ID,SPEED,BITシフト数等をそなえて構成されている。ここで、BITシフト数は、後述するCPU113がAFFINITY LUNの作成を行なう際に用いられる値(ビット数)であって、管理者等により予め任意の値(本実施形態においては24Bit)が設定されるようになっている。なお、WWN,WWM,LOOP ID,SPEEDは、それぞれファイバチャネルの規格において一般的に用いられる情報であるので、その説明は省略する。
FCコントローラ112は、光モジュール111によって変換された通信データの流れを制御するものである。このFCコントローラ112は、受信したFCデータフレームをメモリ114に格納するようになっている。
また、FCコントローラ112は、光モジュール111によって受信されたFCデータフレームから、上述したFCヘッダ情報及びSCSIコマンド情報を抽出して、FCコマンドエントリ1141に格納するようになっている。
すなわち、FCコントローラ112は、通信データの送信元であるサーバA,BとRAID装置10との間の通信経路を示す経路情報を抽出する経路情報抽出部としても機能する。
なお、FCデータフレーム中から、これらのFCヘッダ情報及びSCSIコマンド情報を抽出する手法としては、既知の種々の手法を用いて実現することができる。例えば、FCデータフレームを一時的に格納した記憶領域における所定領域をハードウェア的もしくはソフトウェア的に取得してもよく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
CPU113は、各種演算や制御を行なうプロセッサであり、メモリ114や図示しないROM等に格納されたプログラムを実行することにより種々の処理や制御を実現するようになっている。例えば、CPU113は、メモリ114のFCコマンドエントリ1141に格納された情報に基づいて、FCデータフレームの送信元のサーバを表す特定情報を作成する特定情報作成部として機能するようになっている。
具体的には、CPU113は、メモリ114のFCコマンドエントリ1141のFCヘッダ情報のS_IDからスイッチID,ポートID及びループIDを取得するようになっている。すなわち、CPU113は、FCコマンドエントリ1141のFCヘッダ情報のS_IDから、対応するFCデータフレームに関して、その送信元サーバからRAID装置10までの経路情報を取得する。
また、CPU113は、SCSIコマンド情報から、送信元のサーバA,BによってそのFCデータフレームに付加されたLUN(ストレージアクセス情報)を取得するようになっている。なお、このLUNは、ファイバチャネルの規約により一般的に8Byteの情報として構成されている。
そして、CPU(ストレージアクセス情報加工部)113は、これらの取得した経路情報(スイッチID,ポートID及びループID)やLUNを用いて、AFFINITY LUNを作成するようになっている。なお、AFFINITY LUNは、前述した拡張LUNとほぼ同様の手法によりCPU113によって作成される。
CPU113は、先ず、FCヘッダ情報のS_IDから取得するスイッチID,ポートID及びループIDを組み合わせることにより、そのFCデータフレームの経路情報を作成する。
さらに、CPU113は、ファイバチャネルの規約による8ByteのLUNが一般的に用いられていることを鑑み、作成した経路情報を8Byteのデータに変換する。例えば、CPU113は、LUNと桁数を合わせるためのビット演算等を行なうことにより、8Byteの経路情報を作成する。
CPU113は、作成した8Byteの経路情報に対して、更に、24Bit上位側にずらすビットシフトを行なうことにより格納情報(特定情報)を作成する。なお、このビットシフトを行なうに際して、格納情報の下位の24Bitには“0”すなわち“000000(16進数)”が設定されるようになっている。
そして、CPU113は、この8Byteに変換された経路情報(格納情報,特定情報)と、SCSIコマンド情報から取得したLUNとを加算するビット演算を行なうことにより、8ByteのAFFINITY LUNを作成する。
以下、サーバAからLUN “0001 0000 0000 0000”に対して送信されたFCデータフレームを例として、AFFINITY LUNの具体的な作成方法を説明する。
CPU113は、FCヘッダ情報のS_IDから、FCスイッチ30を表すスイッチID “0A(16進数)”と、そのポートID“01(16進数)”と、ループID“00(16進数)”とを組み合わせることにより、経路情報“0A0100(16進数)”を作成する。
さらに、CPU113は、作成した経路情報“0A0100”を8Byteにする桁揃えを行なう。すなわち、例えば、以下の式に示すように、経路情報“0A01 00”を、8Byteの“0000 0000 0000”と加算するビット演算を行なうことにより、8Byteのデータに変換する。
0A01 00 + 0000 0000 0000 = 0000 0000 000A 0100
そして、CPU(特定情報作成部)113は、8Byteに揃えた値“0000 0000 000A 0100” に対して、ビットシフト手法を用いて、24Bit上位側にずらすビットシフトを行なうことにより、格納情報“0000 0A01 0000 0000”を作成する。すなわち、CPU113は、このビットシフトを行なうに際して、経路情報の下位の24Bitには“0”すなわち“000000(16進数)を設定し、その上流位置に経路情報“0A01 00”を配置する。
また、CPU(ストレージアクセス情報加工部)113は、SCSIコマンド情報から、LUN“0001 0000 0000 0000”を取得し、以下の式に示すように、このLUNと先に作成した8Byteの格納情報“0000 0A01 0000 0000”とを合成することにより、AFFINITY LUN“0001 0A01 00(16進数)”を作成する。
0001 0000 0000 0000 + 0000 0A01 0000 0000 = 0001 0A01 0000 0000
そして、CPU113は、作成したAFFINITY LUN“0001 0A01 00”を、コマンドエントリ1141のNEW LUNに登録する。
RAID装置10においては、このCPU113により作成されたAFFINITY LUNをアクセス先のLUNとしてRAID内部の処理へ移すのである。
また、CPU113は、FCコマンドエントリ1141のFCヘッダ情報におけるR_CTLを参照することにより、FCデータフレームがSCSIコマンド(ストレージアクセスコマンド)であるか否かを確認するようになっている。すなわち、CPU113は、通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断部として機能するようになっている。
そして、CPU113は、FCデータフレームがSCSIコマンドではない場合、すなわち、制御情報である場合には、そのFCデータフレームに関して、上述の如きAFFINITY LUNの作成(変換)処理を行なわないようになっている。RAID装置10において、制御情報はLUNに依存しないからである。これにより、CPU113の負荷を軽減することができる。
そして、本ストレージシステム1においては、RAIDコントローラ100にそなえられたFC制御部11において、CPU113が、メモリ114や図示しないROM(Read Only Memory)等に格納されたプログラムを実行することにより、上述した特定情報作成部,ストレージアクセス情報加工部及び判断部としての各機能を実現するようになっている。
なお、これらの特定情報作成部,ストレージアクセス情報加工部及び判断部としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
特定情報作成部,ストレージアクセス情報加工部及び判断部としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態ではメモリ114やROM)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCPU113)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
なお、本実施形態において、コンピュータとは、ハードウェアとオペレーティングシステムとを含む概念であり、オペレーティングシステムの制御の下で動作するハードウェアを意味している。又、オペレーティングシステムが不要でアプリケーションプログラム単独でハードウェアを動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを読み取るための手段とをそなえており、本実施形態においては、FC制御部11がコンピュータとしての機能を有しているのである。
RAIDコントローラ100において、CPU12は、FC制御部11によって作成されたAFFINITY LUNに基づいてメモリ14に格納されたホストLUN対応情報143を参照する。そして、CPU12は、ホストLUN対応情報143においてAFFINITY LUNと一致する拡張LUNを求め、そのボリューム管理番号を取得する。
例えば、AFFINITY LUN“0001 0A01 0000 0000”である場合には、CPU12は、ホストLUN対応情報143を参照して、そのAFFINITY LUN“0001 0A01 0000 0000”に一致する拡張LUNのボリューム管理番号“0001”を取得する。
CPU12は、この取得したボリューム管理番号に基づいてボリューム情報142を参照することにより、そのボリューム管理番場号によって管理されるボリュームの情報を取得する。
例えば、CPU12は、ボリューム管理番号“0001”に基づいてボリューム情報142を参照することにより、その対象パリティグループがRAIDグループRLU#1であり、アドレス“0000”からそのボリュームがアサインされていることがわかる。
さらに、CPU12は、ボリューム情報142を参照することにより取得した対象パリティグループ(RAIDグループ)に基づいて、RAIDグループ情報141を参照することにより、アクセスする記憶装置401に関する情報を取得する。そして、CPU12は、この取得した情報に基づいて、ディスク制御部15を用いて対象の記憶装置401の所定の領域にアクセスを行なう。
例えば、CPU12は、RAIDグループRLU#1に基づいてRAIDグループ情報141を参照することにより、そのRAIDグループRLU#1が記憶装置401c,401d,401e(PLU#2,PLU#3,PLU#4)をRAID5で用いることにより構成されていることを取得する。
そこで、CPU12は、ディスク制御部15を用いて、これらの記憶装置401c,401d,401e(PLU#2,PLU#3,PLU#4)に対してアクセスを行なうのである。
なお、ディスク制御部15による記憶装置401の所定の領域へのアクセスが完了すると、CPU12等に対して完了通知が応答されるようになっている。この完了通知は、FC制御部11にも応答され、FC制御部11においては、FCコマンドエントリ1141のエントリ番号に基づいてCPU113等に完了通知が行なわれる。又、FC制御部11は、この完了通知に基づいて、FCヘッダ情報のWORD4のOX-IDのコマンドに対して、FC上の正常通知の応答を行なうようになっている。
本ストレージシステム1においては、RAIDコントローラ100において、CPU12が、メモリ14や図示しないROM(Read Only Memory)等に格納されたプログラムを実行することにより、上述したアクセス制御部としての機能を実現するようになっている。
なお、このアクセス制御部としての機能を実現するためのプログラムは、例えばフレキシブルディスク,CD(CD−ROM,CD−R,CD−RW等),DVD(DVD−ROM,DVD−RAM,DVD−R,DVD+R,DVD−RW,DVD+RW,HD DVD等),ブルーレイディスク,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そして、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に記録しておき、その記憶装置から通信経路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
アクセス制御部としての機能を実現する際には、内部記憶装置(本実施形態ではメモリ14やROM)に格納されたプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサ(本実施形態ではCPU12)によって実行される。このとき、記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータが読み取って実行するようにしてもよい。
上述の如く構成された本実施形態の一例としてのストレージシステムにおける通信データ受信時におけるAFFINITY LUNの作成処理を、図12に示すフローチャート(ステップS10〜S110)に従って説明する。
なお、RAID装置10においては、予めそのメモリ14にRAID制御情報が格納されているものとする(アクセス制御情報格納ステップ)。
さて、RAID装置10が起動(POWER ON)されると、その起動プロセスにおいて、CPU12はメモリ14からFC設定情報1142を入手する(ステップS10)。
サーバA,Bにおいては、ボリュームへのアクセスに際して、従来と同様にLUN0000やLUN0001に対してリードやライトのコマンドを発行する。
サーバA,Bからコマンド等の通信データ(FCデータフレーム)が送信されると、FC制御部11がそのFCデータフレームを受信し(ステップS20:通信データ受信ステップ)、光モジュール111によって受信・変換されたFCデータフレームが、バッファ(メモリ114)に一時的に格納される。
FCコントローラ112は、この受信されたFCデータフレームのフレームヘッダやペイロード部分から、FCヘッダ情報やSCSIコマンド情報を抽出して、FCデータフレーム毎にFCコマンドエントリ1141に格納する(ステップS30)。
CPU113は、FCコマンドエントリ1141のFCヘッダ情報を参照して、R_CTLを参照することにより、そのFCデータフレームがSCSIコマンド(ストレージアクセスコマンド)であるか否かを判定する(ステップS40:判断ステップ)。
ここで、そのFCデータフレームがSCSIコマンドでなかった場合には(ステップS40のNOルート参照)、そのFCデータフレームは制御情報であると考えられる。制御情報はLUNに依存するものではないので、FC制御部11は、その制御情報にかかるFCデータフレームのLUNをAFFINITY LUNに変換するコンバート処理を行なわない。すなわち、FC制御部11は、AFFINITY LUNの作成を行なわずに(ステップS110)、そのFCデータフレームを下流のCPU12に渡す。CPU12においては、その制御情報にかかる処理を行なう。
一方、そのFCデータフレームがSCSIコマンドである場合には(ステップS40のYESルート参照)、CPU113は、FCコマンドエントリ1141のFCヘッダ情報S_IDからスイッチID,ポートID及びループIDを取得する(経路情報抽出ステップ)。そして、CPU113は、これらの取得したスイッチID,ポートID及びループIDに基づいて、8Byteの経路情報を作成する(ステップS50)。
さらに、CPU113は、この作成した経路情報に対して、ビットシフト手法を用いて、24ビット(Bit)ずらすビットシフト(左シフト)を行なうことにより、このビットシフトを行なうに際して、経路情報の下位の24Bitには“0”すなわち“000000(16進数)を設定する(ステップS60:特定情報作成ステップ)。なお、CPU13は、このビットシフトするビット数(ずらす量)をFC設定情報1142のBITシフト数から取得する。
CPU113は、FCコマンドエントリ1141のSCSIコマンド情報からLUNを抽出し、このLUNとステップS60においてビットシフトを行なうことにより作成した経路情報(S_ID)とのビット足し算を実施する。これにより、RAID装置10内のアクセスを行なうためのAFFINITY LUNが作成される(ステップS70)。
また、CPU113は、ステップS70において作成した値を、FCコマンドエントリ1141のNEW LUNフィールドのAFFINITY LUNに登録する(ステップS80)。
FC制御部11は、このようにして作成したAFFINITY LUNをアクセス先として、エントリ情報をCPU12(RAID制御部)に送付して、記憶装置401に対するアクセスを行なわせる(ステップS90)。CPU12においては、送付されたAFFINITY LUNに対応するボリュームに対するアクセスを行なう(ステップS100:アクセス制御ステップ)。具体的には、CPU12は、AFFINITY LUNに基づいてホスト情報143,ボリューム情報142,RAIDグループ情報141を参照し、対応する記憶装置401の所定の領域にアクセスを行ない、データの読み出しや書き込み等の処理を行なう。
このように、本実施形態の一例としてのストレージシステム1によれば、FC制御部11において、受信したFCデータフレームに対して、その送信元のサーバA,Bの経路情報が付加されたAFFINIY LUNを作成し、RAIDコントローラ100において、このAFFINIY LUNに基づいて記憶装置401へのアクセス制御を行なう。これにより、サーバA,BのHBA201a,201bのWWNを用いることなく、RAID装置10のボリュームへのアクセス制御を行なうことができる。
従って、例えば、故障等の理由によりサーバにおいてHBA201が交換され、そのWWNが変わった場合であっても、RAID装置10において何らの設定変更等の操作や処理を行なうことなく、送信元のサーバに対応するボリュームに引き続きアクセスすることができる。すなわち、ストレージシステム1における管理・運用にかかる負荷を軽減することができる。
一般に、記憶装置401,FCスイッチ30等の機器をそなえて構成され、複数のサーバに接続されたストレージシステムにおいて、いずれかのサーバのHBA201を交換する場合に、HBA201の交換作業を行なわない(故障等が生じていない)サーバについては、そのHBA201とFCスイッチ30のポートとの物理的接続状態(結線状態)を変更することはほとんどない。
特に、複数のサーバやFCスイッチ等の機器を1つの筐体に集約したブレードシステムにおいては、一旦、システムを構成した後に、FCスイッチ30とサーバA,Bとの接続関係を変更することは稀である。すなわち、ブレードシステムにおいては、保守作業等により一部のサーバのHBA201の交換を行なっても、通常は、そのHBA201は以前のHBA201が接続されていたFCスイッチ30の同じポートに接続される。従って、HBA201の交換に際して、FCスイッチ30のポートP01,P02における物理的な結線関係(経路)は変わらないことが多い。
すなわち、HBA201aが交換されたサーバAは、再度、FCスイッチ30のポートP01に接続される可能性が高く、HBA201bが交換されたサーバBは、再度、FCスイッチ30のポートP02に接続される可能性が高い。
従って、本ストレージシステム1の如く、複数のサーバA,BRAID装置10との間の物理的結線状態(経路)の情報を用いてボリューム(記憶装置401)へのアクセス制御を行なうことは実現性が高く、特にブレードシステムでの実施に効果的であるといえる。
また、この際、RAID装置10において、ホストLUN対応情報143やボリューム情報142,RAIDグループ情報141の設定を変更するだけで、サーバに対応するアクセスエリアを容易に設定・変更することができる。すなわち、記憶装置401に対するサーバA,Bのアクセス制限を容易に設定・変更することができ、利便性が高い。又、この際、煩雑なアフィニティグループの構成等を行なうことなく排他的はアクセスエリアの設定を行なうことができ、利便性が高い。
そして、開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、記憶装置401がHDDの例について示しているが、これに限定されるものではなく、記憶装置401としてHDD以外の記憶装置を用いてもよい。又、上述した実施形態においては、RAID装置10に5つの記憶装置401をそなえて構成しているが、これに限定されるものではなく、4つ以下もしくは6つ以上の記憶装置401をそなえて構成してもよい。
さらに、上述した実施形態においては、便宜上、サーバAについてのみ説明しているが、これに限定されるものではなく、サーバBについてもサーバAと同様に実施することができる。
また、上述した実施形態においては、FCプロトコルで構成されたストレージシステムについて説明しているが、これに限定されるものではなく、FCプロトコル以外のプロトコルで構成されたシステムに適用してもよく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施・製造することが可能である。
そして、開示の技術は、以下に示すように要約することができる。
(付記1)
記憶装置をそなえ、1以上の情報処理装置を接続可能に構成されるストレージシステムであって、
該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、
該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえることを特徴とする、ストレージシステム。
(付記2)
該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む拡張ストレージアクセス情報に対応させて、該記憶装置における格納領域へアクセスするためのアクセス情報を管理する、アクセス制御情報格納部をそなえ、
該アクセス制御部が、該アクセス制御情報格納部に格納された該アクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記1記載のストレージシステム。
(付記3)
該特定情報作成部によって作成された該特定情報を該通信データのストレージアクセス情報に付加することにより、該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む加工ストレージアクセス情報を作成するストレージアクセス情報加工部をそなえ、
該アクセス制御部が、該ストレージアクセス情報加工部によって作成された該加工ストレージアクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記1又は付記2記載のストレージシステム。
(付記4)
該通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断部をそなえ、
該特定情報作成部が、該判断部による判断の結果、該通信データがストレージアクセスコマンドである場合に、該特定情報を作成することを特徴とする、付記1〜付記3のいずれか1項に記載のストレージシステム。
(付記5)
1以上の情報処理装置に接続可能に構成され、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御するストレージ制御装置であって、
該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、
該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえることを特徴とする、ストレージ制御装置。
(付記6)
該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む拡張ストレージアクセス情報に対応させて、該記憶装置における格納領域へアクセスするためのアクセス情報を管理する、アクセス制御情報格納部をそなえ、
該アクセス制御部が、該アクセス制御情報格納部に格納された該アクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記5記載のストレージ制御装置。
(付記7)
該特定情報作成部によって作成された該特定情報を該通信データのストレージアクセス情報に付加することにより、該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む加工ストレージアクセス情報を作成するストレージアクセス情報加工部をそなえ、
該アクセス制御部が、該ストレージアクセス情報加工部によって作成された該加工ストレージアクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記5又は付記6記載のストレージ制御装置。
(付記8)
該通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断部をそなえ、
該特定情報作成部が、該判断部による判断の結果、該通信データがストレージアクセスコマンドである場合に、該特定情報を作成することを特徴とする、付記5〜付記7のいずれか1項に記載のストレージ制御装置。
(付記9)
情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部とをそなえることを特徴とする、受信制御装置。
(付記10)
該特定情報作成部によって作成された該特定情報を該通信データのストレージアクセス情報に付加することにより、該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む加工ストレージアクセス情報を作成するストレージアクセス情報加工部をそなえることを特徴とする、付記9記載の受信制御装置。
(付記11)
該通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断部をそなえ、
該特定情報作成部が、該判断部による判断の結果、該通信データがストレージアクセスコマンドである場合に、該特定情報を作成することを特徴とする、付記9又は付記10記載の受信制御装置。
(付記12)
1以上の情報処理装置に接続可能に構成されたストレージ制御装置において、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御する制御方法であって、
該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信ステップと、
該通信データ受信ステップにおいて受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該ストレージ制御装置との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出ステップと、
該経路情報抽出ステップにおいて抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成ステップと、
該特定情報作成ステップにおいて作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御ステップとをそなえることを特徴とする、制御方法。
(付記13)
該情報処理装置と該ストレージ制御装置との間の通信経路を示す経路情報を含む拡張ストレージアクセス情報に対応させて、該記憶装置における格納領域へアクセスするためのアクセス情報を管理する、アクセス制御情報格納ステップをそなえ、
該アクセス制御ステップにおいて、該アクセス情報に基づいて該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記12記載の制御方法。
(付記14)
該特定情報作成ステップにおいて作成された該特定情報を該通信データのストレージアクセス情報に付加することにより、該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む加工ストレージアクセス情報を作成するストレージアクセス情報加工ステップをそなえ、
該アクセス制御ステップにおいて、該ストレージアクセス情報加工ステップにおいて作成された該加工ストレージアクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、付記12又は付記13記載の制御方法。
(付記15)
該通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断ステップをそなえ、
該特定情報生ステップにおいて、該判断ステップによる判断の結果、該通信データがストレージアクセスコマンドである場合に、該特定情報を作成することを特徴とする、付記12〜付記14のいずれか1項に記載の制御方法。
1 ストレージシステム
10 RAID装置(ストレージ制御装置)
11 FC制御部
12 CPU(アクセス制御部)
13 キャッシュメモリ
14 メモリ(アクセス制御情報格納部)
15 ディスク制御部
16 スイッチ
30 FCスイッチ
100 RAIDコントローラ
102 チャネルアダプタ
111 光モジュール(通信データ受信部)
112 FCコントローラ(経路情報抽出部)
113 CPU(特定情報作成部,ストレージアクセス情報加工部,判断部)
114 メモリ
115 バス
141 RAIDグループ情報
142 ボリューム情報
143 ホストLUN対応情報
201a,201b HBA
401,401a,401b,401c,401d,401e 記憶装置
301 通信回線
1141 FCコマンドエントリ
1142 FC設定情報

Claims (8)

  1. 記憶装置をそなえ、1以上の情報処理装置を接続可能に構成されるストレージシステムであって、
    該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
    該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
    該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、
    該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえることを特徴とする、ストレージシステム。
  2. 該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む拡張ストレージアクセス情報に対応させて、該記憶装置における格納領域へアクセスするためのアクセス情報を管理する、アクセス制御情報格納部をそなえ、
    該アクセス制御部が、該アクセス制御情報格納部に格納された該アクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、請求項1記載のストレージシステム。
  3. 該特定情報作成部によって作成された該特定情報を該通信データのストレージアクセス情報に付加することにより、該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を含む加工ストレージアクセス情報を作成するストレージアクセス情報加工部をそなえ、
    該アクセス制御部が、該ストレージアクセス情報加工部によって作成された該加工ストレージアクセス情報に基づいて、該アクセス制御を行なうことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のストレージシステム。
  4. 該通信データがストレージアクセスコマンドであるか否かを判断する判断部をそなえ、
    該特定情報作成部が、該判断部による判断の結果、該通信データがストレージアクセスコマンドである場合に、該特定情報を作成することを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のストレージシステム。
  5. 1以上の情報処理装置に接続可能に構成され、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御するストレージ制御装置であって、
    該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
    該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
    該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部と、
    該特定情報作成部によって作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御部とをそなえることを特徴とする、ストレージ制御装置。
  6. 情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信部と、
    該通信データ受信部によって受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と該通信データ受信部との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出部と、
    該経路情報抽出部によって抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成部とをそなえることを特徴とする、受信制御装置。
  7. 1以上の情報処理装置に接続可能に構成されたストレージ制御装置において、記憶装置の記憶領域に対するアクセスを制御する制御方法であって、
    該情報処理装置から送信される通信データを受信する、通信データ受信ステップと、
    該通信データ受信ステップにおいて受信された該通信データから、当該通信データの送信元である該情報処理装置と当該ストレージ制御装置との間の通信経路を示す経路情報を抽出する、経路情報抽出ステップと、
    該経路情報抽出ステップにおいて抽出された該経路情報に基づいて、当該通信データの送信元の情報処理装置を表す特定情報を作成する特定情報作成ステップと、
    該特定情報作成ステップにおいて作成された該特定情報に基づいて、当該通信データに関する該記憶装置に対するアクセス制御を行なうアクセス制御ステップとをそなえることを特徴とする、制御方法。
  8. 該情報処理装置と該ストレージ制御装置との間の通信経路を示す経路情報を含む拡張ストレージアクセス情報に対応させて、該記憶装置における格納領域へアクセスするためのアクセス情報を管理する、アクセス制御情報格納ステップをそなえ、
    該アクセス制御ステップにおいて、該アクセス情報に基づいて該アクセス制御を行なうことを特徴とする、請求項7記載の制御方法。
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