JP2010191275A - 画像加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で加熱回転体の表面状態を評価して、表面状態の回復処置や部品交換の要否判定を高精度に行うことができる画像加熱装置を提供する。
【解決手段】定着フィルム34に対向して当接離間が可能な測定電極58を設ける。定着フィルム34に定着バイアスを印加する電源から電圧を印加した状態で測定電極58を定着フィルム34に面接触させて電流検知回路45により接触抵抗を測定する。接触抵抗が所定値以上の場合は粗面化が進んでいるので、研磨ローラ52を用いて定着フィルム34の表面を研磨する回復モードを実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱回転体が記録材のトナー担持面を加熱しつつ挟持搬送する画像加熱装置、詳しくは加熱回転体の使用累積に伴う表面状態の劣化を評価する制御に関する。
加熱回転体(ローラ、ベルト、フィルム)と加圧回転体(ローラ、ベルト)とで加熱ニップを形成し、トナー像が転写された記録材が加熱ニップで加熱を受けつつ挟持搬送される画像加熱装置が広く用いられている。
特許文献1には、記録材のトナー担持面に接して回転する加熱回転体として無端状の耐熱性フィルムを採用した画像加熱装置が示される。このような画像加熱装置は、回転する耐熱性フィルムを介してセラミックヒータで面状に画像面を加熱しており、主として小型省電力機種の画像形成装置に搭載されている。
画像加熱装置の加熱回転体は、画像形成の累積に伴って記録材の表面に摺擦されて次第に表面が荒れてくる。そして、加熱回転体の表面の傷や起伏は、溶融したトナー画像面に転写されるので、加熱回転体の表面の荒れが所定の限度を越えると必要な画像品質を保てなくなる。
特許文献2には、画像形成の累積に伴って低下する加熱回転体の表面状態を定期的に回復させて画像品質を保つ画像形成装置が示される。ここでは、加熱回転体に対して着脱可能な研磨ローラが付設され、画像形成の累積に伴って所定の頻度で研磨ローラを摺擦させて加熱回転体の表面を研磨している。
特開平4−44075号公報 特開2008−20790号公報
画像形成の累積に伴う加熱回転体の表面の荒れや変形の進行速度は、使用される記録材によって異なる。電子写真プリンタで画像形成される紙には、繊維間の隙間を埋め、不透明度・白色度・平滑度・インク吸収性を向上させる目的で填料が含まれている。この填料の種類、粒子径、含有量によって、加熱回転体の表面の荒れや変形の進行速度が変化する。
このため、特許文献2に示されるように、一定の累積画像形成枚数ごとに研磨ローラを摺擦させた場合、使用される紙によっては、表面状態が良好な状態で研磨が行われる可能性がある。また、逆に、使用される紙によっては、短期間に荒れが研磨によって回復不可能な段階まで進行してしまい手遅れになる可能性もある。
特に、特許文献1に示される耐熱性フィルムを用いた画像加熱装置では、外国のいくつかの国で使用されている填料の粒子径が大きい紙に対して、耐熱性フィルムの交換寿命が極端に短くなることが報告されている。耐熱性フィルムは、弾性層を持たない薄い形状であるため、記録材の表面の填料の粒子による凹凸の影響を受け易く、表面の損傷や変形が加重的、加速度的に進行するからである。
そこで、反射光センサを用いて加熱回転体の表面状態を非接触に測定して、表面状態が悪化した場合にだけ研磨を行うことが検討された。しかし、画像加熱装置の内部は高温なので半導体センサの設置は難しく、常温位置から遠隔的な反射光検知を行うには高価な光学系を要する。
本発明は、簡単な構成で加熱回転体の表面状態を評価して、表面状態の回復処置や部品交換の要否判定を高精度に行うことができる画像加熱装置を提供することを目的としている。
本発明の画像加熱装置は、抵抗性を有し、記録材のトナー担持面に接して回転する加熱回転体と、記録材の加熱ニップを形成するように前記加熱回転体に圧接して回転する加圧回転体とを備えたものである。前記加熱回転体よりも表面粗さが小さい電極面を前記加熱回転体に面接触させるように前記加熱回転体に対して接離可能に配置した測定電極と、前記加熱回転体の回転を停止させた状態で面接触させた前記加熱回転体と前記電極面との間に電圧を印加して検出した電流電圧状態に基づいて前記加熱回転体の表面状態を評価する評価モードとを備える。
本発明の画像加熱装置では、加熱回転体よりも表面粗さが小さい電極面を加熱回転体に面接触させた際に、加熱回転体の表面の凹凸状態によって接触抵抗が変化することを利用して加熱回転体の表面状態を判定する。すなわち、加熱回転体の表面の荒れが少なくて広い面積が電極面に接触している場合には接触抵抗が小さくなり、加熱回転体の表面の荒れが大きくて小さい面積が電極面に接触している場合には接触抵抗が大きくなる。
また、測定電極は、加熱回転体が停止した状態で面接触するため、回転する加熱回転体を摺擦して面接触しない部分との間に表面粗さの違いを発生させない。
従って、測定電極を用いた簡単な構成で、加熱回転体の表面状態を評価して、表面状態の回復処置や部品交換の要否判定を高精度に行うことができる。
実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 定着フィルムの説明図である。 フィルムガイドの説明図である。 測定電極と定着フィルムとの接触状態の説明図である。 実施例の評価モード及び回復モードの制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。本発明は、停止状態の加熱回転体の表面に電極を面接触させて電流を流す限りにおいて、実施形態の構成の一部又は全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
本実施形態では、フィルム加熱方式の定着装置を説明するが、本発明は定着フィルム以外の加熱回転体を用いた定着装置、画像面の光沢処理装置でも実施できる。
本実施形態では、感光ドラムから枚葉式に記録材へトナー像を転写する画像形成装置を説明するが、中間転写ベルトから記録材へトナー像を転写する方式や記録材搬送体ベルトを用いる方式でも本発明を実施できる。
本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施できる。
なお、特許文献1、2に示される画像形成装置の構成や帯電電圧の制御に関する一般的な事項については、図示を省略して重複する説明を省略する。
<画像形成装置>
図1は実施形態の画像形成装置の構成の説明図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、電子写真プロセスを利用して記録材にトナー像を転写して、定着装置で記録材にトナー像を加熱定着させるレーザービームプリンタである。
画像形成装置100は、回転する感光ドラム11の周囲に帯電ローラ12、露光装置13、現像装置14、転写ローラ15、クリーニング装置16を配置している。
感光ドラム11は、回転ドラム型の電子写真感光体であり、矢印R1方向に所定の周速度をもって回転駆動される。感光ドラム11は、OPC、アモルファスシリコン等の感光材料をアルミニウムやニッケル等のシリンダ状の基体上に形成してある。
帯電ローラ12は、感光ドラム11に当接して従動回転し、不図示の電源から直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を印加されることにより、感光ドラム11の表面を一様な負極性の暗部電位VDに帯電させる。
露光装置13は、画像データを展開した画像信号に応じてON−OFF変調されたレーザービームを走査して、感光ドラム11の表面に画像の静電像を形成する。レーザービームによる露光部分の帯電が解除されて電位が明部電位VLに低下する。
現像装置14は、負極性に帯電させた一成分現像剤を現像スリーブに磁気的に担持させて、一成分現像剤の磁気穂で感光ドラム11を摺擦する。不図示の電源から現像スリーブに、負極性の直流電圧Vdcに交流電圧を重畳した振動電圧を印加することにより、相対的に正極性となった明部電位VLの部分に負極性に帯電したトナーが付着して静電像が反転現像される。現像方法としては、ジャンピング現像法、二成分現像剤等を用いてもよい。
転写ローラ15は、回転駆動されて感光ドラム11とウイズ方向に回転し、感光ドラム11に圧接して記録材Pを挟持搬送する転写ニップT1を形成する。不図示の転写電源から転写ローラ15へ正極性の電圧を印加することにより、負極性に帯電して感光ドラム11に担持されたトナー像が転写ニップT1を挟持搬送される記録材Pへ転写される。
記録材Pは、カセット21から給紙ローラ22によって取り出され、レジストローラ23で待機し、感光ドラム11のトナー像に同期させてレジストローラ23により転写部T1へ給送される。
転写部T1でトナー像を転写されて感光ドラム11から分離された記録材Pは、定着装置3へ搬送される。定着装置3は、未定着のトナー像を担持した記録材Pを加熱・加圧してトナー画像を記録材P上に定着して永久画像とする。画像を定着された記録材Pは、筐体上の排紙トレイへ排出される。
クリーニング装置16は、クリーニングブレードを感光ドラム11に摺擦させて、転写ニップT1を通過した感光ドラム11に付着した転写残留トナーを除去する。
<画像加熱装置>
図2は定着装置の構成の説明図、図3は定着フィルムの説明図、図4はフィルムガイドの説明図である。
図2に示すように、定着装置3は、加熱回転体として無端状で円筒状の定着フィルムを用いたフィルム加熱方式の画像加熱装置である。定着装置3は、特開平4−44075、44076、44077、44078、44079、44080、44081、44082、44083号の各公報に記載されるように、無張力状態で定着フィルムを回転させるテンションレスタイプである。
フィルム加熱方式の定着装置3は、セラミックヒータ33に加熱用転体としての定着フィルム34を、加圧回転体としての加圧ローラ32で密着させて記録材Pとともに挟持搬送する。定着装置3は、定着フィルム34を挟んでセラミックヒータ33と加圧ローラ32とで形成される定着ニップNに、未定着トナー像Tを担持した記録材Pを導入し、定着フィルム34と一緒に搬送させる。定着ニップNでは、定着フィルム34を介して付与されるセラミックヒータ33からの熱と加圧ローラ32からの加圧力とが、未定着トナー像Tを記録材Pに永久固着画像Taとして熱圧定着させる。
定着フィルム34は、セラミックヒータ33を保持させたフィルムガイド35に対して周長に余裕を持たせた状態で外嵌され、テンションが加わらない状態でフィルムガイド35の周囲を回転する。
定着フィルム34は、上述の各文献に示されるように、記録材Pの未定着画像面と接触する無端ベルト状の可撓性を有する耐熱性フィルムである。定着フィルム34は、ポリイミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES等の低熱容量の耐熱性樹脂フィルム表面に、フッ素樹脂系の離型層をコーティングした複合層フィルムである。
図3に示すように、絶縁性の耐熱性樹脂フィルム34aの表面に、導電性の下塗り層であるプライマ層34bを介して、PTFE、PFA、FEP等にカーボンブラック等の導電性部材を混入させた抵抗性の離型層34cが形成されている。離型層34cは、様々な画像不良を引き起こさないように、最適な抵抗値に設計されている。
定着フィルム34は、定着フィルム34の両端部を一周するように帯状にプライマ層34bを露出させて、ここから給電を行っている。トナーと同極性の定電圧を出力する電源43につながっている導電ブラシ42を、露出させたプライマ層34bに接触させて定着バイアスを印加している。
図2に示すように、支持部材の一例であるフィルムガイド35は、加圧ローラ32との間に定着フィルム34を挟み込むことにより、定着フィルム34の外側面と加圧ローラ32との間に定着ニップNを形成する。図4に示すように、支持部材の一例であるフィルムガイド35は、横断面が半円弧状の棒状の部材である。
ヒータ部材の一例であるセラミックヒータ33は、加熱源としてのセラミックヒータであり、フィルムガイド35の下面に形成された凹所に埋め込んで固定されて長手方向に沿って配設される。
弾性材料で形成されて変形自在な加圧ローラ32は、定着ニップNの長手方向に沿って定着フィルム34を均等に押圧してセラミックヒータ33の下向きの表面に圧接させる。加圧ローラ32は、駆動モータ36によって矢印R2方向に所定の周速度にて回転駆動される。定着フィルム34は、加圧ローラ32の回転駆動に従動して回転し、定着フィルム34の内側面は、セラミックヒータ33に密着して摺動しながらフィルムガイド35の外回りを矢印R3方向に回転する。
画像形成時には、先ず加圧ローラ32と定着フィルム34とが回転され、続いてセラミックヒータ33に通電がなされて、ヒータ部材の一例であるセラミックヒータ33が昇温する。フィルムガイド35に配置した温度センサ36の出力が所定値となるように、不図示の温度制御回路が、セラミックヒータ33の印加電圧を制御することにより、定着ニップNの温度が所定の定着温度範囲に温調される。
<定着バイアス>
フィルム加熱方式の定着装置3は、比較的低速の小型機に用いられることが多い。フィルム加熱方式の定着装置3では、加熱ニップの一例である定着ニップNの直前において、記録材P上の未定着トナー像Tが部分的に記録材搬送方向の上流側に吹き飛ばされる現象が発生することがある。この現象は、後方トナー飛び散り現象と呼ばれる。
後方トナー飛び散り現象は、記録材Pに含まれる水分が、定着ニップNで急速な加熱を受けて水蒸気となり、定着ニップNの上流側又は下流側へ噴き出してトナーを吹き飛ばす現象である。このため、プロセススピードの高速化に伴って定着温度をアップすると、水蒸気の発生速度が高まって、逃げ場を求めた水蒸気が定着ニップNの前後方向に強く吹き出すようになる。そして、同時に、記録材Pの搬送速度も速くなっているため、定着ニップNの上流側では、記録材P上の未定着トナー像Tに、定着ニップNから吹き出す水蒸気の速度に記録材Pの搬送速度を合成した風速で水蒸気が吹き付けられる。このため、記録材Pに対する付着力が弱く、水蒸気流の影響を受けやすい未定着トナー像Tの一部が、水蒸気の風圧によって吹き飛ばされる。
後方トナー飛び散り現象は、記録材Pの電気抵抗や表面性等で発生状態が大きく左右されるが、特に横線のように記録材の搬送方向に垂直なパターンのトナー画像で最も発生し易い。
フィルム加熱方式の定着装置3では、後方トナー飛び散り現象の抑制対策として、定着装置3では、未定着トナー像Tの記録材Pのトナー担持面に対する静電的な付着力をアップさせる方法を採用している。
図3に示すように、定着フィルム34は、表面に形成された抵抗性の離型層34c、導電性のプライマ層34b、絶縁性の耐熱性樹脂フィルム34aから成る。定着装置3では、電圧印加手段の一例である導電ブラシ42を通じて電源43からプライマ層34bに定着バイアスを印加することにより、定着フィルム34を介してトナー像を電気的に記録材Pのトナー担持面に押し付けている。電源43から導電ブラシ42を介してプライマ層34bにトナーの帯電極性(マイナス極性)と同極性の定電圧にて定着バイアスを印加している。接地電位に接続された加圧ローラ32に向かって、定着バイアスが形成する反発電界の作用によって、記録材P上の未定着トナー像Tは、印字面側から記録材P上に押え込まれる。
<定着フィルムの粗面化>
記録材については、国によってその成分が大きく異なる場合がある。粒径の大きい炭酸カルシウムを填量として多く含む記録材を通常的に使用する地域では、記録材Pが定着フィルム34と加圧ローラ32の定着ニップNを通過する際、記録材Pが定着フィルム34の表面を粗面化する。記録材Pが含有する炭酸カルシウムの粒径の大きさ、あるいは形状のため、定着フィルム34の表面に対して、その表面を粗面化する方向の傷をつけたり、削ったりする。
このため、定着フィルム34へのこの種の記録材Pの通紙が続くと定着フィルム34の表面の粗面化が進行し、その結果、定着フィルム34の表面に形成されている離型層34cの離型能力が徐々に低下する。それに対応して定着フィルム34の表面へのオフセットトナーの固着が進む。その結果、さらにトナーが定着フィルム34の表面へ付着し易くなり、そのオフセットトナーによる画像汚れが発生し、定着フィルム34が短寿命化となる。
定着フィルム34の粗面化は、回転する研磨ローラ52を摺擦させることで回復させることができる。しかし、高頻度で研磨を繰り返すと離型層34cが削り取られて消滅し、かえってトナーが定着フィルム34の表面へ付着し易くなる。
そこで、定着装置3では、評価モードを行って無くなって定着フィルム34の粗面化の進行度を判定し、進行度が低い場合には研磨ローラ52を用いた回復モードを省略する。これにより、回復モードの回数を必要最小限に減らして、定着フィルム34の短寿命化を阻止している。
定着装置3では、記録材Pにより定着フィルム34表面が粗面化された場合、簡易な検出手段により定着フィルム34表面の平均的な粗度を検出し、研磨ローラ52により粗面を平滑化する。これにより、定着フィルム34へのトナーのオフセットを抑え、その結果として寿命の低下を抑えることで、記録材に含まれる填量の影響の少ない定着装置を提供する。
<評価モード>
図5は測定電極と定着フィルムとの接触状態の説明図である。
図2に示すように、制御部110は、駆動モータ59を制御してカム機構55を作動させることにより、アーム56に支持された測定電極58を定着フィルム34に面接触させて、評価モードを実行する。電圧印加手段の一例である導電ブラシ42を通じて電源43から印加される定着バイアスを電流電圧状態の測定用電源として兼用している。定着フィルム34のプライマ層34bに定着バイアスを印加して流れ込む電流を測定電極58を通じて接地電位に逃がす過程で電流が測定される。
評価モードでは、定着フィルム34の表面温度をトナーのガラス転移点以下に低下させた状態で、定着フィルム34の回転を停止させて、測定電極58とフィルムガイド35とで定着フィルム34を挟み込む。これにより、電源43から出力された定電圧は、定着フィルム34の導電性のプライマ層34bを介して抵抗性の離型層34cの測定電極58に接する領域全体に印加される。
図5の(a)に示すように、定着フィルム34は、使用初期(新品)の状態では表面が平滑であるので、その表面に測定電極58を当てた場合、測定電極58と定着フィルム34との接触面積は大きい。
図5の(b)に示すように、填材として粒径の大きい炭酸カルシウム(重炭カル)を多く含有する記録材を一定枚数を越えて通紙すると、定着フィルム34の表面が粗面化する。このため、定着フィルム34の表面に測定電極58を当てた場合に、電極面と定着フィルム34との接触面積が小さくなり接触抵抗が大きくなる。
定着フィルム34の表面(離型層34c)は、導電性でも絶縁性でもなくて抵抗性であるため、定着フィルム34の表面に測定電極58を押し付けると、電極面と離型層34cとの接触面積に応じて接触抵抗が変化する。
制御部110は、電流検知回路45を通じて定着フィルム34cと測定電極58の接触抵抗を反映した電流値を測定し、測定した電流値を元に、定着フィルム34の表面の粗面化の程度を判断する。
次に、実装する上で測定値の再現性を向上させる方法について述べる。本方法は、定着フィルム表層の汚れが電極面に転移することを防ぎ、電極面を用いて行う測定値の安定化をはかることを目的とする。
まず、定着フィルム34に接触する電極面の面積を一定量とれば、局所的な表面粗さのばらつきがある場合でも、一定領域の接触抵抗の平均値が得られるため、過度な研磨あるいは研磨不足を抑えることができる。
また、評価モードでは、定着フィルム34の表層の抵抗値測定に際して、着脱可能な測定電極58を定着フィルム34に対して当接状態とする前に定着フィルム34を停止状態としている。定着フィルム34は、停止状態であるため、測定電極58の電極面が摺擦して、離型層34cの表面状態を変化させて、接触領域の外側との間で表面性状の差を生じることがない。
また、定着フィルム34が動状態のときに定着フィルム34に対して測定電極58を当接させると、摺擦によって表面に付着したオフセットトナー、紙粉等の汚れが、定着フィルム34から測定電極58へ転移する。定着フィルム34を停止状態とすることで、測定電極58の電極面が汚れることなく、測定時の電流値のばらつきを抑えることが可能となる。
また、評価モードでは、定着フィルム34の温度が使用する一成分現像剤のトナーのガラス転移点の温度以下である場合にのみ、測定電極58を定着フィルム34に対して着状態とすることを許可している。
通常、定着フィルム34の表層に対して、金属で形成される測定電極58は、溶融トナーの離型性の点で劣る。このため、両者の温度が高い場合、あるいは両者間に著しい温度差がある場合、トナーがゴム状である状態では、定着フィルム34から測定電極58へオフセットトナー等が転移して電極面を汚す。この現象を防止する意味でガラス転移点の温度以下の条件を設けている。
また、図4に示すように、フィルムガイド35は、測定電極58に対向する受圧部35aが、フィルム部材の内側面を支持して、表側面を平面で測定電極58に面接触させるように突出している。定着フィルム34と測定電極58とが対向する部分の形状については、少なくとも一方が平面であると、両者の接触面積を広くとれ、出力のばらつきを抑えられるという利点がある。
また、測定電極58、定着フィルム34等の平面粗度については、測定電極58の定着フィルム34への接触面積を多くとる意味でも、測定電極58の平面粗度を新品状態の定着フィルム34の平面粗度以下に設定している。
<回復モード>
摺擦部材の一例である研磨ローラ52は、回転状態の定着フィルム34に回転状態で接触して、定着フィルム34の表側面を研磨して表面粗さを減少させる。研磨ローラ52は、フィルムガイド35に近接して配置され、カム機構51によって定着フィルム34に対して接離可能である。
制御部110は、駆動モータ54を作動させて、回転状態の定着フィルム34に、バネ53を介して研磨ローラ52を押し付ける。フィルムガイド35によって内側面を支持された定着フィルム34の外側面が研磨ローラ52の表面層に摺擦して、粗面化した定着フィルム34の表面の起伏を研磨しつつ均して表面状態を回復させる。カム機構51の代わりに、ソレノイドのようなものを用いて制御信号により定着フィルム34に対して着脱可能な構成としてもよい。
研磨ローラ52の表面は、対向位置の定着フィルム34を平滑化可能にするため、紙の填量である炭酸カルシウム(削る側の粒子)の平均粒径より低めの砥粒が塗られている。本実施例では、紙の填量の炭酸カルシウムの粒子径が20μmであったため、中心粒子径が10μmである2000番以上のアルミナ粒子の砥粒を研磨ローラ52の表層につけた。
<実施例1>
図6は実施例の評価モード及び回復モードの制御のフローチャートである。
実施例1の定着装置3は、省エネルギータイプのフィルム加熱方式である。新品状態の定着フィルム34と、画像形成を累積した定着フィルム34と、画像形成を累積した後に回復モードを行った定着フィルム34とで、測定電極58を接触させて評価モードを実施した結果を示す。
Figure 2010191275
表1中、新品ユニットは、新品状態の定着フィルム34、10000枚の通紙は、粒径の大きい炭酸カルシウムを填材として含有する普通紙で行った。そして、定着フィルム34の表層(離型層34c)の抵抗値測定を電流値で代用している。
図4に示すように、測定電極58は、8mm×40mmの金属電極であり、電極面をフィルムガイド35の受圧部35aに押し当てることで、電極面の接触圧の均一性をはかっている。
表1に示すように、10000枚の通紙で2倍前後の抵抗値の差となるので、表層の粗面化の測定を精度良く実施できる。
そして、研磨ローラ52を用いて平滑化処理を行うことにより、抵抗値の点で元に近い値(電流値で640μA)まで回復するので、研磨ローラ52を用いた研磨による効果も確認できた。
図2を参照して図5に示すように、制御部110は、通紙カウンタを用いて一定枚数の画像形成ごとに、評価モードを実施して定着フィルム34の表面状態を測定する。そして、所定の判定基準に達すると、回復モードを実行して、研磨ローラ52により定着フィルム34の表面状態を回復させる。
制御部110は、通紙カウンタをチェックして画像形成1000枚ごとに評価モードを実行する(S11のYES)。
制御部110は、評価モードの開始に先立たせて定着フィルム34の温度が60℃(トナーのガラス変位点に対応)以下であることを確認する(S12のYES)。
定着フィルム34が停止中で冷却状態であれば、測定電極58を定着フィルム34に押し付けて電流測定する(S13)。また、定着フィルム34が回転中で加熱状態であれば、セラミックヒータ33の通電を停止し、温度センサ36の出力がガラス変位点以下になるのを待って定着フィルム34を停止させ、その後、電流測定する(S13)。評価モードでは、測定電極58を定着フィルム34に押し付けて面接触させた状態で電流測定する(S13)。
評価モード(S13)における電流測定の結果が、表1に示す360μAの基準値以下の場合(S14のYES)は、回復モードを実行する(S15)。回復モードでは、測定電極58の脱動作を行った後に加圧ローラ32を駆動して、定着フィルム34を回転させる。そして、回転状態の研磨ローラ52を、フィルムガイド35にバックアップされた回転状態の定着フィルム34に接触させて、定着フィルム34の表面を研磨及び圧延する。
回復モードの実行後、あるいは、評価モードで電流測定の結果が基準値に達していなかった場合は、通紙カウンタをリセットして(S16)、次の1000枚のカウントを開始する。
実施例1の制御によれば、定着フィルム34に対向して測定電極58を設け、かつ定着フィルム34に対して電圧を印加する電源43を定着バイアスと兼用している。これにより、簡易的に定着フィルム34の表面粗度の変化を検知することが可能になり、通紙によって定着フィルム34の表面状態が粗となった場合でも、粗面化の程度に対応して研磨ローラ52による回復動作が行われる。このため、常用される記録材Pの差によって定着フィルム34に寿命差が出ることを防止できる。
回復モードでは、同時に、定着フィルム34に埋没した填材の粒子や固着した定着フィルム34オフセットトナーも研磨除去されるので、填材の粒子やオフセットトナーに起因する画像不良や画像面の光沢不良も抑制される。
<実施例2>
複写機・プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置の多くは、定着装置として熱効率、長時間安定性の良好な接触加熱型の熱ローラ方式の画像加熱装置を採用している。
熱ローラ方式の定着装置は、内部にハロゲンヒータを内包する加熱回転体としての加熱ローラ(定着ローラ)と、定着ローラに圧接させた加圧回転体としての加圧ローラを基本構成とする。この一対のローラを回転させ、この一対のローラで形成される圧接ニップ(定着ニップ)に未定着トナー画像を担持した記録材を導入して搬送させる。定着ローラからの熱と加圧ローラからの加圧力により、未定着トナー画像を記録材に永久固着画像として熱圧定着させる。
実施例2では、定着ローラ方式において、新品状態の定着ローラよりも表面粗さが小さい測定電極を、1000枚の画像形成ごとに、冷却停止状態の定着ローラに面接触させて接触抵抗を測定する。そして、接触抵抗が所定の判断基準以上となった場合に、研磨ローラを用いて定着ローラの表面状態を回復させる。
<実施例3>
画像加熱装置としては、加熱回転体として複数の支持回転体に支持されて回転するベルト部材を採用した定着ベルト方式がある。
実施例3では、定着ベルト方式において、新品状態の定着ベルトよりも表面粗さが小さい測定電極を、1000枚の画像形成ごとに、冷却停止状態の定着ベルトに面接触させて接触抵抗を測定する。そして、接触抵抗が所定の判断基準以上となった場合に、研磨ローラを用いて定着ベルトの表面状態を回復させる。
<実施例4>
図2に示すように、実施例4では、操作パネル109に回復モードのスイッチを表示する。ユーザーが回復モードのスイッチを操作すると、新品状態の定着フィルム34よりも表面粗さが小さい測定電極58を冷却停止状態の定着フィルム34に面接触させて接触抵抗を測定する。そして、接触抵抗が所定の判断基準以上となった場合にのみ、研磨ローラ52を用いて定着フィルム34の表面状態を回復させる。
3 定着装置
11 感光ドラム
12 帯電ローラ
13 露光装置
14 現像装置
15 転写ローラ
16 クリーニング装置
32 加圧ローラ
33 セラミックヒータ
34 定着フィルム
35 フィルムガイド
42 導電ブラシ
43 電源
58 測定電極
45 電流検知回路
100 画像形成装置
109 操作パネル
110 制御部

Claims (6)

  1. 抵抗性を有し、記録材のトナー担持面に接して回転する加熱回転体と、
    記録材の加熱ニップを形成するように、前記加熱回転体に圧接して回転する加圧回転体と、を備えた画像加熱装置において、
    前記加熱回転体よりも表面粗さが小さい電極面を前記加熱回転体に面接触させるように、前記加熱回転体に対して接離可能に配置した測定電極と、
    前記加熱回転体の回転を停止させた状態で面接触させた前記加熱回転体と前記電極面との間に電圧を印加して検出した電流電圧状態に基づいて前記加熱回転体の表面状態を評価する評価モードと、を備えたことを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記評価モードは、前記加熱回転体の表面温度がトナーのガラス転移点以下の温度のときに実行されることを特徴とする請求項1記載の画像加熱装置。
  3. 前記加熱回転体を摺擦して表面粗さを減少させるために、前記加熱回転体に対して接離可能に配置された摺擦部材と、
    面接触させた前記加熱回転体と前記電極面との間に電圧を印加して検出した電流値が所定の判定基準を割り込んだ場合に、前記摺擦部材を前記加熱回転体に摺擦させて表面粗さを回復させる回復モードと、を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像加熱装置。
  4. 前記加熱回転体は、表面に抵抗性を有する無端状のフィルム部材であって、
    前記加圧回転体との間に前記フィルム部材を挟み込むように前記加熱ニップに沿って前記フィルム部材の内側面を支持する支持部材と、
    前記加熱ニップに沿って前記フィルム部材の内側面を加熱するように前記支持部材に配置されたヒータ部材と、
    前記加熱ニップを通過する前記フィルム部材をトナーの帯電極性と同極性に帯電させるように前記加熱ニップの上流側で前記フィルム部材に接触して電圧を印加する電圧印加手段を備え、
    前記評価モードは、前記電圧印加手段と前記加熱ニップとの間の前記フィルム部材に前記測定電極を面接触させて、前記電圧印加手段によって印加された定電圧によって前記測定電極を流れる電流値を測定することを特徴とする請求項3記載の画像加熱装置。
  5. 前記支持部材の前記測定電極に対向する部分が、前記フィルム部材の内側面を支持して表側面を前記測定電極に面接触させるように突出していることを特徴とする請求項4記載の画像加熱装置。
  6. 前記摺擦部材は、回転する研磨ローラであって2000番以上の砥粒で表面層を形成されていることを特徴とする請求項5記載の画像加熱装置。
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