JP2014238215A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】強制的な空調運転の制御を実行させることなく、高負荷運転を長引かせて電力消費量を大きくさせるといったことのない空気調和装置が望まれている。【解決手段】この空気調和装置は、各室内機で検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達していない室内機が存在し、且つ、前記未到達室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度が当該隣の室内機の目標設定温度に到達しているときに、当該隣の室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて当該隣の室内機に送風運転を実行させる運転制御手段26を備えているものである。【選択図】図2

Description

この発明は、空気調和装置の各室内機に設置されている室内温度検出手段から得られた室内温度情報に応じて各室内機の運転を調整する運転制御に係り、特に高負荷の運転による電力消費量の増大を抑制しながら、目標設定温度への到達時間を早めるようにした空気調和装置に関するものである。
従来、一つの室外機に複数の室内機が接続された空気調和装置が知られている。このような空気調和装置では、一つの空間に対し複数の室内機と一つの温度検出手段を用いて温度制御が行われる。室内機のそれぞれには、所望の設定可能な室内目標設定温度が設定される。そして、検出室内温度と室内目標設定温度とが比較され、目標設定温度に対して所定値以上または未到達である場合に、複数の室内機のうち一つの室内機が強制的に空調運転(冷房運転または暖房運転)されることで、目標設定温度への到達を早めるようにしている。また、類似の装置としては、空調エリアの代表室温と室内機の目標設定温度との温度差に基づいて、容量可変形圧縮機の周波数を制御する圧縮機制御手段と、室内機の空調エリアに設置された室内温度検出手段を備えた無線計測端末とを有し、無線計測端末の計測結果に基づいて代表室温を算出する空気調和システムが開示されている(特許文献1参照)。
特開2010−243090号公報(段落[0031]、図3)
しかしながら、特許文献1に記載された技術のような強制的に空調運転の制御を行なう空気調和装置は、高負荷の運転が長引いて一時的に電力消費量が多くなるという課題を生じるおそれがある。
この発明は、一つの空間を複数の室内機で空調する場合において前記のような課題を解消するためになされたもので、目標設定温度に到達していない空調エリアを受け持つ室内機があっても、電力消費量を多くすることなく短時間で目標設定温度に到達させることのできる空気調和装置の提供を目的とするものである。
この発明に係る空気調和装置は、同一の室内に配備されていて前記室内の空気を吸い込んで空気調和した後に前記室内に吹き出す複数台の室内機と、前記複数台の室内機間で各室内機からの運転データおよび各室内機への運転指令データを相互に送受信する通信手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吸込み空気温度を検出する空気温度検出手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吹出し空気の風向を調整する風向調整手段と、を備えて成り、各室内機は、それぞれの各空気温度検出手段により検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達するように、冷房運転または暖房運転を行なうとともに、前記冷房運転、前記暖房運転、および送風のみによる送風運転から成る運転モードの切り替えが可能に構成されており、更に、各室内機で検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達していない室内機が存在し、且つ、前記未到達の室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度が当該隣の室内機の目標設定温度に到達しているときに、当該隣の室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて当該隣の室内機に送風運転を実行させる運転制御手段、を備えていることを特徴とするものである。
この発明の空気調和装置は、各室内機で検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達していない室内機が存在し、且つ、前記未到達の室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度が当該隣の室内機の目標設定温度に到達しているときに、運転制御手段が、当該隣の室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて当該隣の室内機を送風運転に切り替えて空調ではなく送風のみをさせるので、強制的な空調運転を実行した場合のように、高負荷の運転を長引かせて一時的に電力消費量が多くなるといったことを抑制しながら、短時間で効果的に一つの室内全体の空気温度を目標設定温度に到達させることができるという効果を有する。
この発明の実施の形態1,2,3,4に係る空気調和装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1,2,3,4に係る空気調和装置の制御ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の制御内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る空気調和装置の制御内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る空気調和装置に用いられる空間テーブルデータの概念を示した説明図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和装置の制御内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る空気調和装置の制御内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5に係る空気調和装置システム構成図である。 この発明の実施の形態5に係る空気調和装置の動作を示す説明図である。
実施の形態1.
この実施の形態1では、一つの室外機に複数の室内機を接続して成る冷媒回路と、室外機に配線接続された集中コントローラーとを備えた空気調和装置を例に挙げて説明する。尚、実施の形態2以降の説明においては、実施の形態1と同一あるいは同等の構成要素に同じ符号を付して、詳しい説明を省略することがある。
図1はこの発明の実施の形態1に係る空気調和装置のシステム構成を示している。図1において、この実施形態1の空気調和装置は、同一の室内A内に配備された例えば9台の室内機2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i(2d以降は図示省略)と、1台の室外機1とが、冷媒配管で接続されて冷媒回路を構成している。前記の室内機2a〜2iはいずれも、本体ケーシング内にインバータ駆動式の送風ファンおよび室内機側熱交換器(いずれも図示省略)を備えており、室内A内の空気を吸い込み室内機側熱交換器(図示省略)で空気調和した後に室内Aへ吹き出すようになっている。
この空気調和装置の室外機1には、通信上位に集中コントローラー100が送受信可能に配線接続されている。集中コントローラー100は、通信線3により室外機1および室内機2a,2b,2cと接続され、運転状態を示す信号や運転指令信号などの送受信を行っている。室内機2a,2b,2cには、室内温度に相当する吸込み空気温度xを検出する室内温度センサなどの空気温度検出手段10がそれぞれ配備されている。また、9台の室内機2a〜2i間でも、各室内機からの運転状態データおよび各室内機への運転指令データを相互に送受信できるようになっている。すなわち、通信部27,30,41と、これらを通信可能に接続する通信線3とから、通信手段7が構成される。そして、各室内機は、吹出し空気の送風の向きを調整するルーバーなどの風向調整手段5を備えている。この風向調整手段5は主に水平方向の風向を調整するが、上下方向も調整できるものであっても構わない。そして、各室内機は、それぞれの各空気温度検出手段10により検出された吸込み空気温度xが、室内機毎に設定されている目標設定温度tに到達するように、個々の運転を制御する構成にされている。また、各室内機は、吹出し空気の風量を制御する風量調整手段4を有している。この風量調整手段4は、例えば送風ファンのインバータ装置(図示省略)などで具現化され、送風ファンモータの回転数を変えることにより風量を調整する。そして、集中コントローラー100の運転制御手段26が、風量調整手段4に運転指令データを出力して室内機の吹出し空気の風量を調整するように成っている。
図2はこの発明の実施の形態1,2,3,4に係る空気調和装置の制御構成を示している。集中コントローラー100の集中コントローラー側制御部400は、いずれも汎用の、演算処理ユニット(CPU)、実装メモリ、データバス、入出力素子、および対外通信素子などのハードウェアで構成されている。そして、集中コントローラー側制御部400のCPUは、後でそれぞれ詳述される、目標温度設定部20、位置情報収拾部21、風量制御部22、風向制御部29、室内機優先順位決定手段23、優先運転手段24、運転モード設定部25、および通信部27の各機能を備えている。これらの機能はプログラムデータとして予めCPUに設定されている。また、テーブル記憶手段28は上記の実装メモリにより具現化される。そして、前記した、位置情報収拾部21、風量制御部22、風向制御部29、室内機優先順位決定手段23、優先運転手段24、および運転モード設定部25から、特徴的構成である運転制御手段26が構成される。そして、室外機側制御部401もCPUを中心として構成され、通信部30の機能を備えている。室内機側制御部402a,402b,402cもそれぞれCPUを中心として構成され、検出温度入力部40、送風駆動部42、および通信部41の機能を備えている。
次に実施形態1の動作について説明する。
図3はこの発明の実施の形態1に係る空気調和装置の制御内容を示している。図3中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転は冷房運転の例を示す。一般の空気調和装置において、室内温度に相当する吸込み空気温度xを目標設定温度t付近に保つため、検出吸込み空気温度xが目標設定温度tから所定温度以上離れると、室内機がサーモONまたはサーモOFFされるようになっている。室内機のサーモONとは、室内機側熱交換器内を冷媒が流れていて冷媒と室内空気との間で十分な熱交換が行われている状態のことをいい、室内機のサーモOFFとは、室内機側熱交換器内を冷媒が殆どまたは全く流れておらず冷媒と室内空気との間で実質的に熱交換が行われていない状態のことをいう。
まず、集中コントローラー100からの運転指令データにより各室内機が運転を開始する(ステップS201)。運転開始後、集中コントローラー100は、空気温度検出手段10により検出されて検出温度入力部40により設定入力された吸込み空気温度xに基づいて、或る室内機(以下、自己機と称する)のサーモ判定を行う(ステップS202)。その室内機(自己機)がサーモOFFであるとき、または予め外部から入力されてコントローラー側制御部400の目標温度設定部20により設定されている目標設定温度tに対し前記検出吸込み空気温度xがプラスマイナス2deg以内のときは(ステップS202:OFF)、集中コントローラー100へサーモOFFである旨またはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS203)。集中コントローラー100は目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS204)。ステップS204での比較結果が、目標設定温度t>検出吸込み空気温度x(温度差はプラスマイナス2deg以内のマージンを持つ)の場合(ステップS204:YES)、集中コントローラー側制御部400の位置情報収拾部21は、室内機(自己機)の隣にある室内機(以下、隣接機と称する)中で、目標設定温度に達していないサーモONの隣接機を、集中コントローラー100に予め設定されている空間テーブルデータに基づいて検出する(ステップS205)。集中コントローラー100の風量制御部22および風向制御部29は、集中コントローラー100の空間テーブルデータにおける位置情報より隣接機からの吹出し空気の風向と風量(強さ)に係る運転指令データを算出して隣接機へ出力する(ステップS206)。このとき、集中コントローラー側制御部400の運転モード設定部25が、隣接機の運転モードを、冷房運転モードまたは暖房運転モードから送風運転モードへと切り替え、この送風運転モードに係る運転指令データを隣接機へ出力する。この隣接機は、ドライバ機能を有する送風駆動部42により風向調整手段5および風量調整手段4を駆動させて送風対象である空調エリアへ向けての風向および風量を制御して送風運転を行う (ステップS207)。送風後、送風対象である空調エリアを受け持つ室内機のサーモ判定が実行される(ステップS208)。
ステップS208での判定結果がサーモOFFの場合は(OFF)、室内機(自己機)のサーモ判定に戻る(ステップS202)。一方、判定結果がサーモONの場合は(ステップS208:ON)、ステップS209にて室内機(自己機)のサーモ判定を行う。サーモ判定がサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内であるときは(ステップS209:OFF)、ステップS207に戻って送風運転を継続する。他方、送風運転において、室内機(自己機)のサーモ判定がサーモONとなった場合は(ステップS209:ON)、ステップS210に移行して室内機(自己機)の空調運転(冷房運転または暖房運転)に戻る。室内機(自己機)のサーモ判定がサーモONのときも(ステップS202:ON)、ステップS210にて室内機(自己機)が受け持つ空調エリアの空調運転を行うのである。尚、ステップS204において、目標設定温度tが検出吸込み空気温度x以下の場合は(NO)、室内機(自己機)のサーモ判定に戻る(ステップS202)。
以上のように、隣の室内機を、冷房運転または暖房運転でなく送風運転に切り替えて送風のみを実行させるようにしたので、強制的な空調運転を実行した場合のように、高負荷の運転を長引かせて一時的に電力量が大きくなるといった不具合を回避できる。これにより、短時間で効果的に一つの室内全体の空気温度を目標設定温度に到達させることができる。
実施の形態2.
この実施形態2では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御を示している。空気調和装置のシステム構成は実施の形態1と同様である。
図4はこの発明の実施の形態2に係る空気調和装置の制御内容を示している。
図4中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転は冷房運転の例を示し、空間テーブルデータにおける室内機2c,2f,2iの各空調エリアに熱源の存在があることを想定している。この場合の熱源は、例えば窓から入射した太陽光の熱とする。目標設定温度tに到達したか否かの判定において、マージンも含めたプラスマイナス2deg以内の温度差は、目標設定温度tに到達したものであると判断する。目標設定温度tに到達した室内機が空間テーブルデータから診て2aであった場合の制御を想定する。
まず、集中コントローラー100からの運転指令データにより各室内機2a〜2iが運転を開始する(ステップS221)。運転開始後、運転制御手段26は、空気温度検出手段10により検出された吸込み空気温度xに基づいて、室内機(自己機)2aのサーモ判定を行う(ステップS222)。室内機(自己機)のサーモがサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内のときは、集中コントローラー100へサーモOFFまたはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS223)。集中コントローラー100は、検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに到達した室内機(以下、設定温度到達室内機と称する。この例では2a)を検出する (ステップS224)。そして、集中コントローラー100は、目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS225)。
ステップS225での比較結果が、目標設定温度t>検出吸込み空気温度x(温度差はプラスマイナス2deg以内のマージンを持つ)であった場合(ステップS225:YES)、設定温度到達室内機の隣にある室内機のうちから設定温度未達室内機(例えば2b)が集中コントローラー100の空間テーブルデータAAより検出される(ステップS226)。集中コントローラー100の風量制御部22および風向制御部29は、集中コントローラー100の空間テーブルデータAAにおける位置情報より設定温度到達室内機2aからの吹出し空気の風向と風量に係る指令データを算出し室内機2aに出力する (ステップS227)。すると、設定温度到達室内機2aは送風駆動部42により風向調整手段5および風量調整手段4を駆動させて送風対象の空調エリアA2bへの送風運転を行う (ステップS228)。送風後、ステップS229にて隣接機2bのサーモ判定を行い、サーモOFF判定の場合は(ステップS229:OFF)、ステップS288に戻り、継続して送風対象の空調エリアへの送風運転を行う。一方、送風対象である空調エリアを受け持つ隣接機2bのサーモ判定がサーモONとなった場合は(ステップS229:ON)、ステップS222に戻り、送風運転を停止して設定温度到達室内機2aのサーモ判定に移る。
すなわち、集中コントローラー100の運転制御手段26は、各室内機で検出された吸込み空気温度xが、室内機毎に設定されている目標設定温度tに到達していない室内機が存在し、且つ、未到達の室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度xがその目標設定温度tに到達しているときに、隣の室内機の風向調整手段5に運転指令データを出力し、目標設定温度tに到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて、隣の室内機に送風のみの送風運転をさせるのである。これにより、電力量を無駄に消費することなく、目標未到達の空調エリアを目標設定温度へ短時間で到達させることができる。
実施の形態3.
この実施形態3では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御である。空調機のシステム図は実施の形態1と同様である。
図5はこの発明の実施の形態3に係る空気調和装置に用いられる空間テーブルデータの概念を示している。図5に示した空間テーブルデータAAは、室内Aに関する空間内が、例えば9台の室内機2a〜2iがそれぞれ受け持つ9つの空調エリアA2a〜A2iに区画された2次元行列状の概念として設定されている。この空間テーブルデータAAは外部から予め設定入力されて、テーブル記憶手段28に記憶されている。そして、運転制御手段26は、目標設定温度tに到達していない室内機が受け持つ空調エリアの隣の空調エリアを、テーブル記憶手段28の空間テーブルデータAAから探し出し、探し出した隣の空調エリアを受け持つ室内機の風向調整手段5に運転指令データを出力して風向を制御させるように成っている。
図6はこの発明の実施の形態3に係る空気調和装置の制御内容を示している。
図6中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転条件、熱源、温度の判定は実施の形態2と同様である。目標設定温度tに到達した室内機が2aであり、この室内機2aが受け持つ空間テーブルデータAA中の空調エリアがA2aである場合の制御例を示す。まず、各室内機が運転を開始する(ステップS221)。運転開始後、運転制御手段26は、空気温度検出手段10により検出されて検出温度入力部40により設定入力された吸込み空気温度xに基づいて、室内機(自己機) 2aのサーモ判定を行う(ステップS222)。室内機(自己機)2aがサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標温度設定部20による目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内のときは(ステップS222:OFF)、集中コントローラー100へサーモOFFまたはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS223)。集中コントローラー100は、目標設定温度tに到達した設定温度到達室内機2aを検出する(ステップS224)。目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS225)。
ステップS225での比較結果が、目標設定温度t>検出吸込み空気温度x(温度差はプラスマイナス2deg以内のマージンを持つ)の場合(ステップS225:YES)、設定温度到達室内機2aの隣にある室内機のうちから設定温度未達室内機(例えば2b)が、集中コントローラー100の空間テーブルデータAAに基づいて検出される(ステップS226)。集中コントローラー100の風量制御部22および室内機優先順位決定手段23は、空間テーブルデータAAにおける位置情報より、設定温度到達室内機2aからの吹出し空気の風向と風量に係る指令データを算出し室内機2aへ出力する (ステップS227)。このとき、集中コントローラー側制御部400の運転モード設定部25が、設定温度到達室内機2aの運転モードを、冷房運転モードまたは暖房運転モードから送風運転モードへと切り替え、この送風運転モードに係る運転指令データを設定温度到達室内機2aへ出力する。設定温度到達室内機2aは送風駆動部42により風向調整手段5および風量調整手段4を駆動させ送風対象である空調エリアA2bへ向けての送風運転を行う(ステップS228)。送風後、ステップS229にて隣接機2bの室内機のサーモ判定を行い、ON判定の場合は(ステップS229:ON)、ステップS228に戻り、継続して空調エリアA2bへの送風運転を行う。
ステップS229において、隣の室内機2bのサーモが目標設定温度t>検出吸込み空気温度x(温度差はプラスマイナス2deg以内のマージンを持つ)であった場合(ステップS229:OFF)、集中コントローラー100は、空間テーブルデータAAに基づいて設定温度到達室内機2bの隣にある室内機のうちから設定温度未達室内機(例えば2c)を検出する(ステップS231)。集中コントローラー100の風量制御部22および風向制御部29は、空間テーブルデータAAにおける位置情報より、設定温度到達室内機2bからの吹出し空気の風向と風量に係る指令データを算出し室内機2bに出力する(ステップS232)。このとき、集中コントローラー側制御部400の運転モード設定部25が、設定温度到達室内機2bの運転モードを、冷房運転モードまたは暖房運転モードから送風運転モードへと切り替え、この送風運転モードに係る運転指令データを設定温度到達室内機2bへ出力する。設定温度到達室内機2bは送風駆動部42により風向調整手段5および風量調整手段4を駆動させて送風対象の空調エリアA2cへの送風運転を行う(ステップS233)。送風後、ステップS234にて隣接機2cのサーモ判定を行い、サーモONの場合は(ステップS234:ON)、ステップS233に戻り、継続して送風対象である空調エリアA2cへの送風運転を行う。一方で、空調エリアA2cを受け持つ隣接機2cのサーモ判定がサーモOFFとなった場合(ステップS234:OFF)、室内機2bによる空調エリアA2cへの送風運転が停止される(ステップS235)。
以上のように、この実施形態の空気調和装置は、予め設定された空間テーブルデータAAを用いることにより、平面的に視ていっそう近隣の室内機を選出できるので、未到達の空調エリアが目標設定温度へ到達する時間をよりいっそう早めることができる。
実施の形態4.
この実施形態4では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御を示している。空気調和装置のシステム構成は実施の形態1と同様である。
この場合、集中コントローラー側制御部400の運転制御手段26は、各室内機2a〜2iで検出された吸込み空気温度xと目標設定温度tとの温度差、および、行列状概念の空間テーブルデータAAにおける各空調エリアA2a〜A2iの配置関係に基づいて、送風運転を実行させる室内機の優先順位を決定する室内機優先順位決定手段23と、室内機優先順位決定手段23により決定された優先順位が上位の室内機に吹出し空気の送風をさせる優先運転手段24と、を備えている。
図7はこの発明の実施の形態4に係る空気調和装置の制御内容を示している。図7に記載した破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転条件、熱源、温度の判定は実施の形態2と同様である。目標設定温度に到達した室内機が2dであり、この室内機2dが受け持つ空間テーブルデータAA中の空調エリアがA2dである場合の制御を例示する。まず、各室内機2a〜2iが運転を開始する(ステップS240)。運転開始後、運転制御手段26は、空気温度検出手段10により検出された吸込み空気温度xから室内機(自己機) 2dのサーモ判定を行う(ステップS241)。室内機 (自己機) 2dがサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内のとき、室内機2dは集中コントローラー100へサーモOFFである旨またはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS242)。すると、集中コントローラー100は、目標設定温度tに到達した設定温度到達室内機が室内機2dであることを検出する(ステップS243)。目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS244)。
ステップS244での比較結果が、目標設定温度t>検出吸込み空気温度x(温度差はプラスマイナス2deg以内のマージンを持つ)の場合(ステップS244:YES)、設定温度到達室内機2dの隣にある室内機のうちの設定温度未達室内機2a,2e,2gが、集中コントローラー100の空間テーブルデータAAに基づいて検出される(ステップS245)。次に、設定温度未達室内機2a,2e,2gについて優先して空調される順位が集中コントローラー側制御部400の室内機優先順位決定手段23により決定される(ステップS246)。決定手法は例えば番号が若い順であるとすると、優先順位は2a>2e>2gとなり、隣接機として室内機2aが検出される(ステップS246)。集中コントローラー100は、空間テーブルデータAAの位置情報より設定温度到達室内機2dからの吹出し空気の風向と風量に係る指令データを室内機2dに出力する(ステップS247)。設定温度到達室内機2dは送風駆動部42により風向調整手段5および風量調整手段4を駆動させ送風対象である空調エリアA2aへ向けての送風運転を実行する(ステップS248)。送風後、ステップS249にて隣接機2aのサーモ判定を行い、ON判定の場合は(ステップS249:ON)、ステップS248に戻り、継続して空調エリアA2aへの送風運転が実行される。ステップS249において隣接機2aがサーモOFFとなった場合(OFF)、集中コントローラー100は、残りの室内機2e,2gから設定温度未達室内機を検出し(ステップS250)、ステップS245〜S249の処理と同様の処理を繰り返す(ステップS250〜S255)。
以上のように、この実施形態の空気調和装置は、送風運転を実行させるべき室内機の優先順位を決定し、優先順位が上位の室内機から送風運転をさせるようにしているので、未到達の空調エリアが目標設定温度へ到達する時間をよりいっそう早めることができる。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5に係る空気調和装置システム構成を示している。上記した実施の形態1〜4では、集中コントローラー100の集中コントローラー側制御部400に運転制御手段26の機能を持たせたが、この実施の形態5では複数の室内機の室内機側制御部のいずれかに運転制御手段26の機能を持たせた例を示す。
図8において、室外機1は、図2に示したと同様の室外機側制御部401を備えており、室内機側制御部402a,402b,402cを有する室内機2a(1号)、室内機2b(2号)、室内機2c(3号)が接続されている。また、各室内機2a,2b,2cには、リモコン6a(1号用)、リモコン6b(2号用)、リモコン6c(3号用)がそれぞれ通信可能に接続されている。室内機2a〜2cの目標設定温度tは、操作者により各リモコン6a〜6cから予め設定入力されている。この図8は、空気温度検出手段10で検出された吸込み空気温度x(例えば30℃)と目標設定温度t(例えば25℃)とに温度差が生じた状態を示している。そこで、室内機2aの室内機側制御部402aは、隣にある室内機2bを駆動制御し運転モードを送風運転に切り替えて風向調整手段5および風量調整手段4を作動させ、室内機2aの空調エリアA2aに向けて大量の吹出し空気を送風するようにしている。
前記の制御動作が続けられることにより、図9に示すように、室内機2aの空気温度検出手段10で検出された吸込み空気温度x(=25℃)は目標設定温度t(=25℃)に到達し、室内機2aがサーモOFFとなる。その後、室内機2bによる室内機2aに向けての送風運転が停止され、運転モードが空調運転モードに切り替えられる。
以上のように、吸込み空気温度xと目標設定温度tとの温度差が生じた室内機は、隣にある室内機からの送風運転という補助運転を受けることにより、目標設定温度への到達を早めることができる。また、この実施の形態5の空気調和装置は、集中コントローラー100に運転制御手段26の機能を持たなくて済むので、そのぶん、簡素な制御構成で提供することができる。
尚、前記した実施の形態5では、室内機2a〜2cのいずれかに、運転制御手段26の機能を持たせたが、本発明はそれに限定されるものでない。すなわち、それに替えて、室外機1の室外機側制御部401に運転制御手段26の機能を持たせ、室外機側制御部401から各室内機の送風運転の切り替え、風向および風量を制御させるようにしても構わない。
1 室外機
2a〜2i 室内機
3 通信線
4 風量調整手段
5 風向調整手段
6a〜6c リモコン
7 通信手段
10 空気温度検出手段
20 目標温度設定部
21 位置情報収拾部
22 風量制御部
23 室内機優先順位決定手段
24 優先運転手段
25 運転モード設定部
26 運転制御手段
27 通信部
28 テーブル記憶手段
29 風向制御部
30 通信部
40 検出温度入力部
41 通信部
42 送風駆動部
100 集中コントローラー
400 集中コントローラー側制御部
401 室外機側制御部
402a〜402c 室内機側制御部
A 室内
AA 空間テーブルデータ
A2a〜A2i 空調エリア
t 目標設定温度
x 吸込み空気温度

Claims (5)

  1. 同一の室内に配備されていて前記室内の空気を吸い込んで空気調和した後に前記室内に吹き出す複数台の室内機と、前記複数台の室内機間で各室内機からの運転データおよび各室内機への運転指令データを相互に送受信する通信手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吸込み空気温度を検出する空気温度検出手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吹出し空気の風向を調整する風向調整手段と、を備えて成り、
    各室内機は、それぞれの各空気温度検出手段により検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達するように、冷房運転または暖房運転を行なうとともに、前記冷房運転、前記暖房運転、および送風のみによる送風運転から成る運転モードの切り替えが可能に構成されており、
    更に、各室内機で検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達していない室内機が存在し、且つ、前記未到達の室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度が当該隣の室内機の目標設定温度に到達しているときに、当該隣の室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて当該隣の室内機に送風運転を実行させる運転制御手段、を備えていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 前記運転制御手段は、同一の室内に関して複数台の室内機が個々に受け持つ複数の空調エリアが設定された空間テーブルデータを予め記憶しているテーブル記憶手段を有しているとともに、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持つ空調エリアの隣の空調エリアを前記テーブル記憶手段から探し出し、探し出した隣の空調エリアを受け持つ室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して風向を制御させる構成を備えていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 前記運転制御手段は、各室内機において検出された吸込み空気温度と目標設定温度との温度差、および、行列状配置の空間テーブルデータにおける各空調エリアの配置関係に基づいて、前記送風運転を行なう室内機の優先順位を決定する室内機優先順位決定手段と、
    前記室内機優先順位決定手段により決定された優先順位が上位の室内機に送風運転を実行させる優先運転手段と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和装置。
  4. 各室内機は、吹出し空気の風量を調整する風量調整手段を有しており、前記運転制御手段は、前記風量調整手段に運転指令データを出力して前記送風される室内機の吹出し空気の風量を調整させる構成を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の空気調和装置。
  5. 前記複数台の室内機とそれぞれ通信可能に設けられていて各室内機からの運転データを受信するとともに運転指令データを各室内機へ出力する集中コントローラーを有しており、前記集中コントローラーが前記運転制御手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の空気調和装置。
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