JP2010190234A - ネジ - Google Patents

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JP2010190234A
JP2010190234A JP2009032133A JP2009032133A JP2010190234A JP 2010190234 A JP2010190234 A JP 2010190234A JP 2009032133 A JP2009032133 A JP 2009032133A JP 2009032133 A JP2009032133 A JP 2009032133A JP 2010190234 A JP2010190234 A JP 2010190234A
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Katsuhiro Ouchi
勝弘 大内
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Abstract

【課題】
従来のネジは、一つのネジ山が連続して連なる一条ネジでなるので、結合締結する板が薄いとネジの山谷の凹凸が板の厚みの面に食い入って板からネジが抜けなくなるようにしているが、板が薄くなると板の厚みの面に食い入る厚みと接触面が少ないのでネジ部が少なくなるので、ネジが板から抜け易くなる従来のネジの欠点がある。
【解決手段】
軸11にネジ部10を設けた一方側に穴あけ部14と、他方側に頭部16を設けたネジ5において、前記ネジ部10は山と谷によってなるネジ山の上方から軸11に向かって凹部22を設けて、ネジのネジ山20aとネジ山20bを形成するネジである。
【選択図】 図1

Description

この発明は主に複数個に重ねた板を、一つの軸にネジ部と頭を有したネジで結合締結することのできるネジに関するものである。
従来において、一つの軸にネジと頭を有したネジ山の形状を変えたもので、本発明に近い技術として下記特許文献1や特許文献2などがある。
特許文献1は、被取付体の材質である木質製や樹脂製(合成樹脂、天然樹脂)、ゴム等でなる嵌合穴に、角ねじ山の頂面の両側にねじ切り加工時のバリを形成させた金属製のねじ体をねじり入れると、頂面の両側のバリが被取付体の反力を受けて圧力方向とは逆方向に傾斜状に屈曲変形され、嵌合後に元の形状に復元する嵌合円筒面に喰い込んでくさびを形成し、直線的に引っ張り行為では外れず回転によってそのくさびが嵌合円筒面に螺刻しながら外れる係合関係を構成するものであって、単なるバリの変形によってできる両嵌合体の変形による抜き差しによる嵌合物を取付する構成による考案に過ぎないものであって、強い結合強度を要しない柔らかい物体同士の結合する考案にすぎないものである。
特許文献2は、タッピングねじのねじ部の部分にこのねじと交差するように、タッピングねじ部の谷系よりも深い溝部を転造することにより、ねじ込み時に摩擦抵抗の発生が少なくすると云う発明にすぎないものである。
実開平7‐18015 特開平11‐62934
従来の技術として、複数個の重なった板を結合締結するには、始めからネジが板に喰い込んで穴をあけながら入ってネジ部で板を結合締結するものや、始めから板に下穴を設けてあるものに入る先端を細くして後部を一定の太さにしたネジなどで板を結合締結するものなどがある。
これらのネジは一つのネジ山が連続して連なる単なるネジでなるので、結合締結する板が薄いとネジの山と谷の凹凸が板の厚みの面に食い入って板からネジが抜けなくなるようにしているが、板が薄くなると板の厚みの面に喰い入る厚みと接触面が少ないので、ネジが板から抜け易くなる従来のネジの欠点がある。
従って、本発明の目的は従来のネジの欠点を解消することのできる機能を有するネジを提供することにある。
前記目的の第一の発明は、軸にネジ部を設けた一方側に穴あけ部と、他方側に頭部を設けたネジにおいて、前記ネジ部は山と谷によってなるネジ山の上方から軸に向かって凹部を設けて、ネジのネジ山に複数のネジ山を形成してなることを特徴としたネジによって達成される。
この発明は複数のネジ山を有するネジとして簡単な構成によって確かな機能と効果を得るために発明したものである。
軸にネジ部を設けた一方側に穴あけ部と、他方側に頭部を設けたネジにおいて、前記ネジ部は山と谷によってなるネジ山の上方から軸部に向かって凹部を設けて、ネジのネジ山に複数のネジ山を有するネジによって、この発明は成り立つものである。
このように構成したネジ5は幾枚かの板をネジ5で締結するには、あらかじめ始めからネジ5の外径よりも幾枚かの取付部材Cの取付穴を大きくしたものにネジ5を通しておいてから、その取付部材Cを固定する締結部材Aに、図2で示すように初めは下穴を有した小径であった被取付穴26にネジ5をねじり込み取付けするものである。
このようにすると、従来のネジのようにネジ山が一つであるのでネジ山の巾を狭くして高さを高く設けていたのに対して、この発明のように二つのネジ山20aと20bを設けると被取付穴26との接触面が多くなり複雑に接触するので、ネジ山の高さを低くしても被取付穴26から抜けなくなるようになるので、この発明のネジを使用すると板厚が薄いものにも使用することができるようになるものである。
従って、従来は図6で示すように板厚が薄いものにあってはネジ部との接触面を多くするために、板の穴の回りを押出してできる押出部24を設けていたが、この発明では押出部24を設けなくても使用できるので、この発明のネジを使用することで、この分野にかかる費用を安価にすることが可能にするものである。
この発明のネジを木ネジとして使用するには、木材が厚くネジが貫通しないようなものにも、ネジ部のネジピッチを変えるなどして使用することが可能であって、長期間使用しても木とネジとの間に生じる経時変化にも耐えることができて、ネジが木から抜け出すことを防止して良い効果を得ることができるようになるものである。
又、鉄などの金属に使用しても経時変化に良い効果を得ることができるものである。
図3と図4は一つのネジのネジ山から二つの凹部22を設けて、三つのネジ山22cと22dと22eを設けるもので、このようにすると、相手締結部材Aとの接触面が図1で説明したネジ5よりも大きくなるのでより相手締結部材Aから抜けなくなるようになるものである。
図3と図4の如く凹部を二つ作りネジ山を三つ設けると、三つのネジ山の両脇の二つのネジ山は締結部材を支えるように働き締結部材に突き刺さると同時に、中央のネジ山は締結部材に喰い入ってネジと締結部材との接触面を多くすると同時に、被取付穴から抜けなくなるように働くものである。
従来のネジのネジ部は一つの山であるので、ネジ山をネジ部の谷面から高く設けなければならなかったが、本発明のネジ山は複数で成り立つので、ネジの谷に対する高さは低いので相手締結部材に喰い入る部分が多くなってもねじり込み易く、しかも、締結後は相手締結部材から抜けなくなるように働くネジを得ることができるものである。
本発明は構造が簡単で、相手部材にねじ込んで締結する際に、ネジのネジ山の高さが低いので抵抗力が小さくなると共に、相手部材との接触面が多くなるので相手部材から抜けづらいなどの機能が優れた特徴を有するものである。
本発明のネジを示す正面図。 本発明のネジを被取付穴に取付けた場合の要部断面図。 本発明のネジの応用例その1を示す要部断面図。 本発明のネジの応用例その2を示す要部断面図。 本発明のネジの穴あけ部の応用例を示す図。 従来のネジの使用例を示す図。
この発明は複数のネジ山を有するネジとして簡単な構成によって確かな機能と効果を得る為に発明したものであって、以下、図示に従って本発明を説明する。
図1に基づいて説明すると、軸11にネジ部10を設けた一方側に穴あけ部14と、他方側に頭部16を設けたネジ5において、前記ネジ部10は山と谷によってなるネジ山の上方から軸11に向かって凹部22を設けて、ネジのネジ山20aとネジ山20bを形成してネジを構成するものである。
このように構成したネジ5は幾枚かの板をネジ5で締結するには、あらかじめ始めからネジ5の外径よりも幾枚かの取付部材Cの取付穴を大きくしたものにネジ5を通しておいてから、その取付部材Cを固定する締結部材Aに、図2で示すように初めは下穴を有した小径であった被取付穴26にネジ5をねじり込み取付けするものである。
下穴を設けた被取付穴26にネジ5によって幾枚かの板を取付るには、ネジ5の頭部16をねじり込むと、最初は穴あけ部14によって下穴を拡大して、ネジ5は板に入り込みこの板はネジ部10のネジ山と谷によって形成された二つのネジ山20aと20bは下穴を拡大してねじり込んで被取付穴26に入っていくものである。尚、本発明の穴あけ部14とは、始めからネジが板に喰い込んで穴を穿設しながら入ってゆくものや、始めから板に下穴を設けてあるものに入ってゆくもの等を言う。
この二つのネジ山20aと20bによって下穴を拡大して入っていくと、二つのネジ山20aと20bは板の部材に接触すると同時に被取付穴26から抜けなくなるものである。
この二つのネジ山20aと20bは被取付穴26に接触するので摩擦接触面が大きくなることによって、ネジ5は被取付穴26から抜けなくなるものである。
このようにすると、従来のネジのようにネジ山が一つであるのでネジ山の巾を狭くして高さを高く設けていたのに対して、この発明のように二つのネジ山20aと20bを設けると被取付穴26との接触面が多くなり複雑に接触するので、ネジ山の高さを低くしても被取付穴26から抜けなくなるようになるので、この発明のネジを使用すると板厚が薄いものにも使用することができるようになるものである。
従って、従来は図6で示すように板厚が薄いものにあってはネジ部の接触面を多くするために、板の穴の回りを押出してできる押出部24を設けていたが、この発明では押出部24を設けなくても使用できるので、この発明のネジを使用することで、この分野にかかる費用を安価にすることが可能にするものである。
この発明のネジを木ネジとして使用するには、木材が厚くネジが貫通しないようなものにも、ネジ部のネジピッチを変えたり、又、ネジ部を軸の長さの全部に設けずに頭部に近い部分はネジ無しとするなどにして使用することが可能であって、長期間使用しても木とネジとの間に生じる経時変化にも耐えることができて、ネジが木から抜け出すことを防止して良い効果を得ることができるものである。
図3と図4は一つのネジのネジ山から二つの凹部22を設けて、三つのネジ山22cと22dと22eを設けるもので、このようにすると、相手締結部材Aとの接触面が図1で説明したネジ5よりも大きくなるのでより相手締結部材Aから抜けなくなるようになるものである。
図3の如く三つの山を設けた中央部のネジ山を低く設けることによって、締結部材Aに取付けてねじ込んだ場合に被取付穴26の側にネジ山22cと22eは入り込みながら入り、その間に入った締結部材Aに突き刺さり更に動かないように中央部のネジ山22dが緩み止めとなるように働くように設けたものである。
又、図4の如く三つの山を設ける中央部のネジ山22dを他の二つのネジ山22cと22eよりも大きく設けることは、先にネジ山22dが締結部材Aに入り込んだものが抜けなくなるように、ネジ山22dの両脇の小さなネジ山22cと22eが突き刺さるものであって、このようにすると締結部材Aに突き刺さる面を多くすると同時に締結部材Aとの接触面を多くして締結部材Aからネジが抜けなくするものである。
本発明のネジにおいて、ネジのネジ部のネジ山については説明してきたが、軸に設けたネジ部の谷は凹み部があっても成り立つものである。
従来のネジのネジ部は一つの山であるので、ネジ山をネジ部の谷面から高く設けなければならなかったが、本発明のネジ山は複数個で成り立つので、ネジの谷に対するネジ山の高さは低いので相手締結部材に喰い入る部分が多くなってもねじり込み易く、しかも、締結後は相手締結部材から抜けなくなるように働くネジを得ることができるものである。
5:ネジ
10:ネジ部
11:軸
14:穴あけ部
16:頭部
20a.20b.20c.20d.20e:ネジ山
22:凹部
24:押出部
26:被取付穴
A:締結部材
B:締結部材
C:取付部材

Claims (1)

  1. 軸にネジ部を設けた一方側に穴あけ部と、他方側に頭部を設けたネジにおいて、前記ネジ部は山と谷によってなるネジ山の上方から軸に向かって凹部を設けて、ネジのネジ山に複数のネジ山を形成してなることを特徴としたネジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014003041A1 (ja) * 2012-06-26 2014-01-03 株式会社トープラ タッピンねじ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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