JP2010185615A - 全館空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ数を低減しながらセンサのコストを抑制し、人の在不在に応じた温度管理を行うことができるようにすると共に部屋全体で部屋の温度を快適に管理できるようにする。
【解決手段】天井用センサSaが天井面Raの一端から他端にかけての領域を1つのセンサ素子Saのセンシング領域Raaとしてセンシング可能となっている。このため、天井面Raに蛍光灯Z1が設けられていたとしても、当該蛍光灯Z1の発熱は天井面Raの全面の一部に点熱源または線熱源として存在することになるため、当該蛍光灯Z1を原因とする温度変化分を平均化して吸収できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、部屋に空気を供給することで部屋の温度を管理する全館空調システムに関する。
従来、全館空調システムは、部屋の全体の温度を測定する温度センサのみを用いて温度検出し当該温度検出結果を用い、ヒートポンプなどの空調ユニットを用いて部屋の温度を管理している。このシステムでは、人が部屋内に存在していても不在であっても例えば常に部屋内に人が存在している場合を想定して空調を管理しているため、部屋内に存在する人は何時でも快適な温度の部屋内で過ごすことができる。しかし、その反面、人が不在の場合でもあたかも人が存在するかのような温度管理を行うことになるため、ランニングコストが高くなる。そこで、人の存在の有無に合わせて空調を管理するシステムが求められている。
この種の技術に関連して、部屋内の人の存在の有無を判断する技術思想が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の技術思想によれば、部屋内の人の存在の有無を判断するときに、検出領域全体を細分化し複数のセンサを用いて検出し、人の存在する場所を割り出している。人の存在の有無の判断方法は、同一のセンサの時間軸上の差分が所定値以上になれば当該センサが検出する検出領域内に人が存在すると判断している。
特開2001−304655号公報
しかしながら、全館空調の場合には、1部屋ごとに配置されるルームエアコンと異なり人に向けて吹出風の制御を行う必要性がない。このため、ルームエアコンのように多くのセンサを設けたりセンサを可動式にして対応したりするものでは、吹出風の能力に比較して高性能すぎるセンサになってしまう。従来のような温度検知方法ではセンサ数が多く、大型化、コスト高となる。また、部屋内には人による発熱以外にも他の発熱源が存在するため、正確な温度管理を行うことができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、センサ数を低減しながらセンサのコストを抑制し、人の在不在に応じた温度管理を行うことができるようにすると共に部屋全体で部屋の温度を快適に管理できるようにした全館空調システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明によれば、天井用センサは、天井の一端から他端にかけての領域を1つのセンサ素子のセンシング領域としてセンシング可能にしているため、例えば天井に蛍光灯や他の照明などの発熱源が設けられていたとしても、当該発熱源は天井全面の一部に点熱源または線熱源として存在することになるため当該発熱源を原因とする温度変化分を平均化して吸収できる。しかも、センサ素子数を低減できコストを抑制できる。壁用センサは、複数のセンサ素子によりセンシング領域を分けて壁をセンシング可能にしているため、部屋内の人の有無を判断することができ、当該人による発熱源の影響を考慮して温度検出することができる。床用センサは、壁に近い床部分から所定距離離間して部屋の中央床部分をセンシング領域としてセンシング可能にしているため、例えば壁の輻射熱などの発熱があったとしても、当該発熱を原因とする温度変化分を除外して温度検出でき、例えば輻射熱用センサをわざわざ用意する必要なく輻射熱の影響を抑制できる。天井用センサ、壁用センサ、床用センサを非可動式にしたセンサユニットとして設けているため、たとえば可動式のセンサに比較してセンサのコストを抑制することができる。
管理手段は、このようなセンサユニットを用いて次に示す冷房制御(請求項1)、暖房制御(請求項2)を行う。請求項1記載の冷房制御について説明する。管理手段は、人不在管理において、天井用センサの温度値と壁用センサの複数のセンシング領域のうち一番高い温度値を示すものとの平均値を算出し当該算出された平均値を部屋の温度として設定し、部屋の温度と外気温とを比較する。管理手段は、部屋の温度が外気温との差が比較的小さい第1温度よりも高ければ当該第1温度を中心に収束するように空調量を管理し部屋の温度が前記第1温度より低い場合に空調を止めるように管理する。このため、人が部屋に不在にしている場合には、エネルギーを極力使用しない空調制御を行うことができ省エネルギーに寄与することができる。
また、管理手段は、人存在管理においては、人存在有無の判断に使用されたセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し当該算出された平均値を部屋の温度として設定し、部屋の温度と外気温とを比較する。管理手段は、部屋の温度が外気温より高ければ当該部屋の温度を前記外気温との温度差が大きく前記第1温度よりも低い第2温度を中心に収束するように空調量を管理し前記部屋の温度が前記第2温度より低い場合に空調を止めるように管理して人存在管理を繰り返している。このため、人が部屋に存在している場合には、人が快適となる空調制御を行うことができる。これにより、センサ数を低減しながらセンサのコストを抑制し、人の在不在に応じた温度管理を行うことができると共に部屋全体で部屋の温度を快適に管理できるようになる。
請求項2記載の暖房制御においては、管理手段は、人不在管理において、天井用センサの温度値と前記壁用センサの複数のセンシング領域のうち一番低い温度値を示すものとの平均値を算出し当該算出された平均値を前記部屋の温度として設定する。管理手段は、部屋の温度と外気温とを比較し、部屋の温度が外気温との差が比較的小さい第1温度よりも低ければ当該第1温度を中心に収束するように空調量を管理し、部屋の温度が前記第1温度より高い場合に空調を止めるように管理して人不在管理を繰り返すようにしている。このため、人が部屋に不在にしている場合には、エネルギーを極力使用しない空調制御を行うことができ省エネルギーに寄与することができる。
また、管理手段は、人存在管理において、人存在有無の判断に使用されたセンサ素子のセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し当該算出された平均値を部屋の温度として設定し、部屋の温度と外気温とを比較している。管理手段は、部屋の温度が外気温より低ければ当該部屋の温度を外気温との温度差が大きく第1温度よりも高い第2温度を中心に収束するように空調量を管理する。また、管理手段は、部屋の温度が前記第2温度より高い場合に空調を止めるように管理して人存在管理を繰り返すようにしているため、人が部屋に存在している場合には、人が快適となる空調制御を行うことができる。これにより、センサ数を低減しながらセンサのコストを抑制し、人の在不在に応じた温度管理を行うことができると共に部屋全体で部屋の温度を快適に管理できる。
請求項3記載の発明によれば、天井用センサを構成する1つのセンサ素子が、壁用センサを構成する複数のセンサ素子の上に渡り横方向に延設されているため、壁用センサが壁面の温度を検出するときに天井用センサは天井全面方向の温度を平均化して検出しやすくなる。
請求項4記載の発明によれば、床用センサを構成する1つのセンサ素子が、天井用センサの下に延設された状態で天井用センサの1つのセンサ素子より短く設けられるため、天井用センサが天井全面方向の温度を検出するときに床用センサが中央床部分の方向の温度を平均化して検出しやすくなる。
請求項5記載の発明によれば、床用センサが壁用センサを構成する複数のセンサ素子の配設中央側に位置して配設されているため、床用センサが中央床部分の方向の温度をより平均化して検出しやすくなる。
本発明の第1の実施形態におけるセンシング領域とセンサユニットの配置形態との対応関係を概略的に示す図 全館空調システムの電気的構成を概略的に示すブロック図 制御内容を概略的に示すフローチャート(その1) 制御内容を概略的に示すフローチャート(その2) 制御内容を概略的に示すフローチャート(その3) 比較例を示す図1相当図 本発明の第2の実施形態を示す図4相当図 図5相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1ないし図6を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る全館空調システムの電気的構成について概略的なブロック図により示している。
図2に示すように、全館空調システム1は、制御部2およびセンサユニット3を備えている。制御部2には、センサユニット3、空調制御部4、外気温センサ5が接続されている。制御部2は、例えばマイクロコンピュータにより構成されており、管理手段、人存在検出手段として機能する。センサユニット3は、天井用センサ3a、壁用センサ3b、床用センサ3cを備えており、各センサ3a〜3cは検出したセンサ信号を制御部2に与える。外気温センサ5は、外気の温度を検出し、制御部2にセンサ信号を与える。空調制御部4は、空気供給源から部屋に空気を供給し部屋の温度を管理する。この空調制御部4は、全館空調を行っており空調ユニットから吹出風の方向を一定の方向に設定して空調量を調整可能になっている。
図1(a)および図1(b)は、センサユニットの配置形態と各センサのセンシング領域の対応関係を概略的に示している。この図1(a)に示すように、1つの部屋R内には、天井面Ra、壁面Rb(左壁面Rb1、中央壁面Rb2、右壁面Rb3)、床面Rcが存在している。天井面Raのほぼ中央には蛍光灯Z1が設置されている。左壁面Rb1のほぼ中央には窓Z2が配設されている。尚、この部屋Rには、左壁面Rb1側から窓Z2を通じて日光が差し込んできており、その左壁面Rb1の輻射熱が床面Rcに及ぶ場合も想定される。
図1(b)に示すように、センサユニット3は、壁面Rb2に対向する壁面Rb4に設置されている。このセンサユニット3は、床面Rcから所定高さ(例えば90cm)の壁面Rb4に設置されている。このセンサユニット3は、天井用センサ3aの検出面を天井面Raに向けて設置可能であり、壁用センサ3bの検出面を対向する壁面Rb1〜Rb3に向けて設置可能であり、床面センサ3cの検出面を床面Rcに向けて設置可能に構成されている。これらのセンサ3a〜3cはセンサユニット3内に例えば一体であり、非可動式に設けられている。
図1(c)は、センサユニット内の各センサの配設形態を概略的に示している。この図1(c)に示すように、各センサ3a〜3cは、互いに上下方向(Z方向)に離間して配設されている。
壁用センサ3bは、その検出面が例えばそれぞれ矩形状(例えば正方形状)となる複数の赤外線のセンサ素子(例えば7素子)Sb1〜Sb7により構成されている。これらの壁用センサ3bを構成する複数のセンサ素子Sb1〜Sb7は横方向(X方向)に例えば互いに等間隔で併設されている。
天井用センサ3aは、その検出面が例えば矩形状(例えば長方形状)となる1つのセンサ素子Saにより構成されている。このセンサ素子Saは、壁用センサ3bの上方向に離間して配置され横方向に延設されている。
床用センサ3cは、その検出面が例えば矩形状(例えば長方形状)となる1つのセンサ素子Scにより構成されている。このセンサ素子Scは、壁用センサ3bの下方向に離間して配置され横方向中央を中心として横方向に延設されている。このセンサ素子Scは、横方向の長さが、センサ素子Saの横方向長さよりも短く、例えば各センサ素子Sbの横方向長さよりも長く構成されている。
ここで、各センサ3a〜3cのセンシング領域について図1(a)を参照しながら具体的に説明する。
図1(a)に示すように、天井用センサ3aは、その検出面が天井面Raのセンシング領域Raaの方向に向かうように配置されている。センシング領域Raaは、蛍光灯Z1の存在領域(天井面Raの中央領域)を一部に含み、天井面Raのほぼ全体をカバーするように設けられており、これにより、天井面Raの全体の平均温度を検出できる。
壁用センサ3bは、その各センサ素子Sb1〜Sb7の検出面が壁面Rb1〜Rb3のセンシング領域Rba〜Rbgの方向にそれぞれ向かうように配置されている。具体的にはセンサ素子Sb1、Sb2は、それぞれ、左壁面Rb1のセンシング領域Rba、Rbbに向かうように対応して設けられ、センサ素子Sb3〜Sb5は、それぞれ、中央壁面Rb2のセンシング領域Rbc〜Rbeに向かうように対応して設けられ、センサ素子Sb6〜Sb7は、それぞれ、右壁面Rb3のセンシング領域Rbf〜Rbgに向かうように対応して設けられている。
左壁面Rb1のセンシング領域Rba、Rbbは、窓Z2の存在領域(左壁面Rb1の中央領域)を一部に含み、左壁面Rb1のセンシング領域を分割して検出する。したがって、窓Z2から差し込む日光の影響や、左壁面Rb1の輻射熱などの影響を受けなければ、この左壁面Rb1側に人が存在するか否かを検出することができ、また、人が存在するときには、左壁面Rb1側の何れの領域に人が存在するかを判定できる。
中央壁面Rb2のセンシング領域Rbc〜Rbeは、中央壁面Rb2のセンシング領域を分割して検出する。したがって、中央壁面Rb2側の何れの領域に人が存在するか否かを判定でき、人が存在するときには中央壁面Rb2側の何れの領域に人が存在するかを判定できる。
右壁面Rb3のセンシング領域Rbf〜Rbgは、右壁面Rb3のセンシング領域を分割して検出する。したがって、中央壁面Rb3側の何れの領域に人が存在するか否かを判定でき、人が存在するときには右壁面Rb3側の何れの領域に人が存在するかを判定できる。
床用センサ3cは、その検出面が床面Rcの中央部分となるセンシング領域Rcaの方向に向かうように対応して設けられている。センシング領域Rcaは、壁面Rb1〜Rb3から部屋Rの中央床方向に所定距離Wだけ離間した中央床部分を対象として設けられており、これにより、部屋Rの中央床部分の平均温度を検出できる。
以下、空調制御について図3ないし図5を参照しながら説明する。本実施形態では、冷房制御について説明する。
制御部2は、天井用センサ3aにより天井をセンシングし、壁用センサ3bにより壁面をセンシングし、床用センサ3cにより床面をセンシングし(S1)、人が存在するか否かを判定する(Sa:S2〜S6)。
人存在の検出方法、判定方法は、同一壁面内(左壁面Rb1内、中央壁面Rb2内、右壁面Rb3内)のセンサ信号により検出される温度の差分をチェックし、温度差が所定値を超える場合であれば、当該壁面近辺に人が存在すると判定し、この差分が所定値以下であれば当該壁面近辺に人が存在しないと判定すると良い。
具体的には、制御部2は、壁用センサ3bの複数のセンサ素子Sb1〜Sb7のうちの1つのセンサ素子(例えば、センサ素子Sb4)によりセンシング領域Rbdの温度を検出し、当該センサ素子に隣接するセンサ素子(例えば、センサ素子Sb3またはSb5)によりセンシング領域RbcまたはRbeの温度を検出し、当該温度検出値を比較する(S2)。次に、制御部2は、これらの温度比較差が所定値以下であるか否かを判定し(S3)、所定値以下の場合には人が不在と判断し(S4)、所定値を超える場合には人が存在と判断する(S5)。
制御部2は、壁用センサ3bの全ての隣接するセンサ素子Sb1〜Sb7の組み合わせ(Sb1とSb2、Sb2とSb3、Sb3とSb4、Sb4とSb5、Sb5とSb6、Sb6とSb7)の比較を実施したか否かを判定し(S6)、全て実施した上で最終的に人の存在が検出されているか否かを判定する(S7)。この場合、少なくとも1つ以上の組み合わせにて人が存在すると判断された場合に人が存在すると検出すると良い。制御部2は、人の存在が検出されないと人不在管理に移行し(S8)、人の存在が検出された場合には人存在管理に移行する(S9)。
制御部2は、人不在管理において、天井用センサ3aの温度検出値と壁用センサ3bによる複数のセンシング領域Rba〜Rbgのうち一番高い温度値を示すものとの平均値を算出し、部屋の温度として設定する(S10)。制御部2は、部屋の温度が第1温度より高いか否かを判定する(S11)。この第1温度は、外気温センサ5により検出された外気温との差が比較的小さい所定温度であり、外気温より高くても低くても良い。
制御部2は、部屋の温度が第1温度より高い場合には(S11:YES)、部屋の温度を第1温度を中心に収束するように空調量を管理する(S12)。この第1温度に管理する理由は、部屋の温度が外気温と差がなければ、余分な電気エネルギー等を消費することがなくなり冷房管理を行う必要もないからであり、省エネの観点から望ましいためである。逆に、制御部2は、部屋の温度が第1温度より低い場合には空調を止めるように管理する(S13)。
次に、制御部2は、人の存在の検出処理を行う(Sa)。この処理は、前述のS1〜S6の処理であるため説明を省略する。このとき、人の存在が検出されない場合には、人が継続して不在と判断し(S15)、逆に人の存在が検出された場合には人が入室と判断し(S16)、「人存在管理」に移行する。
次に、人の存在が検出された場合の人存在管理について図5を参照しながら説明する。制御部2は、人存在管理において、人有無の判断に使用されたセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し、部屋の温度として設定する(S20)。
部屋の温度を検出した結果、当該部屋の温度が第2温度より高いと判定した場合には(S21:YES)、部屋の温度を第2の温度を中心に収束するように空調量を管理する(S22)。この第2温度とは、人が快適に過ごすことができる所定温度(例えば、25℃)である。部屋の中が暑い場合には、第2温度は第1温度よりも低い温度となり、外気温センサ5により検出された外気温との差が比較的大きい所定温度となる。
他方、制御部2は、ステップS21において、部屋の温度が第2温度以下であると判定した場合には、空調を止めるように管理する(S23)。次に、制御部2は、人の存在の検出処理を行い(Sa)、人の存在が検出された場合には(S24:YES)、人が継続して部屋に存在と判断する(S25)。逆に人の存在が検出されない場合には(S24:NO)、人が不在となったと判断し(S26)、前述の「人不在管理」に移行する。
このようにして、人の在不在に応じた温度管理を行うことができる。したがって、人が部屋に不在の場合には、エネルギーを極力使用しない空調制御を行うことができ省エネルギーに寄与することができる。しかも、人が部屋に存在している場合には、人が快適な空調制御を行うことができる。
図6は、センシング領域の比較例とセンサ配置形態の比較例を図1に対応して示している。
この図6(b)に示す形態では、センサの配置は、天井面Raに対応して矩形状(例えば正方形状)のセンサ素子Uaが3×5=15素子設けられており、壁面Rb1〜Rb3に対応して矩形状のセンサ素子Ubが4×11=44素子設けられており、床面Rcに対応して矩形状のセンサ素子Ucが3×5=15素子の合計74素子設けられている。
このようなセンサの配置形態においてセンシング領域を図6(a)に示すように設定すると、天井面Raのセンシング領域Ta、壁面Rb1〜Rb3のセンシング領域Tb1〜Tb3、床面Rcのセンシング領域Tcをそれぞれセンシングできるようになるが、全エリアをセンシングする場合にはセンサ素子数が数多くなる。特に吹き出し風の方向制御が必要ではない全館空調方式を採用している場合には、大型化、コスト高の要因となる。
本実施形態によれば、天井用センサSaが天井面Raの一端から他端にかけての領域を1つのセンサ素子Saのセンシング領域Raaとしてセンシング可能としているため、天井面Raに蛍光灯Z1が設けられていたとしても、当該蛍光灯Z1の発熱は天井面Raの全面の一部に点熱源または線熱源として存在することになるため、当該蛍光灯Z1を原因とする温度変化分を平均化して吸収することができる。これにより、部屋R内の蛍光灯Z1の影響を考慮して部屋R内の温度を検出することができる。
壁用センサ3bは、複数のセンサ素子Sb1〜Sb7によりセンシング領域Rba〜Rbgを分けて壁面Rb1〜Rb3に向かう領域をセンシング可能にしているため、隣接するセンシング領域Rba〜Rbgの温度の差分を計測することにより部屋R内の人の有無を判断することができる。これにより、人による発熱の影響を考慮して温度検出することができる。人の体温は36℃〜37℃程度であり、日中の日照りの強い南側の温度は40℃程度以上であるため、特に温度が高く検出される領域は壁用センサ3bのセンシング領域Sb1〜Sb7による影響が大きい。したがって、特に吹き出し風の方向制御を必要としない全館空調方式を採用した場合には、壁用センサ3bの温度検出結果を利用して温度制御を行うことによって人が快適となる環境を構築できる。
床用センサScは、壁面Rb1〜Rb3に近い床部分から所定距離W離間して部屋Rの中央床部分をセンシング領域Rcaとしてセンシング可能にしているため、例えば壁の輻射熱などの発熱の影響があったとしても、当該発熱を原因とする温度変化分を除外して温度検出でき、例えば輻射熱用センサをわざわざ用意する必要なく輻射熱の影響を抑制できる。これにより、人の居住環境を考慮して正確な温度管理を行うことができる。
センサユニット3が、各センサ3a〜3cを非可動式にして設けられているため、例えば可動式のセンサに比較してセンサのコストを抑制することができる。各センサ3a〜3cを一体に構成しているため、小型化できる。比較例に比較してセンサ素子数を低減できコストを抑制できる。
天井用センサ3aを構成するセンサ素子Saが、センサ素子Sb1〜Sb7の上に横方向に渡って延設されているため、壁用センサSbが壁面Rb1〜Rb3の温度を検出するときに天井用センサ3aは天井全面方向の温度を平均化して検出しやすくなる。
床用センサ3cを構成するセンサ素子Scが、複数のセンサ素子Sb1〜Sb7の下に横方向に延設された状態でセンサ素子Saより短く設けられているため、天井用センサ3aが天井全面方向の温度を検出するときに床用センサ3cが中央床部分の温度を平均化して検出しやすくなる。
床用センサ3cが、壁用センサ3bを構成する複数のセンサ素子Sb1〜Sb7の配設中央側に位置して配設されているため、床用センサ3cが中央床部分の方向の温度をより平均化して検出しやすくなる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図7および図8を参照しながら説明する。前述実施形態と異なるところは、暖房制御に適用したところにある。
図7および図8は、暖房制御の動作について概略的なフローチャートによって示している。
人の存在の検出方法については前述実施形態と同様であるため、その説明を省略する。まず人不在管理について説明する。制御部2は、人不在管理において、天井用センサ3aの温度検出値と壁用センサ3bによる複数のセンシング領域Rba〜Rbgのうち一番低い温度値を示すものとの平均値を算出し、部屋の温度として設定する(T10)。次に、制御部2は、部屋の温度が第1温度より高いか否かを判定する(T11)。この第1温度は、外気温センサ5により検出された外気温との差が比較的小さい所定温度であり、外気温より高くても低くても良く、前述実施形態の第1温度とは同一温度でも異なる温度でも良い。
制御部2は、部屋の温度が第1温度よりも低い場合には(T11)、部屋の温度について第1温度を中心に収束するように空調量を管理する(T12)。この第1温度に管理する理由は、前述実施形態と同様に部屋の温度が外気温との差がなければ余分な電気エネルギー等を消費することがなくなり暖房管理を行う必要がないためであり、省エネの観点から望ましいためである。逆に、制御部2は、部屋の温度が第1温度より低い場合には空調を止めるように管理する(T13)。
次に、制御部2は、人の存在の検出処理を行う(Sa)。このとき、人の存在が検出されない場合には人が不在と判断し(T15)、人不在管理(ステップT10以降)の処理を繰り返す。逆に、人の存在が検出された場合には人が入室と判断し(T16)、人存在管理に移行する。
次に、人の存在が検出された場合の人存在管理について図8を参照しながら説明する。制御部2は、人存在管理において、人有無の判断に使用されたセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し、部屋の温度として設定する(T20)。部屋の温度を検出した結果、当該部屋の温度が第2温度より低いと判定した場合には(T21:YES)、部屋の温度を第2の温度を中心に収束するように空調量を管理する(T22)。この第2温度とは、人が快適に過ごすことができる所定温度(例えば、20℃)である。部屋の中が寒い場合には、第2温度は第1温度よりも高い温度となり、外気温センサ5により検出された外気温との差が比較的大きい所定温度となる。第2温度は前述実施形態にて定義した第2温度とは同じでも異なっていても良い。
他方、制御部2は、ステップT21において、部屋の温度が第2温度以上であると判定した場合には、空調を止めるように管理する(T23)。次に、制御部2は、人の存在の検出処理を行い(Sa)、人の存在が検出された場合には(T24:YES)、人が継続して部屋に存在と判断する(T25)。逆に人の存在が検出されない場合には(T24:NO)、人が不在となったと判断し(T26)、前述の人不在管理に移行する。本実施形態においては、暖房制御に適用しているため、前述実施形態と同様な作用効果を奏する。
一本の蛍光灯Z1が天井面Raに設けられている実施形態を示しているが、丸型蛍光灯、白熱電球など各種電気点灯具が天井面Raに設けられた実施形態に適用してもよい。また、蛍光灯Z1が周期的に離間して天井面Raに設置されている実施形態に適用してもよい。
図面中、1は全館空調システム、2は制御部(管理手段、人存在検出手段)、3はセンサユニット、3aは天井用センサ、3bは壁用センサ、3cは床用センサを示す。

Claims (5)

  1. 部屋に空気を供給し部屋の温度を管理する全館空調システムであって、
    検出面を前記部屋内の壁に向けて設置可能で複数のセンサ素子でセンシング領域を分けてセンシング可能な壁用センサ、1つのセンサ素子により構成され検出面を前記部屋内の天井に向けて設置可能で当該天井の一端から他端までの領域を前記1つのセンサ素子のセンシング領域としてセンシング可能な天井用センサ、検出面を前記部屋内の床に向けて設置可能で壁に近い床部分から所定距離離間して部屋の中央床部分の方向をセンシング領域としてセンシング可能な床用センサ、を非可動式に備えたセンサユニットと、
    前記センサユニットの検出結果に基づいて部屋の温度を管理する管理手段と、
    前記壁用センサの複数のセンサ素子のうち第1のセンサ素子により検出される温度と当該第1のセンサ素子に隣接する第2のセンサ素子により検出される温度を比較し、当該温度比較差が所定値以下であれば前記第1および第2のセンサ素子によるセンシング領域間に人が不在と判断し、前記温度比較差が前記所定値を超える場合には前記第1および第2のセンサ素子によるセンシング領域間に人が存在すると判断するものであって、前記壁用センサを構成する隣接する全てのセンサ素子の組み合わせにおいて人の存在の判断を行い少なくとも1つ以上の組み合わせにて人が存在すると判断された場合に前記部屋内に人が存在すると検出し、前記全てのセンサ素子の組み合わせにおいて人が存在すると判断されない場合に前記部屋内に人が存在しないと検出する人存在検出手段とを備え、
    前記管理手段は、
    前記人存在検出手段により人が存在すると検出された場合に人存在管理を行い、前記人存在検出手段により人の存在が検出されない場合に人不在管理を行うものであって、
    前記人不在管理においては、前記天井用センサの温度値と前記壁用センサの複数のセンシング領域のうち一番高い温度値を示すものとの平均値を算出し当該算出された平均値を前記部屋の温度として設定し、前記部屋の温度と外気温とを比較し、前記部屋の温度が外気温との差が比較的小さい第1温度よりも高ければ当該第1温度を中心に収束するように空調量を管理し前記部屋の温度が前記第1温度より低い場合に空調を止めるように管理して前記人不在管理を繰り返し、前記人存在検出手段により人が検出された場合には人が入室したと判断し前記人存在管理に移行し、
    前記人存在管理においては、前記人存在検出手段により人が存在しないと検出された場合には人が不在になったと判断し前記人不在管理に移行し、前記人存在検出手段により人が存在すると検出された場合には人が継続して部屋に存在と判断し、人存在有無の判断に使用されたセンサ素子のセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し当該算出された平均値を前記部屋の温度として設定し、前記部屋の温度と外気温とを比較し、当該部屋の温度が外気温より高ければ当該部屋の温度を前記外気温との温度差が大きく前記第1温度よりも低い第2温度を中心に収束するように空調量を管理し前記部屋の温度が前記第2温度より低い場合に空調を止めるように管理して前記人存在管理を繰り返すことを特徴とする全館空調システム。
  2. 部屋に空気を供給し部屋の温度を管理する全館空調システムであって、
    検出面を前記部屋内の壁に向けて設置可能で複数のセンサ素子でセンシング領域を分けてセンシング可能な壁用センサ、1つのセンサ素子により構成され検出面を前記部屋内の天井に向けて設置可能で当該天井の一端から他端までの領域を前記1つのセンサ素子のセンシング領域としてセンシング可能な天井用センサ、検出面を前記部屋内の床に向けて設置可能で壁に近い床部分から所定距離離間して部屋の中央床部分の方向をセンシング領域としてセンシング可能な床用センサ、を非可動式に備えたセンサユニットと、
    前記センサユニットの検出結果に基づいて部屋の温度を管理する管理手段と、
    前記壁用センサの複数のセンサ素子のうち第1のセンサ素子により検出される温度と当該第1のセンサ素子に隣接する第2のセンサ素子により検出される温度を比較し、当該温度比較差が所定値以下であれば前記第1および第2のセンサ素子によるセンシング領域間に人が不在と判断し、前記温度比較差が前記所定値を超える場合には前記第1および第2のセンサ素子によるセンシング領域間に人が存在すると判断するものであって、前記壁用センサを構成する隣接する全てのセンサ素子の組み合わせにおいて人の存在の判断を行い少なくとも1つ以上の組み合わせにて人が存在すると判断された場合に前記部屋内に人が存在すると検出し、前記全てのセンサ素子の組み合わせにおいて人が存在すると判断されない場合に前記部屋内に人が存在しないと検出する人存在検出手段とを備え、
    前記管理手段は、
    前記人存在検出手段により人が存在すると検出された場合に人存在管理を行い、前記人存在検出手段により人が存在しないと検出された場合に人不在管理を行うものであって、
    前記人不在管理においては、前記天井用センサの温度値と前記壁用センサの複数のセンシング領域のうち一番低い温度値を示すものとの平均値を算出し当該算出された平均値を前記部屋の温度として設定し、前記部屋の温度と外気温とを比較し、前記部屋の温度が外気温との差が比較的小さい第1温度よりも低ければ当該第1温度を中心に収束するように空調量を管理し前記部屋の温度が前記第1温度より高い場合に空調を止めるように管理して前記人不在管理を繰り返し、前記人存在検出手段により人が検出された場合には人が入室したと判断し前記人存在管理に移行し、
    前記人存在管理においては、前記人存在検出手段により人が存在しないと検出された場合には人が不在になったと判断し前記人不在管理に移行し、前記人存在検出手段により人が存在すると検出された場合には人が継続して部屋に存在と判断し、人存在有無の判断に使用されたセンサ素子のセンシング領域とそのセンシング領域に隣接するセンシング領域の温度値の平均値を算出し当該算出された平均値を前記部屋の温度として設定し、前記部屋の温度と外気温とを比較し、当該部屋の温度が外気温より低ければ当該部屋の温度を前記外気温との温度差が大きく前記第1温度よりも高い第2温度を中心に収束するように空調量を管理し前記部屋の温度が前記第2温度より高い場合に空調を止めるように管理して前記人存在管理を繰り返すことを特徴とする全館空調システム。
  3. 前記壁用センサの複数のセンサ素子は横方向に併設され、
    前記天井用センサを構成する1つのセンサ素子は、前記壁用センサを構成する複数のセンサ素子の上に渡り横方向に延設されていることを特徴とする請求項1または2記載の全館空調システム。
  4. 前記床用センサは1つのセンサ素子により構成され、
    前記床用センサを構成する1つのセンサ素子は、前記天井用センサの下に横方向に延設されており、前記天井用センサの1つのセンサ素子よりも短く設けられていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の全館空調システム。
  5. 前記床用センサは、前記壁用センサの複数のセンサ素子の配設中央側に位置して配設されていることを特徴とする請求項4記載の全館空調システム。
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