JP6149521B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6149521B2 JP6149521B2 JP2013120515A JP2013120515A JP6149521B2 JP 6149521 B2 JP6149521 B2 JP 6149521B2 JP 2013120515 A JP2013120515 A JP 2013120515A JP 2013120515 A JP2013120515 A JP 2013120515A JP 6149521 B2 JP6149521 B2 JP 6149521B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- indoor unit
- temperature
- unit
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 73
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 53
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 17
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 4
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
この実施の形態1では、一つの室外機に複数の室内機を接続して成る冷媒回路と、室外機に配線接続された集中コントローラーとを備えた空気調和装置を例に挙げて説明する。尚、実施の形態2以降の説明においては、実施の形態1と同一あるいは同等の構成要素に同じ符号を付して、詳しい説明を省略することがある。
図1はこの発明の実施の形態1に係る空気調和装置のシステム構成を示している。図1において、この実施形態1の空気調和装置は、同一の室内A内に配備された例えば9台の室内機2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h,2i(2d以降は図示省略)と、1台の室外機1とが、冷媒配管で接続されて冷媒回路を構成している。前記の室内機2a〜2iはいずれも、本体ケーシング内にインバータ駆動式の送風ファンおよび室内機側熱交換器(いずれも図示省略)を備えており、室内A内の空気を吸い込み室内機側熱交換器(図示省略)で空気調和した後に室内Aへ吹き出すようになっている。
図3はこの発明の実施の形態1に係る空気調和装置の制御内容を示している。図3中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転は冷房運転の例を示す。一般の空気調和装置において、室内温度に相当する吸込み空気温度xを目標設定温度t付近に保つため、検出吸込み空気温度xが目標設定温度tから所定温度以上離れると、室内機がサーモONまたはサーモOFFされるようになっている。室内機のサーモONとは、室内機側熱交換器内を冷媒が流れていて冷媒と室内空気との間で十分な熱交換が行われている状態のことをいい、室内機のサーモOFFとは、室内機側熱交換器内を冷媒が殆どまたは全く流れておらず冷媒と室内空気との間で実質的に熱交換が行われていない状態のことをいう。
この実施形態2では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御を示している。空気調和装置のシステム構成は実施の形態1と同様である。
図4はこの発明の実施の形態2に係る空気調和装置の制御内容を示している。
図4中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転は冷房運転の例を示し、空間テーブルデータにおける室内機2c,2f,2iの各空調エリアに熱源の存在があることを想定している。この場合の熱源は、例えば窓から入射した太陽光の熱とする。目標設定温度tに到達したか否かの判定において、マージンも含めたプラスマイナス2deg以内の温度差は、目標設定温度tに到達したものであると判断する。目標設定温度tに到達した室内機が空間テーブルデータから診て2aであった場合の制御を想定する。
まず、集中コントローラー100からの運転指令データにより各室内機2a〜2iが運転を開始する(ステップS221)。運転開始後、運転制御手段26は、空気温度検出手段10により検出された吸込み空気温度xに基づいて、室内機(自己機)2aのサーモ判定を行う(ステップS222)。室内機(自己機)のサーモがサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内のときは、集中コントローラー100へサーモOFFまたはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS223)。集中コントローラー100は、検出吸込み空気温度xが目標設定温度tに到達した室内機(以下、設定温度到達室内機と称する。この例では2a)を検出する (ステップS224)。そして、集中コントローラー100は、目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS225)。
この実施形態3では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御である。空調機のシステム図は実施の形態1と同様である。
図5はこの発明の実施の形態3に係る空気調和装置に用いられる空間テーブルデータの概念を示している。図5に示した空間テーブルデータAAは、室内Aに関する空間内が、例えば9台の室内機2a〜2iがそれぞれ受け持つ9つの空調エリアA2a〜A2iに区画された2次元行列状の概念として設定されている。この空間テーブルデータAAは外部から予め設定入力されて、テーブル記憶手段28に記憶されている。そして、運転制御手段26は、目標設定温度tに到達していない室内機が受け持つ空調エリアの隣の空調エリアを、テーブル記憶手段28の空間テーブルデータAAから探し出し、探し出した隣の空調エリアを受け持つ室内機の風向調整手段5に運転指令データを出力して風向を制御させるように成っている。
図6中の破線の枠内は集中コントローラー側制御部400による処理を表している。運転条件、熱源、温度の判定は実施の形態2と同様である。目標設定温度tに到達した室内機が2aであり、この室内機2aが受け持つ空間テーブルデータAA中の空調エリアがA2aである場合の制御例を示す。まず、各室内機が運転を開始する(ステップS221)。運転開始後、運転制御手段26は、空気温度検出手段10により検出されて検出温度入力部40により設定入力された吸込み空気温度xに基づいて、室内機(自己機) 2aのサーモ判定を行う(ステップS222)。室内機(自己機)2aがサーモOFFであるとき、または検出吸込み空気温度xが目標温度設定部20による目標設定温度tに対しプラスマイナス2deg以内のときは(ステップS222:OFF)、集中コントローラー100へサーモOFFまたはプラスマイナス2deg以内である旨の情報を送信する(ステップS223)。集中コントローラー100は、目標設定温度tに到達した設定温度到達室内機2aを検出する(ステップS224)。目標設定温度tと各室内機の検出吸込み空気温度xとの温度差を室内機毎に比較する(ステップS225)。
この実施形態4では、自己機以外の運転空間の温度を優先した制御を示している。空気調和装置のシステム構成は実施の形態1と同様である。
この場合、集中コントローラー側制御部400の運転制御手段26は、各室内機2a〜2iで検出された吸込み空気温度xと目標設定温度tとの温度差、および、行列状概念の空間テーブルデータAAにおける各空調エリアA2a〜A2iの配置関係に基づいて、送風運転を実行させる室内機の優先順位を決定する室内機優先順位決定手段23と、室内機優先順位決定手段23により決定された優先順位が上位の室内機に吹出し空気の送風をさせる優先運転手段24と、を備えている。
図8はこの発明の実施の形態5に係る空気調和装置システム構成を示している。上記した実施の形態1〜4では、集中コントローラー100の集中コントローラー側制御部400に運転制御手段26の機能を持たせたが、この実施の形態5では複数の室内機の室内機側制御部のいずれかに運転制御手段26の機能を持たせた例を示す。
図8において、室外機1は、図2に示したと同様の室外機側制御部401を備えており、室内機側制御部402a,402b,402cを有する室内機2a(1号)、室内機2b(2号)、室内機2c(3号)が接続されている。また、各室内機2a,2b,2cには、リモコン6a(1号用)、リモコン6b(2号用)、リモコン6c(3号用)がそれぞれ通信可能に接続されている。室内機2a〜2cの目標設定温度tは、操作者により各リモコン6a〜6cから予め設定入力されている。この図8は、空気温度検出手段10で検出された吸込み空気温度x(例えば30℃)と目標設定温度t(例えば25℃)とに温度差が生じた状態を示している。そこで、室内機2aの室内機側制御部402aは、隣にある室内機2bを駆動制御し運転モードを送風運転に切り替えて風向調整手段5および風量調整手段4を作動させ、室内機2aの空調エリアA2aに向けて大量の吹出し空気を送風するようにしている。
2a〜2i 室内機
3 通信線
4 風量調整手段
5 風向調整手段
6a〜6c リモコン
7 通信手段
10 空気温度検出手段
20 目標温度設定部
21 位置情報収拾部
22 風量制御部
23 室内機優先順位決定手段
24 優先運転手段
25 運転モード設定部
26 運転制御手段
27 通信部
28 テーブル記憶手段
29 風向制御部
30 通信部
40 検出温度入力部
41 通信部
42 送風駆動部
100 集中コントローラー
400 集中コントローラー側制御部
401 室外機側制御部
402a〜402c 室内機側制御部
A 室内
AA 空間テーブルデータ
A2a〜A2i 空調エリア
t 目標設定温度
x 吸込み空気温度
Claims (3)
- 同一の室内に配備されていて前記室内の空気を吸い込んで空気調和した後に前記室内に吹き出す複数台の室内機と、前記複数台の室内機間で各室内機からの運転データおよび各室内機への運転指令データを相互に送受信する通信手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吸込み空気温度を検出する空気温度検出手段と、各室内機にそれぞれ設けられていて吹出し空気の風向を調整する風向調整手段と、を備えて成り、
各室内機は、それぞれの各空気温度検出手段により検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達するように、冷房運転または暖房運転を行なうとともに、前記冷房運転、前記暖房運転、および送風のみによる送風運転から成る運転モードの切り替えが可能に構成されており、
更に、各室内機で検出された吸込み空気温度が、室内機毎に設定されている目標設定温度に到達していない室内機が存在し、且つ、前記未到達の室内機の隣の室内機で検出された吸込み空気温度が当該隣の室内機の目標設定温度に到達しているときに、当該隣の室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持っている空調エリアに向けて当該隣の室内機に送風運転を実行させる運転制御手段、を備えており、
前記運転制御手段は、同一の室内に関して複数台の室内機が個々に受け持つ複数の空調エリアが設定された空間テーブルデータを予め記憶しているテーブル記憶手段を有しているとともに、前記目標設定温度に到達していない室内機が受け持つ空調エリアの隣の空調エリアを前記テーブル記憶手段から探し出し、探し出した隣の空調エリアを受け持つ室内機の風向調整手段に運転指令データを出力して風向を制御させる構成と、各室内機において検出された吸込み空気温度と目標設定温度との温度差、および、行列状配置の空間テーブルデータにおける各空調エリアの配置関係に基づいて、前記送風運転を行なう室内機の優先順位を決定する室内機優先順位決定手段と、前記室内機優先順位決定手段により決定された優先順位が上位の室内機の空調エリアに向けて送風運転を実行させる優先運転手段と、を備えている空気調和装置。 - 各室内機は、吹出し空気の風量を調整する風量調整手段を有しており、前記運転制御手段は、前記風量調整手段に運転指令データを出力して前記送風される室内機の吹出し空気の風量を調整させる構成を備えている請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記複数台の室内機とそれぞれ通信可能に設けられていて各室内機からの運転データを受信するとともに運転指令データを各室内機へ出力する集中コントローラーを有しており、前記集中コントローラーが前記運転制御手段を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013120515A JP6149521B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013120515A JP6149521B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014238215A JP2014238215A (ja) | 2014-12-18 |
JP6149521B2 true JP6149521B2 (ja) | 2017-06-21 |
Family
ID=52135498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013120515A Active JP6149521B2 (ja) | 2013-06-07 | 2013-06-07 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6149521B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112268355A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-26 | 科华恒盛股份有限公司 | 空调目标温度调节方法及终端设备 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6965406B2 (ja) * | 2016-04-25 | 2021-11-10 | 株式会社東芝 | 空調制御装置、空調制御方法及び空調制御プログラム |
WO2020152837A1 (ja) * | 2019-01-25 | 2020-07-30 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和システム、運転制御方法およびプログラム |
JP7303449B2 (ja) * | 2021-03-31 | 2023-07-05 | ダイキン工業株式会社 | 空調制御装置、及び空気調和システム |
WO2024116653A1 (ja) * | 2022-11-29 | 2024-06-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空調制御システム、空調制御方法、及びプログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000346432A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | マルチ形空気調和機 |
JP2002130774A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和システム |
-
2013
- 2013-06-07 JP JP2013120515A patent/JP6149521B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112268355A (zh) * | 2020-10-29 | 2021-01-26 | 科华恒盛股份有限公司 | 空调目标温度调节方法及终端设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014238215A (ja) | 2014-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6149521B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP6091655B2 (ja) | 空調システム | |
JP5312055B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP5405009B2 (ja) | 冷却貯蔵庫の庫内温度制御装置 | |
TW201408960A (zh) | 散熱系統及散熱方法 | |
WO2018220830A1 (ja) | 空気調和機 | |
US20120216555A1 (en) | Mediating apparatus and air conditioning system | |
KR101948100B1 (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
KR20190019737A (ko) | 공기조화기의 제어방법 | |
CN108105855B (zh) | 空调器及其控制方法 | |
CN105241021A (zh) | 一种房间级空调调节方法、装置及控制器 | |
JP2016194388A (ja) | 空気調和システム | |
JP2017194249A (ja) | 空気調和機 | |
CN108006924B (zh) | 空调及其控制方法 | |
WO2020003447A1 (ja) | 空気調和システム | |
US20190310831A1 (en) | Testing systems and methods for performing hvac zone airflow adjustments | |
JP5562458B2 (ja) | 空気調和システム | |
JP6139097B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR20160010197A (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
KR101611310B1 (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
JP2002130774A (ja) | 空気調和システム | |
JP6517171B2 (ja) | 空調システム | |
EP3415831B1 (en) | Cooling fan automatic control system and cooling fan automatic control device | |
JP2000241002A (ja) | マルチ形空気調和機 | |
JP7082310B2 (ja) | 空調システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170425 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170508 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6149521 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |