JP2010185197A - コンクリート打設に用いる箱抜き用型枠およびそれを用いた箱抜き空間形成工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンクリート打設構造物の壁面に対して設備収納空間を形成させるため、設備収納空間の内壁面に対応する外形状を持つ箱抜き用型枠100である。箱抜き用型枠100の一部分となる小型枠である複数個の型枠パーツ110と、型枠パーツ同士の間に間挿材120を挟み込みつつ型枠パーツ110同士を連結し、箱抜き用型枠100を製作する。設置現場に搬入・設置し、箱抜き用型枠100を埋め込んでコンクリートを打設・固化する。固化後、間挿材120を切削粉砕・溶解などの方法により除去し、周囲の間挿材120が除去された型枠パーツ110は容易に取り出すことができる。すべての型枠パーツ110を取り出せば、箱抜き空間が形成できる。型枠パーツ110は再利用できる。
【選択図】図1
Description
木製の箱抜き用型枠の場合であれば、ハンマーなどにより木製の箱抜き用型枠を破壊して取り出すことが一般的である。木製の箱抜き用型枠の全体を壊してしまうこともあれば、木製の箱抜き用型枠の一部を壊し、残りの型枠部分を取り出すためのバールや治具などを突っ込む空間を確保した後、残りの型枠部分を取り出していた。
鉄製の箱抜き用型枠の場合であれば、ボルトやナットの締結具を外し、鉄製の仕切り板を外していき、取り出し可能な部材にまで分解した後、取り出していた。
そこで、木製の箱抜き用型枠を用いている場合、木製の箱抜き用型枠を破壊して取り出す工法が採られるが、この工法によれば一度使用した箱抜き用型枠が消費されてしまうため、コスト高を招いてしまうという問題があった。一部分を破壊して残りの部分を取り出して再利用する工法はコストの低減につながるが、一部分の破壊の折りに他の部分にも少なからず影響を与えてしまい、結局多くの部分が再利用できなくなる場合も少なくなかった。
ここで、前記間挿材が発泡樹脂素材であることが好ましい。例えば、発泡スチロール、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンのいずれかの素材とすることができる。
また、箱抜き用型枠の型枠パーツ間に空間が開けられている場合、長さの調整が可能な支持補強部材を用い、当該支持補強部材を型枠パーツ間に適宜張り渡して取り付けることにより型枠パーツ間を支持せしめれば、型枠パーツ間の耐圧を向上でき、箱抜き用型枠全体の耐圧を向上させることができる。なお、支持補強部材を用いる場合、支持される型枠パーツが複数個あるか、支持する支持補強部材が複数個ある場合、型枠パーツと支持補強部材の間に板状の矢板を当てておけば、支持補強部材の力が均等に伝わる。
小型枠である複数個の型枠パーツと前記型枠パーツ同士の間に間挿する間挿材とを用いて、前記間挿材を挟み込みつつ前記型枠パーツ同士を連結し、複数個の前記型枠パーツと前記間挿材との組み合わせにより、前記設備収納空間の内壁面に対応する外形状を持つ箱抜き用型枠を製作し、現場に搬入する手順と、前記箱抜き用型枠を前記設備収納空間の所定位置に設置する手順と、コンクリートを打設・固化する手順と、前記コンクリートの打設・固化後、前記間挿材の少なくとも一部を破壊する手順と、前記型枠パーツおよび前記間挿材を前記設備収納空間から取り出し、前記箱抜き空間を完成させる手順とを備えた、箱抜き用型枠を用いた箱抜き空間形成工法である。
また、本発明の箱抜き用型枠およびそれを用いた設備収納空間形成工法によれば、型枠パーツは木製であっても鉄製であっても単位体積あたりの構造強度は十分にコンクリート打設に耐えるものであり、かつ、間挿されている発泡スチロール等の発泡樹脂の間挿材もコンクリート打設時にかかる力は上下左右の面全体に均等にかかるため、素材を選択すれば単位体積あたりの構造強度は十分にコンクリート打設に耐えるものとなり、本発明のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠全体の構造強度は十分にコンクリート打設に耐えるものとなる。
また、型枠パーツ単位でリサイクルできるため、幾つかの型枠パーツが壊れても、壊れた型枠パーツの分を補充すれば良く、リサイクルには至便である。
実施例1は、本発明の箱抜き用型枠の基本構成例および基本工法を示している。実施例2は、支持補強部材を用いて構造強度を向上せしめる工法を示している。
図1は本発明の箱抜き用型枠100全体の構成を模式的に示した図、図2は箱抜き用型枠100の構成を分解して示した分解図である。図1および図2の形状は一例であり、本発明の箱抜き用型枠は多様な形状に対応できることは前述の通りである。
型枠パーツ110の形状は特に限定されず、かならずしも立方体形、直方体形でなくても良く、曲面をもっているものであっても良い。また、奥行き方向の深さも特に限定されない。この構成例ではすべての型枠パーツ110の奥行き方向の深さは同じものとなっている。
これらを間挿材120の素材として採用すれば、軽く扱いやすくなるので組み立て作業が容易で組み立て時の作業効率が向上する。また、これら素材であれば単位体積あたりの構造強度は十分にコンクリート打設に耐えるものとなり、本発明のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠全体の構造強度は十分にコンクリート打設に耐えるものとなる。
なお、間挿材120を溶剤で溶解して除去する場合、有毒ガスが発生しない発泡樹脂と溶剤の組み合わせが好ましいが、多量の溶剤を使用すれば溶剤成分が気化したガスを作業員が吸気して気分が悪くなるおそれもあり得るので、作業員の健康管理や換気による作業環境の改善を考慮して行うことが好ましい。
型枠パーツ110と間挿材120の連結は、箱抜き用型枠100を一定の構造強度をもって組み上げるためのものであり、組み立て工場からトンネル等の施工現場への運搬と、箱抜き空間となる設置場所での設置作業と、コンクリート打設およびコンクリート固化の際の箱抜き空間の形状維持に耐えるものであれば良い。このうち、もっとも連結強度が求められる場面は箱抜き空間となる設置場所での設置作業時である。なぜならば、組み立て工場からトンネル等の施工現場への運搬時はバラバラにならないように運搬に耐えうるものであれば良く、運搬時の養生により連結強度は保たれる。また、コンクリート打設およびコンクリート固化の際は周囲のコンクリートにより内向きに押圧されて挟まれるので、型枠パーツ110自体の強度、間挿材120の構造強度が求められるものの、両者の間の連結は問題とならない。一方、箱抜き空間となる設置場所での設置作業時は持ち上げるために掴んだり押したりする外力がかかる。そこで、設置作業に伴う外力に耐えうるように型枠パーツ110と間挿材120の連結方法が必要となる。
なお、シャコ万力などの狭締金具130bにより挟んで連結する場合、シャコ万力のフレームのような金具が箱抜き用型枠100の前面の端面からはみ出ないように配慮することが好ましい。狭締金具130bのフレーム等がはみ出ているとコンクリート打設作業やその他の作業の邪魔になり、作業員や資材に当たって脱落するおそれもあるからである。そこで、この例では、シャコ万力等の狭締金具130bを取り付ける位置において、型枠パーツ110に切れ込み111(間挿材120にも同様に切れ込み121)を入れておき、シャコ万力等の狭締金具130bをこの切れ込み111の中に入れて型枠パーツ同士を連結せしめている。
箱抜き用型枠100の製作業者に対して、トンネル建設工事の箱抜き空間の仕様が示され、対応する箱抜き用型枠100が受発注される。
箱抜き用型枠100の施工業者は、箱抜き用型枠100の全体形状やその大きさを基に、製作に必要な型枠パーツ110および間挿材120の形状を選択し、取り揃える。この際には、間挿材120の太さも考慮して必要な型枠パーツ110の数、大まかな配置を設計し、箱抜き用型枠100の全体形状が組み上げられるように設計し、必要な型枠パーツ110や間挿材120を取り揃える(図4(a))。
箱抜き用型枠100の施工業者は、型枠パーツ110を配置し(図4(b))、型枠パーツ110間に間挿材120を間挿させつつ組み立てて行く。必要に応じて、型枠パーツ110と間挿材120のボルト・ナットの連結やシャコ万力等の狭締金具による連結を行っても良い。
型枠パーツ110と間挿材120の連結により箱抜き用型枠100の全体形状が完成した後、特に、箱抜き空間の内壁面に対応する背面、上面、底面、左右側面における間挿材120のはみ出しや凹みなどが無いように調製し、箱抜き用型枠100を完成させる(図4(c))。
トンネルなどの箱抜き空間の設置場所に箱抜き用型枠100を搬入し、所定の高さに設置する。この設置作業は、従来の箱抜き用型枠の設置作業と同様で良い(図5(a))。
トンネルなどの箱抜き空間の設置場所に対して、箱抜き用型枠100を設置した状態にてコンクリートを打設し、コンクリートを固化させる。従来のコンクリート打設・固化の工事作業と同様で良い(図5(b))。
間挿材120を破壊・溶解等により除去する。例えば、電動ドリルなどの工具で切削・粉砕したり、溶剤をかけて溶解させたりすることにより除去する(図6(a))。
使用済みとなった箱抜用枠体100を箱抜き空間から引き出すことができれば良いので、間挿材120はかならずしも全部を破壊・溶解等により除去する必要はなく、一部の間挿材120を先に除去し、型枠110の一部を先に取り出せば良い。
図6(a)の例では、中央上方の型枠パーツ110bの周囲の間挿材120を電動ドリル等の工具による切削や溶剤の吹き付けによる溶解により集中的に除去している。
間挿材120を破壊・溶解等により一部の型枠パーツ110を取り出す。周囲の間挿材120が除去されていると、その型枠パーツ110は浮いた状態となり、比較的容易に引き出すことができるようになる。図6(b)の作業手順の例では、中央上方の型枠パーツ110bの周囲の間挿材120が除去されているので、中央上方の型枠パーツ110bを簡単に引き出すことができる。
一つの型枠パーツ110が除去されると、当該型枠110に隣接する型枠パーツ110は抜けやすくなる。また、型枠パーツ110と間挿材120を塊ごと引き抜くことも可能な場合もある。図6の作業手順の例では、中央上方の型枠パーツ110bに隣接していた左右の型枠パーツ110a、110cを取り除き(図6(c))、続いて上下を分けていた水平の間挿材120や下方にある間挿材120を取り除き(図6(d))、中央下方の型枠パーツ110eを取り除いた後(図7(a)),残りの下方左右の型枠パーツ110d,110fを取り除く(図7(b))。なお、型枠パーツ110を塊ごと引き出すことも可能である場合もある。
使用済みとなった箱抜用枠体100を全て引き出して箱抜き空間を完成する(図7(b))。
トンネルなどの箱抜き空間が完成した後、型枠パーツ110や破壊や溶解せずに引き出しができた間挿材120を回収する。
なお、回収した型枠パーツ110や間挿材120は次の箱抜用枠体100の製作に向けてリサイクルすることができる。つまり、工事手順4において壊れてしまった型枠パーツがあれば当該型枠パーツのみを製作すれば良く、壊れずに回収された型枠パーツは適宜必要なケレン処理などを施してそのまま用いることができる。また、型枠パーツが壊れてもその一部が傷んだだけなら当該個所の修復によりリサイクルすることも可能な場合がある。間挿材120についても同様であり、リサイクルできる部分はリサイクルすれば良い。この型枠パーツ110や間挿材120のリサイクルにより箱抜用枠体100の製造コストを低減することができる。
図8(a)は支持補強部材130を用いた本発明の箱抜き用型枠100a全体の構成を模式的に示した図である。図8(a)の形状は一例であり、本発明の箱抜き用型枠100aは多様な形状に対応できることは前述の通りである。
なお、型枠パーツ110Ap、110Bpは配管を設けるための空間を形成する型枠パーツである。
まず、実施例2の箱抜き用型枠100aの製作手順1aから製作手順3aは、実施例1の箱抜き用型枠100の製作手順1から製作手順3とそれぞれ同様で良い。
この後、実施例1の工事手順3の間挿材120の破壊・溶解等による除去を行えばよい。
110 型枠パーツ
120 間挿材
130 支持補強部材
140 矢板
Claims (11)
- コンクリート打設構造物の壁面に対して設備収納空間を形成させるため、前記設備収納空間の内壁面に対応する外形状を持つ箱抜き用型枠であって、
前記箱抜き用型枠の一部分となる小型枠である複数個の型枠パーツと、
前記型枠パーツ同士の間に間挿する間挿材とを備え、
前記間挿材を挟み込みつつ前記型枠パーツ同士を連結し、複数個の前記型枠パーツと前記間挿材との組み合わせにより前記箱抜き用型枠全体の形状に組み立てた、コンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。 - 前記間挿材が発泡樹脂素材である請求項1に記載のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。
- 前記間挿材の前記発泡樹脂素材が発泡スチロール、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレンのいずれかの素材である請求項2に記載のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。
- 前記間挿材を挟み込んだまま前記型枠パーツ同士を連結する連結部材を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。
- 長さの調整が可能な構造を備え、前記箱抜き用型枠の前記型枠パーツ間に空間が開けられている場合、前記型枠パーツ間に張り渡して取り付けることにより前記型枠パーツを支持せしめ、前記型枠パーツ間の耐圧を向上させる支持補強部材を備えた請求項1から4のいずれか1項に記載のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。
- 前記支持にかかる前記型枠パーツが複数個あるか、前記支持にかかる前記支持補強部材が複数個ある場合、前記型枠パーツと前記支持補強部材の間に、前記支持補強部材の力を前記型枠パーツに均等に伝えるための矢板を設けたことを特徴とする請求項5に記載のコンクリート打設に用いる箱抜き用型枠。
- コンクリート打設構造物の壁面に対して設備収納空間を形成させる箱抜き用型枠を用いた設備収納空間形成工法であって、
小型枠である複数個の型枠パーツと前記型枠パーツ同士の間に間挿する間挿材とを用いて、前記間挿材を挟み込みつつ前記型枠パーツ同士を連結し、複数個の前記型枠パーツと前記間挿材との組み合わせにより、前記設備収納空間の内壁面に対応する外形状を持つ箱抜き用型枠を製作し、現場に搬入する手順と、
前記箱抜き用型枠を前記設備収納空間の所定位置に設置する手順と、
コンクリートを打設・固化する手順と、
前記コンクリートの打設・固化後、前記間挿材の少なくとも一部を破壊する手順と、
前記型枠パーツおよび前記間挿材を前記設備収納空間から取り出し、前記箱抜き空間を完成させる手順とを備えた、箱抜き用型枠を用いた箱抜き空間形成工法。 - 前記間挿材が溶剤で溶解可能な発泡剤を素材とする板材で形成されており、前記間挿材の少なくとも一部を破壊する手順において、前記溶剤を前記間挿材の少なくとも一部にかけて溶解させることにより破壊することを特徴とする請求項6に記載の箱抜き用型枠を用いた箱抜き空間形成工法。
- 前記間挿材が切削可能な発泡剤を素材とする板材で形成されており、前記間挿材の少なくとも一部を破壊する手順において、前記間挿材を切削することにより破壊することを特徴とする請求項6に記載の箱抜き用型枠を用いた箱抜き空間形成工法。
- 前記箱抜き用型枠を前記設備収納空間の所定位置に設置する手順において、前記箱抜き用型枠の前記型枠パーツ間に空間が開けられている場合、長さの調整が可能な支持補強部材を前記型枠パーツ間に張り渡して取り付けることにより前記型枠パーツを支持せしめ、前記型枠パーツ間の耐圧を向上させることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の箱抜き空間形成工法。
- 前記支持にかかる前記型枠パーツが複数個あるか、前記支持にかかる前記支持補強部材が複数個ある場合、前記型枠パーツと前記支持補強部材の間に、前記支持補強部材の力を前記型枠パーツに均等に伝えるための矢板を設けたことを特徴とする請求項10に記載の箱抜き空間形成工法。
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