JP2010187246A - コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム - Google Patents

コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010187246A
JP2010187246A JP2009030642A JP2009030642A JP2010187246A JP 2010187246 A JP2010187246 A JP 2010187246A JP 2009030642 A JP2009030642 A JP 2009030642A JP 2009030642 A JP2009030642 A JP 2009030642A JP 2010187246 A JP2010187246 A JP 2010187246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
content
thumbnail
thumbnail data
jpg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009030642A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Moribe
博貴 森部
Koji Kamogawa
浩二 鴨川
Nobuaki Obinata
宣昭 小日向
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2009030642A priority Critical patent/JP2010187246A/ja
Publication of JP2010187246A publication Critical patent/JP2010187246A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】機器が備えるローカルストレージにおいて、サムネイル用データの保存容量に制限がある際に、コンテンツサーバ装置に保存したすべてのコンテンツに対応するサムネイル用データを、元のコンテンツのサイズに近い高品質なサムネイル用データとして機器に配信することを可能にすること。
【解決手段】コンテンツサーバ装置であり、機器が備えるローカルストレージにおいて、サムネイル用データの保存容量に制限がある際に、サムネイル用データの保存容量と、該コンテンツサーバ装置にアップロード、保存したコンテンツのファイル数に応じて、動的に、サムネイル用データのサイズを算出し、元のコンテンツのサイズに近く高品質なサムネイル用データを生成し、機器に配信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラムに関し、特に、ネットワークを介して接続された機器に画像コンテンツとそのサムネイルを配信する技術に関する。
携帯電話やデジタルカメラ、パーソナルコンピュータ等、ネットワーク接続可能な機能を備えた機器において、これらの機器で生成、保存されたコンテンツを、ネットワークを介して接続されるストレージを備えたサーバ装置等にアップロードすることにより、コンテンツのバックアップや、機器のコンテンツ保存容量の節約・削減、コンテンツの管理、アクセス等の利便性の向上等を提供するオンラインストレージサービスがある。
しかしながら、可搬性に優れた携帯電話や、ネットワーク接続可能なデジタルカメラ等の機器の場合、常にネットワーク接続可能な状況にあるとは言えず、ネットワークに接続できない状況になることがある。このように、機器がネットワークから切断されている場合は、サーバ装置に接続することができず、サーバ装置に保存したコンテンツについて把握することができない。
このような問題に対して、機器内のローカルストレージに、サーバ装置に保存したコンテンツの概要を把握するための、元のコンテンツの容量よりはサイズの小さい、コンテンツの内容を端的に示す情報を保存し、その情報を表示、参照することにより、サーバ装置に保存したコンテンツの有無の確認等、様々な管理を実現する方法が提案されている。(例えば、特許文献1)
特許第4057268号
しかしながら、上記の特許文献1においては、例えば画像データの場合、画像データの内容を端的に示すサムネイル画像データを、機器が備えるモニタの表示画素数に基づき、必要十分な画質を維持可能なサイズに画一的に設定し、また、サムネイル画像データの数が多くなり、サムネイル画像データの保存容量が、機器が備える保存容量に対して一定の容量を超えた場合、さらに小さなサイズに画一的に設定されることが述べられているのみであり、サムネイル用データを保存するための容量に制限がある際に、可能な限り元のコンテンツに近い高品質なサムネイル用データを提供することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、元のコンテンツのサイズに近いより高品質なサムネイル用データを生成し、機器に配信する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を備える。即ち、ユーザ機器とネットワークを介して接続されるコンテンツサーバ装置において、ユーザ機器とネットワークを介して通信する通信部と、ユーザ機器から送信されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、コンテンツデータからサムネイルデータを作成するサムネイルデータ生成部と、を備える。通信部は、ユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量をユーザ機器から受信し、サムネイルデータ生成部は、通信部が受信した保存容量と記憶部に記憶されたコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズのサムネイルデータを生成し、通信部は、サムネイルデータ生成部が生成したサムネイルデータを、ユーザ機器に送信する。
本発明のコンテンツサーバ装置によれば、元のコンテンツのサイズに近いより高品質なサムネイル用データを生成し、機器に配信することが可能となる。
本実施形態に係るストレージシステム1の構成を示す図である。 本実施形態に係るコンテンツサーバ装置3のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態に係るコンテンツサーバ装置3の機能ブロック図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3のユーザ機器情報管理部304に記録されている表の形式と項目を示す図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3のコンテンツサムネイル情報管理部308に記録されている表の形式と項目を示す図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3の通信処理の流れを示すフロー図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3のサムネイル用データ生成保存処理の流れを示すフローズである。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3の特定のユースケースにおけるユーザ機器5と行われる通信と処理の流れを示すインタラクション図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3の特定のユースケースにおけるユーザ機器5と行われる通信と処理の流れを示すインタラクション図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3の特定のユースケースにおけるユーザ機器5と行われる通信と処理の流れを示すインタラクション図である。 本実施形態のコンテンツサーバ装置3の特定のユースケースにおけるユーザ機器5と行われる通信と処理の流れを示すインタラクション図である。
以下、本発明の一実施形態であるストレージシステム1について説明する。
(システム構成)
図1は、本実施形態に係るストレージシステム1の構成例を示す図である。
本実施形態のストレージシステム1におけるネットワーク構成には、データ通信網2と、コンテンツサーバ装置3とネットワーク中継装置4a、ネットワーク中継装置4bとユーザ機器5が含まれている。コンテンツサーバ装置3はデータ通信網2に接続されており、ユーザ機器5はネットワーク中継装置4と通信可能な場合に、ネットワーク中継装置4を介してデータ通信網2と接続し、相互に通信可能となる。
データ通信網2は、例えば、携帯電話網や、あるいは、無線、有線を含むLAN(Local Area Network)を相互に接続して構成されるインターネット網からなる。
コンテンツサーバ装置3は、ユーザ機器5の要求に応じて、ユーザ機器5から送信されたコンテンツを保存し、必要に応じて加工、送信する機能を有する、ひとつ、または相互に接続された複数の計算機装置から構成される。
ネットワーク中継装置4は、データ通信網が携帯電話網の場合は、通信を中継するための基地局であり、インターネット網の場合は、インターネット網と通信可能な無線LANアクセスポイントやルータである。
ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4と無線、あるいは有線で通信可能な仕組みを備えた可搬な装置であり、画面等を通じて情報を表示するための機能を有する。ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4と通信可能な場合においてのみ、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能である。ユーザ機器5は、例えば、携帯電話、通信機能を有するパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、放送コンテンツ等の録画機、NAS(Network Attached Storage)装置等であり、ネットワーク中継装置4と接続しているとき、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3に接続し、HTTP(Hyper Text Transport Protocol)等のプロトコルを利用することによって、ユーザ機器5が保持するコンテンツをアップロードし、また、コンテンツサーバ装置3から送信されたデータを用いて表示等を行うことができる。
図2は、本実施形態にかかわるコンテンツサーバ装置3のハードウェアの構成例を示す図である。コンテンツサーバ装置3は、コンテンツサーバ装置3の全体の制御を司るCPU20と、データやプログラムを記憶するRAM(Random Access Memory)21およびROM(Read Only Memory)22と、データ通信網2に対してデータを送受信するネットワークインターフェース23と、接続されるモニタ26に情報を表示するための制御を行う表示制御部24とデータを記録、削除可能なハードディスク25とを有している。コンテンツサーバ装置3の形態によっては、表示制御部24を省略し、モニタ26を接続しない構成とすることもできる。また、ハードディスク25は別の外部記憶装置や記憶媒体であっても良い。
図3は、本実施形態に係るコンテンツサーバ装置3の機能ブロックを示す図である。
コンテンツサーバ装置3は、通信部300と、ユーザ・機器認証部301と、リクエストディスパッチ処理部302と、サムネイル用容量受付部303と、ユーザ・機器情報管理部304と、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305と、コンテンツ受付・応答部306と、コンテンツ保存部307と、コンテンツ・サムネイル情報管理部308とサムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309と、サムネイル用データサイズ算出部310と、サムネイル用データ生成部311と、サムネイル用データ保存部312と、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313からなる。
通信部300は、ユーザ機器5がネットワーク中継装置4に接続している場合に、データ通信網2を介して、該ユーザ機器5から送信されてくる各種メッセージやデータを受信し、後述する各種の処理を行った後、該ユーザ機器5に対する応答として各種メッセージやデータを送信する。
ユーザ・機器認証部301は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して接続する際に、該ユーザ機器5から送信され、通信部300により受信した該ユーザ機器5の端末IDや、あるいは、該ユーザ機器5を所持するユーザのユーザ名とパスワード等の情報を用いて、後述するユーザ・機器情報管理部304を参照することによって認証を行う。無効なユーザ機器5やユーザの場合、接続を切断し、認証が成功した場合、接続を確立する。
リクエストディスパッチ処理部302は、ユーザ機器5が送信した各種のメッセージを解釈し、後述するサムネイル用容量受付部303や、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305や、コンテンツ受付・応答部306や、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309や、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313に適切に振り分ける。
サムネイル用容量受付部303は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、該ユーザ機器5のローカルストレージに割り当てられたサムネイル用データの保存容量であるサムネイル用容量の情報を含むメッセージを受付け、該サムネイル用容量を、後述するユーザ・機器情報管理部304の該ユーザ機器5の情報のひとつとして通知する処理を行う。
ユーザ・機器情報管理部304は、ユーザ機器5ごとに、各ユーザ機器5の機器固有のID(機器ID)や、何らかの手段で通知された該ユーザ機器5を使用するユーザのユーザ名、パスワード、サムネイル用容量受付部303により通知された該ユーザ機器5のサムネイル用容量を管理する。また、後述するコンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照し、該ユーザ機器5からコンテンツサーバ装置3に保存されたコンテンツの総ファイル数を把握し管理する。
コンテンツリスト取得要求受付・応答部305は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、該ユーザ機器5が過去にコンテンツサーバ装置3に保存したコンテンツのリストを取得するための要求を受付け、後述するコンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照することによって、各コンテンツのパス、ファイル名等を含むリストを生成し、応答する処理を行う。
コンテンツ受付・応答部306は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、該ユーザ機器5が保持するコンテンツのデータを含むメッセージを受付け、後述するコンテンツ保存部307に該コンテンツのデータを書き込み保存し、後述するコンテンツ・サムネイル情報管理部308に、該コンテンツを書き込んだパス、ファイル名、ファイルサイズ等の情報を書き込む。また、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、該ユーザ機器5が過去にコンテンツサーバ装置3に保存したコンテンツの取得要求を受付け、後述するコンテンツ保存部306に保存されたコンテンツを読み出し、該ユーザ機器5に応答する処理を行う。
コンテンツ保存部307は、コンテンツ受付・応答部306に渡されたコンテンツのデータを、コンテンツ受付・応答部306が指定した所定の位置に書込み保存する。また、コンテンツ保存部307は、コンテンツ受付・応答部306の要求により、指定のコンテンツを読み出し、該コンテンツのデータをコンテンツ受付・応答部306に引き渡す。
コンテンツ・サムネイル情報管理部308は、コンテンツ受付・応答部306から指定された各コンテンツのパス、ファイル名、ファイルサイズ等の情報をコンテンツごとに管理する。また、後述するサムネイル用データ生成部311によって生成された各ファイルのサムネイル用データを保存するパス、ファイル名、ファイルサイズ等の情報をサムネイル用データごとに管理する。各コンテンツの情報と該コンテンツに対応するサムネイル用データの情報の組と、該コンテンツを保存したユーザ機器5の機器IDやユーザ名等は関連付けて管理される。
サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、該ユーザ機器5が過去にコンテンツサーバ装置3に保存したコンテンツのサムネイル用データのリストを取得するための要求を受付け、コンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照することによって、各コンテンツに対応するサムネイル用データのパス、ファイル名と、該サムネイルに対応するコンテンツのパス、ファイル名等を含むリストを生成し、応答する処理を行う。
サムネイル用データサイズ算出部310は、ユーザ・機器情報管理部304を参照し、ユーザ機器5がコンテンツサーバ装置3に保存したコンテンツの総数(総ファイル数)と、該ユーザ機器5のサムネイル用容量を参照し、すべてのコンテンツのサムネイル用データの合計サイズが、サムネイル用容量の範囲内に収まるように、ひとつのコンテンツあたりのサムネイル用データのサイズ(容量)を算出し、該サイズの値を後述するサムネイル用データ生成部311に渡す。また、コンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照し、該サイズのサムネイル用データを生成するコンテンツのパス、ファイル名等の情報を取得し、後述するサムネイル用データ生成部311に渡す。
サムネイル用データ生成部311は、サムネイル用データサイズ算出部310から渡されたサムネイル用データを生成するコンテンツのパス、ファイル名等を用いて、コンテンツ保存部307から該コンテンツを読み出し、サムネイル用データサイズ算出部310から渡されたサムネイル用データのサイズとなるようにコンテンツの圧縮率、解像度等を変更する加工を行い、サムネイル用データを生成する。また、サムネイル用データ生成部311は、生成された該サムネイル用データを、後述するサムネイル用データ保存部312に保存する。該サムネイル用データを保存した際に指定したパス、ファイル名は、サムネイル用データを生成するために用いたコンテンツに関連付けてコンテンツ・サムネイル情報管理部308に記録し管理する。
サムネイル用データ保存部312は、サムネイル用データ生成部311より渡されたサムネイル用データを、サムネイル用データ生成部311に指定されたパスに、指定されたファイル名で書込み、保存する。また、後述するサムネイル用データ取得要求受付・応答部313により指定されたパスとファイル名に該当するサムネイル用データを読み出し、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313に渡す。
サムネイル用データ取得要求受付・応答部313は、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した、サムネイル用データの取得要求を受付け、該当するサムネイル用データを、サムネイル用データ保存部312から読み出し、該ユーザ機器5に応答する処理を行う。
なお、上記各機能部300〜313は、記憶部であるハードディスク25やROM22に格納されているプログラムが、RAM21に展開され、制御部であるCPU20によって実行されることにより、具現化する。また、コンテンツ、サムネイル等をはじめとする実際のデータはハードディスク25に格納される。
また、本実施例では、単体のハードウェアとしてコンテンツサーバ装置3を示したが、それぞれの機能部の一部、または全部、あるいは複数をハードウェアとして切り離して、複数の装置で構成し、ネットワーク等を介して相互に接続することによって同等の機能を実現する構成としても良いことは当然である。
図4は、ユーザ・機器情報管理部304に記録されているテーブルであるユーザ・機器情報管理テーブル400の例を示す図である。テーブルの項目は、たとえば、ユーザ機器5を一意に特定できる機器ID、該ユーザ機器5を所持、使用するユーザのユーザ名と、該ユーザのパスワード、該ユーザ機器5におけるサムネイル用データの保存領域の容量を示すサムネイル用容量、コンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照することにより
算出可能な該ユーザ機器5がコンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したコンテンツの総数を示す総ファイル数等であり、各項目を関連付けて記録、保存している。
図5は、コンテンツ・サムネイル情報管理部308に記録されているテーブルであるコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500の例を示す図である。テーブルの項目は、たとえば、ユーザ・機器情報管理テーブル400で用いた機器ID、ユーザ名と、コンテンツ受付・応答部306により指定されたコンテンツの保存場所を示すパスとファイル名、ファイルサイズ、さらに、サムネイル用データ生成部311により指定された該コンテンツのサムネイル用データの保存場所を示すパスとファイル名、ファイルサイズ等であり、各項目を関連付けて記録、保存している。
(システム処理)
以下、本実施の形態に係るコンテンツサーバ装置3における処理の詳細について説明する。これにより、コンテンツサーバ装置3が、ユーザ機器5の保持するコンテンツを保存し、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に応じた該コンテンツのサムネイル用データを生成し、該ユーザ機器5がコンテンツサーバ装置3に保存した全コンテンツの概要を参照可能にするための該サムネイル用データをユーザ機器5に対して送信するまでの方法を明らかにする。
===通信処理===
図6は、コンテンツサーバ装置3における、ユーザ機器5がデータ通信網2を介して送信した各種メッセージを受信した場合の、通信処理600の流れを説明する図である。通信処理600は、繰り返し実行され、複数同時に実行されてもよい。
S601において、ユーザ・機器認証部301は、通信部300にて受信したメッセージが、適正なユーザ、または機器であるかの認証を、ユーザ・機器情報管理部304を参照することによって行い、適正なユーザ、または機器であると判定された場合、接続を維持し、受信した該メッセージをS602に渡す。不正なユーザ、あるいは、機器であると判定された場合は、S624へ移行する。
S602において、リクエストディスパッチ処理部302は、S601より渡された該メッセージを解釈し、該メッセージに応じた適切な処理を行うためのディスパッチ処理を行う。該メッセージが、サムネイル用容量を送付するためのメッセージであった場合、S603へ、コンテンツリストを取得するためのメッセージであった場合、S606へ、コンテンツデータを送信するメッセージであった場合、S610へ、コンテンツデータを取得するためのメッセージであった場合、S614へ、サムネイル用データのリストを取得するためのメッセージであった場合、S617へ、サムネイル用データを取得するためのメッセージであった場合、S621へ処理を移行する。
S603において、サムネイル用容量受付部303は、ユーザ機器5が送信したメッセージ中に含まれる、該ユーザ機器5のサムネイル用データを保存するための容量を示すサムネイル用容量を取得し、S604へ移行する。
S604において、サムネイル用容量受付部303は、S603において取得したサムネイル用容量の値を、ユーザ・機器情報管理部304のユーザ・機器情報管理テーブル400の該ユーザ機器5の情報の項目として記録し、S605へ移行する。
S605において、サムネイル用容量受付部303は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、サムネイル用容量を受け付けたことを示す応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S606において、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305は、ユーザ機器5が送信した、コンテンツのリストを取得する要求メッセージを受付け、S606へ移行する。
S607において、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305は、S606において取得した要求メッセージを元に、コンテンツ・サムネイル情報管理部308を検索、参照し、該当するコンテンツのパス、ファイル名等の情報を取得し、S608へ移行する。
S608において、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305は、S607において取得したコンテンツのパス、ファイル名等を含む情報を、たとえばXML(Extensible Markup Language)形式等のコンテンツリストとして作成し、S609へ移行する。
S609において、コンテンツリスト取得要求受付・応答部305は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、S608において作成された該コンテンツリストを含む応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S610において、コンテンツ受付・応答部306は、ユーザ機器5が送信した、コンテンツのデータを含むメッセージを受付け、S611へ移行する。
S611において、コンテンツ受付・応答部306は、S610において取得したコンテンツのデータを、コンテンツ保存部307にパス、ファイル名を指定、保存し、S612へ移行する。
S612において、コンテンツ受付・応答部306は、S611において指定したパスやファイル名を、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500に、該ユーザ機器5の情報の項目として記録し、S613へ移行する。
S613において、コンテンツ受付・応答部306は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、コンテンツのデータを受け付けたことを示す応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S614において、コンテンツ受付・応答部306は、ユーザ機器5が送信した、指定のコンテンツのデータを取得する要求メッセージを受付け、S615へ移行する。
S615において、コンテンツ受付・応答部306は、S614において受け付けた要求メッセージに含まれる指定のコンテンツを、コンテンツ保存部307から読出し、S616へ移行する。
S616において、コンテンツ受付・応答部306は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、S615において読み出したコンテンツのデータを含む応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S617において、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309は、ユーザ機器5が送信した、特定の指定条件を含む、サムネイル用データのリストを取得する要求メッセージを受付け、S618へ移行する。
S618において、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309は、S617において取得した要求メッセージを元に、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500を検索、参照し、該当するサムネイル用データのパス、ファイル名等の情報取得し、S619へ移行する。
S619において、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309は、S618において取得したサムネイル用データのパス、ファイル名を含む情報と、該サムネイル用データの元になったコンテンツのパス、ファイル名等を含む情報を、たとえばXML(Extensible Mark Language)形式等のサムネイル用データリストとして作成し、S620へ移行する。
S620において、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、S619において作成された該サムネイル用データリストを含む応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S621において、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313は、ユーザ機器5が送信した、指定のサムネイル用データを取得する要求メッセージを受付、S622へ移行する。
S622において、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313は、S621において受け付けた要求メッセージに含まれる指定のサムネイル用データを、サムネイル用データ保存部312から読出し、S623へ移行する。
S623において、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313は、通信部300を介して該ユーザ機器5に対し、S622において読み出したサムネイル用データを含む応答メッセージを送信し、S624へ移行する。
S624において、通信処理600は終了し、再び通信処理600を開始する。また、コンテンツサーバ装置3は、通信処理600を複数同時に実行してよい。
以上により、ユーザ機器5が送信した各種メッセージを受信したコンテンツサーバ装置3が、該各種メッセージに応じて実行する各処理の流れを示した。
===サムネイル用データ生成・保存処理===
図7は、コンテンツサーバ装置3における、ユーザ機器5によってアップロードされた各コンテンツを用いて、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に応じた該コンテンツのサムネイル用データを生成するサムネイル用データ生成処理700の流れを説明する図である。サムネイル用データ生成処理700は常に、繰り返し実行され、また、たとえばユーザ機器5の機器ID、あるいはユーザごとに複数同時に実行してよい。
S701において、リクエストディスパッチ処理部302は、ユーザ機器5からのコンテンツのデータを含むメッセージが、一定時間、送信されていないことを感知し、S702へ移行する。
S702において、サムネイル用データサイズ算出部310は、ユーザ・機器情報管理部304に記録されているユーザ・機器情報管理テーブル400の中から、該ユーザ機器5のサムネイル用容量と総ファイル数を参照、取得し、S703へ移行する。
S703において、サムネイル用データサイズ算出部310は、S702において取得したサムネイル用容量と総ファイル数から、該ユーザ機器5のサムネイル用容量にすべてのサムネイル用データが保存可能となる各サムネイル用データのサイズを算出、サムネイル用データ生成部311に該サイズの値を渡し、S704へ移行する。S703においては、ユーザ機器5のサムネイル用容量と前記記憶部に記憶されたコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズとなるように、サムネイル用データの解像度または圧縮率を算出する。算出は、生成するサムネイルデータの容量の総計がユーザ機器5のサムネイル用容量を超えないように実行される。
なお、ここでいう最大のデータサイズとは、必ずしも真に最大のデータサイズを指すものではなく、解像度や圧縮率に応じて発生する多少のデータサイズの変動は許容される。なるべく当初のコンテンツデータ近い高品質なサムネイルデータを生成する、という意味合いである。
S704において、サムネイル用データ生成部311は、S703において渡されたサムネイル用データのサイズに合致しないサムネイル用データを持つコンテンツ、あるいは、まだサムネイル用データが生成されていないコンテンツを、コンテンツ・サムネイル情報管理部308を参照することによって把握し、各コンテンツのサムネイル用データを、該サイズに合致するように生成し、S705へ移行する。
S705において、サムネイル用データ生成部311は、S704において生成した該サムネイル用データを、指定のパス、ファイル名にて、サムネイル用データ保存部312に保存し、S706へ移行する。
S706において、サムネイル用データ生成部311は、S705において指定したパスとファイル名を、コンテンツ・サムネイル情報管理部308に記録されているコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500内の、該サムネイル用データを作成した元のコンテンツの情報が記載されている行に記録し、S707へ移行する。
S707において、サムネイル用データ生成処理は終了し、再びサムネイル用データ生成処理700を開始する。また、コンテンツサーバ装置3は、サムネイル用データ生成処理700を、たとえば、機器IDやユーザ名ごとに複数同時に実行してよい。 以上により、ユーザ機器5が送信したコンテンツを保存したコンテンツサーバ装置3が、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に応じた、該コンテンツのサムネイル用データを生成する処理の流れを示した。
(システム処理の具体例)
図8を用いて、図1、図6、図7を参照しながら、ユーザ機器5が順次、保持することになるコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg、…、m.jpg、n.jpg、o.jpg」を、適宜、コンテンツサーバ装置3にアップロードし、コンテンツサーバ装置3によって、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に応じて、各コンテンツのサムネイル用データすべてを、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に保存できるサイズで適宜生成し、該ユーザ機器5に該サムネイル用データすべてを送信、保存し、サムネイル画面から任意のコンテンツを選択し、該コンテンツを参照して表示するまでの処理の具体例を示す。
本例では、前提条件として、ユーザ機器5の保存容量が全体で128MByte、そのうち、サムネイル用容量が10MByte、すべてのコンテンツ「a.jpg、…、o.jpg」が、コンテンツ一つあたり10MByteとする。
===サムネイル用データ配信===
コンテンツサーバ装置3は、S1において、ユーザ機器5におけるサムネイル用データの保存領域であるサムネイル用容量を含むメッセージを受信する。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aに接続しており、初回のコンテンツアップロードの前や、任意のタイミング、サムネイル用容量を変更した時等に、データ通信網2を介してS1を実行する。本実施例においては、サムネイル用要領を10MByteとする。
コンテンツサーバ装置3は、S2において、S1にて受信した該メッセージを用いて、サムネイル用容量受付部303がS603とS604を実行し、ユーザ・機器情報管理部304のユーザ・機器情報管理テーブル400の該ユーザ機器5のサムネイル用容量の項目に10MByteと登録する。
コンテンツサーバ装置3は、S3において、サムネイル用容量受付部303が応答メッセージを作成し、S605を実行することにより、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4aを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
ユーザ機器5は、該ユーザ機器5に、新規にコンテンツが追加、保存され、未だコンテンツサーバ装置3に保存されていない場合に、S4を実行するように試みる。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S4以降の処理を実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S4以降の処理を実行する。本実施例においては、該ユーザ機器5に、新規のコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」が追加、保存されたとする。
コンテンツ装置3は、S4において、コンテンツ「a.jpg」を含むメッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S5において、S4において受信した該メッセージを用いて、コンテンツ受付・応答部306がS610、S611、S612を実行し、コンテンツ保存部307に「a.jpg」のデータを、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500の該ユーザ機器5のコンテンツパス・ファイル名、コンテンツファイルサイズの項目に、コンテンツ保存部307において指定した各情報をそれぞれ登録、保存する。
コンテンツサーバ装置3は、S6において、コンテンツ受付・応答部306が応答メッセージを作成し、S613を実行することにより、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4aを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
以降、「b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」も同様に、コンテンツサーバ装置3がS4からS6の処理を行い、該コンテンツサーバ装置3に各コンテンツが保存される。これにより、該コンテンツサーバ装置3には、総ファイル数5、合計50MByteのコンテンツが保存された。
コンテンツサーバ装置3は、S7において、ユーザ・機器情報管理部304が、随時、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500の該ユーザ機器5のコンテンツパス・ファイル名を数え上げ、ユーザ・機器情報管理テーブル400の該ユーザ機器5の総ファイル数の項目に反映させる。該コンテンツサーバ装置3のリクエストディスパッチ処理部302は、該ユーザ機器5のコンテンツのアップロードが休止したことをS701において把握し、サムネイル用データサイズ算出部310が、S702において、ユーザ・機器情報管理部304のユーザ・機器情報管理テーブル400の該ユーザ機器5の総ファイル数と、サムネイル用容量を参照、S703において、総ファイル数「5」、サムネイル用容量「10MByte」から、サムネイル用データ1ファイルあたりのサイズ「2MByte」と算出する。
コンテンツサーバ装置3は、S8において、サムネイル用データ生成部311が、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500のサムネイル用データパス・ファイル名、サムネイル用データサイズ等の項目を参照し、未だサムネイル用データが登録されていないコンテンツや、算出したサムネイル用データ1ファイルあたりのサイズと異なるサムネイル用データを保存しているコンテンツを把握、該コンテンツのコンテンツパス・ファイル名の情報を用いることにより、該コンテンツをコンテンツ保存部307から読み出す。該コンテンツサーバ装置3のサムネイル用データ生成部311は、S704において、S7にて算出したサムネイル用データ1ファイルあたりのサイズ「2MByte」と、読み出したコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」を用いて、該コンテンツに対応する、サイズが2MByteのサムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg」を生成し、S705、S706において、サムネイル用データ保存部312に該サムネイル用データを、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500の該ユーザ機器5の該当するコンテンツの情報が記録されている箇所の、サムネイル用データパス・ファイル名、サムネイル用データサイズの項目に、サムネイル用データ保存部312において指定した各情報をそれぞれ登録、保存する。これにより、該コンテンツサーバ装置3には、5ファイル、合計10MByteのサムネイル用データが生成、保存された。
ユーザ機器5は、該ユーザ機器5に新規に追加、保存されたコンテンツを、コンテンツサーバ装置3に送信後、任意のタイミングで、各コンテンツの概要を一覧表示するサムネイル画面を生成するためのサムネイル用データを取得するため、S9を実行するように試みる。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S9以降の処理を実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S9以降の処理を実行する。
コンテンツサーバ装置3は、S9において、サムネイル用データリスト取得要求メッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S10において、S9において受信した該メッセージに応じて、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309がS617、S618、S619を実行し、コンテンツ・サムネイル情報管理部308のコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500を参照し、該ユーザ機器5に該当するサムネイル用データパス・ファイル名の情報の一部を用いて、サムネイル用データリストを作成する。本実施例においては、該サムネイル用データリストには、サムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg」のサムネイル用データパス・ファイル名の情報等と、該サムネイル用データの元となったコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」のコンテンツパス・ファイル名の情報等が対応付けられ、記述されている。
コンテンツサーバ装置3は、S11において、サムネイル用データリスト取得要求受付・応答部309がS10において作成したサムネイル用データリストを利用して応答メッセージを作成し、S620を実行することにより、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4aを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
ユーザ機器5は、S11において、該コンテンツサーバ装置5から送信されてきたサムネイル用データリストを参照し、該サムネイル用データリストに記載のサムネイル用データのパス、ファイル名等の情報を用いて、該サムネイル用データを取得するため、S12を実行するように試みる。 該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S12以降の処理を実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S12以降の処理を実行する。
コンテンツサーバ装置3は、S12において、サムネイル用データ「s_a.jpg」のサムネイル用データ取得要求メッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S13において、S12において受信した該メッセージに応じて、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313がS621、S622を実行し、サムネイル用データ保存部312から、サムネイル用データ「s_a.jpg」を読み出す。
コンテンツサーバ装置3は、S14において、サムネイル用データ取得要求受付・応答部313がS13において読み出したサムネイル用データ「s_a.jpg」を用いて応答メッセージを作成し、S623を実行することにより、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4aを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
以降、「s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg」も同様に、コンテンツサーバ装置3がS12からS14の処理を行い、該コンテンツサーバ装置3から各サムネイル用データが送信される。これにより、該ユーザ機器5には、合計10MByteのサムネイル用データ「s_a.jpg 、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg」が保存された。
ユーザ機器5は、S11において、該コンテンツサーバ装置5から送信されてきたサムネイル用データリストを参照し、該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したすべてのコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」に対応するサムネイル用データ「s_a.jpg 、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg」の情報がサムネイル用データリストに含まれているかを確認する。該サムネイル用データリストに、該ユーザ機器5が該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したすべてのサムネイル用データの情報が含まれていない場合は、コンテンツサーバ装置3が、含まれていなかったコンテンツのサムネイル用データを生成中であると判断し、一定時間経過後、含まれていなかったサムネイル用データの分のみ、あるいは、すべてのサムネイル用データを対象とし、再度、S9〜S14の処理を実行するよう試みる。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S9以降の処理を再度実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S9以降の処理を実行する。
以上により、コンテンツサーバ装置3がS1〜S14の処理を実行することにより、該ユーザ機器5は、S15において、該ユーザ機器5のローカルストレージに保存された、該コンテンツサーバ装置5にアップロード、保存したすべてのコンテンツに対応するサムネイル用データを用いて、ネットワーク中継装置4a、あるいは、ネットワーク中継装置4bと接続されていない場合でも、任意のタイミングで、サムネイル画面を表示することが可能になった。該ユーザ機器5は、S16において、該サムネイル画面の中から、表示、利用したいコンテンツ「b.jpg」の概要をあらわしているサムネイル用データ「s_b.jpg」を、ボタンを押下する等など行い選択する。該ユーザ機器5は、コンテンツ「b.jpg」が該ユーザ機器5のローカルストレージに保存されているか判断し、コンテンツ「b.jpg」がローカルストレージに保存されていることを確認し、S17において、コンテンツ「b.jpg」を読出し、表示等を行う。
===サムネイル用データ・コンテンツ配信===
続いて、該ユーザ機器5に、新規のコンテンツ「f.jpg、g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」が追加、保存されたとする。この際、該ユーザ機器5のコンテンツ用の保存領域は、該ユーザ機器5のローカルストレージの全体128MByteから、サムネイル用容量10MByteを除いた118MByteである。該ユーザ機器5は、新規の該コンテンツを追加、保存する際に、特定のポリシに従い自動的に、あるいは明示的なユーザの操作により「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg」が削除されることにより、新規のコンテンツを保存するための容量が確保されている。また、該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aと切断し、移動後、ネットワーク中継装置4bと接続し、データ通信網2を介して、コンテンツサーバ装置3と通信可能となった。
コンテンツ装置3は、S18において、該ユーザ機器5から、通信網2を介して、コンテンツ「f.jpg」を含むメッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、以降、S19において「f.jpg」を保存し、S20において該メッセージに対する応答メッセージを該ユーザ機器5に送信する。S19、S20の各処理の詳細は、S5、S6と同様である。また、コンテンツ「g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」も同様に、コンテンツサーバ装置3がS18からS20の処理を行い、該コンテンツサーバ装置3に各コンテンツが保存される。これにより、該コンテンツサーバ装置には、前回保存したコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg」と、今回保存されたコンテンツ「f.jpg、g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」が保存される。これにより、該コンテンツサーバ装置3には、総ファイル数15、合計150MByteのコンテンツが保存された。
コンテンツサーバ装置3は、S21において、S7と同様に、総ファイル数「15」、サムネイル用容量「10MByte」からサムネイル用データ1ファイルあたりサイズ「0.66MByte(約650KByte)」と算出する。
コンテンツサーバ装置3は、S22において、S8と同様に、S21にて算出したサムネイル用データ1ファイルあたりのサイズ「0.66MByte」と、読み出したコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg、f.jpg、g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」を用いて、該コンテンツに対応するサイズが0.66MByteのサムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg、s_f.jpg、s_g.jpg、s_h.jpg、s_i.jpg、s_j.jpg、s_k.jpg、s_l.jpg、s_m.jpg、s_n.jpg、s_o.jpg」を生成し、保存する。これにより、該コンテンツサーバ装置3には、15ファイル、合計10MByteのサムネイル用データが生成、保存された。
ユーザ機器5は、該ユーザ機器5に新規に追加、保存されたコンテンツを、コンテンツサーバ装置3に送信後、再びS9と同様に、任意のタイミングで、各コンテンツの概要を一覧表示するサムネイル画面を生成するためのサムネイル用データを取得するため、S23を実行するように試みる。
コンテンツサーバ装置3は、S23において、サムネイル用データリスト取得要求メッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S24において、S10と同様に、S23において受信した該メッセージに応じて、サムネイル用データリストを作成する。本実施例においては、該サムネイル用データリストには、サムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg、s_f.jpg、s_g.jpg、s_h.jpg、s_i.jpg、s_j.jpg、s_k.jpg、s_l.jpg、s_m.jpg、s_n.jpg、s_o.jpg」のサムネイル用データパス・ファイル名の情報等と、該サムネイル用データの元となったコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg、f.jpg、g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」のコンテンツパス・ファイル名の情報等が対応付けられ、記述されている。
コンテンツサーバ装置3は、S25において、S11と同様、データ通信網2とネットワーク中継装置4bを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
ユーザ機器5は、S25において、該コンテンツサーバ装置5から送信されてきたサムネイル用データリストを参照し、該サムネイル用データリストに記載のサムネイル用データのパス、ファイル名等の情報を用いて、サムネイル用データを取得するため、S26を実行するように試みる。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S26以降の処理を実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S26以降の処理を実行する。
コンテンツサーバ装置3は、S26において、S12と同様に、サムネイル用データ「s_a.jpg」のサムネイル用データ取得要求メッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S27において、S13と同様に、サムネイル用データ「s_a.jpg」を読み出す。
コンテンツサーバ装置3は、S28において、S14と同様に、サムネイル用データ「s_a.jpg」を含む応答メッセージを、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4bを経由し、該ユーザ機器5に送信する。
以降、「s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg、s_f.jpg、s_g.jpg、s_h.jpg、s_i.jpg、s_j.jpg、s_k.jpg、s_l.jpg、s_m.jpg、s_n.jpg、s_o.jpg」も同様に、コンテンツサーバ装置3がS26からS28の処理を行い、該コンテンツサーバ装置3から各サムネイル用データが送信される。これにより、該ユーザ機器5には、合計10MByteのサムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg、s_f.jpg、s_g.jpg、s_h.jpg、s_i.jpg、s_j.jpg、s_k.jpg、s_l.jpg、s_m.jpg、s_n.jpg、s_o.jpg」が保存された。
ユーザ機器5は、S25において、該コンテンツサーバ装置5から送信されてきたサムネイル用データリストを参照し、該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したすべてのコンテンツ「a.jpg、b.jpg、c.jpg、d.jpg、e.jpg、f.jpg、g.jpg、h.jpg、i.jpg、j.jpg、k.jpg、l.jpg、m.jpg、n.jpg、o.jpg」に対応するサムネイル用データ「s_a.jpg、s_b.jpg、s_c.jpg、s_d.jpg、s_e.jpg、s_f.jpg、s_g.jpg、s_h.jpg、s_i.jpg、s_j.jpg、s_k.jpg、s_l.jpg、s_m.jpg、s_n.jpg、s_o.jpg」の情報が含まれているかを確認する。該サムネイル用データリストに、該ユーザ機器5が該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したすべてのコンテンツに対応するサムネイル用データの情報が含まれていない場合は、コンテンツサーバ装置3が、含まれていなかったコンテンツのサムネイル用データを生成中であると判断し、一定時間経過後、含まれていなかったサムネイル用データの分のみ、あるいは、すべてのサムネイル用データを対象とし、再度、S23〜S28の処理を実行するよう試みる。該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4aあるいは、ネットワーク中継装置4bに接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合には、S23以降の処理を再度実行し、通信不可な場合には、一定時間経過後、あるいはコンテンツサーバ装置3と通信可能になった際に、再度S23以降の処理を実行する。
以上により、コンテンツサーバ装置3がS18〜S28の処理を実行することにより、該ユーザ機器5は、S29において、該ユーザ機器5のローカルストレージに保存された、該コンテンツサーバ装置5にアップロード、保存したすべてのコンテンツに対応するサムネイル用データを用いて、ネットワーク中継装置4a、あるいは、ネットワーク中継装置4bと切断された場合でも、任意のタイミングで、サムネイル画面を表示することが可能になった。該ユーザ機器5は、S30において、該サムネイル画面の中から、表示、利用したいコンテンツ「m.jpg」の概要をあらわしているサムネイル用データ「s_m.jpg」を、ボタンを押下する等など行い選択する。該ユーザ機器5は、コンテンツ「m.jpg」が該ユーザ機器5のローカルストレージに保存されているか判断し、コンテンツ「m.jpg」がローカルストレージに保存されていることを確認し、S31において、コンテンツ「m.jpg」を読出し、表示等を行う。
続いて、該ユーザ機器5は、S32において、該サムネイル画面を再び表示し、S33において、該サムネイル画面の中から、表示、利用したいコンテンツ「b.jpg」の概要をあらわしているサムネイル用データ「s_b.jpg」を、ボタンを押下する等など行い選択する。該ユーザ機器5は、コンテンツ「b.jpg」がローカルストレージに保存されているか確認し、該ユーザ機器5のローカルストレージに、該コンテンツ「b.jpg」が無いことを把握した該ユーザ機器5は、該コンテンツ「b.jpg」を保存するための容量を、該ユーザ機器5のローカルストレージに確保するために、特定のポリシに従い自動的に、あるいは明示的なユーザの操作により、コンテンツ「e.jpg」が削除され、S34において、コンテンツ「b.jpg」を取得するためのコンテンツ取得要求メッセージを送信する。
コンテンツサーバ装置3は、S34において、コンテンツ「b.jpg」のコンテンツ取得要求メッセージを受信する。
コンテンツサーバ装置3は、S35において、S34において受信した該メッセージに応じて、コンテンツ受付・応答部306がS614、S615を実行し、コンテンツ保存部307から、コンテンツ「b.jpg」を読み出す。
コンテンツサーバ装置3は、S36において、コンテンツ受付・応答部306がS35において読み出したコンテンツ「b.jpg」を用いて応答メッセージを作成し、S616を実行することにより、通信部300を介して、データ通信網2とネットワーク中継装置4bを経由し、該ユーザ機器5に送信する。該ユーザ機器5は、S37において、受信したコンテンツ「b.jpg」を、該ユーザ機器5のローカルストレージから読出し、表示等を行う。
以上により、コンテンツサーバ装置3は、ユーザ機器5が該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存したすべてのコンテンツに対応するサムネイル用データを、該ユーザ機器5のサムネイル用容量に保存可能なサイズで生成する。該サムネイル用データを取得、保存した該ユーザ機器5は、ネットワーク中継装置4に接続しているときも、切断しているときも、該ユーザ機器5のローカルストレージから、該ローカルストレージに保存されているコンテンツやコンテンツサーバ装置3に保存し、既に該ローカルストレージから削除されたコンテンツの概要を示すサムネイル用データを高速に読み出し、一覧表示を行うことができる。これにより、ユーザ機器5はネットワーク中継装置4に接続し、データ通信網2を介してコンテンツサーバ装置3と通信可能な場合も、ネットワーク中継装置4と切断している場合でもすべてのコンテンツのサムネイル用データを参照することが可能となり、サムネイル画面を表示するまでにおいては、あたかも、該ユーザ機器5のローカルストレージの容量に制限が無いような使用体験が得られる。
(変形例)
なお、本実施形態のコンテンツサーバ装置3では、サムネイル用データサイズ算出部310において、総ファイル数と、サムネイル用容量から、すべてのコンテンツのサムネイル用データを保存した場合、サムネイル用容量のすべてを満たすようなサイズを算出しており、新規のコンテンツを該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存するたびに、すべてのコンテンツに対応するサムネイル用データを新たに生成し直し、ユーザ機器5に送信する必要があるが、算出するサムネイル用データ一つあたりのサイズを、サムネイル用容量を総ファイル数で除したサイズより小さなサイズとして設定することにより、該ユーザ機器5のサムネイル用容量の一部に、サムネイル用データを保存できる余地を残すことができ、新規のアップロードしたコンテンツのサムネイル用データのみを該サイズで生成し、該ユーザ機器5に提供することにより、通信を行うデータ量を削減することができる。
また、本実施形態のコンテンツサーバ装置3では、サムネイル用データサイズ算出部310において、総ファイル数と、サムネイル用容量から、すべてのコンテンツのサムネイル用データのサイズを等しくなるように算出しているが、例えば、新規に該コンテンツサーバ装置3に保存されたコンテンツのサムネイル用データのサイズは大きく、古くに該コンテンツサーバ装置3に保存されたコンテンツのサムネイル用データのサイズは小さく、あるいは、ユーザ機器5と連携し参照度の高いコンテンツのサムネイル用データのサイズは大きく、あるいは、コンテンツの付属情報として位置情報を追加し、特定のポリシに基づき、該コンテンツに対応するサムネイル用データの大きさを変更する等行うことにより、該ユーザ機器5のサムネイル画面に表示するコンテンツの概要を示すサムネイル用データの視認性に幅を持たせることができる。この際、該コンテンツ装置3に保存されたすべてのコンテンツに対応する、すべてのサムネイル用データのサイズの総計が、該ユーザ機器5のサムネイル用容量より小さいか、等しければ良い。このように、コンテンツの特性に応じてサムネイル用データのサイズを変更する場合には、コンテンツサムネイル情報管理テーブル500に、例えば、コンテンツを保存した日時、該コンテンツの参照度、該コンテンツを撮影した場所等の項目を追加する必要がある。
また、本実施形態のコンテンツサーバ装置3では、コンテンツサムネイル情報管理テーブル500は、ユーザ機器5の機器IDを用いて、各種項目を参照していたが、ユーザ名を用いて各項目を参照しても良い。これにより、例えば該ユーザ機器5が故障時や、買い替え時に、該ユーザ機器5が該コンテンツサーバ装置3に保存したすべてのコンテンツを、新規のユーザ機器5に継承することができる。
また、本実施形態のコンテンツサーバ装置3から、ユーザ機器5が該コンテンツサーバ装置3に保存したコンテンツに対応するサムネイル用データをすべて取得していたが、該ユーザ機器5が、該ユーザ機器5に新規に保存されたコンテンツのサムネイル用データを生成しても良く、また、生成した該サムネイル用データを該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存しても良い。この際、該ユーザ機器5のサムネイル用容量分のサムネイル用データが保存され、続いて、該ユーザ機器5に新たにコンテンツが保存され、該コンテンツが該コンテンツサーバ装置3にアップロード、保存された際に、該コンテンツサーバ装置3に保存されたすべてのコンテンツに対応する、新たなサイズが設定されたサムネイル用データを取得しても良い。
また、本実施形態のコンテンツサーバ装置3では、ユーザ・機器情報管理テーブル400とコンテンツ・サムネイル情報管理テーブル500において、ユーザ機器5を一意に特定できる機器IDとしたが、ユーザ機器5に挿抜可能な記録メディアの固有のID等を利用しても良い。
以上のように、コンテンツサーバ装置で生成されたサムネイル用データを受信した機器のユーザは、より高品質なサムネイル用データを表示画面で確認しコンテンツサーバ装置に保存したコンテンツの有無と概要をより正確に把握することが可能となる。
1 ストレージシステム
2 データ通院網
3 コンテンツサーバ装置
4 ネットワーク中継装置
5 ユーザ機器
20 CPU
21 RAM
22 ROM
23 ネットワークインターフェース
24 表示制御部
25 ハードディスク
26 モニタ
300 通信部
301 ユーザ機器認証部
302 リクエストディスパッチ処理部
303 サムネイル用容量受付部
304 ユーザ機器情報管理部
305 コンテンツリスト取得要求受付応答部
306 コンテンツ受付応答部
307 コンテンツ保存部
308 コンテンツサムネイル情報管理部
309 サムネイル用データリスト取得要求受付応答部
310 サムネイル用データサイズ算出部
311 サムネイル用データ生成部
312 サムネイル用データ保存部
313 サムネイル用データ取得要求受付応答部

Claims (10)

  1. ユーザ機器とネットワークを介して接続されるコンテンツサーバ装置において、
    前記ユーザ機器とネットワークを介して通信する通信部と、
    前記ユーザ機器から送信されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、
    前記コンテンツデータからサムネイルデータを作成するサムネイルデータ生成部と、を備え、
    前記通信部は、前記ユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量を前記ユーザ機器から受信し、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記通信部が受信した保存容量と前記記憶部に記憶されたコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズのサムネイルデータを生成し、
    前記通信部は、前記サムネイルデータ生成部が生成したサムネイルデータを、前記ユーザ機器に送信することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  2. 請求項1記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記記憶部は、ユーザ機器の識別子ごとに前記コンテンツデータと前記サムネイルデータとを対応付けて記憶し、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記識別子に対応するユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量と前記記憶部に記憶された前記識別子に対応するコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズのサムネイルデータを生成し、
    前記通信部は、前記サムネイルデータ生成部が生成したサムネイルデータを、前記識別子に対応するユーザ機器に送信することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  3. 請求項1または2記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記サムネイルデータ生成部は、生成するサムネイルデータの容量の総計が前記保存容量を超えないように、前記サムネイルデータの解像度または圧縮率を設定することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  4. 請求項1から3の何れかに記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記保存容量と前記コンテンツデータの数に基づいて設定できる最大の解像度のサムネイルデータを生成することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記保存容量と前記コンテンツデータの数に基づいて設定できる最低の圧縮率のサムネイルデータを生成することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  6. 請求項1から5の何れかに記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記コンテンツデータは、静止画データまたは動画データであることを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  7. 請求項1から6の何れかに記載のコンテンツサーバ装置において、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記通信部が新規に受信したコンテンツデータのサムネイルデータのデータサイズを、既に記憶部にされているコンテンツデータのサムネイルデータのデータサイズよりも大きく設定することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
  8. ユーザ機器とネットワークを介して接続されるコンテンツサーバ装置のデータ生成方法において、
    前記ユーザ機器からネットワークを介して送信されたコンテンツデータを受信し、記憶するステップと、
    前記ユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量を受信するステップと、
    前記受信したコンテンツデータからサムネイルデータを生成するステップと、
    前記生成したサムネイルデータを前記ユーザ機器へ送信するステップと、を備え、
    前記サムネイルデータは、前記保存容量と前記記憶されたコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズで生成されることを特徴とするデータ生成方法。
  9. ユーザ機器とネットワークを介して接続されるコンテンツサーバ装置におけるデータ生成プログラムにおいて、
    前記ユーザ機器からネットワークを介して送信されたコンテンツデータを受信して記憶し、
    前記ユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量を受信し、
    前記受信したコンテンツデータからサムネイルデータを生成し、
    前記生成したサムネイルデータを前記ユーザ機器へ送信し、
    前記サムネイルデータは、前記保存容量と前記記憶されたコンテンツデータの数とに基づいて設定できる最大のデータサイズで生成されることを特徴とするデータ生成プログラム。
  10. ユーザ機器とネットワークを介して接続されるコンテンツサーバ装置において、
    前記ユーザ機器とネットワークを介して通信する通信部と、
    前記ユーザ機器から送信されたコンテンツデータを記憶する記憶部と、
    前記コンテンツデータからサムネイルデータを作成するサムネイルデータ生成部と、を備え、
    前記通信部は、前記ユーザ機器がサムネイルデータを記憶するために使用可能な保存容量を前記ユーザ機器から受信し、
    前記サムネイルデータ生成部は、前記記憶部に記憶されたコンテンツデータの数が第1の数であるときは、第1の解像度または第1の圧縮率でサムネイルデータを生成し、前記コンテンツデータの数が前記第1の数よりも多い第2の数であるときは、前記第1の解像度よりも低い第2の解像度または前記第1の圧縮率よりも高い第2の圧縮率のサムネイルデータを生成し、
    前記通信部は、前記サムネイルデータ生成部が生成したサムネイルデータを、前記ユーザ機器に送信することを特徴とするコンテンツサーバ装置。
JP2009030642A 2009-02-13 2009-02-13 コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム Pending JP2010187246A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009030642A JP2010187246A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009030642A JP2010187246A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010187246A true JP2010187246A (ja) 2010-08-26

Family

ID=42767615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009030642A Pending JP2010187246A (ja) 2009-02-13 2009-02-13 コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010187246A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170412A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、プログラム
WO2016051802A1 (ja) * 2014-10-03 2016-04-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンテンツ受信システム、コンテンツ受信装置、表示装置、コンテンツ受信システムの制御方法、およびプログラム
US10051313B2 (en) 2014-10-03 2018-08-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Content reception device, content reception system, content reception device control method, and program
US10469896B2 (en) 2014-10-03 2019-11-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Content reception device, content reception system, content reception device control method, and program

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014170412A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、プログラム
WO2016051802A1 (ja) * 2014-10-03 2016-04-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンテンツ受信システム、コンテンツ受信装置、表示装置、コンテンツ受信システムの制御方法、およびプログラム
JPWO2016051802A1 (ja) * 2014-10-03 2017-07-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 コンテンツ受信システム、コンテンツ受信装置、表示装置、コンテンツ受信システムの制御方法、およびプログラム
US10051313B2 (en) 2014-10-03 2018-08-14 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Content reception device, content reception system, content reception device control method, and program
US10469896B2 (en) 2014-10-03 2019-11-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Content reception device, content reception system, content reception device control method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10270616B2 (en) Wireless communication system, communication apparatus, setting information providing method, setting information obtaining method, and computer program
JP5934765B2 (ja) 無線ディジタルコンテンツの管理のための方法及びメモリカード
US9521193B2 (en) Method and apparatus for providing and receiving contents via network, method and apparatus for backing up data via network, backup data providing device, and backup system
KR100840609B1 (ko) 컨텐츠 서비스 제공 방법 및 장치
JP4177704B2 (ja) プリント・システムおよびこのシステムに用いられるプリント装置
KR20120106967A (ko) 데이터 저장 및 무선 송수신을 위한 메모리 카드 및 방법
US20130103742A1 (en) Direct photo sharing system
JP2005174055A5 (ja)
KR100858650B1 (ko) 컴퓨터와 이동통신 단말기간의 컨텐츠 공유 방법 및 장치
TWI549461B (zh) 經網路提供與接收資料的方法與裝置、經網路備份資料的方法與裝置、備份資料提供裝置以及備份系統
JP2010187246A (ja) コンテンツサーバ装置、データ生成方法、データ生成プログラム
KR20180068945A (ko) 네트워크를 통한 컨텐츠 제공 방법 및 장치, 컨텐츠 수신 방법 및 장치
JP2009087040A (ja) マルチメディアデータの自動取得方法、マルチメディアデータ再生装置、およびマルチメディアデータの自動取得システム
US20120328264A1 (en) Content data recording/reproducing device, information communication system, contents list generation method and program
JP5963135B2 (ja) 通信システム、通信システムにおいて利用される通信装置およびサーバ
US9086723B2 (en) Image processing apparatus and control method for determining and associating private information with an image
JP2005004728A (ja) 情報処理システム及び情報処理装置及び情報処理方法及びそれを実施するプログラムを情報処理装置読み出し可能に記憶した記憶媒体及びそのプログラム
KR101565936B1 (ko) 영상 통화가 가능한 디지털 액자 및 그 제어 방법
JP2006126911A (ja) データ送信システム
JP2014120018A (ja) ドキュメントサーバー、印刷方法及びプログラム
JP6218537B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法及びプログラム
WO2016070371A1 (zh) 移动终端和web终端之间互连及流传输和流媒体播放的方法
JP2001358753A (ja) 通信端末装置のデータ保存方法
JP5214486B2 (ja) データ管理装置、データ管理方法、及びプログラム
JP2004297576A (ja) 付加情報付画像作成保存システム