JP2010187618A - スパークリング焼酎を生産する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、従来の焼酎の生産工程の変化を最小限にしつつ、炭酸ガスを含む焼酎を生産する方法を提供する。
【解決手段】 熟成後の焼酎の原酒に対して、和水として、従来の焼酎の生産工程にあるような通常の水を使用することに代えて、炭酸水を使用する(ステップST10)。これにより、従来の焼酎の生産工程をほとんど変更することなく、容易に炭酸ガスを含む焼酎を生産することが可能となる。このようにして、炭酸ガスを含む焼酎(スパークリング焼酎)を生成することが可能となる。このスパークリング焼酎は、瓶詰めされて(ステップST11)、出荷される(ステップST12)。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭酸ガスを含む焼酎であるスパークリング焼酎を生産する方法に関する。
例えば特許文献1には、焼酎に、炭酸ガスを添加させることが記載されている。
特開平6−253811号公報
しかしながら、従来の技術では、例えば特許文献1の図1にあるように、生産された焼酎に対して、別途、直接的に炭酸ガスを添加するものであった。このような形では、従来の焼酎の生産工程に対して、新たな作業を追加することとなる。そのため、現在でも、炭酸ガスを含む焼酎は、ほとんど販売されていない状況である。
ゆえに、本発明は、従来の焼酎の生産工程の変化を最小限にしつつ、炭酸ガスを含む焼酎を生産する方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、熟成後の焼酎の原酒に対して、和水を付加する工程に代えて、炭酸水を付加する工程により、スパークリング焼酎を生産するステップと、前記スパークリング焼酎を密閉された空間に詰めるステップを含む、前記密閉された空間に詰められたスパークリング焼酎を生産する方法である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のスパークリング焼酎を生産する方法であって、前記焼酎の原酒のアルコール度数が35度以上のものである。
なお、密閉された空間に詰めることは、例えば、瓶に詰めることである。また、例えば缶やペットボトルなど、密閉され、運送や携帯に適した容器に詰めてもよい。
例えば特許文献1に記載されているような従来の技術では、完成した焼酎に、炭酸ガスを強制的に付加する。そのため、焼酎の原酒をも含む液体に対して、圧力・体積・温度を調整して炭酸ガスを含ませる必要がある。
それに対して、本願の各請求項に係る発明(以下、「本願発明」という。)によれば、従来の焼酎の生産工程において、和水に通常の水が使用されているところ、これに代えて炭酸水を使用することにより、従来の焼酎の生産工程をほとんど変更することなく、容易に、炭酸ガスを含む焼酎(スパークリング焼酎)を生産することが可能となる。さらに、炭酸水とすることにより、焼酎として生産処理を終了したものに変更を加える必要がない。さらに、焼酎の原酒は高温であるため、炭酸水による調整は容易である。このようなスパークリング焼酎は、例えば、口当たりがさっぱりとし、味覚に優れたものである。
さらに、請求項2に係る発明にあるように、アルコール度数が35度以上のものを使用することにより、例えばシャンパンのようなアルコール度数の焼酎とすることができ、ストレートでも飲むこともでき、商品価値として優れたものとなる。
本願発明の実施例である、単式蒸留法による麦焼酎の原酒によるスパークリング焼酎の生産方法を示す図である。
以下、本願発明の実施例について説明する。ただし、本願発明は、記載した実施例に限定されるものではない。
図1は、本願発明の実施例である、単式蒸留法による麦焼酎の原酒によるスパークリング焼酎の生産方法を示す図である。従来の麦焼酎の生産方法とは、ステップST10の調整工程が異なる。
図1において、ステップST1〜ST3は、麹菌を作成する工程である。洗米し(ステップST1)、蒸し(ステップST2)、種麹1を加えて、米麹を作る(ステップST3)。
続いて、この米麹に水3と酵母5を加え、タンクやカメでアルコール発酵させ、もろみを作る(一次仕込み、ステップST4)。この一次仕込み工程は、1週間程度である。
続いて、一次仕込み後のもろみに、水7と主原料である大麦7を加え、アルコール発酵させる(二次仕込み、ステップST5)。この二次仕込み工程は、2週間程度である。
続いて、アルコールが生成された二次仕込み後の発酵液を蒸留する(ステップST6)。そして、蒸留後の液体をろ過し(ステップST7)、熟成させる(ステップST8)。そして、熟成後の液体をろ過する(ステップST9)。
続いて、調整工程(ステップST10)は、従来の技術では和水に通常の水を使用したものであった。それに対して、本実施例では、炭酸水を付加する。なお、ベースの焼酎(焼酎の原酒)は、アルコール度数35度以上の原酒を活用するようにしてもよい。また、このとき、柚子や果糖などを付加するようにしてもよい。
続いて、瓶詰めを行い(ステップST11)、出荷する(ステップST12)。
なお、本実施例では、麦焼酎としたが、例えば、米焼酎、芋焼酎、黒糖焼酎、そば焼酎などであってもよい。また、連続蒸留法によるものであってもよい。
また、炭酸水を加える際に、圧力・温度・体積の少なくとも一つを制御するようにしてもよい。また、原酒のアルコール度数と炭酸水の炭酸ガスのノードの関係についても、制御するようにしてもよい。
11 炭酸水
ST10 調整工程
ST11 瓶詰め工程

Claims (2)

  1. 熟成後の焼酎の原酒に対して、和水を付加する工程に代えて、炭酸水を付加する工程により、スパークリング焼酎を生産するステップと、
    前記スパークリング焼酎を密閉された空間に詰めるステップ
    を含む、前記密閉された空間に詰められたスパークリング焼酎を生産する方法。
  2. 前記焼酎の原酒のアルコール度数は35度以上のものである、請求項1記載のスパークリング焼酎を生産する方法。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104109609A (zh) * 2014-06-20 2014-10-22 枞阳县新长河食品发展有限责任公司 糯米酒荞麦果汁饮料及其制备方法
JP2018068195A (ja) * 2016-10-28 2018-05-10 サッポロビール株式会社 炭酸飲料、炭酸飲料の製造方法、及び、喉越し感向上剤

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