JP2010190922A - 撮影装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影に際して、シャッタを駆動する駆動部が熱的に破壊される事態を防止すること。
【解決手段】機械式のシャッタ装置16を駆動するシャッタ駆動部18のコイル18aの周囲に温度センサ19を設けておく。コイル18aは温度Tdで熱的破壊に至る。撮影装置100は、コイル18aの温度tが閾値Tth1(Tth1<Td)より大きくなったと判断する度にコイル18aへの電流の供給を停止することにより連写撮影を停止させ、コイル18aの温度tが閾値Tth2(Tth2<Tth1)より小さくなったと判断する度にコイル18aへの電流の供給を再開することにより連写撮影を再開させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機械式のシャッタを用いた撮影装置に関するものである。
従来、デジタルカメラなどの撮影装置では電気部品を多く搭載しているため、装置内部の温度の上昇が問題なる。例えば、撮影装置に内蔵される撮像素子は、撮像素子自体およびその周辺回路が高温となることにより撮影画像の画質が劣化することが知られている。そこで、特許文献1には、撮像素子の周辺の温度が閾値以上になると、シャッタを閉じて所定時間だけ撮像素子によるライブビュー撮影を禁止させる技術が提案されている。
特開2007−300607号公報
ところで、撮影装置において温度の上昇が問題になるのは、撮像素子だけではなく、シャッタを開閉させる駆動部の温度の上昇も問題になる。例えば、撮影に際してシャッタを開閉する電磁アクチュエータのコイルに電流を流し続ける場合には、このコイルの温度が上昇する。そして、特許文献1に記載の技術では、シャッタを開閉させる駆動部の温度の上昇については何ら対策を講じていない。このため、従来の技術では、連続的に撮影が継続される場合には、コイルの温度が上昇し続けるためにコイルが熱的破壊に至り、撮影の続行が不可能になる場合があるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、撮影に際して、シャッタを駆動する駆動部が熱的に破壊される事態を防止することにある。
上記目的を達成するため本発明の1つの態様は、
機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、
前記シャッタを開閉させる駆動手段と、
前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい第1の閾値より大きいか否かを判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段により前記検出された温度が前記第1の閾値より大きいと判断された場合、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を停止させる第1の駆動制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため本発明の他の態様は、
機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、
前記シャッタを開閉させる駆動手段と、
前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、
前記撮影手段に、第1の連写速度に従い連写撮影を開始させる第1の撮影制御手段と、
前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい所定の閾値より大きいか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により前記検出された温度が前記所定の閾値より大きいと判断された場合、前記撮影手段に、前記第1の連写速度より低い第2の連写速度に従い連写撮影を実行させる第2の撮影制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影に際して、シャッタを駆動する駆動部が熱的に破壊される事態を防止できる。
本発明の実施形態に係る撮影装置の機能的構成を示すブロック図である。 連写撮影中における時間の経過とコイル18aの温度との関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る連写撮影モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る連写撮影モード中における時間の経過とコイルの温度との関係を示す図である。 本発明の変形例に係る連写撮影モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る連写撮影モード中における時間の経過とコイルの温度との関係を示す図である。
以下、図面に基づき、本発明の一実施形態に係る撮影装置100について説明する。
図1は、本実施形態に係る撮影装置100の機能的構成を示すブロック図である。図1を用いて、本実施形態に係る撮影装置100の構成を説明する。撮影装置100は、デジタルカメラなどにより構成することができる。
撮影装置100は、制御部10と、RAM11と、ROM12と、光学レンズ装置13と、光学系制御部14と、光学系駆動部15と、シャッタ装置16と、シャッタ制御部17と、シャッタ駆動部18と、温度センサ19と、撮像素子20と、撮像素子駆動部21と、前処理部22と、画像入力コントローラ23と、画像メモリ24と、画像処理部25と、AF評価部26と、AE評価部27と、記録媒体28と、表示制御部29と、表示部30と、操作部31と、を備える。
制御部10は、撮影装置100全体の動作を制御する。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)や、計時回路であるリアルタイムクロック(Real Time Clock)などから構成される。
RAM11は、制御部10が各処理を実行する際にワーキングエリアとして機能する。RAM11は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などから構成される。ROM12は、撮影装置100が各処理を実行するために必要となるプログラムなどを記憶する。ROM12は、フラッシュメモリなどから構成される。制御部10は、RAM11をワーキングエリアとして、ROM12に記憶されているプログラムとの協働により各処理を実行する。
光学レンズ装置13は、フォーカスレンズやズームレンズなどから構成される。フォーカスレンズは、被写体像を撮像素子20の受光面に結像させるためレンズである。
光学系制御部14は、制御部10による制御に従って光学系駆動部15を制御することにより、光学系駆動部15に、フォーカスレンズを光軸方向に進退させる。これにより、フォーカスレンズの位置が変化して焦点が調節される。光学系駆動部15は、ステッピングモータなどから構成される。光学系制御部14は、光学系駆動部15のステッピングモータを制御するモータドライバなどから構成される。
シャッタ装置16は、撮像素子20へ入射する光束を遮断する機械式のシャッタとして機能するとともに、撮像素子20へ入射する光束の光量を調節する絞りとして機能する。シャッタ駆動部18は、シャッタ装置16を開閉させる電磁アクチュエータとして機能する。シャッタ駆動18部には、コイル18aが設けられている。シャッタ制御部17は、制御部10による制御に従って、シャッタ駆動部18のコイル18aに電流を供給する。
シャッタ装置16やシャッタ駆動部18の構造は、公知の構造を適宜利用できる。本実施形態に係るシャッタ装置16とシャッタ駆動部18の構成としては、例えば、特開2006−322967号公報に記載の構成を利用できる。すなわち、シャッタ駆動部18は、固定されているコイル18aと、内部に磁石を有して回動可能に設けられた磁石ホルダとを備え、コイル18aへの通電によりコイル18aが受ける力の反力を磁石に作用させることにより、磁石ホルダを回動させる構成である。磁石ホルダには、アームを介してシャッタ装置16のシャッタ羽根が連結されている。シャッタ制御部17によるコイル18aへの通電に基づき磁石ホルダが回動することにより、シャッタ羽根が、光束から外れた待機位置と光束を横切る挿入位置との間で支持軸を中心に回動する。また、シャッタ羽根は、線細工バネによって、コイル18aが通電されていない状態でも、光束から外れた待機位置に保持される。
温度センサ19は、シャッタ駆動部18におけるコイル18aの近傍に設けられている。温度センサ19は、コイル18aの周囲の温度を検出し、検出した温度を電気信号に変換して制御部10に供給する。温度センサ19は、サーミスタなどから構成される。
撮像素子20は、光学レンズ装置13から入射されて受光面に結像した被写体像を光電変換(撮影)することにより画像信号を蓄積し、蓄積した画像信号を出力する素子である。撮像素子20の受光面には、光電変換素子であるフォトダイオードが行列状に配置されている。撮像素子20の最高の撮影フレームレートは、10(fps:frames per second)である。撮像素子20は、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)型のイメージセンサなどから構成される。なお、撮像素子20は、CCD(Charge Coupled Device)型のイメージセンサなどから構成されるようにしてもよい。
撮像素子駆動部21は、制御部10による制御に従って各種クロックパルス等を生成する。撮像素子駆動部18は、生成した各種クロックパルスおよび制御部10から供給される制御信号に基づいて、一定時間毎に撮像素子20から画像信号を読み出す。制御部10は、撮像素子制御部21が生成するクロックパルスを制御することにより、撮像素子駆動部21が撮像素子20から画像信号を読み出す周期(撮影フレームレート)を制御する。撮像素子駆動部21は、各種クロックパルスを生成するタイミングジェネレータや、走査回路などから構成される。
前処理部22は、撮像素子20から供給された画像信号に対し、相関二重サンプリング処理、利得制御処理、A/D(Analog/Digital)変換処理などの各信号前処理を施すことによりディジタル信号を生成して、生成したディジタル信号を出力する。前処理部22は、A/D変換器などにより構成される。
画像入力コントローラ23は、前処理部22から供給されたディジタル信号を画像メモリ24に記憶させる。
画像メモリ24は、前処理部22により生成されたディジタル信号や、画像処理部25により生成される画像データを一時的に記憶する。画像メモリ24は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などから構成される。
画像処理部25は、画像メモリ24に記憶されたディジタル信号を読み出して、読み出したディジタル信号に、ホワイトバランス制御処理、γ補正処理、YC変換処理などの各種画像処理を施すことにより、輝度信号と色差信号とが重畳した画像データを生成する。この画像データにより被写体像が表現される。画像処理部25は、シャッタボタンが全押し操作されたときは、比較的高画質で大容量の画像データを生成する。一方、画像処理部25は、ライブビュー画像を表示するときは、比較的低画質で小容量の画像データを生成する。画像処理部25は、生成した画像データを画像メモリ24に再度記憶させる。また、画像処理部25は、所定の圧縮形式により、画像データに対し圧縮処理を施す。画像処理部25は、DSP(Digital Signal Processor)などから構成される。
AF評価部26は、画像メモリ24に記憶された画像データから高周波数成分であるAF評価値を抽出して、抽出したAF評価値を制御部10に供給する。
AE評価部27は、画像メモリ24に記憶された画像データの輝度の積分値を演算し、演算した輝度の積分値を測光データとして制御部10に供給する。
記録媒体28は、画像処理部25により生成された画像データを記録する。記録媒体28は、撮影装置100に着脱可能な半導体メモリカードなどから構成される。
表示制御部29は、制御部10による制御に従って、画像メモリ24に記憶されている画像データを読み出し、読み出した画像データをアナログ信号に変換して出力する。表示制御部29は、VRAM(Video Random Access Memory)やD/A(Digital/Analog)変換器などから構成される。
表示部30は、表示制御部29から供給されたアナログ信号により表現される画像などを表示する。表示部30は、撮影装置100の筐体の背面に設けられた液晶ディスプレイなどから構成される。
操作部31は、ユーザから各種ボタンの操作を受け付ける。操作部31は、電源ボタン、シャッタボタン、ズームボタン、カーソルキー、決定ボタン、メニューボタンなどを備える。操作部31は、ユーザから受け付けた各種のキー操作を示す信号を制御部10に供給する。シャッタボタンは、撮影準備(AF処理など)を指示するための半押し操作と、撮影を指示するための全押し操作とをユーザから受け付けることが可能な構成である。制御部10は、操作部31からこれらの信号を受信すると、受信した信号に基づいた処理を実行する。
図2は、連写撮影中における時間の経過とコイル18aの温度との関係を示す図である。図2において、横軸は連写撮影の開始時点からの経過時間を示し、縦軸はコイル18aの温度tを示す。また、温度Td(以下、破壊温度Tdという)は、コイル18aが熱的破壊に至るときの温度を示す。この破壊温度Tdは、実験により予め求めておくものとする。連写撮影の開始時点からコイル18aに電流が供給されることにより、この時点からシャッタ装置16が連続的に開閉して連写撮影が実行され続ける。このため、連写撮影の開始時点以降においてコイル18aの温度tが上昇していく。
グラフG1は、連写速度が10(fps)での連写撮影における経過時間とコイル18aの温度tとの関係を示す。グラフG1が示すように、連写速度が10(fps)で連写撮影を継続するとコイル18aの温度tが破壊温度Tdに達するので、連写速度が10(fps)で連写撮影を継続した場合には最終的にコイル18aが熱的に破壊される。
グラフG2は、連写速度が6(fps)での連写撮影における経過時間とコイル18aの温度tとの関係を示す。グラフG2が示すように、連写速度が6(fps)で連写撮影を継続するとコイル18aの温度tが破壊温度Tdに達するので、連写速度が6(fps)で連写撮影を継続した場合にも最終的にコイル18aが熱的に破壊される。
グラフG3は、連写速度が5(fps)での連写撮影における経過時間とコイル18aの温度tとの関係を示す。グラフG3が示すように、連写速度が5(fps)で連写撮影を継続してもコイル18aの温度tが破壊温度Tdに達することないので、連写速度が5(fps)で連写撮影を継続した場合にはコイル18aが熱的に破壊されることなく連写撮影を継続できる。
以上のことから、本実施形態に係る撮影装置100においては、コイル18aが熱的に破壊されることなく連写撮影を継続できる範囲での最高の連写速度は、5(fps)であることになる。
図3は、撮影装置100の本実施形態に係る連写撮影モードにおける動作を示すフローチャートである。図3を用いて、本実施形態に係る連写撮影モードにおいて撮影装置100が実行する動作を説明する。
ユーザによるメニューボタン等の操作により連写撮影モードが設定されると、制御部10は、ROM12に記憶されている連写撮影モード用のプログラムを読み出して、このプログラムとの協働により図3のフローチャートにより示される処理を開始する。
まずステップSA1において、制御部10は、ライブビュー表示を開始する。具体的には、制御部10は、画像処理部25に生成させた画像データを表示制御部29に供給することにより、表示制御部29に、画像データに基づくライブビュー画像を表示部30に表示させる。以降、制御部10は、画像処理部25が順次生成する画像データを表示制御部29に順次供給することにより、ライブビュー画像を表示部30に表示させる。
次にステップSA2において、制御部10は、ユーザによりシャッタボタンが半押し操作されているか否かを判断する。具体的には、制御部10は、操作部31からのシャッタボタンの半押し操作に応じた信号を監視することにより、ユーザによりシャッタボタンが半押し操作されているか否かを判断する。制御部10は、シャッタボタンが半押し操作されていないと判断した場合(ステップSA2:NO)、操作部31からのシャッタボタンの半押し操作に応じた信号を検知するまで待機状態になる。一方、制御部10は、シャッタボタンが半押し操作されていると判断した場合(ステップSA2:YES)、ステップSA3に処理を進める。
次にステップSA3において、制御部10は、AF(Auto Focus)処理を行う。具体的には、制御部10は、光学系制御部14を介して光学系駆動部15を制御することにより、光学系駆動部15にフォーカスレンズを光軸方向に進退させて、AF評価部26から供給されるAF評価値が最も高くなるレンズ位置でフォーカスレンズを停止させる。
次にステップSA4において、制御部10は、AE(Auto Exposure)処理を行う。具体的には、制御部10は、ROM12から読み出したプログラム線図と、AE評価部27から供給された測光データとに基づいて、シャッタ速度、絞り値、ISO感度からなる露出条件を決定する。そして、制御部10は、決定された露出条件を示す制御信号を各部に供給することにより、適正な露出が得られるように各部を制御する。
次にステップSA5において、制御部10は、ユーザによりシャッタボタンが全押し操作されているか否かを判断する。具体的には、制御部10は、操作部31からのシャッタボタンの全押し操作に応じた信号を監視することにより、ユーザによりシャッタボタンが全押し操作されているか否かを判断する。制御部10は、シャッタボタンが全押し操作されていないと判断した場合(ステップSA5:NO)、ステップSA2に処理を戻す。一方、制御部10は、シャッタボタンが全押し操作されていると判断した場合(ステップSA5:YES)、ステップS6に処理を進める。
次にステップSA6において、制御部10は、連写撮影を開始する。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御して、シャッタ制御部17がコイル18aに電流を供給する時間間隔を制御することにより、シャッタ羽根の開閉の周期を10(回/秒)に設定する。また、制御部10は、撮像素子駆動部21を制御することにより、撮像素子20の撮影フレームレートを最高の10(fps)に設定する。制御部10の制御により、シャッタ装置16が開閉するタイミングと撮像素子20が撮影を実行するタイミングとは同期する。これにより、単位時間あたりの撮影回数である連写速度が10(fps)で連写撮影が開始される。
次にステップSA7において、制御部10は、撮影を実行する。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御することにより、シャッタ制御部17からシャッタ駆動部18のコイル18aに電流を供給させる。これにより、シャッタ装置16のシャッタ羽根の開閉動作が行われる。シャッタ羽根の開閉動作においては、シャッタ羽根が待機位置から挿入位置へと回動されることによりシャッタ羽根が一旦閉じられる。この後、シャッタ羽根が挿入位置から待機位置へと回動されることによりシャッタ羽根が開き、シャッタ羽根が開いている間に撮像素子20の露光が行われる。撮像素子20の露光に際しては、制御部10に内蔵される計時回路が時間の計測を始める。この計測される時間が露光時間に達すると、シャッタ羽根が待機位置から挿入位置へと回動されることによりシャッタ羽根が再び閉じられる。
シャッタ羽根が閉じた後、制御部10は、撮像素子駆動部21に、撮像素子20に蓄積されている画像信号を出力させる。引き続き、前処理部22が画像信号からディジタル信号を生成し、画像入力コントローラ23がこのディジタル信号を画像メモリ24に記憶させる。そして、制御部10は、画像処理部25に、ディジタル信号から画像データを生成させて、生成された画像データを所定の圧縮形式により圧縮させる。制御部10は、圧縮された画像データを記録媒体28に記録させる。一方、撮像素子20に蓄積された画像信号が出力された後、シャッタ羽根が挿入位置から待機位置に戻る。これらの撮影に関する一連の動作は、ステップSA8以降の処理と並行して実行される。
次にステップSA8において、制御部10は、コイル18aの温度tを取得する。具体的には、制御部10は、温度センサ19から供給される電気信号が示すコイル18aの温度tを確認する。制御部10は、取得したコイル18aの温度tを示す情報をRAM11に記憶させておく。
次にステップSA9において、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きいか否かを判断する。具体的には、制御部10は、直前のステップSA8の処理により取得されたコイル18aの温度tと閾値Tth1とを比較する。制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth1以下であると判断した場合(ステップSA9:NO)、ステップSA11に処理を進める。一方、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きいと判断した場合(ステップSA9:YES)、ステップSA10に処理を進める。なお、閾値Tth1は、例えば、コイル18aの破壊温度Tdの80%の値とする。
次にステップSA10において、制御部10は、連写撮影を停止させる。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御することにより、シャッタ制御部17からコイル18aへの電流の供給を停止させる。これにより、シャッタ羽根が光束から外れた待機位置で保持されるので、シャッタ装置16の開閉動作が停止される。以降、連写撮影が再開されるまでの間、制御部10は、シャッタ装置16を通過して入射する被写体像を撮像素子20に撮影させることにより、ライブビュー表示を実行する。
次にステップSA11において、制御部10は、ユーザによるシャッタボタンの全押し操作が解除されているか否かを判断する。具体的には、制御部10は、操作部31からのシャッタボタンの全押し操作に応じた信号を監視することにより、ユーザによるシャッタボタンの全押し操作が解除されているか否かを判断する。制御部10は、シャッタボタンの全押し操作が解除されていないと判断した場合(ステップSA11:NO)、ステップSA12に処理を進める。一方、制御部10は、シャッタボタンが全押し操作が解除されていると判断した場合(ステップSA11:YES)、図3に示される連写撮影モードの処理を終了する。
ステップSA12において、制御部10は、連写撮影が停止中であるか否かを判断する。制御部10は、連写撮影が停止中でないと判断した場合(ステップSA12:NO)、ステップSA7に処理を戻す。これにより、コイル18aの温度tが閾値Tth1以下でありシャッタボタンが全押し操作されている状態においては、制御部10は、ステップSA7からステップSA12までの処理を繰り返すことにより、連写速度が10(fps)の状態で連写撮影を継続させる。そして、連写撮影が継続されている間はコイル18aに電流が供給され続けるので、この間にコイル18aの温度tが上昇していく。一方、制御部10は、連写撮影が停止中であると判断した場合(ステップSA12:YES)、ステップSA13に処理を進める。
次にステップSA13において、制御部10は、コイル18aの温度tを取得する。具体的には、制御部10は、温度センサ19から供給される電気信号が示すコイル18aの温度tを確認する。制御部10は、取得したコイル18aの温度tを示す情報をRAM11に記憶させておく。
次にステップSA14において、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tthより小さいか否かを判断する。具体的には、制御部10は、直前のステップSA13の処理により取得されたコイル18aの温度tと閾値Tth2とを比較する。制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth2以上であると判断した場合(ステップSA14:NO)、ステップSA11に処理を戻す。これにより、コイル18aの温度tが閾値Tth2以上でありシャッタボタンが全押し操作されている状態においては、制御部10は、ステップSA11からステップSA14までの処理を繰り返すのでで、撮影装置100が連写撮影を停止している状態が維持される。そして、撮影装置100が連写撮影を停止する間はコイル18aに電流が供給されないので、この間にコイル18aの温度tが下降していく。一方、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth2より小さいと判断した場合(ステップSA14:YES)、ステップSA15に処理を進める。なお、閾値Tth2は、例えば、コイル18aの破壊温度Tdの40%の値とする。
次にステップSA15において、制御部10は、連写撮影の再開を指示する。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御することにより、シャッタ制御部17からコイル18aへの電流の供給を再開させる。これにより、シャッタ羽根が開閉可能となる。そして、制御部10は、連写速度を撮像素子20の最高の撮影フレームレートと同じ10(fps)に再度設定した後、ステップSA7に処理を戻すことにより連写撮影を再開させる。
図4は、本実施形態に係る連写撮影モード中における時間の経過とコイル18aの温度との関係の一例を示す図である。図4において、横軸は連写撮影の開始時点からの経過時間を示し、縦軸はコイル18aの温度tを示す。
連写撮影の開始時点からコイル18aに電流が供給されることにより、この時点からシャッタ装置16が連続的に開閉して連写撮影が実行され続ける。このため、図4に示されるように、連写撮影の開始時点以降においてコイル18aの温度tが上昇していく。このとき、制御部10は、コイル18aの温度tを監視し続ける。仮に、このまま連写撮影が継続された場合、コイル18aの温度tが上昇し続け最終的に破壊温度Tdに達することによりコイル18aが熱的に破壊されてしまう。しかし、本実施形態においては、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きくなったと判断した場合、この時点からコイル18aへの電流の供給を停止させることにより連写撮影を停止させる。これにより、コイル18aの温度tが破壊温度Tdに達する前に下降し始める。
引き続き、制御部10は、コイル18aの温度tを監視し続ける。そして、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth2より小さくなったと判断した場合、この時点からコイル18aへの電流の供給を再開させることにより連写撮影を再開させる。これにより、コイル18aの温度tが再び上昇し始める。
以降においても制御部10は、コイル18aの温度tを監視し続ける。そして、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きくなったと判断する度にコイル18aへの電流の供給を停止することにより連写撮影を停止させ、コイル18aの温度tが閾値Tth2より小さくなったと判断する度にコイル18aへの電流の供給を再開することにより連写撮影を再開させる。
以上説明したように、本実施形態に係る撮影装置100は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きくなったと判断する度に、コイル18aへの電流の供給を停止することにより連写撮影を停止させる。これにより、コイル18aの温度tが破壊温度Tdに達する前に下降し始めるので、コイル18aが熱的破壊に至る事態を防止できる。
また、本実施形態に係る撮影装置100は、連写撮影が一旦停止された後にコイル18aの温度tが閾値Tth2以下になったと判断する度に、コイル18aへの電流の供給を再開することにより連写撮影を再開させる。これにより、ユーザがシャッタボタンを全押し操作し続けるだけで、コイル18aが熱的に破壊されることなく、断続的に連写撮影を継続することができる。
また、近年、CMOS型のイメージセンサなどの撮影フレームレートが高い撮像素子が開発されている。ここで、従来は、シャッタを開閉する電磁アクチュエータのコイルの熱的破壊を防止するために、シャッタの開閉動作の周期を遅く設定せざるを得なかった。このため、従来は、撮像素子側では高い撮影フレームレートが実現され得るにもかかわらず、シャッタの開閉動作の周期が遅い周期に制限されるために、撮影装置の連写速度も低い連写速度に制限されてしまうという問題があった。
しかし、上述の通り、本実施形態に係る撮影装置100は、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きくなったと判断する度に連写撮影を停止させ、その後にコイル18aの温度tが閾値Tth2以下になったと判断する度に、撮像素子20の最高の撮影フレームレートと同じ10(fps)の連写速度で連写撮影を再開させる。これにより、コイル18aの温度tを破壊温度Tdに至らしめることなく、撮像素子20の性能(撮影フレームレート)を十分に引き出した連写撮影を断続的に継続できる。
また、本実施形態に係る撮影装置100においては、制御部10が、コイル18aの温度tが閾値Tth1より大きくなったと判断した時点で各部に供給される電力の電源を遮断することにより、コイル18aへの電流の供給を停止させて連写撮影を停止させるようにしてもよい。これによっても、コイル18aの温度tが破壊温度Tdに至る前にコイル18aの温度tが下降し始めるので、コイル18aが熱的破壊に至る事態を防止できる。
(変形例)
次に、撮影装置100の変形例に係る動作ついて説明する。
図5は、撮影装置100の本変形例に係る連写撮影モードにおける動作を示すフローチャートである。図5を用いて、本変形例に係る連写撮影モードにおいて撮影装置100が実行する動作を説明する。
ユーザによるメニューボタン等の操作により連写撮影モードが設定されると、制御部10は、ROM12に記憶されている連写撮影モード用のプログラムを読み出して、このプログラムとの協働により図5のフローチャートにより示される処理を開始する。
図5のフローチャートに示される処理の流れにおいてステップSB1〜SB6の処理は、図3のフローチャートに示されるステップSA1〜SA6の処理と同様であるので、その説明を省略する。つまり、連写速度が10(fps)に設定された状態で連写撮影が開始される。
次にステップSB7において、制御部10は、撮影を実行する。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御することにより、シャッタ制御部17からシャッタ駆動部18のコイル18aに電流を供給させる。これにより、シャッタ装置16のシャッタ羽根の開閉動作が行われる。シャッタ羽根の開閉動作においては、シャッタ羽根が待機位置から挿入位置へと回動されることによりシャッタ羽根が一旦閉じられる。この後、シャッタ羽根が挿入位置から待機位置へと回動されることによりシャッタ羽根が開き、シャッタ羽根が開いている間に撮像素子20の露光が行われる。撮像素子20の露光に際しては、制御部10に内蔵される計時回路が時間の計測を始める。この計測される時間が露光時間に達すると、シャッタ羽根が待機位置から挿入位置へと回動されることによりシャッタ羽根が再び閉じられる。
シャッタ羽根が閉じた後、制御部10は、撮像素子駆動部21に、撮像素子20に蓄積されている画像信号を出力させる。引き続き、前処理部22が画像信号からディジタル信号を生成し、画像入力コントローラ23がこのディジタル信号を画像メモリ24に記憶させる。そして、制御部10は、画像処理部25に、ディジタル信号から画像データを生成させて、生成された画像データを所定の圧縮形式により圧縮させる。制御部10は、圧縮された画像データを記録媒体28に記録させる。一方、撮像素子20に蓄積された画像信号が出力された後、制御部10は、シャッタ制御部17からシャッタ駆動部18のコイル18aに電流を供給させることにより、シャッタ羽根を挿入位置から待機位置に戻す。これらの撮影に関する一連の動作は、ステップSA8以降の処理と並行して実行される。
次にステップSB8において、制御部10は、コイル18aの温度tを取得する。具体的には、制御部10は、温度センサ19から供給される電気信号が示すコイル18aの温度tを確認する。制御部10は、取得したコイル18aの温度tを示す情報をRAM11に記憶させておく。
次にステップSB9において、制御部10は、ステップSB9の時点で設定されている連写速度が5(fps)であるか否かを判断する。制御部10は、設定されている連写速度が5(fps)であると判断した場合(ステップSB9:YES)、ステップSB12に処理を進める。一方、制御部10は、設定されている連写速度が5(fps)ではないと判断した場合(ステップSB9:NO)、ステップSB10に処理を進める。
次にステップSB10において、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きいか否かを判断する。具体的には、制御部10は、直前のステップSA8の処理により取得されたコイル18aの温度tと閾値Tth3とを比較する。制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth3以下であると判断した場合(ステップSB10:NO)、ステップSB12に処理を進める。一方、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きいと判断した場合(ステップSB10:YES)、ステップSB11に処理を進める。なお、閾値Tth3は、例えば、コイル18aの破壊温度Tdの80%の値とする。
次にステップSB11において、制御部10は、連写速度を5(fps)に設定する。具体的には、制御部10は、シャッタ制御部17を制御して、シャッタ制御部17がコイル18aに電流を供給する時間間隔を変更することにより、シャッタ羽根の開閉の周期を10(回/秒)から5(回/秒)へと変更する。そして、制御部10は、撮像素子駆動部21を制御することにより、撮像素子20の撮影フレームレートを10(fps)から5(fps)に変更する。これにより、連写速度が10(fps)から5(fps)に変更される。
次にステップSB12において、制御部10は、ユーザによるシャッタボタンの全押し操作が解除されているか否かを判断する。具体的には、制御部10は、操作部31からのシャッタボタンの全押し操作に応じた信号を監視することにより、ユーザによるシャッタボタンの全押し操作が解除されているか否かを判断する。制御部10は、シャッタボタンの全押し操作が解除されていないと判断した場合(ステップSB12:NO)、ステップSB7に処理を戻す。これにより、シャッタボタンが全押し操作されている状態においては、制御部10は、ステップSB7からステップSB12までの処理を繰り返すことにより、連写撮影を継続させる。そして、連写撮影が継続されている間はコイル18aに電流が供給され続けるので、この間にコイル18aの温度tが上昇していく。一方、制御部10は、シャッタボタンが全押し操作が解除されていると判断した場合(ステップSB12:YES)、図5に示される連写撮影モードの処理を終了する。
図6は、本変形例に係る連写撮影モード中における時間の経過とコイル18aの温度との関係の一例を示す図である。図5において、横軸は、連写撮影の開始時点からの経過時間を示す。縦軸は、温度センサ19により取得されるコイル18aの温度tを示す。
連写撮影の開始時点からコイル18aに電流が供給されることにより、この時点から連写速度が10(fps)でシャッタ装置16が連続的に開閉して連写撮影が実行され続ける。このため、図6に示されるように、連写撮影が開始された時点以降はコイル18aの温度tが上昇していく。このとき、制御部10は、コイル18aの温度tを監視し続ける。仮に、このまま連写撮影が継続された場合、コイル18aの温度tが上昇し続け最終的に破壊温度Tdに達することによりコイル18aが熱的に破壊されてしまう。しかし、本変形例においては、制御部10は、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きくなったと判断した場合、この時点から連写速度が5(fps)に変更させる。以降においては、連写速度が5(fps)で連写撮影が継続される。これにより、コイル18aの温度tの上昇が抑制されるので、このまま連写速度が5(fps)で連写撮影が継続されても、コイル18aの温度tが破壊温度Tdに至ることがない。
以上説明したように、本変形例に係る撮影装置100は、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きくなったと判断した時点で、連写速度を10(fps)から5(fps)へと変更する。これにより、コイル18aに電流が供給されるタイミングの時間間隔が長くなるので、コイル18aの温度tの上昇が抑制される。この結果、本変形例に係る撮影装置100は、コイル18aが熱的破壊に至るような高い連写速度で連写撮影が開始された場合でも、コイル18aが熱的破壊に至る事態を防止できる。
また、本変形例に係る撮影装置100においては、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きくなったと判断された時点以降も、コイル18aが熱的に破壊されることなく連写撮影を継続できる範囲での最高の連写速度である5(fps)で、連写撮影を継続できる。これにより、ユーザがシャッタボタンを全押し操作し続けるだけで、コイル18aが熱的に破壊されることなく、連続的に連写撮影を継続することができる。
また、本変形例に係る撮影装置100においては、コイル18aの温度tが閾値Tth3より大きくなったと判断されるまでは、撮像素子20の性能(撮影フレームレート)を十分に引き出した10(fps)での連写速度により連写撮影を実行できる。
上記の実施形態では、撮影装置に本発明を適用した場合について説明した。しかし、本発明は、電磁アクチュエータにより機械式のシャッタを開閉する装置であれば、カメラ機能付携帯電話機などにも適用できる。
上記の実施形態は本発明の単なる例に過ぎず、本発明を限定する趣旨のものではない。したがって、本実施形態に対してなされ得る変形はすべて本発明に含まれるものである。
100・・・撮影装置、10・・・制御部、11・・・RAM、12・・・ROM、13・・・光学レンズ装置、14・・・光学系制御部、15・・・光学系駆動部、16・・・シャッタ装置、17・・・シャッタ制御部、18・・・シャッタ駆動部、19・・・温度センサ、20・・・撮像素子、21・・・撮像素子駆動部、22・・・前処理部、23・・・画像入力コントローラ、24・・・画像メモリ、25・・・画像処理部、26・・・AF評価部、27・・・AE評価部、28・・・記録媒体、29・・・表示制御部、30・・・表示部、31・・・操作部。

Claims (7)

  1. 機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、
    前記シャッタを開閉させる駆動手段と、
    前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい第1の閾値より大きいか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記第1の判断手段により前記検出された温度が前記第1の閾値より大きいと判断された場合、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を停止させる第1の駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記駆動手段は、
    コイルへの通電に基づき前記シャッタを開閉させる電磁アクチュエータであり、
    前記第1の駆動制御手段は、
    前記第1の判断手段により前記検出手段により検出された温度が前記第1の閾値より大きいと判断された場合、前記コイルへの電流の供給を停止することにより、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記検出手段により検出された温度が前記第1の閾値より小さい第2の閾値より小さいか否かを判断する第2の判断手段と、
    前記第2の判断手段により前記検出手段により検出された温度が前記第1の閾値より小さいと判断された場合であって、前記第1の駆動制御手段により前記シャッタの開閉が停止されている場合、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を再開させる第2の駆動制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記第1の駆動制御手段は、
    前記第1の判断手段により前記検出手段により検出された温度が前記第1の閾値より大きいと判断された場合、電源を遮断することにより、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  5. 機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、
    前記シャッタを開閉させる駆動手段と、
    前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、
    前記撮影手段に、第1の連写速度に従い連写撮影を開始させる第1の撮影制御手段と、
    前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい所定の閾値より大きいか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記検出された温度が前記所定の閾値より大きいと判断された場合、前記撮影手段に、前記第1の連写速度より低い第2の連写速度に従い連写撮影を実行させる第2の撮影制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  6. 機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、前記シャッタを開閉させる駆動手段と、前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、を備えるコンピュータを、
    前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい第1の閾値より大きいか否かを判断する第1の判断手段、
    前記第1の判断手段により前記検出された温度が前記第1の閾値より大きいと判断された場合、前記駆動手段による前記シャッタの開閉を停止させる第1の駆動制御手段、
    として機能させるプログラム。
  7. 機械式のシャッタを連続的に開閉させることにより、撮像素子に被写体像を連続的に撮影させる撮影手段と、前記シャッタを開閉させる駆動手段と、前記駆動手段の周辺の温度を検出する検出手段と、を備えるコンピュータを、
    前記撮影手段に、第1の連写速度に従い連写撮影を開始させる第1の撮影制御手段と、
    前記検出手段により検出された温度が、前記駆動手段が熱的に破壊されるときの破壊温度よりも小さい所定の閾値より大きいか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段により前記検出された温度が前記所定の閾値より大きいと判断された場合、前記撮影手段に、前記第1の連写速度より低い第2の連写速度に従い連写撮影を実行させる第2の撮影制御手段、
    として機能させるプログラム。
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